JPH0378212A - 鞍型ダイポ―ルコイル - Google Patents

鞍型ダイポ―ルコイル

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JPH0378212A
JPH0378212A JP1215322A JP21532289A JPH0378212A JP H0378212 A JPH0378212 A JP H0378212A JP 1215322 A JP1215322 A JP 1215322A JP 21532289 A JP21532289 A JP 21532289A JP H0378212 A JPH0378212 A JP H0378212A
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Japan
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saddle
coil
duct
dipole coil
coils
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JP1215322A
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Toru Okazaki
徹 岡崎
Shigeki Isojima
茂樹 礒嶋
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H7/00Details of devices of the types covered by groups H05H9/00, H05H11/00, H05H13/00
    • H05H7/04Magnet systems, e.g. undulators, wigglers; Energisation thereof
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H7/00Details of devices of the types covered by groups H05H9/00, H05H11/00, H05H13/00
    • H05H7/10Arrangements for ejecting particles from orbits

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シンクロトロン放射光発生装置(以下SOR
リングと記す)、粒子加速蓄積装置等に使用される鞍型
ダイポールコイルに関する。
[従来の技術] 第3図に示すように、ダクト3の内部を走行する粒子の
加速あるいは上記粒子の進行方向を偏向するために、該
ダクト3の外表面上を、J:、下より覆うように長円形
状の二つのコイル51152が相対向してダクト3の長
手方向に設けられ鞍型ダイポールコイルを形成する。
このように構成された鞍型ダイポールコイルに通電する
ことによってダクト3の内部には、二つのコイル51,
52にて当然に発生する磁場の2極成分の池に、ダクト
3の横方向断面におけろ両コイル51.52の位置関係
より4極成分、6極成分、・・・の各成分の磁場が発生
する。このような磁場の各成分の内、2極及び4極成分
については加速器の構成上必要なものであり消滅する必
要はないが、6極成分以上の磁場の多極成分については
粒子の走行上障害となる。
よって従来より、ダクト長手方向について、即ち鞍型ダ
イポールコイルの全長に亙り、磁場の多極成分の積分値
を最小にする考慮が為されている。
尚、上記多極成分積分値は、S(ΔB/B)(d 12
/f2)の値がほぼ1O−4となることが必要とされて
いる。
ここで、Bは中心磁場の値、ΔBは中心より離れた位置
の磁場の値と中心磁場の値との差、Cは長手方向のコイ
ルの長さである。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように上記多極成分の積分値がすべて最小とな
るようなダクト3上の位置に鞍型ダイポールコイルを形
成するコイル51,52を設置可能なように、コイル5
1.52設計時にはコイル51.52のダクト3への設
置がある程度自由に行えるように自由度を大きくとる必
要があった。
又、上記積分値を最小にできる位置にコイル51.52
を設置するためにコイル導体間にも多数のスペーサを挿
入する必要がある場合や、上記積分値を最小にずべく多
極成分の相殺を狙いコイルの積層数を多くする場合や、
かつ又、第3図イに示ず、コイル51.52の立ち上が
り部よりコイル端部までの距離についても種々考慮する
必要があった。
このように従来の鞍型ダイポールコイルにおいてはコイ
ルの設計、製作ともに非常に手間がかかり困難であると
いう問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、設計、製作が容易な鞍型ダイポールコイルを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、鞍型ダイポールコイルの長手方向の端部にお
いて、上記鞍型ダイポールコイルより発生する磁場の多
極成分の内、6極成分のみを相殺するように上記コイル
を配置したことを特徴とする。
[作用] 従来は6極以上の磁場の多極成分を消去することを鞍型
ダイポールコイルの設計製作上考慮していたが、本発明
では6極成分のみの消去を対象とする。
ダクトに設置されているコイルの内、所定角度範囲に存
在するコイルは、ダクトの長手方向へ延長する長さを適
宜な長さに設定するだけで鞍型ダイポールコイルにおけ
る6極成分の積分値をOあるいは最小にすることができ
る。
[実施例] 上述したように従来は発生する多極成分のすべての積分
値が最小となるように、鞍型ダイポールコイルを形成す
るコイルの設計製作等の考慮を行っていたが、本発明の
鞍型ダイポールコイルにおいては、上述した多極成分の
内、6極成分についてのみその積分値を最小にし、粒子
の加速性能等が良好なSORリングを製作可能とするも
のである。
尚、6極成分のみを最小にすることで上記の良好なSO
Rリングを製作可能なことは、コンピュータによるシュ
ミレーシジンにて確認されている。
第2図は、第3図に示すように、ダクト3に設置される
鞍型ダイポールコイルを構成する上側のコイルについて
ダクト3に設置されている状態の側面図であり、ダクト
3は長手方向の中心線より下半分の記載が省略されてい
る。又、コイル2の中央部にはコイル2及びコイルlの
巻芯5が存在するが便宜上仮想線にて記載している。
図示するように、ダクト3に設置されるコイルは、コイ
ルl及び2がダクト3の長手方向に沿って直線状に設置
されている直線区間口と、コイルl及び2がダクト外周
面に沿って立上がる立上区間ハとよりなる。直線区間口
と立上区間ハとの境界6を境に、直線区間口においては
製作時に上記6極成分を最小化させるようにコイルを設
置することができるが、立上区間ハについては鞍型のダ
イポールコイルにあっては避けることができない形状で
あることより、立上区間ハにおける6極成分の発生は避
けることができない。
よって立上区間ハにてコイルl及び2より発生する磁場
の6極成分を打ち消すように6極成分の磁場をコイル1
.2より発生させればよい。この打ち消し用の6極成分
の磁場が効率良く作用するよう本実施例の鞍型ダイポー
ルコイルでは、本発明の鞍型ダイポールコイルの一実施
例を示す第1図(a)に記載のように、ダクト3の中心
軸を含む水平面に近い方に設置されているコイル1のみ
を境界6より長さρだけダクト3の長手方向に直線状に
延長する。尚、第1図(a)に示すように、延長したコ
イル1とコイル2との隙間には、適宜なスペーサ4が設
けられる。
網目にて示すこの延長部分7における6極成分の値q、
は、q3=(AN+2/9)(S i n 3θt−5
in3θ1) にて算出される。ここでA、Nはコイル
lの形状にて決まる値であるので、6極成分の値q3は
θ、が30度、θ1が0度のとき最大値となる。
よって第1図(b)に示すように、延長部分7の下側面
7aとダクト3の中心点3aとを結ぶ直線とダクト3の
水平面との為す角度θ1が0度となるように、延長部分
7の上側面7bとダクト3の中心点3aとを結ぶ直線と
ダクト3の水平面との為す角度θ、が30度となるよう
に延長部分7を設置する。尚、上記角度θ1、θ、に設
定される部分は延長部分7たけではなく、上記直線区間
口におけるコイルlに適用してらよい。
尚、北述した角度θ、及びθ、の値については目標値で
あり、ダイポールコイルの設計、製作上多少の変更が生
じる場合がある。
このように立上区間ハにおいてコイルlを所定の角度設
定することで、コイルl及び2の斜線にて示す立上部分
1a、2aにて発生する磁場の6極成分を打ち消すよう
に延長部分7より発生する磁場の6極成分を最も大きく
することができる。
したがって」二足立上部分1a、2aより発生する6極
成分量に相当する6極成分量が延長部分7より発生する
ように延長する長さQを適宜な値に決めればよく、従来
のように総ての多極成分の消去を考慮する場合に比べ、
コイルの設計製作を容易に行うことができる。尚、上述
したように、多極成分の内、6極成分のみを打ち消すこ
とで粒子の加速性能等が良好なSORリングが形成され
ることが確認されている。
又、上述した実施例ではダクト外表面に設置されるコイ
ルはダクトの直径方向に一層のみの場合を説明したが、
−層では十分に6極成分の打ち消しが為されない場合に
は、さらに二層以上のコイルを設けても同様の効果が得
られる。
[発明の効果] 以上詳述したようべこ本発明によれば、磁場の多極成分
の消去する対象を6極成分に限定したことより、鞍型ダ
イポールコイルの設計製作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鞍型ダイポールコイルの一実施例を示
す側面図、第2図は第1図を説明するための図、第3図
は従来の鞍型ダイポールコイルを示す斜視図である。 第3図 !及び2・・・コイル、3・・・ダクト、7・・・延長
部分。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鞍型ダイポールコイルの長手方向の端部において
    、上記鞍型ダイポールコイルより発生する磁場の多極成
    分の内、6極成分のみを相殺するように上記コイルを配
    置したことを特徴とする鞍型ダイポールコイル。
  2. (2)横断面における0ないし180度及び180ない
    し360度のそれぞれの角度範囲に鞍型のコイルを備え
    た鞍型ダイポールコイルの長手方向の端部について、0
    度と180度を結ぶ線を中心としてそれぞれ所定角度の
    範囲に存在する鞍型ダイポールコイルの導体を鞍型ダイ
    ポールコイルの長手方向に適宜な長さに亙り延長した、
    請求項1記載の鞍型ダイポールコイル。
  3. (3)上記鞍型ダイポールコイルは二層以上に巻かれて
    いる、請求項1又は2記載の鞍型ダイポールコイル。
JP1215322A 1989-08-22 1989-08-22 鞍型ダイポ―ルコイル Expired - Lifetime JP2932514B2 (ja)

Priority Applications (3)

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JP1215322A JP2932514B2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 鞍型ダイポ―ルコイル
US07/565,241 US5027098A (en) 1989-08-22 1990-08-10 Saddle type dipolar coil eliminating only sextupole components of magnetic field
DE4025760A DE4025760C2 (de) 1989-08-22 1990-08-14 Satteltyp-Dipolspule

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JPH0378212A true JPH0378212A (ja) 1991-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281422A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Railway Technical Res Inst 構造物の振動特性の非接触計測システム

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Publication number Publication date
JP2932514B2 (ja) 1999-08-09
DE4025760A1 (de) 1991-02-28
US5027098A (en) 1991-06-25
DE4025760C2 (de) 1998-09-17

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