JPH037677Y2 - - Google Patents

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JPH037677Y2
JPH037677Y2 JP5696886U JP5696886U JPH037677Y2 JP H037677 Y2 JPH037677 Y2 JP H037677Y2 JP 5696886 U JP5696886 U JP 5696886U JP 5696886 U JP5696886 U JP 5696886U JP H037677 Y2 JPH037677 Y2 JP H037677Y2
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locking
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arm
swing
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、手術用顕微鏡や眼底カメラ等の光学
機器あるいはレントゲン装置等の各種機器を鉛直
面内で揺動可能に支持する平行リンク機構を有す
る機器支持用架台に関するもので、より詳しく
は、その揺動角制限機構に関するものである。
(従来技術) この種の平行リンク機構により鉛直面内で揺動
自在に機器を支持する支持架台には、被支持機器
が下降し得る位置を制限するために平行リンク機
構の揺動角を制限する制限機構が取り付けたもの
がある。
この制限機構の従来例として例えば、特開昭57
−86806号公報に簡単に触れられている。該公報
に開示されている機構は、平行リンク機構の上側
アームの支点の一つに旋回可能に取り付けられた
ストツパーと、該ストツパーの先端が当接される
摺動体とから構成されている。しかも、該摺動体
は、平行リンク機構の下側アーム上を摺動できる
と共に、任意の位置で緊定手段により固定できる
ように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の揺動角制限機構は、使用中に揺動体
の緊定が緩んだり、緊定が不充分であると、揺動
体がストツパーの当接により下側アーム上を移動
し、制限揺動角でリンク機構の揺動を停止できな
い虞があつた。
しかも、この様な制限機能の不完全さは、被支
持機器による人体の外傷を招く重大な危険性を内
在させるものであつた。
本考案は、係る従来の問題点に鑑みなされたも
ので、揺動角制限機能を確実化成らしめることの
できる機器支持用架台を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の機器支持用
架台は、被支持機器を揺動可能に支持するための
平行リンク機構の上側アームに、該平行リンク機
構の揺動面に略垂直な軸回りに旋回可能に、取り
付けられた爪部材と、前記平行リンク機構の下側
アームに取り付けられた前記爪部材を係止し得る
複数の係止要素から成る係止部材と、前記係止要
素を選択するための選択部材とから構成された前
記平行リンク機構の揺動角を制限する揺動角制限
機構を有することを特徴とする。
(作用) この様な構成においては、選択部材により選択
された係止要素に爪部材が係止されることによ
り、平行リンク機構の揺動下降が制限される。そ
して複数の係止要素の内、いずれの係止要素を選
択するかにより揺動下降制限位置が選択される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図〜第3図は本考案の機器支持用架台の第
1実施例を示すもので、架台は第1アームBを有
し、第1アームBの先端には平行リンク機構から
成る揺動アーム10が軸15回りに旋回可能に挿
着されている。
揺動アーム10は、軸15を有する固定ベース
13と、固定ベース13の支点13a,13b
と、可能ベース14の支点14a,14b間に渡
された互いに平行な上側アーム11と、下側アー
ム12とから成り、平行リンク機構を構成してい
る。可能ベース14の下端には、手術用顕微鏡等
の光学機器やレントゲン装置など被支持機器Aが
鉛直軸O回りに回動自在に取り付けられている。
支点14aと支点13b間には、被支持機器A
と重量バランスをとるためにガスバネ16が取り
付けられている。
揺動アーム10の揺動角制限機構20は、爪部
材22と、係止部材としてのラチエツト部材23
と、選択手段としての板部材25及びクリツク機
構30とから構成されている。
爪部材22は、上側アーム21にアーム10の
揺動面と垂直に取り付けられた軸21に、旋回自
在に取り付けられている。爪部材22は、固定ベ
ース13に向けて傾斜する方向に張り出されてい
る。
ラチツト部材23は、下側アーム12の内底面
に固着されており、且つそれには上面に複数の係
止要素である係止歯24a乃至24dが形成され
ている。
板部材25は、断面がコの字型に形成され、ラ
チツト部材23上に摺動可能に載置されている。
板部材25には、ラチツト部材23の係止歯24
a乃至24dに対応したクリツク穴26a乃至2
6dが形成されている。また、板部材26の端部
下面には、板部材25をスライドさせるためのハ
ンドル27が取り付けられている。
クリツク機構30は、下側アーム12の立壁間
に渡されたブロツク柱28と、このブロツク柱2
8に形成された立穴28a内に上下動可能に挿入
されたボス29と、このボス29を常時下方に押
圧するバネ31とから構成されている。
ハンドル27には、インデツクス32が取り付
けられており、このインデツクス32は、第3図
に示すように下側アーム12の外壁に表示された
揺動制限角度表示目盛33を指示する。
次に、上記構成をもつ本実施例の作用を説明す
る。
使用者は、被指示機器Aの大きさ、被観察物の
位置や使用中の機器Aの揺動必要量等を考慮し
て、揺動制限角を決定し、その角度をインデツク
ス32が示す位置までハンドル27を移動し、こ
れにより板部材25をスライドさせる。例えば、
第3図に示すようにインデツクス32を、揺動制
限角−10度゜の表示目盛に一致させるようハンド
ル27を移動させると板部材25の先端は、ラチ
ツト部材23の第4番目の係止歯24dを覆う位
置に移動し、この位置で第3番目のクリツク穴2
6cがボス29に係合し保持される。
揺動アーム10が揺動下降していくと爪部材2
2は、軸21回りに回転しながらその先端は板部
材25上を摺動していく。そして、揺動制限角に
達すると爪部材22の先端は、板部材25上の摺
動を乗り越えてラチツト部材23の係止歯のうち
板部材25の先端にもつとも近い係止歯、第1図
の図示例では、係止歯24cに係止され、それ以
後の爪部材22の回転移動が阻止される。このた
め揺動アーム10は、それ以後の揺動が阻止され
揺動制限角で揺動が停止する。
第2実施例 第4図〜第6図は、本考案の第2の実施例を示
すもので、爪部材22を係止するための係止部材
として係止板101が下側アーム12に取り付け
られている。この係止板101には、アーム12
の幅方向即ちアーム12の揺動面と直交する方向
に細長く延び且つアーム12の長手方向に等ピツ
チで配列された4つの係止開口102a〜102
dが係止要素として形成されている。この係止開
口102a〜102dを選択するための選択手段
としてアーム12の内底面12a上をアーム12
の幅方向に摺動するブロツク部材103a〜10
3dが設けられている。ブロツク部材103a〜
103dは、各係止開口102a〜102dの長
手方向(即ちアーム12の幅方向)両端間を移動
できると共に、その上面が係止板101の高さと
同一になるよう構成されている。また、ブロツク
部材103a〜103dの各々には、このブロツ
ク部材103a〜103dを移動させるためのハ
ンドル104a〜104dが各々の側面に固着さ
れている。
上述した係止開口102a〜102dを選択す
るには、揺動制限角に対応するブロツク部材即
ち、第4図に図示した例では103cのみをハン
ドル104cの引き出し操作により爪部材22に
対応する側からその反対側に移動させると共に、
他のブロツク部材103a,103b及び103
dを爪部材22に対応する側に位置させる。これ
により爪部材22は、係止板101及びブロツク
103d上を摺動できるが、係止開口102cに
くると開口102c内に落ち込んでその内壁と係
合し、その後の移動が阻止され、アーム10の揺
動を停止させる。
(効果) 本考案によれば、以上説明した様に構成したの
で、揺動アームの予め選択した揺動制限角で確実
にその揺動を停止できる。また、装置使用中にそ
の制限角が変化したりすることがないため、従来
装置に比してより安全確実な支持装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る機器支持装置の揺動アー
ム部の構成を示す縦断面図、第2図は第1図の
−視断面図、第3図はインデツクスと揺動制限
角表示の関係を示す図、第4図は係止部材と選択
手段の第2の実施例を示す平面図、第5図は第4
図の−視断面図、第6図は第4図の−視
断面図である。 10……揺動アーム、11……上側アーム、1
2……下側アーム、22……爪部材、23……ラ
チツト部材(係止部材)、24a〜24d……係
止歯(係止要素)、102a〜102d……係止
開口(係止要素)、101……係止板(係止部
材)、25……板部材(選択手段)、103a〜1
03d……ブロツク部材(選択手段)、30……
クリツク機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被支持機器を揺動可能に支持するための平行
    リンク機構の上側アームに、該平行リンク機構
    の揺動面に略垂直な軸回りに施回可能に、取り
    付けられた爪部材と、 前記平行リンク機構の下側アームに取り付け
    られた前記爪部材を係止し得る複数の係止要素
    から成る係止部材と、 前記係止要素を選択するための選択手段とか
    ら構成された前記平行リンク機構の揺動角を制
    限する揺動角制限機構を有することを特徴とす
    る機器支持用架台。 (2) 前記選択手段は、前記係止部材上を摺動可能
    に配置された板部材であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の機器支持用
    架台。 (3) 前記係止部材は、前記係止要素を係止歯とし
    て成るラチツト部材であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の
    機器支持用架台。 (4) 前記下側アームには前記板部材の移動位置を
    保持するためのクリツク機構が取り付けられて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第2項又は第3項記載の機器支持用架台。
JP5696886U 1986-04-16 1986-04-16 Expired JPH037677Y2 (ja)

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JPS62170495U JPS62170495U (ja) 1987-10-29
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WO2004112632A1 (ja) * 2003-06-20 2004-12-29 Gpa Co., Ltd 撮影用クレーン

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JP5092231B2 (ja) * 2005-12-09 2012-12-05 日本電産リード株式会社 プローブ装置及び基板検査装置
JP6927561B2 (ja) * 2016-01-22 2021-09-01 株式会社根本杏林堂 医療用保持機構

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JPS62170495U (ja) 1987-10-29

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