JPH0376769A - 複写防止用インキ - Google Patents

複写防止用インキ

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JPH0376769A
JPH0376769A JP1215691A JP21569189A JPH0376769A JP H0376769 A JPH0376769 A JP H0376769A JP 1215691 A JP1215691 A JP 1215691A JP 21569189 A JP21569189 A JP 21569189A JP H0376769 A JPH0376769 A JP H0376769A
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JP
Japan
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copied
ink
original plate
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characters
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Pending
Application number
JP1215691A
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English (en)
Inventor
Masao Sasaki
正雄 佐々木
Akio Inaba
昭夫 稲葉
Akinori Watanabe
渡辺 昭徳
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Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はPPC複写機、ファクシミリで原版の一部を複
写(送信)することが出来ない様にするための液状物又
は塗料などのインキに関するものであり、いわゆるコピ
ーしたくない部分の表面に塗布することによりコピーさ
れないようにするとともに、塗布しても原版が透視出来
、かつコピーの当該部分を白抜き状態としてコピーを防
止するものである。
〈従来の技術及び課題〉 従来から機密保持上、プライバシーの保護、その他の理
由で、原版に記録されている文字1図表。
絵等が複写(コピー)出来ないようにする為、各種の対
策が講じら札ている。例えば実開昭58−138670
号公報には金属W&着を施したプラスチックフィルム、
特開昭61−23187号公報には、赤色、黄色、青色
の三色を混合した着色フィルム、特開昭61−6077
3号公報には透明フィルムに透明な着色粘着剤層を形成
したシート等が夫々提案され、又、¥Frg11昭62
−2829JlQ号公報には原版の表面部分に乱反射す
る透視可能な物体(小球体又は小球体に似た物体の集合
体)で、又はこれらを混入したシート状物で覆う方法が
提案されている。
これらの例は原版のコピーしてはいけない部分にテープ
を貼着して、コピーを防止すると同時に、原版の文字等
を透視できるという設計思想で創作されたものである。
しかし、これらを貼着してコピーした場合には、当該貼
着箇所は黒ベタ状となり、文字等はコピーされないもの
の、原版を部分的に隠蔽した事が明らかにわかりそのコ
ピーを見た者に不快感を与えるものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明はこのような問題を解決するために鋭意工夫の上
完成されたものであり、その手段は、明度が70以上で
、かつ透過濃度が0.25〜1.0の範囲のインキを原
版に塗布することにより、その部分は透視できるが、複
写すると、当該部分が白抜きの状態でコピー防止される
ものである。
〈実施例〉 本発明の実施の一例を図面を用いて説明すると、インキ
(A)の組成は原版の材質との密着性を考慮して塗膜成
分となる主剤は塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂。
ポリウレタン樹脂、ゴム等から任意に選択されるもので
、該主剤を溶剤に適宜溶解せしめて液状とするものであ
り、着色剤を含むことも任意であるがインキとして明度
が70以上で、かつ透過lS1度が0.25〜1.0の
範囲、好ましくは明1度が80以上で、かつ透過濃度が
0.30〜0560の範囲がよい。明度が70未満の場
合には、原版の表面へインキ(A>を塗布した部分はコ
ピーすると、その部分は、黒ずんだ状態でコピーされ白
抜き状態とならず、透過′fA度が0.25未満の場合
にはインキを塗布しても、その部分の文字等はコピーさ
れ、コピー防止とならず、1.0を超える場合には原版
(1〉の文字(2)等が透視できないものとなり、所期
の目的を達成し得す不都合である。
また、明度が70以上かつ透過濃度が0.25〜1.0
の範囲内であれば染料や顔料で着色を施すことも可能で
あるが、原版(1)の文字(2)などを消去するものは
好ましくない。
尚、本発明による明度とは、分光光度計測定値R%から
算出されたLAB表色茶色系るしの値とする。又、透過
濃度はJTS K−7605(写真濃度の測定方法)に
準拠した条件で、デンシトメーターにより測定したもの
である。
次に具体的な実施の態様を示す。
実施例−1 透明インキ      100重fill(大日精化工
業■製ユニツク160) 酸化チタン      40重量部 ポリアゾイエロー    5型温部 上記の配合で黄色の塗料を作成した。この塗料を塗布し
てできた躾は、明1i93.透過濃度0.40であり、
この塗料の塗布面では、原版の文字等がよく透視出来、
RPC複写機で複写しても原版の文字等はコピーされず
、その部分は白抜きの状態としてコピーされた。
尚、上記明度は■日立製作新製の分光光度計HI TM
CI+ 1307で、透過fA度は■阿部設計製の21
12型デンシトメーター、で測定したものである。
実施例−2 透明インキ      100重は部 (大日精化玉栗■製11NIカラー〉 酸化チタン      30重黒部 口=ダミンレーキ   3組閣部 上記の配合でピンク色の塗料を作成した。この塗料を塗
布してできた塗膜は明度81で、透過濃度0.30であ
った。この塗料を原版に塗布したところ、この塗膜を通
して原版の文字等はよく透視でき、これをコピーしたと
ころ、原版の文字等はコピーされず白抜きの状態でコピ
ーされた。
く効 果〉 本発明は明度が70以上でかつ透過濃度が0.25〜1
.0の範囲からなるので、これを複写したくない原版の
文字等の上にフェルトペン、マーキングベン、ブラシ、
スポイトなど適宜塗布具を用いて塗布しても原版の文字
等はきわめてよく判読出来るが複写しても、原版の文字
等はコピーされず、亦従来の如く黒くなるようなことが
なく、その部分が空白となるいわゆる白抜は状態となり
、コピーを見た者に不快感を与えるおそれが少ないもの
である。
4、図面の1yIlt11な説明 図面は本発明の複写防止用インキの実施の一例を示すも
ので、第1図は原版の上面に塗布した状態の平面図、第
2図はその拡大断面図、第3図は第1図に示す原版を複
写した状態の平面図であり、図中(A)はインキ、(1
〉は原版、(2〉は文字等である。
手続 補正 書 1、事件の表示 平成1年 特許願 2、発明の名称 複写防止用インキ 第215691号 第2図 補正明細書 1、発明の名称 複写防止用インキ 2、特許請求の範囲 乾燥したときに、明度が70以上で、かつ透過濃度が0
.25〜1.0の範囲からなる状態で定着する複写防止
用インキ。
3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明はPPC複写機、ファクシミリで原版の一部を複
写(送信)することが出来ない様にするための液状物や
塗料などを含むインキに関するものであり、いわゆる複
写したくない部分の表面に塗布することにより複写され
ないようにするとともに、塗布しても原版が透視出来、
かつ複写の当該部分を白抜き状態として複写を防止する
ものである。
〈従来の技術及び課題〉 従来から機密保持上、プライバシーの保護、その他の理
由で、原版に記録されている文字1図表。
絵等を複写出来ないようにする為、各種の対策が講じら
れている。例えば実開昭58−138670号公報には
金属蒸着を施したプラスチックフィルム、特開昭61−
23187号公報には、赤色、黄色、青色の三色を混合
した着色フィルム、特開昭61−60773号公報には
透明フィルムに透明な着色粘着剤層を形成したシート等
が夫々提案され、又、特開昭62−282989号公報
には原版の表面部分に乱反射する透視可能な物体(小球
体又は小球体に似た物体の集合体)で、又はこれらを混
入したシート状物で覆う方法が提案されている。
これらの例は原版の複写してはいけない部分にテープを
貼着して、複写を防止すると同時に、原版の文字等を透
視できるという設計思想で創作されたものである。しか
し、これらを貼着して複写した場合には、当該貼着箇所
は黒ベタ状となり、文字等は複写されないものの、原版
を部分的に隠蔽した事が明らかにわかりその複写物を見
た者に不快感を与えるものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明はこのような問題を解決するために鋭意工夫の上
完成されたものであり、その手段は、乾燥したときに明
度が70以上で、かつ透過濃度が0.25〜1.0の範
囲の状態で定着するインキを原版に塗布することにより
、その部分は透視できるが、複写すると、当該部分が白
抜きの状態で複写防止されるものである。
〈実施例〉 本発明の実施の一例を図面を用いて説明すると、インキ
(A)の組成は原版の材質との密着性を考慮して塗膜成
分となる主剤は塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂。
ポリウレタン樹脂、ゴム等から任意に選択されるもので
、該主剤を溶剤に適宜溶解せしめて液状としたものに、
着色剤を添加したものであり、インキとして乾燥した時
に明度が70以上で、かつ透過濃度が0.25〜1.0
の範囲、好ましくは明度が80以上で、かつ透過濃度が
[1,30−0,60の範囲がよい。明度が70未満の
場合には、原版の表面ヘインキ(A)を塗布した部分は
複写すると、その部分は、黒ずんだ状態で複写され白抜
き状態とならず、透過濃度が0,25未満の場合にはイ
ンキを塗布しても、その部分の文字等は複写され、複写
防止とならず、1.0を超える場合には原版(1)の文
字(2)等が透視できないものとなり、初期の目的を達
成し得ず不具合である。
尚、本発明による明度とは、分光光度計測定値R%から
算出されたLAB表色系によるLの値とする。又、透過
濃度はJIS K−7605(写真濃度の測定方法)に
準拠した条件で、デンシトメーターにより測定したもの
である。
次に具体的な実施の態様を示す。
実施例−1 透明インキ      100重量部 (大日精化工業■製ユニツク160) 酸化チタン      40重量% ポリアゾイエロー   5重量% 上記の配合で黄色の塗料を作成した。この塗料を塗布し
てできた膜は、明度93.透過濃度0.40であり、こ
の塗料の塗布面では、原版の文字等がよく透視出来、P
PC複写機で複写しても原版の文字等は複写されず、そ
の部分は白抜きの状態として複写された。
尚、上記明度は■日立製作新製の分光光度計)11TA
CHI307で、透過濃度は■回部設計製の2112型
デンシトメーター、で測定したものである。
実施例−2 透明インキ      100重量部 (大日精化工業■製UNIカラー) 酸化チタン      30重量% ローダミンレーキ    3重量% 上記の配合でピンク色の塗料を作成した。この塗料を塗
布してできた塗膜は明度87で、透過濃度0.30であ
った。この塗料を原版に塗布したところ、この塗膜を通
して原版の文字等はよく透視でき、これを複写したとこ
ろ、原版の文字等は複写されず白抜きの状態で複写され
た。
く効 果〉 本発明は明度が70以上でかつ透過濃度が0.25〜1
.0の範囲からなるので、これを複写したくない原版の
文字等の上にフェルトペン、マーキングペン、ブラシ、
スポイトなど適宜塗布具を用いて塗布しても原版の文字
等はきわめてよく判読出来るが複写しても、原版の文字
等は複写されず、亦従来の如く黒くなるようなことがな
く、その部分が空白となるいわゆる白抜は状態となり、
複写物を見た者に不快感を与えるおそれが少ないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の複写防止用インキの実施の一例を示すも
ので、第1図は原版の上面に塗布した状態の平面図、第
2図はその拡大断面図、第3図は第1図に示す原版を複
写した状態の平面図であり、図中(A)はインキ、(1
)は原版、(2)は文字等である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 明度が70以上で、かつ透過濃度が0.25〜1.0の
    範囲からなる複写防止用インキ。
JP1215691A 1989-08-21 1989-08-21 複写防止用インキ Pending JPH0376769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215691A JPH0376769A (ja) 1989-08-21 1989-08-21 複写防止用インキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215691A JPH0376769A (ja) 1989-08-21 1989-08-21 複写防止用インキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0376769A true JPH0376769A (ja) 1991-04-02

Family

ID=16676562

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JP1215691A Pending JPH0376769A (ja) 1989-08-21 1989-08-21 複写防止用インキ

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