JPH037675Y2 - - Google Patents

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JPH037675Y2
JPH037675Y2 JP13049787U JP13049787U JPH037675Y2 JP H037675 Y2 JPH037675 Y2 JP H037675Y2 JP 13049787 U JP13049787 U JP 13049787U JP 13049787 U JP13049787 U JP 13049787U JP H037675 Y2 JPH037675 Y2 JP H037675Y2
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joint
liquid
joint part
piping
cold
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は低温液化ガス輸送配管継手部におい
て漏洩した漏洩液を配管側へ拡散することなく、
継手部保冷材の外部へ安全に導出できるように
し、且つ保冷材外部へ導出した液を所定の場所に
集液できるようにした低温液化ガス輸送配管継手
部の漏洩液飛散防止用保冷構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 従来の低温液化ガス輸送配管継手部の保冷構造
にあつては、一般に継手部を保令する保冷材の継
目部を接着剤により固着してあるだけで、漏洩液
化ガスの飛散防止対策は施されていないために万
一、低温流体が漏れた場合、漏洩液は外部へ放出
するには抵抗が大きいため配管側に拡散する可能
性がある。また、漏洩液の漏洩量とその放出量が
対応しないときは内圧が高まつて保冷材が破壊さ
れる場合があり、そのときは破壊された保冷材及
び漏洩液が周囲に飛散して周囲の構造物を破壊さ
せる危険性がある等の欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この考案は上記の如き従来の欠点を解消するた
めになされたものであつて、低温液化ガス輸送配
管の配管部保冷材は継目部および配管との接面を
接着剤により固着して漏洩液の配管側への拡散を
防止し、継手部保冷材はその継目部を従来のよう
に接着することなく、非接着性シール剤によりシ
ール処理を施して該シール部が低温液化ガス漏洩
時にその内圧により速やかに開放する構造として
漏洩液を配管側へ拡散することなく、継手部保冷
材の外部へ導出でき、そして、その導出した液を
所定の場所に集液できるようにした低温液化ガス
輸送配管継手部の漏洩液飛散防止用保冷構造を得
ようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は上記問題点を解決するために、低温
液化ガス輸送配管の継手部において配管部保冷材
の継目部および配管との接面を接着剤により固着
し、継手部保冷材の継目部を非接着性シール剤に
よりシール処理を施し、保冷材の外側に排出ノズ
ル付漏洩液飛散防止ケースを空間を介して囲繞し
て成る低温液化ガス輸送配管継手部の漏洩液飛散
防止用保冷構造を提供しようとするものである。
(ホ) 作用 次にこの考案の作用について説明する。
低温液化ガス輸送配管継手部の配管部保冷材の
継目部および配管との接面が接着剤で固着される
ことにより漏洩液の配管側への拡散が防止され
る。そして、継手部保冷材の継目部が非接着性シ
ール剤でシールされて液漏洩時に漏洩液はその内
圧によりシールされた継目部を速やかに開放して
外部へ導出される。このようにして漏洩液の配管
側への拡散防止が確保されると共に該導出液は保
冷材の外側に囲繞された漏洩液飛散防止ケースに
よつて周囲に飛散することなくその排出ノズルか
ら外部所定の場所に集液されるものである。
(ヘ) 実施例 以下、この考案について図面を参照しながら説
明する。
第1図は一実施例を示すもので、低温液化ガス
輸送配管1のフランジAによる継手部2において
配管部保冷材3はその継目部4および配管1との
接面5に接着剤により固着されている。継手部保
冷材6の継目部7は非接着性シール剤によりシー
ル処理が施されている。該保冷材6の外側にはス
テンレス製薄膜の漏洩液飛散防止ケース8が空間
を介して囲繞され、該ケース8の下部には排出ノ
ズル9が一体的に突成されており、該ケース8の
取付部であるケース端縁10と配管部保冷材3と
の接触部分には雨水侵入防止用シール材が塗布さ
れている。
第3図は他の実施例を示すもので、継手部2を
バルブBで構成したものである。この場合、バル
ブBのハンドルは漏洩液飛散防止ケース8より外
部に気密的に張出され、該バルブBは継手部保冷
材6で被覆されている。
尚、上記各実施例に於て、同一符号で指示され
た個所は互いに対応する部位を示してある。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、その
構成を低温液化ガス輸送配管継手部の配管部保冷
材の継目部および配管との接面は接着剤により固
着され、そして、継手部保冷材の継目部は液漏洩
の内圧により速やかに開放するシール構造として
あるため、漏洩時に漏洩液は配管側には拡散せず
に外部に確実に導出され、さらに、その保冷材の
外に導出した漏洩液は漏洩液飛散防止ケースによ
り周囲に飛散せずにその排出ノズルから安全に外
部に集液されるだけでなく、漏洩液飛散防止ケー
スは保冷材が破壊した場合にそれらの飛散を防止
する機能を兼有するから、安全性の確保に寄与す
ることができるという効果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す配管方
向に沿つて断面した要部断面図、第2図は第1図
−線断面図、第3図は本考案の他の実施例の
構成を示す配管方向に沿つて断面した要部断面
図、第4図は第3図−線断面図である。 1……低温液化ガス輸送配管、2……継手部、
3……配管部保冷材、4……配管部保冷材の継目
部、5……配管部保冷材と配管との接面、6……
継手部保冷材、7……継手部保冷材の継目部、8
……漏洩液飛散防止ケース、9……排出ノズル、
10……ケース端縁、A……フランジ、B……バ
ルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低温液化ガス輸送配管1の継手部2において配
    管部保冷材3の継目部4および配管1との接面5
    を接着剤により固着し、継手部保冷材6の継目部
    7を非接着性シール剤によりシール処理を施し、
    該保冷材6の外側に排出ノズル9付漏洩液飛散防
    止ケース8を空間を介して囲繞して成ることを特
    徴とする低温液化ガス輸送配管継手部の漏洩液飛
    散防止用保冷構造。
JP13049787U 1987-08-27 1987-08-27 Expired JPH037675Y2 (ja)

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JP13049787U JPH037675Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JP13049787U JPH037675Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JPS6435292U JPS6435292U (ja) 1989-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10185082A (ja) * 1996-12-18 1998-07-14 Mitsubishi Materials Corp 配管継手用保温材及びその施工方法

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JPS6435292U (ja) 1989-03-03

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