JPS6235193A - フランジ接続部の密封用ガスケツト及び密封方法 - Google Patents
フランジ接続部の密封用ガスケツト及び密封方法Info
- Publication number
- JPS6235193A JPS6235193A JP60172499A JP17249985A JPS6235193A JP S6235193 A JPS6235193 A JP S6235193A JP 60172499 A JP60172499 A JP 60172499A JP 17249985 A JP17249985 A JP 17249985A JP S6235193 A JPS6235193 A JP S6235193A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- fluid
- flange
- sealing
- annular groove
- Prior art date
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- Granted
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
産業上の利用分野
この発すＪは、バイオハザード、ケミカルハザード或い
はバイオクリーン、ケミカルクリーン設備内におけるフ
ランジ接続部に関する″ものである。
はバイオクリーン、ケミカルクリーン設備内におけるフ
ランジ接続部に関する″ものである。
従来の技術
配管等のフランジ接続部は、ガスケットをはさんでフラ
ンジをボルト締めするのが普通の方法であるが、バイオ
ハザードプラントにあっては配管等のフランジ接続部か
ら外部への漏洩、バイオクリーンプラントにあっては外
部から系内への雑菌の進入によるトラブルが特に問題に
なる。
ンジをボルト締めするのが普通の方法であるが、バイオ
ハザードプラントにあっては配管等のフランジ接続部か
ら外部への漏洩、バイオクリーンプラントにあっては外
部から系内への雑菌の進入によるトラブルが特に問題に
なる。
ケミカルハザードプラント又はケミカルクリーンプラン
トにおいても同様な問題がある。
トにおいても同様な問題がある。
フランジには第５図に示すようなスリップオンフランジ
１１、第６図に示すようなルーズフランジ１２があるが
、いずれにしろ配管等の殺菌時の熱膨張や振動その他の
原因によりフランジポルト１３がゆるめばガスケツ）１
４によるシールが利かなくなり、管内流体の外部への漏
洩又は外部からの雑菌の進入を招くことになる。
１１、第６図に示すようなルーズフランジ１２があるが
、いずれにしろ配管等の殺菌時の熱膨張や振動その他の
原因によりフランジポルト１３がゆるめばガスケツ）１
４によるシールが利かなくなり、管内流体の外部への漏
洩又は外部からの雑菌の進入を招くことになる。
発明が解決しようとする問題点
この発明は、バイオハザード、ケミカルハザード或いは
バイオクリーン、ケミカルクリーン設備内のフランジ接
続部における漏洩によるトラブルの発生を未然に防止す
るフランジ接続部の密封用ガスケット及び密封方法を提
供することを目的とする。
バイオクリーン、ケミカルクリーン設備内のフランジ接
続部における漏洩によるトラブルの発生を未然に防止す
るフランジ接続部の密封用ガスケット及び密封方法を提
供することを目的とする。
発明の構成
問題点を解決するための手段
本発明にかかわるフランジ接続部の密封用ガスケットは
、扁平ドーナッツ状で、その両面に環状の溝を有し、そ
の側面から環状の溝に通じる流体導入通路及び環状の溝
から側面に通じる流体導出通路とを有することを特徴と
する。
、扁平ドーナッツ状で、その両面に環状の溝を有し、そ
の側面から環状の溝に通じる流体導入通路及び環状の溝
から側面に通じる流体導出通路とを有することを特徴と
する。
これを第１図（平面図）及び第２図（第１図のＡ−Ａ線
における断面図）により説明すると、ガスケット１は扁
平ドーナッツ状で、使用する配管の内径と同じ内径を有
する。このガスケットの両面には環状の溝２及び３が設
けられ、ガスケットの側面からガスケットの両面の環状
の溝に通じる流体導入通路４及び両方の環状の溝から側
面に通じる流体導出通路５とを有する。
における断面図）により説明すると、ガスケット１は扁
平ドーナッツ状で、使用する配管の内径と同じ内径を有
する。このガスケットの両面には環状の溝２及び３が設
けられ、ガスケットの側面からガスケットの両面の環状
の溝に通じる流体導入通路４及び両方の環状の溝から側
面に通じる流体導出通路５とを有する。
ガスケット用の材質は、ポリテトラフルオロエチレン樹
脂（ＰＴＦＥ）、テトラフルオロエチレン・パーフルオ
ロ（アルキルビニルエーテル）共重合体樹脂（ＰＦＡ）
、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン
共重合体樹脂（ＦＥＰ）、テトラフルオロエチレン・ヘ
キサフルオロプロピレン・パーフルオロ（アルキルビニ
ルエーテル）共重合体樹脂（ＥＰＥ）、ヘキサフルオロ
プロピレン・フッ化ビニリデン共重合体樹脂（商品名：
バイトン）等の耐熱性、耐化学薬品性を有するものが好
ましい。
脂（ＰＴＦＥ）、テトラフルオロエチレン・パーフルオ
ロ（アルキルビニルエーテル）共重合体樹脂（ＰＦＡ）
、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン
共重合体樹脂（ＦＥＰ）、テトラフルオロエチレン・ヘ
キサフルオロプロピレン・パーフルオロ（アルキルビニ
ルエーテル）共重合体樹脂（ＥＰＥ）、ヘキサフルオロ
プロピレン・フッ化ビニリデン共重合体樹脂（商品名：
バイトン）等の耐熱性、耐化学薬品性を有するものが好
ましい。
ガスケットの肉厚は、配管等の径の大きざにもよるが、
通常１〜２ｃｍ程度、溝の深さ及び幅は２〜３ ｍ ｍ
程度でよい。
通常１〜２ｃｍ程度、溝の深さ及び幅は２〜３ ｍ ｍ
程度でよい。
このガスケット両面の環状の溝は、第４図に示すように
大部分の場所で相互に連通して、外環を形成するガスケ
ット部分と内環を形成するガスケット部分がブリッジ６
で連結されているような構造になっていてもよい。
大部分の場所で相互に連通して、外環を形成するガスケ
ット部分と内環を形成するガスケット部分がブリッジ６
で連結されているような構造になっていてもよい。
流体導入通路４の入口４１及び流・体導出通路５の出口
５１は、バリヤー流体の配管が接続できる構造にしてお
くとよい。
５１は、バリヤー流体の配管が接続できる構造にしてお
くとよい。
このガスケットを使用して配管同志のフランジ接続部を
密封する方法を第３図により説明する。
密封する方法を第３図により説明する。
管７と管８をフランジ接続する場合、管７のフランジ７
１と管８のフランジ８１との間に、第１図及び第２図に
より説明した密封用ガスケット１を挿入し、ボルト孔７
２及び８２にボルト（図示せず）を通してナツト（図示
せず）で締め付けた状態で接続すると共に、流体導入通
路４、環状の溝２及び３．流体導出通路５の経路でバリ
ヤー流体を流通させる。（記号７３及び８３は管とフラ
ンジとの隅肉溶接部を示す） この場合、流体導入通路４にバリヤー流体供給管９から
加圧したバリヤー流体を供給してガスケット１に設けた
環状の溝２及び３にバリヤー流体を流通させ、環状の溝
を通過した後、流体導入通路４の反対側に設けである流
体導出通路５からバリヤー流体排出管１０を経て排出し
てもよいし、バリヤー流体排出管１０側を負圧にして、
バリヤー流体導入通路４側からバリヤー流体を吸引して
もよい。
１と管８のフランジ８１との間に、第１図及び第２図に
より説明した密封用ガスケット１を挿入し、ボルト孔７
２及び８２にボルト（図示せず）を通してナツト（図示
せず）で締め付けた状態で接続すると共に、流体導入通
路４、環状の溝２及び３．流体導出通路５の経路でバリ
ヤー流体を流通させる。（記号７３及び８３は管とフラ
ンジとの隅肉溶接部を示す） この場合、流体導入通路４にバリヤー流体供給管９から
加圧したバリヤー流体を供給してガスケット１に設けた
環状の溝２及び３にバリヤー流体を流通させ、環状の溝
を通過した後、流体導入通路４の反対側に設けである流
体導出通路５からバリヤー流体排出管１０を経て排出し
てもよいし、バリヤー流体排出管１０側を負圧にして、
バリヤー流体導入通路４側からバリヤー流体を吸引して
もよい。
流体導出通路５は必ずしも流体導入通路４の反対側に設
ける必要はなく、各通路が交わることなく仕切られてお
れば、流体導入通路４と同じ側に設けてもよい。
ける必要はなく、各通路が交わることなく仕切られてお
れば、流体導入通路４と同じ側に設けてもよい。
バリヤー流体排出管１０の先は、必要に応じ適当な滅菌
装置に導く。
装置に導く。
バリヤー流体としては、スチーム、クリーンエア、殺菌
剤その他任意の流体を使用することができる。
剤その他任意の流体を使用することができる。
フランジ接続部は、第５図に示したようなスリップオン
フランジ構造でも、第６図に示したようなルーズフラン
ジ構造でもよいが、その内側エツジは図示されているよ
うに直角に仕上げて、同一内径のガスケットと組み合せ
、デッドスペースが生じないようにすることが望ましい
、また同様にしてウエルドネックフテンジ、ラップジョ
イントフランジ等にも適用できる。
フランジ構造でも、第６図に示したようなルーズフラン
ジ構造でもよいが、その内側エツジは図示されているよ
うに直角に仕上げて、同一内径のガスケットと組み合せ
、デッドスペースが生じないようにすることが望ましい
、また同様にしてウエルドネックフテンジ、ラップジョ
イントフランジ等にも適用できる。
このフランジ接続部の密封用ガスケット及び密封方法は
、管と管との間のフランジ接続部だけでなく、機器と管
との間のフランジ接続部、測定用機器のフランジ接続部
やマンホールのフランジ接続部に対しても適用できる。
、管と管との間のフランジ接続部だけでなく、機器と管
との間のフランジ接続部、測定用機器のフランジ接続部
やマンホールのフランジ接続部に対しても適用できる。
作用
機器や配管の殺菌時の熱膨張や振動その他の原因により
フランジ接続部のボルトがゆるみガスケットによるシー
ルが利かなくなり、管内流体がフランジ接続部から外部
へ漏洩する状態になった場合でも、管内からの漏洩流体
はガスケットの溝を流通するバリヤー流体と共に排出さ
れるので、外部環境へ漏洩することがない。
フランジ接続部のボルトがゆるみガスケットによるシー
ルが利かなくなり、管内流体がフランジ接続部から外部
へ漏洩する状態になった場合でも、管内からの漏洩流体
はガスケットの溝を流通するバリヤー流体と共に排出さ
れるので、外部環境へ漏洩することがない。
同様に外部から侵入するＩｔ菌も、ガスゲットの溝を流
通するバリヤー流体と共に排出されてしまい、系内へ侵
入して汚染するのを防止することができる。
通するバリヤー流体と共に排出されてしまい、系内へ侵
入して汚染するのを防止することができる。
発明の効果
１）系内の流体をバリヤー流体でシールしているため、
ハザード流体の外部環境への漏洩成るいは外部の雑菌の
系内への侵入を防止できる。
ハザード流体の外部環境への漏洩成るいは外部の雑菌の
系内への侵入を防止できる。
２）既製のフランジをそのまま利用できるので、新しい
構造規格のフランジを必要としない。
構造規格のフランジを必要としない。
３）サイズや使用条件を幅広く選択できる。
４）バリヤー流体の選択が自由である。
第１図は本発明のガスケットの平面図、第２図は第１図
のＡ−Ａ線における断面図、第３図はこのガスケットを
使用して配管同志のフランジ接続部を密封する方法を説
明するための図、第４図は異なるデザインの本発明のガ
スケットの平面図。 第５図は従来のガスケットを使用したスリップオンフラ
ンジを用いる配管接続部の説明図、第６図は同じ〈従来
のガスケットを使用したルーズ７ランジを用いる配管接
続部の説明図である。
のＡ−Ａ線における断面図、第３図はこのガスケットを
使用して配管同志のフランジ接続部を密封する方法を説
明するための図、第４図は異なるデザインの本発明のガ
スケットの平面図。 第５図は従来のガスケットを使用したスリップオンフラ
ンジを用いる配管接続部の説明図、第６図は同じ〈従来
のガスケットを使用したルーズ７ランジを用いる配管接
続部の説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 扁平ドーナッツ状で、その両面に環状の溝を有し、
その側面から環状の溝に通じる流体導入通路及び環状の
溝から側面に通じる流体導出通路とを有することを特徴
とするフランジ接続部の密封用ガスケット。 ２ フランジ接続する接続部に、扁平ドーナッツ状で、
その両面に環状の溝を有し、その側面から環状の溝に通
じる流体導入通路及び環状の溝から側面に通じる流体導
出通路とを有する密封用ガスケットを挿入して締め付け
た状態でフランジを接続すると共に、前記流体導入通路
、環状の溝、流体導出通路の経路でバリヤー流体を流通
させることを特徴とするフランジ接続部の密封方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60172499A JPS6235193A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | フランジ接続部の密封用ガスケツト及び密封方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60172499A JPS6235193A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | フランジ接続部の密封用ガスケツト及び密封方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6235193A true JPS6235193A (ja) | 1987-02-16 |
| JPH026956B2 JPH026956B2 (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=15943105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60172499A Granted JPS6235193A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | フランジ接続部の密封用ガスケツト及び密封方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6235193A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009118961A1 (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-01 | 三菱重工業株式会社 | フランジ接合構造 |
| CN108775459A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-11-09 | 天津长瑞大通流体控制系统有限公司 | 用高压液体或气体阻隔物料泄漏的垫片密封装置及方法 |
| WO2020144926A1 (ja) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | 日立Ｇｅニュークリア・エナジー株式会社 | 配管接続方法およびフランジ接続体 |
| KR102220519B1 (ko) * | 2020-05-08 | 2021-02-24 | 김경철 | 다수개의 볼트로 배관덕트가 결합되고 배관덕트의 하단에 고정된 플랜지부의 하부면에 가압홈부들을 구비한 배관덕트 연결용 플랜지 조립체 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5053498U (ja) * | 1973-09-20 | 1975-05-22 |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP60172499A patent/JPS6235193A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5053498U (ja) * | 1973-09-20 | 1975-05-22 |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009118961A1 (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-01 | 三菱重工業株式会社 | フランジ接合構造 |
| JP2009228849A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | フランジ接合構造 |
| CN102588592A (zh) * | 2008-03-25 | 2012-07-18 | 三菱重工业株式会社 | 法兰连接结构 |
| US8393649B2 (en) | 2008-03-25 | 2013-03-12 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Flange connection structure |
| KR101291828B1 (ko) * | 2008-03-25 | 2013-07-31 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 플랜지 연결 구조 |
| CN102588592B (zh) * | 2008-03-25 | 2016-05-18 | 三菱重工业株式会社 | 法兰连接结构 |
| CN108775459A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-11-09 | 天津长瑞大通流体控制系统有限公司 | 用高压液体或气体阻隔物料泄漏的垫片密封装置及方法 |
| CN108775459B (zh) * | 2018-07-11 | 2024-08-09 | 天津长瑞大通流体控制系统有限公司 | 用高压液体或气体阻隔物料泄漏的垫片密封装置及方法 |
| WO2020144926A1 (ja) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | 日立Ｇｅニュークリア・エナジー株式会社 | 配管接続方法およびフランジ接続体 |
| KR102220519B1 (ko) * | 2020-05-08 | 2021-02-24 | 김경철 | 다수개의 볼트로 배관덕트가 결합되고 배관덕트의 하단에 고정된 플랜지부의 하부면에 가압홈부들을 구비한 배관덕트 연결용 플랜지 조립체 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH026956B2 (ja) | 1990-02-14 |
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