JPH0376588A - アルキルメチルケトンを生産する方法、前記アルキルメチルケトンを含有する風味成分、前記風味成分を含有する風味組成物及び前記アルキルメチルケトンを含有する食品 - Google Patents

アルキルメチルケトンを生産する方法、前記アルキルメチルケトンを含有する風味成分、前記風味成分を含有する風味組成物及び前記アルキルメチルケトンを含有する食品

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JPH0376588A
JPH0376588A JP2196431A JP19643190A JPH0376588A JP H0376588 A JPH0376588 A JP H0376588A JP 2196431 A JP2196431 A JP 2196431A JP 19643190 A JP19643190 A JP 19643190A JP H0376588 A JPH0376588 A JP H0376588A
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アドリアヌス・マルティヌス・バン・グリンスベン
Alfons L J Peters
アルフォンス・ロデウィーク・ヨゼフ・ピータース
Robert Roos
ロベルト・ルース
Andras J Wieg
アンドラス・ヤノス・ウィーグ
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    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
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    • A23L27/25Dairy flavours
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、基質として適した脂肪酸又はそのエステルを
含有する培地で培養した微生物を用いてアルキルメチル
ケトンを生産する方法に関する。
本発明は又、前記アルキルメチルケトンを含む混合物及
び、風味食料品としてかかるケトンを用いることに関す
る。
いくつかのアルキルメチルケトンはその感覚刺激反応特
性ゆえに風味剤及び食品工業に用いられている。それら
のいくつかは、チーズ及び酪農系風味物質に重要な貫献
をしていることが知られている。風味物質及び食料品に
おけるそれらの用途ゆえに微生物発酵により前記ケトン
を生産することが有利であると考えられる。
米国特許第3,720,520及び4.133.895
号により脂肪、特に乳脂肪含有培地でペニシリウム(P
enicillium)  @oクエフォルティ(ro
quejotji)を培養することによりメチルケトン
を含有するチーズ風味混合物を生産することは知られて
いる。
この目的のためにペニシリウム・キャメムベルチ(ca
memberti)を用いることがジャーナル・オブ・
デイリー・サイエンス第68巻、第11乃至15頁(1
985年)に記載されている。脂肪酸をメチルケトンに
変換する能力が注目されている他の菌にっいては米国特
許第3.100.153号に記載されており、それには
多くのペニシリウム及びアスベルギラス種が含まれてい
る。しかし、これらの微生物種は脂肪酸グリセリドで成
育されたときは非常に限られた量のメチルケトンしか生
産せず、従って脂肪分解された脂肪で成育するか又はリ
パーゼ(米国特許第4.133.895号)を組み合わ
せて用いるのが好ましい。そのときでさえ従来技術の方
法では所望のケトン類を僅かしか生産しない。従って、
基質として脂肪酸、脂肪酸エステル又はそれらの混合物
を基質として用いてケトン類を高収率で得、前記ケトン
類を比較的濃縮された形態で単離される方法が求められ
ていた。
本発明者らは下記の生産性試験を行ったときに少なくと
も0. Iv/w%のメチルケトン類を生産する微生物
を用いてアルキルメチルケトン類を生産する方法を見出
だした。
少なくども0.65w/v%のメチルケトンを生産する
微生物、特に少なくとも1、Ow/v%を生産する微生
物が好ましい。
オウレオバシデイウム(^ureobgsidium)
  ・プルランス(pullulans)  [プルラ
リア(Pullularia)プルランスとしても知ら
れている]又はそのテレオモルフが本発明の方法に用い
られるのに好ましく、培養するのに容易であるという点
でも有利である。
最近の分類によれば、このグループの種はしばしばホル
モネマ(Hormonema) として分類される。し
かし、本発明の目的にはそのような糸状菌はすべてオウ
レオバシディウム・プルランス属に属すると考えられる
本発明に用いる微生物の生産性試験は下記の方法により
行われる。培地はツルポル(Hubol) [ヘンケル
社(Henkel KGaA)、西独、デュ”)セルド
ルフ] 33v/v%、中和大豆ペプトン[オクソイド
(Oxoid) L44] 0.6v/v%及び水66
4v/v%から調製される。培地のpiを85%の乳酸
水溶液を用いて4.5に調整し、その培地を121℃で
20分加熱することにより無菌にする。25℃に冷却後
、十分なイノキュラム(inoculum) (約1 
w/v%)を添加し、培地にml当たり約10’コロニ
ー形成ユニツトを含有させる。この培養ブイヨン100
m1をバッフルつき250 ml容フラスコ中で25℃
で5日間培養し、オービタル・シェーカー(orbHx
l 5haker) (ガレンカンプ型(Gallen
ta+np) INR2001で適したエマルジョンを
生成させ十分な曝気(150回/分)を与えるのに十分
な速度で振盪する。ブイヨンから2+nlの試料を取り
出して、各試料に10m1のアセトンを添加し、均質な
混合物を得て、GLCにより混合物中のメチルケトン量
を測定する。
本発明の方法において、微生物を、適した脂肪酸又はそ
のエステルを含有する培地で脂肪酸を炭素原子が1つ少
ない相当するメチルケトンに変換させる条件下好気的に
培養する。この条件下では、微生物は又、脂肪酸エステ
ルを相当する脂肪酸に加水分解することもできる。
本方法は、炭素原子が1つ多い相当する脂肪酸から又は
そのエステルから2−ペンタノン、2ヘプタノン、2−
ノナノン及び2−ウンデカノン及び2以上のこれらのケ
トンの混合物を生産するのに特に適している。前記エス
テルとはアルキルエステル特にエチルエステル及びモノ
−、ジ−及びトリグリセリド及びそれらの混合物を包含
する。
ジ−及びトリグリセリドは単一の脂肪酸から誘導されて
もよく、又は混合したグリセリドであってもよい。特に
適しているのはトリグリセリドであり、好ましくは、コ
コナツツ油、乳脂肪又はパーム核油のような、動物又は
植物源から誘導された物である。
好ましくはオウレオバシディウム・プルランスを、M、
J、セビラ(S6villa)  らによるトランスア
クションズ・オプ・ザ・ブリティッシュ・マイコロジカ
ル・ソサイエティ(Ttans、  Br、m7col
Soc、)第68巻第2号(1977年)第300乃至
303頁、D、パーク著、同書、第82巻第1号(19
84年)第39乃至44頁、C,バスクイエル−クロウ
エツト(Pxsquier−Cloue+)及びJ、ズ
ッカ(zucca)著、メチル・ド・インスティテユー
・パスツール・ミクロビオロジイ(Ann、  In5
1.Pa5jeat/Microbiol)、1987
年、第138巻、第165乃至176頁、及びり。
A、クーパー(Cooper)及びGoM、ガツト(G
add)著、アントニー・ファン・リューベンヘーク(
Anjanie van Leeuwenhoek) 
、第50巻(1984年)、第249乃至260頁等に
記載されているように、原口(blxsjopore)
の存在を有利にする条件下で培養する。培地ブイヨンの
pHは臨界的ではないが2乃至9に、好ましくは3乃至
8に維持するのが適している。温度は微生物が成育でき
るレベルに維持すべきであり、10乃至40℃が適して
おり、15乃至35℃が好ましい。
適したオウレオバシディウム・プルランス属は文献に記
載された公知の供給源又は適宜の培養物保存機関から得
られる。
適した培地は通常の栄養素、すなわち炭素源、窒素源、
無機塩、成長因子及び微量元素を含有する。適した炭素
源は本技術分野において公知であり、糖類及び糖誘導ポ
リオール、グリセロール、乳酸、クエン酸、コハク酸、
アスコルビン酸のような有機酸を包含する。適した窒素
源のなかでは例えばペプトン、肉エキス、酵母及び酵母
エキス、麦芽エキス、麦汁エキス、コーンスチープリカ
ーアミノ酸、アンモニウム塩及びウレウム(u t e
 um)である。好ましくは麦芽の接種懸濁液は、麦芽
が基質に適応するのを促進するために、基質として用い
られる脂肪酸又は脂肪酸エステルを適量添加した予備培
地で生産される。この予備培地は好ましくは培地ml当
たり104乃至106細胞を接[,12乃至48時間、
特に15乃至30時間培養する。次にこの予備培養を、
生産培地l当たり予備培地J乃至100m1を生産培地
に接種するのに用いる。
培地に添加する基質の鼠は、基質の特性及び微生物の成
長への影響に依存する。ある基質は10v/w%以上の
濃度で添加される。一方、ある脂肪酸基質は5 v/w
%以下の濃度で存在しても微生物の成長を妨げる。この
ような場合、前記基質を培養工程中に、例えば流加培養
式工程を用いて培地に徐々に添加し、それにより基質濃
度を微生物の成長に有害な限界より低い濃度に絶えず維
持することが有利である。
基質が液体脂肪酸エステルであるときは、培養ブイヨン
は一般に、液体脂肪酸エステルを含有する非水性又は有
機相及び水溶性栄養素を含有する水性相の2相式である
。有機相を、鉱?f11又は植物油又は適した炭化水素
のような、微生物に有害でない何機溶媒で稀釈し得る。
基質が固体エステル又は脂肪酸であるなら適した有機溶
媒に溶解する。
生成したメチルケトンは優先的に有機相に溶解する。水
性相へ有機相の分散を容易にするためにレシチンの上う
な適した乳化剤を培養ブイヨンの0、l v/w%以下
の量添加し得る。培養ブイヨンの泡立ちを従来の消泡剤
を添加するこεによって防止できる。
ケトンは通常8乃至10時間で培養ブイヨン中、Q、 
l W/W%員に達し、一般に50乃至2110時間で
最大最に達する。生成物質のケトンは通常中なくとも0
.651/W%の濃度で得られるが、しばしばケトンは
1 v/v%以上の濃度で得られる。
ケトンを濃縮し2及び/又は有機溶媒での抽出及び/又
は有機相の分離等の常法で培養ブイヨンから分離する。
次に、例えば蒸留又は水蒸気蒸留により、有機相からケ
トンを単離し得る。別法として、ケトンは培養ブイヨン
から直接蒸留又は水蒸気蒸留される。これらの単離操作
のいずれも、適宜、濾過又は遠心分離による固体物質の
除去と組み合わせ得る。回収した基質は本方法に再循環
され得る。
本発明により得られたケトン又はケトン混合物は風味物
質及び食料品の風味成分と17でそのままか又は適した
溶媒に溶解するか又は粉末製品にし2て用いられ得る。
それらは又L7ば;−ば微生物発酵から誘導された他の
価値ある風味成分を少量含有する。それらは特にチーズ
又は酪農系風味特徴を付与するか又はそれらの特徴を改
良するか強化するのに適している。又、上記の単離]二
程の中間段階物のいずれかを風味物質又は食料品への添
加のためにケトンに富んだ成分として用い得る。培養ブ
イヨン中に比較的に高含量のケトンが得られたときはブ
イヨン全体をそのまま又は例えば噴霧乾燥により粉末物
質に処理1.た後に風味物質又は食料品に添加し得る。
@養ブイヨンの一部又は全部の風味成分への処理は好ま
L<は低温殺菌段階を含むべきである。
ケトン又は本発明により得られるケトンを含有する混合
物と組み金相せて用いられ得る風味成分は本技術分野で
よく知られたものであり、例えばS、アークタンダー(
Arciander)著、バフニーム・アンド・フ【ノ
ーパー・マテリアルズ・オブ・す−Iラルψオリジン[
(Perfume and Flavor Maler
ials 01 Nxti+al Origin)、エ
リザベス社、米国、ニュージャージ・−州]、T、E、
 フリ7ら著、CRC・フェナpリス・ハンドブック・
オブ・フレーバー・イングリ−デイエンド(CRCFe
naloli’5Handbook 01 Flavo
rIngredients) 、第2版[クリーブラン
ド、CRC−プレス社(CRCPressInc、) 
1975年]、i(、B、  ヒース(Heath)著
、ソース6ブツク0オブ[F]フ1ノーバース(Sou
rce Bookof Flavors) [ザ・アビ
φパブリッシング社 (TheAvi Publish
ing Co、  inc、)、コネティヵット州、ウ
ェストボー)−11981年1に記載されている。
本発明を下記の実施例により例示するが、本実施例によ
り本発明は制限されるものではない。
実施例 1 デキストロース[アベベ社(AVEBE) 、オランダ
、ビーンダム(Veendom) ] 6kg、大豆ペ
プトン(オクソイドL44) 6kg、コーン油[ベレ
ニグド・ゼツミールーペドリッヘン/ビジエンコーフ9
 ビー・ブイ(Ve+enigde 2etmeel−
bedrijyen/BijenkorlB、 V、 
) 、オランダ、コーグ・アン・アン・ザーン(KoB
 a/d 2aan) ] ]10 kg及び水888
1を15001容の発酵槽に供給した。混合物のpHを
、85%の乳酸水溶液を用いて4.5に調整し、次にそ
の混合物を蒸気を用いて121℃で20分間滅菌した。
25℃に冷却後、その混合物にオウレオバシディウム・
プルランス[CBS 621.80、セントツルビュー
ローーフォール・シンメルカルチャース(CBS)、オ
ランダ、バールンAG 3740、私書箱273、から
入手]をml当たり107細胞含有する予備培地10k
gを無菌的に接種した。次にこの混合物を25℃で約0
.217It1分の曝気で攪拌した。
デキストロースがなくなったとき(約16時間後)、部
分的に加水分解したココナツ油を混合物に154/時間
の割合で24時間−添加した(全量は3601 ’)。
発酵をさらに32時間続け、その後には発酵ブイヨンは
2−ヘプタノンを約14v/v  %、2−ノナンを0
.4v/v  %及び2−ウンデカノンを約Q、 4 
v/v%、すなわち合計で2.2 v/v%を含有して
いた。
そのブイヨンを80℃で20分間加熱して低温殺菌を行
い、油相を水性相と分離した。その油相(365kg)
を、チーズ及び酪農系風味物質のケトンに富んだ風味成
分として用いた。
実施例 2 水33.2/、C8及びCIOのトリグリセリドの混合
物(デュッセルドルフ所在ヘンケル社のツルポル)16
.5kg及び大豆ペプトン(オキソイドL44)OJk
gを1001容の発酵槽に供給した。この混合物のpH
を85%の乳酸水溶液を用いて4.5に調整し、その後
、混合物を121℃で20分間蒸気で滅菌した。
25℃に冷却後、その混合物にオウレオバシディウム・
プルランスCB S 621.80を約10’細胞/m
l含有する予備培地0.63)cgを無菌的に接種した
。その混合物を約25℃の温度において約0.21/l
/分の曝気で4日間攪拌した。そのときまでに、発酵混
合物は2−ヘプタノンを約2.4v/v%及び2−ノナ
ンを0,6v/w%(発酵ブイヨンの重量で計算して)
を含有していた。そのブイヨンを80℃に20分間加熱
して低温殺菌を行い、マルトデキストリン[パッセーリ
(Paselli) MD20 、アベベ社、オランダ
、ビーンダム] 22.5kg、コーンスターチ[カプ
セル・オブ・ナショナル・スターチ・アンド・ケミスト
リー社(Capsul of National 5t
arch& Chem、  CO,、オランダ、ズツヘ
ン(zutpben)]22、5kg及び水45kgの
混合物を添加した。全混合物を完全に混合し、噴霧乾燥
し、2−ヘプタンノンを1,9v/v%及び2−ノナノ
ンをQ、5v/v%含有する乾燥したサラサラした風味
成分を62kg生成し、これをチーズ風味成分として用
い、好結果であった。
実施例 3 水6641XC8及びCIOのトリグリセリドの混合物
(ヘンケル社のツルポル’) 330 kg及び大豆ペ
プトン(オキソイドL44)  6kgを150OA’
容の発酵槽に供給した。この混合物のpHを85%の乳
酸水溶液を用いて4,5に調整し、その後、混合物を1
21℃で20分間蒸気で滅菌した。25℃に冷却後、そ
の混合物にオウレオバシディウム・プルランス(CBS
105、22)を約107細胞/ ml含有する予備培
地12.5贈を無菌的に接種した。その混合物を約25
℃の温度において約0.21/l/分の曝気で攪拌した
その発酵を24時間進ませその後、カプロン酸[ヴアッ
カー・ヘミ−(Lcker Chemie)社、西独、
ミュンヘン] 15kg及びツルポル50kgの混合物
を供給バッチ方式で時間当たり1.25kgの割合で添
加した。
その発酵をさらに100時間進ませ、100時間後まで
にその発酵ブイヨンは2−ペンタノンを約1、lv/v
%、2−ヘプタノンを1.7 v/v%及び2−ノナン
を0.2 v/v%含有した。そのブイヨンを80℃で
20分間加熱した。メチルケトン類を蒸気蒸留でブイヨ
ンから単離した。メチルケトン類の混合物30kgが少
量の他の価値ある風味成分も含有して得られた。
実施例 4 ブルーチーズ風味物質を下記の配合によって生成した。
重量% チーズ粉末              45.00乳
酸                  3.1G塩化
ナトリウム             10.00ラク
トース               15.’l[l
グルタミン酸−ナトリウム        8.00カ
プロン酸               0,60カプ
リル酸               0.30酪酸 
                 0,30プロピオ
ン酸                0.10γ−デ
カラクトン             0.04タマネ
ギ粉末 、              9.96酵母
エキス[ジステックス、ディスチラー社製(Giste
x ex Disjilleta Co、)J    
   5゜00実施例2で得られたメチルケトン混合物
  2.0000 このチーズ風味物質をあげたでのポテトチップにポテト
チップ100 g当たり風味物質6gの量ふりかけた。
こうして十分にブルーチーズの味がきL)たポテトチッ
プを得た。
特許出願代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基質として適した脂肪酸又はそのエステルを含有す
    る培地で微生物を用いてアルキルメチルケトンを生産す
    る方法において、生産性試験を行ったとき培養ブイヨン
    に少なくとも0.1w/w%のメチルケトンを生産する
    微生物を、前記微生物が脂肪酸又はそのエステルを1つ
    炭素原子が少ない相当するメチルケトンに変換する条件
    下で培養することを特徴とするアルキルメチルケトンを
    生産する方法。 2 生産性試験を行ったとき培養ブイヨン中に少くも0
    .65%のメチルケトンを生産する微生物を用いること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。 3 微生物として、オウレオバシディウム・プルランス
    (¥Aureobasidium¥plullans)
    属の1種が用いられることを特徴とする、請求項1又は
    請求項2に記載の方法。 4 2−ペンタノン、2−ヘプタノン、2−ノナノン、
    2−ウンデカノン及び2以上の前記化合物の混合物を生
    産する請求項1乃至3のいずれか1請求項に記載の方法
    。 5 基質として1種以上の脂肪酸を用いる請求項4に記
    載の方法。 6 基質としてモノ−、ジ−又はトリグリセリドを用い
    る請求項4に記載の方法。 7 微生物を、原口の存在を有利とする条件下で培養す
    る請求項3乃至6のいずれか1請求項に記載の方法。 8 微生物に有害なレベルより低い基質濃度を絶えず維
    持するように、基質を培地に徐々に添加することを特徴
    とする、請求項5乃至7のいずれか1請求項に記載の方
    法。 9 培地が、基質を含有する液体有機相及び栄養素を含
    有する水性相を含むことを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれか1請求項に記載の方法。 10 生産性試験を行ったときに培養ブイヨン中に少な
    くとも0.1w/wのメチルケトンを生産する微生物を
    適した脂肪酸又はそのエステルを含有する培地で培養す
    ることにより得られるアルキルメチルケトンを含む風味
    成分。 11 アルキルメチルケトンがオウレオバシディウム・
    プルランス属の1種を培養することにより得られること
    を特徴とする請求項10に記載の風味成分。 12 アルキルメチルケトンが1つ以上の2−ペンタノ
    ン、2−ヘプタノン、2−ノナノン及び2−ウンデカノ
    ンである請求項10又は請求項11に記載の風味成分。 13 ケトンが、脂肪酸のモノ−、ジ−又はトリグリセ
    リドを含む基質から得られることを特徴とする請求項1
    0乃至12のいずれか1請求項に記載の風味成分。 14 通常の風味成分を含む風味組成物において、オウ
    レオバシディウム・プルランス種を適した脂肪酸又はそ
    のエステルを含有する培地で培養することにより得られ
    るアルキルメチルケトンをさらに1種以上含有する風味
    組成物。 15 2−ペンタノン、2−ヘプタノン、2−ノナノン
    及び2−ウンデカノンの1つ以上のケトンを含有するこ
    とを特徴とする請求項14に記載の風味組成物。 16 オウレオバシディウム・プルランス種を、適した
    脂肪酸又はそのエステルを含有する培地で培養すること
    により得られる1種以上のアルキルメチルケトンを含有
    することを特徴とする食品。 17 アルキルメチルケトンが2−ペンタノン、2−ヘ
    プタノン、2−ノナノン及び2−ウンデカノンであるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の食品。
JP2196431A 1989-07-27 1990-07-26 アルキルメチルケトンを生産する方法、前記アルキルメチルケトンを含有する風味成分、前記風味成分を含有する風味組成物及び前記アルキルメチルケトンを含有する食品 Pending JPH0376588A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP89201977.9 1989-07-27
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