JPH0376056A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に関し、特にアドレスマーク
を検出するためのアドレスマーク検出回路を有する磁気
ディスク装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の磁気ディスク装置のアドレスマーク検出回路の一
例を第２図に示す。第２図において、増幅器２１は読出
し信号を入力して次段のレベル検出器２２が動作できる
程度に増幅する増幅器である。レベル検出器２２は、増
幅された読出し信号のレベルを検出し、読出し信号に対
応したパルス信号すなわち読出しデータパルス２３を出
力する。

カウンタ回路２４は、読出しデータパルス２３とクロッ
ク信号２５とを入力し、読出しデータパルス２３で減算
を行いクロック信号２５で加算を行ってその計数値がし
きい値を越えたときにアドレスマーク信号２６を出力す
る。

第３図は第２図に示したアドレスマーク検出回路の各信
号の波形を示す波形図であり、（ａ）は読出し信号、（
ｂ）はレベル検出器２２の出力信号である読出しデータ
パルス２３、（ｃ）はクロック信号２５、（ｄ）はカウ
ンタ回路２４の出力信号であるアドレスマーク信号２６
を示す。

第３図において、読出し信号（ａ）の波形のないゼロレ
ベルの個所はアドレスマーク２７である。

アドレスマーク検出回路は、この読出し信号のゼロレベ
ルの個所を検出する回路である。アドレスマークとは、
磁気ディスク装置に書込まれているデータの書込まれて
いる位置を示す為のもので、上位装置の磁気ディスク装
置から送信されるアドレスマーク信号を基準としてデー
タの書込み動作または読出し動作を磁気ディスク装置に
指示する。

このため、アドレスマーク信号は、磁気ディスク装置に
とって重要な信号である。第３図の（ｂ）は、読出し信
号をレベル検出した後の信号すなわち、読出しデータパ
ルス２３を示しているが、図で示すように、読出し信号
のアドレスマーク２７に対応する個所はパルスが発生し
ない。このため、読出しデータパルス２３で減算しクロ
ックパルス２５で加算しているカウンタ回路２４の計数
値は、アドレスマーク２７の個所で加算だけ行われて一
定値（しきい値）を越える。このカウンタ回路２４の計
数値がしきい値を越えたとき、カウンタ回路２４はアド
レスマーク２７を検出したとしてアドレスマーク信号２
６を出力する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように、従来の磁気ディスク装置のアドレスマ
ーク検出回路は、読出し信号中の波形のないゼロレベル
の個所を検出する回路であるが、この信号波形のないゼ
ロレベルの個所にノイズが混入すると、余分なデータパ
ルスが発生してアドレスマークを正しく検出することが
できなくなる欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の磁気ディスク装置は、アドレスマーク検出回路
が二つの値のしきい値を有し、上位装置からの選択命令
によってそれらのうちの一つを選択することができるよ
うにしたものである。

すなわち、本発明の磁気ディスク装置は、読出し信号を
入力して増幅する増幅器と、前記増幅器の出力信号を入
力してそのレベルを検出してパルス信号とした読出しデ
ータパルスを出力するレベル発生器と、前記読出しデー
タパルスを入力して減算しクロックパルスを入力して加
算する計数器と、上位装置からの指令によって二つのし
きい値のうちのいずれか一方を選択して出力する選択回
路と、前記計数器の出力信号と前記選択回路からのしき
い値とを入力して比較し前記計数器の出力信号が前記し
きい値よりも大きいときにアドレスマーク検出信号を出
力する比較器とを有するアドレスマーク検出回路を備え
ている。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のアドレスマーク検出回路を
示すブロック図である。

本実施例は、基本的には第２図に示した従来の磁気ディ
スク装置のアドレスマーク検出回路と同じである。すな
わち磁気ヘッドによって読出された読出し信号１は、増
幅器２によって次段のレベル検出器３が動作可能となる
程度に増幅される。

レベル検出器３は、増幅された読出し信号のレベルを検
出し、読出し信号に対応した読出しデータパルス４を発
生する。計数器５は、読出しデータパルス４を入力して
減算し、クロックパルス６を入力して加算を行う計数器
であり、その計数値７は比較器１４に出力される。−弁
選択回路１２は、上位装置から選択命令１１を入力し、
選択命令１１が０”のときは通常のしきい値を出力し、
選択命令１１が′１″のときは通常のしきい値よりも小
さい値のしきい値を出力する。比較器１４は、計数値７
としきい値１３とを比較し、計数値７がしきい値１３よ
りも大きいときにアドレスマーク検出信号１５を出力す
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の磁気ディスク装置は、読
出しデータパルスの欠落した個数を計数して計数した値
がしきい値を越えたことによってアドレスマークを判定
するアドレスマーク検出器において、２種のしきい値を
有し、アドレスマーク検出のとき、アドレスマークにノ
イズが混入していてアドレスモーフを正しく検出できな
い場合でも、上位装置からの再試作のとき、しきい値を
小さい値に選択することによって正しくアドレスマーク
を検出できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来の磁気ディスク装置のアドレスマーク検出回路の一
例を示すブロック図、第３図は第２図のアドレスマーク
検出回路の各信号の波形を示す波形図である。 １・・・読出し信号、２・２１・・・増幅器、３・２２
・・・レベル発生器、４・２３・・・読出しデータパル
ス、５・・・計数器、６・２５・・・クロックパルス、
７・・・計数値、１１・・・選択命令、１２・・・選択
回路、１３・・・しきい値、１４・・・比較器、１５・
２６・・・アドレスマーク検出信号、２４・・・カウン
タ回路、２７・・・、アドレスマーク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　読出し信号を入力して増幅する増幅器と、前記増幅器
   の出力信号を入力してそのレベルを検出してパルス信号
   とした読出しデータパルスを出力するレベル発生器と、
   前記読出しデータパルスを入力して減算しクロックパル
   スを入力して加算する計数器と、上位装置からの指令に
   よって二つのしきい値のうちのいずれか一方を選択して
   出力する選択回路と、前記計数器の出力信号と前記選択
   回路からのしきい値とを入力して比較し前記計数器の出
   力信号が前記しきい値よりも大きいときにアドレスマー
   ク検出信号を出力する比較器とを有するアドレスマーク
   検出回路を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。