JPH0375986A - 音声接客案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カードを用いた自動販売機における商品販売
などの金融取引時において接客案内を行なう音声接客案
内装置に関するものである。

従来の技術 現在、自動販売機において音声による接客案内装置が提
案され、実際に稼動している。その詳細内容は、例えば
特開昭５９−１４−１９６３号公報に述べられている。

また、銀行系のキャッシュデイスペンサーは、音声によ
る接客案内が一般的に広く行なわれている。これは、利
用者に自動販売機、キャッシュデイスペンサー等の機器
の操作手順を音声により案内するものである。

発明が解決しようとする課題 しかしながら従来の自動販売機やキャッシュディ３ペー
ジ スペンサーの音声接客案内装置では、女性の音声のみに
よって行なわれていたので、利用者が女性である場合に
は案内に対して嫌悪感をいだき、このような装置の金融
取引の利用を避けようとする課題と、接客は女性の仕事
であるという社会風潮に惑わされた女性蔑視を行なって
いるとも受は取られかねないという課題とを有していた
。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、カード所有
者に対して異性の音声で接客案内を行なう音声接客案内
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の音声接客案内装置は
、カード所有者の性別を示す性別データと、前記性別デ
ータを個人情報エリアに記憶し金額情報エリアに金額を
記録しかつ金額を変更して再記録可能なカードを用い、
前記カードが挿入されると、前記カードから性別データ
と金額を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ら
れた性別データを記憶する性別データ記憶手段と、前記
読取手段が動作すると金融取引の案内を要求する接客案
内要求手段と、前記性別データ記憶手段に記憶されてい
る性別データから所有者の性別を判定する性別判定手段
と、男女二種類の音声による接客案内音声データが記憶
されている接客案内データ記憶手段と、前記接客案内デ
ータ記憶手段に記憶されている接客案内音声データから
前記性別判定手段で判定された性別に対して異性の接客
案内音声データを選択する音声データ選択手段と、前記
接客案内要求手段からの要求を受け、前記性別判定手段
を動作させ前記音声データ選択手段で選択された異性の
接客案内音声データにより接客案内を行なう接客案内手
段の構成を有している。

作用 との構成によって、音声接客案内装置は、カードからカ
ード所有者の性別を読み取り、カード所有者に対して異
性の音声で接客案内を行なうことができる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

５ページ 第１図は本発明の一実施例における音声接客案内装置の
ブロック図を示すものである。

第１図において、１はカードであり、金額エリアにプリ
ペイド残高などの金額データ、個人情報エリアに所有者
の住所、氏名、性別などの個人データが記憶されている
。２は読取手段であり、前記カード１に記憶されている
各データの読み取りを行なう。３は接客案内要求手段で
あり、前記読取手段が動作すると金融取引を行なうため
の音声による接客案内を要求する。５は接客案内データ
記憶手段であり、男女二種類の音声による接客案内音声
データが記憶されている。６は性別データ記憶手段であ
り、前記読取手段２で読み取られた性別データを記憶す
る。７は性別判定手段であり、前記性別データ記憶手段
６に記憶されている性別データからカード所有者の性別
を判定する。８は音声データ選択手段であり、前記接客
案内データ記憶手段５に記憶されている男女二種類の音
声の接客案内音声データから前記性別判定手段７で判定
されたカード所有者に対して異性の音声の接客６ページ 案内音声データの選択を行なうものである。４は接客案
内手段であり、前記接客案内要求手段３からの要求を受
は前記性別判定手段７を動作させ前記音声データ選択手
段８において選択された接客案内音声データから音声に
よる接客案内を行なう。

以上のように構成された音声接客案内装置について、以
下第２図を用いてその動作を説明する。

まず、カード所有者はカード１を読取手段２に挿入する
（　ｓ　ｔ、　ｅ　ｐ　１　）。すると読取手段２は、
カード１に記憶されている個人情報エリアの性別データ
の読み取りを行ない（ｓｔｅｐ２）、このデータを性別
データ記憶手段６に記憶する（ｓｔｅｐ３　）。次に、
接客案内要求手段３より金融取引のための接客案内要求
を行ない（ｓｔｅｐ４）、接客案内手段４ではこの要求
を受は性別判定手段７にて、性別データ記憶手段６に記
憶されている性別データから利用者の性別を判別する（
ｓｔｅｐ５）。この性別データから音声データ選択手段
８では、接客案内データ記憶手段５に記憶されている接
客案内音声データの中からカード所有者に７ページ 対して異性の音声の接客案内音声データを選択する（ｓ
ｔｅｐ６）。そして、接客案内手段４ではこの選択され
た接客案内音声データから音声による接客案内を行なう
（ｓｔｅｐ７）。カード所有者は、この接客案内に従っ
て金融取引を行ない（ｓｔｅｐ８）、その後カードの返
却を行なう（Ｓ□ｔｅｐ９）。

以上のように本実施例によれば、男女二種類の音声よる
接客案内音声データが記憶されている接客案内データ記
憶手段５と、読取手段２で読み取られた性別データを記
憶する性別データ記憶手段６と、性別データ記憶手段６
に記憶されている性別データからカード所有者の性別を
判定する性別判定手段７と、接客案内データ記憶手段５
に記憶されている男女二種類の音声よる接客案内音声デ
ータから性別判定手段７で判定されたカード所有者に対
して異性の音声の接客案内音声データの選択を行なう音
声データ選択手段８とを設けることにより、カード所有
者に対して異性の音声で接客案内を行なうことができる
、音声接客案内装置を提供することができる。

尚、本実施例では、カードに所有者の性別データを記憶
しカード所有者に対して異性の音声で接客案内を行なう
としたが、これにこだわることなく、例えばカードに所
有者の年齢データを記憶しこの年齢、年代の人が好む性
別で接客案内を行なってもよいものである。

発明の効果 以上のように本発明は、カード所有者の性別を示す性別
データと、前記性別データを個人情報エリアに記憶し金
額エリアに金額を記録しかつ金額を変更して再記録可能
なカードを用い、前記カードが押入されると、前記カー
ドから性別データと金額を読み取る読取手段と、前記読
取手段で読み取られた性別データを記憶する性別データ
記憶手段と、前記読取手段が動作すると金融取引の案内
を要求する接客案内要求手段と、前記性別データ記憶手
段に記憶されている性別データから所有者の性別を判定
する性別判定手段と、男女二種類の音声による接客案内
音声データが記憶されている９ページ 接客案内データ記憶手段と、前記接客案内データ記憶手
段に記憶されている接客案内音声データから前記性別判
定手段で判定された性別に対して異性の接客案内音声デ
ータを選択する音声データ選択手段と、前記接客案内要
求手段からの要求を受け、前記性別判定手段を動作させ
前記音声データ選択手段で選択された異性の接客案内音
声データにより接客案内を行なう接客案内手段とを設け
ることにより、利用者が女性である場合でも接客案内に
対して嫌悪感を抱くこともなく、また接客は女性の仕事
であるという社会風潮に惑わされない人権擁護の立ち場
に立った優れた音声接客案内装置を実現できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における音声接客案内装置の
ブロック図、第２図は本発明の一実施例の動作を示すフ
ローチャートである。 １・・・カード、２・・・読取手段、３・・・接客案内
要求手段、４−・・・接客案内手段、５・・・接客案内
データ記憶手段、６・・・性別データ記憶手段、７・・
・性１０ページ 態判定手段、８・・・音声データ選択手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　カード所有者の性別を示す性別データと、前記性別デ
   ータを個人情報エリアに記憶し金額エリアに金額を記録
   しかつ金額を変更して再記録可能なカードを用い、前記
   カードが挿入されると、前記カードから性別データと金
   額を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取られた
   性別データを記憶する性別データ記憶手段と、前記読取
   手段が動作すると金融取引の案内を要求する接客案内要
   求手段と、前記性別データ記憶手段に記憶されている性
   別データから所有者の性別を判定する性別判定手段と、
   男女二種類の音声による接客案内音声データが記憶され
   ている接客案内データ記憶手段と、前記接客案内データ
   記憶手段に記憶されている接客案内音声データから前記
   性別判定手段で判定された性別に対して異性の接客案内
   音声データを選択する音声データ選択手段と、前記接客
   案内要求手段からの要求を受け、前記性別判定手段を動
   作させ前記音声データ選択手段で選択された異性の接客
   案内音声データにより接客案内を行なう接客案内手段と
   を備えた音声接客案内装置。