JPH0375810B2 - - Google Patents

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JPH0375810B2
JPH0375810B2 JP61144913A JP14491386A JPH0375810B2 JP H0375810 B2 JPH0375810 B2 JP H0375810B2 JP 61144913 A JP61144913 A JP 61144913A JP 14491386 A JP14491386 A JP 14491386A JP H0375810 B2 JPH0375810 B2 JP H0375810B2
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
vibration
voltage
disconnection
Prior art date
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Application number
JP61144913A
Other languages
English (en)
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JPS631932A (ja
Inventor
Tsuneo Koseki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP61144913A priority Critical patent/JPS631932A/ja
Publication of JPS631932A publication Critical patent/JPS631932A/ja
Publication of JPH0375810B2 publication Critical patent/JPH0375810B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、振動検出器を構成する振動検出用
コイルの断線を確実に検出する回路に関する。
[従来技術とその問題点] 一般に火力発電所などで使用されるタービン等
の発電機には、その作動状態を監視するために発
電機の軸受け近傍等に振動検出器が設置されてい
る。この種の振動検出器は通常直流磁界中に振動
検出用コイルが発電機の振動の大きさに比例して
振動するように配置構成されている。振動検出用
コイルが振動すると直流磁界と鎖交する磁束が変
化して当該コイルに交流電圧が生じる。この交流
電圧を振動の大きさ(変位・速度・加速度)に比
例した直流電圧に変換し、変換された直流電圧の
大きさに基づき振動の大きさを検出する。
この振動検出器には、振動検出用コイルの断線
を検出する回路を設けるのが一般的である。以
下、第3図に基づいて断線検出回路の従来例を説
明する。
図中破線で囲まれた101〜107で示す構成
部分は、振動検出用コイル109に発生した交流
電圧を、検出した振動の大きさに比例した直流電
圧に変換し、この直流電圧を出力端子111−a
に出力する回路部である。コンパレータ115の
非反転入力端子には抵抗113を介して直流電圧
−15Vが印加されているとともに、断線を検出す
るために振動検出用コイル109を介してモニタ
直流電圧Eが印加されており、この電圧の和は基
準電圧Vrefより高く設定されている。
振動検出用コイル109が断線すると、非反転
入力端子の入力電圧は−15Vに変化し、基準電圧
Vrefより低くなるため、コンパレータ115の
出力は0Vとなりこれによつて振動検出用コイル
109が断線した旨を警報する。
ところで、この種の断線検出回路にあつては、
検出用コイル109に直流を流すことにより断線
状態を検出しているため、検出用コイル109が
磁界中を運動すると新たに磁界が発生する。
その結果、検出用コイル109が受ける磁力が
変化し、それに伴つて検出用コイル109の平衡
位置が変化する。
また、断線した瞬間すなわち磁束が急に消滅し
た瞬間に、インパルス状の誘導起電力E・δ(t)
(δ(t)は微小時間・無次元)がコンパレータ1
15に加わるため、あたかも大きな振動が生じた
の如く出力信号が生じる。
すなわち、この従来の断線検出回路にあつては
振動検出器の振動検出特性が変化するとともに、
断線時に振動検出器の出力信号が変化するため、
断線を確実に行うことができずこの点での改善が
切望されていた。
[発明の目的] この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
でその目的としては、振動検出用コイルの振動検
出特性に影響を与えることなく、断線検出を確実
に行うことのできる振動検出器の断線検出回路を
提供することにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するためにこの発明は、直流磁
界中に配置され、被検体の振動に伴つて変化する
鎖交磁束の大きさに比例した検出交流信号を出力
する振動検出用コイルと、 前記検出交流信号と干渉しない高い周波数の参
照交流信号を前記検出交流信号に重畳する参照信
号重畳回路と、 参照信号重畳回路から出力される重畳信号を増
幅する増幅器と、 増幅された重畳信号中から検出交流信号を抽出
して直流信号に変換する第1の整流回路と、 増幅された重畳信号中から参照交流信号を抽出
して直流信号に変換する第2の整流回路と、 前記振動検出用コイルが断線した際に前記増幅
器の増幅率が変化して、第1の整流回路と第2の
整流回路の各出力信号の加算信号のレベル変化ま
たは第2の整流回路の出力信号のレベル変化が生
じた時に前記振動検出用コイルの断線発生と判定
する判定回路とを有することを要旨とする。
[発明の実施例] 第1図にはこの発明の第1実施例に係る断線検
出回路が示されている。
振動検出用コイル109は、直流磁界中に配置
され、タービン等の被検体に取り付けられてその
振動の大きさに比例したレベルの周波数10〜200
Hzの交流信号(以下「検出交流信号」と呼ぶ)を
生成する。
発振器1は、出力側コイル1−aの一端が振動
検出用コイル109を介してバイアス電源Vccに
接続されており、他端は増幅器3に接続されてい
る。この発振器1は、検出交流信号と干渉しない
充分高い周波数(1〜2kHz)の交流信号(以下
「参照交流信号」と呼ぶ)を前記検出交流信号に
重畳して増幅器3に出力する。前記検出交流信号
は、検出した振動に対応してその振幅及び周波数
が変化するが、参照交流信号は、検出した振動の
大小に関わらず一定の値である。
増幅器3は、検出交流信号及び参照交流信号を
所定の電圧に増幅し、この増幅した電圧をローパ
ス整流回路5及びハイパスフイルタ(HPF)7
に出力する。また、振動検出用コイルの断線時に
おいては、入力インピーダンス(入力側の合成抵
抗分)が変化するため、この増幅器3の増幅率も
変化することとなる。
整流回路5は、増幅器3より入力した検出交流
信号を振動の大きさに応じて例えば0〜4Vの直
流電圧に変換し、この直流電圧を平滑回路9に出
力する。なお、参照交流信号は検出交流信号に較
べて信号レベルを小さく設定してあるためローパ
スフイルタの図示は省略してある。
ハイパスフイルタ7は、周波数1〜2kHzの参
照交流信号のみを通過させ、この交流信号を増幅
器11に出力する。
増幅器11は、ハイパスフイルタ7より入力し
た参照交流信号を所要の交流電圧に増幅して整流
回路13に出力する。また、この増幅器11に
は、特に図示していないがゼロ点調節回路が設け
られており、増幅器11に入力した電圧が0Vの
場合にはゼロ点調節を行い、整流回路13に対す
る出力電圧を0Vに調節することによつて断線検
出を確実にしている。
整流回路13は、増幅器11より出力された交
流電圧を例えば1Vの直流電圧に変換して、平滑
回路9に出力する。
平滑回路9は、整流回路5及び整流回路13よ
り入力した電圧を加算してこの電圧のリツプル分
を除去し、リツプル分を含まない1〜5Vの直流
電圧信号(統一信号)を出力端子15−a及び下
限警報回路17に出力する。
下限警報回路17は、例えばスイツチング回路
より構成されており、入力した電圧が基準電圧
(例えば0.8V)以下の場合には振動検出用コイル
109が断線した旨を警報する信号を出力端子1
5−bを介して図示しない中央制御室の制御盤等
に出力する。
次にこの実施例の作用を説明する。
まず、振動検出用コイル109が断線していな
い場合について説明する。
この場合、振動検出用コイル109には振動の
大きさに比例した交流電圧、すなわち検出交流信
号が誘起するため、増幅器3には検出交流信号及
び発振器1で重畳させた参照交流信号が入力す
る。増幅器3に入力した交流信号は、参照交流信
号については、ハイパスフイルタ7を通過して増
幅器11で所定の電圧に増幅された後、整流回路
13において1Vの直流電圧に変換される。
一方、振動検出用コイル109に誘起した検出
交流信号は、整流回路5において0V〜4Vの振動
の大きさに比例した直流電圧に変換される。
整流回路5及び整流回路13より出力された電
圧は平滑回路9で加算されて、リツプル分が除去
された後、出力端子15−a及び下限警報回路1
7に出力される。
下限警報回路17に入力した電圧は、少なくと
も1V以上であるため、基準電圧(0.8V)以上と
なり、下限警報回路17は作動しない。このため
出力端子15−bからは、断線発生を警報する信
号は出力されない。一方、出力端子15−aから
は振動の大きさに比例した直流電圧が出力され
る。
次に振動検出用コイル109が断線した場合に
ついて説明する。
この場合、振動検出用コイル109には検出交
流信号は生じず、増幅器3には断線検出用の参照
交流信号のみが入力される。振動検出用コイル1
09の断線により増幅器3の入力側の合成抵抗
は、断線前よりも大きくなるので、増幅器3の増
幅率は、断線前よりも低くなる。このため、増幅
器3から出力される電圧は断線前の参照交流信号
よりも低くなり、基準値(0.8V)以下になる。
これによつて出力端子15−aから出力される電
圧は0Vになるとともに、下限警報回路17が作
動して振動検出用コイル109が断線した旨を報
知する警報信号を例えば外部の中央制御室の制御
盤に出力する。
このように、この実施例によれば、振動用検出
コイル109の断線検出を、断線発生により参照
交流信号の振幅が減少して整流後の電圧レベルが
低下することを検知して行うので、断線時におけ
る振動検出信号の変化の影響を受けることなく確
実な断線検出が可能となる。なお、この実施例に
おいては、断線検出を下限警報回路17によつて
モニタすることにより、増幅器3、整流回路5、
平滑回路9等の故障も検知することが可能であ
る。
次に、第2図を参照してこの発明の第2実施例
に係る断線検出回路について説明する。なお第1
実施例と同一構成部分については説明を省略し、
その差異についてのみ説明する。
この実施例に係る断線検出回路は、発振器1で
重畳される参照交流信号のみのレベルの変化によ
つて断線を検出することを特徴としている。
整流回路5−aは、増幅器3より出力された検
出交流信号及び参照交流信号を所要の直流電圧に
整流して平滑回路9に出力する。
整流回路13は、発振器1で重畳させた参照交
流信号を直流電圧に変換してコンパレータ19の
非反転入力端子に出力する。
コンパレータ19は、非反転入力端子に入力し
た電圧が基準電圧Vref(例えば0.8V)以下の場合
には、所定の電圧が出力されてアナログスイツチ
21をオンさせることにより、出力端子23−a
の電圧をVcc(0V)にさせるとともに、断線発生
を出力端子23−bを介して例えば図示しない中
央制御室の制御盤に出力する。
次に、この実施例の作用を振動検出用コイル1
09が断線した場合についてのみ説明する。
この場合、検出交流信号は発生せず、参照交流
信号のみ増幅器3で増幅される。この断線時に増
幅された参照交流信号は、断線前に増幅された参
照交流信号よりも低いため、コンパレータ19の
非反転入力端子に入力する参照交流信号を変換し
た直流信号は、コンパレータ19の反転端子に入
力する基準値Vref(0.8V)よりも低くなる。この
ため、コンパレータ19より一定電圧が出力され
アナログスイツチ21がオンになり出力端子23
−aがVcc(0V)に接続される。これにより出力
端子23−aより出力される電圧が0Vに変化す
るとともに、出力端子23−bを介して振動検出
用コイル109の断線を前記中央制御室の制御盤
に報知する。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、従来例
のように、直流電流を振動検出用コイルに通電さ
せていないため、振動検出用コイルの平衡位置が
変化することに起因した振動検出特性の変化を防
止できる。また振動検出用コイルの断線時に出力
信号に影響を与えることがないので、振動振出器
が高い精度をもつて振動を計測することが可能に
なるとともに振動検出用コイルの断線を確実に検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例に係わる振動
検出器の断線検出回路の構成図、第2図はこの発
明の第2の実施例に係わる振動検出器の断線検出
回路の構成図、第3図は従来例に係わる振動検出
器の断線検出回路の構成図である。 (図面の主要部分を示す符号の説明)、1……
発振器、5……整流回路、7……ハイパスフイル
タ、9……平滑回路、13……整流回路、17…
…下限警報回路、19……コンパレータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流磁界中に配置され、被検体の振動に伴つ
    て変化する鎖交磁束の大きさに比例した検出交流
    信号を出力する振動検出用コイルと、 前記検出交流信号と干渉しない高い周波数の参
    照交流信号を前記検出交流信号に重畳する参照信
    号重畳回路と、 参照信号重畳回路から出力される重畳信号を増
    幅する増幅器と、 増幅された重畳信号中から検出交流信号を抽出
    して直流信号に変換する第1の整流回路と、 増幅された重畳信号中から参照交流信号を抽出
    して直流信号に変換する第2の整流回路と、 前記振動検出用コイルが断線した際に前記増幅
    器の増幅率が変化して、第1の整流回路と第2の
    整流回路の各出力信号の加算信号のレベル変化ま
    たは第2の整流回路の出力信号のレベル変化が生
    じた時に前記振動検出用コイルの断線発生と判定
    する判定回路と、 を具備することを特徴とする振動検出器の断線検
    出回路。
JP61144913A 1986-06-23 1986-06-23 振動検出器の断線検出回路 Granted JPS631932A (ja)

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JP61144913A JPS631932A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 振動検出器の断線検出回路

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JP61144913A JPS631932A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 振動検出器の断線検出回路

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JPS631932A JPS631932A (ja) 1988-01-06
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JP61144913A Granted JPS631932A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 振動検出器の断線検出回路

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819492Y2 (ja) * 1979-01-24 1983-04-21 日本精工株式会社 圧電型センサのテスタ
JPS5992866U (ja) * 1982-12-14 1984-06-23 株式会社東芝 差動トランス回路検査装置

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JPS631932A (ja) 1988-01-06

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