JPH0375672B2 - - Google Patents

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JPH0375672B2
JPH0375672B2 JP62265209A JP26520987A JPH0375672B2 JP H0375672 B2 JPH0375672 B2 JP H0375672B2 JP 62265209 A JP62265209 A JP 62265209A JP 26520987 A JP26520987 A JP 26520987A JP H0375672 B2 JPH0375672 B2 JP H0375672B2
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JP
Japan
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cylinder mold
liquid
cylinder
mold
vat
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Application number
JP62265209A
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English (en)
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JPS63190088A (ja
Inventor
Gyunnaru Sutenberui Eeriku
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Valmet Technologies Oy
Original Assignee
Valmet Paper Machinery Inc
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Publication date
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Application filed by Valmet Paper Machinery Inc filed Critical Valmet Paper Machinery Inc
Publication of JPS63190088A publication Critical patent/JPS63190088A/ja
Publication of JPH0375672B2 publication Critical patent/JPH0375672B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/04Complete machines for making continuous webs of paper of the cylinder type
    • D21F9/046Complete machines for making continuous webs of paper of the cylinder type with non-immersed cylinder

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  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転可能なシンリダモールド即ち円
網と、バツトと、ヘツドボツクスと、を有するシ
リンダ・バツトユニツトを備えた円網抄紙機のバ
ツトセクシヨンにおける手段であつて、前記ヘツ
ドボツクスは、シリンダモールドの液体透過性外
表面の一部をバツト内の原料と接触させて水を原
料から前記外表面を通して排水することによりウ
エブを形成するような方法でシリンダモールドの
上流に配置され、原料をバツト内に所定のレベル
に維持するように連続的に供給するようにバツト
に連結されており、前記円網抄紙機は、ブレスト
ロール上を通り、バツトを通り、そしてシリンダ
モールドの円周の一部を取囲んでループをなして
走行する外側ワイヤと、外側ワイヤが沿つて延び
ているシリンダモールドとブレストロールとの間
でバツトに配置された壁手段と、を備えた、円網
抄紙機のバツトセクシヨンにおける手段に関す
る。
上述の形式のバツトセクシヨンを備えた円網抄
紙機はスエーデン特許出願第8403472−7号によ
つて知られている。このバツトセクシヨンは、ブ
レストロールとシリンダモールドとの間にプラツ
トホームを備え、前記プラツトホームは、外側ワ
イヤを支持し、そして1つ又は2つ以上の排水通
路を形成するスリツト手段を備え、1つ又は2つ
以上の前記排水通路を通して原料から水を排水す
ることにより外側ワイヤ上に第2ウエブを作る。
ついで、第1ウエブと第2ウエブは、一緒に合わ
されて単一ウエブを形成し、この単一ウエブはシ
リンダモールドから取り除かれる。外側ワイヤと
シリンダモールドとの間のニツプの最も近くに位
置するバツト底部の部分には、シリンダモールド
に対して外側ワイヤを押しつけるように配置され
たシールリツプが設けられている。シリンダモー
ルド上に形成される単一層からなるウエブを作る
目的で、完全に閉じられたプラツトホームを備え
たこの円網抄紙機を運転することを望む場合には
特に、前記ニツプに近接したバツトの底部を完全
に密閉することは困難であり、従つて外側ワイヤ
がシリンダモールド上に形成されたウエブと接触
する前に繊維が外側ワイヤ上に堆積することがあ
ることが判明した。この望ましくない繊維の層は
外側ワイヤ上に不均一に堆積し、従つて、それに
応じて不均一なグラム数を有する紙が作られる。
更に、ニツプの近くで外側ワイヤを通る前記望ま
しくない排水により、ニツプの手前で原料中に不
規則な流れが生ずることがある。これらの不規則
な流れは、ウエブの一部が洗い落され、従つてウ
エブの繊維分布とグラム数が不均一になる、とい
う点で、シリンダモールド上でのウエブの形成に
不利な影響を有する。これらの問題は、正確なウ
オータマークを入れた証券用紙の製造において特
に重大であり、この場合、シリンダモールド上の
金網は紙厚に厚薄を作るように設計された部分を
有する。前記部分は、外側ワイヤとシリンダモー
ルドとの間に開口部を形成する凹所を有し、前記
凹所を通して原料を外方へ押出すことができ、従
つて繊維が外側ワイヤ上に堆積される。前記開口
部は前記シールリツプによつて閉じることはでき
ない。何故ならば、正確なウオータマークを作る
べき前記部分の隆起部を破壊しないように限られ
た圧力で前記シールリツプをシリンダモールドに
押しつけることが許されるにすぎないからであ
る。
スエーデン特許第109941号は、ゴムのような水
不透過性材料の無端ベルトと回転するスクリーン
シリンダとの間で繊維懸濁液を脱水するための装
置を説明している。同様な装置が、西ドイツ特許
第1072877号及び米国特許第2929448号に記載され
ている。米国特許第2974726号は、バツトの内側
でループをなして走行しかつシリンダモールドの
円周の一部を取り囲む無端の液体不透過性ベルト
を備えたシリンダ・バツトユニツトに関する。然
しながら、これらの公知の装置は、本発明による
手段が適用される円網抄紙機とは全く異なる。前
記ベルトは、全く異なる目的で利用されており、
何れの明細書も、最初に述べた円網抄紙機におい
て遭遇した特定の問題を解決するのに適すること
を示唆も暗示もしていない。
本発明の目的は、最初に述べた形式の円網抄紙
機における手段において、前記手段は外側ワイヤ
を通る無視できないかつ望ましくない排水をなく
し、外側ワイヤ上に無視できない繊維の堆積を防
ぐようにした前記手段を提供することである。
この目的は本発明によつて達成される。本発明
によれば、前記壁手段は、外側ワイヤの経路であ
るループの内側に位置したループをなして走行す
るように配置された無端の液体不透過性ベルトを
備え、前記液体不透過性ベルトと外側ワイヤは、
少くともブレストロールとシリンダモールドとの
間に位置した領域内で互に緊密な表面接触をしな
がら一緒に走行し、従つて液体不透過性ベルトが
バツト内の原料に対する液体障壁を形成するこ
と、を特徴とする。
本明細書において、「水不透過性ベルト」とい
う表現は、液体に対し高度に制限された従つて無
視しうる透過性をもつベルトを含むものと考えら
れている。
本発明の好まし実施態様によれば、無端の液体
不透過性ベルトは又シリンダモールドの円周の一
部を取り囲み、従つて液体不透過性ベルトは、ウ
エブ中の液体に対する液体障壁を形成すると共
に、ウエブからシリンダモールドの外表面を通し
て液体を除去する加圧手段を形成する。
以下、添付図面を参照して、本発明を更に詳細
に説明する。
好ましい実施態様の説明 第1図及び第2図を参照すると、その各図に
は、回転可能なシリンダモールド(円網)2を備
えたシリンダ・バツトユニツト1を含む円網抄紙
機のバツト部分が示してある。シリンダモールド
2は、両端が開放したドラムからなり、ドラムの
まわりには、金網被覆表面を作るために1つ又は
2つ以上の金網3が配置されている。シリンダ・
バツトユニツト1は又バツト4を含み、シリンダ
モールド2はバツト4内で作動してバツト4内に
収容された原料5の連続脱水によりウエブを製造
し、ドラム内に流入しそしてドラムの両端から流
出した水は、シリンダモールド2の下方に配置さ
れた容器6内に集められる。シリンダモールド
は、スプレーノズル60から出る水のジエツトに
よつてきれいに維持される。
第1図及び第2図から明らかなように、バツト
4は、シリンダモールド2の垂直中央平面に関し
てシリンダモールド2の一方側に配置され、シリ
ンダモールド2と、互に間隔をへだてていてかつ
互に平行な2つの側壁57,58と、入口10を
備えた後部片9とによつて垂直に構成され、好ま
しくは水平の有孔ロール11が回転するように入
口10内に配置される。ヘツドボツクス12を入
口10に連結して、バツト4内に原料5の所望な
レベルを維持するように原料をバツト4に供給す
る。
ヘツドボツクス12は、原料入口(図示せず)
を備えた水平のテーパ付入口室13と、余分の原
料を原料供給源へ戻すためヘツドボツクス12の
反対側に配置された第2出口14と、を有するの
が好ましい。ヘツドボツクス12は、バツト4の
入口10を横断して延びかつ該入口10と連通す
る水平の長方形の出口15を有し、そして、出口
15の全長に沿つて原料の均一な分布を保証する
ために固定孔板16を備えている。
シリンダモールド2とバツト4とヘツドボツク
ス12の形の上述の部材は円網抄紙機のスタンド
17で支持される。
円網抄紙機は、また、矢印で示す方向に駆動さ
れる外側ワイヤ18を含み、この外側ワイヤ18
は、図示の実施態様では、シリンダモールド2の
円周の一部を取り囲むように配置されている。外
側ワイヤ18は、好ましくは、ブレストロール1
9と、シリンダモールド2の上方に配置されたガ
イドロール20と、互に間隔をへだてられかつシ
リンダモールド2の下方に配置された第1ストレ
ツチロール21と第2ストレツチロール22と、
を含む複数のロール上をループをなして走行する
ように配置される。ストレツチロール21,22
は、油圧シリンダ又は空圧シリンダの形をとりう
る運動伝達手段7,30によつて変位可能でかつ
調節可能である。第2ストレツチロール22は、
運動伝達手段7によつて外側ワイヤ18に所望の
張力を加えるように配置されている。シリンダモ
ールド2のすぐ後方には吸引箱23があり、この
吸引箱23は、外側ワイヤ18のループの内側で
外側ワイヤ18と接触して取付けられている。吸
引箱23は、シリンダモールドから移送後のウエ
ブの乾燥固体含有量を増大させるために配置され
ている。ウエブから更に水分を除去するため、ガ
イドロール20の後方に2つの同様な吸引箱2
4,25が取付けられている。ガイドロール20
にはドクターブレード59が設けられている。他
のロール、例えばブレストロール19等に関連づ
けて同様なワイパー手段を取付けるのがよい。
第1図及び第2図から明らかなように、外側ワ
イヤ18は、原料5と直接接触しながらバツト4
を通つて走行する。バツトには壁手段(この実施
態様では底壁手段を構成する)が設けられ、この
底壁手段は、ヘツドボツクス12の出口15から
ブレストロール19まで更にブレストロール19
を過ぎて十分な距離延びるように配置されたエプ
ロン26を備え、外側ワイヤ18と組み合わせて
原料の流れのための密閉ブリツジを形成してい
る。
本発明によれば、バツト4の前記底壁手段は、
外側ワイヤ18の経路であるループの内側に位置
するループをなして走行するように配置された無
端の液体不透過性ベルト8をも備え、液体不透過
性ベルト8は、少くともブレストロール19とシ
リンダモールド2との間の領域内で外側ワイヤ1
8と緊密な表面接触をする。図示の実施態様で
は、液体不透過性ベルト8は、シリンダモールド
2の円周の一部を取り囲み、そして複数のロール
上を前記ループをなして走行するように配置され
ている。シリンダモールド2から数えて、これら
のロールは、ガイドロール27と、心出しロール
28と、前記第1ストレツチロール21と、前記
第2ストレツチロール22と、前記ブレストロー
ル19とを含んでいる。従つて、液体不透過性ベ
ルト8は、第1ストレツチロール21において外
側ワイヤ18と出会い、次に第2ストレツチロー
ル22及びブレストロール19の周りを外側ワイ
ヤ18と同じ速度でその内側を走行する。次い
で、液体不透過性ベルト8は、該ベルト8の上に
あつて原料5の重量の作用で該ベルト8と緊密な
表面接触をしている外側ワイヤ18と共にバツト
4を通過する。上述のように、液体不透過性ベル
ト8は、次いで、シリンダモールド2の円周の一
部の周りを走行し、バツト4から離れる方に面す
るシリンダモールド2の側でシリンダモールド2
及び外側ワイヤ18から離れ、ガイドロール27
の周りと心出しロール28の上を通り、下降して
第1ストレツチロール21及び外側ワイヤ18ま
で戻る。第1ストレツチロール21は、運転伝達
手段30によつて液体不透過性ベルトに所望の張
力を作るように配置されている。心出しロール2
8は、油圧シリンダ又は空圧シリンダの形態をと
りうる運転伝達手段29によつて、液体不透過性
ベルト8に沿つて何れの方向にも変位させること
ができる。
第1図に示す実施態様では、ガイドロール27
は、シリンダモールド2の回転軸線39と実質的
に同じ水準に配置されている。然しながら、第2
図に示す実施態様では、ガイドロール27は、よ
り高いレベル、即ちシリンダモールド2の回転軸
線39より高いレベルに配置され、また、シリン
ダモールド2の外表面から間隔をへだてられてい
る。何れの場合も、液体不透過性ベルト8は、第
1図及び第2図に示すようにガイドロール27の
所で外側ワイヤ18から離れるか、又はガイドロ
ール(図示せず)の僅か手前で外側ワイヤ18か
ら離れる。後者の場合、ガイドロールは外側ワイ
ヤから僅かに間隔をへだてられる。
ブレストロール19がシリンダモールド2から
より大きい距離に配置される場合には特に、液体
不透過性ベルト8の支持能力は、外側ワイヤ18
とバツト4内に収容された原料5とを支持するに
は不十分となることがある。第3図、第4図又は
第5図は、シリンダモールド2とブレストロール
19との間の領域で液体不透過性ベルト8の下に
配置しうる適当な支持手段を示している、第3図
の支持手段は平らな曲げ抵抗性の板32からなる
が、第4図の支持手段は、シリンダモールド2の
回転軸線39に平行に配置されかつ互に適当に間
隔をへだてた複数の平行なリブ33からなる。液
体不透過性ベルト8は、前記板32及びリブ33
の上をそれらと夫々滑り接触をして移動する。第
5図は、シリンダモールド2の回転軸線39に平
行に互に適当に間隔をへだてて配置した複数の平
行な回転可能なローラ34からなる支持手段を示
し、液体夫透過性ベルト8は、ローラ34との間
の摩擦が最少でローラ34上を移動する。
第1図に示す実施態様では、第2図の実施態様
における如く、支持手段即ち板32は、ブレスト
ロール19の回転軸線47の周りに枢動可能に配
置されたスタンド35に取付けられる。スタンド
35は、2つの支持アーム48によつて支持され
た互に向かい合つた側片61を有し、支持アーム
48は、ブレストロール19の回転軸線47を含
む軸上に配置された上方軸受手段49を有する。
支持アーム48の下端は、円網抄紙機のスタンド
17に取付けられたスクリユジヤツキ50の形の
調節手段に連結されている。このスクリユジヤツ
キ50によつて、支持アーム48及び従つて支持
手段を備えたスタンド35全体を、ブレストロー
ル19の回転軸線47の周りに枢動させることが
できる。従つて、本発明は、異なる直径を有する
互換性のある複数のシリンダモールド2を有する
シリンダ・バツトユニツト1、又は1つのシリン
ダモールド2のドラムを分割してその直径を変
え、シリンダ・バツトユニツトの寸法に関して、
所望により、より大きい外表面又は小さい外表面
を作ることができるようにしたシリンダモールド
2を有するるシリンダバツトユニツト1も適用可
能である。スクリユジヤツキ50によつて、ブレ
ストロール19から離れる方に面するスタンド3
5の可動端を上下動させることにより、液体不透
過性ベルト8及び外側ワイヤ18と協働してウエ
ブを支持するシリンダモールド2の種々の直径に
合うように、支持手段例えば板32を位置決めす
ることができる。
バツト4の前方側壁57には、カバー52で閉
じうる開口部51を設けるのがよい。この開口部
51により、必要に応じて取替え又は調節のため
支持手段32に容易に接近することができる。
ガイドロール27がシリンダモールド2上に軽
い圧力を及ぼすために第1図に示す方法で配置さ
れるとき、ガイドロール27は、例えばゴムのよ
うに軟かい外表面を有するのがよい。そのときガ
イドロール27は、ウエブがシリンダモールド2
を離れる前にウエブの脱水を助けるために有利に
利用することができる。然しながら、第2図に示
す実施態様では、ガイドロール27は、例えば鋼
からなる硬い外表面を有する シリンダモールド2の成形領域の長さは通常、
バツト4内の原料のレベルにより決定される。然
しながら、第1図及び第2図から明らかなよう
に、成形領域の長さは、所望により、リール54
から解かれて支持ロール55によつてシリンダモ
ールド2の方へ案内される適当な材料のカーテン
53の形の水不透過性遮蔽手段によつて調節する
ことができる。カーテン53の下方の自由縁は成
形領域の出発線を形成し、従つてこの出発線は調
節可能である。変形例では、カーテンをいくつか
の部分から構成し、例えば切片に切り開いたもの
とすることができる。
所望ならば、連続的な証券用紙用の系の供給物
をバツトに関連づけて配置し、この系をシリンダ
モールドへ供給して成形中のウエブの中に埋め込
む。
第6図を参照すると、本発明の第3実施態様に
よる円網抄紙機のバツトセクシヨンが概略的に示
してある。バツトセクシヨンは、回転可能なシリ
ンダモールド102をもつシリンダ・バツトユニ
ツトを備え、シリンダモールド102は、金網で
被覆された表面を形成するため1つ又はそれ以上
の金網を周りに配設したドラムを備えている。シ
リンダ・バツトユニツト101はバツト104を
含み、シリンダモールド102はバツト104内
で作動し、バツト104内に収容された原料10
5の連続的脱水によりウエブ170を製造する。
水はドラムの中へ流入し、ドラムの開放した両端
から流出し、シリンダモールド102の下方に配
置された容器106の中に集められる。シリンダ
モールド102はスプレーパイプ160から出る
水のジエツトによつてきれいに維持され、水のジ
エツトがウエブ170上にはねかかるのを防ぐた
め、スプレーパイプ160の下方に保護板171
を配置してある。保護板171にはゴムリツプ1
72が設けられ、このゴムリツプ172はシリン
ダモールド102に寄り掛かつて引きずられる。
さきに述べた2つの実施態様とは異なり、第6
図に示す実施態様のバツト104は、シリンドモ
ールド102の真すぐ上方に、かつシリンダモー
ルド102の水平中央平面の上方全体に配置され
ている。バツト104は、壁手段(これは、さき
に述べた実施態様の底壁手段と同じ機能を有する
側壁手段として設計してよい)と、互に間隔をへ
だてた2つの平行な側板157,158と、前記
側壁手段から間隔をへだてられた後部片109
と、原料105がバツト104内で所望のレベル
に維持されるようにバツト104内へ原料105
を供給するため後部片109の下方に装着された
ヘツドボツクス112とによつて、垂直に形成さ
れている。バツト104の底は、シリンダモール
ド102と、ヘツドボツクス112の下縁に固定
されたエプロン126とによつて形成され、エプ
ロン126は、シリンダモールド102までそし
てシリンダモールド102を越えて十分に遠くへ
延びて、シリンダモールド102に関して原料の
流れのための密閉ブリツジを形成する。
シリンダモールド102、バツト104及びヘ
ツドボツクス112の形の上述の部品は円網抄紙
機のスタンド(図示せず)によつて支持される。
円網抄紙機は、矢印で示す方向に駆動される外
側ワイヤ118をも含み、この外側ワイヤ118
は、図示の実施態様では、シリンダモールド10
2の円周の一部を取り囲むように配置されてい
る。外側ワイヤ118は好ましくは、バツト10
4の上方部分に隣接して取付けられたブレストロ
ール119と、シリンダモールド102の後方に
隣接して配置されたガイドロール120と、2つ
の適当に間隔をへだてられたガイドロール17
3,174と、シリンダモールド102の下方に
取付けられた心出しロール128と、ストレツチ
ロール121と、を含む複数のロール上をループ
をなして走行するように配置されている。心出し
ロール128とストレツチロール121は、油圧
シリンダ又は空圧シリンダの形態をとりうる運動
伝達手段によつて、矢印で示す方向に変位可能で
かつ調節可能である。ガイドロール120のすぐ
後方に、吸引箱123が、外側ワイヤ118のル
ープの内側で外側ワイヤ118と接触して取付け
られている。これらの吸引箱123は、シリンダ
モールド102から移送された後のウエブ170
の乾燥固体含有量を増大させるために配置されて
いる。適当なワイパー手段を、1つ又は2つ以上
のロールと関連づけて取付けることができる。
本発明によれば、バツト104の前記側壁手段
は、外側ワイヤ118の経路であるループの内側
に配置されたループをなして走行するように配置
された無端の液体不透過性ベルト108を備え、
この液体不透過性ベルト108は、少くともブレ
ストロール119とシリンダモールド102との
間に位置する領域内で外側ワイヤ118と緊密な
表面接触をする。図示の実施態様では、液体不透
過性ベルト108は、シリンダモールド102の
円周の一部を取り囲み、そして複数のロール上を
前記ループをなして走行するように配置される。
これらのロールは、シリンダモールド102から
数えて、前記第1ガイドロール120と、第2ガ
イドロール175と、心出しロール176と、ス
トレツチロール177と、前記ブレストロール1
19とを含んでいる。かくして、液体不透過性ベ
ルト108は、ブレストロール119の所で外側
ワイヤ118と出会い、次に外側ワイヤ118の
内側を外側ワイヤ118と同じ速度で走行し、シ
リンダモールド102の円周の一部の周りを通
り、ガイドロール120の周りを走行する。液体
不透過性ベルト108は、外側ワイヤ118を該
ベルト108の内側にしてバツト104を通過す
るが、その際外側ワイヤ118は、原料105か
らの圧力の作用で液体不透過性ベルト108と緊
密な表面接触をする。ストレツチロール177
は、適当な運動伝達手段(図示せず)によつて液
体不透過性ベルト108に所望の張力を作るため
に配置されている。心出しロール176は、適当
な運動伝達手段(図示せず)によつて液体不透過
性ベルト108に沿つて何れの方向にも変位させ
ることができる。第6図に示す実施態様では、液
体不透過性ベルト108はブレストロール119
とシリンダモールド102との間を垂直に延びて
おり、従つてバツト全体即ちニツプに配置された
部分182を含むバツト全体104がシリンダモ
ールド102の水平中央平面の上方に配置される
ようになる。変形例では、この延長部分は、第6
図で見て左又は右へ僅かな傾斜を有していてもよ
い。左へ傾斜している場合には、ニツプ部分18
2は前記水平中央平面より下方に位置し、それに
応じて成形領域は増大する。然るに、右へ傾斜し
ている場合には、ニツプ部分182は前記水平中
央平面より上方に位置し、それに応じて成形領域
が減少する。
原料105からの圧力を支持するため、シリン
ダモールド102とブレストロール119との間
の領域で液体不透過性ベルト108に接近して適
当な支持手段が設けられる。液体不透過性ベルト
108は、この支持手段と滑り接触をする。第6
図に示す実施態様では、支持手段は平らな曲げ抵
抗のある板132からなるが、他の実施態様で
は、互に間隔をへだてた複数の平行なリブ又は回
転可能なローラから構成してもよく、その上を液
体不透過性ベルト108が最少の摩擦で移動す
る。
第6図に示す実施態様では、紙幣等の偽造を防
止するための連続的な安全糸178の供給装置が
バツト104に関連して配置され、この安全糸1
78は、シリンダモールド102に供給され、成
形中のウエブ170に埋め込まれる。安全糸17
8は、ヘツドボツクス112を貫通して延びかつ
バツト104内に開口する曲管で終わつている鉛
直管179に通される。鉛直管179は、安全糸
178を正しい位置に調節することができるよう
に、鉛直方向に移動可能であるのが好ましい。鉛
直管179はまた、その中心軸線を中心として回
動可能にして、曲管を横方向に回動させ、ウエブ
170を横切る安全糸178の位置を所望により
変えられるようにするのがよい。
ヘツドボツクス112は、シリンダモールド1
02の金網103上へ実質的に接線方向にかつ成
形領域におけるシリンダモールド102の移動方
向と同じ方向に原料を供給するように、シリンダ
モールド102に関して配置されている。この配
列が有利なのは、原料の単数又は複数の流れ(多
層ヘツドボツクスを用いる場合)が、バツトの他
の部分へ最初に流入して望ましくない乱流を生ず
ることなく、最短経路で成形領域に達するからで
ある。第6図に示す実施態様では、ヘツドボツク
スは3つの別個の原料溝を備え、従つて3つの原
料の流れがシリンダモールド102の成形領域の
方向に供給されるようになる。原料の流れは、成
形領域の手前では、ヘツドボツクス112の前方
部分に固定された適当なフオイル180によつて
分離されたまま維持される。変形例では、証券用
紙用の系を導くための垂直管179は、ヘツドボ
ツクスの中へ更に下方へ例えば中間の原料溝まで
延ばすことができる。第6図に示す実施態様で
は、バツト104の頂部には屋根要素181が設
けられ、従つてバツトが完全に密閉される。それ
によつて、バツト104内の原料の液面の上の空
間に大気圧より僅かに高い圧力を維持することが
可能となり、従つてシリンダモールド102を通
る水の排水が増大される。そのとき、シリンダモ
ールドの速度を増大させることができ、従つてそ
れに応じて円網抄紙機の能力が増大する。多層ヘ
ツドボツクスと関連して閉じられたバツトを用い
て得られるもう1つの利点は、バツト104内の
空気圧によつてバツト104内の原料のレベルを
制御できることである。ヘツドボツクスの中間溝
内の全圧力の設定値は、すべての混合ポンプに1
つの基本回転速度を作る(図示されていない3つ
の混合ポンプが第6図に示す本発明の実施態様に
おいて用いられる)。更に、他の溝(下方の原料
溝と上方の原料溝)には、流量計で測定された原
料の流れの設定値に関して正又は負の回転速度の
補給が行なわれる。
バツトが、第1図及び第2図に示すように、シ
リンダモールドの垂直中央平面の側方に配置され
る場合には、シリンダモールドが原料で満された
空間内へ最初に入る場所で、シリンダモールドの
近くの原料に不規則な流れが生ずる。これらの不
規則な流れは、もしもすべての利用しうる成形領
域を利用したならば、シリンダモールド上に不均
一な繊維分布を生じさせることがある。それ故、
前記カーテン53は、原料中のかかる不規則な流
れからシリンダモールド2の一部を遮蔽する。然
しながら、その結果、能力が減少する。原料のレ
ベルはシリンダモールドの最高点より下方にある
ので、能力を増大させるために原料上に大気圧よ
り高い圧力を加えることは不可能である。第6図
の実施態様は、液体不透過性ベルトの利点を利用
する一方、それと同時に能力を増大させる、とい
う点で第1図及び第2図を実施態様の改良であ
る。というのは、原料から水を排出するために、
バツトを通るシリンダモールドの利用しうる全表
面を利用することができ、上述のように、バツト
内の原料の液面に大気圧より高い圧力を加えうる
からである。このことが可能な理由は、第6図に
よるバツト104がシリンダモールド102の垂
直上方に配置され、従つて原料の液面が、第1図
及び第2図のようにシリンダモールドの上限より
下に位置する代りに、シリンダモールドの上限か
ら上方へ間隔をへだてられて位置決めされるから
である。
外側ワイヤをもつ上述し図示したシリンダ・バ
ツトユニツトは、正確なウオータマークを有する
証券用紙の製造に特に適する。このような証券用
紙は、所望の地合いと所望の均一なグラム数をも
つように製造することができる。
本発明によるベルト8,108は、液体不透過
性であり、バツト4,104の所で外側ワイヤ1
8,118と緊密な表面接触をするので、バツト
4,104を通過している間有効な液体障壁とし
て機能し、そりによつて液体が外側ワイヤ18,
118を通過するのを防止する。もしも液体の通
過を防止しなければ、外側ワイヤ上に望ましくな
い繊維の堆積を生ずるであろう。
液体不透過性ベルト8,108の液体シール機
能は、液体不透過性ベルトがシリンダモールド
2,102の周りを走行するときにも、液体がシ
リンダモールド2,102から半径方向外側へ押
し出されるのを防止するという点で有利に利用さ
れる。それどころか、液体不透過性ベルト8,1
08は、追加の加圧手段として機能し、従つてウ
エブ内の液体含有量を有利な方法で減少させるこ
とができる。
液体不透過性ベルト8,108は、プラスチツ
ク又はゴム材料のような適当な材料から構成する
ことができる。該ベルト8,108は、ワイヤか
ら構成して、その開口部をプラスチツク材料で充
填し、シールされたワイヤを形成してもよい。該
ベルトは、最初は液体透過性の織物フエルトとし
て出発し、短時間の運転の後原料からの繊維で目
詰まりを起し、かくして液体不透過性ベルトを作
る、ということさえも可能である。それ故、「液
体不透過性ベルト」という表現は、通常の運転の
間支配的な状態を指すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施態様による円網抄
紙機のバツトセクシヨンを示し、前記バツトセク
シヨンは、ループをなして走行する液体不透過性
ベルトを含んでいる。第2図は、本発明の第2実
施態様による円網抄紙機のバツトセクシヨンを示
し、前記バツトセクシヨンは、ループをなして走
行する液体不透過性ベルトを含んでいる。第3図
は、第1図によるバツトの下方部分を幾分拡大し
て示し、バツトの底壁手段が平らな板の形の支持
手段からなる。第4図は、複数の平行なロツドの
形の別形の支持手段を示す。第5図は、複数の平
行なローラの形の別形の支持手段を示す。第6図
は、本発明の第3実施態様による円網抄紙機のバ
ツトセクシヨンを示し、前記バツトセクシヨン
は、ループをなして走行する液体不透過性ベルト
を含んでいる。 1,101……シリンダ・バツトユニツト、
2,102……シリンダモールド(円網)、4,
104……バツト、5,105……原料、12,
112……ヘツドボツクス、19,119……ブ
レストロール、18,118……外側ワイヤ、
8,108……液体不透過性ベルト、27……ガ
イドロール、39……シリンダモールドの回転軸
線、32,132……平らな曲げ抵抗性の板、3
3……リブ(ロツド)、34……ローラ、32,
33,34……支持手段、35……スタンド、4
7……水平軸線、48……支持アーム、49……
軸受手段、50……調節手段、53……カーテ
ン、170……ウエブ、178……安全糸、17
9……管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転可能をシリンダモールド2,102と、
    バツト4,104と、ヘツドボツクス12,11
    2と、を有するシリンダ・バツトユニツト1,1
    01を備えた円網抄紙機のバツトセクシヨンにお
    ける装置であつて、前記ヘツドボツクス12,1
    12はシリンダモールド2,102の液体透過性
    外表面の一部をバツト4,104内の原料5,1
    05と接触させて水を原料5,105から前記外
    表面を通して排水することによりウエブを形成す
    るような方法でシリンダモールド2,102の上
    流に配置され、原料をバツト4,104内に所定
    のレベルに維持するように連続的に供給するよう
    にバツト4,104に連結されており、前記円網
    抄紙機は、ブレストロール19,119上を通
    り、バツト4,104を通り、そしてシリンダモ
    ールド2,102の円周の一部を取囲んでループ
    をなして走行する外側ワイヤ18,118と、外
    側ワイヤ18,118が沿つて延びているシリン
    ダモールド2,102とブレストロール19,1
    19との間でバツト4,104に配置された壁装
    置と、を備えた、円網抄紙機のバツトセクシヨン
    における装置において、 前記壁装置は、外側ワイヤ18,118の経路
    であるループの内側に位置しループをなして走行
    するように配置された無端の液体不透過性ベルト
    8,108を備え、前記液体不透過性ベルト8,
    108と外側ワイヤ18,118は、少くともブ
    レストロール19,119とシリンダモールド
    2,102との間に位置した領域内で互に緊密な
    表面接触をしながら一緒に走行し、従つて液体不
    透過性ベルト8,108がバツト内の原料に対す
    る液体障壁を形成すること、を特徴とする円網抄
    紙機のバツトセクシヨンにおける装置。 2 無端の液体不透過性ベルト8,108は又シ
    リンダモールド2,102の円周の一部を取り囲
    み、従つて液体不透過性ベルト8,108は、ウ
    エブ中の液体に対する液体障壁を形成すると共
    に、ウエブからシリンダモールド2,102の外
    表面を通して液体を除去する加圧装置を形成する
    こと、を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の装置。 3 バツト4がシリンダモールド2の垂直中央平
    面に関してシリンダモールド2の一方側に配置さ
    れ、バツト4内の原料の液面がシリンダモールド
    の上方レベルより下方に位置するようにしたこ
    と、を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の装置。 4 無端の液体不透過性ベルト8は、バツト4か
    ら離れる方に面するシリンダモールド2の側に配
    置されたガイドロール27の周りを走行し、それ
    によつて、液体不透過性ベルト8は、前記ガイド
    ロール27の所で又は前記ガイドロール27の少
    し手前で外側ワイヤ18から離れること、を特徴
    とする特許請求の範囲第3項に記載の装置。 5 ガイドロール27は、シリンダモールド2上
    に所定の圧力を及ぼしてウエブから液体を除去す
    るように配置されていること、を特徴とする特許
    請求の範囲第4項に記載の装置。 6 ガイドロール27は、シリンダモールド2の
    回転軸線と実質的に同じレベルに配置されている
    こと、を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載
    の装置。 7 ガイドロール27は、シリンダモールド2の
    回転軸線39より高いレベルに配置されかつシリ
    ンダモールド2の外表面から間隔をへだてられて
    いること、を特徴とする特許請求の範囲第4項に
    記載の装置。 8 前記壁装置は、液体不透過性ベルト8,10
    8に対する外側支持体を作るため、ブレストロー
    ル19,119とシリンダモールド2,102と
    の間に位置する領域内で液体不透過性ベルト8,
    108に接近して取付けられた支持装置を更に含
    むこと、を特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載の装置。 9 前記支持装置は平らな曲げ抵抗性の板32,
    132からなり、液体不透過性ベルト8,108
    は前記板32,132に沿つて前記板32,13
    2と滑り接触しながら移動すること、を特徴とす
    る特許請求の範囲第8項に記載の装置。 10 前記支持装置は、シリンダモールド2の回
    転軸線39に平行に配列されかつ互に間隔をへだ
    てられた複数の真直ぐな剛性あるリブ33、ロツ
    ド又はその類似物からなり、液体不透過性ベルト
    8は、前記リブ上を滑り接触しながら移動するこ
    と、を特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の
    装置。 11 前記支持装置は、シリンダモールド2の回
    転軸線39に平行に配列されかつ互に間隔をへだ
    てられた複数のローラ34からなり、液体不透過
    性ベルト8は前記ローラ34上を移動し、その間
    前記ローラ34は回転すること、を特徴とする特
    許請求の範囲第8項に記載の装置。 12 シリンダモールド2の回転軸線39に関し
    てブレストロール19から離れる方に面する支持
    装置32,33,34の端を移動させて、シリン
    ダモールド2の直径と無関係に、液体不透過性ベ
    ルト8と共にかつ液体不透過性ベルト8と接触さ
    せて支持装置32,33,34の上限平面を位置
    決めするため、支持装置32,33,34は、水
    平軸線47の周りに枢動可能に配置されたスタン
    ド35に装着されていること、を特徴とする特許
    請求の範囲第8項〜第11項の何れか一項に記載
    の装置。 13 前記スタンド35は2つの平行を支持アー
    ム48で支持され、前記支持アーム48には、ブ
    レストロール19の回転軸線47の周りにスタン
    ド35を枢動可能に軸支する軸受装置49と、ス
    タンド35及びスタンド35で支持された支持装
    置32,33,34の制御された移動をさせるた
    めの調節装置50と、が設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第12項に記載の装置。 14 シリンダモールド2上の成形領域の出発線
    は、シリンダモールド2の外表面に沿つて上下動
    させうるカーテン53によつて、又はかかるカー
    テンの複数の部片によつて調節しうること、を特
    徴とする特許請求の範囲第3項〜第13項の何れ
    か一項に記載の装置。 15 バツト104は、シリンダモールド102
    の真すぐ上方に、かつシリンダモールド102の
    水平中央平面の上方ほぼ全体的に配置され、従つ
    て、バツト104内の原料の液面は、シリンダモ
    ールドの上方レベルから上方に距離をへだてて位
    置し、液体不透過性ベルト108は、ブレストロ
    ール119とシリンダモールド102との間を実
    質的に垂直に延びていること、を特徴とする特許
    請求の範囲第1項、第2項または第8項に記載の
    装置。 16 バツト104は完全に密閉され、バツト1
    04内の原料の液面に大気圧以上の圧力を及ぼし
    て、シリンダモールド102を通るみずの排水を
    増大させうること、を特徴とする特許請求の範囲
    第15項に記載の装置。 17 ヘツドボツクスが多層のヘツドボツクス1
    12であり、バツト104内の原料の液面が、前
    記大気圧以上の圧力によつて制御されること、を
    特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の装
    置。 18 ウエブ170内に埋め込む安全糸178を
    供給するための管179が、ヘツドボツクス11
    2の原料溝の中に延びるように配置され、前記管
    179は、前記安全糸178を成形領域の正しい
    位置に調節するため鉛直方向に移動可能であるこ
    と、を特徴とする特許請求の範囲第15項〜第1
    7項の何れか一項に記載の装置。 19 前記管179はバツト104に向いた曲管
    で終わつており、前記管179は、ウエブ170
    を横切る前記安全糸178の位置を変えることが
    できるように、前記曲管を横に回動させるべく、
    中心線のまわりに回動可能であること、を特徴と
    する特許請求の範囲第18項に記載の装置。 20 シリンダモールド2は、ウエブに正確なウ
    オータマークを入れるように、それ自体公知の方
    法で設計されていること、を特徴とする特許請求
    の範囲第1項〜第19項の何れか一項に記載の装
    置。
JP62265209A 1986-10-20 1987-10-20 円網抄紙機のバットセクションにおける装置 Granted JPS63190088A (ja)

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SE8604447A SE455000B (sv) 1986-10-20 1986-10-20 Anordning vid en rundviramaskins rundviraparti
SE8604447-6 1986-10-20
SE8703656A SE465167B (sv) 1986-10-20 1987-09-22 Anordning vid en rundviramaskins rundviraparti
SE8703656-2 1987-09-22

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JPS63190088A JPS63190088A (ja) 1988-08-05
JPH0375672B2 true JPH0375672B2 (ja) 1991-12-02

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US4784725A (en) 1988-11-15
DE264799T1 (de) 1988-09-22
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JPS63190088A (ja) 1988-08-05
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