JPH0375374B2 - - Google Patents

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JPH0375374B2
JPH0375374B2 JP56002302A JP230281A JPH0375374B2 JP H0375374 B2 JPH0375374 B2 JP H0375374B2 JP 56002302 A JP56002302 A JP 56002302A JP 230281 A JP230281 A JP 230281A JP H0375374 B2 JPH0375374 B2 JP H0375374B2
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parking
oil
output shaft
piston
detent
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/3416Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
    • F16H63/3483Parking lock mechanisms or brakes in the transmission with hydraulic actuating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T1/00Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
    • B60T1/005Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles by locking of wheel or transmission rotation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/48Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動変速機を搭載した車両においては、
エンジンで発生した回転をトルクコンバータなど
の流体伝動装置を介して変速機構に伝達し、該変
速機構で変速を行つた後の回転を出力軸を介して
駆動輪に伝達するようになつている。したがつ
て、傾斜路などにおいて車両を駐車させると、駆
動輪からのトルクが上記変速機構を介して逆に伝
達され、流体伝動装置を空転させてしまい、エン
ジン内の各要素の慣性によるブレーキ機構を利用
することができない。
そこで、自動変速機を搭載した車両において
は、パーキング機構を別途配設し、駐車時に車両
が自然に移動してしまうことがないようにしてい
る。
そのため、マニユアル弁を制御するためのシフ
トレバーを手動で操作することによつてパーキン
グレンジを選択することができるようになつてい
る。
すなわち、上記シフトレバーにパーキングロツ
ドを連結し、一方、出力軸にパーキングギヤを固
定し、上記パーキングロツドによつてパーキング
レバーを作動させ、該パーキングレバーを上記パ
ーキングギヤに対して係合させることによつて出
力軸をロツクすることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の自動変速機のパーキ
ング機構においては、マニユアル弁に連結された
シフトレバーを操作することによつてパーキング
機構を動作させるようにしているので、パーキン
グ機構を動作させるための操作力に加えて、マニ
ユアル弁を制御させるための操作力が必要とな
り、シフトレバーの操作性が悪くなる。
そこで、シフトレバー又は変速ボタンを操作す
ることによつて油圧を発生させ、該油圧でパーキ
ングレバーをパーキングギヤに係脱させてパーキ
ング機構を動作させることが考えられる。
ところが、油圧を発生させ、該油圧をパーキン
グレバーをパーキングギヤに係脱させるようにす
ると、エンジンが停止するなどして油圧が変動し
た場合、パーキングレバーがシフトレバー又は変
速ボタンの動きに連動しないで動作してしまう可
能性がある。
本発明は、上記従来の自動変速機の問題点を解
決して、パーキング機構を油圧で動作させること
ができ、かつ、エンジンが停止するなどして油圧
が変動した場合、パーキングレバーが動作してし
まうのを防止することができる自動変速機を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) そのために、本発明の自動変速機は、出力軸を
係脱するパーキング機構と、該パーキング機構に
連結され操作者の意志に応じて上記パーキング機
構を制御する油圧制御機構と、上記パーキング機
構に連結されパーキング状態に応じて通電を制御
する点火回路とを備えている。
上記パーキング機構は、上記出力軸を係脱する
出力軸ロツク機構と、該出力軸ロツク機構に連結
され回転自在に支持されるとともに、回転に伴い
上記出力軸ロツク機構を上記出力軸に係脱するデ
イテントレバー及び該デイテントレバーの回動を
係止するデイテントスプリングから成るデイテン
ト機構と、パーキングピストン、該パーキングピ
ストンによつて形成される二つの油室及び上記パ
ーキングピストンに連結されるとともに上記デイ
テントレバーと回動自在に連結されるピストンロ
ツドから成るパーキングピストン機構と、上記パ
ーキングピストンの軸方向の作動によつて選択的
に油が供給されるプレツシヤスイツチとから成
る。
また、上記油圧制御機構は、上記二つの油室へ
の油を選択的に供給する切換手段を有し、上記点
火回路は、上記プレツシヤスイツチと並列的に配
設されたイグニツシヨンキースイツチを備えてい
る。そして、上記プレツシヤスイツチは、上記二
つの油室のうちいずれか一方の油室に油が供給さ
れて、上記出力軸ロツク機構が上記出力軸を固定
したときにのみオフされるように上記パーキング
ピストン機構と連結されている。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のように出力軸を係脱す
るパーキング機構と、該パーキング機構に連結さ
れ操作者の意志に応じて上記パーキング機構を制
御する油圧制御機構と、上記パーキング機構に連
結されパーキング状態に応じて通電を制御する点
火回路とを備えている。
そして、上記パーキング機構は、上記出力軸を
係脱する出力軸ロツク機構と、該出力軸ロツク機
構に連結され回転自在に支持されるとともに、回
転に伴い上記出力軸ロツク機構を上記出力軸に係
脱するデイテントレバー及び該デイテントレバー
の回動を係止するデイテントスプリングから成る
デイテント機構と、パーキングピストン、該パー
キングピストンによつて形成される二つの油室及
び上記パーキングピストンに連結されるとともに
上記デイテントレバーと回動自在に連結されるピ
ストンロツドから成るパーキングピストン機構
と、上記パーキングピストンの軸方向の作動によ
つて選択的に油が供給されるプレツシヤスイツチ
とから成る。
また、上記油圧制御機構は、上記二つの油室へ
の油を選択的に供給する切換手段を有している。
したがつて、シフトレバー又は変速ボタンが操
作されて上記油圧制御機構によつて上記二つの油
室の一方に油が供給されると、パーキングピスト
ン機構のパーキングピストンが移動し、それに伴
いデイテント機構のデイテントレバーが回転し
て、上記出力軸ロツク機構が上記出力軸を係脱す
る。
また、この時、上記デイテントレバーの回転は
デイテントスプリングによつて係止され、その後
他方の油室に油が供給されるまで、その状態を維
持する。
すなわち、仮に、エンジンが停止するなどして
油圧変動があつて油圧が低下したり、油の供給が
停止されたりしても、デイテント機構は変位せ
ず、出力軸の固定状態又は解放状態を確実に維持
することができる。
また、上記点火回路は、上記プレツシヤスイツ
チと並列的に配設されたイグニツシヨンキースイ
ツチを備えていて、上記プレツシヤスイツチは、
上記二つの油室のうちいずれか一方の油室に油が
供給されて、上記出力軸ロツク機構が上記出力軸
を固定したときにのみオフされるように上記パー
キングピストン機構と連結されている。
したがつて、パーキングピストン機構の油室に
油が供給され、出力軸が固定された時に限りエン
ジンを切ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図は本発明の自動変速機のパーキング機構
の概略図、第2図は本発明の自動変速機のデイテ
ント機構の作動説明図、第3図は本発明の自動変
速機の出力軸ロツク機構の作動説明図、第4図は
本発明の自動変速機の油圧制御機構を示す図であ
る。
図において、パーキング機構は、パーキングピ
ストン機構1、デイテント機構2、出力軸ロツク
機構3(第3図参照)及びプレツシヤスイツチ4
を有している。
上記パーキングピストン機構1は、シリンダ1
1及びパーキングピストン12を有しており、該
パーキングピストン12に、上記シリンダ11の
一端11Aの壁を貫通して突出するピストンロツ
ド12Aが連結されている。
上記パーキングピストン12は、一端12Bが
閉鎖されていて、上記ピストンロツド12Aと反
対側に管状部12Cが形成されている。
上記シリンダ11は、上記パーキングピストン
12によつて隔てられた油室14(図示左側)と
油室15(図示右側)を有する。また、上記シリ
ンダ11の一端11A及び他端11Bには、自動
変速機の油圧回路(図示しない)から出力される
油圧が導入される油口11C,11Dが設けられ
る。
そして、上記シリンダ11の中央外側には油口
11Eが設けられ、パーキングレンジ以外のレン
ジの時すなわち上記パーキングピストン12が図
示右端位置にある時に、油路40を介して上記油
室14をプレツシヤスイツチ4の油口41に連通
する。また、パーキングレンジの時すなわちパー
キングピストン12が図示左端位置にある時に
は、上記油口11Eは排油口11Fに連通され
る。
上記デイテント機構2は、デイテントレバー2
1とデイテントスプリング22から成り、パーキ
ングピストン12をパーキングレンジの時に図の
左端位置に、パーキングレンジ以外のレンジの時
に図の右端位置に位置決めし、かつ戻り止めとし
て作用する。
そのため、第2図に示すように上記デイテント
レバー21は三角形状の平板で形成され、図の下
方の周縁部にデイテントスプリング22の丸めら
れた先端部22Aが係合する複数の凹部から成る
係合部23が形成されるとともに、中央に設けら
れた穴24で回転可能に支持される。そして、上
記デイテントレバー21は、図の下部に設けられ
た穴25において上記ピストンロツド12Aの先
端部と連結され、図の上部に設けられた穴26に
おいて出力軸ロツク機構3(第3図)のパーキン
グロツド31と連結されている。
また、デイテントスプリング22は上記先端部
22Aを有し、ばね性を有する長方形板状材で形
成され、他端22Bで自動変速機のボデイ5に固
定されていて、上記先端部22Aを上記係合部2
3に対して図の下方から係合されている。
なお、上述したように本実施例においては、上
記デイテントレバー21の係合部23には、複数
の凹部が形成されているが、パーキングピストン
12を図示左端位置及び図示右端位置の2箇所に
位置決めすれば十分であるので、その位置に対応
させて上記デイテントレバー21の周縁に二つの
凹部を形成するだけでもよい。
出力軸ロツク機構3(第3図)は、パーキング
ロツド31、パーキングロール32及びカムプレ
ート33とから成りリンク機構を構成しており、
上記パーキングピストン12が往復運動するのに
伴い、出力軸の回転をロツクしたり外したりす
る。
上記パーキングロツド31は丸棒状であり、一
端31Aが屈曲し、中央部に他端31Bに向かつ
て細くなるテーパ状の係合部31Cが装着され
る。そして、一端31Aは上記デイテントレバー
21の穴26に連結され、他端31Bはカムプレ
ート33に対して軸方向に摺動自在に係合されて
いる。
また、パーキングロール32は中央部に凸部3
2Aを有する棒状体から成つていて、該凸部32
Aを自動変速機の出力軸に連結された回転部材
(図示しない)に選択的に噛合して出力軸の回転
をロツクする。上記パーキングロール32の一端
(図の右側)には、穴32Bが形成されていて、
該穴32Bによつて上記ボデイ5に取り付けた軸
51に対して回転自在に軸支されている。また、
他端32C(図の左側)は、上記パーキングロツ
ド31の係合部31Cに係合し、軸51とパーキ
ングロール32の間に付勢状態で装着されたばね
34の力で圧接させられている。
プレツシヤスイツチ4(第1図)は、図の上方
中央部に上記油口41を設けたスイツチシリンダ
42と、該スイツチシリンダ42内を上下方向に
摺動自在に配設されたスイツチスプール44を有
している。該スイツチスプール44には図の下方
にスプリング43が背設される。
上記スイツチスプール44は上記プレツシヤス
イツチ4の一方の接点を構成し、スイツチシリン
ダ42の内周壁に設けられた他方の接点45と選
択的に断続される。すなわち、パーキングピスト
ン機構1の油室14,15に出力される油圧によ
つて、パーキングピストン12が図の右端位置に
ある時、すなわちパーキングレンジ以外のレンジ
の時には、油口11Eが油室14に連通し、油路
40を介して油口41から油室46に油が供給さ
れ、スイツチスプール44は図の下方に設定さ
れ、プレツシヤスイツチ4はオンになる。また、
パーキングピストン12が図の左端位置にある
時、すなわちパーキングレンジの時には、油口1
1Eは排油口11Fと連通する。この時、油は油
室46から油口41、油路40、油口11Eを通
つて排油口11Fから排出され、スイツチスプー
ル44はスプリング43の力で図の上方に移動
し、プレツシヤスイツチ4はオフになる。
上記構成のプレツシヤスイツチ4は、イグニツ
シヨンキースイツチ6とオアー(OR)回路で接
続されている。なお、7はイグニツシヨンコイ
ル、8はバツテリー、9は点火回路である。
次に、上記構成の自動変速機の作用について説
明する。
シフトレバー又は変速ボタンが操作されて自動
変速機がパーキングレンジに設定されると、自動
変速機の油圧制御機構から出力される油圧が油室
15に働いてパーキングピストン12は図の左端
位置に移動し、ピストンロツド12Aに連結され
たデイテントレバー21が穴24を中心に矢印G
(第2図)の方向に回転する。
この時、上記デイテントレバー21に接続され
ているパーキングロツド31が移動し、該パーキ
ングロツド31に係合しているパーキングロール
32が揺動して出力軸の回転をロツクする。ま
た、上記デイテントレバー21の係合部23が図
のPの箇所でデイテントスプリング22の先端部
22Aと係合し、デイテント機構2の作動をパー
キング位置に位置決めするとともに戻り止めを行
う。
さらに、この時パーキングピストン機構1の油
口11Eと排油口11Fとが連通するので、油室
46内の油が油口41、油路40、油口11を介
して排油口11Fから排出され、スイツチスプー
ル44はスプリング43の力で図の上方に移動し
て、プレツシヤスイツチ4はオフする。この場
合、イグニツシヨンキースイツチ6をオフにする
と点火回路9に通電しなくなり、エンジンの回転
を停止することができる。
一方、シフトレバー又は変速ボタンの設定がパ
ーキングレンジからパーキングレンジ以外のレン
ジに変わると、油圧制御機構によつて出力される
油圧が油室14に働いて、パーキングピストン1
2は図の右端位置に移動する。この時、ピストン
ロツド12Aに連結されているデイテントレバー
21は穴24を中心に矢印Hの方向に回転して、
デイテントレバー21に接続されているパーキン
グロツド31と、該パーキングロツド31に係合
しているパーキングロール32を作動させて出力
軸のロツクを解放する。そして、デイテントレバ
ー21の係合部23が図のNの箇所でデイテント
スプリング22の先端部22Aと係合し、パーキ
ングピストン12をパーキング位置に位置決めし
て戻り止めする。
この時、パーキングピストン機構1の油口11
Eが油室14に開通するので、油が油室14、油
口11E、油路40、油口41を介して油室46
に供給され、スイツチスプール44が図の下方に
移動し、プレツシヤスイツチ4がオンする。この
状態においては、イグニツシヨンキースイツチ6
をオフにしても点火回路9が通電されるので、エ
ンジンの回転を停止することができない。
次に、第4図に基づいてパーキング機構の油圧
制御機構について説明する。
図に示すように、パーキングピストン機構1に
油を供給する油路110,120の切換手段とし
てパーキング制御弁100が設けられており、該
パーキング制御弁100の作動を制御するために
電磁ソレノイド弁200及びガバナ弁300とを
有する。
上記ガバナ弁300は、ガバナ弁本体301及
びチエツクボール302から成り、出力軸50に
固着されており、出力軸50が回転している間
は、チエツクボール302は遠心力を受けて排油
口303を閉じ、オリフイス60を介して油路1
30と連絡した油路140に油圧を発生させる。
また、出力軸50が回転していない場合には、
排油口303から油路140の油が排出されるよ
うになつている。
また、パーキング制御弁100は、一方にスプ
リング101を背設したスプール102,103
を備え、上述したように、出力軸50が回転して
いる間には油路140の油が油室104に供給さ
れ、スプール102,103は図の右方に設定さ
れる。そして、電磁ソレノイド弁200がシフト
レバー又は変速ボタンが操作されて非通電状態に
ある場合に、油路150の油が油室105に供給
され、少なくともスプール102は図の右方に設
定される。
上記2例の場合は、油路130と油路110が
連絡される。
また、出力軸50の回転が止まり、電磁ソレノ
イド弁200が通電されると、油室104,10
5の油は排出されるので、スプール102,10
3は図の左方に設定され、油路160と油路11
0、油路130と油路120とが連通する。
油路110と油口11C、油路120と油口1
1Dとはそれぞれ連通していて、パーキングピス
トン機構1は、上記パーキング制御弁100の作
動によつて、出力軸50の回転が止まり、かつパ
ーキングレンジに設定されて電磁ソレノイド弁2
00が通電されると油路130、油路120、油
口11Dを介して油室15に油が供給され、パー
キングピストン12がパーキング(図の左方)位
置に設定され、パーキング機構はパーキング状態
になる。
また、上記以外の出力軸50が回転しているか
又は電磁ソレノイド弁200が通電されていない
と、油路130、油路110及び油口11Cから
油室14に油が供給され、パーキングピストン1
2がパーキング解除(図の右方)位置に設定さ
れ、上記パーキング機構はパーキング解除状態に
なる。
このように、本実施例の自動変速機は、出力軸
ロツク機構3を制御するためのデイテントレバー
21をパーキングピストン12によつて動作させ
ているので、パーキング機構を操作するための手
動動作力を必要とせず、また、出力軸ロツク機構
3を制御するためのデイテントレバー21の回転
がデイテントスプリング22によつて係止される
ので、車両走行中にエンジンが停止するか又はそ
の他の原因で油圧(ライン圧)が低減した場合
に、パーキング以外の設定位置からパーキングの
設定位置にピストンが作動することを防止するこ
とができ、安全性が向上する。
さらに、上記パーキングピストン機構1に加え
て、パーキングピストン機構1がパーキングの設
定位置にあるときだけオフするプレツシヤスイツ
チ4とイグニツシヨンキースイツチ6とでオアー
(OR)回路を構成しているので、シフトレバー
がパーキングレンジに設定されたときだけイグニ
ツシヨンキースイツチ6をオフにして、エンジン
を停止することができる。
したがつて、エンジンを停止した後に再度駆動
する時は、自動変速機は常にパーキングレンジに
設定されているため安全性が向上する。
また、パーキング機構を作動させるパーキング
ピストン機構1とプレツシヤスイツチ4が、油圧
によつて作動させられるので、油圧回路に電磁ソ
レノイド弁200などを用いた電気制御式の自動
変速機に適用した場合、シフトレバーや変速ボタ
ンのほかに変速ダイヤルなどを用いることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機のパーキング機構
の概略図、第2図は本発明の自動変速機のデイテ
ント機構の作動説明図、第3図は本発明の自動変
速機の出力軸ロツク機構の作動説明図、第4図は
本発明の自動変速機の油圧制御機構を示す図であ
る。 1……パーキングピストン機構、2……デイテ
ント機構、3……出力軸ロツク機構、4……プレ
ツシヤスイツチ、6……イグニツシヨンキースイ
ツチ、9……点火回路、12……パーキングピス
トン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 出力軸を係脱するパーキング機構と、該パー
    キング機構に連結され操作者の意志に応じて前記
    パーキング機構を制御する油圧制御機構と、前記
    パーキング機構に連結されパーキング状態に応じ
    て通電を制御する点火回路とを備える自動変速機
    において、 前記パーキング機構は、前記出力軸を係脱する
    出力軸ロツク機構と、 該出力軸ロツク機構に連結され回転自在に支持
    されるとともに、回転に伴い前記出力軸ロツク機
    構を前記出力軸に係脱するデイテントレバー及び
    該デイテントレバーの回動を係止するデイテント
    スプリングから成るデイテント機構と、 パーキングピストン、該パーキングピストンに
    よつて形成される二つの油室及び前記パーキング
    ピストンに連結されるとともに前記デイテントレ
    バーと回動自在に連結されるピストンロツドから
    成るパーキングピストン機構と、 前記パーキングピストンの軸方向の作動によつ
    て選択的に油が供給されるプレツシヤスイツチと
    から成り、 前記油圧制御機構は、前記二つの油室への油を
    選択的に供給する切換手段を有し、 前記点火回路は、前記プレツシヤスイツチと並
    列的に配設されたイグニツシヨンキースイツチを
    備え、 前記プレツシヤスイツチは、前記二つの油室の
    うちいずれか一方の油室に油が供給されて、前記
    出力軸ロツク機構が前記出力軸を固定したときに
    のみオフされるように前記パーキングピストン機
    構と連結されていることを特徴とする自動変速
    機。 2 前記油圧制御機構は、操作者の意志に応じて
    作動されるソレノイド弁と、該ソレノイド弁によ
    つて前記二つの油室への油圧を選択的に供給する
    ために切換制御されるパーキング制御弁を備えた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自
    動変速機。
JP56002302A 1981-01-09 1981-01-09 Parking mechanism for automatic speed changer Granted JPS57114920A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56002302A JPS57114920A (en) 1981-01-09 1981-01-09 Parking mechanism for automatic speed changer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56002302A JPS57114920A (en) 1981-01-09 1981-01-09 Parking mechanism for automatic speed changer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57114920A JPS57114920A (en) 1982-07-17
JPH0375374B2 true JPH0375374B2 (ja) 1991-11-29

Family

ID=11525563

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