JPH0375324A - 電気接点材料 - Google Patents
電気接点材料Info
- Publication number
- JPH0375324A JPH0375324A JP20988689A JP20988689A JPH0375324A JP H0375324 A JPH0375324 A JP H0375324A JP 20988689 A JP20988689 A JP 20988689A JP 20988689 A JP20988689 A JP 20988689A JP H0375324 A JPH0375324 A JP H0375324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact material
- electrical contact
- consumption
- contact
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 29
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 6
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 238000005253 cladding Methods 0.000 abstract description 2
- 239000010953 base metal Substances 0.000 abstract 1
- 229910017944 Ag—Cu Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910017937 Ag-Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910017984 Ag—Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052763 palladium Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Contacts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電気接点材料の耐アーク性を向上させて消耗
性を低減せしめた電気接点材料に関するものである。
性を低減せしめた電気接点材料に関するものである。
スイッチ等の開閉接点や摺動接点あるいはモーター等の
回転摺動接点等に用いられる電気接点材料としてはＡｇ
またはＣｕやＮｉを１〜２０−ｔ％程度含むＡｇ−Ｃｕ
、Ａｇ−Ｎｉ合金等が使用されている。従来より一般的
に使用されているこれらの接点材料は耐アーク性や耐摩
耗特性が充分に得られない問題があり、特に汎用されて
いるＡｇ−Ｃｕからなる接点材料は使用時に発生するＣ
ｕの酸化物が接点特性に悪影響を及ぼすと考えられてお
り、耐アーク性、耐摩耗性に優れ消耗量の少ない材料の
出現が強く要望されていた。
回転摺動接点等に用いられる電気接点材料としてはＡｇ
またはＣｕやＮｉを１〜２０−ｔ％程度含むＡｇ−Ｃｕ
、Ａｇ−Ｎｉ合金等が使用されている。従来より一般的
に使用されているこれらの接点材料は耐アーク性や耐摩
耗特性が充分に得られない問題があり、特に汎用されて
いるＡｇ−Ｃｕからなる接点材料は使用時に発生するＣ
ｕの酸化物が接点特性に悪影響を及ぼすと考えられてお
り、耐アーク性、耐摩耗性に優れ消耗量の少ない材料の
出現が強く要望されていた。
本発明は上記の問題について検討の結果なされたもので
接点材料の耐アーク性を向上せしめ、材料の消耗量を著
しく低減させた電気接点材料を開発したものである。
接点材料の耐アーク性を向上せしめ、材料の消耗量を著
しく低減させた電気接点材料を開発したものである。
即ち、本発明は、Ｌｉ０．０１〜２ｗｔ％を含み、残部
Ａｇからなることを特徴とする電気接点材料である。
Ａｇからなることを特徴とする電気接点材料である。
本発明はＡｇにＬｉを添加することにより耐アーク性を
向上させ、開閉又は摺動時の材料の消耗量を低減させた
ものである。
向上させ、開閉又は摺動時の材料の消耗量を低減させた
ものである。
しかして本発明において材料の組成を上記のように限定
したのは、Ｌｉは耐アーク性を向上させ消耗量を低下さ
せるが０．０１ｗｔ％未満ではその効果が少なく、２ｗ
ｔ％を超えると接触抵抗が高くなるからである。又本材
料をＣｕ又はＣｕ合金の母材とクラッドして経済性を高
めて使用するようなことは容易に可能である。
したのは、Ｌｉは耐アーク性を向上させ消耗量を低下さ
せるが０．０１ｗｔ％未満ではその効果が少なく、２ｗ
ｔ％を超えると接触抵抗が高くなるからである。又本材
料をＣｕ又はＣｕ合金の母材とクラッドして経済性を高
めて使用するようなことは容易に可能である。
以下に本発明の一実施例について説明する。
第１表に示す組成の合金を溶解鋳造し、この鋳塊の表面
を面削後、冷間圧延して厚さ１．０ｍの板とし、摺動接
点材料を得た。
を面削後、冷間圧延して厚さ１．０ｍの板とし、摺動接
点材料を得た。
この摺動接点材料を、微動摩耗接触抵抗試験により接触
抵抗と摩耗部の面積を測定した。
抵抗と摩耗部の面積を測定した。
微動摩耗接触抵抗試験：
ヘッド二頭部半径１閣のＡｇ−５０重量％Ｐｄ棒
荷重：５ｇｒ
通１ｔｉｉ流：１００＋Ａ
摺動距離：０．１■
摺動回数：２０万回
第１表から明らかなように従来材のＡｇ−Ｃｕに比べて
本発明による接点材料Ｎｏ１〜３は消耗量が著しく減少
する。また接触抵抗は従来材のＡｇ−Ｃｕと略同程度の
値を示す、なお比較材Ｎｏ４のＬｉの量が少ないものは
消耗量が従来材と同程度で改善されず、Ｎｏ５のＬｉの
多いものは摺動時の発熱による酸化物が多くなりかえっ
て消耗量が増加する。
本発明による接点材料Ｎｏ１〜３は消耗量が著しく減少
する。また接触抵抗は従来材のＡｇ−Ｃｕと略同程度の
値を示す、なお比較材Ｎｏ４のＬｉの量が少ないものは
消耗量が従来材と同程度で改善されず、Ｎｏ５のＬｉの
多いものは摺動時の発熱による酸化物が多くなりかえっ
て消耗量が増加する。
以上に説明したように本発明は、電気接点の耐アーク性
を改善して材料の消耗量を著しく減少させ、接点材料の
寿命を大巾に向上させたもので工業上顕著な効果を奏す
るものである。
を改善して材料の消耗量を著しく減少させ、接点材料の
寿命を大巾に向上させたもので工業上顕著な効果を奏す
るものである。
Claims (1)
- Ｌｉ０．０１〜２ｗｔ％を含み、残部Ａｇからなること
を特徴とする電気接点材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20988689A JPH0375324A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20988689A JPH0375324A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 電気接点材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0375324A true JPH0375324A (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=16580278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20988689A Pending JPH0375324A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 電気接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0375324A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006258239A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Nhk Spring Co Ltd | 皿ばねおよびその製造方法 |
-
1989
- 1989-08-14 JP JP20988689A patent/JPH0375324A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006258239A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Nhk Spring Co Ltd | 皿ばねおよびその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0375324A (ja) | 電気接点材料 | |
| US3437479A (en) | Contact materials for vacuum switches | |
| JPH0375323A (ja) | 電気接点材料 | |
| JPS6128734B2 (ja) | ||
| JPS6214618B2 (ja) | ||
| JPS58141351A (ja) | ノ−フユ−ズブレ−カ−用電気接点材料 | |
| JPS5850305B2 (ja) | デンキセツテンザイリヨウ | |
| JP2009030099A (ja) | 銀−酸化物系電気接点材料 | |
| JPS6330373B2 (ja) | ||
| JPH04314837A (ja) | 銀−酸化物系電気接点材料 | |
| JPS6120616B2 (ja) | ||
| JPS5810979B2 (ja) | ギン − サンカブツケイデンキセツテンザイリヨウ | |
| JPS596902B2 (ja) | 接点材料 | |
| JPH0456019A (ja) | エンジンスタータ用直流接点 | |
| JPS6252022B2 (ja) | ||
| JPH03236443A (ja) | 電流遮断用焼結接点材料 | |
| JPH0762189B2 (ja) | 銀−酸化物系電気接点材料 | |
| JPS6317898B2 (ja) | ||
| JPS6047341B2 (ja) | 電気接点材料 | |
| JPS5985833A (ja) | 接点材料 | |
| JP2002309326A (ja) | 耐損耗性銅合金 | |
| JPH0313691B2 (ja) | ||
| JPS58144446A (ja) | 銀一酸化物系接点材料 | |
| JPS6028898B2 (ja) | 銀−酸化物系電気接点材料 | |
| JPS5925102A (ja) | 電気接点材料の製法 |