JPH0373641A - 音声・データパケツト処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、音声信号およびモデム信号を収容するマル
チメディアパケット多重化装置における音声・データパ
ケット処理方式に関する。

［従来の技術］ 従来、マルチメディアパケット多重化装置におけるパケ
ット処理方式は加入者線上に伝送される音声信号とモデ
ム信号とを区別せず、同一のパケット処理プロトコルで
処理するようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来のパケット処理方式においては、音声信号
とモデム信号とを区別してパケット処理していないので
、それぞれの信号の伝送に際して要求される条件を満足
した最適なパケット処理が行われていないという欠点が
あった。

［課題を解決するための手段］ この発明の音声・データパケット処理方式は、入力する
音声・データ信号が音声信号であるかモデム信号である
かを検出する手段を設け、入力する音声・データ信号が
音声信号であると検出された場合には音声パケット処理
プロトコルに従ってパケットを組み立て、入力する音声
・データ信号がモデム信号であると検出された場合には
モデムパケット処理プロトコルに従ってパケットを組み
立てるようにしている。

［作用］ 入力する音声・データ信号が音声信号であると検出され
た場合には音声パケット処理プロトコルに従ってパケッ
トを組み立て、入力する音声・データ信号がモデム信号
であると検出された場合にはモデムパケット処理プロト
コルに従ってパケットを組み立てることにより、音声信
号およびモデム信号のパケット伝送に際して要求される
それぞれ別の条件に適合したパケット処理プロトコルで
音声信号およびモデム信号をパケット伝送することがで
きる。

［実施例］ 次に、この発明について図面を参照して説明する。

第１図はこの発明の一実施例におけるマルチメディアパ
ケット多重化装置のブロック図、第２図（ａ）〜（Ｃ）
は同実施例における動作図である。

第１図において、１はマルチメディアパケット多重化装
置、１１は加入者線１４を介して音声データ信号Ｓを入
力して符号化し符号化信号Ｃを出力するとともに、符号
化信号Ｃを入力して音声・データ信号Ｓに復号化する符
号復号化部である。この符号復号化部ｉｔは音声・デー
タ信号Ｓとしてモデム信号を入力したことを検出すると
、検出信号ｍをオンにし、一方、音声・データ信号Ｓと
して音声信号を入力したことを検出すると、検出信号ｍ
をオフにするようになっている。

１２は符号化信号Ｃを入力してパケットＰを組み立てて
出力するとともに、パケットＰを入力して符号化信号Ｃ
を出力するパケット組立分解部である。このパケット組
み立て分解部１２は検出信号ｍのオンを検出すると、符
号化信号Ｃをモデム信号に適したパケット組み立て処理
プロトコル。

すなわち、モデムパケット処理プロトコルで処理してパ
ケット信号ｐを出力するようになっている。

なお、モデムパケット処理プロトコルにおいては、デー
タの品質に対する要求条件の厳しさを重視して伝送され
たデータに誤りがあった場合には再送制御などの誤り訂
正処理を行うようになっている。

また、検出信号ｍのオフを検出すると、符号化信号Ｃを
音声信号に適したパケット処理プロトコル、すなわち、
音声パケット処理プロトコルで処理するようになってい
る。

なお、音声パケット処理プロトコルにおいては、伝送さ
れたデータに誤りがあっても実時間性を重視してパケッ
ト廃棄などの処理を行うようになっている。

１３はパケット組立分解部１２から入力する複数のパケ
ットＰを多重化して中継線１５に出力するとともに、中
継：Ｉ！１５から入力する多重化されたパケットを個々
のパケットＰに分解してパケット組立分解部１２に送出
するパケット多重分離部である。

なお、第１図では省略したが、パケット多重分離部１３
は、複数の符号復号化部１１およびパケット組立分解部
１２を収容するようになっている。

次に、第２図を参照して動作を説明する。

（ａ）は音声・データ信号Ｓ、（ｂ）は検出信号ｍ、（
Ｃ）はパケット信号ｐのプロトコルの種類を示している
。

加入者線１４を介して音声信号が音声・データ信号Ｓと
して符号復号化部１１に入力すると、この符号復号化部
１１からバケット組立分解部１２に送出される検出信号
ｍはオフとなる。オフの検出信号ｍを入力したパケット
組立分解部１２は、符号復号化部１１から入力する符号
化信号Ｃを音声パケット処理プロトコルに従ってパケッ
トＰに組み立ててパケット多重分離部１３に送出する。

パケットＰはパケット多重分離部１３によって多重化さ
れて中継線１５に送出される。

次に、加入者線１４を介してモデム信号が音声・データ
信号Ｓとして符号復号化部１１に入力すると、この符号
復号化部１１からパケット組立分解部１２に送出される
検出信号ｍはオンとなる。オンの検出信号ｍを入力した
パケット組立分解部１２は、符号復号化部１１から入力
する符号化信号Ｃをモデムパケット処理プロトコルに従
ってパケットｐに組み立ててパケット多重分離部１３に
送出する。パケットｐはパケット多重分離部１３によっ
て多重化されて中継線１５に送出される。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明の音声・データパゲット
処理方式によれば、入力する音声・データ信号が音声信
号であると検出された場合には音声パケット処理プロト
コルに従ってパケットを組み立て、入力する音声・デー
タ信号がモデム信号であると検出された場合にはモデム
パケット処理プロトコルに従ってパケットを組み立てる
ことにより、音声信号およびモデム信号のパケット伝送
に際して要求されるそれぞれ別の条件に適合したパケッ
ト処理プロトコルで音声信号およびモデム信号をパケッ
ト伝送することができる。

したがって、音声信号およびモデム信号それぞれに適合
したパケット処理プロトコルに従って高品質で効率的な
パケット伝送を実現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例におけるマルチメディアパ
ケット多重化装置のブロック図、第２図（ａ）〜（Ｃ）
は同実施例における動作図である。 １・・・マルチメディアパケット多重化装置、１１・・
・符号復号化部、１２・・・パケット組立分解部、パケ
ット多重分離部、Ｓ・・・音声・データ信号、Ｃ・・・
符号化信号、ｍ・・−検出信号、ｐ・・・パケット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 音声信号およびモデム信号をパケット化し多重化して伝
   送するマルチメディアパケット多重化装置における音声
   ・データパケット処理方式において、 入力する音声・データ信号が音声信号であるかモデム信
   号であるかを検出する手段を設け、入力する音声・デー
   タ信号が音声信号であると検出された場合には音声パケ
   ット処理プロトコルに従ってパケットを組み立て、入力
   する音声・データ信号がモデム信号であると検出された
   場合にはモデムパケット処理プロトコルに従ってパケッ
   トを組み立てるようにしたことを特徴とする音声・デー
   タパケット処理方式。