JPH0373254B2 - - Google Patents
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- JPH0373254B2 JPH0373254B2 JP61112829A JP11282986A JPH0373254B2 JP H0373254 B2 JPH0373254 B2 JP H0373254B2 JP 61112829 A JP61112829 A JP 61112829A JP 11282986 A JP11282986 A JP 11282986A JP H0373254 B2 JPH0373254 B2 JP H0373254B2
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- carcass
- parts
- front part
- rear part
- holder
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C21/00—Processing poultry
-
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- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C21/00—Processing poultry
- A22C21/0046—Support devices
-
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- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C17/00—Other devices for processing meat or bones
- A22C17/02—Apparatus for holding meat or bones while cutting
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、動物の屠殺体の固定装置、とくに、
例えば、屠殺業、食品業、皮革製造業用に、屠殺
体を処理するときに動物の骨抜き、切断、ないし
は分解作業に利用するための固定装置を目的とす
るものである。
例えば、屠殺業、食品業、皮革製造業用に、屠殺
体を処理するときに動物の骨抜き、切断、ないし
は分解作業に利用するための固定装置を目的とす
るものである。
七面鳥のような若干の家禽類を含めて、全身で
販売されることの稀な身長の大きい食用動物は、
一定数の小片に切断され、それぞれが別々に包装
される。
販売されることの稀な身長の大きい食用動物は、
一定数の小片に切断され、それぞれが別々に包装
される。
例えば七面鳥の場合には、七面鳥の後部にある
本来の切れ目ないしは人工的に設けられた切口か
ら臓物が取り出された後、余分な水分を除いて鎖
で吊るし、その鎖を移動させながら屠殺体をいく
つかの場所を巡回させ、それぞれの場所で、作業
員が手で異る肉片の骨を抜き、切断するようにな
つている。
本来の切れ目ないしは人工的に設けられた切口か
ら臓物が取り出された後、余分な水分を除いて鎖
で吊るし、その鎖を移動させながら屠殺体をいく
つかの場所を巡回させ、それぞれの場所で、作業
員が手で異る肉片の骨を抜き、切断するようにな
つている。
このように、動物の処理には、かなりの労力を
要し、また切断の質が作業員の能力に左右された
り、かなりの量の肉が処理後も屠殺体に残される
という不都合が生じ、包装業者等にとつては損失
となる。
要し、また切断の質が作業員の能力に左右された
り、かなりの量の肉が処理後も屠殺体に残される
という不都合が生じ、包装業者等にとつては損失
となる。
このような不都合を除くための解決法は、切断
システムに配備できるような装置を用いて屠殺体
をしつかり固定することによつて得られよう。
システムに配備できるような装置を用いて屠殺体
をしつかり固定することによつて得られよう。
1つの可能性としては、屠殺体をその外側から
固定する方法が考えられる。しかし、屠殺体を外
側から保持するのは、技術的に困難があるばかり
でなく、動物の身長も形状も互いに異るため、こ
の種の装置では切断作業がかなり妨害されること
になるものと思われる。
固定する方法が考えられる。しかし、屠殺体を外
側から保持するのは、技術的に困難があるばかり
でなく、動物の身長も形状も互いに異るため、こ
の種の装置では切断作業がかなり妨害されること
になるものと思われる。
もう1つの可能性は、屠殺体の保持をその内側
から行うというものである。実際、動物の屠殺体
の内部は、例えば七面鳥の場合には脊椎、胸骨、
および肋骨で囲まれた断面がほゞ円形の空洞を形
成しており、その前端は、一方では烏啄骨、他方
では頚のつけ根の脊椎の屈曲によつて構成される
骨構造上で閉じ、またその後端は、脊椎と骨盤で
仕切られている。この空洞は、家禽類であつて
も、あるいは豚や牛などの四つ足の動物であつて
も、他の動物とほゞ同じ構造をもつている。
から行うというものである。実際、動物の屠殺体
の内部は、例えば七面鳥の場合には脊椎、胸骨、
および肋骨で囲まれた断面がほゞ円形の空洞を形
成しており、その前端は、一方では烏啄骨、他方
では頚のつけ根の脊椎の屈曲によつて構成される
骨構造上で閉じ、またその後端は、脊椎と骨盤で
仕切られている。この空洞は、家禽類であつて
も、あるいは豚や牛などの四つ足の動物であつて
も、他の動物とほゞ同じ構造をもつている。
また、魚にあつても、脊椎および肋骨または背
骨によつて仕切られた類似の円形の空洞が存在す
る。
骨によつて仕切られた類似の円形の空洞が存在す
る。
しかしながら、この固定装置を屠殺体の内部空
洞の形状および寸法に適合させるという大きな問
題がある。
洞の形状および寸法に適合させるという大きな問
題がある。
本発明は、屠殺体の寸法に合わせ、質を劣化さ
せる危険なしに屠殺体をよく保持し、また、1つ
には屠殺体の外側で切断および骨抜き用の器具を
容易に移動することができ、もう1つには屠殺体
を連続する作業場所の間を移動させることのでき
るような、内部から動物の屠殺体を固定する装置
を提供することを目的としたものである。この保
持装置は、屠殺体の方向を、実施する各作業に最
も適したようにするために、支えの上に移動可能
なように取りつけられている。
せる危険なしに屠殺体をよく保持し、また、1つ
には屠殺体の外側で切断および骨抜き用の器具を
容易に移動することができ、もう1つには屠殺体
を連続する作業場所の間を移動させることのでき
るような、内部から動物の屠殺体を固定する装置
を提供することを目的としたものである。この保
持装置は、屠殺体の方向を、実施する各作業に最
も適したようにするために、支えの上に移動可能
なように取りつけられている。
そのため、本発明の装置は、屠殺体の内部に導
入される細長い形状をもち、また互いに軸方向に
動かせる2つの部分を含む剛性の本体を有し、こ
れらの2つの部分は各々が屠殺体の内部で位置決
めされるための手段を備え、さまざまな動きを制
御する手段は、本体が屠殺体の中に導入された
後、2つの部分の一方が他方の中に入り込んでい
るため、まず屠殺体の中で本体の2つの部分の一
方がその部分の位置決め手段の作動によつて位置
ぎめされ、次にそれに対してもう一方の部分が屠
殺体の中で正しい位置が得られるまで軸方向に動
かされ、最後にこの第2の部分の位置決め手段を
作動させるようになつている。
入される細長い形状をもち、また互いに軸方向に
動かせる2つの部分を含む剛性の本体を有し、こ
れらの2つの部分は各々が屠殺体の内部で位置決
めされるための手段を備え、さまざまな動きを制
御する手段は、本体が屠殺体の中に導入された
後、2つの部分の一方が他方の中に入り込んでい
るため、まず屠殺体の中で本体の2つの部分の一
方がその部分の位置決め手段の作動によつて位置
ぎめされ、次にそれに対してもう一方の部分が屠
殺体の中で正しい位置が得られるまで軸方向に動
かされ、最後にこの第2の部分の位置決め手段を
作動させるようになつている。
装置が屠殺体の後方から導入される方式におい
ては、さまざまな動きを制御する手段は、本体が
屠殺体の中に導入された後、これら2つの部分の
一方が他方の中へ入り込んでいるため、まず後方
部分の位置決め手段を作動させ、この部分に対し
て前方部分がその端部が屠殺体の空洞前部に突き
当るまで軸方向に動かされ、次に前方部分の位置
決め手段を作動させるようになつている。
ては、さまざまな動きを制御する手段は、本体が
屠殺体の中に導入された後、これら2つの部分の
一方が他方の中へ入り込んでいるため、まず後方
部分の位置決め手段を作動させ、この部分に対し
て前方部分がその端部が屠殺体の空洞前部に突き
当るまで軸方向に動かされ、次に前方部分の位置
決め手段を作動させるようになつている。
できれば、装置の本体の後方部分がそれを屠殺
体の中に導入したときに屠殺体の外側部分の支え
となり、屠殺体内に装置が入り込みすぎないよう
に制限する停止部材を備え、また前方部分が、動
物の脊椎を支える溝で構成される屠殺体に沿つた
案内手段を備えていることがのぞましい。
体の中に導入したときに屠殺体の外側部分の支え
となり、屠殺体内に装置が入り込みすぎないよう
に制限する停止部材を備え、また前方部分が、動
物の脊椎を支える溝で構成される屠殺体に沿つた
案内手段を備えていることがのぞましい。
また、本体の後方部分の位置決め手段が、本体
の縦方向の中線平面に対して左右対称に配置され
た2対の小さなタイ・ロツドで構成され、各対の
タイ・ロツドは、その前端が本体上に連接されま
たその後端が第2のタイ・ロツドの一端に連接さ
れた第1のタイ・ロツドを含み、第2のタイ・ロ
ツドの他端はその軸方向の移動を確保する手段に
連結されていると有利である。
の縦方向の中線平面に対して左右対称に配置され
た2対の小さなタイ・ロツドで構成され、各対の
タイ・ロツドは、その前端が本体上に連接されま
たその後端が第2のタイ・ロツドの一端に連接さ
れた第1のタイ・ロツドを含み、第2のタイ・ロ
ツドの他端はその軸方向の移動を確保する手段に
連結されていると有利である。
1つの可能な方法に従えば、後方の2つの小さ
なタイ・ロツドの軸方向の移動を確保する手段が
圧力制限器を備えた空気式ジヤツキで構成されて
いる。圧力の制限によつて、タイ・ロツドを外に
出すときに屠殺体の質が劣化するのを避け、しか
もすぐれた制動効果を確保することができる。
なタイ・ロツドの軸方向の移動を確保する手段が
圧力制限器を備えた空気式ジヤツキで構成されて
いる。圧力の制限によつて、タイ・ロツドを外に
出すときに屠殺体の質が劣化するのを避け、しか
もすぐれた制動効果を確保することができる。
動物の形状にできるだけ良く適合させるため
に、各対のタイ・ロツドは、脊椎を支えている器
具の本体の方へわずかに傾斜して回転した平面内
に配置されている。
に、各対のタイ・ロツドは、脊椎を支えている器
具の本体の方へわずかに傾斜して回転した平面内
に配置されている。
本発明の他の特徴に従えば、脊椎を支えている
端部と反対側の前方端部の反対側の端部が角を形
成する傾斜面を有し、その中に膨張可能な袋を収
納するのに役立つ空洞を備えている。
端部と反対側の前方端部の反対側の端部が角を形
成する傾斜面を有し、その中に膨張可能な袋を収
納するのに役立つ空洞を備えている。
さらに、本体の後方部分に対するその前方部分
の移動を確保する手段は、圧力制限器を備えた空
気圧式ジヤツキで構成されている。
の移動を確保する手段は、圧力制限器を備えた空
気圧式ジヤツキで構成されている。
そのため、本体の前方端部が、屠殺体の前部の
例えば脊椎の屈曲部にぶつかると、2つの部分の
相対的な移動が止められ、屠殺体の質が劣化する
危険がないことになる。この時点で、前方部分の
中に収められいた袋が空気あるいは油のような制
御用流体でふくらまされ、屠殺体の前方部分の効
果的な位置決めが確保される。
例えば脊椎の屈曲部にぶつかると、2つの部分の
相対的な移動が止められ、屠殺体の質が劣化する
危険がないことになる。この時点で、前方部分の
中に収められいた袋が空気あるいは油のような制
御用流体でふくらまされ、屠殺体の前方部分の効
果的な位置決めが確保される。
いずれにせよ、本発明は、例として本装置の1
つの実施形態を示した添付の略図を参照して行う
以下の説明によつてよく理解されよう。たゞし、
この例が本発明の範囲を限定するものではない。
つの実施形態を示した添付の略図を参照して行う
以下の説明によつてよく理解されよう。たゞし、
この例が本発明の範囲を限定するものではない。
第1図に示されているように、家禽の屠殺体
は、それぞれが全体として参照番号2および3で
示されている脚および翼の骨の部分のほかに脊椎
4、肋骨5、その前部が烏啄骨7に接している胸
骨6で仕切られた空洞を含んでいる。第1図には
また、腸骨の開口部あるいは坐骨孔8ならびに尾
端骨9が示されている。
は、それぞれが全体として参照番号2および3で
示されている脚および翼の骨の部分のほかに脊椎
4、肋骨5、その前部が烏啄骨7に接している胸
骨6で仕切られた空洞を含んでいる。第1図には
また、腸骨の開口部あるいは坐骨孔8ならびに尾
端骨9が示されている。
固定装置は、支え10の上に取りつけられ、後
方部分13およびこの後方部分に対して軸方向に
移動させることのできるように取りつけられた前
方部分14を含む細長い形状をした本体12を含
んでいる。後方部分13には、外側に向つて突き
出すことのできる2対の小さなタイ・ロツドが連
結されている。
方部分13およびこの後方部分に対して軸方向に
移動させることのできるように取りつけられた前
方部分14を含む細長い形状をした本体12を含
んでいる。後方部分13には、外側に向つて突き
出すことのできる2対の小さなタイ・ロツドが連
結されている。
タイ・ロツドの各々の対は、前方に配置され、
その一端が装置の中線平面内にある軸の付近で1
6に連接され、また他端が第2のタイ・ロツド1
8の一端の17に連接された第1のタイ・ロツド
15を含み、第2のタイ・ロツドの他端19は、
図に示されている実施形態においては、単純化の
ために雄ネジおよび雌ネジを有する手段で構成さ
れた制御手段20によつて軸方向に移動させること
ができるようになつている。
その一端が装置の中線平面内にある軸の付近で1
6に連接され、また他端が第2のタイ・ロツド1
8の一端の17に連接された第1のタイ・ロツド
15を含み、第2のタイ・ロツドの他端19は、
図に示されている実施形態においては、単純化の
ために雄ネジおよび雌ネジを有する手段で構成さ
れた制御手段20によつて軸方向に移動させること
ができるようになつている。
第2図から、タイ・ロツドは、実線で示されて
いるように完全に引き込められた位置をとること
もできるし、また、点線で示されているように本
体の両側から突き出ることもできるが、後者の位
置では、タイ・ロツドの連接部17動物の腸骨の
開口部あるいは坐骨孔の中に入り込むことが保証
される。
いるように完全に引き込められた位置をとること
もできるし、また、点線で示されているように本
体の両側から突き出ることもできるが、後者の位
置では、タイ・ロツドの連接部17動物の腸骨の
開口部あるいは坐骨孔の中に入り込むことが保証
される。
一方、前方部分は、その1つの面を通り、動物
の脊椎を支えるための溝22を含んでおり、ま
た、その反対側の面には、傾斜した面23が設け
られており、その中に空洞が開けられていて中に
膨張可能な袋24が収納されている。
の脊椎を支えるための溝22を含んでおり、ま
た、その反対側の面には、傾斜した面23が設け
られており、その中に空洞が開けられていて中に
膨張可能な袋24が収納されている。
実際には、装置の2つの部分13および14
は、一方が他方の中に入り込んだ状態で、本体
が、図には示されていない停止部材が尾端骨9を
支えるようになるまで動物の屠殺体の内部に導入
される。装置の後方部分13の位置決め手段がそ
の機能を正しく果たすことを確実にするために、
特にこの位置決め手段が屠殺体の所定の開口に貫
入する横方向拡張手段で構成されているときに
は、前記後方部分の屠殺体内への導入を制限する
ことが一段と重要である。この位置で、垂直方向
に調節可能な支え25が、屠殺体を装置の本体に
対して確実に押しつける。
は、一方が他方の中に入り込んだ状態で、本体
が、図には示されていない停止部材が尾端骨9を
支えるようになるまで動物の屠殺体の内部に導入
される。装置の後方部分13の位置決め手段がそ
の機能を正しく果たすことを確実にするために、
特にこの位置決め手段が屠殺体の所定の開口に貫
入する横方向拡張手段で構成されているときに
は、前記後方部分の屠殺体内への導入を制限する
ことが一段と重要である。この位置で、垂直方向
に調節可能な支え25が、屠殺体を装置の本体に
対して確実に押しつける。
第5図に示されているように、この時点で2対
のタイ・ロツド15,18が拡げられ、それらの
連接点17が腸骨の開口部あるいは坐骨孔8の中
に入り込む。一定の圧力のもとで連接点がこのよ
うに入り込むと、支え25の解除、及び例えば脊
椎の屈曲部26にあらかじめ定められた圧力で突
き当るまで、部分14の前方向への移動が行われ
る。
のタイ・ロツド15,18が拡げられ、それらの
連接点17が腸骨の開口部あるいは坐骨孔8の中
に入り込む。一定の圧力のもとで連接点がこのよ
うに入り込むと、支え25の解除、及び例えば脊
椎の屈曲部26にあらかじめ定められた圧力で突
き当るまで、部分14の前方向への移動が行われ
る。
このとき、袋24がふくらまされて、屠殺体の
前部の中で装置がよく位置決めされる働きをす
る。
前部の中で装置がよく位置決めされる働きをす
る。
これにより、屠殺体は完全に保持され、最善に
精密さが得られる状態で、またなんらの妨げなし
に、切断作業を行うことができるようになる。
精密さが得られる状態で、またなんらの妨げなし
に、切断作業を行うことができるようになる。
上記の説明から明らかなように、本発明は、単
純な概念にもとづき、動物の屠殺体の内部の空洞
の形状および大きさに自動的に適応することがで
き、またその後の動物の調製作業および作業位置
から他の作業位置までの移送を容易にするために
きわめてしつかりと固定を行うことのできる動物
の屠殺体の固定装置を提供することによつて、従
来の技術を大きく改善するものである。
純な概念にもとづき、動物の屠殺体の内部の空洞
の形状および大きさに自動的に適応することがで
き、またその後の動物の調製作業および作業位置
から他の作業位置までの移送を容易にするために
きわめてしつかりと固定を行うことのできる動物
の屠殺体の固定装置を提供することによつて、従
来の技術を大きく改善するものである。
自明のことながら、本発明は、例として上に説
明した本装置の一つの実施形態に限定されるもの
ではなく、逆に、本発明は、さまざまに異る実施
形態を含むものである。
明した本装置の一つの実施形態に限定されるもの
ではなく、逆に、本発明は、さまざまに異る実施
形態を含むものである。
したがつて、本発明の範囲を逸脱することな
く、とくに装置の後方位置決め手段はさまざまに
異る形をとることができ、例えばカム、あるいは
装置本体を突き出させることのできるベアリング
で構成するようにすることができ、本体の2つの
部分の相対的移動操作手段およびこれらの部分の
位置決め手段もさまざまに異る形をとることがで
き、中間固定手段を前部と後部の間に付加するこ
ともでき、ある種の動物では、屠殺体の中への装
置の挿入を前から後ろへ行うようにして、その後
の作業段階の順序をそれに適合させることもで
き、支え10を、作業位置から他の作業位置への
移送手段に適合させることもでき、基礎となる装
置の材料および場合によつてはそれを覆う膜ある
いは織物の材料も、細菌学的な制約に応じて、さ
まざまに変えることができる。
く、とくに装置の後方位置決め手段はさまざまに
異る形をとることができ、例えばカム、あるいは
装置本体を突き出させることのできるベアリング
で構成するようにすることができ、本体の2つの
部分の相対的移動操作手段およびこれらの部分の
位置決め手段もさまざまに異る形をとることがで
き、中間固定手段を前部と後部の間に付加するこ
ともでき、ある種の動物では、屠殺体の中への装
置の挿入を前から後ろへ行うようにして、その後
の作業段階の順序をそれに適合させることもで
き、支え10を、作業位置から他の作業位置への
移送手段に適合させることもでき、基礎となる装
置の材料および場合によつてはそれを覆う膜ある
いは織物の材料も、細菌学的な制約に応じて、さ
まざまに変えることができる。
第1図は、家禽の骨格をきわめて単純化して示
した図である。第2図および第3図は、本発明に
もとづく装置をそれぞれ下および横から見た図で
ある。第4図および第5図は、固定装置を屠殺体
の中に導入する第1段階で、装置をそれぞれ横お
よび上から見た図である。第6図および第7図
は、固定装置を屠殺体の中に導入する他の2つの
段階に対応する装置の側面図である。
した図である。第2図および第3図は、本発明に
もとづく装置をそれぞれ下および横から見た図で
ある。第4図および第5図は、固定装置を屠殺体
の中に導入する第1段階で、装置をそれぞれ横お
よび上から見た図である。第6図および第7図
は、固定装置を屠殺体の中に導入する他の2つの
段階に対応する装置の側面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 動物の屠殺体の固定装置において、当該装置
が、屠殺体の内部に導入される細長い形状をも
ち、また互いに軸方向に動かせる2つの部分1
3,14を含む剛性の本体を有し、これら2つの
部分は各々が屠殺体の内部で位置決めされるため
の手段を備え、さまざまな動きを制御する手段
は、本体が屠殺体の中に導入された後、2つの部
分13,14の一方が他方の中へ入り込んでいる
ため、まず屠殺体の中で本体の2つの部分13,
14の一方がその部分の位置決め手段の作動によ
つて位置ぎめされ、次にそれに対してもう一方の
部分が屠殺体の中で正しい位置が得られるまで軸
方向に動かされ、最後にこの第2の部分の位置決
め手段(24、15−20)の作動が行われることを特
徴とする装置。 2 後ろから前へと屠殺体の内部に導入される細
長い形状をもちまた後方部分13と当該後方部分
に対して軸方向に動かせる前方部分14を含む剛
性の本体を有し、前方部分と後方部分は各々がそ
れぞれ屠殺体の内部で位置決めされるための手段
を備え、さまざまな動きを制御する手段は、本体
が屠殺体の中に導入された後、これら2つの部分
の一方が他方の中へ入り込んでいるため、まず後
方部分の位置決め手段(15−20)を作動させ、こ
の部分に対して前方部分はその端部が屠殺体の空
洞前部に突き当るまで軸方向に動かされ、次に前
方部分の位置決め手段(24)を作動させるような
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の装置。 3 本体の後方部分13が、それが屠殺体の中へ
入り込みすぎないように制限する停止部材を備え
ていることを特徴とする特許請求の範囲第2項に
記載の装置。 4 本体の前方部分14が、動物の脊椎4を支え
る溝22で構成される屠殺体に沿つた案内手段を
備えていることを特徴とする特許請求の範囲第2
項又は第3項に記載の装置。 5 本体の後方部分の位置決め手段が横に拡がる
手段で構成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第2項ないし第4項の任意の1項に記載の
装置。 6 本体の後方部分の位置決め手段が本体の縦方
向の中線平面に対して左右対称に配置された2対
の小さなタイ・ロツドで構成され、各対のタイ・
ロツドは、その前端が本体上に連接されまたその
後端が第2のタイ・ロツド18の一端に連節され
た第1のタイ・ロツド15を含み、第2のタイ・
ロツドの他端はその軸方向の移動を確保する手段
20に連結されていることを特徴とする特許請求
の範囲第5項に記載の装置。 7 後方の2つの小さなタイ・ロツドの軸方向の
移動を確保する手段が圧力制限器を備えた空気圧
式ジヤツキで構成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第6項に記載の装置。 8 脊椎を支えている端部と反対側の前方部分1
4の端部が角を形成する傾斜面を有し、その中に
膨張可能な袋24を収納するのに役立つ空洞を備
えていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
ないし第7項の任意の1項に記載の装置。 9 本体の後方部分13に対してその前方部分1
4の移動を確保する手段が圧力制限器を備えた空
気圧式ジヤツキで構成されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第8項の任意の1
項に記載の装置。
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