JPH0373165B2 - - Google Patents

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JPH0373165B2
JPH0373165B2 JP27552985A JP27552985A JPH0373165B2 JP H0373165 B2 JPH0373165 B2 JP H0373165B2 JP 27552985 A JP27552985 A JP 27552985A JP 27552985 A JP27552985 A JP 27552985A JP H0373165 B2 JPH0373165 B2 JP H0373165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
sub
main
waveguides
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP27552985A
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English (en)
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JPS62133802A (ja
Inventor
Moryasu Myazaki
Osami Ishida
Yoji Isoda
Fumio Takeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27552985A priority Critical patent/JPS62133802A/ja
Publication of JPS62133802A publication Critical patent/JPS62133802A/ja
Publication of JPH0373165B2 publication Critical patent/JPH0373165B2/ja
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はマイクロ波帯あるいはミリ波帯で用
いられる分岐導波管形方向性結合器の改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕 第3図は例えばIRE Trans Microwave
Theory and Technigues Vol MTT−6,
PP.398−403,October,1958に示された従来の
分岐導波管形方向性結合器を示す概略構成図であ
り、図において8な主導波管、9は副導波管、1
0は分岐導波管、とは主導波管8の端子、
とは副導波管9の端子である。
主導波管8と、副導波管9は広い面を対向させ
て平行に置かれ中心周波数f0において90度の電気
長を有する分岐導波管10で接続されている。分
岐導波管10は、電気長90度のピツチ間隔で、
主、副導波管8,9の長手方向に配列されてい
る。
次に動作について説明する。たとえば主導波管
8の端子から入射した周波数f0の波を分岐導波
管10を介して副導波管9に結合する。このとき
分岐導波管10が周波数f0で電気長90度のピツチ
間隔で配列されているので、この分岐導波管形結
合器は、方向性結合器としての機能を有し副導波
管9に結合された波は端子に出て来る。
しかし、周波数fがf0から変化した場合には、
主、副導波管8,9及び分岐導波管10の電気長
θが90度からずれるため電気特性が劣化する。電
気長θの周波数fに対する変化率dθ/dfは、次式
で表わされる。
dθ/df=90/f0・1/1−(fc1/f02(1) ここでfc1は方形導波管の基本モードのしや断
周波数である。従つてfc1がf0に接近するほど
dθ/dfが大きくなり、電気特性の劣化が著しい。
周波数変化に対する電気特性の劣化を小さくす
るためにはfc1がf0より十分小さくなるようにす
ることが望ましい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の分岐導波管形方向性結合器は、主、副導
波管及び分岐導波管を方形導波管で構成している
ため、高次モードによる制約からfc1>0.5f0とす
る必要があるのでdθ/df>(90°/f0)×1.33となり
周波数変化に対する特性劣化が大きいという問題
点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので周波数変化に対する電気特性の
劣化が小さい分岐導波管形方向性結合器を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る分岐導波管形方向性結合器は
主、副導波管にリツジ導波管を用い、この導波管
の突起に設けたスリツトと主、副導波管間に設け
た方形導波管とで電気長がπ/2の分岐導波管を
構成したものである。
〔作用〕
この発明においては突起に設けられたスリツト
が平行平板導波管と同様なしや断周波数の低い導
波管となり、主、副導波管もリツジ導波管とする
ことによつて、しや断周波数を低くできるので、
電気長の変化が小さくなり、広帯域にわたつて良
好な特性を得ることができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す一部欠載の
斜視図である。図において、〜は従来の場合
と同じもの、1,2は管壁の幅広面の一部に突起
を有するリツジ導波管の主導波管及び副導波管、
3は突起、4は主導波管1と副導波管2を接続す
る方形導波管、5は突起3に設けたスリツト、6
は主と副導波管1,2を接続する方形導波管4と
突起3に設けたスリツト5とから構成される分岐
導波管である。
この分岐導波管形方向性結合器は分岐導波管の
電気長及び分岐導波管間隔の電気長を90度に選べ
ば従来の場合と同様方向性結合器としての機能を
有する。
この発明の分岐導波管形方向性結合器では、
主、副導波管1,2とともに分岐導波管6がしや
断周波数の低い導波管となる。
まず、主、副導波管1,2は、リツジ導波管を
用いているためにしや断周波数を低く選ぶことが
できる。例えば、EIA規格のリツジ導波管では基
本モードのしや断周波数は高次モードのしや断周
波数の1/3であり、方形導波管に比べ2/3に低くす
ることができる。
次に、分岐導波管6は、主、副導波管1,2の
電磁界が突起3の効果によつて中央部に集中する
ので、主副導波管1,2との電気的な接続点は、
突起3の先端となる。さらに、突起3に設けたス
リツト5の部分は第2図に示すような断面形状の
導波管となり、中央部に電磁界が集中し側壁7の
影響が少なくなり、しや断周波数はほとんど0と
なる。分岐導波管6はこのスリツト5と方形導波
管4とで構成されるため、方形導波管4の軸長を
短く選ぶことによつて全体としての等価的なしや
断周波数を下げることができる。
以上の結果から主副導波管1,2及び分岐導波
管6の電気長の周波数変化が小さくなるので、従
来に比べて電気特性の周波数変化が少ない導波管
結合器を得ることができる。
なお、以上は主、副導波管1,2に、2つの幅
広面の両方に突起3を有するリツジ導波管を用い
た場合について述べたが、この発明はこれに限ら
ず幅広面の一方にだけ突起を有するリツジ導波管
を用いてもよい。また主、副導波管1,2として
突起3の高さが場所によらず一定なリツジ導波管
を用いた場合について述べたが、この発明はこれ
に限らず例えばIEEE Trans Microwave
Theory and Technigues,Vol.MTT−16,No.
2,February 1968,PP80−89に報告されてい
るような、突起3の高さを多段に変化させたリツ
ジ導波管を用いてもよい。さらに、分岐導波管6
の数が8本の場合について述べたが、この発明
は、これに限らず2本以上であれば何本の場合に
用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の分岐導波管形方向性
結合器は主副導波管としてリツジ導波管を用いる
とともに、分岐導波管を、主副導波管間の方形導
波管と、主副導波管の突起部に設けたスリツトと
で構成することによつて、電気長の変化が小さく
することができ、周波数変化に対する特性劣化が
少ない広帯域な特性が得られるという効果があ
る。
また、突起に設けたスリツトが分岐導波管の一
部となるため、主副導波管の間隔を短縮し小形化
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による分岐導波管
形方向性結合器を示す一部欠載の斜視図、第2図
は突起部に設けたスリツトで形成される導波管の
横断面図、第3図は従来の分岐導波管形方向性結
合器の一部欠載の斜視図である。 図中1は主導波管、2は副導波管、3は突起、
4は主導波管1と副導波管2を接続する方形導波
管、5は突起3に設けたスリツト、6は突起3と
方形導波管4とからなる分岐導波管、7は管壁、
8は方形断面の主導波管、9は方形断面の副導波
管、10は方形断面の分岐導波管、〜は端子
である。なお、図中同一あるいは相当部分には同
一符号を符して示してある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分岐導波管形結合器において、主導波管と副
    導波管にリツジ導波管を用い、上記主、副導波管
    の突起に電気長90°の間隔で複数のスリツトを設
    け上記スリツトの位置で上記主導波管と副導波管
    を複数の方形導波管で接続するとともに、上記主
    導波管のスリツトの設けられた突起の高さH1
    上記副導波管の突起の高さH2及び上記方形導波
    管の軸長Lか次式の関係を満足する寸法としたこ
    とを特徴とする分岐導波管形方向性結合器。 H1+H2/λ+L/λg≒1/4 ここで、 λ:自由空間波長 λg:方形導波管の管内波長
JP27552985A 1985-12-05 1985-12-05 分岐導波管形方向性結合器 Granted JPS62133802A (ja)

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JP27552985A JPS62133802A (ja) 1985-12-05 1985-12-05 分岐導波管形方向性結合器

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JP27552985A JPS62133802A (ja) 1985-12-05 1985-12-05 分岐導波管形方向性結合器

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Publication Number Publication Date
JPS62133802A JPS62133802A (ja) 1987-06-17
JPH0373165B2 true JPH0373165B2 (ja) 1991-11-21

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ID=17556720

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JP27552985A Granted JPS62133802A (ja) 1985-12-05 1985-12-05 分岐導波管形方向性結合器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4903100B2 (ja) * 2007-08-09 2012-03-21 三菱電機株式会社 導波管形電力合成分配器およびそれを用いたアレーアンテナ装置

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Publication number Publication date
JPS62133802A (ja) 1987-06-17

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