JPH0372870B2 - - Google Patents

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JPH0372870B2
JPH0372870B2 JP61018370A JP1837086A JPH0372870B2 JP H0372870 B2 JPH0372870 B2 JP H0372870B2 JP 61018370 A JP61018370 A JP 61018370A JP 1837086 A JP1837086 A JP 1837086A JP H0372870 B2 JPH0372870 B2 JP H0372870B2
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JP
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connecting pipe
magnetic pole
valve
bypass
rotary valve
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Katsuji Myamoto
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Sharp Corp
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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は、ガス等の流体等の流路切換えに使用
される空気調和機等の四方切換弁等の切替弁装置
に関し、特に除霜および能力可変のヒートポンプ
式空気調和機に適した切替弁装置に関するもので
ある。
〈従来技術〉 従来、電磁石の励磁力により弁部材を上下動し
て開閉動作を行う電磁弁や圧力差を利用した摺動
弁形電磁弁については周知である。従来、空気調
和機に使用される四方切替弁Z1は、熱媒サイク
ルにおける冷媒の流れを基本的には第10図の如
く切替えて流す。すなわち暖房サイクルにおいて
は、室内側熱交換器Aから室外側熱交換器Bへ、
冷房サイクルにおいては、室外側熱交換器Bから
室内側熱交換器Aへ流すよう切替え、室内を暖房
または冷戻する。
一般的な構造は第10図に示す如く、密閉され
た円筒状弁体1の周面の一端に圧縮機Fの吐出管
に接続する高圧ガス用接続管Dを接続し、他端に
圧縮機Fの吸入管に接続する低圧冷媒用接続管S
を中央にしてその両側に室内側熱交換器Aに接続
する接続管Eと、室外側熱交換器Bに接続する接
続管Cとを並設する。前記接続管D,S,E,C
はそれぞれ円筒形弁本体1内に開口しており、並
設した接続管S,E,Cの三接続管の開口端は弁
本体長軸方向に面一にシート3で弁本体1に固定
されている。
弁本体1の内部には前記弁シート3の開口面上
を長軸方向に摺動し接続管SとE、およびSとC
を択一的に連通せしめるU字型状の摺動弁4が内
装される。摺動弁4は、その両側に配されたピス
トン5,6に連結板7で連結され、弁本体1の端
面を密閉する部材8とピストン体5との空間R
1、および部材9とピストン体6との間の空間R
2にはそれぞれ高圧ガス、または低圧ガスを択一
的に切替えて導入する毛細管10,11が連結さ
れる。また接続管Sには低圧ガス用毛細管12が
連結されており、この三毛細管10,11,12
は小さな電磁弁装置Gのニードルバルプ用空間R
3,R4およびその中間に連通されている。
今、圧縮機Fから吐出された高圧ガスは接続管
Dを通り、ピストン体5および6に設けられた小
さな穴を通り空間R1,R2に流れる。電磁弁装
置Gのコイル13が無通電の時はニードルバルブ
14がスプリングにより小空間R4を密閉し、互
いにピン15Aを介して相対する反対側のニード
ルバルブ15が開き、小空間R3は解放される。
したがつて空間R1と小空間R4の圧力は高圧と
なり、空間R2は低圧となる。この圧力差によつ
てピストン体5,6は空間2の方に移動する。こ
のとき摺動弁4も連結板7により同一方向に移動
して接続管E,Sの流路が連通する。この状態で
回路は冷房状態となつている。
コイル13に通電した時は励磁力でニードルバ
ルブ14,15を上記と逆に移動させることにな
り、ピストン体5,6は空間R1方向へ移動して
摺動弁4により接続管C,Sの流路が連通して回
路は暖房状態となる。但しこのときは運転中は連
続通電である。
以上が従来例の四方切替電磁弁の動作原理であ
るが、第10図に示す如く、非常に複雑精巧な構
造となつており、部品点数も約60〜70点にもおよ
び高価な電磁弁となつている。
また一般に外気を熱源とするヒートポンプ式空
気調和機では、暖房時に外気温度が低下すると室
外熱交換器Bの表面に着霜現象が生じ、付着した
霜の断熱作用と通風抵抗の増大により通風量が減
少して外均気からの吸熱が阻害され、暖房能力が
急激に低下する欠点がある。
そこで室外側熱交換器に着霜現象が生じたと
き、この霜を溶かすため、一時的に暖房サイクル
を冷房サイクルに切り換えて室外側熱交換器Bに
圧縮機Fからの高温高圧冷媒を送り、霜を溶かし
た後、再び暖房サイクルに切り換えるのが一般的
である。
しかし、室内温度の低下をまねくので、その改
善として、圧縮機吐出からの高圧高温冷媒を着霜
状態にある室外側熱交換器Bの入口に上記とは別
の電磁弁を用いたバイパス回路によつて冷媒を流
し、暖房運転を停止することなく除霜できる方式
もある。しかしこの方式では高価な電磁弁等を使
用しなければならない欠点がある。
〈目 的〉 本発明は、上記の点に鑑み、電動機の原理によ
つて得られるトルクを利用して回転弁体を回動さ
せるこにより流動体の流路の切換えおよび流路に
影響を与えることなく、一個もしくは、複数のバ
イパス回路を順次もしくは同時に主流路と並列に
回路を開閉することが可能で、ヒートポンプ式空
気調和機に適用し得る切替弁装置を提供しようと
するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明による課題解決手段は、 第一接続管D、第二接続管C、第三接続管Eお
よび第四接続管Sが夫々連通接続された弁箱16
と、 該弁箱16に回転自在に内装された永久磁石1
9付の回転弁子18と、 前記弁箱16の外部に配された極性変換可能な
第一磁極発生部22および第二磁極発生部23を
有する電磁石24と を具え、 前記弁箱16にバイパス接続管28が形成さ
れ、前記回転弁子18を、前記永久磁石19の第
一磁極発生部22との第一吸着位置、第二磁極発
生部23との第二吸着位置、および第一磁極発生
部22と第二磁極発生部23の中間位置で回転停
止させるための回転停止手段30が設けられ、 前記回転弁子18には、 前記第一吸着位置で第四接続管Sと第三接続管
Eを連通しかつ第二吸着位置で第四接続管と第二
接続管Cとを連通する第一連通孔25と、 第一吸着位置で第二接続管Cと第一接続管Dと
を連通しかつ第二吸着位置で第一接続管Dと第三
接続管Eとを連通する第二連通孔27と が形成され、 前記回転弁子18に、前記中間位置で前記第一
接続管Dとバイパス接続管28とを連通させるた
めのバイパス用孔29(実施例ではバイパス貫通
孔29)が形成され、 前記各連通孔25,27は、前記中間位置で、
第二吸着位置での各接続管C,D,E,Sの連通
状態を維持するよう、その形状が設定されたもの
である。
〈作 用〉 上記構成の切替弁装置を、ヒートポンプ式空気
調和機の冷媒サイクル中の四方切替弁として使用
する。この際、圧縮機Fの吐出口に第一接続管D
を接続し、圧縮機Fの吸入管に第四接続管Sを接
続する。また、第三接続管Eを室内側熱交換器A
に、第二接続管Cを室内側熱交換器Bにそれぞれ
接続する。さらに、バイパス接続管28を、例え
ば室外熱交換器Bの膨張弁B1側に接続する。
そうすると、圧縮機Fから吐出された高圧ガス
は、第一接続管Dを通り、弁箱16内の回転弁子
18から第二接続管Cを通つて室外側熱交換器B
へ流れ、その後、室内側熱交換器A、第三接続管
Eから弁箱16内へ通り、第一連通孔25を経て
第四接続管Sから圧縮機Fに吸入される。
このときの状態が冷房サイクルであり、弁箱1
6内の配置は第5図aの状態となり、電磁石24
の磁極発生部22,23は無通電状態で単に磁性
体と吸引状態にあるだけである。
次に冷房サイクルへの切替は、同図aに示す無
通電の電磁石24に瞬時連通するとともに、磁極
の変換を行ない、永久磁石19に相対する第一磁
極発生部22は永久磁石19の同極となして反発
させる。
そうすると、回転弁子18は反時計回りに回転
する。また第二磁極発生部23も永久磁石19と
異極とすれば、永久磁石19は第二磁極発生部2
3側へ吸引されて回転し、第5図bの如き、暖房
サイクルとなる。
この暖房状態で、圧縮機Fから吐出された高圧
ガスが第一接続管D→第二連通孔27→第三接続
管E→室内側熱交換器A→室外側熱交換器B→第
二接続管Cを経て弁箱16内の第一連通孔25を
通り、第四接続管Sへと流れ、圧縮機Fに吸入さ
れる。
但し、前記した冷房、暖房いずれの状態に於い
ても、バイパス用接続管28が回転弁子18によ
り閉口している。
以上述べた基本動作とは別に、第6図に示すよ
うに、第一磁極発生部22、第二磁極発生部23
の磁極を永久磁石19の極性と反発する極性とす
ると、回転弁子18は中間位置に保持される。
この時に、回転弁子18のバイパス用孔29と
バイパス接続管28の開口端が合致し連通する。
なお、この状態でも回転弁子18の第一連通孔
25および第二連通孔27が、流路を正常に保持
する形状となつているため、暖・冷房運転に何ら
支障はなく一部の高圧・高温の吐出ガスが、バイ
パス接続管28より熱交換器へ流入する構造とな
る。
そのため、例えば、暖房運転中に外気温度の低
下により室外熱交換器Bに着霜現象を生じた時
に、第7図に示す暖房サイクルによれば、暖房運
転を継続しつつ、バイパス用接続管28より高
温・高圧のガスを着霜している室外側熱交換器B
の入口より流入させる。そうすれば、その熱・圧
力により除霜し、着霜以前の暖房能力まで機器を
回復させるとともに、室内温度の変化を最小限に
抑え、快適性増大する。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例をロータリー式四方切
替弁装置を例にして説明する。第1図は本発明に
よるロータリー四方切替弁装置の正面図、第2図
は同平面図、第3図は同断面図であり、第4図は
切替弁装置を空気調和機に用いた場合のヒートポ
ンプサイクル図、第5図は動作原理図、第6図は
本発明実施例における除霜時の切替弁装置の状態
を示す図である。
この切替弁装置Z1は、内部を密閉された円筒
状の非磁性弁箱16の一端に圧縮機Fの吐出管に
接続する第一接続管Dが接続され、他端に圧縮機
Fの吸入管に接続する第四接続管S、室内側熱交
換器Aに接続する第三接続管Eおよび室外側熱交
換器Bに接続する第二接続管Cが並設されてい
る。弁箱16は内部形状が突起17を有する円筒
形(または単なる円筒形)とされている。接続管
D,S,E,Cは全て弁箱16の中に開口してお
り、並設した第二ないし第四接続管G,E,Cの
開口端は弁箱16の円形断面に直角となる同一面
上に開口しており、これに相対する面に接続管D
が開口している。
弁箱16内には接続管S,E,Cの開口端を平
滑に面を接し、かつ円筒形空間R5に内装して円
周方向に回動する回転弁子18が配設されてい
る。この回転弁子18には1個以上の永久磁石1
9が装着されている。
弁箱16外には極性変換可能な第一磁極発生部
22および第二磁極発生部23を有する電磁石2
4が配されている。第一磁極発生部22および第
二磁極発生部23の位置は前記永久磁石19の回
動する角度より鈍角で永久磁石19に対する効果
を失なわない位置に配設されている。すなわち回
転弁子18を任意の角度α回転させる時、磁極発
生部22,23はα<βとなる如く配設されると
ともに磁極発生部23は永久磁石19と吸引状態
となる磁極とし、前記α<βの位に永久磁石19
が保持される様にストツパー17をして回転弁子
18が反発−吸引で発生したトルクにより回転し
た後の接続管との位置を正しく保持可能となして
いる。
第一接続管D、第二接続管C、第三接続管Eお
よび第四接続管Sは第5図の如く、平面視で、回
転弁子18の中心から等角度(90℃)でかつ、第
一接続管Dと第四接続管Sとが、第二接続管Cと
第三接続管Eとが回転弁子18の中心に対して
夫々対称位置に配される。
そして前回転弁子18には、前記永久磁石19
の第一磁極発生部22との第一吸着位置(冷房姿
勢X)で第四接続管Sと第三接続管Eを連通しか
つ永久磁石19の第二磁極発生部23との第二吸
着位置(暖房姿勢Y)で第四接続管Sと第二接続
管Cとを連通する弧状でかつ凹状の第一連通孔2
5と、第一吸着位置(冷房姿勢X)で第二接続管
Cと第一接続管Dとを連通しかつ第二吸着位置
(暖房姿勢Y)で第一接続管Dと第三接続管Eと
を連通する主貫通孔26付の弧状でかつ凹状の第
二連通孔27とが形成される。
前記第一磁極発生部22は、第一接続管Dと第
三接続管Eとの中央部と回転弁子18の中心とを
結ぶ直線の延長線上に配され、前記第二磁極発生
部23は第三接続管Eと第四接続管Sの中央部と
回転弁子18の中心とを結ぶ直線の延長線上に配
される。
そして永久磁石19は、前記第二連通孔27の
第三接続管E側の回転弁子18外周部に配され、
外側がN極に設定されている。
更に前記弁箱16の他側には、前記室外熱交換
器Bの膨張弁B1側に連通するバイパス接続管2
8が連通接続される。このバイパス接続管28は
第二接続管C、第三接続管Eおよび第四接続管S
よりも弁箱16の中心側に配されている。
また回転弁子18には、第二連通孔27よりも
回転弁子18の中央側でバイパス貫通孔29が形
成される。このバイパス用貫通孔29およびバイ
パス用接続管28は、永久磁石19が第一磁極発
生部22と第二磁極発生部23の中間に位置した
ときに連通するよう設定されている。
また、永久磁石19の第一磁極発生部22との
第一吸着位置、第二磁極発生部23との第二吸着
位置、および第一磁極発生部22と第二磁極発生
部23の中間位置で、回転弁子18を停止させる
ための回転停止手段が設けられる。この回転停止
手段は第一磁極発生部22および第二磁極発生部
23とを通電制御する制御装置31から構成され
る。回転弁子18の冷房姿勢Xと暖房姿勢Yの中
間位置では、第6図の如く、暖房サイクルを依然
として維持するよう前記第一、第二連通孔25,
27の形状が設定される。
上記構成において、圧縮機Fから吐出された高
圧ガスは第一接続管Dを通り、弁箱16の円筒形
空間R5に流れ、回転弁子18の主貫通孔26を
経て室外側熱交換器B(凝縮器)、毛細管B1、室
内側熱交換器A(蒸発器)、第三接続管Eから弁箱
16内へ通り、第一連通孔25を経て第四接続管
Sから圧縮機Fに吸入される。このとき、回転弁
子18は第一接続管Dよりの高圧ガスにより、並
設する接続管G,E,Cの開口端と面を接して押
圧されている。この状態が冷房サイクルであり、
弁箱16内の配置は第5図aの状態となる。
なお、電磁石24の磁極発生部22,23は無
通電状態で単に磁性体と吸引状態にあるだけであ
る。また、微少電流等を通電しても良いとはもち
ろんである。
次に暖房サイクルへの切替は、同図aに示す無
通電の電磁石24に瞬時(0.5秒程度)通電する
とともに、磁極の変換を行ない、永久磁石19に
相対する第一磁極発生部22は永久磁石19の同
極となして反発させる。そうすると、回転弁子1
8は反時計回りに回転する。また第二磁極発生部
23も永久磁石19と異極とすれば、永久磁石1
9は第二磁極発生部23側へ吸引されて回転し、
第5図bの如き、暖房サイクルとなる。
なお、第5図中a,bに記載の記号S,E,C
は接続管の開口端を示している。
この暖房状態で、圧縮機Fから吐出された高圧
ガスが第一接続管Dより空間R5、主貫通孔26
→第三接続管E→室内側熱交換器A(凝縮器)→
毛細管→室外側熱交換器B(蒸発器)→接続管C
を経て弁箱16内の第一連通孔25を通り、第四
接続管Sへと流れ、圧縮機Fに吸入される。
但し、前記した冷房、暖房いずれの状態に於い
ても接続管S,E,Cと同一面に開口端も持つバ
イパス接続管28と、回転弁子18に副次的に設
けられているバイパス貫通孔29は合致せずに閉
口している。
以上述べた基本動作とは別に第6図に示すよう
に回転弁子18に装着された永久磁石19(もし
くは永久磁石から成る弁体)に相対する第一磁極
発生部22、第二磁極発生部23(即ち角度β位
置)の磁極の極性を永久磁石19の極性と反発す
る極性とすることにより回転弁子18は回転角α
の中間位置に保持される。この時に回転弁子18
に副次的に設けられているバイパス貫通孔29と
バイパス接続管28の開口端が合致し連通する。
なお、この状態でも回転弁子18の第一連通孔
25および主貫通孔26付第二連通孔27が回転
角αの中間位置でも流路を正常に保持する形状と
なつているため、暖・冷房運転に何ら支障はなく
一部の高圧・高温の吐出ガスがバイパス接続管2
8より熱交換器へ流入する構造となる。
例えば、暖房運転中に外気温度の低下により室
外熱交換器Bに着霜現象を生じた時に、第7図に
示す冷凍サイクル図(暖房サイクル)によれば、
暖房運転を継続しつつ、バイパス接続管28より
高温・高圧のガスを着霜している室外側熱交換器
B(蒸発器)入口より流入させる。そうすればそ
の熱・圧力により除霜し、着霜以前の暖房能力ま
で機器を回復させるとともに、室内温度の変化を
最小限に抑え、快適性増大する。また、本発明に
よれば他の高価な電磁弁等を不用となすため安価
に提供できる。なお、本発明は着霜寸前に採用す
れば着霜の遅延ともなる。
第8図は本発明の他の実施例を示す熱媒サイク
ルを示す。これは、圧縮機Fの変化によらずに吐
出されたガスを吸入側にバイパスすることによ
り、その熱媒は熱交換しないため、能力は低下す
る。したがつて、能力可変機能を持つことにな
る。
本発明を更に進展させれば、第9図に示す如
く、第一、第二磁極発生部22,23の中間位置
で第三磁極発生部33を、β>δ,δ=1/nβ
として任意の位置に設けることにより、その弁子
18の回転角もα>γ,γ=1/nαとリニアに
することにより、図示する如く、バイパス接続管
28の開口面積を変化させることができ、リニア
な流量制御が可能となる。
このことは能力のリニアな変化および、着霜の
状態によりバイパスさせる冷媒の流量の正確で適
当な制御を可能とするものである。なお、バイパ
ス用用開口部(孔)は複数個設けてもよいことは
勿論である。
〈効 果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明による
と、弁箱内の永久磁石付の回転弁子を、弁箱外に
配された電磁石で、電動機の原理を利用して回転
させ、流路を切換えているから、構造が簡単にな
り、部品点数も少なくなる。
また、回転弁子の中間位置では、バイパス接続
管と第一接続管とが連通したとき、各接続管を連
通させる連通孔は、第二吸着位置での各接続管の
連通状態を維持する形状とされているので、流動
体の流路の切換えおよび流路に影響を与えること
なく、一個もしくは、複数のバイパス回路を順次
もしくは同時に主流路と並列に回路を開閉するこ
とが可能となる。
そのため、この切替弁装置を空気調和機に利用
すれば、熱媒の吐出量を可変とでき、また除霜等
にも使用できるといつた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す切替弁装置の
正面図、第2図は同平面図、第3図は同断面図、
第4図は同熱媒圧縮サイクルの基本構成図、第5
図aは冷房時の弁内部状態を示す平面図、第5図
bは暖房時の弁内部状態を示す平面図、第6図は
除霜時の弁内部状態を示す平面図、第7図は同熱
媒圧縮サイクル構成図、第8図は本発明の他の実
施例を示す熱媒圧縮サイクルを構成図、第9図は
本発明の実施例を示す弁内部状態平面図、第10
図は従来の熱媒圧縮サイクルの構成図である。 16:弁箱、18:円盤状回転弁子、19:永
久磁石、22:第一磁極発生部、23:第二磁極
発生部、24:電磁石、26:主貫通孔、28:
バイパス接続管、29:バイパス貫通孔、30:
回転停止手段、C:第二接続管、D:第一接続
管、E:第三接続管、S:第四接続管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第一接続管、第二接続管、第三接続管および
    第四接続管が夫々連通接続された弁箱と、 該弁箱に回転自在に内装された永久磁石付の回
    転弁子と、 前記弁箱の外部に配された極性変換可能な第一
    磁極発生部および第二磁極発生部を有する電磁石
    と を具え、 前記弁箱にバイパス接続管が形成され、 前記回転弁子を、前記永久磁石の第一磁極発生
    部との第一吸着位置、第二磁極発生部との第二吸
    着位置、および第一磁極発生部と第二磁極発生部
    の中間位置で回転停止させるための回転停止手段
    が設けられ、 前記回転弁子には、 前記第一吸着位置で第四接続管と第三接続管を
    連通しかつ第二吸着位置で第四接続管と第二接続
    管とを連通する第一連通孔と、 第一吸着位置で第二接続管と第一接続管とを連
    通しかつ第二吸着位置で第一接続管と第三接続管
    とを連通する第二連通孔と が形成され、 前記回転弁子に、前記中間位置で前記第一接続
    管とバイパス接続管とを連通させるためのバイパ
    ス用孔が形成され、 前記各連通孔は、前記中間位置で、第二吸着位
    置での各接続管の連通状態を維持するよう、その
    形状が設定された ことを特徴とする切替弁装置。
JP61018370A 1986-01-29 1986-01-29 切替弁装置 Granted JPS62177376A (ja)

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