JPH03727Y2 - - Google Patents

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JPH03727Y2
JPH03727Y2 JP11579685U JP11579685U JPH03727Y2 JP H03727 Y2 JPH03727 Y2 JP H03727Y2 JP 11579685 U JP11579685 U JP 11579685U JP 11579685 U JP11579685 U JP 11579685U JP H03727 Y2 JPH03727 Y2 JP H03727Y2
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pole
stopper plate
tip
outer pole
bush
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は車載アンテナなどとして用いる伸縮ポ
ールアンテナに関するものである。
【従来の技術】
従来の伸縮ポールアンテナにつき、第6図を参
照して説明する。 第6図に示すように、パイプからなる外側ポー
ル1は、先端部に小径部1aが、基端部にストツ
パー部1bがそれぞれ絞り加工によつて中心側に
突設されている。外側ポール1内に嵌挿された内
側ポール2は、基端部外周面にスポツト溶接また
は半田付けによつてスライドばね3が固定され、
基端に拡径したストツパー部2aが形成されてい
る。そして内側ポール2にも前記外側ポール1と
同様な小径部およびストツパーを設け、内側ポー
ルと同様な構成でこれよりさらに小径のポールが
嵌められ、多段伸縮ポールアンテナが構成され
る。 以上のように構成された伸縮ポールアンテナ
は、短縮時には内側ポール2のストツパー部2a
が外側ポール1のストツパー1bに当接し、伸長
時には内側ポール2のスライドばね3の先端側が
外側ポール1の小径部1aに当接することで、内
側パイプ2のストロークの規制および抜止めがさ
れる。
【考案が解決しようとする問題点】
前述した従来の伸縮ポールアンテナは、内側ポ
ールを外側ポールに嵌めた後に、外側ポールの先
端部に絞り加工を施し、外側ポールの抜止めをす
るなど、組立が面倒である上に、車載アンテナに
多いポールの折損時にポールを交換することがで
きず、またアンテナの伸長、短縮時に外側ポール
の先端小径部に内側ポールが当つて擦れ音を発生
したり、内側ポールの外周面に擦り傷が発生した
りし、さらに外側ポールの先端小径部と内側ポー
ルとの隙間からアンテナ内部に雨水などの水が侵
入し、寒冷時には凍結するという問題点があつ
た。 本考案は、前述した従来のものの問題点を解決
して、組立、分解が容易であり、ポールの折損時
などに交換が必要なポールのみを交換でき、ま
た、アンテナの伸長、短縮時に発生する擦れ音や
擦り傷を低減でき、さらにアンテナ内部に水が侵
入しにくい伸縮ポールアンテナを提供することを
目的としている。
【問題点を解決するための手段】
本考案の伸縮ポールアンテナは、パイプからな
る外側ポールの先端部に窓孔を形成し、前記外側
ポール内に基端部にスライドばねを設けた内側パ
イプを軸方向移動可能に嵌合させ、先端部に鍔を
形成した合成樹脂ブツシユの筒状部外周に弾性ス
トツパー板を設け、前記ブツシユの筒状部および
ストツパー板を外側ポールの先端部内に嵌合さ
せ、ブツシユの鍔を外側ポールの先端面に当接さ
せ、ブツシユの筒状部基端面を前記スライドばね
に当接可能に配設し、前記筒状部基端面から基端
側に前記ストツパー板の基端部を突出させ、スト
ツパー板の基端部外側に突出する突起を外側ポー
ルの前記窓孔に半径方向に摺動可能に係合させた
ものである。
【作用】
本考案の伸緒ポールアンテナは、前述のように
構成したので、外側ポールは少なくとも先端部が
直管状のままでよく、外側ポール内に内側ポール
を嵌合させた後、これらの間の隙間に先端側から
ブツシユの筒状部およびストツパー板を押込むこ
とにより、ブツシユの鍔を外側ポール先端面に当
接させると同時にストツパー板の外側に突出する
突起が外側ポールの窓孔に係合することで、外側
ポールに内側パイプを組付けることができ、ま
た、突起を外周側から中心側に押込んで窓孔との
係合を解除し、この状態でブツシユを外側ポール
の軸方向先端側に引抜くことにより、ブツシユお
よびストツパー板を外し、内側ポールを外側ポー
ルから外すことができ、したがつて、内側ポール
と外側ポールの着脱がアンテナの先端側から容易
にでき、必要なポールのみを交換することができ
る。また、本考案によれば、ブツシユが合成樹脂
製であり、ブツシユの筒状部外周にストツパー板
を設けたので、アンテナの伸長、短縮時に内側ポ
ールが摺接するのはブツシユであり、合成樹脂と
金属との接触であり、擦れ音や内側ポール外周面
の擦り傷の発生を低減させることができ、さらに
ブツシユの筒状部内周面と内側ポール外周面との
隙間を小さくすることができ、雨水などのアンテ
ナ内部への侵入を少なくすることができる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第4
図を参照して説明する。 第1図に示すように、直管状の外側ポール4の
先端部には相対向する2個の窓孔4aが形成され
ている。この外側ポール4内には基端部外周にス
ライドばね5などが設けられた内側ポール6が先
端側から挿入され、外側ポール4内周面に摺動可
能に圧接弾持される。外側ポール4と内側ポール
6の隙間に先端側からブツシユ7および弾性スト
ツパー板8が軸方向に押込まれる。前記ブツシユ
7は、第2図、第3図にも示すように、合成樹脂
の一体成形品から構成され、筒状部7aの先端部
に鍔7bが設けられ、筒状部7aの外周面には相
対向する2つの孔または凹部7cが形成されてい
る。弾性ストツパー板8は、燐青銅などで横断面
円弧状に形成され、先端部内面および基端部外面
にそれぞれ突起8a,8bが絞出し加工などによ
つて突設されている。前記ストツパー板8は内側
の突起8aがブツシユ7の凹部7cに係脱可能に
係合されて、2枚が相対向してブツシユ7の筒状
部7a外周面に密着して組付けられる。この状態
では、ストツパー板8の外側の突起8bおよびこ
れより基端側の部分がブツシユ7の基端面から突
出している。 前述のように組付けられたブツシユ7の筒状部
7aとストツパー板8とが外側ポール4と内側ポ
ール6の隙間に押込まれると、ブツシユ7の鍔7
bが外側ポール4の先端面に当接されると同時に
中心側に弾性変形していたケーシング板8の外側
に突出した突起8bが外側ポール4の窓孔4aと
対向し、ストツパー板8の弾性復元力によつて、
突起8bが外側ポール4の窓孔4aにそれぞれ半
径方向に摺動可能に係合される。この状態では、
ブツシユ7の筒状部7aの基端部が、アンテナ伸
長時にスライドばね5の先端が当接する位置に配
置される。 前記スライドばね5は、第4図にも示すよう
に、円周方向の1個所に軸方向全長にわたる切離
し部5aが形成され、外周側に膨出する軸方向中
央部には多数のスリツト5bが円周方向に等間隔
で軸方向に沿つて形成されている。内側ポール6
の基端部には、前述したブツシユ7およびストツ
パー板8とほぼ同様なブツシユ9およびストツパ
ー板10が設けられている。すなわち、ブツシユ
9は合成樹脂の一体成形品から構成され、筒状部
9aの基端部に鍔9bが設けられ、筒状部9aの
外周面には相対向する2つの孔または凹部9cが
形成されている。またストツパー板10は燐青銅
などで横断面円弧状に形成され、先端部外面およ
び基端部内面にそれぞれ突起10a,10bが形
成されている。そしてストツパー板10は内側の
突起10bがブツシユ9の凹部9cに係合され
て、2枚が相対向してブツシユ9の筒状部9a外
周面に組付けられ、ブツシユ9の筒状部9aとス
トツパー板10が内側ポール6内に差込まれ、ブ
ツシユ9の鍔9bが内側ポール6の基端面に当接
されていると共に、ストツパー板10の外側の突
起10aは内側ポール6の基端部に設けた窓孔6
aに係合され、スライドばね5の基端がブツシユ
9の鍔9bに支持されている。そして、スライド
ばねを必要としない基ポール11の基端部には合
成樹脂製の環状ストツパー12が嵌着され、また
図示しないが先端ポールの先端部には飾玉が嵌着
される以外は、各段ポールの先端側および基端側
に前述したと同様にブツシユ7、ストツパー板8
およびブツシユ9、ストツパー板10がそれぞれ
設けられている。 以上のように構成された実施例の伸縮ポールア
ンテナは、外側ポール4の先端部に設けた合成樹
脂製のブツシユ7の筒状部7a内周面と内側ポー
ル6外周面とが、アンテナの伸縮時に摺接するの
で、擦れ音や内側ポール6外周面の擦り傷の発生
を低減させることができ、また前記ブツシユ7の
筒状部7aと内側ポール6との隙間を小さくでき
るので、これらの隙間から雨水などの水がアンテ
ナ内部に侵入しにくく、したがつて侵入した水の
凍結による伸長操作の支障などの不具合を解消で
きる。さらに、スライドばね5の基端が内側ポー
ル6の基端部に設けたブツシユ10の鍔10bに
当接されているので、スライドばね5をスポツト
溶接する必要がなく、アンテナの自動組立が可能
となる。 そして、この実施例の伸縮ポールアンテナは、
外側ポール4が直管状であり、外側ポール4に内
側ポール6を嵌合させた後、これらの間の隙間に
前述したように先端側からブツシユ7とストツパ
ー板8を組付けたものを押込むことにより、スト
ツパー板8の突起8bが外側ポール4の窓孔4a
に係合し、ブツシユ7の鍔7bが外側ポール4先
端面に当接し、ストツパー板8とブツシユ7とで
内側ポール6の抜止めストツパーを構成してお
り、ストツパー板8の突起8bを外周側から外側
ポール4中心側に適宜の工具で押込んで突起8b
を外側ポール4の窓孔4aから外し、この状態で
ブツシユ7とストツパー板8を軸方向先端側に引
抜いてこれらを外側ポール4から外し、その後外
側ポール4から内側ポール6を引抜くことができ
る。したがつて、各段のポールを外側からの操作
で、折損時などに交換でき、これはアンテナを自
動車に装着したままでも可能であるため、サービ
ス性が向上する。 第5図は本考案の他の実施例を示し、本実施例
では内側パイプの基端部を外周側に屈曲成形して
基端ストツパー部6bを形成し、このストツパー
部6bにスライドばね5の基端を支持させたもの
である。なお、本実施例の前述した以外の構成
は、第1図乃至第4図に示す実施例と同様でり、
第5図中の第1図乃至第4図と同符号は対応する
部分を示す。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、先端側
からの操作で、ブツシユおよびストツパー板を外
側ポールに対し着脱できるので、折損したものな
ど必要なポールのみを、アンテナを自動車のよう
な車両に装着したまま交換できるので、サービス
性を向上させることができ、また容易易に組立、
分解ができ、さらに、外側ポールに設けた合成樹
脂のブツシユと内側ポールとがアンテナの伸縮時
に摺接するので、擦れ音や内側ポール外周面の擦
り傷の発生を低減させることがでると共に、ブツ
シユと内側ポールとの隙間を小さくすることがで
き、アンテナ内部への水の侵入を少なくすること
ができるので、侵入した水の凍結による不具合な
どを解消できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の側断面
図、第2図および第3図は同ブツシユおよびスト
ツパー板の分解斜視図および組付状態の斜視図、
第4図は同スライドばねの斜視図、第5図は本考
案の他の実施例を示す要部の側断面図、第6図は
従来例を示す部分側断面図である。 1……外側ポール、1a……小径部、1b……
ストツパー、2……内側ポール、2a……ストツ
パー部、3……スライドばね、4……外側ポー
ル、4a……窓孔、5……スライドばね、5a…
…切離し部、5b……スリツト、6……内側ポー
ル、6a……窓孔、6b……ストツパー部、7,
9……ブツシユ、7a,9a……筒状部、7b,
9b……鍔、7c,9c……穴または凹部、8,
10……ストツパー板、8a,8b,10a,1
0b……突起、11……基ポール、12……環状
ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプからなる外側ポールの先端部に窓孔を形
    成し、前記外側ポール内に基端部にスライドばね
    を設けた内側パイプを軸方向移動可能に嵌合さ
    せ、先端部に鍔を形成した筒状の合成樹脂ブツシ
    ユの筒状部外周に弾性ストツパー板を設け、前記
    ブツシユの筒状部およびストツパー板を外側ポー
    ルの先端部内に嵌合させ、ブツシユの鍔を外側ポ
    ールの先端面に当接させ、ブツシユの筒状部基端
    面を前記スライドばねに当接可能に配設し、前記
    筒状部基端面から基端側に前記ストツパー板の基
    端部を突出させ、ストツパー板の基端部外側に突
    出する突起を外側ポールの前記窓孔に半径方向に
    摺動可能に係合させたことを特徴とする伸縮ポー
    ルアンテナ。
JP11579685U 1985-07-27 1985-07-27 Expired JPH03727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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JP11579685U JPH03727Y2 (ja) 1985-07-27 1985-07-27

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JP5063471B2 (ja) * 2008-05-07 2012-10-31 日本アンテナ株式会社 伸縮アンテナ
JP2011035730A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Smk Corp 多段式伸縮アンテナ

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