JPH0372698B2 - - Google Patents

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JPH0372698B2
JPH0372698B2 JP57092327A JP9232782A JPH0372698B2 JP H0372698 B2 JPH0372698 B2 JP H0372698B2 JP 57092327 A JP57092327 A JP 57092327A JP 9232782 A JP9232782 A JP 9232782A JP H0372698 B2 JPH0372698 B2 JP H0372698B2
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JP
Japan
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less
following
corrosion cracking
alloy
stress corrosion
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Application number
JP57092327A
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Japanese (ja)
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JPS58210155A (en
Inventor
Terutaka Tsumura
Yasuo Ootani
Akio Ikeda
Shiro Mukai
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

この発明は、高強度並びに優れた耐食性、特に
優れた耐応力腐食割れ性を有し、これらの特性が
要求される苛酷な条件下での石油および天然ガス
の採掘に用いられる油井管用として用いるのに適
した合金に関するものである。 近年、油井および天然ガス井は深井戸化の傾向
が著しく、加えて産出油や産出ガス中には湿潤な
硫化水素(H2S)をはじめとして、炭酸ガス
(CO2)や塩素イオン(Cl-)などの腐食性成分が
含まれることが多くなつてきている。 このように井戸深さが増大すると、産出する原
油やガスの圧力、さらに地層の土圧が増加するよ
うになると共に、使用される油井管自身の自重に
よる引張荷重も増加するようになることから、こ
れに使用される油井管は、これらの力に耐え得る
高強度が要求されるばかりでなく、H2S、CO2
およびCl-などの腐食性成分を含有する油井およ
びガス井環境(以下H2S−CO2−Cl-油井環境と
いう)下での腐食の主たるものが応力腐食割れで
あることから、優れた対応力腐食割れ性を具備す
ることが要求される。 一方、油井管の防食には、インヒビタと呼ばれ
る腐食抑制剤を油井管内に投入する方法が一般的
方法として用いられているが、この方法は油井お
よびガス井が海上にある場合などには有効に活用
できないことも多く、また十分な成果も期待でき
ない。さらに油井管を保護皮膜で被覆する方法を
用いる場合もあるが、この場合も十分な防食成果
は期待できない。 このような事情に鑑み、最近ではステンレス鋼
をはじめとし、インコロイやハステロイ(いずれ
も商品名)などの高級な材料を油井管の製造に用
いる試みもなされているが、これらの材料のうち
特にインコロイやハステロイは、いずれも高価な
Niを多量に含有するために高価なものとなるば
かりでなく、いずれの材料もH2S−CO2−Cl-
井環境下での腐食挙動についての詳細は十分に解
明されるに至つておらず、しかも深井戸用油井管
に要求される高強度を具備していないものであ
る。 そこで、本発明者等は、上述のような観点か
ら、深井戸や、苛酷な腐食環境、特にH2S−CO2
−Cl-油井環境下での石油および天然ガスの採掘
に十分耐え得る高強度と優れた耐応力腐食割れ性
を具備した油井管用材料を得べく研究を行つた結
果、 (a) H2S−CO2−Cl-油井環境下における腐食の
主たるものは応力腐食割れであるが、この場合
の応力腐食割れは、オーステナイトステンレス
鋼における一般的な応力腐食割れとは挙動を全
く異にするものであること。すなわち、一般の
応力腐食割れがCl-の存在と深く係わるもので
あるのに対して、H2S−CO2−Cl-油井環境に
よるものでは、Cl-もさることながら、それ以
上にH2Sの影響が大きいこと。 (b) 油井管として実用に供される鋼管は、一般に
強度上の必要から冷間加工が施されるが、冷間
加工は上記応力腐食割れに対する抵抗性を著し
く減少させること。 (c) H2S−CO2−Cl-油井環境での鋼の溶出速度
(腐食速度)は、Mn、Cr、Ni、Mo、およびW
の含有量に依存し、これらの成分からなる表面
皮膜によつて耐食性が保持され、かつこれらの
成分は応力腐食割れに対してもその抵抗性を高
め、特に、MnはNiの1/2の効果をもち、また
MoはCrと同等の効果をもち、さらにWはMo
の1/2の効果をもつことから、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足すると共に、Mn:3.0〜15.0%、Cr:
18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%を含有し、
さらにMo:4.0%未満およびW:8.0%未満の
うちの1種または2種を含有すると、冷間加工
材であつても、きわめて腐食性の強いH2S−
CO2−Cl-油井環境下、特に150℃以下のH2S−
CO2−Cl-油井環境下において、応力腐食割れ
に対して優れた抵抗性を示す表面皮膜が得られ
ること。 (d) Ni成分は、表面皮膜に対する作用だけでな
く、組織的にも耐応力腐食割れ性を高める作用
をもつこと。 (e) 合金成分としてNを0.1〜0.4%含有させると
一段と合金強度が向上するようになること。 (f) 合金成分としてCoを0.05〜3.0%含有させる
と、合金は一段と固溶強化および加工強化する
ようになると共に、耐応力腐食割れ性も向上す
るようになること。 (g) 合金成分としてCuを0.05〜3.0%含有させる
と合金の強度および耐食性が一段と向上するよ
うになること。 (h) 合金成分として希土類元素:0.001〜0.10%、
Y:0.001〜0.20%、Mg:0.001〜0.10%、Ca:
0.001〜0.10%、およびTi:0.005〜0.50%のう
ちの1種または2種を含有させると、合金の熱
間加工性が一段と改善されるようになること。 以上(a)〜(h)に示される知見を得たのである。 したがつて、この発明は、上記知見にもとづい
てなされたものであつて、C:0.1%以下、Si:
1.0%以下、Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、
S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、Cr:18.0
〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、N:0.1〜0.4%
を含有し、Mo:4.0%未満およびW:8.0%未満
のうちの1種または2種を含有し、さらに必要に
応じて、Co:0.05〜3.0%、Cu:0.05〜3.0%、希
土類元素:0.001〜0.10%、Y:0.001〜0.20%、
Mg:0.001〜0.10%、Ca:0.001〜0.10%、および
Ti:0.005〜0.50%のうちの1種または2種以上
を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有する耐応力腐食割
れ性に優れた油井管用高強度合金に特徴を有する
ものである。 つぎに、この発明の合金において、成分組成範
囲を上記の通りに限定した理由を説明する。 (a) C C成分が0.1%を越えて含有するようになる
と、粒界に応力腐食割れが生じやすくなること
から、その含有量の上限値を0.1%と定めた。 (b) Si Si成分は脱酸成分として必要な成分である
が、その含有量が1.0%を越えると熱間加工性
および延性が劣化するようになることから、そ
の上限値を1.0%と定めた。 (c) Mn Mn成分には、上記の通りNi、Cr、Mo、お
よびWとの共存において耐応力腐食割れ性を改
善するほか、冷間加工による強度向上を促進
し、さらにNの固溶を促進させる作用がある
が、その含有量が3.0%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方15.0%を越えて含有
させると熱間加工性が劣化にするようになるこ
とから、その含有量を3.0〜15.0%と定めた。 (d) P P成分には、応力腐食割れに対する感受性を
高める作用があり、この作用は、その含有量が
0.030%を越えると大きく現われるようになる
ことから、その上限値を0.030%と定めた。 (e) S S成分には、合金の熱間加工性を劣化させる
作用があり、この作用は、その含有量が0.010
%を越えると顕著に現われる傾向にあり、した
がつてその含有量の上限値を0.010%と定めた。 (f) sol.Al AlはSiと同様に脱酸成分として有効な成分
であり、sol.Al含有量で0.5%まで含有させても
合金特性を何らそこなうものではないことか
ら、その含有量の上限値を、sol.Alで0.5%と定
めた。 (g) Cr Cr成分には、Mn、Ni、Mo、およびW成分
との共存において耐応力腐食割れ性を著しく改
善する作用があるが、その含有量が18.0%未満
では所望の優れた耐応力腐食割れ性を確保する
ことができず、一方22.5%以上含有させても
150℃以下のH2S−CO2−Cl-油井環境下ではよ
り一層の向上効果が現われず、また熱間加工性
を劣化させる場合があることから、その含有量
を18.0〜22.5%未満と定めた。 (h) Ni Ni成分には合金の耐応力腐食割れ性を向上
させる作用があるが、その含有量が15.0%未満
では所望の優れた耐応力腐食割れ性を確保する
ことができず、また組織面から熱間加工性を劣
化させる場合があり、一方40.0%を越えて含有
させても耐応力腐食割れ性により一層の向上効
果が現われないことから、経済性をも考慮し
て、その含有量を15.0〜40.0%と定めた。 (i) N N成分には、合金組織を改善し、かつ素地に
固溶して、これを強化する作用があるが、その
含有量が0.1%未満では前記作用に所望の効果
が得られず、一方0.4%を越えると、合金の溶
製および造塊が困難となることから、その含有
量を0.1〜0.4%と定めた。 (j) MoおよびW 上記の通り、これらの成分には、Mn、Cr、
およびNiとの共存において耐応力腐食割れ性
を改善する均等的作用があるが、それぞれ
Mo:4.0%以上およびW:8.0%以上含有させ
ても、特に150℃以下のH2S−CO2−Cl-油井環
境ではより一層の向上効果が現われないことか
ら、経済性を考慮して、その含有量をMo:4.0
%未満、およびW:8.0%未満とそれぞれ定め
た。 (k) Co Co成分には、素地に固溶して、これを強化
するばかりでなく、加工強化を促進し、さらに
合金の耐応力腐食割れ性を向上させる作用があ
るので、これらの特性が要求される場合に必要
に応じて含有されるが、その含有量が0.05%未
満では前記作用に所望の向上効果が得られな
い。しかしながらCoは高価であるため経済性
を考慮して、その含有量を0.05〜3.0%と定め
た。 (l) Cu Cu成分には、合金の強度および耐食性を向
上させる作用があるので、特にこれらの特性が
要求される場合に必要に応じて含有されるが、
その含有量が0.05%未満では前記作用に所望の
向上効果が現われず、一方3.0%を越えて含有
させると合金の熱間加工性が劣化するようにな
ることから、その含有量を0.05〜3.0%と定め
た。 (m) 希土類元素、Y、Mg、Ca、およびTi これらの成分には、熱間加工性を改善する作
用があるので、特に厳しい条件下で熱間加工を
行なう必要がある場合などに含有されるが、そ
の含有量がそれぞれ希土類元素:0.001%未満、
Y:0.001%未満、Mg:0.001%未満、Ca:
0.001%未満、およびTi:0.005%未満では所望
の熱間加工性改善効果が得られず、一方希土類
元素:0.10%、Y:0.20%、Mg:0.10%、
Ca:0.10%、およびTi:0.50%をそれぞれ越え
て含有させると、せつかくの熱間加工性改善効
果に劣化傾向が現われるようになることから、
それぞれの含有量を、希土類元素:0.001〜
0.10%、Y:0.001〜0.20%、Mg:0.001〜0.10
%、Ca:0.001〜0.10%、およびTi:0.005〜
0.50%と定めた。 (n) 1/2Mn(%)+Ni(%)および Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%) 第1図は、厳しい腐食環境下、すなわちH2S
−CO2−Cl-油井環境に相当する環境下での耐
応力腐食割れ性に関して、Cr(%)+Mo(%)+
1/2W(%)と1/2Mn(%)+Ni(%)との関係を 示したものである。すなわち、Mn、Cr、Ni、
Mo、およびWの含有量を種々変化させたFe−
Mn−Cr−Ni−Mo系、Fe−Mn−Cr−Ni−W
系、およびFe−Mn−Cr−Ni−Mo−W系の合
金を溶製し、鋳造し、鍛伸および熱間圧延を施
して板厚:12mmの熱延板とし、ついでこの熱延
板に、温度:1075℃に30分間保持後水冷の溶体
化処理を施した後、強度向上の目的で、加工
率:25%の冷間加工を施し、この結果得られた
冷延板から圧延方向と直角に、厚さ:2mm×
幅:10mm×長さ:75mmの試験片を切り出し、こ
の試験片について、第2図に示す3点支持ビー
ム治具を用い、前記試験片Sに降伏強さ(0.2
%耐力)に相当する引張応力を付加した状態
で、H2Sを5気圧の圧力で、CO2を10気圧の圧
力で飽和させた5%NaCl溶液(温度:150℃)
中に960時間浸漬の応力腐食割れ試験を行ない、
試験後、前記試験片における割れ発生の有無を
観察した。これらの結果にもとづき、1/2Mn (%)+Ni(%)とCr(%)+Mo(%)+1/2W(%
) との関係においてプロツトしたところ、応力腐
食割れに関して第1図に示される結果を示した
のである。なお、第1図において、○印は割れ
発生なし、×印は割れ発生ありをそれぞれ示す
ものである。第1図に示される結果から、Cr
(%)+Mo(%)+1/2W(%)の値が20%未満に して、1/2Mn(%)+Ni(%)の値が18%未満の 範囲では所望の耐応力腐食割れ性が得られない
ことが明らかである。以上の結果から、優れた
耐応力腐食割れ性を確保するためには、Cr
(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、1/2 Mn(%)+Ni(%):18%以上とする必要があ
る。 (o) Mo(%)+1/2W(%) MoとWの含有量に関して、Mo(%)+1/2W (%)で規定するのは、WがMoに対し原子量
が約2倍で、効果の点では約半分で均等となる
ことからで、この値が1.5%未満では所望の耐
応力腐食割れ性を確保することができず、一
方、この値が4.0%以上となるMoおよびWを含
有させても、上記の通りより一層の耐応力腐食
割れ性向上効果は現われず、実質的に不必要な
量のMoおよびWの含有となり、コスト高の原
因となつて経済的でないことから、Mo(%)+
1/2W(%)の値を1.5〜4.0%未満と定めた。 なお、この発明の合金において、その他の不可
避不純物としてB、Sn、Pb、およびZnをそれぞ
れ0.05%以下の範囲で含有しても、この発明の合
金の特性が何らそこなわれるものではない。 また、この発明の合金より油井管を製造するに
際しては、まず通常の電気炉、アルゴン−酸素脱
炭炉(AOD炉)、エレクトロスラグ溶解炉(ESR
炉)などを使用して所定の成分組成を有する溶鋼
を溶製し、重量:2ton程度の鋼塊とした後、1050
〜1250℃の温度に均熱した状態で、直径:150〜
300mmφのビレツトに分塊し、引続いて1050〜
1250℃の温度に加熱し、熱間加工によつて管材と
されるが、その際強度を付与する目的で、再結晶
の進まない1000℃以下の温度範囲での肉厚減少率
が30%以上となる条件で熱間加工することによつ
て管材とする工程が好ましい。この結果の管材
は、熱間加工ままの状態か、あるいは850〜1150
℃の温度で溶体化処理した状態で、さらに肉厚減
少率:5〜70%、望ましくは10〜50%の冷間加工
を施した状態で実用に供されるが、この状態の管
材は、降伏強さ(0.2%耐力):70Kgf/mm2以上の
高強度を有し、かつ延性および靭性は勿論のこと
耐応力腐食割れ性に優れたものである。 つぎに、この発明の合金を実施例により比較例
と対比しながら説明する。 実施例 それぞれ第1表に示される成分組成をもつた溶
鋼を通常の溶解法にて調製した後、鋼塊となし、
この鋼塊を1050〜1200℃の温度に均熱後熱間鍛造
を施してビレツトとした。このとき熱間加工性を
評価する目的でビレツトに割れの発生があるか否
かを観察した。ついでビレツトを中ぐりした後
1050〜1200℃の温度に加熱して、熱間押出加工を
施して管材とし、さらにこの管材に、強度を付与
する目的で、熱間加工ままの状態もしくは1050〜
1125℃の温度で溶体化処理した状態で、同じく第
1表に示される肉厚減少率にて冷間抽伸加工を施
すことによつて、外径:60.3mmφ×肉厚:5mmの
本発明合金管材1〜52、比較合金管材1〜10、お
よび従来合金管材1〜4をそれぞれ製造した。 なお、比較合金管材1〜10は、いずれも構成成
分のうちのいずれかの成分含有量あるいは条件式
(第1表に※印を付して表示)がこの発明の範囲
から外れた組成をもつものであり、また従来合金
管材1はSUS316に、従来合金管材2はSUS310S
に、従来合金管材3はSUS329J1に、さらに従来
合金管材4はインコロイ800にそれぞれ相当する
組成をもつものである。 ついで、この結果得られた各種の管材より長
さ:20mmの試験片をそれぞれ切出し、この試験片
より長さ方向にそつて中心角で60゜に相当する部
分を切落し、この状態の試験片に第3図に正面図
で示されるようにボルトを貫通し、ナツトで締め
つけて管外表面に降伏強さ(0.2%耐力)に相当
する引張応力を付加し、この状態の試験片Sに対
して、H2Sをそれぞれ0.1気圧、1気圧、および
10気圧で、CO2をいずれも10気圧で含有させた3
種のH2S−CO2含有の5%NaCl溶液(液温:150
℃)中に960時間浸漬の応力腐食割れ試験を行な
い、試験後における応力腐食割れの有無を観察し
た。これらの結果を、上記の熱間鍛造時の割れ発
生の有無、降伏強さ(0.2%耐力)、および伸びと
共に、第2表に合せて示した。なお、第2表にお
いて、○印はいずれも割れ発生のない
This invention has high strength and excellent corrosion resistance, especially excellent stress corrosion cracking resistance, and is suitable for use in oil country tubular goods used in oil and natural gas extraction under severe conditions where these properties are required. This relates to alloys suitable for. In recent years, there has been a marked trend toward deeper oil and gas wells, and in addition, the oil and gas produced contain wet hydrogen sulfide (H 2 S), carbon dioxide gas (CO 2 ), and chlorine ions (Cl 2 ). - ) and other corrosive components are increasingly included. As the well depth increases in this way, the pressure of the crude oil and gas produced, as well as the earth pressure of the formation, increases, and the tensile load due to the own weight of the oil country tubular goods used also increases. The oil country tubular goods used for this are not only required to have high strength to withstand these forces, but also to be able to withstand H 2 S, CO 2 ,
This is an excellent response since stress corrosion cracking is the main cause of corrosion in oil and gas well environments containing corrosive components such as It is required to have resistance to force corrosion cracking. On the other hand, a common method for preventing corrosion of oil country tubular goods is to inject a corrosion inhibitor called an inhibitor into the oil country tubular goods, but this method is not effective when oil and gas wells are located offshore. It is often not possible to utilize it, and sufficient results cannot be expected. Furthermore, a method of coating oil country tubular goods with a protective film may be used, but in this case as well, sufficient corrosion prevention results cannot be expected. In view of these circumstances, attempts have recently been made to use stainless steel, high-grade materials such as Incoloy and Hastelloy (both trade names) in the production of oil country tubular goods, but among these materials, Incoloy in particular and Hastelloy are both expensive.
Not only are they expensive because they contain a large amount of Ni, but the details of the corrosion behavior of both materials in the H 2 S−CO 2 −Cl -oil well environment have not yet been fully elucidated. Moreover, it does not have the high strength required for oil country tubular goods for deep wells. Therefore, from the above-mentioned point of view, the present inventors have investigated the problem of deep wells and severe corrosive environments, especially H 2 S-CO 2
-Cl -As a result of research to obtain a material for oil country tubular goods that has high strength and excellent stress corrosion cracking resistance that can withstand oil and natural gas extraction in an oil well environment, (a) H 2 S- The main type of corrosion in the CO 2 −Cl -oil well environment is stress corrosion cracking, but the behavior of stress corrosion cracking in this case is completely different from that of general stress corrosion cracking in austenitic stainless steel. thing. In other words, whereas general stress corrosion cracking is deeply related to the presence of Cl - , in the H 2 S−CO 2 −Cl - oil well environment, not only Cl - but also H 2 The influence of S is large. (b) Steel pipes used for practical use as oil country tubular goods are generally subjected to cold working to improve their strength, but cold working significantly reduces the resistance to stress corrosion cracking mentioned above. (c) H 2 S−CO 2 −Cl - The leaching rate (corrosion rate) of steel in an oil well environment is
Depending on the content of Mn, corrosion resistance is maintained by a surface film made of these components, and these components also increase resistance to stress corrosion cracking. effective and also
Mo has the same effect as Cr, and W has the same effect as Cr.
1/2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) + 1 /2W (%): less than 1.5 to 4.0%, and satisfies the following, Mn: 3.0 to 15.0%, Cr:
Contains less than 18.0 to 22.5%, Ni: 15.0 to 40.0%,
Furthermore, if one or both of Mo: less than 4.0% and W: less than 8.0% is contained, H 2 S-
CO 2 −Cl −H 2 S− under oil well environment, especially below 150℃
A surface film that exhibits excellent resistance to stress corrosion cracking in a CO 2 −Cl oil well environment can be obtained. (d) The Ni component not only acts on the surface film, but also has the effect of increasing stress corrosion cracking resistance structurally. (e) Including 0.1 to 0.4% N as an alloy component further improves the alloy strength. (f) When 0.05 to 3.0% of Co is contained as an alloy component, the alloy becomes further solid solution strengthened and work strengthened, and the stress corrosion cracking resistance also improves. (g) Including 0.05 to 3.0% Cu as an alloy component further improves the strength and corrosion resistance of the alloy. (h) Rare earth elements as alloy components: 0.001 to 0.10%,
Y: 0.001-0.20%, Mg: 0.001-0.10%, Ca:
When one or two of Ti: 0.001 to 0.10% and Ti: 0.005 to 0.50% are contained, the hot workability of the alloy is further improved. The findings shown in (a) to (h) above were obtained. Therefore, this invention was made based on the above knowledge, and includes C: 0.1% or less, Si:
1.0% or less, Mn: 3.0-15.0%, P: 0.030% or less,
S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0
~Less than 22.5%, Ni: 15.0~40.0%, N: 0.1~0.4%
Contains one or two of Mo: less than 4.0% and W: less than 8.0%, and further contains Co: 0.05 to 3.0%, Cu: 0.05 to 3.0%, rare earth element: 0.001-0.10%, Y: 0.001-0.20%,
Mg: 0.001~0.10%, Ca: 0.001~0.10%, and
Ti: Contains one or more of 0.005 to 0.50%, and 1/2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%) : 20% or more, Mo (%) + 1/2 W (%): 1.5 to less than 4.0%, with the remainder consisting of Fe and other unavoidable impurities (weight % or more) with stress corrosion cracking resistance. This is an excellent high-strength alloy for oil country tubular goods. Next, the reason why the composition range of the alloy of the present invention is limited as described above will be explained. (a) CC If the C component exceeds 0.1%, stress corrosion cracking tends to occur at grain boundaries, so the upper limit of its content was set at 0.1%. (b) Si The Si component is a necessary component as a deoxidizing component, but if its content exceeds 1.0%, hot workability and ductility will deteriorate, so the upper limit is set at 1.0%. Ta. (c) Mn As mentioned above, the Mn component not only improves stress corrosion cracking resistance when coexisting with Ni, Cr, Mo, and W, but also promotes strength improvement by cold working, and also promotes solid solution of N. However, if the content is less than 3.0%, the desired effect will not be obtained, while if the content exceeds 15.0%, hot workability will deteriorate. The content was set at 3.0-15.0%. (d) P The P component has the effect of increasing susceptibility to stress corrosion cracking, and this effect increases as its content increases.
Since it appears significantly when it exceeds 0.030%, the upper limit was set at 0.030%. (e) S The S component has the effect of deteriorating the hot workability of the alloy, and this effect occurs when its content is 0.010
%, the upper limit of the content was set at 0.010%. (f) sol.Al Al, like Si, is an effective component as a deoxidizing component, and even if it is included up to 0.5% in sol.Al content, it will not impair the alloy properties in any way. The upper limit was set at 0.5% for sol.Al. (g) Cr The Cr component has the effect of significantly improving stress corrosion cracking resistance when coexisting with Mn, Ni, Mo, and W components, but if its content is less than 18.0%, the desired excellent stress resistance is not achieved. Corrosion cracking resistance cannot be ensured, and even if the content exceeds 22.5%,
In H 2 S−CO 2 −Cl oil well environments at temperatures below 150°C, further improvement effects may not appear and hot workability may deteriorate, so the content should be kept at less than 18.0 to 22.5%. Established. (h) Ni The Ni component has the effect of improving the stress corrosion cracking resistance of the alloy, but if its content is less than 15.0%, the desired excellent stress corrosion cracking resistance cannot be secured, and the structure On the other hand, even if the content exceeds 40.0%, there will be no further improvement in stress corrosion cracking resistance. was set at 15.0% to 40.0%. (i) N The N component has the effect of improving the alloy structure and strengthening it by forming a solid solution in the base material, but if its content is less than 0.1%, the desired effect cannot be obtained. On the other hand, if it exceeds 0.4%, it becomes difficult to melt the alloy and make ingots, so the content was set at 0.1 to 0.4%. (j) Mo and W As mentioned above, these components include Mn, Cr,
There is a uniform effect of improving stress corrosion cracking resistance in coexistence with Ni and Ni, but each
Even if Mo: 4.0% or more and W: 8.0% or more are contained, further improvement effects will not appear, especially in the H 2 S−CO 2 −Cl oil well environment below 150°C. , its content Mo: 4.0
% and W: less than 8.0%, respectively. (k) Co The Co component not only strengthens the base material by forming a solid solution therein, but also promotes work strengthening and improves the stress corrosion cracking resistance of the alloy. It is contained as needed when required, but if the content is less than 0.05%, the desired effect of improving the above-mentioned function cannot be obtained. However, since Co is expensive, its content was set at 0.05 to 3.0% in consideration of economic efficiency. (l) Cu The Cu component has the effect of improving the strength and corrosion resistance of the alloy, so it is included as necessary when these properties are particularly required.
If the content is less than 0.05%, the desired effect of improving the above action will not appear, while if the content exceeds 3.0%, the hot workability of the alloy will deteriorate. %. (m) Rare earth elements, Y, Mg, Ca, and Ti These components have the effect of improving hot workability, so they are included when hot working is required under particularly severe conditions. However, the content of rare earth elements: less than 0.001%,
Y: less than 0.001%, Mg: less than 0.001%, Ca:
When less than 0.001% and Ti: less than 0.005%, the desired hot workability improvement effect cannot be obtained; on the other hand, rare earth elements: 0.10%, Y: 0.20%, Mg: 0.10%,
If the content exceeds Ca: 0.10% and Ti: 0.50%, the hot workability improvement effect of Setsukuri will tend to deteriorate.
The content of each rare earth element: 0.001~
0.10%, Y: 0.001~0.20%, Mg: 0.001~0.10
%, Ca: 0.001~0.10%, and Ti: 0.005~
It was set at 0.50%. (n) 1/2Mn (%) + Ni (%) and Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%) Figure 1 shows the results under a severe corrosive environment, namely H 2 S
-CO 2 -Cl - Regarding stress corrosion cracking resistance in an environment equivalent to an oil well environment, Cr (%) + Mo (%) +
It shows the relationship between 1/2W (%) and 1/2Mn (%)+Ni (%). Namely, Mn, Cr, Ni,
Fe− with various Mo and W contents
Mn-Cr-Ni-Mo system, Fe-Mn-Cr-Ni-W
and Fe-Mn-Cr-Ni-Mo-W alloys are melted, cast, forged and hot-rolled to form a hot-rolled sheet with a thickness of 12 mm. After holding the temperature at 1075℃ for 30 minutes and applying water-cooling solution treatment, cold working was performed at a processing rate of 25% for the purpose of improving strength. Right angle, thickness: 2mm x
A test piece of width: 10 mm x length: 75 mm was cut out, and the yield strength (0.2
% proof stress), 5% NaCl solution saturated with H 2 S at 5 atm pressure and CO 2 at 10 atm pressure (temperature: 150 °C)
A stress corrosion cracking test of 960 hours of immersion in
After the test, the presence or absence of cracks in the test piece was observed. Based on these results, 1/2Mn (%) + Ni (%) and Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%
), the results shown in Figure 1 regarding stress corrosion cracking were obtained. In FIG. 1, ◯ marks indicate no cracks, and × marks indicate cracks. From the results shown in Figure 1, Cr
When the value of (%) + Mo (%) + 1/2W (%) is less than 20% and the value of 1/2Mn (%) + Ni (%) is less than 18%, the desired stress corrosion cracking resistance can be obtained. It is clear that this cannot be done. From the above results, in order to ensure excellent stress corrosion cracking resistance, Cr
(%) + Mo (%) + 1/2 W (%): 20% or more, 1/2 Mn (%) + Ni (%): 18% or more. (o) Mo (%) + 1/2W (%) The content of Mo and W is specified as Mo (%) + 1/2W (%) because the atomic weight of W is about twice that of Mo, and the effect If this value is less than 1.5%, the desired stress corrosion cracking resistance cannot be secured; on the other hand, if this value is 4.0% or more, Mo and W containing Even if Mo is used, the effect of further improving stress corrosion cracking resistance will not appear as described above, and the content of Mo and W will be substantially unnecessary, causing high costs and being uneconomical. (%)+
The value of 1/2W (%) was set at 1.5 to less than 4.0%. Note that even if the alloy of the present invention contains B, Sn, Pb, and Zn as other unavoidable impurities in a range of 0.05% or less, the properties of the alloy of the present invention will not be impaired in any way. In addition, when manufacturing oil country tubular goods from the alloy of this invention, first a normal electric furnace, an argon-oxygen decarburization furnace (AOD furnace), an electroslag melting furnace (ESR
After melting molten steel with a predetermined composition using a furnace, etc., and making it into a steel ingot weighing approximately 2 tons, 1050
When soaked at a temperature of ~1250℃, diameter: 150~
Blooming into a billet of 300mmφ, followed by 1050~
It is heated to a temperature of 1250℃ and made into a tube material by hot working, but in order to add strength, the wall thickness decrease rate is 30% or more in the temperature range below 1000℃, where recrystallization does not occur. It is preferable to hot-work the material into a tube material under the following conditions. The resulting tubing can be either as-hot-worked or 850-1150
The pipe material is put into practical use after being solution-treated at a temperature of °C and then subjected to cold working with a wall thickness reduction rate of 5 to 70%, preferably 10 to 50%. Yield strength (0.2% yield strength): It has a high strength of 70 Kgf/mm 2 or more, and has excellent stress corrosion cracking resistance as well as ductility and toughness. Next, the alloy of the present invention will be explained using examples and comparing with comparative examples. Example After preparing molten steel having the composition shown in Table 1 by a normal melting method, it was made into a steel ingot,
This steel ingot was soaked at a temperature of 1050 to 1200°C and then hot forged to form a billet. At this time, it was observed whether or not cracks occurred in the billet for the purpose of evaluating hot workability. Then, after boring the billet
The tube is heated to a temperature of 1050 to 1200℃ and hot extruded to form a tube, and in order to add strength to this tube, it is either in the hot-processed state or 1050 to 1000℃.
The alloy of the present invention having an outer diameter of 60.3 mmφ and a wall thickness of 5 mm was obtained by cold drawing at the wall thickness reduction rate shown in Table 1 while solution-treated at a temperature of 1125°C. Tube materials 1-52, comparative alloy tube materials 1-10, and conventional alloy tube materials 1-4 were manufactured, respectively. In addition, all of Comparative Alloy Tube Materials 1 to 10 have a composition in which the content of one of the constituent components or the conditional formula (indicated with an asterisk in Table 1) is outside the scope of the present invention. The conventional alloy tube material 1 is made of SUS316, and the conventional alloy tube material 2 is made of SUS310S.
The conventional alloy tube material 3 has a composition corresponding to SUS329J1, and the conventional alloy tube material 4 has a composition corresponding to Incoloy 800. Next, a test piece with a length of 20 mm was cut out from each of the various pipe materials obtained as a result, and from this test piece, a part corresponding to a central angle of 60° was cut along the length direction, and the test piece in this state was cut out. As shown in the front view in Figure 3, a bolt is passed through the tube and tightened with a nut to apply a tensile stress equivalent to the yield strength (0.2% yield strength) to the outer surface of the tube, and the test specimen S in this state is and H 2 S at 0.1 atm, 1 atm, and
3 containing CO 2 at 10 atm.
Seed H2S -5% NaCl solution containing CO2 (solution temperature: 150
A stress corrosion cracking test was carried out by immersing the specimens in a 960-hour bath (°C), and the presence or absence of stress corrosion cracking after the test was observed. These results are shown in Table 2 along with the presence or absence of cracking during hot forging, yield strength (0.2% yield strength), and elongation. In addition, in Table 2, ○ marks indicate no cracks.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 場合、×印は割れ発生のある場合を示すものであ
る。 第2表に示される結果から、比較合金管材1〜
10は、熱間加工性、耐応力腐食割れ性、および強
度のうちの少なくともいずれかの性質が劣つたも
のであるのに対して、本発明合金管材1〜52は、
いずれも高強度および高延性、並びに優れた熱間
加工性および耐応力腐食割れ性を有し、特に腐食
条件の厳しい10気圧H2S−10気圧CO2−5%
NaCl溶液中でも割れ発生は皆無であり、相対的
に耐応力腐食割れ性に劣る従来合金管材1〜4と
比較しても一段とすぐれた特性を有することが明
らかである。 上述のように、この発明の合金は、特に高強度
並びに優れた耐応力腐食割れ性を有しているの
で、これらの特性が要求される苛酷な環境下での
石油および天然ガス採掘に用いられる油井管とし
て、さらに地熱井管などとして使用した場合にき
わめて優れた性能を発揮するのである。
[Table] In the case, the x mark indicates the case where cracking occurred. From the results shown in Table 2, comparative alloy tube materials 1 to
No. 10 is inferior in at least one of hot workability, stress corrosion cracking resistance, and strength, while alloy tube materials 1 to 52 of the present invention are
Both have high strength and ductility, as well as excellent hot workability and stress corrosion cracking resistance, particularly under severe corrosion conditions of 10 atm H 2 S - 10 atm CO 2 -5%.
There was no cracking even in the NaCl solution, and it is clear that the pipe materials have even better properties than conventional alloy tube materials 1 to 4, which have relatively poor stress corrosion cracking resistance. As mentioned above, the alloy of the present invention has particularly high strength and excellent stress corrosion cracking resistance, so it can be used in oil and natural gas extraction in harsh environments where these properties are required. It exhibits extremely excellent performance when used as oil country tubular goods and geothermal country tubular goods.

【図面の簡単な説明】 第1図は合金の耐応力腐食割れ性に関し、1/2 Mn(%)+Ni(%)とCr(%)+Mo(%)+1/2W (%)との関係を示した図、第2図および第3図
はそれぞれ板状および管状試験片を用いる応力腐
食割れ試験の態様を示す正面図である。
[Brief explanation of the drawings] Figure 1 shows the relationship between 1/2 Mn (%) + Ni (%) and Cr (%) + Mo (%) + 1/2 W (%) regarding the stress corrosion cracking resistance of alloys. The figures shown, FIG. 2 and FIG. 3 are front views showing aspects of stress corrosion cracking tests using plate-like and tubular test pieces, respectively.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 C:0.1%以下、Si:1.0%以下、 Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、 S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、 Cr:18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、 N:0.1〜0.4%、 を含有し、 Mo:4.0%未満、W:8.0%未満、 のうちの1種または2種、 を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐食性の優れた油井管用高強度合金。 2 C:0.1%以下、Si:1.0%以下、 Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、 S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、 Cr:18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、 N:0.1〜0.4%、 を含有し、 Mo:4.0%未満、W:8.0%未満、 のうちの1種または2種、 を含有し、さらに、 Co:0.05〜3.0% を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐食性の優れた油井管用高強度合金。 3 C:0.1%以下、Si:1.0%以下、 Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、 S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、 Cr:18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、 N:0.1〜0.4%、 を含有し、 Mo:4.0%未満、W:8.0%未満、 のうちの1種または2種、 を含有し、さらに、 Cu:0.05〜3.0%、 を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐食性の優れた油井管用高強度合金。 4 C:0.1%以下、Si:1.0%以下、 Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、 S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、 Cr:18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、 N:0.1〜0.4%、 を含有し、 Mo:4.0%未満、W:8.0%未満、 のうちの1種または2種、 を含有し、さらに、 希土類元素:0.001〜0.10%、 Y:0.001〜0.20%、Mg:0.001〜0.10%、 Ca:0.001〜0.10%、Ti:0.005〜0.50%、 のうちの1種または2種以上、 を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐食性の優れた油井管用高強度合金。 5 C:0.1%以下、Si:1.0%以下、 Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、 S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、 Cr:18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、 N:0.1〜0.4%、 を含有し、 Mo:4.0%未満、W:8.0%未満、 のうちの1種または2種、 を含有し、さらに、 Co:0.05〜3.0%、Cu:0.05〜3.0%、 を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐食性の優れた油井管用高強度合金。 6 C:0.1%以下、Si:1.0%以下、 Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、 S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、 Cr:18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、 N:0.1〜0.4%、 を含有し、 Mo:4.0%未満、W:8.0%未満、 のうちの1種または2種、 を含有し、さらに、 希土類元素:0.001〜0.10%、 Y:0.001〜0.20%、Mg:0.001〜0.10%、 Ca:0.001〜0.10%、Ti:0.005〜0.50%、 のうちの1種または2種以上と、 Co:0.05〜3.0%、 を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐食性の優れた油井管用高強度合金。 7 C:0.1%以下、Si:1.0%以下、 Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、 S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、 Cr:18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、 N:0.1〜0.4%、 を含有し、 Mo:4.0%未満、W:8.0%未満、 のうちの1種または2種、 を含有し、さらに、 希土類元素:0.001〜0.10%、 Y:0.001〜0.20%、Mg:0.001〜0.10%、 Ca:0.001〜0.10%、Ti:0.005〜0.50%、 のうちの1種または2種以上と、 Cu:0.05〜3.0%、 を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐食性の優れた油井管用高強度合金。 8 C:0.1%以下、Si:1.0%以下、 Mn:3.0〜15.0%、P:0.030%以下、 S:0.010%以下、sol.Al:0.5%以下、 Cr:18.0〜22.5%未満、Ni:15.0〜40.0%、 N:0.1〜0.4%、 を含有し、 Mo:4.0%未満、W:8.0%未満、 のうちの1種または2種、 を含有し、さらに、 希土類元素:0.001〜0.10%、 Y:0.001〜0.20%、Mg:0.001〜0.10%、 Ca:0.001〜0.10%、Ti:0.005〜0.50%、 のうちの1種または2種以上と、 Co:0.05〜3.0%、Cu:0.05〜3.0%、 を含有し、かつ、 1/2Mn(%)+Ni(%):18%以上、 Cr(%)+Mo(%)+1/2W(%):20%以上、 Mo(%)+1/2W(%):1.5〜4.0%未満、 を満足し、残りがFeとその他の不可避不純物か
らなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐食性の優れた油井管用高強度合金。
[Claims] 1 C: 0.1% or less, Si: 1.0% or less, Mn: 3.0 to 15.0%, P: 0.030% or less, S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0 to Contains less than 22.5%, Ni: 15.0 to 40.0%, N: 0.1 to 0.4%, Mo: less than 4.0%, W: less than 8.0%, Contains one or two of the following, and 1 /2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) + 1/2W (%): 1.5 to less than 4.0%, A high-strength alloy for oil country tubular goods with excellent corrosion resistance that satisfies the above requirements and has a composition (at least % by weight) consisting of Fe and other unavoidable impurities. 2 C: 0.1% or less, Si: 1.0% or less, Mn: 3.0 to 15.0%, P: 0.030% or less, S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0 to less than 22.5%, Ni: Contains 15.0 to 40.0%, N: 0.1 to 0.4%, Mo: less than 4.0%, W: less than 8.0%, one or two of the following, and further Co: 0.05 to 3.0%. Contains, and 1/2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) + 1/2W (%): A high-strength alloy for oil country tubular goods with excellent corrosion resistance, which satisfies the following: 1.5 to less than 4.0%, and has a composition (at least % by weight) of Fe and other unavoidable impurities. 3 C: 0.1% or less, Si: 1.0% or less, Mn: 3.0 to 15.0%, P: 0.030% or less, S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0 to less than 22.5%, Ni: Contains 15.0 to 40.0%, N: 0.1 to 0.4%, Mo: less than 4.0%, W: less than 8.0%, one or two of the following, Cu: 0.05 to 3.0%, and 1/2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) + 1/2W (%) : A high-strength alloy for oil country tubular goods with excellent corrosion resistance, which satisfies the following: 1.5% to less than 4.0%, with the remainder consisting of Fe and other unavoidable impurities (at least % by weight). 4 C: 0.1% or less, Si: 1.0% or less, Mn: 3.0 to 15.0%, P: 0.030% or less, S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0 to less than 22.5%, Ni: Contains 15.0 to 40.0%, N: 0.1 to 0.4%, Mo: less than 4.0%, W: less than 8.0%, one or two of the following, and rare earth elements: 0.001 to 0.10%. , Y: 0.001-0.20%, Mg: 0.001-0.10%, Ca: 0.001-0.10%, Ti: 0.005-0.50%, contains one or more of the following, and 1/2 Mn (% ) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) + 1/2W (%): 1.5 to less than 4.0%, A high-strength alloy for oil country tubular goods with excellent corrosion resistance, characterized by having a composition (at least % by weight) of Fe and other unavoidable impurities. 5 C: 0.1% or less, Si: 1.0% or less, Mn: 3.0 to 15.0%, P: 0.030% or less, S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0 to less than 22.5%, Ni: Contains 15.0 to 40.0%, N: 0.1 to 0.4%, Mo: less than 4.0%, W: less than 8.0%, one or two of the following, furthermore, Co: 0.05 to 3.0%, Contains Cu: 0.05 to 3.0%, and 1/2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) ) + 1/2W (%): 1.5 to less than 4.0%, a high strength alloy for oil country tubular goods with excellent corrosion resistance, characterized by having a composition (by weight %) with the remainder consisting of Fe and other unavoidable impurities. . 6 C: 0.1% or less, Si: 1.0% or less, Mn: 3.0 to 15.0%, P: 0.030% or less, S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0 to less than 22.5%, Ni: Contains 15.0 to 40.0%, N: 0.1 to 0.4%, Mo: less than 4.0%, W: less than 8.0%, one or two of the following, and rare earth elements: 0.001 to 0.10%. , Y: 0.001-0.20%, Mg: 0.001-0.10%, Ca: 0.001-0.10%, Ti: 0.005-0.50%, and Co: 0.05-3.0%. , and 1/2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) + 1/2W (%): 1.5 ~ A high-strength alloy for oil country tubular goods with excellent corrosion resistance, which satisfies the following: less than 4.0%, with the remainder consisting of Fe and other unavoidable impurities (at least 4.0% by weight). 7 C: 0.1% or less, Si: 1.0% or less, Mn: 3.0 to 15.0%, P: 0.030% or less, S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0 to less than 22.5%, Ni: Contains 15.0 to 40.0%, N: 0.1 to 0.4%, Mo: less than 4.0%, W: less than 8.0%, one or two of the following, and rare earth elements: 0.001 to 0.10%. , Y: 0.001-0.20%, Mg: 0.001-0.10%, Ca: 0.001-0.10%, Ti: 0.005-0.50%, and Cu: 0.05-3.0%. , and 1/2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) + 1/2W (%): 1.5 ~ A high-strength alloy for oil country tubular goods with excellent corrosion resistance, which satisfies the following: less than 4.0%, with the remainder consisting of Fe and other unavoidable impurities (at least 4.0% by weight). 8 C: 0.1% or less, Si: 1.0% or less, Mn: 3.0 to 15.0%, P: 0.030% or less, S: 0.010% or less, sol.Al: 0.5% or less, Cr: 18.0 to less than 22.5%, Ni: Contains 15.0 to 40.0%, N: 0.1 to 0.4%, Mo: less than 4.0%, W: less than 8.0%, contains one or two of the following, and rare earth elements: 0.001 to 0.10%. , Y: 0.001-0.20%, Mg: 0.001-0.10%, Ca: 0.001-0.10%, Ti: 0.005-0.50%, and one or more of the following, Co: 0.05-3.0%, Cu: 0.05 ~3.0%, and 1/2Mn (%) + Ni (%): 18% or more, Cr (%) + Mo (%) + 1/2W (%): 20% or more, Mo (%) + 1/2 2W (%): 1.5 to less than 4.0% A high-strength alloy for oil country tubular goods with excellent corrosion resistance, characterized by having a composition (by weight) with the remainder consisting of Fe and other unavoidable impurities.
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