JPH0372239B2 - - Google Patents

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JPH0372239B2
JPH0372239B2 JP2001622A JP162290A JPH0372239B2 JP H0372239 B2 JPH0372239 B2 JP H0372239B2 JP 2001622 A JP2001622 A JP 2001622A JP 162290 A JP162290 A JP 162290A JP H0372239 B2 JPH0372239 B2 JP H0372239B2
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lactone
hydroxy
mixture
vitamin
isomer
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JP2001622A
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JPH02237998A (ja
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Efu Deruuka Hekutaa
Kee Shunoozu Hainritsuhi
Ii Paren Haabaato
Kee Uitsukuman Josefu
Ei Fuibitsutsuani Mearii
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UISUKONSHIN ARAMUNI RISAACHI FUAUNDEESHON
Original Assignee
UISUKONSHIN ARAMUNI RISAACHI FUAUNDEESHON
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    • C07D307/32Oxygen atoms
    • C07D307/33Oxygen atoms in position 2, the oxygen atom being in its keto or unsubstituted enol form
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生物学的に活性なビタミンD誘導体の
調製に有用な化合物に関する。
さらに詳細には、本発明は25−ヒドロキシビタ
ミンD3−26,23−ラクトンの調製に有用な新規
化合物に関するものである。
動物又は人体中のビタミンDの生物学的な作用
はビタミンのヒドロキシル化形への物質代謝によ
ることは今や十分立証されたことである。多くの
代謝物質が確認されており、例えば25−ヒドロキ
シビタミンD3,24,25−ジヒドロキシビタミン
D3、1,25−ジヒドロキシビタミンD3などがで
ある。そして今やこれらの代謝物質の1種又は2
種以上が、ビタミンDと共同して生物学的な活性
作用すなわち、動物又は人体中におけるカルシウ
ム又はリンホメオスタシスの制御に対してレスポ
シブルな化合物であることは一般に受け入れられ
ている。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点) 生物学的な効能によつてビタミンD代謝物質は
大きな治療上の関心を集めており、その調製と有
効性と用途は幅広い記録に示されている。例えば
米国特許第3880894号(1,25−ジヒドロキシエ
ルゴカルシエロール)、同第3879548号(酪農家畜
の授乳熱の1α−ヒドロキシコレカルシフエロー
ルによる治療法)、同第3715374号(24,25−ジヒ
ドロキシコレカルシフエロール)、同第3697559号
(1,25−ジヒドロキシコレカルシフエロール)
などがある。また、これらの化合物の種々の構造
上の類似体が、種々の臨床的な応用において、天
然の代謝物質の代替物質として科学的かつ商業的
な興味を集めている。例えば、米国特許第
4201881号(24,24−ジフルオロ−1α−25−ジヒ
ドロキシコレカルシフエロール)、同第4196133号
(24,24−ジフルオロ−25−ヒドロキシコレカル
シフエロール)、及び同第3786062号(22−デヒド
ロ−25−ヒドロキシコレカルシフエロール)があ
る。
さらに最近、変わつたラクトン単位をステロイ
ド側鎖に有することを特徴とする新規なビタミン
D3代謝物質が見い出された(Wichmannら、
Biochemistry18,4775〜4780,1979)。この化合
物は25−ヒドロキシビタミンD3−26,23−ラク
トンであり、下記に示す構造で表わされる。
25−ヒドロキシビタミンD3−ラクトンはビタ
ミンD様活性を示し、動物器官中のカルシウム及
リン酸塩レベルの制御に重要な役割を演じると信
じられている。
本発明の目的は25−ヒドロキシビタミンD3
26,23−ラクトンの調製に有用な化合物を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 25−ヒドロキシビタミンD3−26,23−ラクト
ンの調製に有用な化合物開発された。
すなわち、本発明は 次式を有する化合物 (式中Xは、次のものから選ばれ、 それらすべての異性体において R1及びR2は水素である。) を提供するものである。
この明細書中で、「アシル」なる語は、炭素原
子が1から約5の脂肪族アシル基例えばアセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、ペントイル及びそ
れらの異性体形など、又は芳香族アシル基例えば
ベンゾイルもしくは置換ベンゾイル、例えばメチ
ルベンゾイル、ニトロベンゾイルあるいはハロベ
ンゾイルなど、を意味する。用語「アルキル」は
炭素原子数1から約5の炭化水素基、例えばメチ
ル、エチル、プロピルなど、又はそれらの対応の
異性体形を指称する。
プロセス図式1に描いたように、本発明に係る
方法は5,7−ジエンエスステル()を出発物
質として用いる。そしてこの化合物においてR1
は水素、又はアシル基、アルキルシリルもしくは
テトラヒドロピラニルのようなヒドロキシ保護基
であり、R1は水素又は炭素1〜5のアルキル基
である。この5,7−ジエンエステルは、既知の
24−ノル−5−コレニツクアシド又はそのエステ
ルから周知の方法を用い7,8−二重結合を導入
することにより容易に得ることができる。
プロセス図式1に示される方法によれば、化合
物の23−酸又はエステル基は水素化物による還
元により製造で表わされる対応のアルデヒドを
生成する。この還元は適当な溶媒(例えば、エー
テル、THF、ベンゼンなど)中で温和な温度又
は低温で、反応がアルデヒド段階で停止するので
好ましい試薬として用いられるジ−t−ブチル−
アルミニウムハイドライドのような立体的に嵩高
のアルミニウムハイドライドの存在下で行われ
る。もし、化合物のヒドロキシ保護基R1がア
シル基ならば、そのような基は、もちろん水素化
物還元段階で除去されR1がHであるアルデヒド
を生成するであろう。再保護は必要ではない
が、もし望むなら周知の手段により(例えば、ア
シル化、アルキルシリル化、テトラヒドロピラニ
ル化)によつて達することができ、それにより
R1がアシル、アルキルシリル又はTHPのアルデ
ヒドを得る。別法として、また、特に化合物
中の保護基R1が水素化試薬に対して安定な基
(例えばテトラヒドロピラニル(THP)又はアル
キルシリル基)の場合、のアルデヒドへの転
換は2段階法として行う。
すなわち、第1に酸又はエステル基をアルコー
ルに還元し、次いで23−アルコールを再びアルデ
ヒドに酸化することにより行うことができる。こ
のような方法はこの技術分野では周知である。
生じたアルデヒド(ここでR1は水素又はヒ
ドロキシ保護基である)は、アセトン又は合成的
に均等なアセトン試薬、例えばアセトンシクロヘ
キシルイミンのような誘導体イミンで、触媒及び
適当な溶剤(例えばアセトン、エーテルなど)の
存在下でアルドール縮合反応に付される(プロセ
ス図式1のステツプ2)。アセトンを試薬とする
ときは、塩基性試薬、例えば水酸化カリウム溶液
又は類似の塩基が好ましい。有機性塩基、例え
ば、NaOCH3又はカリウム−t−ブトキシド、
リチウムイソプロピルアミドなどを用いることが
できる。このアルドール縮合反応の生成物は、プ
ロセス図式1中に構造として表わされるヒドロ
キシケトンであり、式中R1は水素又は先に特定
したようなヒドロキシ保護基である。このヒドロ
シーケトン生成物は、次の構造式に示すようにC
−23−ヒドロキシ配列の異なる2種の立体異性体
の混合物である。
この混合物は周知の異性体分離法のいずれによ
つても分離することができ、例えば晶析又は好ま
しくは、クロマトグラフイーを、薄層板もしくは
効率的なカラム例えば高性能液体クロマトグラフ
イ(HPLC)上で行うことにより分離でき、2種
のC−23−ヒドロキシ−エピマーは別々に、この
プロセスの次の段階に付される。
また、代わりに、ヒドロキシ−ケトン生成物
()は直接、プロセスの次の段階(プロセス図
式1のステツプ3)である側鎖にラクトン形成を
もたらす工程に付してもよい。変換は、塩基(例
えば水酸化物)及びアルコール又はアルコール/
水混液のような適当な溶剤の存在下でヒドロキシ
ーケトンをシアン化物(例えばKCN)で処理
し、炭素25の中間体シアノヒドリンを得、それを
単離せずに、直接、これらの条件下においてヒド
ロキシ−アシドに転換し、次いで酸(例えば
HCl)でラクトン化してプロセス図式1における
構造式で表わされる目的のラクトン生成物を形
成させる。ラクトン形成に付されたヒドロキシ−
ケトン中に存在するC−3−ヒドロキシ保護基
は、通常この塩基及び酸処理を含むラクトン化プ
ロセスの間に除去されるであろう。この得られた
ラクトン生成物は普通は構造においてR1=H、
R2=Hであるものによつて表わされるであろう。
ヒドロキシ基の再保護は必要ではないが、しか
し、もし望むなら、アシル化、アルキルシリル化
どのようないずれの公知の方法によつても達成す
ることができ、構造においてR1もしくはR2
は両者がアシル、アルキルシリルなどのような、
ヒドロキシ保護基であるラクトン誘導体を得るこ
とができる。
シアノヒドリン形成は、適当な触媒例えば
KOH,NaOCH3、カリウム−t−ブトキシドな
どの存在下にヒドロキシケトンをアセトンシア
ノヒドリンでで処理することを含むようなシアノ
ヒドリン交換反応によつてもまた達成することが
できる。シアノヒドリンの形成は他の不整中心を
C−25位において生成するので、ヒドロキシケト
ン(C−23ヒドロキシ立体異性体を表わす。前
記の通り)から調製されたラクトンは、次の構
造式によつて表わされるようにC−23及びC−25
において立体配置の異なる4種の立体異性体の混
合物からなる。
ラクトンの立体異性体の混合物は、この段階
では、好ましくは高性能液体クロマトグラフイー
(HPLC)によつて分離され、4種の異性体を得
る。それらはHPLCからの純粋な形での溶出の順
に、A、B、CそしてDとして示され
る。それぞれのラクトン異性体は、次いで紫外線
照射による光分解(プロセス図式1のステツプ
4)を適当な溶剤(例えばエーテル、アルコー
ル、ベンゼン、又はエーテルと他の溶剤例えばベ
ンゼンとの混合物)の中で行うことにより一般構
造(ここでR1=R2=H又はヒドロキシ保護基)
で表わされる、対応のプレビタミンDラクトン誘
導体を得る。
引き続いて、一般構造で描かれるプレビタミ
ンラクトン異性体の、一般構造(ここでR1
R2=H又はR1及びR2の一方もしくは両者がヒド
ロキシ保護基を示す)で表わされる対応のビタミ
ンラクトンへの異性化(プロセス図式1のステツ
プ5)は、プレビタミン中間体を穏やかな温度
(例えば50〜80℃)で、適当な溶剤例えば低分子
量アルコール、ベンゼン又はトルエンで加熱する
ことにより達せられる。この2段階の照射/熱異
性化工程はラクトン異性体Aから対応のビタミ
ンラクトAを、異性体Bから対応のビタミン
ラクトンBを、異性体Cから対応のビタミン
ラクトンCをそして異性体Dから対応のビタ
ミンラクトンDをそれぞれ純粋な形で与える。
もしビタミンラクトンがC−3及び/又はC−
25にヒドロキシ保護基を含んでいるなら、それら
の基は酸又は塩基加水分解(この分野で周知の如
く、存在する保護基に応じて)され、対応のフリ
ーのヒドロキシ−ラクトン生成物であるR1
R2=Hであるものを得る。
天然の25−ヒドロキシビタミンD3−26,23−
ラクトンとの直接比較によれば、合成の異性体
C(ここでR1=R2=H)が、天然生成物と同じも
のであることが明かである。
一方、ステロイドラクトン中間体は、その4
種の立体異性体形の混合物として化学線照射によ
つて光分解を上述のようにして受けさせ、対応の
一般構造のプレビタミンD−ラクトン立体異性
体の混合物を生じるようにしてもよい。この混合
物は次に、上述のようにして熱異性化を受け、4
種の考えられるラクトン異性体の混合物として一
般構造で表わされる25−ヒドロキシビタミン
D3−26,23−ラクトンを生じる。これらの立体
異性体は、今や分離でき(好ましくはHPLCで)、
カラムからの溶出の順に、A、B、C及び
Dのラクトン立体異性体をそれぞれ純粋な形で
生じるが、異性体Cは天然品に対応するもので
ある。
もし所望なら、合成方法は、上述のアルドール
縮合から生じたヒドロキシーケトンの2種のC
−23−ヒドロキシ立体異性体を、晶析又は好まし
くはクロマトグラフイーで最初に分離することに
より、2種のC−23−立体異性体を純粋形(ここ
では都合上A及びBと示される)で得、次い
で、それぞれの異性を別々に上記方法の後続のス
テツプ(つまり、ラクトン形成、光分解及び熱異
性化、ステツプ3、4及び5)に付し、構造
の、目的のビタミンラクトン生成物を得るように
して行つてもよい。このような方法によれば、ラ
クトン化反応(ステツプ3)に付されるヒドロキ
シ−ケトン異性体Aは、ラクトン立体異性体
BとDの混合物を生じ、そしてそれらは分離で
きるが、好ましくはHPLCで分離され、そして
別々に上述の光分解及び熱異性化(ステツプ4及
び5)によつて、それぞれ、ビタミンラクトン生
成物BとDに転換させられる。同様に、ヒド
ロキシーケトン異性体B(ステツプ3)のラク
トン化の後、ラクトン異性体AとCの混合物
が得られるが、それは分別後、光分解と異性化
(ステツプ4と5)によりビタミンラクトンA
とCに転換する。そしてCは上述の如く、天
然品に対するのである。
もし望むなら、プロセス図式1に示されたステ
ロイド−ラクトン中間体はプロセス図式2に描
かれる、別法であるが化学的類似の一連の手順に
よつて得ることができる。
このプロセスは構造(ここでR1とR1はプロ
セス図式1の化合物で規定した置換基を示す)
で表わされる、公知の24−ノル−5−コレン−23
−オイツクアシド又はそのエステルを出発物質と
して用いる。エステルはステツプ1においてア
ルデヒド(ここでR1は水素又はヒドロキシ保
護基)に、先に論じたプロセス(つまりプロセス
図式1のステツプ1)と全く類似のプロセスで還
元され、アルデヒドはアセトン又はアセトン均
等物によつてアルドール縮合に付され、炭素23に
おける2種のヒドロキシ立体異性体の混合物とし
てヒドロキシ−ケトンを生じる。ヒドロキシケ
トン(ここでR1は水素又はヒドロキシ保護基
である)をシアン化物で処理し、続いてプロセス
1のステツプ3について説明したと類似の条件を
用いて加水分解を行うと、4種の考えられる(C
−23とC−25)立体異性形の混合物としてのラク
トン中間体(ここでR1=R2=H)を生じる。
この生成物は、次いで上述の、対応の5,7−ジ
エンラクトンに、よく行われている方法によつ
て、例えばC−3ヒドロキシ基を標準的な条件を
用いてアシル化して保護し、アリル位を臭素化
し、そして脱臭化水素を行い、温和な塩基による
加水分解でC−アシル基を取り除くことによつ
て、転換される。この生成物(化合物)の4種
の立体異性体は、今や分離することができ、前述
のようにHPLC上での溶出の順で、異性体A、
B、CとDを生じる。もちろん、ヒドロキ
シ−ケトンの2種のC−23−ヒドロキシ立体異
性体を分別して(好ましくはHPLCで)おのおの
のエピマーを別々に前述の方式と全く類似の方式
でプロセスの次のステツプ(プロセス図式2のス
テツプ3、4及び5)に付し、同様のラクトン
の4種の立体異性体を得ることは可能である。同
様に、4種のラクトンステレオ異性体の分離は化
合物(プロセス図式2)の段階で行うことがで
き、それぞれの異性体A、B、CとDは
次いで別々に、標準的なアリル位の臭素化/脱臭
化水素方法によつて対応の5,7−ジエンA、
B、C及びDにそれぞれ転換させられる。
25−ヒドロキシビタミンD3−26−23−ラクト
ンの治療上の適用において構造(ここでR1
R2=H)で表わされるフリーヒドロキシ−ラク
トンが通常、投薬に際して好ましい形であるが、
ある種の適用において望ましい形の様々のラクト
ンの誘導体が容易に調製できることに留意すべ
きである。このように穏やかな低温での、アシル
無水試薬と塩基触媒を用いたアシル化は(R1
=アシル、R2=H)のC−3−0−アシル誘導
体を提供するが、一方昇温下(50〜70℃)でのア
シル化は3,25−ジ−O−アシル生成物(,
R1=R2=アシル)を生じる。例えば、(R1
R2=H)の無水酢酸とピリジンによる20℃、1
〜2時間の処理は、対応の3−アセテート誘導体
を与えるが、同じ試薬を60℃で用いる時、3,25
−ジアセテートが容易に形成される。同様にの
アルキルシリル誘導体又はテトラヒドロピラニル
誘導体はよく確立された手順によつて、調製でき
そしてC−3とC−25ヒドロキシ基の異なる反応
性の故に、3−モノ又は3,25−ジ−保護誘導体
が容易に得られる。3−モノアシル化生成物は、
C−25−ヒドロキシ基において、さらに、例えば
異なるアシル基によるアシル化又はアルキルシリ
ル化(トリメチルクロロシラもしくは同様の試薬
又はt−ブチル−ジメチルクロロシランなど)又
はテトラヒドロピラニル化などのこの分野に周知
の方法を行い誘導体を作ることができる。
また、化合物の3,25−ジ−保護誘導体にお
いて、C−3保護基は塩基又は酸加水分解(存在
する保護基による)により選択的に除いて、3−
ヒドロキシ−25−保護誘導体(化合物、ここで
R1=H、R2=ヒドロキシ保護基)を発生させる
ことができ、そのような化合物中の3−ヒドロキ
シ基は、次いでC−25に存在する基とは異なる基
によつて選択的に誘導体化させることもできる。
別法であり、そして好都合な方法として、ビタ
ミンラクトンのステロイド前駆体中のフリーの
ヒドロキシ基が保護され、このヒドロキシ保護誘
導体は上記で詳述したステツプにより、ビタミン
ラクト(ここでR1もしくはR2又は両者がヒド
ロキシ保護基を表わす)に転換させることができ
る。このように、5,7−ジエンラクトン(プ
ロセス図式1においてR1=R2=H)又は△5−
ラクトンX(プロセス図式2におけるR1=R2
H)の一方又は両方のヒドロキシ保護基がアシル
化、アルキルシリル化、テトラヒドロピラニル化
など全く、先に説明した方法と類似の方法によつ
て誘導体とされ、対応のモノー又はジーヒドロキ
シ保護誘導体(ここでヒドロキシ保護基R1及び
R2は同じでも異つていてもよい)を生ずる。こ
れら誘導体は、次にプロセスの最終ステツプ(プ
ロセス図式1のステツプ4及び5であつて存在す
るヒドロキシ保護基の性質によつて影響を受けな
いものである)に持ち込まれ、構造の、ヒドロ
キシ保護プレビタミンDラクトン(R1又はR2は、
水素又はヒドロキシ保護基)を生じ、次いで目的
の構造のモノ−又はジ−ヒドロキシ保護ビタミ
ンDラクトンを生じる。また、これらのヒドロキ
シ−誘導体化方法は、一般に個々の立体異性体
別々に誘導体化するのが好ましいけれども、個々
の分離された異性体(例えばA、B、C、D又
はA、B、C、Dなど)と同様に立体異性体の
混合物(例えば化合物、、又はXのラクト
ン異性体の混合物)にもまた適用することができ
ることは明白であろう。
他の薬学的に有用な、上述のラクトン化合物の
誘導体も調製することができる。これらは、ラク
トン環開環から生ずる対応のヒドロキシ−カルボ
ン酸、つまり次の一般構造XIの化合物 上記式中においてR1、R2及びR3のそれぞれは
水素であり、そしてR4は水素又は負の荷電(つ
まり、カルボキシレートアニオン)である。
これらの化合物は、前記ラクトンの水溶性誘導
体であるので特に興味深いものである。それらが
ラクトンに対し、構造的に密接な関係を有するの
で、固有の生物学的活性を所有するか、生体中で
ラクトンの再環化(つまり、のタイプの化合物
の形成)の故に生物学的活性を表わすことが、生
体中の条件ではラクトンとヒドロキシカルボン酸
(又はヒドロキシカルボキシレート)との間に平
衡が必然的に存在するに違いないので、期待され
るであろう。
一般構造XIのヒドロキシアシドは一般構造の
ラクトンからそのラクトン環の塩基による加水分
解によつてたやすく生産することができる。した
がつて、ラクトンの0.01〜0.1M塩基(例えば
H2O又はH2O/ジオキサン混合物又はH2O/
MeOH混合物中のKOH又はNaOH)中における
25〜50℃の処理により対応の、環の開いたヒドロ
キシ−カルボキシレートを生じ、そしてそれは注
意深く、PH5〜7に酸性化することによつて構造
(ここでR1、R2、R3及びR4は水素である。)
のヒドロキシカルボン酸を与える。構造XIの対応
のヒドロキシエステルのR1、R2及びR3が水素で
ありR4がアルキル基であるものはラクトンをア
ルコール性塩基中で開裂させることにより、類似
の方法で生成させることができる。例えば、ラク
トンをエタノール中のナトリウムエトキシドで処
理すれば、構造XIにおいてR1、R2及びR3が水素
でR4がエチルのエチルエステルを生じる。他の
エステル、例えば、メチル、プロピル又はブチル
エステルは、適切な、均等なアルコール性塩基を
用いて類似の方法によつて調製できる。
ヒドロキシエステルのさらに上記の付加的誘導
体は、薬学的な調製又は他の用途において要求さ
れるかも知れないが、それらは公知の方法によつ
て都合よく調製できる。例えば、前に説明したよ
うな誘導体化方法(アシル化、アルキルシリル化
など又はこれらの方法の組合せ)を用いて、アシ
ル、アルキルシリル又はテトラヒドロピラニル基
(又はこれらの基の組合せ)をC−3,23又は25
ヒドロキシ基上のいずれか又は全部に有するもの
(つまり、一般構造XIにおいてR1、R2及びR3のお
のおのは、水素、アシル、アルキルシリル及びテ
トラヒドロピラニル基から選ばれ、そしてR4
アルキルである化合物)が容易に調製される。
一般構造XIのヒドロキシ−アシド又はヒドロキ
シ−エステル又は、それらのO−保護(アシル
化、アルキルシリル化)誘導体もまた対応のステ
ロイド中間体から調製することができることもま
た留意すべきである。例えば、5,7−ジエン中
間体(プロセス図式1)のラクトン環の塩基加
水分解を、ビタミンラクトンの場合のラクトン
開環に関して上述したと類似の方法を用いて行う
と、次の一般構造のヒドロキシ−アシドを生ず
る。
上記式においてR1、R2、R3及びR4は水素であ
る。この物質の紫外線照射をプロセス図式1にお
ける類似のステツプについて説明したようにして
行うと下記の構造を有する、対応のプレビタミ
ンD−ヒドロキシアシドを生ずる。
このプレビタミン化合物は前述のように不活性
溶媒中で加熱することにより異性化でき、ビタミ
ンヒドロキシアシドXI(R1、R2、R3及びR4
H)与える。同様に、5,7−ジエンラクトン
のアルコーリシス(例えばMeOH中のNaOMe;
EtOH中のNaOEt)は構造XIIの対応のエステル
(ここでR1、R2及びR3=Hであり、R4はアルキ
ル基である)を生じ、それからヒドロキシエステ
ルヒドロキシ保護誘導体(例えば構造XIIで表わさ
れO−アシル、O−アルキルシリル、O−テトラ
ヒドロピラニルであつてそれぞれのR1、R2及び
R3が水素、アシル、アルキルシリル及びテトラ
ヒドロピラニルから選ばれたものであり、R4
アルキルである)が先に論じた誘導体化法によつ
て容易に得られる。ヒドロキシエステル又はその
O−保護誘導体の紫外線照射は、一般構造の
プレビタミンD化合物であつて、R1、R2及びR3
が水素、アシル、アルキルシリル及びテトラヒド
ロピラニルから選ばれ、そして、R4がアルキル
である化合物を生ずる。引き続いて熱異性化を行
うことにより、これらのプレビタミン中間体は、
ヒドロキシエステル又はそれらの対応のR1、R2
及びR3が水素、アシル、アルキルシリル及びテ
トラヒドロピラニルから選ばれ、そして、R4
アルキルである、一般構造のO−保護誘導体を
与える。
もし所望なら、ラクトン開環反応を、上述と全
く類似の方法を用いラクトンステロイド中間体
(プロセス図式2)に適用すれば下記の一般構造
で表わされる対応のヒドロキシアシド又はヒ
ドロキシエステルを生ずる。
式中R1、R2及びR3は水素であり、R4は水素又
はアルキルである。これらの類似体又はそれらの
O−保護誘導体の、対応する構造XIのビタミンヒ
ドロキシ−アシド又はエステルへの転換は、一般
構造XIIの化合物への脱水素化を経て、引き続いて
タイプの中間体への光化学的転換、及び構造
XIの最終生成物への熱異性化を行う方法をよく確
立された周知の手順を用いて行うことによりでき
る。
(実施例) 以下実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明
する。
参考例 1 269mgのメチル3β−ヒドロキシ−24−ノルコラ
−5,7−ジエン−23−オエート3−アセテート
(化合物、ここでR1=アセチルそしてR1=メチ
ル)の12mlトルエン溶液中に、−78℃で、リチウ
ムジイソブチルアルミニウムハイドライドの25%
トルエン溶液0.72mlを加えた。30分後、溶液を4
℃に温め、飽和NH4Cl4mlを加え混合液を5分間
かきまぜた。次いで、水(25ml)を加え、反応混
合液をEt20100mlで抽出した。エーテル層を分離
し、1NHCl、飽和NaHCO3及び飽和NaClでそれ
ぞれ25ml用いて洗浄した。この粗反応混合物を1
×30cmのシリカゲルカラム上に適用し、化合物
を溶出させるヘキサン中の6%EtOAcで溶出さ
せ、次いで16%と22%EtOAc/ヘキサンで目的
でアルデヒド生成物すなわち化合物が回収され
るまで(127.5mg)溶出させた。この23−アルデ
ヒド(化合物、R1=H)は次のようなスペク
トル特性を示した。
U.V.吸収,λnax=282,272,292(肩);マスス
ペクトル:m/e342.2545(計算値342.2558),100
%,M+;m/e309,65%,M+−H2O−CH3
m/e283,40%,M+−2CH3−CHO;m/e143,
50%,C11H11 +;NMR;δ9.77,s,1H,C−
23;5.56,m,1H,C−6;5.40,m,1H,C
−7;3.66,m,1H,C−3;1.05,d,J=
6.2,3H,C−21;0.95,s,3H,C−19;
0.67,s,3H,C−18. 実施例 1 アセトン1.5mlとメタノール中の1.0MKOH30μ
との混合液を調製し、0℃、15分間後、アセト
ン0.5mlに溶かした化合物(R1=H)122mg中に
加えた。この反応混合物を0℃で1.5時間かきま
ぜ、次いで水50mlを加え、そしてその混合物を75
mlCH2Cl2で3X抽出した。粗反応混合物を
0.79x30cmのシリカゲルラム(μPorasi1,ウオー
ターアソシエイツ(マツドフオード、マサチユー
セツツ)の製品)上でHPLCに付し流速3ml/分
でCH2Cl2中の2.25%イソプロピルアルコールで
溶出させた。この方法は、出発物質(化合物)
を12mlの点で37.5mg溶出させ、その後、目的のヒ
ドロキシ−ケトンC−23−立体異性体(化合物
、R1=H)すなわち異性体A(23R−ヒドロ
キシ−ケトン(R1=H)(39.5mg)が42mlで溶出
し、異性体B(23S−ヒドロキシ−ケトン(R1
=H)(37.3mg)が46.5mlで溶出する。異性体
Aのスペクトルデータ:U.V.吸収,λnax=282,
272,292(肩);マススペクトルm/e400.2983(計
算値400.2978),100%,M+;382,22%,M+
H2O;367,30%,M+−H2O−CH3;342,60%,
M+−C3H6O;309,28%,M+−C3H6O−CH3
H2O;271,26%,M+一側鎖;253,12%,M+
一側鎖−H2O;NMR:δ5.56,m,1H,C−
6;5.39,m,1H,C−7;4.17,m,1H,C
−23;3.63,m,1H,C−3;2.17,s,3H,
C−26;0.99,d,J=6.2,3H,C−21;0.94,
s,3H,C−19;0.65,s,3H,C−18. 異性体Bについて:U.V.吸収スペクトル
λnax=282,272,292(肩);マススペクトル:
m/e400.2983(計算値400.2978),100%,M+
382,19%,M+−H2O;367,25%,M+−H2O
−CH3;342,93%,M+−C3H6O;309,38%,
M+−C3H6O−CH3−H2O;271,28%,M+一側
鎖;253,15%,M+一側鎖−H2O;NMR:
δ5.56,m,1H,C−6;5.40,m,1H,C−
7;4.14,m,1H,C−23;3.64,m,1H,C
−3;2.19,s,3H,C−26;1.00,d,J=
5.5,3H,C−21;0.94,s,3H,C−19;
0.63,s,3H,C−18. 実施例 2 EtOH0.8ml中のヒドロキシ−ケトン異性体A
(R1=H)の3.4mgの溶液に、50℃でシアン化物の
スラリー(NaCN340mgとCaCl2・2H2O540mgを
乳鉢中で均質に粉砕し、生じた混合物45mgを水1
ml中でスラリー化して調製した)0.1mlを加え、
そして5分後及び10分後さらに0.1mlアリコート
の同じスラリーを加えた。1時間後、シアン化物
のスラリー0.15mlを0.5mlのEtOHと一緒に加え、
この添加を2.5時間で繰り返した。4.5時間後、水
50mlを加えPHを約1.5に1NHClで調整した。反応
混合物を4X50mlのCH2Cl2で抽出した。粗生成物
を5mlのEtOH中に溶解して45℃で加えられた
1NHCl1mlで1時間処理した。水(25ml)を加
え、生成物を50mlのCH2Cl23部で抽出した。
粗生成物は、Zorbax SILセミープリパラテイ
ブカラム(0.62x25cm)上でHPLCに付され、連
続的に流速3ml/分でヘキサン中の5%イソプロ
パノールで溶出させて、予期される2種のC−25
−立体異性体として90mlで溶出するB(23R,
25R−25−ヒドロキシ−26,23−ラクトン(R1
R2=H)(4.3mg)と129mlで溶出するD(23R,
25S−25−ヒドロキシ−26,23−ラクトン(R1
R2=H)(4.0mg)として表示されるラクトン
(R1=R2=H)を与える。
B(R1=R2=H)のスペクトルデータ:U.V.
吸収スペクトルλnax=282,272,282(肩);マス
スペクトル:m/e428.2935(計算値428.2927),
100%,M+;410,14%,M+−H2O;395,53
%,M+−H2O−CH3;369,22%,M+
C3H7O;271,58%,M+一側鎖;253,28%,
M+一側鎖−H2O;143,63%,C11H11 +
NMR:δ5.57,m,1H,C−6;5.40,m,1H,
C−7;4.75,m,1H,C−23;3.64,m,1H,
C−3;1.52,s,3H,C−27;1.04,d,J=
5.9,3H,C−21;0.94,s,3H,C−19;
0.64,s,3H,C−18. Dについてスペクトルデータ:U.V.吸収ス
ペクトルλnax=282,272,292(肩);マススペク
トル:m/e428.2927(計算値428.2927),100%,
M+;410,15%,M+−H2O;395,65%,M+
H2O−CH3;369,30%,M+−C3H7O;271,44
%,M+一側鎖;253,25%,M+一側鎖−H2O;
143,90%,C11H11 +;NMR:δ5.56,m,1H,
C−6;5.40,m,1H,C−7;4.47,m,1H,
C−23;3.63,m,1H,C−3;1.50,s,3H,
C−27;1.03,d,J=6.6,3H,C−21;0.94,
s,3H,C−19;0.65,s,3H,C−18. ヒドロキシ−ケトン立体異性体B(R1=H)
の同じ一連のラクトン化されたものもまた(29mg
のBから)2種のラクトン立体異性体、つまり
上記のHPLC系において80mlで溶出するA
(23S,25S−25−ヒドロキシ−26,23−ラクトン
(R1=R2=H)(2.9mg)と107mlで溶出するラク
トン異性体D(23S,25R−25−ヒドロキシ−
26,23−ラクトン(R1=R2=H)(R1=R2=H)
(2.4mg)を生じる。
Aのスペクトルデータ:U.V.吸収スペクト
ルλnax=282,272,292(肩);マススペクトル:
m/e428.2931(計算値428.2927),100%,M+
410,18%,M+−H2O;395,62%,M+−H2O
−CH3;369,33%,M+−C3H7O;271,26%,
M+一側鎖;253,19%,M+一側鎖−H2O;143,
70%,C11H11 +;NMR:δ5.57,m,1H,C−
6;5.40,m,1H,C−7;4.72,m,1H,C
−23;3.65,m,1H,C−3;1.51,s,3H,
C−27;1.05,d,J=6.1,3H,C−21;0.95,
s,3H,C−19;0.63,s,3H,C−18. Cのペクトルデータ:U.V.吸収スペクトル
λnax=282,272,292(肩);マススペクトル:
m/e428.2917(計算値428.2927),100%,M+
410,16%,M+−H2O;395,68%,M+−H2O
−CH3;369,37%,M+−C3H7O;271,16%,
M+一側鎖;253,16%,M+一側鎖−H2O;
143;70%,C11H11 +;NMR:δ5.57,m,1H,
C−6;5.40,m,1H,C−7;4.44,m,1H,
C−23;3.64,m,1H,C−3;1.49,s,3H,
C−27;1.04,d,J=6.7,3H,C−21;0.94,
s,3H,C−19;0.63,s,3H,C−18. 参考例 2 実施例2で得られたラクトン異性体A、
B、C及びDそれぞれ1mgを、ジエチルエー
テル中の20%ベンゼン150ml中で、石英浸潰筒と
コレツクスフイルター付きハノービア608A36ラ
ンプを用いて別々に光分解した。15分間照射後、
それぞれの反応混合物は、Zorbax−SILセミー
プリパラテイブカラム0.62×25cm上でメチレンク
ロリド中の2.25%2−プロパノールを溶剤とす
る、HPLCに付した。ラクトン異性体Aから目
的のプレビタミンラクトンA(R1=R2=H)が
34.5mlで、溶出し、異性体Bからプレビタミン
ラクトンBが34mlで溶出し、異性体Cからプ
レビタミンラクトンCが33mlで溶出して得ら
れ、ラクトン異性体Dから対応のプレビタミン
ラクトンDが33mlで溶出して得られた。
参考例 3 プレビタミンラクトンA、B、C及び
Dは、それぞれ直ちに1mlのEtOH中で70℃で2
時間、目的の構造のビタミンラクトンに異性化
された。それぞれの反応混合物をZorbaxSILセ
ミープリパラテイブカラム(0.62x25cm)上で溶
難剤として6%2−プロパノールのヘキサン溶液
を用いて行うHPLCに付した。ビタミンラクトン
A(R1=R2=H)(500μg)が29.5mlで採集さ
れ、ビタミンラクトン異性体B(500μg)が
31.5mlで採集され、ビタミンラクトン異性体C
(500μg)が39.75mlで採集され、そして異性体
D(500μg)が45.0mlで採集された。
スペクトルデータ:A;マススペクトル:
m/e428.2923(計算値428.2927),24%,M+
410,3%,M+−H2O;395,11%,M+−H2O
−CH3;271,2%,M+一側鎖;253,9%,M+
一側鎖−H2O;136,100%,A環+C6+C7 +
118,82%,A環+C6+C7 +−H2O;NMR:
δ6.28,d,J=11.8,1H,C−6;6.03,d,
J=11.0,1H,C−7;5.05,m(シヤープ),
1H,C−19(Z);4.72,m,1H,C−23;3.96,
m,1H,C−3;1.51,s,3H,C−27;1.03,
d,J=5.5,3H,C−21;0.56,s,3H,C−
18;フーリエ赤外分光スペクトル(FT−IR):
1780cm-1(ラクトンC=0);UV:λnax=265nm,
λnio=228nm. B;マススペクトル:m/e428.2927(計算値
428.2927),27%,M+;410,2%,M+−H2O;
395,11%,M+−H2O−CH3;271,2%,M+
側鎖;253,7%,M+一側鎖−H2O;136,100
%,A環+C6+C7 +;118,92%,A環+C6+C7 +
−H2O;NMR:δ6.28,d,J=11.7,1H,C
−6;6.03,d,J=11.1,1H,C−7;5.05,
m(シヤープ),1H,C−19(E);4.82,m(シヤ
ープ),1H,C−19(Z);4.75,m,1H,C−
23;3.96,m,1H,C−3;1.52,s,3H,C
−27;1.03,d,J=5.6,3H,C−21;0.56,
s,3H,C−18;FT−IR:1781cm-1(ラクトン
C=O);UV:λnax=265nm,λnio=228nm. C;マススペクトル:m/e428.2919(計算値
428.2927),26%,M+;410,2%,M+−H2O;
395,9%,M+−H2O−CH3;271,1%,M+
側鎖;253,8%,M+一側鎖−H2O;136,100
%,A環+C6+C7 +;118,83%,A環+C6+C7 +
−H2O;NMR;δ6.28,d,J=11.8,1H,C
−6;6.03,d,J=10.7,1H,C−7;5.05,
m(シヤープ),1H,C−19(E);4.82,m(シヤ
ープ),1H,C−19(Z);4.44,m,1H,C−
23;3.96,m,1H,C−3;1.49,s,3H,C
−27;1.03,d,J=5.2,3H,C−21;0.56,
s,3H,C−18;FT−IR;1784cm-1(ラクトン
C=O);UV:λnax=265nm,λnio=228nm. D;マススペクトル:m/e428.2927(計算値
428.2927),26%,M+;410,1%,M+−H2O;
395,11%,M+−H2O−CH3;271,2%,M+
側鎖;253,7%,M+一側鎖−H2O;136,100
%,A環+C6+C7 +;118,86%,A環+C6+C7 +
−H2O;NMR:δ6.28,d,J=11.8,1H,C
−6;6.03,d,J=11.0,1H,C−7;5.05,
m(シヤープ),1H,C−19(E);4.82,m(シヤ
ープ),C−19(Z);4.47,m.1H,C−23;
3.96,m.1H,C−3;1.50,s,3H,C−27;
1.03,d,J=5.5,3H,C−21;0.56,s,
3H,C−18;FT−IR:1784cm-1(ラクトンC=
O);UV:λnax=265nm,λnio=285nm. 参考例 4 メチル24−ノル−5−コレン−23−オエート
(0.7g)と、ジヒドロピラン2ml及びオキシ塩化
リン0.2mlとを15mlのCH2Cl2中で室温で40分間反
応させた。50mlのEt2Oを加え、その混合物を
2x25mlの飽和NaHCO3及び1x25mlの飽和NaClで
抽出した。Et2O相を蒸発させて、粗テトラヒド
ロピラニル誘導体(プロセス図式2の化合物
で、R1=テトラヒドロピラニル(THP)であ
り、R1=Me)を生じた。
15mlのEt2O中の0.3gのLAHを含むスラリー
に、5mlのEt2Oに溶かした粗を−78℃で加え
た。最終の添加後30分後、その反応系を0℃まで
温め、10%NaOH水溶液を、ゆつくりとかきま
ぜながら、全凝集物質が白色になるまで加えた。
その混合物を100mlのEt2O対3x50mlの水で抽出
し、MgSO4で乾燥し、粗23−アルコールを生じ
るように濃縮した。
CH2Cl230ml中12モルの過剰ピリジンを含む溶
液に、氷上で6モルの過剰Cr2O3を添加した。そ
の混合物を30分間かきまぜ、その間に上記で得ら
れた20mlCH2Cl2中の23−アルコールが加えられ
た。15分間で、反応液は3x25mlのNaHCO3で抽
出され、MgSO4で乾燥され、5%EtOAc/ヘキ
サンで溶出する2x36cmシリカゲルカラムに適用
して、プロセス図式2のR1=THPである構造
で表わされる23−アルデヒド0.63gを回収した。
からの収率78.6%。
マススペクトル:m/e428,0.5%,M+;326,
80%,M+−HOTHP;298,22%,M+
HOTHP−CO;85,100%,C5H9O+. 参考例 5 n−ブチルリチウム(0.672ミリモル)を5ml
のEt2O中の0.672ミリモルのジイソプロピルアミ
ンに−78℃でゆつくりと、加えた。添加20分後、
0.672ミリモルのアセトンシクロヘキシルイミン
を添加し、さらに15分後、250mgのアルデヒド
(R1=THP)を10mlのEt2O溶液としてゆつくり
と添加した。30分後、反応系を0℃に温め水10ml
を加え、そして混合物を10分間かきまぜた。さら
に30mlの水を追加して加え、混合物を30mlのジエ
チルエーテルで3回抽出した。エーテル相を
MgSO4で乾燥し、4枚の20x20cmx270μmのシリ
カTLCプレートに適用して、25%EtOAc/ヘキ
サンで溶出させ、ヒドロキシケトン(からの
収率21%)を、考えられるC−23−ヒドロキシ立
体異性体として与えた。
マススペクトル:m/e486,0.5%,M+;384,
35%,M+−HOTHP;366,21%,M+
HOTHP−H2O;326,68%,M+−HOTHP−
C3H6O;85,100%,C5H9O+. 実施例 3 37mgの(R1=THP)の1mlのEtOH溶液に
アセトンシアノヒドリン0.250mlを添加した。混
合物を室温で12時間反応させ、その間にH2O:
EtOH=1:1の混液4ml中のKOH0.32gを添加
した。温度を50℃に1時間上げ、十分な量の
6NHClをゆつくりと加えて、PHを約1.0とした。
そのようにして生じた混合物を室温で30分間かき
まぜ、次いで30mlの水を加え、30mlのCH2Cl2
3回抽出した。CH2Cl2相を蒸発させて、基本的
な精製を行つたところ、4種の考えられるC−23
及びC−25の立体異性体の混合物に相当するラク
トンX(R1=H)18.6mgを生じた(からの収率
57%);マススペクトル:m/e430,88%,M+
412,100%,M+−H2O;397,47%,M+−H2O
−CH3;345,30%;319,45%,213,93%。こ
の4種のラクトン立体異性体はシリカゲル(セミ
ープリパラテイブZorbax−SILカラム0.62x25cm)
上で4.5%2−プロパノールのヘキサン溶液を溶
難剤として用いるHPLCクロマトグラフイーによ
り分別できた。ラクトンXは確立された方法によ
つて7−デヒドロラクトンに転換させられる。
かくして上記で得られたXを、ピリジン、無水酢
酸でアセチル化すると対応のアセテートを生じ、
それは、アリル位の臭素化に付され(周知条件下
で、ジブロモジメチルヒダントイン)次いでトリ
メチルホスフアイト又はコリジンで脱臭化水素化
されて5,7−ジエンラクトン(R1=アセチ
ル)をC−23及びC−25エピマーの混合物として
得る。この4つのエピマーは実施例2で説明した
ようにして分別されそれぞれの立体異性体、つま
り、A、B、CとDを純粋な形で得る。
前記の明細書から明白なように、構造式 及び が、明細書中で、又は特許請求の範囲に表わされ
るときは、それは、その異性体全てを指示するも
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式を有する化合物。 (式中Xは、次のものから選ばれ、 それらすべての異性体において R1及びR2は水素である。
JP2001622A 1980-08-04 1990-01-10 ビタミンd―ラクトン関連化合物 Granted JPH02237998A (ja)

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