JPH0371800A - 音響装置用磁気回路 - Google Patents

音響装置用磁気回路

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JPH0371800A
JPH0371800A JP20841589A JP20841589A JPH0371800A JP H0371800 A JPH0371800 A JP H0371800A JP 20841589 A JP20841589 A JP 20841589A JP 20841589 A JP20841589 A JP 20841589A JP H0371800 A JPH0371800 A JP H0371800A
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JP
Japan
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magnetic
top plate
center pole
magnetic circuit
magnetic flux
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Pending
Application number
JP20841589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Takenouchi
竹之内 研一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、音響装置用磁気回路における特にトッププ
レートの改良に関する。
[従来の技術] 第6図(a)は実開昭47−12923号公報に示され
た従来の磁気回路の断面図、第6図(b)は実開昭61
−72993号公報に示された防磁形の磁気回路を示す
断面図であり、これらの図において(1)はセンターポ
ール(1a)を有するボトムプレート、(2)はこのセ
ンターポールの外側に嵌着された非磁性の導電リング、
(4)は上記ボトムプレート(1)上に固着された主マ
グネット、(5)はこの主マグネツト上に固着されたト
ッププレート、(6)は上記主マグネット(4)とは磁
化方向を逆にして上記ボトムプレートの下面に固着され
た防磁用の反発マグネット、(7)は上記各部材を収納
させたシールドカバ+、 (8)はセンターポール(l
a)とトッププレート(5)との間に形成された磁気空
隙(9)内に挿入されたボイスコイルである。
次に動作について説明する。従来の磁気回路は以上のよ
うに主マグネット(4)または主マグネット(4)と反
発マグネット(6)により、磁気空隙(9)に直流磁束
を形成している。そして磁気空隙(9)に挿入されたボ
イスコイル(8)に音声信号が流れると、交流磁束が発
生し、この交流磁束が上記直流磁束を変調していた。具
体的に第6図(b)の防磁形磁気回路における交流磁束
の流れは4つのループを持っている。これを第8図に示
す。
すなわち図中のΦ□は磁気空隙(9)の近傍を回るルー
プ、Φ2はセンターポール(10) 、ボトムプレート
(1)、主マグネット(4)、トッププレート(5)を
回るループ、Φ3はセンターポール(1a)、ボトムプ
レート(1)、シールドカバー(7)、トッププレート
(5)を回るループ、Φ、はセンターポール(la)、
ボトムプレート(1)、反発マグネット(6)、シール
ドカバー(7)、トッププレート(5)を回るループで
ある。そして上記従来の磁気回路の交流磁束の解析結果
は例えば第7図(a)、第7図(b)に示すようになる
ところで第7図(a)はセンターポール(1a)に導電
リング(2)が挿入されている場合で、ボイスコイル(
8)に100Hz、1w相当の入力を与えた場合の磁力
線図、第7図(b)はセンターポール(1a)に導電リ
ング(2)が挿入されていない場合で、ボイスコイル(
8)に50Hz、IW相当の入力を与えた場合の磁力線
図である。
これらの解析においてセンターボール外径は36mm、
主マグネット(4)は外径90mm内径50mm厚さ1
5mm、反発マグネット(6)は外径80mm内径32
mm厚さ12mm、磁気空隙長1.2n++n、導電リ
ング(2)は銅としている。
各周波数における磁気空隙(9)の磁束密度の変化量(
68g)、主マグネット(4)の磁束密度の変化量(△
amよ)1反発マグネット(6)の磁束密度の変化th
!:(ΔBm2)に着目し、解析した結果を第5図に示
す。この第5図において○−Oはセンターポール(1a
)に導電リング(2)がない場合、ローロはセンターポ
ール(1a)に導電リング(2)が挿入されている場合
である。
磁気空隙(9)における磁束密度の変化量ΔBgはΦ1
、Φ2、Φ3、Φ4に支配され、特に影響の大きいΦ1
については、センターポール(1a)からトッププレー
ト(5)側に流れる方向を+とすると、Φ□の中心が磁
気空隙(9)の中心より下方にあるため上下非対称とな
り、これが68gの値に大きな影響を与える。
また主マグネット(4)の磁束密度の変化量ΔB11□
はΦ2に支配され、これはセンターポール(la)に導
電リング(2)を挿入することで、この導電リングなし
の場合と比較して改善されている。
また反発マグネット(6)の磁束密度の変化量Δ8m2
はΦ、に支配され、これはセンターポール(1a)に導
電リング(2)を挿入することで、この導電リングなし
の場合と比較して改善されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磁気回路は以上のように構成されているので、Φ
、が磁気空隙(9)での非対称交流磁束を形成し、Φ0
、Φ2、Φ1、Φ、が磁気空隙(9)の直流磁束密度(
Bg)を変調(68g) L、Φ2が主マグネット(4
)の動作点の磁束密度(Bmよ)を変調(ΔBm1)L
、Φ4が反発マグネット(6)の動作点の磁束密度(s
mz)を変調(ΔBm2)L、これらの作用により磁気
回路の動作を不安定にしていた。なお上記の導電リング
(2)の効果は特にΦ1については不十分であった。
またセンターポール(1a)は薄い円板状のボトムプレ
ート(1)上に質量の大きい円柱状に構成されているの
で、共振が起こりやすく、とりわけ機械的鋭さQの高い
単一共振が生しやすいという問題点もあった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、交流磁束の影響を抑え、センターポールの固有共振
の少ない安定した磁気回路を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る磁気回路では、非磁性の導電部材層をト
ッププレートの上層面および下層面に被着させると共に
、このトッププレートに例えばその下層面の導電部材層
を残して、センターポールの上方中央部に位置するよう
にボイスコイルが挿入される磁気空隙を形成させている
[作 用] この発明における磁気回路では上記の手段により、Φ□
の上下非対称交流磁束が対称になり、かつΦ□、Φ2.
Φ3、Φ4の交流磁束がトッププレートの導電部材層に
より、うず電流として消費されるので安定した磁気回路
が得られる。
またトッププレートは主マグネットおよびセンターポー
ルに固着されているので、センターポーなわち第1図(
a)は非防磁形のこの発明の一実施例、第1図(b)は
防磁形のこの発明の一実施例である。
これらの図において第6図(a) (b)のものと同一
個所は同一符号を付してその重複説明は省略することに
するが、第2図(a) (b) (c)はこの発明のも
のにおけるトッププレートを示し、図中の(5b)は軟
鉄等から成る磁性心板、(5a)はその上層面に被着さ
せたアルミ、銅等の非磁性の導電部材層、(5c)は反
対側の下層面に被着させた同一材料からなる導電部材層
で、これら3者でトッププレート・(5)を構成してい
る。また図中の(9)は特に下層面の導電部材層(5c
)を残してトッププレート(5)におけるセンターポー
ル(la)の上方中央部に穿設したボイスコイル挿入用
の磁気空隙で、この磁気空隙によりトッププレートの中
央部には上記センターポール(1a)の直上に位置する
ポールトップ(5d)が開成されることになる。
第3図は有限要素法を用いて解析した第7図(a)に相
当するこの発明の交流磁力線図を示し、この場合のトッ
ププレートの厚さは8mmであり、また導電部材N(5
a) (5c)としては厚さ0.5mmの銅板を用いて
いる。そしてこの場合におけるΔBg、ΔBmよ、ΔB
m2の値をプロットしたのが第5図中の△−Δである。
この図から明らかなようにこの発明の場合は導電リング
(2)を使用せずとも、磁束密度の変調ΔBgは従来例
よりかなり小さい。また主マグネット(4)の動作点の
磁束密度の変調68m1および反発マグネット(6)の
動作点の磁束密度の変調ΔBm2も従来例より改善され
ている。さらにトッププレート(5)のポールトップ(
5d)はセンターポール(1a)の頂面に一体に重合固
着されているため、当該センターポールの共振も抑えら
れる。
なお上記実施例ではトッププレート(5)の下層面に被
着した導電部材層(5c)を残した状態↓こ磁気空隙(
9)を形成した場合を示したが、トッププレート(5)
の厚さより長いボイスコイルが使用される場合は、第4
図のように下層面の導電部材層(5c)まで切断した構
成でもよいが、この場合はトッププレートが2分される
ので中央部のポールトップ(5d)は所定磁気空隙(9
)を維持するようにセンターボール(1a)上に貼着す
る必要がある。
[発明の効果コ この発明の音響装置用磁気回路は以上のように構成され
ているので、磁気空隙での磁束密度の変調ΔBgを小さ
くすることができ、またセンターポール上にはトッププ
レートが重合されているので、その共振も抑えられこれ
により安定した磁気回路が簡単な構造で実現できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)はこの発明の音響装置用磁気回路の
実施例を示す垂直断面図、第2図(a) (b)および
(C)はこの発明のトッププレートの部分拡大断面図お
よび全体斜視図、第3図はこの発明の一実施例の交流磁
力線図、第4図はこの発明の他の実施例を示す第工図(
b)の相当図、第5図はこの発明の一実施例と従来例と
のΔBg、ΔBmよ、ΔBm2の比較を示す解析図、第
6図(a) (b)は従来の磁気回路の垂直断面図、第
7図(a) (b)は従来例の交流磁力線図、第8図は
交流磁束の流れ図である。 なお図中(1)はボトムプレート、(1a)はセンター
ボール、(4)は主マグネット、(5)はトッププレー
ト、(5a) (5b)は導電部材層、(8)はボイス
コイル、(9)は磁気空隙である。その他図中同−符号
は同一部分を示すものとする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  中央にセンターポールを有するボトムプレート、この
    ボトムプレート上に固着された主マグネットおよびこの
    主マグネットと上記センターポール上に固着され、磁性
    心板と、その下層面と上層面とに被着された非磁性の導
    電部材層とから成るトッププレートを備え、このトップ
    プレートにおける上記センターポールの上方中央部には
    ボイスコイルが挿入される磁気空隙を穿設させたことを
    特徴とする音響装置用磁気回路。
JP20841589A 1989-08-11 1989-08-11 音響装置用磁気回路 Pending JPH0371800A (ja)

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