JPH0371613B2 - - Google Patents

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JPH0371613B2
JPH0371613B2 JP60176467A JP17646785A JPH0371613B2 JP H0371613 B2 JPH0371613 B2 JP H0371613B2 JP 60176467 A JP60176467 A JP 60176467A JP 17646785 A JP17646785 A JP 17646785A JP H0371613 B2 JPH0371613 B2 JP H0371613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air volume
air
duct
volume adjustment
damper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60176467A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6237633A (ja
Inventor
Nobuo Ootsuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60176467A priority Critical patent/JPS6237633A/ja
Publication of JPS6237633A publication Critical patent/JPS6237633A/ja
Publication of JPH0371613B2 publication Critical patent/JPH0371613B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、各部屋の室温を独立に調節できる
ダクト式の空気調和機に関するものである。
[従来の技術] 従来、可変風量(VAV)方式を採用したダク
ト式の空気調和機において、各部屋へ送風量調節
用のダンパの設置には次のようなものがあつた。
第1は例えば特開昭57−196029号公報に示され
ているように、熱源機に接続されたダクトの各枝
部分に絞り方式の風量調節ユニツトを配置し、各
部屋に設置されたダンパ制御用サーモスタツトの
信号により、熱負荷に見合つた送風量になるよう
に風量調節ユニツト内のダンパの開度を調節する
ものである。
第2は、例えば特開昭50−91937号公報に示さ
れているように、熱源機と各部屋をたこ足状のダ
クトで結び、ダクト先端部の吹出口内にダンパを
設けたものである。なお、ダンパはたこ足状のダ
クトの途中に配置することも可能である。
第3は、例えば特公昭50−37456号公報に示さ
れた方式で、熱源機内に必要数のダンパを内蔵さ
せ、これらからたこ足状に各部屋にダクトを接続
したものである。
そして、上述した従来のものは、いずれもダン
パより上流側の空気圧力がほぼ一定になるように
熱源機内の送風機の容量を例えば回転数制御する
ことなどにより調節し、また送風する空気の温度
もほぼ一定になるように熱源機の熱交換機の容量
を制御して調節している。
[発明が解決しようとする問題点] 上述のような従来の空気調和機のうち第1のも
のは、熱源機と各風量調節ユニツトとの距離が長
い場合には、電気配線工事が面倒になり、上記ユ
ニツトを天井裏に設け、天井面に各ユニツトに対
応する点検口を設ける必要があり、一般住宅用で
は点検口の設置がむずかしいという問題点があつ
た。第2のものは、第1のものと同様に電気配線
工事が面倒になるとともに、ダクトの吹出口で風
量が大きく絞られるので、圧力損失による騒音が
発生しこの騒音が室内に直接伝わるという問題点
があつた。さらに第3のものは、第1、第2のも
のの問題点は解決できるが、空気調和を行う部屋
数に応じて熱源機のダンパの数を設計変更し、お
るいは予め多くのダンパを内蔵しておく必要があ
り、熱源機内に大きなプレナムチヤンバを設けな
ければならないという問題点があつた。
この発明は、上述した問題点を解決して、風量
調節ユニツトの取付け、配線工事が容易であり、
また空気調和を行う部屋数の制限もない空気調和
機を得ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る空気調和機は、熱源機の吹出接
続口に、風量調節用のダンパとこれを駆動するモ
ータとを有する風量調節ユニツトを順次連結し、
これらのユニツトと各部屋をダクトで結び、各部
屋に設けたサーモスタツトで上記ダンパの開度を
制御するようにしたものである。
[作用] この発明における空気調和機では、風量調節ユ
ニツトを部屋数に応じた個数だけ熱源機の吹出接
続口に順次接続することで、空気調和をする部屋
数に自在に対応することができ、自由度が大きい
個別空気調和のシステムを構成できる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示す構成説明図
である。図において、1は熱源機であり、熱源機
1は図示しないヒートポンプと結ばれた熱交換器
2と、送風機2aと、フイルタ3と、吹出接続口
4とを有している。5は熱源機1の吹出接続口4
に順次連結された複数の風量調節ユニツトであ
り、これらのユニツト5は両端が開口した横ダク
ト6と、横ダクト6の中央に取付けられて連通す
る縦ダクト7とでT字形にダクトが構成されてい
る。8は上記横ダクト6の一端に設けられた嵌合
部であり、接続部としての嵌合部8によつて横ダ
クト6どうし、あるいは吹出接続口4と横ダクト
6との接続が行われている。9は上記縦ダクト7
内に設置された1枚羽根状の送風量調節用のダン
パ、10はダンパ9の開度を制御するためのステ
ツピング式のモータである。11は末端に接続さ
れた風量調節ユニツト5の横ダクト6の開口端を
塞ぐ端板、12は縦ダクト7の先端開口部に接続
されたフレキシブルな円形断面のダクト、13は
ダクト12の先端部に接続され部屋16の天井面
16aなどに取付けられた吹出口、14は部屋1
6のドア17下部などに設けられた環気用の吸込
口、15は部屋16内に取付けられたルームサー
モスタツトであり、図示しない制御装置を介して
モータ10に接続されている。
上述のように構成された空気調和機では、空気
調和をする部屋数に応じて風量調節ユニツト5を
順次接続することにより、各種施工ケースに対応
させる。なお、熱源機1や風量調節ユニツト5の
設置場所は、機械室や天井裏などを自由に選ぶこ
とができる。送風量調節用ダンパ9の制御はルー
ムサーモスタツト15で検出された室温が予め設
定された室温になるようにモータ10をオンオフ
制御し、あるいは設定値と室温の差に応じてモー
タ10でダンパ9の開度を制御装置により変更し
て風量を変えることで、室温を制御する。なお、
熱源機1は各ダクト12を流れる総風量に応じて
給気温度がほぼ一定になるようにオンオフ的にあ
るいは容量制御的に制御する。また、送風機2a
は横ダクト6内の圧力がほぼ一定になるように回
転制御する。そして、送風機2aの運転により、
熱交換器2を通過して空気調和された空気が各ダ
ンパ9で風量調節され、ダクト12を通つて吹出
口13へ送られ、部屋16内に吹出して部屋16
内を空気調和し、吸込口14から廊下などを通り
再び熱源機1へ戻る。
なお、上述実施例では、各風量調節ユニツト5
の横ダクト6の径を同一にしたが、数種類の径の
ものを用意しておき、熱源機1から遠くなるにし
たがつて順次径が細くなるように横ダクト6を接
続してもよく、このようにしても、遠くなるにし
たがつて送風量が順次減少するので、圧力損失が
増えることはない。また、上記実施例では風量調
節ユニツトを絞り方式としたが、これをバイバス
方式にしてもよい。さらに熱源機1には上述のも
の以外に、ヒートポンプと一体化したものや、フ
アーネスなどを利用することもできる。
[発明の効果] この発明は、以上説明したとおり、ダンパを有
し、接続部を介して互いに接続される風量調節ユ
ニツトを用いることにより、この風量調節ユニツ
トを部屋数に応じて必要な数だけ順次接続して構
成することで、どんな部屋数であつても容易にか
つ自在に対応することができ、配線工事が容易に
でき、個別空気調和が容易に行えるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による空気調和機
を示す構成説明図である。 1……熱源機、2……熱交換器、2a……送風
機、4……吹出接続口、5……風量調節ユニツ
ト、6……横ダクト、7……縦ダクト、8……嵌
合部、9……ダンパ、10……モータ、11……
ダクト、15……サーモスタツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも送風機と熱交換器と吹出接続口を
    有する熱源機と;両端に接続部を有する横ダク
    ト、およびこの横ダクトの側壁面に連通され、内
    部に送風量調節用のダンパとこれを駆動するモー
    タを有する縦ダクトからなる複数の風量調節ユニ
    ツトと;これらの風量調節ユニツトと各部屋を結
    ぶダクトと;各部屋に設けられた上記ダンパの制
    御用サーモスタツトとからなり;上記複数の風量
    調節ユニツトは互いにその接続部で順次連結され
    るとともに、その両端の風量調節ユニツトのそれ
    ぞれ外側の接続部が、一方は上記熱源機の吹出接
    続口に接続され、他方はその開口を塞ぐ端板が取
    付けられて構成されることを特徴とする空気調和
    機。 2 複数の風量調節ユニツトは、熱源機から遠く
    なるものほど横ダクトの径を順次細くした特許請
    求の範囲第1項に記載の空気調和機。 3 風量調節ユニツトのダンパは、部屋内のサー
    モスタツトの出力信号によつてオンオフ制御され
    るようにした特許請求の範囲第1項又は第2項に
    記載の空気調和機。 4 風量調節ユニツトのダンパは、部屋内のサー
    モスタツトの出力信号によつて比例制御されるよ
    うにした特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の空気調和機。
JP60176467A 1985-08-07 1985-08-07 空気調和機 Granted JPS6237633A (ja)

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JP60176467A JPS6237633A (ja) 1985-08-07 1985-08-07 空気調和機

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JP60176467A JPS6237633A (ja) 1985-08-07 1985-08-07 空気調和機

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Publication Number Publication Date
JPS6237633A JPS6237633A (ja) 1987-02-18
JPH0371613B2 true JPH0371613B2 (ja) 1991-11-13

Family

ID=16014188

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JP60176467A Granted JPS6237633A (ja) 1985-08-07 1985-08-07 空気調和機

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JP2019219124A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 三菱電機株式会社 送風装置

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JPS6237633A (ja) 1987-02-18

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