JPH0371533A - 少なくとも1つの軸状部品が同軸関係にエンベロプ中に冷間はめあいされたマイクロ波管 - Google Patents
少なくとも1つの軸状部品が同軸関係にエンベロプ中に冷間はめあいされたマイクロ波管Info
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- JPH0371533A JPH0371533A JP2204945A JP20494590A JPH0371533A JP H0371533 A JPH0371533 A JP H0371533A JP 2204945 A JP2204945 A JP 2204945A JP 20494590 A JP20494590 A JP 20494590A JP H0371533 A JPH0371533 A JP H0371533A
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Classifications
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
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-
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- H01J23/165—Manufacturing processes or apparatus therefore
-
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、冷間はめあいにより同軸関係にあるエンベロ
プに取付けられる少なくとも1つの軸状部品を備えるマ
イクロ波管に関する。
プに取付けられる少なくとも1つの軸状部品を備えるマ
イクロ波管に関する。
本発明は、主に進行波管の螺旋形遅延線、並びに直進相
互作用マイクロ波管の電子銃またはコレクタに適用する
ことができる。
互作用マイクロ波管の電子銃またはコレクタに適用する
ことができる。
従来の技術
進行波管は、細長い電子ビームと、増幅すべきマイクロ
波を案内するための遅延線どを相互作用させるように形
成される。この遅延線は、螺旋形をしていることが多く
、金属製である。そして、その螺旋形遅延線(以下、単
に「ヘリックス」とも称す)は、誘電体ロッド状の少な
くとも3つの誘電スペーサにより中心に保持されて、シ
ース形状の金属エンベロプ中に挿入されている。ヘリッ
クスは、数個の連続した部分により形成されることもあ
る。それらヘリックスの2つの互いに向き合う部分の端
部において、誘電体ロッド上に減衰器を設けることがで
きる。これによって、マイクロ管が発振するのを防ぐこ
とができるので、利得を高めることができる。
波を案内するための遅延線どを相互作用させるように形
成される。この遅延線は、螺旋形をしていることが多く
、金属製である。そして、その螺旋形遅延線(以下、単
に「ヘリックス」とも称す)は、誘電体ロッド状の少な
くとも3つの誘電スペーサにより中心に保持されて、シ
ース形状の金属エンベロプ中に挿入されている。ヘリッ
クスは、数個の連続した部分により形成されることもあ
る。それらヘリックスの2つの互いに向き合う部分の端
部において、誘電体ロッド上に減衰器を設けることがで
きる。これによって、マイクロ管が発振するのを防ぐこ
とができるので、利得を高めることができる。
電子ビームは、遅延線の入力部に位置する電子銃から細
則され、遅延線の出力部に位置するコレクタに回収され
る。電子ビームを収束するように集束装置が遅延線を取
り囲んでいる。
則され、遅延線の出力部に位置するコレクタに回収され
る。電子ビームを収束するように集束装置が遅延線を取
り囲んでいる。
エンベロプは、回転幻称の円筒形をしていることが多く
、また、螺旋形遅延線と同軸にある。エンベロプは、連
続した金属リングにより形成することもできる。それら
連続した金属リングは、マイクロ波管内部に真空を維持
することを可能にし、また集束装置としても作用する。
、また、螺旋形遅延線と同軸にある。エンベロプは、連
続した金属リングにより形成することもできる。それら
連続した金属リングは、マイクロ波管内部に真空を維持
することを可能にし、また集束装置としても作用する。
進行波管が連続モードで動作するとき、ヘリックスは非
常に加熱される。この加熱は、ヘリックスに衝突する電
子ビームの電子により放出されるパワーど、ヘリックス
からのジュール効果による損失とによるものである。こ
の加熱は、マイクロ波管の平均出力レベルに関係する。
常に加熱される。この加熱は、ヘリックスに衝突する電
子ビームの電子により放出されるパワーど、ヘリックス
からのジュール効果による損失とによるものである。こ
の加熱は、マイクロ波管の平均出力レベルに関係する。
この加熱を制限するため、第一に、ヘリックス、誘電体
ロッドならびにエンベロプについて、適切な材料を選択
し、第二に、ヘリックスと誘電体ロッドとの間及び誘電
体ロッドとエンベロプとの間に良好な接触を確保するこ
とが必要となる。
ロッドならびにエンベロプについて、適切な材料を選択
し、第二に、ヘリックスと誘電体ロッドとの間及び誘電
体ロッドとエンベロプとの間に良好な接触を確保するこ
とが必要となる。
ヘリックスは、タングステンまたはモリブデンから作製
され、誘電体ロッドは窒化硼素、アルミナまたは酸化ベ
リリウム製であり、エンベロプの金属リングは鉄とステ
ンレス鋼を交互に用いて作製される。
され、誘電体ロッドは窒化硼素、アルミナまたは酸化ベ
リリウム製であり、エンベロプの金属リングは鉄とステ
ンレス鋼を交互に用いて作製される。
発明が解決しようとする課題
現在、誘電体ロッドにより取り囲まれるヘリックスをエ
ンベロプ中に取り付けるのに2つの主な方法が用いられ
ている。
ンベロプ中に取り付けるのに2つの主な方法が用いられ
ている。
第一の方法は、ヘリックス/誘電体ロッドの集合体をエ
ンベロプ中に圧力嵌めするものである。
ンベロプ中に圧力嵌めするものである。
この方法は、満足できる締付けまたは固定を実現するた
めに部品寸法を非常に精密に管理する必要がある。その
誤差は極めて低く、例えば、約5〜7μm程度でなけれ
ばならない。
めに部品寸法を非常に精密に管理する必要がある。その
誤差は極めて低く、例えば、約5〜7μm程度でなけれ
ばならない。
第二の方法は、よく用いられる方法であるが、エンベロ
プを加熱して膨張させた後、その中にヘリックス/誘電
体ロッドの集合体を挿入するというものである。冷却す
ると、締付けが得られる。
プを加熱して膨張させた後、その中にヘリックス/誘電
体ロッドの集合体を挿入するというものである。冷却す
ると、締付けが得られる。
加熱下で、ヘリックス/誘電体ロッドの集合体の挿入を
可能にするのに必要な隙間は0.02〜0.03mmで
ある。しか腰この方法には深刻な問題点がある。
可能にするのに必要な隙間は0.02〜0.03mmで
ある。しか腰この方法には深刻な問題点がある。
すなわち、この方法の実施は時間がかかり、困難である
。エンベロプは約700℃まで加熱しなければならない
。加熱操作には数時間かかり、冷却操作も同様である。
。エンベロプは約700℃まで加熱しなければならない
。加熱操作には数時間かかり、冷却操作も同様である。
ヘリックス/誘電体口・ソド集合体を加熱されたシース
に挿入するとき、誘電体ロッド上に設けた減衰器が酸化
によって劣化する恐れがある。また、この方法でも、部
品の許容誤差が比較的厳密である必要がある。
に挿入するとき、誘電体ロッド上に設けた減衰器が酸化
によって劣化する恐れがある。また、この方法でも、部
品の許容誤差が比較的厳密である必要がある。
課題を解決するための手段
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決して
、加熱も、部品またはエンベロプの予備変形も必要とせ
ず、且つ、要求される許容誤差が従来技術より大きい、
冷間はめあいによりエンベロプ中に取り付けられる少な
くとも1つの同軸状部品を備えるマイクロ波管を提供す
ることである。
、加熱も、部品またはエンベロプの予備変形も必要とせ
ず、且つ、要求される許容誤差が従来技術より大きい、
冷間はめあいによりエンベロプ中に取り付けられる少な
くとも1つの同軸状部品を備えるマイクロ波管を提供す
ることである。
本発明によるならば、少なくとも1つの軸状部品の外側
表面と該軸状部品と同軸関係のエンベロプの内側表面と
の間に配置されたスペーサによって、前記軸状部品が前
記エンベロプ内に嵌め込まれると共に前記エンベロプの
中心に保持されているマイクロ波管であって、前記軸状
部品と前記スペーサとが第一相対半径方向位置にあると
き前記軸状部品と前記スペーサとが前記エンベロプに自
由に挿入されて、前記軸状部品と前記スペーサどが前記
第一相対半径方向位置から第二相対半径方向位置へ相対
的に回転するときに、前記軸状部品の外側表面と前記エ
ンベロプの内側表面との間に前記スペーサを締め付ける
力が生じるように、前記軸状部品の外側表面と前記エン
ベロプの内側表面との形状が決定されていることを特徴
とするマイクロ波管が提供される。
表面と該軸状部品と同軸関係のエンベロプの内側表面と
の間に配置されたスペーサによって、前記軸状部品が前
記エンベロプ内に嵌め込まれると共に前記エンベロプの
中心に保持されているマイクロ波管であって、前記軸状
部品と前記スペーサとが第一相対半径方向位置にあると
き前記軸状部品と前記スペーサとが前記エンベロプに自
由に挿入されて、前記軸状部品と前記スペーサどが前記
第一相対半径方向位置から第二相対半径方向位置へ相対
的に回転するときに、前記軸状部品の外側表面と前記エ
ンベロプの内側表面との間に前記スペーサを締め付ける
力が生じるように、前記軸状部品の外側表面と前記エン
ベロプの内側表面との形状が決定されていることを特徴
とするマイクロ波管が提供される。
第一の態様によれば、エンベロプの内側表面には、半径
が次第に小さくなる円筒状扇形部分が連続して形成され
る。
が次第に小さくなる円筒状扇形部分が連続して形成され
る。
変形例によれば、エンベロプの内側表面には、突起によ
り隔てられた円筒状扇形部分から形成され、各突起の上
に溝が設けられている。
り隔てられた円筒状扇形部分から形成され、各突起の上
に溝が設けられている。
別の変形例によれば、エンベロプの内側表面には、1つ
の円筒状扇形部分と、上部に溝が設けられた1つの突起
とから形成されている。
の円筒状扇形部分と、上部に溝が設けられた1つの突起
とから形成されている。
別の変形例によれば、軸状部品の外側表面は、凹状表面
が峻部に形成されているプリズム面から形成されている
。
が峻部に形成されているプリズム面から形成されている
。
エンベロプの内側表面および/または軸状部品の外側表
面は、ブローチ削り、引抜き加工または機械加工によっ
て得られる。
面は、ブローチ削り、引抜き加工または機械加工によっ
て得られる。
例えば、マイクロ波管は進行波管であり、軸状部品は螺
旋形遅延線、またエンベロプはシースである。
旋形遅延線、またエンベロプはシースである。
軸状部品は、直進形相互作用管の電子銃もしくはコレク
タでもよい。
タでもよい。
添付の図面を参照にして以下に行う説明から、本発明は
さらに詳しく理解され、その他の特徴および利点も明ら
かになるであろう。
さらに詳しく理解され、その他の特徴および利点も明ら
かになるであろう。
実施例
第1図は、金属製のシース2中に同軸に取付けられた進
行波管の螺旋形遅延線(ヘリックス〉の横断面図を示す
。ヘリックスには参照番号1を付しである。ヘリックス
1は、ヘリックス1をシース2中の中心に位置させる少
なくとも3つの誘電体ロッド3により支持されている。
行波管の螺旋形遅延線(ヘリックス〉の横断面図を示す
。ヘリックスには参照番号1を付しである。ヘリックス
1は、ヘリックス1をシース2中の中心に位置させる少
なくとも3つの誘電体ロッド3により支持されている。
これらの誘電体ロッド3は、シース2内にヘリックス/
誘電体ロッド集合体を締付ける役割も果たす。
誘電体ロッド集合体を締付ける役割も果たす。
シース2は円筒状管として図示しである。シース2中へ
のヘリックス1の取付けは加熱下で行われる場合が多い
。シース2は加熱されて膨張し、ヘリックス/誘電体ロ
ッド集合体は、その膨張したシース2の中に挿入される
。シース2の冷却過程において必要な締付けが遠戚され
る。
のヘリックス1の取付けは加熱下で行われる場合が多い
。シース2は加熱されて膨張し、ヘリックス/誘電体ロ
ッド集合体は、その膨張したシース2の中に挿入される
。シース2の冷却過程において必要な締付けが遠戚され
る。
マイクロ波管が作動中のとき、ヘリックスの加熱を制限
するためには、ヘリックス1の外側表面4と誘電体ロッ
ド3の第1の面5との間と、誘電体ロッド3の第2の面
7とシース2の内側表面6との間とに良好な接触が達成
されていなければならない。面5及び7は互いに反対方
向を向いている。2つの面5及び7の寸法および形状は
、これらの面が、ヘリックス1の外側表面4とシース2
の内側表面6とにそれぞれ合致するように選択する。こ
の図面では1.ヘリックス1の外側表面4とシース2の
内側表面6は円筒状である。誘電体ロッド3は、はぼ台
形の断面をしており、ヘリックス1の周りに等間隔で置
かれている。
するためには、ヘリックス1の外側表面4と誘電体ロッ
ド3の第1の面5との間と、誘電体ロッド3の第2の面
7とシース2の内側表面6との間とに良好な接触が達成
されていなければならない。面5及び7は互いに反対方
向を向いている。2つの面5及び7の寸法および形状は
、これらの面が、ヘリックス1の外側表面4とシース2
の内側表面6とにそれぞれ合致するように選択する。こ
の図面では1.ヘリックス1の外側表面4とシース2の
内側表面6は円筒状である。誘電体ロッド3は、はぼ台
形の断面をしており、ヘリックス1の周りに等間隔で置
かれている。
第2図は、同軸シース12中に取り付けられた本発明に
従う進行波管の螺旋形遅延線の横断面を示す。ヘリック
スは参照番号11で示した。ヘリックス11は、ヘリッ
クス11をシース12中の中心に位置させる少なくとも
3つの誘電体ロッド13により支持されている。誘電体
ロッド13は、ヘリックス/誘電体ロッド集合体をシー
ス中に締付ける役割も果たし、はぼ矩形の断面をしてい
る。シースは円筒状の金属管から作製されている。シー
ス12の内側表面16は、少なくとも1つの隆起部18
を備えている。この隆起部18は、少なくとも1つの誘
電体ロッド13を止めて、シース12中にヘリックス/
誘電体ロッド集合体の半径方向の締付けを行う。隆起部
18は少なくとも1つの止め領域20を備える。
従う進行波管の螺旋形遅延線の横断面を示す。ヘリック
スは参照番号11で示した。ヘリックス11は、ヘリッ
クス11をシース12中の中心に位置させる少なくとも
3つの誘電体ロッド13により支持されている。誘電体
ロッド13は、ヘリックス/誘電体ロッド集合体をシー
ス中に締付ける役割も果たし、はぼ矩形の断面をしてい
る。シースは円筒状の金属管から作製されている。シー
ス12の内側表面16は、少なくとも1つの隆起部18
を備えている。この隆起部18は、少なくとも1つの誘
電体ロッド13を止めて、シース12中にヘリックス/
誘電体ロッド集合体の半径方向の締付けを行う。隆起部
18は少なくとも1つの止め領域20を備える。
第2図では、シース12の内側表面には、半径が次第に
小さくなっている円筒状扇形部分が連続して形成されて
いる。これらの円筒状扇形部分は互いにほぼ同一の形状
である。
小さくなっている円筒状扇形部分が連続して形成されて
いる。これらの円筒状扇形部分は互いにほぼ同一の形状
である。
シース12の内側表面に形成されている各隆起部18は
、止め領域20とそれに続くノツチ19とを備えている
。ノツチ19はシース12の軸に平行である。
、止め領域20とそれに続くノツチ19とを備えている
。ノツチ19はシース12の軸に平行である。
図面には誘電体ロッド13と同数の隆起部、即ち3つの
隆起部を示している。
隆起部を示している。
ノツチ19は、管内部をブローチ削りまたは機械加工す
ることにより形成され、その厚さは精密に選択される。
ることにより形成され、その厚さは精密に選択される。
各ノツチ19の一方の側面17は、マイクロ波管の半径
方向に延びている。
方向に延びている。
第2図は、破線で示したように三日月形を半分にした表
面15を示している。この表面15は、側面17に向か
い合うように形成されている。この表面15は、ノツチ
19を設ける際に取り除かれる部分に対応する。
面15を示している。この表面15は、側面17に向か
い合うように形成されている。この表面15は、ノツチ
19を設ける際に取り除かれる部分に対応する。
ヘリックス/誘電体ロッド集合体がシース中で締付けら
れたとき、各誘電体ロッドは一端がヘリックス11の外
側表面14と、また他端がノツチ19近傍の止め領域2
0においてシース12と接触することになる。隆起部1
8で止められるべき誘電体ロッド13の寸法は適切に選
択される。誘電体ロッドはヘリックス11の周囲に均一
に分布することが望ましい。隆起部18は、誘電体ロッ
ド13が止め領域20と接触するように構成される。
れたとき、各誘電体ロッドは一端がヘリックス11の外
側表面14と、また他端がノツチ19近傍の止め領域2
0においてシース12と接触することになる。隆起部1
8で止められるべき誘電体ロッド13の寸法は適切に選
択される。誘電体ロッドはヘリックス11の周囲に均一
に分布することが望ましい。隆起部18は、誘電体ロッ
ド13が止め領域20と接触するように構成される。
この図面は一例に過ぎず、考えられる隆起部18の形状
は非常に多様である。ヘリックスにまり生皮された熱を
効果的に除去するためには、隆起部18をシースの長さ
全体にわたって設ければ充分である。
は非常に多様である。ヘリックスにまり生皮された熱を
効果的に除去するためには、隆起部18をシースの長さ
全体にわたって設ければ充分である。
適切な引抜きダイスを用いた引抜きによりこのようなシ
ースを作製することも可能である。
ースを作製することも可能である。
シース中へのヘリックス/誘電体ロッド集合体の取付け
は非常に簡単である。誘電体ロッド13をヘリックス1
1の周りに配置した後、誘電体ロッドをr障害物のない
」解放領域に位置させるように注意しながら集合体を挿
入する。第2図では、その解放領域は例えば、ノツチ1
9に対応する。
は非常に簡単である。誘電体ロッド13をヘリックス1
1の周りに配置した後、誘電体ロッドをr障害物のない
」解放領域に位置させるように注意しながら集合体を挿
入する。第2図では、その解放領域は例えば、ノツチ1
9に対応する。
誘電体ロッドは、隆起部18をなす表面への誘電体ロッ
ド13の相対的変位により止められる。ここで、ヘリッ
クス/誘電体ロッドの集合体は、各誘電体ロッド13が
止め領域20と接触するまで矢印の方向に回転すること
になる。
ド13の相対的変位により止められる。ここで、ヘリッ
クス/誘電体ロッドの集合体は、各誘電体ロッド13が
止め領域20と接触するまで矢印の方向に回転すること
になる。
この回転によりシースは固定される。ヘリックス/誘電
体ロッド集合体を固定したままで、シース12自体を回
転する場合にも、同じ結果が得られる。目的に合わせた
工具を用いてこのような回転運動を達成することができ
る。これについては第5a図および第5b図を参照して
後述する。
体ロッド集合体を固定したままで、シース12自体を回
転する場合にも、同じ結果が得られる。目的に合わせた
工具を用いてこのような回転運動を達成することができ
る。これについては第5a図および第5b図を参照して
後述する。
取付けは冷間で行われるので、誘電体ロッドに設けた減
衰器の酸化による劣化は相当減少する。
衰器の酸化による劣化は相当減少する。
第3図は、本発明に従う進行波管の螺旋形遅延線の横断
面を示す。ヘリックス21はシース22中に取付けられ
る。シースはヘリックスと同軸の円筒状の管である。ヘ
リックス21は円筒状の外側表面24を備える。ヘリッ
クス21は、ヘリックスを締付けた状態でシース22内
の中心に維持する3つの誘電体ロッド23により支持さ
れている。
面を示す。ヘリックス21はシース22中に取付けられ
る。シースはヘリックスと同軸の円筒状の管である。ヘ
リックス21は円筒状の外側表面24を備える。ヘリッ
クス21は、ヘリックスを締付けた状態でシース22内
の中心に維持する3つの誘電体ロッド23により支持さ
れている。
シース22の内側表面26は、ここでは誘電体ロッド2
3ど同じ数の隆起部28を備える。これら隆起部28の
各々は誘電体ロッドを止めるように構成される。これら
の隆起部は少なくとも1つの止め領域を有する。構造お
よび取付けを簡単にするため、隆起部28は同一とした
が、同一でなくてもよい。
3ど同じ数の隆起部28を備える。これら隆起部28の
各々は誘電体ロッドを止めるように構成される。これら
の隆起部は少なくとも1つの止め領域を有する。構造お
よび取付けを簡単にするため、隆起部28は同一とした
が、同一でなくてもよい。
誘電体ロッドの形状および寸法は隆起部と合致している
。各隆起部28は突起27により形成される。
。各隆起部28は突起27により形成される。
この突起27の先端はシースの中心に向かって尖ってお
り、溝29を備える。この溝29中に誘電体ロッド23
が収納される。溝29の底部および/または両側が、止
め領域を形成している。隆起部28はシースの内側表面
に均一に分布している。
り、溝29を備える。この溝29中に誘電体ロッド23
が収納される。溝29の底部および/または両側が、止
め領域を形成している。隆起部28はシースの内側表面
に均一に分布している。
第4図は、シース32に取り付けられた螺旋形遅延線の
もう1つの変形例を示す。この図面の要素は、第3図の
要素にほぼ類似している。同一要素は同じ参照番号で示
した。ここには3つの誘電体ロッド23.30がある。
もう1つの変形例を示す。この図面の要素は、第3図の
要素にほぼ類似している。同一要素は同じ参照番号で示
した。ここには3つの誘電体ロッド23.30がある。
単一誘電体ロッド23は、第3図の隆起部と同じ隆起部
28により止められる。
28により止められる。
シース32は、隆起部28の箇所を除いて円筒状である
。
。
他の2つの誘電体ロッド30は、ヘリックス21の外側
表面24と接触する面31と、シース32の内側表面と
接触するもう1つの面33を有している。面31および
33は互いに反対方向を向いている。誘電体ロッド23
と誘電体ロッド30は同じ寸法ではない。
表面24と接触する面31と、シース32の内側表面と
接触するもう1つの面33を有している。面31および
33は互いに反対方向を向いている。誘電体ロッド23
と誘電体ロッド30は同じ寸法ではない。
第5a図および第5b図は、本発明に従うマイクロ波管
の軸状部品をシース中に取り付けるのに適した工具の縦
断面および横断面をそれぞれ示す。
の軸状部品をシース中に取り付けるのに適した工具の縦
断面および横断面をそれぞれ示す。
図示した実施例は、シース52中の螺旋形遅延線51の
取付けを可能にする。シース52は、集束装置としても
作用する。少なくとも3つの誘電体ロッド53が、ヘリ
ックスを支持し、シース52中での適切な締付けを確保
する。
取付けを可能にする。シース52は、集束装置としても
作用する。少なくとも3つの誘電体ロッド53が、ヘリ
ックスを支持し、シース52中での適切な締付けを確保
する。
1つの型工具54が、互いに隣接する2つの誘電体ロッ
ド53の間に配置される。この型工具は、2つの誘電体
ロッド53、ヘリックス51およびシース52の間の全
空間を占める。3つの型工具54があり、ヘリックスよ
り長く、フレーム55に固定されている。
ド53の間に配置される。この型工具は、2つの誘電体
ロッド53、ヘリックス51およびシース52の間の全
空間を占める。3つの型工具54があり、ヘリックスよ
り長く、フレーム55に固定されている。
シース54は、移動可能な把手57を有するマンドレル
56中に収納されている。把手57の移動によりマンド
レル56とシース52を回転運動させることができる。
56中に収納されている。把手57の移動によりマンド
レル56とシース52を回転運動させることができる。
一方、ヘリックス/誘電体ロッドの集合体は、フレーム
55に固定された型工具54により固定状態に維持され
る。シース52の回転運動により誘電体ロッドを止める
ことができる。ねじ手段58により、マンドレル56を
シース52の周りに締め付けることができる。
55に固定された型工具54により固定状態に維持され
る。シース52の回転運動により誘電体ロッドを止める
ことができる。ねじ手段58により、マンドレル56を
シース52の周りに締め付けることができる。
把手は、締付は力を制御するためのトルクレンチを備え
ていてもよい。
ていてもよい。
また、反対に、シースを固定マンドレル中に保持して固
定しておき、型工具を回転させることによりヘリックス
/誘電体ロッド集合体を回転変位するような構成も考え
られる。但し、このような工具は図示していない。
定しておき、型工具を回転させることによりヘリックス
/誘電体ロッド集合体を回転変位するような構成も考え
られる。但し、このような工具は図示していない。
本発明は、同軸関係のエンベロプ中に取り付けられる軸
状部品を備えたあらゆるマイクロ波管に適用することが
できる。この部品は、例えば、直線形相互作用管の電子
銃またはコレクタである。
状部品を備えたあらゆるマイクロ波管に適用することが
できる。この部品は、例えば、直線形相互作用管の電子
銃またはコレクタである。
本発明は遅延線に制限されるわけではない。
直線形相互作用マイクロ波管は、直進電子ビームを生成
する電子銃を備える。この電子ビームはマイクロ波回路
を通過した後、コレクタ中に回収される。
する電子銃を備える。この電子ビームはマイクロ波回路
を通過した後、コレクタ中に回収される。
第6a図および第6b図はそれぞれ直進形相互作用マイ
クロ波管のコレクタ60の縦断面および横断面を示す。
クロ波管のコレクタ60の縦断面および横断面を示す。
このコレクタ60は、マイクロ波管の軸線の延長に位置
する中空の円筒状をしている。
する中空の円筒状をしている。
コレクタ60は金属製である。これは同軸関係のエンベ
ロプ61中に取り付けられる。このエンベロプ61はマ
イクロ波管の内側と外側の間を気密に維持するために設
けられる。というのは、マイクロ波管内部は高い真空に
されているからである。
ロプ61中に取り付けられる。このエンベロプ61はマ
イクロ波管の内側と外側の間を気密に維持するために設
けられる。というのは、マイクロ波管内部は高い真空に
されているからである。
コレクタ60は、はぼ矩形の断面をした少なくとも3つ
の誘電体ロッド状のスペーサ62により支持されている
。これらのスペーサは、電気絶縁性で優れた熱伝導体で
ある材料から作製されている。
の誘電体ロッド状のスペーサ62により支持されている
。これらのスペーサは、電気絶縁性で優れた熱伝導体で
ある材料から作製されている。
電子ビームを回収する際、コレクタ60はかなり加熱さ
れるので、この熱はエンベロプ61の方向に除去しなけ
ればならない。その結果、コレクタ60とスペーサ62
の間と、スペーサ62とエンベロプ61の間とに良好な
接触が求められる。エンベロプ内のコレクタ/スペーサ
集合体の適切な締付けが必要とされる。
れるので、この熱はエンベロプ61の方向に除去しなけ
ればならない。その結果、コレクタ60とスペーサ62
の間と、スペーサ62とエンベロプ61の間とに良好な
接触が求められる。エンベロプ内のコレクタ/スペーサ
集合体の適切な締付けが必要とされる。
コレクタ60の内側表面63は円筒状であるのに対し、
その外側表面64は六角形である。
その外側表面64は六角形である。
スペーサ62の互いに反対方向に向いた面69.70は
、エンベロプ61およびコレクタ60とそれぞれ接触し
ている。面70は六角形の一辺と完全に接触している。
、エンベロプ61およびコレクタ60とそれぞれ接触し
ている。面70は六角形の一辺と完全に接触している。
エンベロプ61はコレクタ60と同軸な円筒状の管であ
る。その内側表面65は少なくとも1つの隆起部66を
備える。スペーサ62と同数の隆起部66を示した。隆
起部の数は図示したものより少なくても多くてもよい。
る。その内側表面65は少なくとも1つの隆起部66を
備える。スペーサ62と同数の隆起部66を示した。隆
起部の数は図示したものより少なくても多くてもよい。
これらの隆起部66は第2図に示したものと同じ形状で
ある。止め領域67およびノツチ68が示されている。
ある。止め領域67およびノツチ68が示されている。
この隆起部は、スペーサ62を止めることにより、コレ
クタ/スペーサの集合体がエンベロプ61中に締め付け
られるように構成されている。
クタ/スペーサの集合体がエンベロプ61中に締め付け
られるように構成されている。
コレクタ60はヘリックスと同じようにエンベロプ61
中に取付けられる。
中に取付けられる。
コレクタ/スペーサ集合体は、スペーサを解放領域に位
置させるように注意しながらエンベロプ61中に挿入さ
れる。この様子は第6b図に示されている。このとき、
スペーサはノツチ68近傍にある。スペーサ62が止め
領域67で固定状態となるまで矢印方向にコレクタ/ス
ペーサの集合体を動かすことにより固定することができ
る。
置させるように注意しながらエンベロプ61中に挿入さ
れる。この様子は第6b図に示されている。このとき、
スペーサはノツチ68近傍にある。スペーサ62が止め
領域67で固定状態となるまで矢印方向にコレクタ/ス
ペーサの集合体を動かすことにより固定することができ
る。
これは回転運動である。この回転運動の間、エンベロプ
61は固定される。しかし、コレクタ/スペーサ集合体
を固定しておいて、エンベロプ61を回転変位させるこ
ともできる。
61は固定される。しかし、コレクタ/スペーサ集合体
を固定しておいて、エンベロプ61を回転変位させるこ
ともできる。
第7a図及び第7b図は、直進形相互作用マイクロ波管
の電子銃80の縦断面および横断面をそれぞれ示す。こ
の電子銃80はマイクロ波管の軸線の延長に位置し、同
軸関係のエンベロプ71中に取付けられる。
の電子銃80の縦断面および横断面をそれぞれ示す。こ
の電子銃80はマイクロ波管の軸線の延長に位置し、同
軸関係のエンベロプ71中に取付けられる。
電子銃は、陽極76に向けて電子ビームを放出する陰極
74を備える。ここには電子ビームのパルス変調に使用
することのできるもう1つの電極75も示した。陽極7
6と電極75は中心に孔が開けられ、そこを電子ビーム
が通過する。尚、電子ビームは示していない。
74を備える。ここには電子ビームのパルス変調に使用
することのできるもう1つの電極75も示した。陽極7
6と電極75は中心に孔が開けられ、そこを電子ビーム
が通過する。尚、電子ビームは示していない。
電子銃80は少なくとも3つのスペーサ73により支持
されている。ここで、電極74.75.76は各々3つ
のスペーサ73により支持されている。これらのスペー
サ73は電極74.75.76を互いに隔てている。ス
ペーサ73は一般的にセラミック製であり、円柱状の誘
電体ロッドの形状をしている。スペーサは、電子銃80
をエンベロプ71の中心に位置させることができる。
されている。ここで、電極74.75.76は各々3つ
のスペーサ73により支持されている。これらのスペー
サ73は電極74.75.76を互いに隔てている。ス
ペーサ73は一般的にセラミック製であり、円柱状の誘
電体ロッドの形状をしている。スペーサは、電子銃80
をエンベロプ71の中心に位置させることができる。
シース71は一般に、例えば、軟鉄等の金属製であり、
電子銃内部の高い真空を維持するのに使用され、また磁
石の役割も果たす。シースは管状で、その内側表面は円
筒状である。第7b図は横断面であり、2つの電極75
.76を示している。これらは、横断面がほぼ正三角形
である角柱の形状をしている。角柱の各稜線は、はぼ凹
状表面72により切り落とされている。
電子銃内部の高い真空を維持するのに使用され、また磁
石の役割も果たす。シースは管状で、その内側表面は円
筒状である。第7b図は横断面であり、2つの電極75
.76を示している。これらは、横断面がほぼ正三角形
である角柱の形状をしている。角柱の各稜線は、はぼ凹
状表面72により切り落とされている。
ここで、電極76.75の外側表面77.78は、スペ
ーサ73を止めるために設けられた少なくとも1つの隆
起部79を備える。ここでは隆起部79は凹状表面72
により形成されている。スペーサ73と同数の隆起部7
9が存在し、これらはすべて同じ形状である。これらの
凹状表面72も止め領域を形成している。
ーサ73を止めるために設けられた少なくとも1つの隆
起部79を備える。ここでは隆起部79は凹状表面72
により形成されている。スペーサ73と同数の隆起部7
9が存在し、これらはすべて同じ形状である。これらの
凹状表面72も止め領域を形成している。
電子銃の取付けは既に説明した方法と同様にできる。即
ち、スペーサを電極の周りに配置した後、スペーサが止
め領域から距離を置いた箇所に来るよう注意しながら電
極/スペーサ集合体をエンベロプ71中に挿入する。最
後に、各電極74.75.76を個別に回転移動させて
スペーサが止まるようにする。第5a図および第5b図
に示した工具に対応する目的に合った工具が使用される
。
ち、スペーサを電極の周りに配置した後、スペーサが止
め領域から距離を置いた箇所に来るよう注意しながら電
極/スペーサ集合体をエンベロプ71中に挿入する。最
後に、各電極74.75.76を個別に回転移動させて
スペーサが止まるようにする。第5a図および第5b図
に示した工具に対応する目的に合った工具が使用される
。
本発明は、組立てにかかる時間を縮小することにより、
マイクロ波管の価格を低減することができる。使用する
部品(軸状部品、スペーサ、シース)の価格も低減され
る。要求される許容誤差は従来の技術より大きい。即ち
、0.1〜0.2mmの許容誤差が可能である。
マイクロ波管の価格を低減することができる。使用する
部品(軸状部品、スペーサ、シース)の価格も低減され
る。要求される許容誤差は従来の技術より大きい。即ち
、0.1〜0.2mmの許容誤差が可能である。
酸化を防ぐための水素化窒素等の流体の使用はこの「冷
間はめあい」には必要ない。
間はめあい」には必要ない。
軸状部品は、既に組み立てた半組立部品に相当する、例
えば、マイクロ波窓を備える工、ンベロプ中に取り付け
ることができる。従来の技術では、高温下で脆い部品は
、破壊を防ぐため、後の段階で組立てていた。
えば、マイクロ波窓を備える工、ンベロプ中に取り付け
ることができる。従来の技術では、高温下で脆い部品は
、破壊を防ぐため、後の段階で組立てていた。
本発明は、特に、隆起部、スペーサ、エンベロプの内側
表面および軸状部品の外側表面に関して説明した実施例
に制限されない。
表面および軸状部品の外側表面に関して説明した実施例
に制限されない。
第1図は、従来の技術に従う進行波管の螺旋形遅延線の
横断面を示し、 第2図は、本発明に従う進行波管の螺旋形遅延線の横断
面を示し、 第3図は、本発明に従う進行波管の螺旋形遅延線の第一
変形例の横断面を示し、 第4図は、本発明に従う進行波管の螺旋形遅延線の第二
変形例の横断面を示し、 第5a図は、エンベロプ内にヘリックス/誘電体ロッド
集合体を締付は固定する工具の縦断面を示し、 第5b図は、第5a図に示す締付固定工具の横断面を示
し、 第6a図は、本発明に従うマイクロ波管のコレクタの縦
断面を示し、 第6b図は、第6a図に示すコレクタの横断面を示し、 第7a図は、本発明に従うマイクロ波の電子銃の縦断面
を示し、 第7b図は、第7a図に示す電子銃の横断面を示す。 (主な参照番号) 1.11.2131.51・・ヘリックス、2.12.
22.32.52・・金属シース、3.13.23.3
0・・誘電体ロッド、18.28.66.79・・隆起
部、 54・・型工具 55・・フレーム、56・・マ
ンドレル、57・・把手、 58・・ねじ手段、
横断面を示し、 第2図は、本発明に従う進行波管の螺旋形遅延線の横断
面を示し、 第3図は、本発明に従う進行波管の螺旋形遅延線の第一
変形例の横断面を示し、 第4図は、本発明に従う進行波管の螺旋形遅延線の第二
変形例の横断面を示し、 第5a図は、エンベロプ内にヘリックス/誘電体ロッド
集合体を締付は固定する工具の縦断面を示し、 第5b図は、第5a図に示す締付固定工具の横断面を示
し、 第6a図は、本発明に従うマイクロ波管のコレクタの縦
断面を示し、 第6b図は、第6a図に示すコレクタの横断面を示し、 第7a図は、本発明に従うマイクロ波の電子銃の縦断面
を示し、 第7b図は、第7a図に示す電子銃の横断面を示す。 (主な参照番号) 1.11.2131.51・・ヘリックス、2.12.
22.32.52・・金属シース、3.13.23.3
0・・誘電体ロッド、18.28.66.79・・隆起
部、 54・・型工具 55・・フレーム、56・・マ
ンドレル、57・・把手、 58・・ねじ手段、
Claims (9)
- (1)少なくとも1つの軸状部品の外側表面と該軸状部
品と同軸関係のエンベロプの内側表面との間に配置され
たスペーサによって、前記軸状部品が前記エンベロプ内
に嵌め込まれると共に前記エンベロプの中心に保持され
ているマイクロ波管であって、前記軸状部品と前記スペ
ーサとが第一相対半径方向位置にあるとき前記軸状部品
と前記スペーサとが前記エンベロプに自由に挿入されて
、前記軸状部品と前記スペーサとが前記第一相対半径方
向位置から第二相対半径方向位置へ相対的に回転すると
きに、前記軸状部品の外側表面と前記エンベロプの内側
表面との間に前記スペーサを締め付ける力が生じるよう
に、前記軸状部品の外側表面と前記エンベロプの内側表
面との形状が決定されていることを特徴とするマイクロ
波管。 - (2)前記エンベロプの内側表面には、半径が次第に小
さくなる円筒状扇形部分が連続して形成されていること
を特徴とする請求項1記載のマイクロ波管。 - (3)前記エンベロプの内側表面には、突起により隔て
られた円筒状扇形部分から形成され、各突起の上に溝が
設けられていることを特徴とする請求項1記載のマイク
ロ波管。 - (4)前記エンベロプの内側表面には、1つの円筒状扇
形部分と、上部に溝が設けられた1つの突起とから形成
されていることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波
管。 - (5)前記軸状部品の外側表面には、凹状表面が峻部が
形成されたプリズム面から形成されていることを特徴と
する請求項1記載のマイクロ波管。 - (6)前記エンベロプの内側表面および/または前記軸
状部品の外側表面が、ブローチ削り、引抜き加工または
機械加工によって形成されていることを特徴とする請求
項1〜5のいずれか一項に記載のマイクロ波管。 - (7)マイクロ波管は進行波管であり、軸状部品が螺旋
形遅延線であり、エンベロプはシースであることを特徴
とする請求項1記載のマイクロ波管。 - (8)マイクロ波管が直進形相互作用管であり、軸状部
品が電子銃であることを特徴とする請求項1記載のマイ
クロ波管。 - (9)マイクロ波管が直進形相互作用管であり、軸状部
品がコレクタであることを特徴とする請求項1記載のマ
イクロ波管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8910361 | 1989-08-01 | ||
FR8910361A FR2650702B1 (fr) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | Tube hyperfrequence muni au moins d'une piece axiale emmanchee a froid dans une enveloppe coaxiale |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0371533A true JPH0371533A (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=9384361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2204945A Pending JPH0371533A (ja) | 1989-08-01 | 1990-08-01 | 少なくとも1つの軸状部品が同軸関係にエンベロプ中に冷間はめあいされたマイクロ波管 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5083060A (ja) |
EP (1) | EP0412001A1 (ja) |
JP (1) | JPH0371533A (ja) |
FR (1) | FR2650702B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
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---|---|---|---|---|
JP3147838B2 (ja) | 1997-11-14 | 2001-03-19 | 日本電気株式会社 | 進行波管のコレクタ構造 |
JP2000215820A (ja) * | 1999-01-22 | 2000-08-04 | Nec Corp | ヘリックス型遅波回路 |
US6048242A (en) * | 1999-04-21 | 2000-04-11 | Hughes Electronics Corporation | Fabrication of traveling wavetube barrels using precision track forming |
FR2833749B1 (fr) * | 2001-12-14 | 2004-04-02 | Thales Sa | Refroidissement d'un tube electronique |
FR2884963A1 (fr) * | 2005-04-22 | 2006-10-27 | Thales Sa | Procede et dispositif de fabrication d'un top |
US9000670B2 (en) * | 2012-03-09 | 2015-04-07 | L-3 Communications Corporation | Harmonic mode magnetron |
CN106206218B (zh) * | 2016-07-14 | 2018-03-23 | 中国电子科技集团公司第十二研究所 | 一种角向非对称螺旋线慢波结构及该慢波结构的制造方法 |
CN106783470B (zh) * | 2016-12-26 | 2018-08-17 | 北京真空电子技术研究所(中国电子科技集团公司第十二研究所) | 用于复合管壳螺旋线慢波结构的装配模具及装配方法 |
Family Cites Families (11)
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US3271614A (en) * | 1961-08-18 | 1966-09-06 | Westinghouse Electric Corp | Electron discharge device envelope structure providing a radial force upon support rods |
GB984607A (en) * | 1962-07-19 | 1965-02-24 | Ferranti Ltd | Improvements relating to travelling-wave tubes |
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DE2329153C2 (de) * | 1973-06-07 | 1975-02-13 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Lauffeldröhre mit einer wendelartigen Verzögerungsleitung und Verfahren zur Herstellung der Lauffeldröhre |
FR2543734B1 (fr) * | 1983-03-31 | 1985-12-06 | Thomson Csf | Tube a onde progressive comportant un fourreau creuse de gorges et procede de fabrication |
US4840595A (en) * | 1986-08-29 | 1989-06-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Electron beam catcher for velocity modulated electron tubes |
US4947467A (en) * | 1988-03-24 | 1990-08-07 | Manoly Arthur E | Traveling-wave tube slow-wave structure with integral conductively-loaded barrel and method of making same |
-
1989
- 1989-08-01 FR FR8910361A patent/FR2650702B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-07-12 US US07/551,957 patent/US5083060A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-31 EP EP90402188A patent/EP0412001A1/fr not_active Withdrawn
- 1990-08-01 JP JP2204945A patent/JPH0371533A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2650702B1 (fr) | 1996-07-05 |
EP0412001A1 (fr) | 1991-02-06 |
US5083060A (en) | 1992-01-21 |
FR2650702A1 (fr) | 1991-02-08 |
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