JPH04230933A - 冷えた状態でのはめこみによって遅延線を受け入れるように構成されたスリーブを有する進行波管 - Google Patents

冷えた状態でのはめこみによって遅延線を受け入れるように構成されたスリーブを有する進行波管

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JPH04230933A
JPH04230933A JP12296691A JP12296691A JPH04230933A JP H04230933 A JPH04230933 A JP H04230933A JP 12296691 A JP12296691 A JP 12296691A JP 12296691 A JP12296691 A JP 12296691A JP H04230933 A JPH04230933 A JP H04230933A
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JP
Japan
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sleeve
delay line
traveling wave
slots
flange
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Withdrawn
Application number
JP12296691A
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English (en)
Inventor
Nugues Pierre
ピエール  ヌグ
Bizet Roger Marc
ビゼ  マルク  ロジャ
Henry Dominique
ドミニク アンリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thales Electron Devices SA
Original Assignee
Thomson Tubes Electroniques
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Publication date
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Publication of JPH04230933A publication Critical patent/JPH04230933A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J23/00Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
    • H01J23/16Circuit elements, having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube and interacting with the discharge
    • H01J23/24Slow-wave structures, e.g. delay systems
    • H01J23/26Helical slow-wave structures; Adjustment therefor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J23/00Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
    • H01J23/16Circuit elements, having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube and interacting with the discharge
    • H01J23/165Manufacturing processes or apparatus therefore

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷えた状態でのはめこみ
によって遅延線を受け入れるように構成されたスリーブ
を有する進行波管に関する。本発明は篏合が摩擦なしに
冷えた状態で行えるスリーブ中への遅延線装着を改良す
ることを狙っている。本発明は一体形成されたポールピ
ースを有するスリーブに適用出来る。本発明はまた遅延
線をスリーブ中に装着するための方法に関する。
【0002】進行波管は、長くてかつ薄い電子ビームを
、増巾されねばならないマイクロ波を導くために構成さ
れた遅延線と関連させることによって構成されている。 この遅延線はしばしばらせん形状を有しており、これは
金属性でかつ少なくとも3つのロッド状の誘電体支持体
によって中心がとられており、かつそれからスリーブ状
の金属ケーシング中に挿入されている。このらせん部分
は幾つかの連続する区分によって形成されても良い。減
衰特性部は向かい合うらせん区分の2つの端部のロッド
上に設けても良い。これはチューブの振動を阻止し、か
くしてそのゲインを増加する。電子ビームは遅延線の入
力端に配置されたガンによって発生され、かつ遅延線の
出力端に配置されたコレクター中に集められる。 この電子ビームを収束するためにフォーカシング装置が
遅延線を取り囲んでいる。
【0003】このスリーブはしばしば回転によって作り
出されるシリンダーの形をしている。このスリーブは遅
延線と同軸である。またこのスリーブはしっかりとシー
ルされておりチューブ内を高真空に保つことを可能にし
ている。
【0004】このスリーブはポールピースを一体化して
いても良くかつまたフォーカシング装置の一部を形成し
ていても良い。このスリーブはフランジ付きの実質的に
シリンダチューブの形をした磁性材の一体部分から構成
されても良い。
【0005】このフランジはポールピースの役割りを演
じる。交互に極性の変わるフォーカシング磁石がこれら
のフランジの間に挿入されている。この様にして作られ
たスリーブは真空気密を与えかつマグネットを支持する
に十分な強さがなくてはならない。
【0006】このスリーブは磁性材料のシリンダー状の
ブロックから得られる。それはフランジ付きのチューブ
に形成される。これの製作は非常に簡単に自動化するこ
とが出来る。らせん状の遅延線を有する進行波管が連続
して動作するとこのらせん部分は著しく加熱される。こ
の熱はこのらせん部分に衝突するビームの電子によって
放出されるパワーおよびこのらせん部分からのジュール
効果損失によるものである。この熱はまたこのチューブ
の平均パワーレベルにも関連している。
【0007】この熱を制限するためには、先づこのらせ
ん部分、ロッドおよびスリーブに適した材料を選ぶこと
および次にらせん部分とロット間、ロッドとスリーブ間
およびスリーブとチューブの外側間に効率の良い接触を
与えることが必要となる。
【0008】このらせん部分はしばしばタングステンあ
るいはモリブデンから作られロッドは窒化ボロンあるい
は酸化ベリリュームからそしてスリーブは鉄から作られ
る。
【0009】
【従来の技術】ロッドで取り囲まれたらせん部分をスリ
ーブ中に装着する主たる方法として現在のところ次の2
つがある。
【0010】第1の方法によると、らせん/ロッド組み
体はスリーブ中に押し込んではめられる。このらせん/
ロッド組み体はスリーブの内径よりも5〜7マイクロメ
ーター程大きな外形を持つ必要がある。この方法は十分
なクランプあるいはグリップを得るために部品寸法の非
常に精密なチェックを必要とする。
【0011】第2の方法によると、これはしばしば利用
されているのだが、スリーブはそれが膨張するように加
熱されてそしてそれかららせん/ロッド組み体がその中
に挿入される。このユニットが冷えるとグリップが生じ
る。加熱中にこのらせん/ロッド組み体の導入を可能に
するために必要な隙間は0.02〜0.03mmの範囲
である。この方法はしかしながら重大な欠点を有してい
る。
【0012】この方法の実施には時間がかかりかつデリ
ケートである。このスリーブは約700℃まで加熱され
なくてはならない。この加熱操作には数時間がかかりか
つ同様な時間が冷却操作にもかかる。このらせん/ロッ
ド組み体がこの加熱されたスリーブ中に挿入される時、
酸化によってロッド上に配された減衰特性部に損傷を与
える危険が生じる。この方法はまた構成部分について比
較的厳密な精度を必要とする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこれら
の欠点を解消しかつ実質的に摩擦なしで冷えた状態での
はめこみによって支持体によって取り囲まれた遅延線を
受け入れる様に構成されたスリーブを有する進行波管を
提供することである。このスリーブは直径を減少する操
作によって支持体/遅延線組み体のまわりにかしめられ
る。それからこの支持体/遅延線組み体はスリーブ中に
グリップされる。
【0014】本発明による進行波管は高い平均パワーお
よび/または高いピークパワー下で動作することが出来
る。このグリップは一方においては遅延線と支持体間に
および他方においては支持体とスリーブ間に良好な熱的
な接触を可能にする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は連続した高さH
のフランジを備え実質的にシリンダーチューブの形をし
た磁性材料から一体的に形成された部分を含むスリーブ
を有する進行波管を提供し、ここで各フランジは少なく
とも3個の深さhを有する半径方向のスロットを有して
おり、かつスリーブは2つの連続するフランジ間に小さ
な厚みe’を有しており、このスロットおよびスリーブ
の厚みe’は遅延線を取り囲む少なくとも3つの支持体
を有する組み体の周りに直径を縮める操作をすることに
よってスリーブのかしめがし易くなるように構成されて
おり、その結果この支持体/遅延線組み体は直径を小さ
くする操作の後スリーブ中にグリップされる。
【0016】スロットの深さhは実質的にフランジの高
さHに等しい。これらのスロットは各フランジ上に均等
に配置されている。これらのスロットはまた総てのフラ
ンジ上の同じ位置に配されている。
【0017】さらに、このスリーブは磁性材料から作ら
れた部分の内側に装着される非磁性材料のチューブを含
んでいてもよい、そして磁性材料から作られた部分と非
磁性材料から作られたチューブは同軸に並べられる。こ
の支持体遅延線組み体は実質的な摩擦なしにスリーブを
貫通する。支持体の数がスロットの数と等しい場合には
、支持体は2つの連続するスロットによって限定される
フランジの実質的に中央部分に配される。本発明はまた
本発明による進行波管スリーブ中に支持体/遅延線組み
体を装着する方法に関する。
【0018】それは次のようなものを含む:スリーブ中
に支持体/遅延線組み体を挿入すること;
【0019】
フランジ部分のスリーブの内径を低減するように2つの
引き続くスロットによって制限されているフランジの部
分ごとに少なくとも1つの中心に向かう力を加えること
、その結果支持体/遅延線組み体はスリーブ中にグリッ
プされることになる。
【0020】この方法はさらにフランジ間のスリーブの
内径を低減するように2つの引き続くフランジ間のスリ
ーブ部分ごとに少なくとも3つの中心に向かう力を加え
ることを含んでもよい。
【0021】これらの中心に向かう力はフランジ部分に
加えられる時と同時にスリーブ部分にも加えられてもよ
い。本発明および本発明のその他の特徴および効果は以
下の発明を限定するためではない例についての説明およ
び添付の図面から明らかになるであろう。
【0022】
【実施例】図1は従来例による一体型のポールピースを
有するスリーブのZ軸方向に沿った長手方向断面図を示
している。このスリーブは例えば軟鉄のような磁性材料
から作られた一体ものの部分1を含んでいる。この部分
1は厚さe1軸Zを有し、望ましくは均一に離間してい
る連続したフランジ3を備えたシリンダー状のチューブ
2を含んでいる。
【0023】スリーブには軸Zを中心とする実質的にシ
リンダー状の中央穴7が設けられている。ここでこの中
央穴7はチューブの内壁によって画成されている。フラ
ンジ3はポールピースの役割りを演じている。これらの
フランジ3間は永久磁石ワッシャー4が挿入されている
。同じ極性の磁石の面が互いに向かい合わされておりか
つこれらの磁石が交互に配置されている。スリーブは2
つの引き続くフランジ3間に厚さeを有している。ここ
でこの厚さeはe1に等しい。この厚さeは磁界による
損失を阻止するに十分な程度に小さい。
【0024】この部分1は磁性材料の固体シリンダーブ
ロックから作り出される。それはチューブの形を取りか
つフランジを作るように機械加工される。この操作は自
動化されてもよい。図2は従来技術によるスリーブの変
形例を示している。ここでは、磁性材料の部分1は例え
ば銅のような非磁性材料から作られたチューブ6上に装
着されている。このチューブ6と部分1は同心配置され
ている。事実スリーブとして磁性材料からなる部分1の
みを使って十分な真空気密を与えることは時として困難
なことがある。ここではスリーブの厚さeはシリンダー
チューブ2およびチューブ6の厚さの和に等しい。穴7
はここではチューブ6の内壁によって画成されている。
【0025】このスリーブは遅延線を受け入れるように
構成されている。この進行波管が動作中にはこの遅延線
は著しく加熱される。このスリーブ中で、遅延線は誘電
体材料からなる少なくとも3つのロッド型の支持体によ
って中心が保たれている。
【0026】非磁性材料から作られたチューブ6は遅延
線/ロッド組み体とスリーブの外側の間の熱移転を改良
する。
【0027】図3は本発明による一体化されたポールピ
ースを備えた進行波管スリーブの長手方向に沿った断面
図を示している。このスリーブは図1に示したそれと対
比出来る。このスリーブは例えば軟鉄のような磁性材料
から一体ものとして作られた部分30を有している。こ
の部分30は厚さe’1、軸Zおよび高さHのフランジ
32を備えたシリンダーチューブ31の形をとっている
。このフランジ32はポールピースの役割りを演じてい
る。
【0028】このスリーブは軸Z上に中心を持つ実質的
にシリンダー状の中心穴37を備えている。ここでこの
中心穴37はチューブ31の内壁によって画成されてお
りかつスリーブの内径はチューブ31の内径と等しい。 図1で説明したと同様に、永久磁石ワッシャー34がフ
ランジ32間に挿入されている。このスリーブは2つの
フランジ32間で厚さe’を有している。この図におい
て厚さe’はチューブ31の厚さe’1に等しい。
【0029】このスリーブと図1で説明したそれとの主
たる相違点はフランジ32にある。ここでは高さHの各
フランジ32は少なくとも3個の深さeの半径方向スロ
ット33を有している。
【0030】望ましくはこれらのスロット33は各フラ
ンジ32上に均等に配置されており、かつこれらは総て
のフランジ32について同じ位置に配されている、従っ
てスロット33は引き続く総てのフランジ上で一直線に
並んでいる。
【0031】各スロット33の深さhは実質的にフラン
ジ32の高さHに等しい。スロット33はチューブ31
の厚さe1’のところまでは伸びない事が望ましい。ス
ロット33はミルあるいは丸のこの様な道具を使って機
械加工によって作ることが出来る。スリーブの長手方向
に沿った全く同一の一連の道具を使ってスロット33が
総てのフランジ32上で一直線になるようにスロット3
3を形成することが出来る。
【0032】図3はフランジごとにただ1つのスロット
33を示している。その他のスロットは隠れている。図
3の断面を示している図4はフランジ32上に均等に配
置された3つの半径方向スロット33を示している。引
き続く2つのスロットは120°の角度を形成している
【0033】1つの変形例によると、スリーブはまた非
磁性材料から作られたチューブを含んでも良い。この変
形例は図5、6aおよび6bに示されている。スリーブ
の周りに支持体/遅延線組み体を装着するために使われ
る1つの方法は非常に単純であり、それは先づ支持体に
よって取り囲まれている遅延線をスリーブ中に導入する
だけで十分である。この方法においては実質的な摩擦な
しで遅延線/支持体組み体の導入を可能とするようにス
リーブの内径が選ばれている。
【0034】そしてこの支持体/遅延線組み体がスリー
ブ中に永久的にグリップされるまで2つの連続するスロ
ットによって画成されるフランジの部分毎に少なくとも
1つの中心に向かう力を加えるだけで十分である。かく
して半径を縮める操作が完了する。この目的のために適
切な道具が使用される。この道具はスリーブの内径をフ
ランジの所で減少させることを可能としている。そして
このフランジは変形され、かつ支持体をしっかりと掴む
。本発明によれば、2つの引き続くフランジ間のスリー
ブの厚さe’はスリーブが簡単に変形されかつその半径
を縮める操作の後には永久変形を保つに十分な薄さに選
ばれている。
【0035】フランジ中に形成されているスロットは半
径を縮める操作中にスリーブの変形を容易にしている。 これらのスロットは従って閉じる傾向にある。
【0036】1つの変形例によるとスリーブをかしめる
ために使われる方法はまた2つの引き続くフランジ間の
スリーブ部分ごとに少なくとも3つの中心に向かう力を
加えることを含めてもよい。これらの中心に向かう力は
フランジ間のスリーブの内径を低減することが出来るよ
うに分散されている。これらの中心に向かう力はフラン
ジに力を加える時と同時に加えられてもよい。
【0037】図5は本発明によって支持体/遅延線組み
体の周りに進行波管のスリーブ52をかしめるために使
われる道具の断面図を示している。この構成においては
、遅延線はらせん体58および3つのロッド51からな
る支持体から構成されている。スリーブ52は磁性材料
から作られ連続するフランジ56を有するシリンダーチ
ューブの形をした部分53を含んでいる。この部分53
は非磁性材料から作られたチューブ54上に装着されて
いる。フランジ56のそれぞれは120°ずつ離間した
3つの半径方向スロット59を有している。ここではス
ロットの数は支持体の数と等しい。しかしこの2つの数
は異なっていてもよい。これらのスロット59は総ての
フランジについて同じ位置に配されている。
【0038】手順は先ず支持体51によって包囲された
らせん部58をスリーブ52中に挿入することから始ま
る。
【0039】2つの引き続くスロット59がフランジ部
分55を画定している。スロットの数が支持体51の数
と等しい場合には、望ましくは各支持体51はフランジ
部分55の下でかつフランジ部分55の実質的に中央の
位置に配置される。
【0040】各フランジ部分55に少なくとも1つの中
心に向かう力を加えるために少なくとも3つのグリップ
棒57が使われる。望ましくは各グリップ棒57の長さ
はスリーブの長さに等しいかあるいはそれ以上であるこ
とが望ましい。グリップ棒57はスリーブの母線に沿っ
て配置されている。この棒57はフランジと接触してい
る。
【0041】図5は3つのグリップ棒57を示している
。これらのそれぞれはフランジ部分55の実質的に中央
部分に位置している。支持体/遅延線組み体がスリーブ
52中にグリップされるまで、中心に向かう力が総ての
フランジの所でスリーブの内径を低減するようにそれぞ
れのグリップ棒57に加えられる。加えられる力の強さ
はスリーブの永久変形と支持体/遅延線組み体のグリッ
プに必要なレベルを確保するように選ばれる。
【0042】この道具を使って支持体51とフランジ5
6間に非常に良好な熱接触が得られる。この良好な接触
は、当然の事ながらフランジ56すなわちポールピース
によって達成される遅延線からチューブの外部への熱の
移動にとって非常に有効である。冷却装置が使用される
時には、それは一般的にポールピースに取り付けられる
。この冷却装置は簡単な板あるいはフィンの付いた装置
でもよい。
【0043】図6aおよび6bはそれぞれ支持体/遅延
線組み体の囲りに進行波管のスリーブ62をかしめるた
めに使うのに適した道具の一変形例の長手方向および横
断方向の断面図を示している。横断方向断面図は線AA
’に沿ってとられている。
【0044】この構成において、遅延線はらせん部60
およびそれを包囲している3つのロッド型の支持体61
から構成されている。
【0045】スリーブ62は連続するフランジ68を備
えたシリンダー状のチューブの形をした部分63を有し
ている。この部分63は磁性材料から作られている。こ
れはまた非磁性材料から作られているチューブ64上に
装置されている。この非磁性材料は銅でもよい。フラン
ジ68は互いに120°隔たった3つのスロット69を
有している。2つの引き続くスロット69はフランジ部
分を画定している。
【0046】手順は先づ3つの支持体61によって包囲
されたらせん部60をスリーブ62中に挿入することか
ら始まる。この支持体61はフランジ部分の実質的に中
央部に配置されることが望ましい。
【0047】次にフランジおよび連続する2つのフラン
ジ間のスリーブ部分の両方に中心に向かう力が加えられ
る。この目的のために、スリーブ62がボックス65中
でプレス板66の下方に長手方向に沿って配置されてい
る。スリーブの縮みは平衡圧力によって得られる。この
スリーブ62は例えばプラスチック性のブロック67に
よって固定されている。これらのプラスチックブロック
67はスリーブ62の寸法に機械加工される。
【0048】スリーブ62の外表面は引き続くフランジ
68の間でかつフランジ68の位置でブロック67と接
触している。
【0049】プレス板66は上端から底に向けて垂直方
向に押し下げられる。固定ブロック67はまたプレート
66の圧力をスリーブ62の囲りにその全長にわたって
均等に分配するために使用される。
【0050】中心に向かう力がスリーブ62に加えられ
る。これらの力はスリーブ62の外表面の総ての点にお
いて実質的に等しい。これらの力はフランジ68および
フランジ68間の両方に加えられる。スリーブ62の内
径はスリーブ62の長さの全体にわたって低減される。 次にスリーブ62は支持体61をグリップし、そしてそ
の結果支持体/遅延線組み体をグリップする。
【0051】このプレスの圧力はスリーブ62の変形が
永久であり、かつグリップが適切であるように選ばれる
【0052】フランジ68間のスリーブ62の小さな厚
みe’およびフランジのスロット69はスリーブの直径
を小さくすることを可能にしている。
【0053】これまで説明してきた道具の例は本発明の
範囲を限定するものではない。その他の変形例が本発明
の範囲を越えることなしに考えられ得る。
【0054】
【発明の効果】本発明による進行波管スリーブを使うこ
とによって多くの効果が得られる。要求される精度に巾
があるので、遅延線、支持部材およびスリーブそれ自身
のような補充部品の製作コストが低減される。
【0055】装着が常温で行なわれるので遅延線のスリ
ーブへの装着に必要な時間が低減される。焼きばめに関
連したデリケートな操作、これらは必然的に例えば酸化
による支持体状の減衰特性を損なう危険性を伴なってい
るが、それらが低減される。
【0056】本発明によるかしめられたスリーブを使っ
て進行波管を組み立てるために要する全体の時間が低減
される。従って製作効率が向上しかつコストが低減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による一体形成されたポールピース
を有するスリーブの長手方向断面図である。
【図2】従来技術によるスリーブの変形例の長手方向断
面図である。
【図3】本発明による進行波管の一体形成されたポール
ピースを有するスリーブの長手方向断面図である。
【図4】図3のスリーブの横断面図である。
【図5】支持体/遅延線組み体の周りに設けられる本発
明による進行波管スリーブのかしめのために適用される
道具の横断面図である。
【図6a】支持体/遅延線組み体の周りに設けられる本
発明による進行波管スリーブのかしめのために適用され
る道具の変形例の長手方向断面図である。
【図6b】支持体/遅延線組み体の周りに設けられる本
発明による進行波管スリーブのかしめのために適用され
る道具の一変形例の横方向断面図である。
【符号の説明】
30  スリーブ部分 31  シリンダー状チューブ 32  フランジ 33  スロット 34  永久磁石ワッシャー 37  シリンダー状中央穴

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  全体を一体に磁性材料から構成され、
    実質的にシリンダーチューブの形状を有しており、かつ
    高さHを有する連続するフランジを備えた部分を含むス
    リーブを有する進行波管において、各フランジは少なく
    とも3個の深さhを有する半径方向のスロットを有して
    おりかつこのスリーブは2つの連続するフランジ間に小
    さな厚みe’を有しており、このスロットおよびスリー
    ブの厚みe’は遅延線を取り囲む少なくとも3つの支持
    部材からなる組み体の囲りに直径を縮める操作によって
    スリーブのかしめがし易い様に選ばれており、かくして
    支持体/遅延線組み体は直径を縮める操作の後スリーブ
    中にしっかりと掴まれる。
  2. 【請求項2】  スロットの深さhは実質的にフランジ
    の高さHに等しい請求項1に記載の進行波管。
  3. 【請求項3】  スロットは各フランジに均等に配され
    ている請求項1あるいは2のいづれかに記載の進行波管
  4. 【請求項4】  スロットは総てのフランジについて同
    じ位置に配されている請求項1に記載の進行波管。
  5. 【請求項5】  支持体/遅延線組み体は実質的に摩擦
    なしでスリーブを貫通する請求項1に記載の進行波管。
  6. 【請求項6】  スリーブはさらに磁性材料から構成さ
    れた部分中にはめ込まれた非磁性材料から成るチューブ
    を含んでおり、この磁性材料から構成された部分と非磁
    性材料から構成されたチューブは同軸である請求項1に
    記載の進行波管。
  7. 【請求項7】  スロットの数と支持体の数が等しい場
    合には、各支持体は2つの連続するスロットによって限
    定されたフランジ部分でそのフランジ部分の実質的に中
    央部分に配されている請求項1に記載の進行波管。
  8. 【請求項8】  請求項1から7のいづれか1つに記載
    の進行波管スリーブ中に支持体/遅延線組み体を装着す
    る方法であって、スリーブ中に支持体/遅延線組み体を
    挿入すること;フランジ部分のスリーブの内径を小さく
    するために、2つの連続する溝によって制限されるフラ
    ンジの少なくとも1つに中心に向かう力を加えることを
    含みその結果支持体/遅延線組み体はスリーブ中にしっ
    かりと掴まれる。
  9. 【請求項9】  請求項8に記載の方法はさらにフラン
    ジ間のスリーブの内径を小さくするために2つの連続す
    るフランジ間のスリーブの部分ごとに少なくとも3つの
    中心に向かう力を加えることを含む。
  10. 【請求項10】  中心に向かうこれらの力はフランジ
    部分に加えられると同時にスリーブ部分に加えられる請
    求項9に記載の方法。
JP12296691A 1990-04-27 1991-04-26 冷えた状態でのはめこみによって遅延線を受け入れるように構成されたスリーブを有する進行波管 Withdrawn JPH04230933A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9005393 1990-04-27
FR9005393A FR2661553A1 (fr) 1990-04-27 1990-04-27 Tube a ondes progressives muni d'un fourreau destine a recevoir une ligne a retard par emmanchement a froid.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04230933A true JPH04230933A (ja) 1992-08-19

Family

ID=9396163

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12296691A Withdrawn JPH04230933A (ja) 1990-04-27 1991-04-26 冷えた状態でのはめこみによって遅延線を受け入れるように構成されたスリーブを有する進行波管

Country Status (3)

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