JPH0371278A - 識別記号読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は識別記号読取装置に関するものである。

従来の技術 製造ラインなどにおいては、ワークを載せたパレットな
どにバーコードラベルを貼り付けてワークの表示を行い
、このバーコードラベルにより表わされた番号に基づい
て、搬送コンベア上のパレットに載せられたワークに対
して作業を行うことが既に実用化されている。この場合
、搬送コンベアの近傍にＣ，ｔバーコードリーグが設置
されている。

このバーコードリーダは、搬送コンベアによりパレット
が搬送されてきた際にレーザ光を出射してバーコードの
読取り作業を数十回行い、２回以上正常に読取りが行え
れば、この読取ったデータに対応した値の信号を制御装
置に出力するようになっている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のバーコードリーグによれば、
バーコードラベルが徐々に汚れてきたような場合には、
このバーコードラベルが汚れているという事前情報が無
いまま、突然読取りエラーが発生ずることとなり、バー
コードによるシステムに支障を生じることとなる。

本発明は上記課題を解決するもので、識別記号を用いた
システムにおいて突然読取りエラーが発生して支障を生
じるということを防止できる識別記号読取装置を提供す
ることを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記５題を解決するために本発明の識別記号読取装置は
、識別記号に対応した値を正常に読取れた回数を８Ｉ算
して、この積算値の信号を制御装置に出力する機能を備
えたものである。

作用 上記構成により、正常に読取れた回数が少なくなった状
況は制御装置により把握できるため、識別記号を読み取
りにくくなったバーコードラベル等の表示材を予め交換
することにより、読取エラーの発生を未然に防止するこ
とができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図において、１は搬送コンベア２によりａ方向に搬
送されるパレットで、ワーク３が栽せられているととも
に、このワーク３に対応したバーコードラベル４が上面
に貼付けられている。この搬送コンベア２の上方箇所に
はバーコードリーダ５が配設され、このバーコードリー
ダ５は通信回線６を介して制御装置７に接続されている
。

第２図において、８は搬送コンベア２上におけるバーコ
ードリーダ５下方にバーコードラベル４が位置した際に
ＯＮされるシンクロナイザで、例えばパレット１を検知
するセンサ（図示せず〉からの情報により出力される。

このシンクロナイザ８はバーコードリーダ５におけるバ
ーコード解読部１１に接続されている。バーコードリー
ダ５は、半導体レーザスキャナ１２、バーコード解読部
１１゜正常読取カウント部１３、液晶表示部１４、表示
灯１５、出力部１６、電源部１７およびデイツプスイッ
チ１８等からなり、半導体レーザスキャナ１２により反
復して走査測定されたバーコードの測定データはバーコ
ード解読部１１に出力されるようになっている。

そしてバーコード解読部１１により上記測定データが解
読されるとともに、正常読取カウント部１３により正常
な読取り回数がカウントされ、バーコードに対応したデ
ータと正常読取り回数とが出力部１６を介して制御装置
７に出力されるようになっている。なお、デイツプスイ
ッチ１８により、バーコードタイプやバーコード桁数や
ボーレートパリティが切換え可能とされている。１５ａ
はシンクロナイザ側の表示灯、１５ｂは半導体レーザス
キャナ側の表示灯である。

上記構成における作用を第３図のフローチャート図に沿
って説明する。

パレット１が搬送されてバーコードラベル４がバーコー
ドリーダ５の下方に位置するとシンクロナイザ８がＯＮ
されるため、ステップＳ１からステップＳ２に進み、半
導体レーザスキャナ１２からレーザが出射される。そし
て、シンクロナイザ８がまだＯＮ状態であると、ステッ
プＳ３からステップＳ４に進み、メモリがオーバーフロ
ー状態でないか確認し、オーバーフロー状態でない場合
にステップＳ５において、バーコードにおけるバー幅お
よびスペース幅が測定され、このバーコードの測定がメ
モリがオーバーフローしない範囲内で、かつシンクロナ
イザ８がＯＦＦされるまで反復して行われる。ステップ
Ｓ３においてシンクロナイザ８がＯＦＦ状態であると判
断されると、ステラフ　Ｓ　ｓにおいてレーザの出射が
止められ、ステップＳ７において、上記測定データの解
読がバーコード解読部１１により行われる。この際、正
常読取カウント部１３により、測定データが正常に読取
られているかどうか判断され、かつ正常に読取られた回
数がカウントされる。そして、ステップＳ８において、
バーコードに対応する値に加えて正常読取回数も制御装
置７に出力される。そして、ステップＳ９においてバー
コードデータが液晶表示部１４に表示された後、次のパ
レット１が搬送されたきた際のバーコード読取に備えら
れる。

制御装置７においては正常読取回数が常に検知されるた
め、この正常読取回数が所定値以下になると、例えば該
当するバーコードラベル４の交換指示表示をして交換を
促す、これにより、バーコードを全く読み取れないエラ
ー状態となる前に予めバーコードラベル４を交換し、こ
れにより搬送コンベア２が設けられているラインのシス
テム支障は防止される。

発明の効果 以上のように本発明によれば、バーコード等の識別信号
の値を正常に読取れた回数をチエツクする機能が設けら
れたため、突発的な識別記号読取エラー状態を未然に防
止できて能率的な作業ラインを実現することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例に係るバーコードリーダ設備を
示すもので、第１図はバーコードリーダ設備のｌ！Ｉ１
３図、第２図はバーコードリーダのブロック図、第３図
は作用を説明するためのフローチャート図である。 １・・・パレット、２・・・搬送コンベア、３・・・ワ
ーク、４・・・バー：ｔ−トラベル、５・・・バーコー
ドリーダ、７・・・制御装置、１１・・・バーコード解
読部、１２・・・半導体レーザスキャナ、１３・・・正
常読取カウント部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ワークに表示された識別信号を反復して読取り、上
   記識別記号に対応した値の信号を制御装置に出力する識
   別記号読取装置であって、上記値を正常に読取れた回数
   を積算し、この積算値の信号を上記制御装置に出力する
   回数出力機能が備えられた識別記号読取装置。