JPH0371095A - 原子炉圧力容器の漏洩検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、原子炉の運転開始前や定期検査１１ｊ；など
の休止中における原子炉圧力容器のフランジ部からの漏
洩を検出する原子炉圧力容器の漏洩検出装置に関する。

（従来の技術） 原子炉圧力容器の本体と上蓋とをフランジで接０（７た
形式の原子炉においては、フランジ間から漏洩が発！ト
した場合には、これを直ちに検出する必要があり、その
ため漏洩検出装置が設置されている。

第３図および第４図はその一例を示すもので、原子炉圧
力容器の本体］と上蓋２はフランジ３の接合面で気密、
水密に接合されている。

フランジ３の接合＋ｆｉの間には、山外２個のＯリング
４，５が配置され、それらの間の接合面から１本のり−
クオフ配管６が導出されている。このリークオフ配管の
他端側は原子炉格納容器の壁７を貫通した位置で圧力検
出器の圧力スイッチ８に接続されている。

原子炉が運転中は原子炉圧力容器内部の圧力が高いため
、Ｏリング４．５間に漏洩があると、圧力スイッチ８か
作動してこれを検知するこれに列し、原子炉が休止中の
漏代検査は、原子炉内をｌ＾水にして加圧するので、原
子炉圧力容器からの漏水は、リークオフ配管６の途中か
ら分岐する妓慎９に設けた止め弁］０を開いてドレンボ
ット１１に東められ、これを検出して刊１新している。

（発明がｆ４！Ｉ決しようとする課題）上述した従来の
漏洩検出手段では、原子炉体１］二時の検査用の加圧は
ｌ＋ｓｉ　’Ｆ’　３）１運転中の原子３ノｔＩ工力容
器内の圧力よりもはるかに低いので、鵡１１洩かあった
としてもそれが検出されるまでに非常に長い１１５間を
必獣とする。

この場合、フランジの接合面に多数のり−クオフ配管を
分散配管することによって検出時間の短縮を図ることも
可能ではあるか、そのためにはフランジの接合面を体１
［，中の検査たけのために改逍する必要かある。

本発明は、原子炉圧力容器のフランジ面に新たな加工を
施すことなく、体」」−中の原子炉圧力容器の漏洩を短
時間で検出することがてきる１皇ｒ炉圧力容器の漏洩検
出装置を提１共することを目的とするものである。

［発明の構成］ （課ｊ、ｆｌを絽′決するための１段）本発明の原子炉
圧力容器の漏洩検出装置は、原子炉圧力容器の本体と上
蓋とを接続するフランジ面に配設した２個のＯリングと
、これらのＯリング間の細隙から前１；己原子炉住力容
器の外部に導出されたリークオフ配管と、このリークオ
フ配管の端部に接続した正力検出器とを設けた原子炉圧
力容器の漏洩検出装置において、前記リークオフ配管か
ら分岐する技管に１トめ弁を介して排気ポンプを接続し
、その排出側に湿度検出器を設けるとともに、前記リー
クオフ配管から分岐する技管に電磁弁を介して乾燥空気
供給器を接続したことを特徴とするものである。

（作用） 上述のように描威した本発明の５洩検出装置においては
、原子炉を休止し、満水にして加圧した原子炉圧力容器
に幻し、止め弁を開いてｔｎ気ポンプを運転する。この
１１！ｔ１乾燥空気１共給藩の下前に設けられた電磁弁
を繰返し開閉すると、フランジ面の２個のＯリングの隙
間の空気の吸引と、これらのＯリング間への屹燥仝気の
袖先と、乾燥空気の吸引か繰返し行われる。

フランジ面の０リングの間に漏洩があった場合０リング
商の間隙は漏洩蒸気て加泥される。この湿気は排気ポン
プによって吸引され、そのＬＪＩ出側に設置した湿度検
出器によって検出される。これによりｌ１１４ｉ洩の発
生を検知することができる。

（丈施例） 次に、第１図および第２図を参照しなから本発明の詳細
な説明する。なお、これらの図において、第３間および
第４図におけると同一部分には間−符号をイ・ｊしであ
る。

第１図において、原子炉圧力容器の本体１と」二蓋２は
フランジ３の接合面で気密的、水密的に接合されている
。フランジ３の接合面には第２図に拡大して示すように
、内外２個の０リング４．５か配置され、それらの間の
↑妾合面から１本のり一クオフ配管６が導出されている
。

リークオフ配管６は途中にリークオフ配管弁１２を介押
されており、また先端側は原子炉格納容器の壁７を貫通
し、Ｚ１容器弁１３を介して圧力スイッチ８に接続され
ている。

リークオフ配管６には、リークオフ配管弁１２より上流
位置に枝着９が分岐接続されている。この技管９は、止
め弁１３の下流側で２本の枝管］４．１５に分岐してお
り、一方の枝管１４には電磁弁］６を介して乾燥空気供
給器１７が接続されている。また、もう一方の枝管］５
には排気ポンプ］−８が接続され、その排出側の６己管
１９には湿度検出器２０が接続されている。湿度検出器
２０は信号線２］を介して原子炉圧力容器壁７の外側に
設置した湿度指示計２２に接続されている。

次に、上記のように構成した本発明装置の作動を説明す
る。

原子炉の運転中は、止め弁１０を閉じ、リークオフ配管
弁１２と計器元弁］３は開いておく。この場合には、フ
ランジ３を経て原子炉圧力容器内の圧力が圧力スイッチ
８に力１０つり、Ａ１：洩か検出される。

一方、原子炉を体１１シて原子炉容器１の調圧＾ｆ；洩
試験を行う時には、リークオフ配管弁１２および１；１
米元弁１′３を閉１−１１１め弁１〔］を開き、１ノ１
気ポンプ１８を運転する。この時、乾燥空気（ｊ　Ｉ（
、給蒸１７の手前に設けられた電磁弁１６を繰込して開
閉すると、フランジ面の０リング４．５間の］１ｉ（１
間の空気の吸引と、０リング４．５間の隙間への乾燥空
気の補充と乾燥空気の吸引が繰返し′Ｃ行われる。

排気ポンプ１８によって吸引された空気は、琲出側の配
管１９に設けた温度検出器２０により温度を検出される
。この検出拮果は湿度指示、ｉｌ　２２によって表示さ
れる。

原子炉圧力容器１を満水加圧し、漏洩倹査を開始した際
、もしフランジ３の接合面に翻洩が牛１〜でいれば、電
磁弁］６を閉にし、υ１．気ポンプ］８で吸引すること
により、卸洩水はリークオフ配管６とこれから分岐する
枝管０．１５．１９内を水蒸気となって拡散する。そこ
で電磁弁１６を開にすると、フランジ曲の０リング４．
５間の隙間に乾燥空気か補充されると共に、Ｊｕｌ気ポ
ンプ１８て吸引される。

槌って、ｉＷ洩か生した場合には、電磁弁１６の開閉を
繰近すことにより、基準となる乾燥空気の湿度レベルと
の比較に旦づき、瞬Ｂ、ｉに漏洩の発生を検知すること
ができる。

［発明の効果］ 上連のように、本発明によれば、原子炉圧力容器口体に
は何等変更を加えることなく、休止中の原子炉圧力容器
の漏洩試験を確実にしかも短時間で行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一丈施例を示す系統図、第２図は
第１図の■枠部分を拡大して示す縦断面図、拍３図は従
来の原子炉圧力容器の′Ａ、ｄ洩検出装置を示す系統図
、第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ線に沿断向図である。 １・・・・・・・・原子炉圧力容器本体２・・・・・・
・・・上蓋 ３・・・・・・・・・フランジ ４．５・・・０リング ６・・・・・・・・・リークオフ配管 ７・・・・・・原子炉格納容器を ８・・・・・・・・江カスイッチ ９・・・・・・・・・拉遣 ］０・・・・・・・・・ＩＬめ弁 １１・・・・・・・・ドレンポット １２・・・・・・・リークオフ０己〒Ｔ弁１３・・・・
・・・・計器元弁 １４．１５・・枝管 １６・・・・・・・電磁弁 １７・・・・・・・・・乾燥空気供給器１８・・・・・
・・排気ポンプ １９・・・・・・・・・配管 ２０・・・・・・・・湿度検出器 ２１・・・・・・・・信号線 ２２・・・・・・・・・湿度指示計 第１ 図 第２闇 第３図 ４、／″５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原子炉圧力容器の本体と上蓋とを接続するフランジ面に
   配設した２個のＯリングと、これらのＯリング間の細隙
   から前記原子炉圧力容器の外部に導出されたリークオフ
   配管と、このリークオフ配管の端部に接続した圧力検出
   器とを設けた原子炉圧力容器の漏洩検出装置において、
   前記リークオフ配管から分岐する枝管に止め弁を介して
   排気ポンプを接続し、その排出側に湿度検出器を設ける
   と共に、前記リークオフ配管から分岐する枝管に電磁弁
   を介して乾燥空気供給器を接続したことを特徴とする原
   子炉圧力容器の漏洩検出装置。