JPH037102Y2 - - Google Patents
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- JPH037102Y2 JPH037102Y2 JP1984177550U JP17755084U JPH037102Y2 JP H037102 Y2 JPH037102 Y2 JP H037102Y2 JP 1984177550 U JP1984177550 U JP 1984177550U JP 17755084 U JP17755084 U JP 17755084U JP H037102 Y2 JPH037102 Y2 JP H037102Y2
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- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ピストン式温間静水圧加圧装置に係
り、より具体的には液圧媒を加熱する手段を成形
容器とは切離して外部に備えた外部加熱式のピス
トン式温間静水圧加圧装置に関し、金属・セラミ
ツクス等の粉末等を加圧成形するのに利用され
る。
り、より具体的には液圧媒を加熱する手段を成形
容器とは切離して外部に備えた外部加熱式のピス
トン式温間静水圧加圧装置に関し、金属・セラミ
ツクス等の粉末等を加圧成形するのに利用され
る。
(従来の技術)
成形に際してアイソスタテイツクプレスが容易
なように、粉末全体を均一に低温加熱する所謂
WIP装置(温間静水圧加圧装置)は、特公昭54
−14352号公報で知られている(従来例の1)。
なように、粉末全体を均一に低温加熱する所謂
WIP装置(温間静水圧加圧装置)は、特公昭54
−14352号公報で知られている(従来例の1)。
また、可撓性かつ熱伝導性プレートによつて成
形される液体圧力室に熱媒体の供給、排出を行な
うポンプ及び加熱装置からなる導管系を備えた、
所謂圧力容器に外部で加熱した液体を投入する技
術は特開昭55−94796号公報で知られている(従
来例の2)。
形される液体圧力室に熱媒体の供給、排出を行な
うポンプ及び加熱装置からなる導管系を備えた、
所謂圧力容器に外部で加熱した液体を投入する技
術は特開昭55−94796号公報で知られている(従
来例の2)。
更に、被処理体を予め外部で加熱しておき、コ
ンテナに挿入してダイスを介して加圧する所謂液
圧HIP装置(熱間静水圧加圧装置)は、特開昭58
−22307号公報で知られている(従来例の3)。
ンテナに挿入してダイスを介して加圧する所謂液
圧HIP装置(熱間静水圧加圧装置)は、特開昭58
−22307号公報で知られている(従来例の3)。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、従来例の1は単なるWIP装置
の開示に止まり、この従来例の1に、従来例の2
及び3の技術を組合せたとしても、圧力容器の高
さ方向で温度勾配が存在し、均一加圧成形が困難
で、本機におけるデツドタイムを短縮することは
できないものであつた。
の開示に止まり、この従来例の1に、従来例の2
及び3の技術を組合せたとしても、圧力容器の高
さ方向で温度勾配が存在し、均一加圧成形が困難
で、本機におけるデツドタイムを短縮することは
できないものであつた。
また、従来例のいずれにおいても、ピストンに
て圧力容器(成形容器)内の加熱圧媒を昇圧する
点についての技術手段を考慮していないことか
ら、前記昇圧は加圧ポンプに頼らざるを得ず、、
短時間での昇圧が期待できず、これによつてサイ
クルタイムの短縮が図れないばかりか成形容器か
らの放冷が厳しくなるという問題があつた。
て圧力容器(成形容器)内の加熱圧媒を昇圧する
点についての技術手段を考慮していないことか
ら、前記昇圧は加圧ポンプに頼らざるを得ず、、
短時間での昇圧が期待できず、これによつてサイ
クルタイムの短縮が図れないばかりか成形容器か
らの放冷が厳しくなるという問題があつた。
本考案は、被成形体を加熱液体にて加圧成形す
るに、該加熱液体を外部にて予備循環加熱するこ
とによつて、本機におけるデツドタイムを短縮
し、外部予備加熱圧媒を成形容器に一挙に投入し
しかも本機循環加熱を行なうことにより、容器で
の高さ方向の温度勾配をなくしつつ加熱要素の容
量を小さくできるばかりでなく、ピストンによつ
て容器内の加熱圧媒を短時間で昇圧させることで
サイクルタイムの短縮と容器からの放冷を少なく
できるピストン式温間静水圧加圧装置を提供する
ことが目的である。(課題を解決するための手段) 本考案は、成形容器1内で成形モールド18に
充填した被成形体19を、前記成形容器1外に設
けた圧媒タンク9から供給した加熱液体にて加圧
成形する温間静水圧加圧装置において、前述の目
的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。
るに、該加熱液体を外部にて予備循環加熱するこ
とによつて、本機におけるデツドタイムを短縮
し、外部予備加熱圧媒を成形容器に一挙に投入し
しかも本機循環加熱を行なうことにより、容器で
の高さ方向の温度勾配をなくしつつ加熱要素の容
量を小さくできるばかりでなく、ピストンによつ
て容器内の加熱圧媒を短時間で昇圧させることで
サイクルタイムの短縮と容器からの放冷を少なく
できるピストン式温間静水圧加圧装置を提供する
ことが目的である。(課題を解決するための手段) 本考案は、成形容器1内で成形モールド18に
充填した被成形体19を、前記成形容器1外に設
けた圧媒タンク9から供給した加熱液体にて加圧
成形する温間静水圧加圧装置において、前述の目
的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。
前記成形容器1内と圧媒タンク9とを接続した
液圧媒給排手段Lにおける供給ラインL1の途中
に循環ポンプ10と加熱要素11を設け、該ポン
プ10および加熱要素11よりも成形容器1に近
い側の供給ラインL1と排出ラインL2とを短絡
するバイパス回路L3を設け、前記供給ラインL
1とバイパス回路L3を連通遮断するとともに供
給ラインL1同士を互いに連通遮断する三方切換
弁12を設け、前記バイパス回路L3よりも成形
容器1に近い側の供給ラインL1に、成形容器1
に加熱圧媒を供給しかつ成形容器1からの圧媒逆
流を阻止するチエツク弁13を設け、前記バイパ
ス回路L3よりも成形容器1に近い側の排出ライ
ンL2に、成形容器1からの圧媒流出を阻止し、
パイロツト圧で該圧媒流出を許容するパイロツト
チエツク弁4を設け、更に、成形容器1内に嵌合
されて該成形容器1内の圧力を昇圧する昇圧ピス
トン4を設けたことを特徴とする。
液圧媒給排手段Lにおける供給ラインL1の途中
に循環ポンプ10と加熱要素11を設け、該ポン
プ10および加熱要素11よりも成形容器1に近
い側の供給ラインL1と排出ラインL2とを短絡
するバイパス回路L3を設け、前記供給ラインL
1とバイパス回路L3を連通遮断するとともに供
給ラインL1同士を互いに連通遮断する三方切換
弁12を設け、前記バイパス回路L3よりも成形
容器1に近い側の供給ラインL1に、成形容器1
に加熱圧媒を供給しかつ成形容器1からの圧媒逆
流を阻止するチエツク弁13を設け、前記バイパ
ス回路L3よりも成形容器1に近い側の排出ライ
ンL2に、成形容器1からの圧媒流出を阻止し、
パイロツト圧で該圧媒流出を許容するパイロツト
チエツク弁4を設け、更に、成形容器1内に嵌合
されて該成形容器1内の圧力を昇圧する昇圧ピス
トン4を設けたことを特徴とする。
(作用)
圧媒タンク9に貯えられたシリコン油、ひまし
油等の圧媒は循環ポンプ10により圧送され、加
熱要素11にて加熱され、三方切換弁12をポー
トAからポートBに切換えることで圧媒タンク9
に戻される。
油等の圧媒は循環ポンプ10により圧送され、加
熱要素11にて加熱され、三方切換弁12をポー
トAからポートBに切換えることで圧媒タンク9
に戻される。
このようにして、本機外にて循環加熱されるの
である。
である。
ピストン4を成形容器1に挿入し、容器1内の
圧媒を空にした状態で三方切換弁12をポートA
からポートCに切換えることにより、加熱圧媒を
容器1に充満させる。 成形容器1に加熱圧媒を
満したあと、パイロツトチエツク弁14を開放
し、チエツク弁15を通して容器1、圧媒タンク
9、循環ポンプ10、加熱要素11等に循環さ
せ、成形モールド18内の被成形体19を加熱
し、圧媒温度は排出ラインL2の温度検出手段1
7にて測定される。
圧媒を空にした状態で三方切換弁12をポートA
からポートCに切換えることにより、加熱圧媒を
容器1に充満させる。 成形容器1に加熱圧媒を
満したあと、パイロツトチエツク弁14を開放
し、チエツク弁15を通して容器1、圧媒タンク
9、循環ポンプ10、加熱要素11等に循環さ
せ、成形モールド18内の被成形体19を加熱
し、圧媒温度は排出ラインL2の温度検出手段1
7にて測定される。
このように、外部加熱した加熱液体を成形容器
1に循環させることで、該容器1の高さ方向の温
度勾配が回避される。
1に循環させることで、該容器1の高さ方向の温
度勾配が回避される。
次いで、ピストン4を下降させることで成形容
器1内を昇圧し、この際、供給ラインL1と排出
ラインL2にチエツク弁13,14を備えている
ことから、容器1からの加熱液体の流出が阻止さ
れることで、短時間に昇圧でき、これによつてサ
イクルタイムの短縮と容器1からの放冷を少なく
できる。
器1内を昇圧し、この際、供給ラインL1と排出
ラインL2にチエツク弁13,14を備えている
ことから、容器1からの加熱液体の流出が阻止さ
れることで、短時間に昇圧でき、これによつてサ
イクルタイムの短縮と容器1からの放冷を少なく
できる。
また、ピストン4の昇圧作用を施しても供給ラ
インL1と排出ラインL2に設けたチエツク弁1
3,14で、成形容器1側と循環ポンプ10等の
圧媒用機器側とを圧力的に分離していることか
ら、昇圧による超高圧が圧媒用機器等に作用する
こともなく、該機器等は低圧仕様で事済むことに
なる。
インL1と排出ラインL2に設けたチエツク弁1
3,14で、成形容器1側と循環ポンプ10等の
圧媒用機器側とを圧力的に分離していることか
ら、昇圧による超高圧が圧媒用機器等に作用する
こともなく、該機器等は低圧仕様で事済むことに
なる。
昇圧後、ピストン4を上昇させることにより、
容器1内を減圧し、減圧完了後は、排出ポンプ1
6により圧媒を排出した後、製品を容器より取出
すのである。
容器1内を減圧し、減圧完了後は、排出ポンプ1
6により圧媒を排出した後、製品を容器より取出
すのである。
(実施例)
次に、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
る。
成形容器1は円筒形であり、上下が開放端1
A,1Bとされている。
A,1Bとされている。
成形容器1は断熱層3を介して保護筒2が套嵌
されて、支持されておおり、又、上下開放端1
A,1Bのそれぞれには昇圧ピストン4と下蓋5
とがそれぞれシールパツキン7,6を介して嵌合
されている。
されて、支持されておおり、又、上下開放端1
A,1Bのそれぞれには昇圧ピストン4と下蓋5
とがそれぞれシールパツキン7,6を介して嵌合
されている。
昇圧ピストン4は低圧シリンダ8に嵌合され、
成形容器1に摺動自在である。
成形容器1に摺動自在である。
なお、昇圧ピストン4による昇圧手段は、プツ
シユダウン方式、上部ピストン固定で容器押出方
式等の方法に従うこともできる。
シユダウン方式、上部ピストン固定で容器押出方
式等の方法に従うこともできる。
そして、本例ではピストン4に支持体20を介
して成形モールド18が装着されており、該モー
ルド18には栓18Aを介して金属、セラミツク
ス等の粉末、即ち、被成形体19が封入されてい
る。
して成形モールド18が装着されており、該モー
ルド18には栓18Aを介して金属、セラミツク
ス等の粉末、即ち、被成形体19が封入されてい
る。
なお、成形モールド18はゴム袋、薄い肉厚と
されたアルミニウム等からなり、弾性変形可能で
ある。
されたアルミニウム等からなり、弾性変形可能で
ある。
圧媒タンク9の中には、シリコン油、ひまし油
等の液圧媒が貯えられており、この圧媒タンク9
と成形容器1とが液圧媒供給ラインL1と液圧媒
排出ラインL2とからなる液圧媒給排手段Lによ
る閉回路で連通接続されている。
等の液圧媒が貯えられており、この圧媒タンク9
と成形容器1とが液圧媒供給ラインL1と液圧媒
排出ラインL2とからなる液圧媒給排手段Lによ
る閉回路で連通接続されている。
液圧媒供給ラインL1には循環ポンプ10、加
熱要素11、超高圧パイロツト弁13等が備えら
れて、下蓋5に形成した通路5Aに接続されてい
る。
熱要素11、超高圧パイロツト弁13等が備えら
れて、下蓋5に形成した通路5Aに接続されてい
る。
液圧媒排出ラインL2は排出ポンプ16、チエ
ツク弁15、温度検出器17、超高圧パイロツト
弁14等を備えて構成されている。
ツク弁15、温度検出器17、超高圧パイロツト
弁14等を備えて構成されている。
ラインL1とラインL2とにはチエツク弁21
を有するバイパス回路L3が介装されており、加
熱要素11よりも成形容器1側のラインL1には
ポートA,B,Cを三方に切換える三方切換弁1
2が設けられている。
を有するバイパス回路L3が介装されており、加
熱要素11よりも成形容器1側のラインL1には
ポートA,B,Cを三方に切換える三方切換弁1
2が設けられている。
従つて、三方切換弁12でポートA,Bを連通
させてポンプ10を作用させると、圧媒タンク9
の液圧媒はラインL1、バイパス回路L3、ライ
ンL2を介して外部で循環され、この循環中に加
熱要素11により予備加熱され、この予備加熱
は、供給ラインL1と排出ラインL2との中途を
短絡したバイパス回路L3を介しての閉回路での
循環加熱であり、成形容器1を介しての循環でな
いことから、予備加熱に要する時間も短くでき
て、これが延いては成形サイクルタイムの短縮に
も寄与する。
させてポンプ10を作用させると、圧媒タンク9
の液圧媒はラインL1、バイパス回路L3、ライ
ンL2を介して外部で循環され、この循環中に加
熱要素11により予備加熱され、この予備加熱
は、供給ラインL1と排出ラインL2との中途を
短絡したバイパス回路L3を介しての閉回路での
循環加熱であり、成形容器1を介しての循環でな
いことから、予備加熱に要する時間も短くでき
て、これが延いては成形サイクルタイムの短縮に
も寄与する。
そして、外部で加熱された圧媒は、三方切換弁
12をポートA,Cが連通するように切換えるこ
とにより、成形容器1内に一挙に投入され循環さ
れることになり、加熱圧媒を直接成形モールド1
8に接触させ、加熱することで加熱時間が短縮さ
れるし、予備加熱後の圧媒は成形容器1を介して
循環されて、該容器1の高さ方向における温度勾
配をなくすことができる。
12をポートA,Cが連通するように切換えるこ
とにより、成形容器1内に一挙に投入され循環さ
れることになり、加熱圧媒を直接成形モールド1
8に接触させ、加熱することで加熱時間が短縮さ
れるし、予備加熱後の圧媒は成形容器1を介して
循環されて、該容器1の高さ方向における温度勾
配をなくすことができる。
そして、ピストン4により成形容器1内の圧力
を昇圧せしめ、被成形体19がモールド18を介
して等方的な加熱圧媒にて均一に加圧成形され
る。
を昇圧せしめ、被成形体19がモールド18を介
して等方的な加熱圧媒にて均一に加圧成形され
る。
成形後は、ピストン4で減圧せしめ、、ポンプ
16にて圧媒を排出せしめ、この低圧ラインにて
検出器17にて温度を測定することにより、容器
内雰囲気温度を代表して検出できることになる。
16にて圧媒を排出せしめ、この低圧ラインにて
検出器17にて温度を測定することにより、容器
内雰囲気温度を代表して検出できることになる。
(考案の効果)
本考案は以上の通りであり、次の利点がある。
成形容器1内と外部に設けた圧媒タンク9とを
接続した液圧媒給排手段Lにおける供給ラインL
1の途中に循環ポンプ10と加熱要素11を設
け、該ポンプ10および加熱要素11よりも成形
容器1に近い側の供給ラインL1と排出ラインL
2とを短絡する合バイパス回路L3を設け、前記
供給ラインL1とバイパス回路L3を連通遮断す
るとともに供給ラインL1同士を互いに連通遮断
する三方切換弁12を設けたので、供給ラインL
1と排出ラインL2とをバイパス回路L3で短絡
した閉回路において循環ポンプ10の作動で圧媒
を循環させて加熱要素11にて予備加熱する段階
においては、圧媒を成形容器1を経由させないこ
とから、この予備加熱は短時間で所定温度に加熱
でき、これは延いては成形サイクルタイムの短縮
化に寄与する。
接続した液圧媒給排手段Lにおける供給ラインL
1の途中に循環ポンプ10と加熱要素11を設
け、該ポンプ10および加熱要素11よりも成形
容器1に近い側の供給ラインL1と排出ラインL
2とを短絡する合バイパス回路L3を設け、前記
供給ラインL1とバイパス回路L3を連通遮断す
るとともに供給ラインL1同士を互いに連通遮断
する三方切換弁12を設けたので、供給ラインL
1と排出ラインL2とをバイパス回路L3で短絡
した閉回路において循環ポンプ10の作動で圧媒
を循環させて加熱要素11にて予備加熱する段階
においては、圧媒を成形容器1を経由させないこ
とから、この予備加熱は短時間で所定温度に加熱
でき、これは延いては成形サイクルタイムの短縮
化に寄与する。
また、予備加熱された加熱液体は、三方切換弁
12によつて供給ラインL1同士を連通すべく切
換えることによつて、、成形容器1に一挙に投入
でき、該成形容器1を経由する閉回路で循環させ
得るので、成形容器1の高さ方向の温度勾配をな
くした状態で均一な加圧成形ができる。更に、成
形容器1内に嵌合されて該成形容器1内の圧力を
昇圧する昇圧ピストン4を設けたので、成形容器
1内を短時間に昇圧できて、これは成形サイクル
の短縮化を図れるとともに成形容器1からの放冷
を少なくできる。 また、前記バイパス回路L3
よりも成形容器1に近い側の供給ラインL1に、
成形容器1に加熱圧媒を供給しかつ成形容器1か
らの圧媒逆流を阻止するチエツク弁13を設け、
前記バイパス回路L3よりも成形容器1に近い側
の排出ラインL2に、、成形容器1からの圧媒流
出を阻止し、パイロツト圧で該圧媒流出を許容す
るパイロツトチエツク弁14を設けたので、前記
昇圧ピストン4により成形容器1内の短時間な昇
圧が保証されるし、チエツク弁13とパイロツト
チエツク弁14により、成形容器1側の高圧と循
環ポンプ10等の機器側の低圧とに分離乃至分断
され、ここに、、循環ポンプ10等の機器に超高
圧が作用することがなく、機器類の耐久性を向上
できる。
12によつて供給ラインL1同士を連通すべく切
換えることによつて、、成形容器1に一挙に投入
でき、該成形容器1を経由する閉回路で循環させ
得るので、成形容器1の高さ方向の温度勾配をな
くした状態で均一な加圧成形ができる。更に、成
形容器1内に嵌合されて該成形容器1内の圧力を
昇圧する昇圧ピストン4を設けたので、成形容器
1内を短時間に昇圧できて、これは成形サイクル
の短縮化を図れるとともに成形容器1からの放冷
を少なくできる。 また、前記バイパス回路L3
よりも成形容器1に近い側の供給ラインL1に、
成形容器1に加熱圧媒を供給しかつ成形容器1か
らの圧媒逆流を阻止するチエツク弁13を設け、
前記バイパス回路L3よりも成形容器1に近い側
の排出ラインL2に、、成形容器1からの圧媒流
出を阻止し、パイロツト圧で該圧媒流出を許容す
るパイロツトチエツク弁14を設けたので、前記
昇圧ピストン4により成形容器1内の短時間な昇
圧が保証されるし、チエツク弁13とパイロツト
チエツク弁14により、成形容器1側の高圧と循
環ポンプ10等の機器側の低圧とに分離乃至分断
され、ここに、、循環ポンプ10等の機器に超高
圧が作用することがなく、機器類の耐久性を向上
できる。
更に、前述の如く三方切換弁12を設けること
は、、加圧成形終了後において、成形容器1から
加熱液体を排出して成形済の被処理体19を成形
容器1から取出す等のハンドリング時間帯を利用
して、循環ポンプ10の作動でバイパス回路L3
を通じての閉回路にて圧媒を予備加熱できて、こ
こに、成形サイクルの大幅な短縮化が期待でき
る。
は、、加圧成形終了後において、成形容器1から
加熱液体を排出して成形済の被処理体19を成形
容器1から取出す等のハンドリング時間帯を利用
して、循環ポンプ10の作動でバイパス回路L3
を通じての閉回路にて圧媒を予備加熱できて、こ
こに、成形サイクルの大幅な短縮化が期待でき
る。
従つて、本考案によれば、金属、、セラミツク
ス等の粉末を初め各種の被処理体を加圧成形する
温間静水圧加圧装置として実益大である。
ス等の粉末を初め各種の被処理体を加圧成形する
温間静水圧加圧装置として実益大である。
図面は本考案の実施例を示す全体構成図であ
る。 1……成形容器、4……昇圧ピストン、9……
圧媒タンク、10……循環ポンプ、11……加熱
要素、12……三法切換弁、L……圧媒給排ライ
ン。
る。 1……成形容器、4……昇圧ピストン、9……
圧媒タンク、10……循環ポンプ、11……加熱
要素、12……三法切換弁、L……圧媒給排ライ
ン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 成形容器1内で成形モールド18に充填した被
成形体19を、前記成形容器1外に設けた圧媒タ
ンク9から供給した加熱媒体にて加圧成形する温
間静水圧加圧装置において、 前記成形容器1内と圧媒タンク9とを接続した
液圧媒給排手段Lにおける供給ラインL1の途中
に循環ポンプ10と加熱要素11を設け、該ポン
プ10および加熱要素11よりも成形容器1に近
い側の供給ラインL1と排出ラインL2とを短絡
するバイパス回路L3を設け、前記供給ラインL
1とバイパス回路L3を連通遮断するとともに供
給ラインL1同士を互いに連通遮断する三方切換
弁12を設け、前記バイパス回路L3よりも成形
容器1に近い側の供給ラインL1に、成形容器1
に加熱圧媒を供給しかつ成形容器1からの圧媒逆
流を阻止するチエツク弁13を設け、前記バイパ
ス回路L3よりも成形容器1に近い側の排出ライ
ンL2に、成形容器1からの圧媒流出を阻止し、
パイロツト圧で該圧媒流出を許容するパイロツト
チエツク弁14を設け、更に、成形容器1内に嵌
合されて該成形容器1内の圧力を昇圧する昇圧ピ
ストン4を設けたことを特徴とするピストン式温
間静水圧加圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984177550U JPH037102Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984177550U JPH037102Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191797U JPS6191797U (ja) | 1986-06-14 |
JPH037102Y2 true JPH037102Y2 (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=30735119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984177550U Expired JPH037102Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH037102Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5414352A (en) * | 1977-07-05 | 1979-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | Controlling method for flash welding |
JPS5594796A (en) * | 1978-12-21 | 1980-07-18 | Philips Nv | Device for forming disc |
-
1984
- 1984-11-21 JP JP1984177550U patent/JPH037102Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5414352A (en) * | 1977-07-05 | 1979-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | Controlling method for flash welding |
JPS5594796A (en) * | 1978-12-21 | 1980-07-18 | Philips Nv | Device for forming disc |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6191797U (ja) | 1986-06-14 |
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