JPH0370576U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本考案に係る四輪操舵車
の後輪転操舵装置において要部となるロツク機構
付きセンタリングスプリング機構の要部拡大断面
図およびその動作説明図、第３図は本考案を適用
した四輪操舵車の後輪転舵装置の一実施例を示す
操舵系全体の概略構成図である。 １……前輪、２……前輪側舵取リンク機構、４
……後輪、４……後輪側舵取リンク機構、６……
後輪転舵装置、７……後輪側油圧式動力舵取装置
、８……後輪転舵比可変機構、８ａ……転舵力伝
達ロツド系、９……コントローラ、９ａ……車速
センサ、１０……センタリングスプリング機構、
１１……ロツク機構、１２……電磁ソレノイド、
１３……筒状ケーシング、１４……スプリング手
段、１５，１６……スプリング受け部材、１７…
…ロツド、１７ａ……ロツド頭部、１８……係合
溝、１９……ロツクピン、２０……筒状軸受部、
２１……係合段部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 後輪側を舵取リンク機構を介して転舵可能に支
   持してなる四輪操舵車の後輪転舵装置において、
   筒状ケーシング内で対向して配置されスプリング
   手段が介装されるとともに一定のストローク範囲
   内で摺動動作可能に支持される一対のスプリング
   受け部材と、これらスプリング受け部材の軸受部
   内に嵌挿されて摺動可能に軸支されるとともに前
   記後輪側舵取リンク機構の一部に外方端側が連結
   されるロツドとからなるセンタリングスプリング
   機構と、このセンタリングスプリング機構よりも
   ロツドの外方端寄り部分でこのロツドの外周部に
   凹設された係合溝に直交する方向から係脱可能に
   係入されて該ロツドの動きを規制するロツクピン
   とを備えてなり、前記ロツド内方端側に位置する
   一方のスプリング受け部材の軸受部を、他方のス
   プリング受け部材側に筒状に延設して形成し、こ
   の筒状軸受部内に前記ロツドを一定のストローク
   範囲内で摺動動作可能に支持させるとともに、こ
   のロツドが他方のスプリング受け部材側に移動す
   るときに、一方のスプリング受け部材をロツドと
   共に移動させるように該ロツドが係合する係合部
   を、前記筒状軸受部内に設けたことを特徴とする
   四輪操舵車の後輪転舵装置。