JPH0370568A - 遠心分離機における血液遠心分離セルを閉鎖するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠心分’ｐｓｍにおける血液遠心分離セルの汚
染物貯槽を閉鎖するための装置に関する。

血漿、白血球、赤血球等の血液成分を分離するための血
液分離は周知である。この工程は剛性の回転可能な容器
と、血液の流入及びそれぞれの分離された成分の流出の
ためのダクトに連結された、固定された接合部とを有す
る遠心分離セル内で行われる。遠心分離を行うために、
セルか貯槽に挿入され、容器が遠心分Ｕ機の基台におけ
る回転チャック上に係止される。固定された接合部は貯
槽の入口を閉じまた貯槽の内側の空間を限定する装置に
よって保持され、セルが損傷を受けても血液の流出を避
けるようにこれを分離する。従来の最も進歩した貯槽閉
鎖装置はダクトを貯槽の外側の固定された接合部に連結
されるようにしておくものであり、かくして容易な組立
て及びｆｉ″ｆ！ｉな密封を可能にする。しかしながら
、貯槽を、特にその入口を完全に洗浄することは不可能
である。

本発明の１つの目的は汚染物貯槽全体、特に入口及びこ
れに掻く近接した領域の十分かつ完全な洗浄を可能にす
る遠心分ｉｔ！ｉ機における血液遠心分離セルの汚染物
貯槽を閉鎖するための装置を提供することである。

本発明の他の目的は開閉操作の際にセルの固定された接
合部とこれに連結されたダクトとの一体性を保持しさら
にこの手順における安全性を最大限に確保する装置を提
供することである。

ここに提起されている目的は、遠心分Ｍ機の本体におけ
る血液遠心分離セルの汚染物貯槽の入口を閉鎖するため
の装置にして、上記汚染物貯槽の入口の一端において支
持され水平方向の軸を中心として回転可能でありその表
面から垂直な方向に突出する１対の平行なピンを有する
平板と、各々一端において上記ピンの一方により枢支さ
れ当接可能な内側の縁部を有する１対の半蓋体と、該半
蓋体を閉鎖位置に係止し、それによって該半蓋体が入口
に対して下方に回転し該半蓋体が一体的に枢動するよう
にし、それによって汚染物貯槽の入口を閉鎖するための
手段とからなることを特徴とする汚染物貯槽の入口を閉
鎖するための装置によって達せられる。

他の特徴及び利点は添付の図面において非限定的な例と
して示された本発明の好ましい、非限定的な実施例につ
いての説明から明らかとなろう。

図面のうち特に第２図を参照すると、汚染物貯槽１が血
液遠心分離セル２（想像線で示されている）を閉鎖する
ように遠心分離機内に包含されており、容器２ａが回転
チャック（図示せず）に連結されることによって回転す
る。固定された接合部２ｂには血液の流入及び分離され
た成分の抽出のための移送ダクトとして連結部２Ｃが設
けられている。

また第１図を参照すると、貯槽を閉鎖するための装置は
当接する内側の縁部を有し一端から拡開し回転させられ
る１対の半蓋体３及び４からなる。

半蓋体はそれぞれ平板７から概略垂直に突出したピン５
及び６によって与えられる２本の平行な軸上で一端にお
いて分岐する状態で枢動可能である。

平板７にはねじ９により貯槽１の一端において本体部に
取付けられた２つの支持部８ａ及び８ｂに設けられた対
応する孔に係合する２本の水平な端曲枢支部７ａ及び７
ｂが設けられている。平板７は開いた状態に上方への、
また貯槽を閉鎖する位置に下方への半蓋体の回゛転を容
易にする。

それぞれの軸上での半蓋体３及び４の枢動の方法はまた
第３及び４図を参照してより詳細に説明される。半蓋体
４の回転軸は平板７の上側の面から突出し半蓋体４内に
設けられた孔４ａに係合する上側のピン６ａによって与
えられ、また下側のピン６ｂが平板１０に設けられた対
応する孔に係合することがわかる。ねじ１０ａによって
平板１０が半蓋体４に取付けられて半蓋体を平板７に枢
動可能に取付けるようにする。半蓋体３も同様にピン５
上で平板に取付けられている。

半蓋体３及び４にはピン５及び６を中心として回転する
ことによってそれらを相互に間隔をおくようにした弾性
手段が設けられている。小さい、丸い頭部の円筒体１１
が半蓋体４内に設けられた孔１２内に滑動可能になるよ
うにされ、接触領域において金属製の当接面ｔｔａが設
けられた半蓋体３の対向する面に対してばね１３によっ
て押付けられている。

作動時に半蓋体３及び４は当接部ｔｉａへの円筒体１１
の作用によって常に分岐した状態で相互に間隔をおいて
いる。これはその回転軸の回りでの平板７の方向にかか
わらず生ずる。ただ操作者の意図的な作用によってのみ
、半蓋体が接触して円筒体１１内のばね１３の作用にう
ちかつまでそれらを相互に接近するように移動させられ
る。かくしてセル２を挿入するために貯槽１の内側にア
クセスする必要があるときに、半蓋体３及び４が完全に
上昇した位置に回転させられて、前述のように自然に分
岐する。この半蓋体の位置で貯槽及びそれに近接する領
域は完全な洗浄が可能になることがわかるであろう、−
度セル２が挿入されると、半蓋体は平板７の回転性によ
って下方に枢動し、ダクトの固定された接合部２ｂまた
は対応する連結部２Ｃに損傷を与えたり支障をきたすこ
とのないように拡開した状態に下降する。半蓋体が貯槽
の入口に接触したときに、操作者は半蓋体３及び４に触
手して対向する内側縁部を相互に接触するように移動さ
せそれらをこの「閉鎖位置」に係止させる。係止手段は
第２及び３図に詳細に示されており、２つの突起からな
るが、その各々は各々の半蓋体に固着されている。この
突起は半蓋体が閉鎖位置にあるときに形成される円筒形
部分１４及び一体的な上側の円錐形部分１５を形成する
対称的な一半部片である。（半蓋体４の突起が第１図に
見られる。）半蓋体３及び４は作動ノブ１６におれる対
応する形状の円錐形凹部１５ａ及び円柱形凹部１４ａ内
での突起１４及び１５の係合によって一体的に係止され
る４作動ノブ１６は垂直方向に向いた棒１７の上端部に
取付けられている。この棒は貯槽１の本体に固着された
円筒形スリーブ１８内に滑動及び回転可能に支持されて
いる。この棒はスリーブ１８に固着された雌ねじｔｅａ
に係合するようにしたねじ部１９を含む。

ばね２０がスリーブ１８の底部と棒１７のねじ部１９と
の間に介在している。また半蓋体が閉じた位置にあると
きにだけ遠心分離機の安全な作動を可能とするための回
路装置と結合して用いられるセンサー２２を作動させる
ようにカム２１が棒１７に固着されている。

半蓋体３及び４を閉じた位置に係止するため、操作者は
、第２図に示された状態から始まって、ねじ部１９が雌
ねじ部１８ａと接触するまでばね２０の作用にうちかつ
ようにノブ１６を下方に押す、この時点でノブがその部
分１４ａ及び１５ａにさらに係合するねじ部に係合する
ように回転させられて突起の部分１４及び１５上にその
回りに係止を行う、ねじを数回転した後、ノブ１６の底
部が底過世話平板２３に接触する。この時点で、半蓋体
が完全に閉鎖位２．１で閉じているので、カム２１は遠
心分離の開始を可能にするセンサー２２を作動させるよ
うに移動している。

遠心分離の最後に、操作者はノブ１６のねじを外す。カ
ム２１はすぐにセンサー２２を移動させ、センサー２２
は回路装置と協働して半蓋体の解放を防止してセルが完
全には回転を停止しないように適当な指示装置を与える
。ねじを外す操作時にら凹部の円筒形部分１４ａが突起
の円筒形部分１４と接触しており、それゆえ半蓋体はそ
れらの相互の接触を止めないので、さらに半蓋体の開く
のが早過ぎるのが避けられる。ねじを外すように操作者
が用いる際に、セルがその動作を停止し、その後にノブ
１６が上昇して半蓋体を分岐した状態に拡開することが
でき、また半蓋体は貯槽を開くように上方に回転させら
れる。

前述した本発明は多くの変形、改変が可能であり、いず
れも本発明の範囲内に入るものである。

全ての綱部は他の技術的に同等な部分で置換えられる。

本発明の実際的な例において、用いられる材料、形状及
び寸法は必要に応じてどのようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は一方の半蓋体を閉じた位置に、他方の半蓋体を
貯槽の入口に付着して開いた位置にあるようにした本発
明の平面図である。 第２図は本発明の部分的な側断面図である。 第３図は第１図の平面１１１−Ｉ上にとった断面図であ
る。 第４図は対応する指示部を有する装着平板である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、遠心分離機の本体における血液遠心分離セルの汚染
   物貯槽の入口を閉鎖するための装置にして、 上記汚染物貯槽の入口の一端に支持され水平方向の軸を
   中心として回転可能であり、その表面から垂直な方向に
   突出する１対の平行なピンを有する平板と、 各々一端において上記ピンの一方により枢支され当接可
   能な内側の縁部を有する１対の半蓋体と、該半蓋体を閉
   鎖位置に係止し、それによって該半蓋体が入口に対して
   下方に回転し該半蓋体が一体的に枢動するようにし、そ
   れによって上記汚染物貯槽の入口を閉鎖するため手段と
   、 からなることを特徴とする血液遠心分離セルの汚染物貯
   槽の入口を閉鎖するための装置。 ２、請求項１に記載の装置にして、上記半蓋体の閉鎖位
   置が確実に達せられたときにのみ遠心分離機の作動を可
   能にするためのセンサー手段をさらに含むことを特徴と
   する血液遠心分離セルの汚染物貯槽の入口を閉鎖するた
   めの装置。 ３、請求項１に記載の装置にして、上記半蓋体を通常相
   互に離れた、枢動して開いた状態に偏倚させるための手
   段をさらに含むことを特徴とする血液遠心分離セルの汚
   染物貯槽の入口を閉鎖するための装置。 ４、請求項１に記載の装置にして、上記係止手段が上記
   ピンに対向する端部において上記半蓋体の各々から突出
   した突起と、上記半蓋体が閉じた位置まで下方に一体的
   に回転したときに上記突起に係合するための凹部を有す
   るノブと、をさらに含むことを特徴とする血液遠心分離
   セルの汚染物貯槽の入口を閉鎖するための装置。 ５、請求項４に記載の装置にして、上記係合手段が 遠心分離機の本体内に垂直に取付けられて上記突起に位
   置合せされ、一部分に沿つて雌ねじを有するスリーブと
   、 該スリーブ内に滑動及び回転可能に支持され、該スリー
   ブ内のねじに係合するためのねじ部を有する棒と、 該棒と上記スリーブとの間に介在して上記ノブを通常は
   係止されていない上方の位置に偏倚させるばねと、 をさらに含み、上記ノブが上記棒上端に取付けられ、 それによって上記半蓋体が閉鎖位置にあるようにしたと
   きに、上記凹部が上記突起に係合でき上記ノブが回転し
   て上記半蓋体を閉鎖位置に係止するようにそれぞれのね
   じ部に係合することができるように上記ノブが下方に押
   される ようにしたことを特徴とする血液遠心分離セルの汚染物
   貯槽の入口を閉鎖するための装置。 ６、請求項５に記載の装置にして、上記棒が上記半蓋体
   が閉鎖位置にあるときを支持するためのセンサーに接触
   するためのカムをさらに含むことを特徴とする血液遠心
   分離セルの汚染物貯槽の入口を閉鎖するための装置。