JPH10273157A - 蒸留用容器 - Google Patents

蒸留用容器

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JPH10273157A
JPH10273157A JP583698A JP583698A JPH10273157A JP H10273157 A JPH10273157 A JP H10273157A JP 583698 A JP583698 A JP 583698A JP 583698 A JP583698 A JP 583698A JP H10273157 A JPH10273157 A JP H10273157A
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locking
lid
ring
frame
distillation
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Friedrich Banke
フリードリッヒ・バンケ
Harald Gratzer
ハラルト・グラトゼル
Rudolf Flossmann
ルドルフ・フロスマン
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Anton Steinecker Maschinenfabrik GmbH
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    • C12C13/00Brewing devices, not covered by a single group of C12C1/00 - C12C12/04
    • C12C13/02Brew kettles
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンホール開口を閉止する蓋が接近できない
空間または部分を作ることなく構造的に簡単な方法にお
いて錠止され得る蒸留用容器を提供することにある。 【構成】 本発明は錠止可能な蓋によつて閉止可能であ
るマンホール開口を備えた蒸留用容器に関する。とく
に、接近できない空間を作らない簡単な錠止機構を達成
するために、錠止リングがフレームの外側に支持されか
つ蓋のカラーに形成される凹所と協働する少なくとも1
本の錠止ボルトからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームによつて取り
囲まれかつ回転可能な錠止リングからなる錠止手段によ
つて錠止し得る蓋で閉止可能である少なくとも1つのマ
ンホール開口を備えている蒸留用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】蓋によつて閉止可能であるマンホール開
口は一般に、蒸留釜、渦流槽、麦汁回転等のごとき蒸留
用容器に使用されている。オペレータは蓋を開けること
によりマンホール開口を通って蒸留用容器中に入ること
ができかつ容器の保守または管理作業を行うことができ
る。かかる作業を完了した後、オペレータはマンホール
開口を通って蒸留用容器から出ることが可能である。蒸
留用容器が作動される前に、蓋は再び錠止手段によつて
密封して閉止される。蓋には通常検査ガラスが挿入さ
れ、その結果蒸留用容器の内部は蓋を開けることなく検
査され得る。
【0003】ドイツ連邦共和国実用新案第G91118
70号から知られている蒸留用容器において、蓋の錠止
手段は蓋の内部に摺動可能に配置されかつ蓋の内部に固
定されたボルトによつて回転可能に支持されそしてフレ
ームの内部に配置されている錠止リングからなつてい
る。
【0004】
【発明が解決すべき課題】かかる解決は実際に上首尾で
あることが認められたけれども、それにもかかわらず、
幾つかの観点において改善の要求がある。よりはつきり
言えば、蓋の内側に配置されている錠止手段の部品は接
近できない(unaccessible)空間または部分を形成し、そ
の結果蒸留容器の作動の間中そこに沈殿物が蓄積するか
も知れず、その沈殿物は洗浄によつて容易に除去し得な
い。そのうえ、蓋に取り付けられるような検査容器の大
きさはその下に位置決めされる錠止リングによつて制限
されそして蒸留用容器の内部への視界が錠止リングによ
つて損なわれる。
【0005】かかる従来技術から出発して、本発明の目
的はマンホール開口を閉止する蓋が接近できない空間ま
たは部分を作ることなく構造的に簡単な方法において錠
止され得る蒸留用容器を提供することにある。また、蓋
が目視窓を備えてなる場合、蒸留用容器の内部への視界
が錠止手段の部品によつて損なわれないようするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した型の蒸留用容器
において、この目的は、錠止リングがフレームの外側に
支持されかつ蓋のカラーに形成される凹所と協働する少
なくとも1本の錠止ボルトを備えたことによつて達成さ
れる。
【0007】したがつて、かかる解決によれば、錠止リ
ングはフレームの外側に載置し、その結果フレームの内
部、すなわち、内径は錠止手段の部品を自由にする。錠
止手段はフレームの内部の部品と協働しないが、外部に
さらに配置される蓋のカラーと協働し、その結果清掃が
困難である接近できない空間がフレームの内部において
回避されるだけでなく、蒸留用容器の内部への容易な目
視が検査ガラスが蓋に配置されている場合でも同様に保
証される。
【0008】本発明のさらに他の、非常に好都合な展開
において、錠止リングは互いに螺合されることができか
つ順次、補完の環状溝内でフレームの外壁に載置するベ
アリングリング用のU−形状の受容部分を形成する2つ
のリングから構成されている。錠止リングを支持するこ
の方法は非常に簡単である。例えば、テフロンまたは適
当な安定したプラスチツク材料から作られ得るベアリン
グリングをそこに挿入した半径方向に内方に向けられた
環状溝はフレームの外側に設けられる。このベアリング
リングはバンド状材料から切断されかつ溝に挿入されて
もよい。このベアリングリングはその上に錠止リングを
形成2つのリングを置くことによりその溝内に支持され
る。錠止リングそれ自体は該錠止リングに形成される補
完のU−形状受容部分によりベアリングリングを受容
し、その結果錠止リングは回転可能に支持されかつベア
リングリングを経由してフレーム上に案内される。それ
により構造的に非常に簡単な支持体が達成される。
【0009】本発明のさらに他の非常に好都合な展開に
おいて、凹所は入口部分を有しており、この入口部分が
閉止方向に向けられかつ下方に向かって開放されそして
前記入口部分に、周部方向に向けられる閉止錠止部分が
続いている。それゆえ、凹所は錠止ボルトとともに1種
のバヨネツト錠止(bayonet locking) を形成し、錠止ボ
ルトは蓋の閉止の間中入口部分に延びそしてボルトは次
いで錠止部分を経由して錠止リングを回転することによ
り端部停止位置に移動し、この端部停止位置において蓋
はその場合に堅固に錠止される。
【0010】本発明のさらに他の展開において、錠止ボ
ルトと協働する凹所の境界面が錠止端位置に向かって僅
かに上昇しかつ錠止凹所において終端する傾斜路として
形成されるとき、これは、錠止リングの回転時、ボルト
が傾斜路に沿って走行し、それにより最終の錠止位置が
達成されるまで蓋をその錠止位置に益々押圧するという
作用を有している。錠止位置に設けられる錠止凹所は、
蒸留用容器が圧力下にあるとき、機械的な開放が、蓋が
錠止凹所内に位置決めされるボルトに対して押圧するた
め事実上もはや可能でなく、それにより錠止リングと蓋
との間に正確な接続を作り出し、その結果開放作動は、
−たとえ圧力が僅かであつても−蒸留用容器が圧力下に
ある限り不可能であるという作用を有する。
【0011】本発明のさらに他の好都合な展開によれ
ば、切り換えピンにより錠止リングと協働するリミツト
スイツチがフレームの外側に配置される。この展開は、
前記錠止リングが、開放位置が達成される前に、回転時
に閉止位置から開放位置へ前記切り換えピンを作動する
切り換え面からなるとき好都合である。
【0012】この解決は、切り換えピンが蓋の開放と同
じように遅いときに作動されないが、錠止リングがその
錠止位置から開放位置に向かって動かされるときすでに
作動されているという作用を有する。切り換えピンは開
放位置が達成される前に作動されるので、リミツトスイ
ツチを経由して作動される機械部品、例えば、蒸留用容
器の内部の攪拌機、噴射装置等が、蓋が開放される以前
に同様に信頼し得るように切り換えられることを保証す
る。作動の安全性はそれによりかなり高められる。
【0013】さらに他の好都合な展開において、蓋用の
ベアリングの区域において、少なくとも1枚の錠止円板
が開閉の間中前記蓋により回転可能に配置され、前記錠
止円板が前記錠止リングの開放位置において、前記蓋が
開放されているとき前記リングに形成された溝に入り、
かつしたがつて前記錠止リングの逆回転を阻止する錠止
面からなる。
【0014】それゆえ、この錠止円板は、蓋の開放運動
の開始後、すなわち、蓋が持ち上げられるとき、錠止円
板がその表面の部分により錠止リングの溝に入りかつし
たがつて錠止リングの考え得る逆回転を阻止するという
作用を有する。これは開放位置にリミツトスイツチを作
動する錠止リングが、蓋が開放される限りリミツトスイ
ツチが再び解放される位置に回転され得ないことを保証
する。それゆえ、蓋はまず、錠止リングが再び錠止位置
に持ち来されることができるように閉止されねばならず
かつ次いで蒸留用容器内のユニツトがさらに再び処理さ
れ得るようにリミツトスイツチを解放する。
【0015】また、錠止円板が錠止リングの底側で当接
による最大開放位置を画成する当接鼻片を備えていると
き好都合である。それゆえ、錠止円板は2つの機能を有
している。かくして、別個に構成されるストツパは必要
とされない。
【0016】本発明のさらに他の好都合な展開におい
て、取り囲み密封体が蓋側でフレームの縁部に配置され
ており、前記密封体は、密封力が前記蒸留用容器の内部
の圧力の上昇時蓋と密封体との間で増加されるように設
計されている。かかる密封体は蓋の信頼性および気密性
が蒸留用容器の内部に高い内部圧力がある場合に減少せ
ず、しかもまつたくこれに反して増加されることを保証
する。このために適する代表的な密封体は蓋の底側に当
接しかつ蓋に対して圧力増加により益々押圧される密封
唇片を備えている唇片型の密封体である。
【0017】最後に、錠止位置に整列している貫通口が
蓋のカラーおよび錠止リングにおいて形成され、錠止シ
リンダへのプラグが前記貫通口を通って錠止可能に挿入
され得る。閉止位置において、かくして、単一の錠止プ
ラグによつて錠止リングおよびカラーを閉止することが
でき、その結果蓋は錠止シリンダへのプラグの除去後に
キーで単に開放され得る。
【0018】ここで指摘されるべきことは、従属の請求
項に記載された個々の手段は、独立の請求項に背景的参
照なしに、有用な手段でありそして本出願人は前記特徴
に考え得る独立の請求項を向けるような権利を留保しそ
してこれらの請求項は、とくに、独立の請求項のすべて
の特徴を含まないということである。よりはつきり言え
ば、独立して保護する特徴は請求項5,6および7の特
徴に見られる。
【0019】次に、図面を参照して、実施例を説明す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明により設計されかつ
蒸留用容器(詳細には示されない)に取り付けられるフ
レーム1に載置する蓋2を示す上面図であり、そしてこ
の蓋により該蓋の開放状態において保守作業員が蒸留用
容器の内部に入ることができるマンホール開口を閉止す
る。蓋の表面積の多くは耐圧および耐熱性でありかつ検
査ガラスフレーム11(図2)および適宜な密封体13
を介して蓋フレーム14に接続される検査ガラスによつ
て形成される。
【0021】蓋はベアリング板28およびベアリング1
8を経由してフレーム1に、即ち蒸留用容器に枢動可能
に接続される。把持手段27が開放のために役に立つ。
【0022】図5とともに図2から推測され得るよう
に、フレーム1はその外側に、例えばテフロンまたは他
の抵抗のあるプラスチツク材料から作られる、ベアリン
グリング20をそれに挿入した取り囲み環状溝9を備え
ている。ベアリングリングは軸方向に環状溝9内に固定
して受容されそしてフレームの外壁を超えてその約半分
の厚さだけ突出している。突出している部分によりこの
ベアリングリング20は2つのリング3aおよび3bに
よつて形成される補完の受容部分10に係合する。
【0023】図6に見ることができるように、2つのリ
ング3aおよび3bはネジ4によつて相互に接続され、
それにより錠止リング3を形成し、この錠止リング3は
かくしてフレームおよびベアリングリングそれぞれの外
壁に軸方向にかつ半径方向に支持されるが、周部方向に
回転可能に支持される。3本のボルト6がベアリングリ
ングに取り付けられかつ120°の角度で周部に分布さ
れ、これらのボルトのうちの2本が把持具を備えかつハ
ンドルとして実行される(図6参照)。これらの錠止ボ
ルト5,6は外側に半径方向に突出しかつ蓋の垂直に延
びるカラー2に形成される凹所15と協働している(図
3)。凹所15は実質上垂直に向けられた入口部分15
aから周部方向に実質上水平に延びかつ錠止溝15d
(図3)において終端する錠止部分15bに延びる。錠
止の間中錠止ボルトと接触する境界面15cは、接触圧
力が閉止位置15dに向かって上昇するように僅かに上
昇する傾斜路として設計される。錠止位置において、ボ
ルトは錠止溝15dに錠止する。
【0024】とくに図4から推測され得るように、リミ
ツトスイツチ21はベアリング環29にナツト17を経
由して固定される2つの環ボルト16間でフレーム1上
にネジ23によつて配置されておりかくして蓋用のベア
リングを形成し、リミツトスイツチは切り換えピン22
により錠止リング3の底側で凹所19aに係合している
(図2も参照)。切り換え面19により切り換えピンを
作動するために錠止リングによつて走行されねばならな
い距離は凹所15の錠止溝15dと入口部分15aとの
間の距離より短く、その結果錠止位置からのリングの回
転時(図3、破線で示される)、スイツチはリングがそ
のボルトにより開放位置に達する前に切り換え面19に
よつて作動され、その開放位置においてボルトは、図3
に実線で示されるように、入口部分に載置するようにな
り、それにより蓋の開放が可能である。より詳細には示
されてないが、リミツトスイツチ21は、自由に接近出
来ずかつしたがつて安全規則の違反にならないようにハ
ウジングによつて被覆されることができる。
【0025】そのうえ、図2からとくに推測され得るよ
うに、蓋が開放されるとき該蓋とともに枢動される2枚
(図4参照)の錠止円板7が蓋が開放の間中そのまわり
に枢動される軸Aに接続される。とくに図6に見ること
ができるように、錠止リング3はしたがつて錠止円板に
設けられる位置において貫通口または溝25を備えてお
り、貫通口または溝25は、錠止円板が前記溝にその係
合面7aと係合し、それにより錠止リング3の回転を機
械的に阻止するように開放位置に位置決めされている。
他方で、この位置において錠止リングはリミツトスイツ
チを押し下げかつそれにより蒸留用容器の内部のユニツ
トが切り換えられることを保証するので、リミツトスイ
ツチを或る方向または他の方向に橋渡しする(bridge)可
能性はなく、そのことは安全性をかなり高める。それは
蓋が閉止されるときのみでありかつその錠止面7aとと
もに錠止円板7はそれにより錠止リング3が再び回転さ
れ得る溝25(図5も参照)との係合から外れ、その結
果リミツトスイツチは単に錠止位置において再び切り換
えられる。
【0026】さらに、2枚の錠止円板7は、蓋の開放位
置(図6参照)において錠止リング3の底側に載置する
ようになるストツパ鼻片8(stop nose) を形成し、その
結果蓋の開放位置がそれによつて画成される。
【0027】また、図2から推測され得るように、蓋の
底側で密封唇片24aと作用する密封輪郭体24がフレ
ーム1の上縁部1aに取り囲むように取り付けられる。
蒸留用容器の内部の圧力が上昇するとき、密封唇片24
aは蓋の底側に対して増大された密封力によつて押圧さ
れ、それにより信頼し得る密封作用を実施する。
【0028】上述した装置は以下のように作用する。蓋
が図6に示した位置を占有する開放位置において、スト
ツパ鼻片8はその底側により錠止リングに載置しかつ蓋
が後方に降下するのを阻止する。その位置は好ましくは
上方死点位置であり、その結果蓋の重量は開放位置にお
いて蓋を保持する。錠止リングはボルト6とハンドル5
が蓋のカラー2a上で入口部分15aと整列している位
置にある。切り換え凹所19aに続く切り換え面19は
リミツトスイツチ21の切り換えピン22に対して押圧
し、その結果内部のすべてのユニツトが停止している。
錠止円板7の錠止面7aは溝25に位置決めされ、それ
により錠止リングの回転を阻止する。
【0029】蓋が閉止されるとき、蓋は開放位置から閉
止位置に動かされ得る。ほぼ水平位置が達成されると
き、ボルトまたはハンドル5は凹所15の入口部分15
aに入りかつ図3に実線で示される位置に載置するよう
になる。図5に示されるごとく、錠止円板はこの位置に
おいて溝25を解放し、すなわち溝は係合から外れる。
リミツトスイツチは作動されたままである。オペレータ
は2つのハンドル5を握ることにより錠止方向(図6に
おいて時計回り方向)に向かって錠止リングを回転させ
得る。ボルト6は凹所15内に延びており(図3におい
て左方に)、それにより蓋を、傾斜路15cを経由して
下方に、とくに、図3に破線で示される錠止位置が達成
されるまで、密封体24の密封力に抗して押圧してい
る。この位置において、リミツトスイツチ21は錠止解
除しておりかつ図4に見られ得る位置を取っている。そ
れによつて蓋はしつかり閉止される。
【0030】錠止シリンダ26は錠止リング3およびカ
ラー2aに形成されそして錠止位置において互いに整列
しかつ図面により詳細に示されない対応する貫通口に挿
入されることができ、その結果錠止位置が錠止可能な方
法において維持され得る。蓋が蒸留用容器の内部の沸騰
作業後開放されるならば、かかる開放作用は蒸留用容器
がまだ圧力下にあるとき蓋が錠止位置15dにおいてボ
ルトに対して圧力の力によつて押圧されるため蒸留用容
器が実質上圧力のないときのみ可能であり、そして開放
作業は通常の力を適用することにより可能でない。
【0031】開放段階のためにはこれらの工程が逆の順
序で行われる。
【0032】上記図面に関連する説明から明らかである
ように、フレーム1の内部は装置から自由であり、すな
わち、言い換えれば、沈殿物が形成するかも知れない接
近出来ないまたは接近が難しい空間または部分がフレー
ムの内部の錠止機構によつて作り出されない。その構造
は非常に簡単でありかつ全体として信頼し得る。事実
上、フレーム1の全直径が、検査が蓋の閉止状態におい
ても同様に容易に可能であるように検査区域として利用
可能である。作動の安全性は、リミツトスイツチ21が
安全規則を回避することにより橋絡され得ずそして開放
作業は、圧力が小さいとしても容器がまだ圧力下にある
限り可能でないことが保証されるためかなり増加され
る。
【0033】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、フレームによ
つて取り囲まれかつ回転可能な錠止リングを備えた錠止
手段によつて錠止され得る蓋で閉止されることができる
少なくとも1つのマンホール開口を備えている蒸留用容
器において、前記錠止リングが前記フレームの外側に支
持されかつ前記蓋のカラーに形成される凹所と協働する
少なくとも1本の錠止ボルトを備えた構成としたので、
錠止リングはフレームの外側に載置し、その結果フレー
ムの内部、すなわち、内径は錠止手段の部品を自由に
し、また、錠止手段はフレームの内部の部品と協働しな
いが、外部にさらに配置される蓋のカラーと協働し、そ
の結果清掃が困難である接近できない空間がフレームの
内部において回避されるだけでなく、蒸留用容器の内部
への容易な目視が検査ガラスが蓋に配置されている場合
でも同様に保証される、蒸留用容器を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蒸留用容器のマンホール開口用の蓋を示す概略
上面図である。
【図2】錠止ボルト6が断面に向けられている、図1の
断面線B−Bに沿う断面図である。
【図3】図1のH側面図である。
【図4】図5のC側面図である。
【図5】左半分で切断された、閉止された蓋の側面図で
ある。
【図6】蓋の開放された状態におけるマンホールの上面
図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 蓋 2a カラー 3 錠止リング 3a リング 3b リング 6 錠止ボルト 7 錠止円板 7a 錠止面 8 ストツパ鼻片 9 環状溝 10 U−形状受容部分 15 凹所 15a 入口部分 15b 閉止錠止部分 15c 境界面 15d 錠止凹所 18 ベアリング 19 切り換え面 20 ベアリングリング 21 リミツトスイツチ 22 切り換えピン 24 取り囲み密封体 25 溝 26 錠止シリンダ(差し込み式錠止シリンダ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルドルフ・フロスマン ドイツ連邦共和国 ランゲンバッハ,ヌス バウムシュトラーセ 8

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームによつて取り囲まれかつ回転可
    能な錠止リングを備えた錠止手段によつて錠止され得る
    蓋で閉止されることができる少なくとも1つのマンホー
    ル開口を備えている蒸留用容器において、 前記錠止リング(3,3a,3b)が前記フレームの外
    側に支持され、かつ前記蓋(2)のカラー(2a)に形
    成される凹所(15)と協働する少なくとも1本の錠止
    ボルト(6)を備えたことを特徴とする蒸留用容器。
  2. 【請求項2】 前記錠止リング(3)が2つの相互に接
    続し得るリング(3a,3b)からなり、これら2つの
    リングが、順次、補完の環状溝(9)内で前記フレーム
    (1)の外壁に配置されているベアリングリング(2
    0)用のU−形状の受容部分(10)を形成しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の蒸留用容器。
  3. 【請求項3】 前記凹所(15)が入口部分(15a)
    を有しており、この入口部分(15a)が閉止方向に向
    けられかつ下方に向かって開放されそして前記入口部分
    (15a)に、周部方向に向けられる閉止錠止部分(1
    5b)が続いていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の蒸留用容器。
  4. 【請求項4】 前記錠止ボルト(6)と協働する前記凹
    所(15)の境界面(15c)が錠止端位置に向かって
    僅かに上昇しかつ錠止凹所(15d)において終端する
    傾斜路として形成されることを特徴とする請求項3に記
    載の蒸留用容器。
  5. 【請求項5】 切り換えピン(19)により前記錠止リ
    ングと協働するリミツトスイツチ(21)が前記フレー
    ム(1)の外側に配置されることを特徴とする請求項
    1,2,3および4の少なくとも1項に記載の蒸留用容
    器。
  6. 【請求項6】 前記錠止リングが、開放位置が達成され
    る前に、回転時に閉止位置から開放位置へ前記切り換え
    ピン(22)を作動する切り換え面(19)を備えたこ
    とを特徴とする請求項5に記載の蒸留用容器。
  7. 【請求項7】 前記蓋(2)用のベアリング(18)の
    区域において、少なくとも1枚の錠止円板(7)が開閉
    の間中前記蓋に回転可能に配置され、前記錠止円板が、
    前記蓋が開放された前記錠止リング(3)の開放位置に
    おいて前記リングに形成された溝(25)に入る錠止面
    (7a)を備え、それにより前記錠止リングの逆回転を
    阻止することを特徴とする請求項1ないし6の少なくと
    も1項に記載の蒸留用容器。
  8. 【請求項8】 前記錠止円板(7)が前記錠止リング
    (3)の底側で当接による最大開放位置を画成するスト
    ツパ鼻片を備えていることを特徴とする請求項7に記載
    の蒸留用容器。
  9. 【請求項9】 取り囲み密封体(24)が蓋側で前記フ
    レーム(1)の縁部(1a)に配置されており、前記密
    封体は、密封力が前記蒸留用容器の内部の圧力の上昇時
    蓋と密封体との間で増加されるように設計されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし8の少なくとも1項に記
    載の蒸留用容器。
  10. 【請求項10】 錠止位置に整列している貫通口が前記
    蓋のカラーおよび前記錠止リングにおいて形成され、差
    し込み式錠止シリンダへのプラグ(26)が前記貫通口
    を通って錠止可能に挿入し得ることを特徴とする請求項
    1ないし9の少なくとも1項に記載の蒸留用容器。
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