JPH0370118A - 電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

電解コンデンサの製造方法

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JPH0370118A
JPH0370118A JP1206415A JP20641589A JPH0370118A JP H0370118 A JPH0370118 A JP H0370118A JP 1206415 A JP1206415 A JP 1206415A JP 20641589 A JP20641589 A JP 20641589A JP H0370118 A JPH0370118 A JP H0370118A
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JP
Japan
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adhesive tape
tape
winding
capacitor element
piece
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JP1206415A
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JPH0582048B2 (ja
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Yasuo Kawatake
川竹 保夫
Shigeru Uzawa
鵜沢 滋
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KAWATAKE ELECTRON KK
RUBIKON KK
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KAWATAKE ELECTRON KK
RUBIKON KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電解コンデンサの製造方法の改良に関する。
(従来の技術) 一般に電解コンデンサは、誘電体酸化皮膜を形成した陽
極箔と、該皮膜を形成していない陰極箔とを、セパレー
タを挾んで重ね合わせ巻回してから、粘着テープ片また
は糊等により巻き止めしてコンデンサ素子を形成し、こ
のコンデンサ素子に、電解液を含浸して後、弾性封口体
等によりアルミニウム等の金属ケースに封入し、さらに
、ケースを合成樹脂性スリーブ等により被覆して完成さ
れる。なお陰極箔にも酸化皮膜を形成する場合もある。
コンデンサ素子の巻き止めに使用される粘着テープ片は
通常合成樹脂製であり、細幅のテープをコンデンサ素子
に巻き付ける長さだけ切断して使用していた。
これら電解コンデンサの素子止めに供される粘着テープ
は、幅広の環ロールから所定の幅に裁断して製造される
ものであり、ディスク巻きタイプとスパイラル巻きタイ
プの2つのタイプがある。
ディスク巻きタイプは、幅広のテープ原ロールを押し切
り式に、あるいは回転させ−ながら輪切り状に裁断して
円盤状にしたものである。スパイラル巻きタイプは、原
ロールからテープを引き出して所定の幅に裁断した後螺
旋状に巻き取ったものである。
(発明が解決しようとする課題) 前述のスパイラル巻き粘着テープの場合、テープを螺旋
状に巻き取る段階で気泡が入りやすい。
また、テンションの具合によっては、巻き取ったテープ
の一部分が変形して空間部が生起するいわゆるギャップ
が生ずることもあった。
これらの粘着テープを、製造後短期間に使用する場合は
問題ないが、長期間放置すると気泡やギャップ部分の粘
着剤が乾燥したり変質したりして粘着性が劣化してしま
い、使用に支障を来たしていた。特に、海外諸国で使用
する場合には、粘着テープを輸送する期間が非常に長く
かかるため、この問題が顕著に現われていた。
一方ディスク巻きは、気泡とかギャップの問題はないも
のの、スパイラル巻きに比べてテープの巻き取り長さが
短く、コンデンサを製造する際にはテープの取り替えを
頻繁に行わなければならないという欠点があった。
本発明は上記問題点を解決すべくなされたものであり、
その目的とするところは、素子止めテープの保存性を向
上しつつ、電解コンデンサの製造方法の効率を改善する
ことである。
(課題を解決するための手段) 上記目的による本発明では、誘電体酸化皮膜を形成した
陽極箔と、陰極箔とを、セパレータを挾んで巻回して、
巻き終り部に、ロール状に巻回されている粘着テープを
細長く切断して形成した粘着テープ片を長辺が前記巻終
り部に跨がるように貼着してコンデンサ素子を形成し、
該コンデンサ素子を電解液を含浸させて後金属ケースに
封入する電解コンデンサの製造方法において、前記粘着
テープ片を、貼着すべきテープ片の長辺と同じ長さの幅
を有する長尺の粘着テープを、貼着すべきテープ片の短
辺と同じ長さとなるよう幅方向に切断して形成すること
を特徴としている。
(作用) 本発明によれば、粘着テープの製造自体は前述のディス
ク巻きタイプと同様にしてできるので、気泡やギャップ
が生じ粘着剤が劣化するという不具合は解消できる。ま
た、コンデンサの製造工程においては、コンデンサ素子
に巻き付けるテープ片の長平方向を粘着テープロールの
幅方向に求めるので、−巻のテープロールから供給でき
るテープ片の数をディスク巻きに比べて格段に多くでき
、粘着テープの取り替え頻度を少なくできる。また、ス
パイラル巻きのように巻き直しをしないで済むので、粘
着テープの製造コスト自体も低減できる。
(実施例) 以下では本発明の好適な一実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
第1図は電解コンデンサ製造装置の正面図、第2図はそ
の平面図である。
図において、10は粘着テープの送り出し部、20はテ
ープ切断部、30はテープ片の搬送部、40はコンデン
サ素子の巻き取り部である。
送り出し部20の送り出しブロック11には、粘着テー
プ12を巻回したテープロール13が装着される送り出
し軸14が設けられている。この送り出し軸14は粘着
テープ12が引き出される際、所定のトルク以上のトル
クが加わるとテープロール13と共に回転する。これに
より引き出される粘着テープ12に張力が生じ、垂るみ
が生じない。
送り出しブロック11前端部には一対の送り出しクラン
プ15a、15bが互いに接湘動自在に設けられており
、この一対のクランプ15a、15bにより粘着テープ
12を挟圧可能である。
送り出しブロック11は、送り出しクランプ15a。
15bがテープ切断部20に接近する位置、該位置から
後退する位置の両位置に亘って移動可能に設けられてい
る。
テープロール13として巻回される粘着テープ12はそ
の幅が、コンデンサ素子の巻き止めを行う細長い粘着テ
ープ片の長辺の長さと同じ幅広のものが用いられる。
テープ切断部20には上下動可能にカッター16が配設
され、送り込まれた粘着テープ12を切断する。上記の
カッター16は幅広の粘着テープエ2をその幅方向全幅
に亘って切断可能なように充分な幅を有している。
テープ片の搬送部30は、図示のごとく、90″の回転
角度で間欠的に回転される回転テーブル18を備えてお
り、この回転テーブル18に4つの搬送りランプ19が
配設されている。この搬送りランプ19はエアシリンダ
等によって開閉可能なチャック機構に形成されており、
テープ切断部20で切断されて形成された粘着テープ片
21を挟持可能になっている。
コンデンサ素子22の巻き取り部40は公知の機構が採
用されていて、陽極箔、陰極箔、およびセパレータを各
ロールから引き出し重ね合わせ、巻回する機構を含む。
なおこの巻き取り部40近傍には、搬送部30の搬送り
ランプ19に挾持されて搬送されてくる粘着テープ片2
1をコンデンサ素子22外表面に押圧して貼着する押圧
部(図示せず)が設けられている。
上記装置により、粘着テープ片21をコンデンサ素子2
2に貼着する方法を以下説明する。
まず粘着テープ12が巻回されているテープロール13
を送り出し軸14に装着し、粘着テープ12を送り出し
クランプ15a、15bの間を通してテープ切断部20
の位置まで引き出す。
次に送り出しクランプ15a、15bにより粘着テープ
12を挟持すると共に、送り出しブロック11を移動さ
せ、粘着テープ12端が搬送りランプ19内に位置する
ようにする。ここで粘着テープI2端を搬送りランプ1
5a、15bで挟持する。この間に送り出しクランプ1
5a、15bは開放され、送り出しブロック11が後退
する。
続いて送り出しクランプ15a、15bが再び粘着テー
プ12を挾持する。この挟持位置は、形成すべき粘着テ
ープ片の幅と次回に搬送りランプ19によって挾持する
際の挾み代だけ粘着テープを残した位置で十分である。
したがって粘着テープ12は先端を搬送りランプ19で
、中途部を送り出しクランプ15a、15bで挾持され
る。次いでカッター16が下方に移動し、送り出しクラ
ンプと搬送りランプとの間で粘着テープ12を幅方向に
切断し、第2図に示されるように、搬送りランプ19で
挟持された粘着テープ片21を得る。この粘着テープ片
21は細長く形成されて、長辺の長さが粘着テープ12
の幅に等しく、短辺の長さが粘着テープ12の切断長さ
に等しい。
次いで回転テーブル18が90″回転されて、粘着テー
プ片21が巻き取り部40にて既に巻回が終了している
コンデンサ素子22の所まで搬送され、ここで粘着テー
プ片21は搬送りランプ15a、15bによる挾持が開
放されると共に押圧部により押圧されて、長辺がコンデ
ンサ素子の巻き終り部を跨ぐようにして貼着され、コン
デンサ素子22の巻き止めをするのである。
巻き止めの終了したコンデンサ素子22は巻き取り部4
0から外され、常法により別途工程で電解液を含浸され
、ケースに密封されて電解コンデンサとして完成される
巻き取り部40では次回のコンデンサ素子の巻き取りが
行われる。また次回の搬送りランプ19がテープ切断部
20に対応する位置まできているので、前記と同様の工
程が繰り返されて粘着テープ片が形成されるのである。
このようにして連続的にコンデンサ素子の巻き止めを行
うことができる。
上記実施例ではテープ搬送部30を回転テーブル18で
構成したが、無端チェーンあるいはベルトに搬送りラン
プを所定間隔をあけて取り付けるようにしてもよい。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発
明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るの
はもちろんのことである。
(発明の効果) 本発明によれば、粘着テープの製造工程において巻き直
しをする必要がないので、粘着テープの劣化を防止でき
るばかりか、製造コストも低減できる。さらに、電解コ
ンデンサの製造工程においては、粘着テープの取り替え
頻度を少なくできるので、稼働率の高い連続的な電解コ
ンデンサの製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電解コンデンサの製造工程を示す
正面図、第2図はその平面図である。 10・・・送り出し部、  11・・・送り出しブロッ
ク、  12・・・粘着テープ、  13・・・テープ
ロール、  14・・・送り出し軸、15a、15b・
・・送り出しクランプ、16・・・カッター  18・
・・回転テーブル、19・・・搬送りランプ、  20
・・・テープ切断部、 21・・・粘着テープ片、 2
2・・・コンデンサ素子、 30・・・搬送部、40・
・・巻き取り部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 誘電体酸化皮膜を形成した陽極箔と、陰極箔とを
    、セパレータを挾んで巻回して、巻き終り部に、ロール
    状に巻回されている粘着テープを細長く切断して形成し
    た粘着テープ片を長辺が前記巻終り部に跨がるように貼
    着してコンデンサ素子を形成し、該コンデンサ素子を電
    解液を含浸させて後金属ケースに封入する電解コンデン
    サの製造方法において、 前記粘着テープ片を、 貼着すべきテープ片の長辺と同じ長さの幅 を有する長尺の粘着テープを、貼着すべきテープ片の短
    辺と同じ長さとなるよう幅方向に切断して形成すること
    を特徴とする電解コンデンサの製造方法。
JP1206415A 1989-08-09 1989-08-09 電解コンデンサの製造方法 Granted JPH0370118A (ja)

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JP1206415A JPH0370118A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 電解コンデンサの製造方法

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JPH0370118A true JPH0370118A (ja) 1991-03-26
JPH0582048B2 JPH0582048B2 (ja) 1993-11-17

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07161564A (ja) * 1993-12-08 1995-06-23 Nittoku Eng Co Ltd テーピングユニット
JP2008258228A (ja) * 2007-03-31 2008-10-23 Nippon Chemicon Corp 電解コンデンサ用電極材
CN106710896A (zh) * 2016-12-22 2017-05-24 广东风华高新科技股份有限公司 电解电容器芯子制作装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106710896A (zh) * 2016-12-22 2017-05-24 广东风华高新科技股份有限公司 电解电容器芯子制作装置

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