JPH0369715A - 耐蝕杭の施工法 - Google Patents
耐蝕杭の施工法Info
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- JPH0369715A JPH0369715A JP20502089A JP20502089A JPH0369715A JP H0369715 A JPH0369715 A JP H0369715A JP 20502089 A JP20502089 A JP 20502089A JP 20502089 A JP20502089 A JP 20502089A JP H0369715 A JPH0369715 A JP H0369715A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
本発明は、海洋環境で使用する杭及びその施工法に関す
る。
る。
［従来の技術］
海洋環境での抗構造の構造物としては、シーバース、桟
橋、ドルフィン、鋼管矢板岸壁などが挙げられるが、こ
れらはすべて鋼管杭を用いる。
橋、ドルフィン、鋼管矢板岸壁などが挙げられるが、こ
れらはすべて鋼管杭を用いる。
このような鋼管杭は、スプランシュゾーンで激しく腐蝕
されるという問題があり、従来、鋼管杭の防蝕としては
コンクリートで外周を巻く方法や防蝕テープを巻く方法
などが行われている。
されるという問題があり、従来、鋼管杭の防蝕としては
コンクリートで外周を巻く方法や防蝕テープを巻く方法
などが行われている。
（発明が解決しようとする課題〕
しかし、コンクリートを巻く方法はその巻厚が１０〜１
５ｃｍでは、１５〜２０年の長期になると充分ではなく
、といってそれ以上に厚くすると重量が大きくなって設
計上好ましくない。
５ｃｍでは、１５〜２０年の長期になると充分ではなく
、といってそれ以上に厚くすると重量が大きくなって設
計上好ましくない。
また、防蝕テープを巻く方法は非常に高価である。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、安価で長
尺杭に適するという鋼管杭の特徴を生かしながら、スプ
ラッシュゾーン部分での防蝕を簡単かつ確実に防止でき
る耐蝕杭及びその施工法を提供することにある。
尺杭に適するという鋼管杭の特徴を生かしながら、スプ
ラッシュゾーン部分での防蝕を簡単かつ確実に防止でき
る耐蝕杭及びその施工法を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、鋼管杭を水中に打設
し、この鋼管杭の低水位置下より上部を切断撤去し、こ
の鋼管杭端に、ガラス繊維、炭素繊維、高機能樹脂繊維
などの長繊維を束ねて樹脂で固めたＦＲＰロソドまたは
エポキシ鉄筋を主筋とし、前記各繊維を帯筋としてコン
クリートを補強した継足し用コンクリート杭を継足すこ
とを要旨とするものである。
し、この鋼管杭の低水位置下より上部を切断撤去し、こ
の鋼管杭端に、ガラス繊維、炭素繊維、高機能樹脂繊維
などの長繊維を束ねて樹脂で固めたＦＲＰロソドまたは
エポキシ鉄筋を主筋とし、前記各繊維を帯筋としてコン
クリートを補強した継足し用コンクリート杭を継足すこ
とを要旨とするものである。
本発明によれば、継足し用コンクリート抗は主筋、帯筋
ともに合成樹脂なので、コンクリート杭として耐蝕性の
高いものとなる。そして、この継足し用コンクリート杭
は一番腐蝕の生じるスプラッシュゾーンに位置し、それ
以下は鋼管杭であるので長尺の杭に適するものとなる。
ともに合成樹脂なので、コンクリート杭として耐蝕性の
高いものとなる。そして、この継足し用コンクリート杭
は一番腐蝕の生じるスプラッシュゾーンに位置し、それ
以下は鋼管杭であるので長尺の杭に適するものとなる。
また、杭の打設に関しては、先に鋼管杭を打設してから
その上部を切１ｉ ！ｈ去して継足すので、従来と比べ
て面倒な打設となることもなく、既設の鋼管杭に対して
も腐蝕しているスプラッシュゾーンよりも上の部分を切
断撤去することにより耐蝕杭として再利用することがで
きる。
その上部を切１ｉ ！ｈ去して継足すので、従来と比べ
て面倒な打設となることもなく、既設の鋼管杭に対して
も腐蝕しているスプラッシュゾーンよりも上の部分を切
断撤去することにより耐蝕杭として再利用することがで
きる。
［実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第１図は本発明の耐蝕杭の１実施例を示す縦断側面図、
第２図〜第５図は本発明工法の各工程を示す側面図で、
図中１は鋼管杭、２はこの鋼管杭１に継足す継足し用コ
ンクリート抗である。
第２図〜第５図は本発明工法の各工程を示す側面図で、
図中１は鋼管杭、２はこの鋼管杭１に継足す継足し用コ
ンクリート抗である。
先に、該継足し用コンクリート抗２について説明すると
、ガラス繊維、炭素繊維、高機能樹脂繊維などの長繊維
を束ねて樹脂で固めたＦＲＰロッドまたはエポキシ鉄筋
を主筋３とし、また前記ガラス繊維、炭素繊維、高機能
樹脂繊維などの長繊維を帯筋４としてコンクリート５を
補強してなるもので、上端に雌型の継手６を、下端に鋼
管杭１端に挿入可能な雄型の継手７を形成する。
、ガラス繊維、炭素繊維、高機能樹脂繊維などの長繊維
を束ねて樹脂で固めたＦＲＰロッドまたはエポキシ鉄筋
を主筋３とし、また前記ガラス繊維、炭素繊維、高機能
樹脂繊維などの長繊維を帯筋４としてコンクリート５を
補強してなるもので、上端に雌型の継手６を、下端に鋼
管杭１端に挿入可能な雄型の継手７を形成する。
次に、コンクリート抗２の製造過程について説明すると
、第７図、第８図に示すように所定の間隔で配列した主
筋３をこれと直交するように所定の間隔で配列した長繊
維帯筋４で結合して「すだれ状」のものを形成し、主筋
３の受けのリング８をこのすだれ状のものの上において
、巻き取ることにより部体９を形成する。
、第７図、第８図に示すように所定の間隔で配列した主
筋３をこれと直交するように所定の間隔で配列した長繊
維帯筋４で結合して「すだれ状」のものを形成し、主筋
３の受けのリング８をこのすだれ状のものの上において
、巻き取ることにより部体９を形成する。
この部体９を補強材として型枠１０内に収め、続いてコ
ンクリート５も型枠ｌＯ内に入れ、遠心力で締め固める
。
ンクリート５も型枠ｌＯ内に入れ、遠心力で締め固める
。
第９図、第１０図はコンクリート抗２の他の製造過程を
示すもので、基本的には前記第７図、第８図で示す場合
と同様であるが、「すだれ状」の主筋３の間隔を広くと
るようにした。このようにすると、リング８の巻き取り
の回転数が一回以上となる。？！数回回転させて部体９
を形成するようにした場合は、帯筋４をなす長繊維が中
心に近寄って引張られ、より対向方向に近い主筋３同士
を結ぶことになるので長繊維による帯筋４としての補強
効果がよくなる。
示すもので、基本的には前記第７図、第８図で示す場合
と同様であるが、「すだれ状」の主筋３の間隔を広くと
るようにした。このようにすると、リング８の巻き取り
の回転数が一回以上となる。？！数回回転させて部体９
を形成するようにした場合は、帯筋４をなす長繊維が中
心に近寄って引張られ、より対向方向に近い主筋３同士
を結ぶことになるので長繊維による帯筋４としての補強
効果がよくなる。
第２図で示すように、先ず鋼管杭１を水中へ打設する。
次いで、第３図に示すように鋼管杭ｌの低水位（Ｌ、Ｗ
、Ｌ）数十ｃｍ〜１ｍ前後下の位置より上を切断し、除
去する。
、Ｌ）数十ｃｍ〜１ｍ前後下の位置より上を切断し、除
去する。
このようしてから、第４図に示すようにコンクリート抗
２をその下端の雄型の継手７を介して鋼管杭ｔの上端内
に差入れ、隙間にセメンＦ Ｓルクを注入して接合した
。
２をその下端の雄型の継手７を介して鋼管杭ｔの上端内
に差入れ、隙間にセメンＦ Ｓルクを注入して接合した
。
そして、第５図、第６図に示すように上部工１１を」二
端の雌型の継手６を介してこのコンクリート抗２の上部
に施工する。
端の雌型の継手６を介してこのコンクリート抗２の上部
に施工する。
なお、コンクリート抗２はその長さが長尺となる場合に
は、第１１図に示すように複数節に分Ｓすし、各節毎に
端部に継手用の溶接鋼材１２を設けておき、この溶接鋼
材１２同士を溶接して一木の長いコンクリート抗２とす
るようにしてもよい。
は、第１１図に示すように複数節に分Ｓすし、各節毎に
端部に継手用の溶接鋼材１２を設けておき、この溶接鋼
材１２同士を溶接して一木の長いコンクリート抗２とす
るようにしてもよい。
図中１３は溶接鋼材１２の接合個所である溶接部である
が、この部分のみは外側をコンクリートもしくは防蝕テ
ープを巻くなどして防蝕対策を講しることになる。
が、この部分のみは外側をコンクリートもしくは防蝕テ
ープを巻くなどして防蝕対策を講しることになる。
以上述べたように本発明の剛蝕抗及びその施工法は、腐
食しない杭を鋼管杭の上部に継足して、この腐食しない
杭でスプラソシュゾーンをなすようにしたので、海洋環
境における抗構造物の長期での腐食の問題を簡単かつ安
価に解決することができるものである。
食しない杭を鋼管杭の上部に継足して、この腐食しない
杭でスプラソシュゾーンをなすようにしたので、海洋環
境における抗構造物の長期での腐食の問題を簡単かつ安
価に解決することができるものである。
また、新規に積構造の桟橋を施工するなど新設の場合の
みならず、既設の積構造の腐食部分の改修にも適用でき
、利用範囲が広いものであり、しかも長尺杭に適する鋼
管杭の特徴はそのまま生かすことができるものである。
みならず、既設の積構造の腐食部分の改修にも適用でき
、利用範囲が広いものであり、しかも長尺杭に適する鋼
管杭の特徴はそのまま生かすことができるものである。
第１図は本発明の耐蝕杭の第１実施例を示す縦断側面図
、第２図〜第５図は本発明の耐蝕杭の施工法の各工程を
示す側面図、第６図は上部工部分の縦断側面図、第７図
は継足し用コンクリート抗の製造過程の一例を示す平面
図、第８図は同上正面図、第９図は継足し用コンクリー
ト抗の製造過程の他側を示す平面図、第１０図は同上正
面図、第１１図は本発明の耐蝕杭の第２実施例を示す縦
断側面図である。 １・・・鋼管杭 ２・・・継足し用コンクリート抗 ３・・・主筋 ４・・・帯筋５・・・コンク
リート６・・・雌型の継手７・・・雄型の継手 ８
・・・リング９・・・龍体 １０・・・型枠
１１・・・」二部上 １２・・・溶接鋼材１３
・・・溶接部
、第２図〜第５図は本発明の耐蝕杭の施工法の各工程を
示す側面図、第６図は上部工部分の縦断側面図、第７図
は継足し用コンクリート抗の製造過程の一例を示す平面
図、第８図は同上正面図、第９図は継足し用コンクリー
ト抗の製造過程の他側を示す平面図、第１０図は同上正
面図、第１１図は本発明の耐蝕杭の第２実施例を示す縦
断側面図である。 １・・・鋼管杭 ２・・・継足し用コンクリート抗 ３・・・主筋 ４・・・帯筋５・・・コンク
リート６・・・雌型の継手７・・・雄型の継手 ８
・・・リング９・・・龍体 １０・・・型枠
１１・・・」二部上 １２・・・溶接鋼材１３
・・・溶接部
Claims (2)
- （１）ガラス繊維、炭素繊維、高機能樹脂繊維などの長
繊維を束ねて樹脂で固めたＦＲＰロッドまたはエポキシ
鉄筋を主筋とし、前記各繊維を帯筋としてコンクリート
を補強した継足し用コンクリート杭を作製し、この継足
し用コンクリート杭を鋼管杭上部に継足すことを特徴と
する耐蝕杭。 - （２）鋼管杭を水中に打設し、この鋼管杭の低水位置下
より上部を切断撤去し、この鋼管杭端に、ガラス繊維、
炭素繊維、高機能樹脂繊維などの長繊維を束ねて樹脂で
固めたＦＲＰロッドまたはエポキシ鉄筋を主筋とし、前
記各繊維を帯筋としてコンクリートを補強した継足し用
コンクリート杭を継足すことを特徴とする耐蝕杭の施工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1205020A JP2609157B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 耐蝕杭の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1205020A JP2609157B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 耐蝕杭の施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369715A true JPH0369715A (ja) | 1991-03-26 |
| JP2609157B2 JP2609157B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=16500114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1205020A Expired - Lifetime JP2609157B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 耐蝕杭の施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2609157B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6189286B1 (en) | 1996-02-05 | 2001-02-20 | The Regents Of The University Of California At San Diego | Modular fiber-reinforced composite structural member |
| WO2006032872A1 (en) | 2004-09-22 | 2006-03-30 | Goodrich Control Systems Limited | Piezoelectric materials |
| JP2008047475A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Ntt Facilities Inc | 二次電池サービス管理システム |
| CN102704465A (zh) * | 2012-05-25 | 2012-10-03 | 中利建设集团有限公司 | Frp纤维布缠绕桩及其制作方法 |
| CN103046545A (zh) * | 2013-01-17 | 2013-04-17 | 浙江东欣建设集团有限公司 | 预应力frp筋混凝土管桩制作工艺 |
| CN103590365A (zh) * | 2013-11-11 | 2014-02-19 | 中国建筑第八工程局有限公司 | Frp筋增强混凝土胸墙结构、施工方法及模板浇筑结构 |
| CN104612133A (zh) * | 2015-01-15 | 2015-05-13 | 安徽省建筑科学研究设计院 | 一种玻璃纤维筋与钢筋混合配筋的混凝土预制桩 |
| CN104773984A (zh) * | 2014-02-17 | 2015-07-15 | 陈宝 | 一种具有高强度高韧度高稳定性功能的高性能管桩的制备方法 |
| CN105297708A (zh) * | 2015-10-19 | 2016-02-03 | 广西大学 | 碳纤维与钢管复合再生混凝土桩 |
| US9422986B2 (en) | 2011-12-01 | 2016-08-23 | Nsk Ltd. | Telescopic shaft |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104912045B (zh) * | 2014-03-14 | 2019-09-10 | 广东海上城建控股发展有限公司 | 水上平台结构水底固定用空心筒墩及其安装施工方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS503417A (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-14 | ||
| JPS5116912U (ja) * | 1974-07-25 | 1976-02-06 |
-
1989
- 1989-08-07 JP JP1205020A patent/JP2609157B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN104773984B (zh) * | 2014-02-17 | 2016-08-17 | 汤始建华建材（苏州）有限公司 | 一种具有高强度高韧度高稳定性功能的高性能管桩的制备方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2609157B2 (ja) | 1997-05-14 |
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