JPH036954B2 - - Google Patents
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- JPH036954B2 JPH036954B2 JP5525183A JP5525183A JPH036954B2 JP H036954 B2 JPH036954 B2 JP H036954B2 JP 5525183 A JP5525183 A JP 5525183A JP 5525183 A JP5525183 A JP 5525183A JP H036954 B2 JPH036954 B2 JP H036954B2
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- circulating gas
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- boiler
- enthalpy
- steam
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
- 239000000571 coke Substances 0.000 claims description 16
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
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- Coke Industry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコークス乾式消火設備の循環ガス量測
定方法に関し、特に循環ガス量を直接求める方法
に対して、ボイラの熱収支から循環ガス量を間接
的に求めるコークス乾式消火設備の循環ガス量測
定方法に係る。
定方法に関し、特に循環ガス量を直接求める方法
に対して、ボイラの熱収支から循環ガス量を間接
的に求めるコークス乾式消火設備の循環ガス量測
定方法に係る。
コークス乾式消火設備において、コークス処理
量に合わせて送風量を調整する必要上から循環ガ
ス量の測定が行なわれている。従来、この循環ガ
ス量の測定方法として循環ガスダクト内のガスの
動圧をピトー管に代表される動圧測定器で測定す
る方法が採用されていた。しかし、この方法によ
ると動圧測定用の孔に循環ガス中の塵が詰まり信
頼性に問題があつた。また、動圧測定器1台では
ダクト内の一点しか測定できないので、流速分布
が一定しない循環ガス量をミクロ内に把握できる
だけで、本来的に必要とされる循環ガス量のマク
ロチエツクが不可能であつた。
量に合わせて送風量を調整する必要上から循環ガ
ス量の測定が行なわれている。従来、この循環ガ
ス量の測定方法として循環ガスダクト内のガスの
動圧をピトー管に代表される動圧測定器で測定す
る方法が採用されていた。しかし、この方法によ
ると動圧測定用の孔に循環ガス中の塵が詰まり信
頼性に問題があつた。また、動圧測定器1台では
ダクト内の一点しか測定できないので、流速分布
が一定しない循環ガス量をミクロ内に把握できる
だけで、本来的に必要とされる循環ガス量のマク
ロチエツクが不可能であつた。
本発明は上述のごとき従来方式の有する欠点を
除去すべく創案されたもので、その目的とすると
ころは、ボイラの熱収支から循環ガス量を間接的
に求めることにより、塵の影響を受けない信頼性
ある測定とマクロ的な流量の測定を可能にするこ
とができ、もつて操業の最適化に寄与し得るコー
クス乾式消火設備の循環ガス量測定方法を提供す
るにある。
除去すべく創案されたもので、その目的とすると
ころは、ボイラの熱収支から循環ガス量を間接的
に求めることにより、塵の影響を受けない信頼性
ある測定とマクロ的な流量の測定を可能にするこ
とができ、もつて操業の最適化に寄与し得るコー
クス乾式消火設備の循環ガス量測定方法を提供す
るにある。
上記目的は、本発明によれば、次のようにして
達成される。即ち、コークス乾式消火設備のボイ
ラ入口の循環ガス温度とボイラ出口の循環ガス温
度、循環ガス圧力及び循環ガス成分とを検出し、
これら検出値からボイラで失なう循環ガスのエン
タルピ支出を求め、一方、ボイラの蒸気温度、蒸
気圧力及び給水温度とボイラの給水量とを検出
し、該蒸気温度、蒸気圧力及び給水温度からボイ
ラから受ける水及び蒸気のエンタルピ収入を求
め、該エンタルピ収入と上記エンタルピ支出と上
記検出された給水量とから循環ガス量を算出し
て、直接測定からくる弊害を防止し正確かつ安定
した循環ガス量の測定が行なえるようにしたもの
である。
達成される。即ち、コークス乾式消火設備のボイ
ラ入口の循環ガス温度とボイラ出口の循環ガス温
度、循環ガス圧力及び循環ガス成分とを検出し、
これら検出値からボイラで失なう循環ガスのエン
タルピ支出を求め、一方、ボイラの蒸気温度、蒸
気圧力及び給水温度とボイラの給水量とを検出
し、該蒸気温度、蒸気圧力及び給水温度からボイ
ラから受ける水及び蒸気のエンタルピ収入を求
め、該エンタルピ収入と上記エンタルピ支出と上
記検出された給水量とから循環ガス量を算出し
て、直接測定からくる弊害を防止し正確かつ安定
した循環ガス量の測定が行なえるようにしたもの
である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
明する。
図は、本発明方法を実施するためのコークス乾
式消火設備を示す。このコークス乾式消火設備は
従来と同様に、冷却塔1、除塵器2、ボイラ3、
サイクロン4、循環フアン5から成る循環系を構
成し、循環ガスを冷却塔1に導入して赤熱コーク
スを冷却し、この冷却によつて昇温された循環ガ
スをボイラ3に導いて熱回収を行なうようになつ
ている。この循環系のボイラ3の一次側と二次側
とにはそれぞれボイラ3の熱収支を求めるための
測定系が設けられている。即ち、一次側におい
て、ボイラ3の入口側循環系内に、循環ガスの温
度を検出する入口ガス温度センサ6を設け、且つ
ボイラ3の出口側循環系内に、循環ガスの温度を
検出する出口ガス温度センサ7、循環ガスの圧力
を検出するガス圧力センサ8、及び循環ガスのガ
ス成分(CO,H2,CO2,O2等)を検出するガス
成分センサ9を設けてある。そして、これら各セ
ンサ6,7,8及び9の出力をそれぞれの発信器
10,11,12及び13を介してアナログ量を
デイジタル量に変換するA/D変換器14の入力
へ接続し、さらにその変換結果を循環ガスのエン
タルピ支出を求める第1の計算機(例えば、マイ
クロコンピユータ)15の入力に接続して構成さ
れている。また、二次側において、ボイラ3の給
水側配管系内に、給水温度を検出する給水温度セ
ンサ16及び給水量を検出する給水量センサ17
を設け、且つボイラ3の蒸気側管系内に蒸気温度
を検出する蒸気温度センサ18及び蒸気圧力を検
出する蒸気圧力センサ19を設けてある。そし
て、これら各センサ16,17,18及び19の
出力をそれぞれの発信器20,21,22及び2
3を介してアナログ量をデイジタル量に変換する
A/D変換器24の入力へ接続し、さらにその変
換結果を水及び蒸気のエンタルピを各々求める第
2の計算機25の入力に接続して構成されてい
る。そして、上記第1及び第2の計算機15,2
5の各出力は以下のごとき演算処理をする第3の
計算機26の入力へ接続され、その出力に循環ガ
ス量表示器27が接続されて測定系の全体が構成
されている。
式消火設備を示す。このコークス乾式消火設備は
従来と同様に、冷却塔1、除塵器2、ボイラ3、
サイクロン4、循環フアン5から成る循環系を構
成し、循環ガスを冷却塔1に導入して赤熱コーク
スを冷却し、この冷却によつて昇温された循環ガ
スをボイラ3に導いて熱回収を行なうようになつ
ている。この循環系のボイラ3の一次側と二次側
とにはそれぞれボイラ3の熱収支を求めるための
測定系が設けられている。即ち、一次側におい
て、ボイラ3の入口側循環系内に、循環ガスの温
度を検出する入口ガス温度センサ6を設け、且つ
ボイラ3の出口側循環系内に、循環ガスの温度を
検出する出口ガス温度センサ7、循環ガスの圧力
を検出するガス圧力センサ8、及び循環ガスのガ
ス成分(CO,H2,CO2,O2等)を検出するガス
成分センサ9を設けてある。そして、これら各セ
ンサ6,7,8及び9の出力をそれぞれの発信器
10,11,12及び13を介してアナログ量を
デイジタル量に変換するA/D変換器14の入力
へ接続し、さらにその変換結果を循環ガスのエン
タルピ支出を求める第1の計算機(例えば、マイ
クロコンピユータ)15の入力に接続して構成さ
れている。また、二次側において、ボイラ3の給
水側配管系内に、給水温度を検出する給水温度セ
ンサ16及び給水量を検出する給水量センサ17
を設け、且つボイラ3の蒸気側管系内に蒸気温度
を検出する蒸気温度センサ18及び蒸気圧力を検
出する蒸気圧力センサ19を設けてある。そし
て、これら各センサ16,17,18及び19の
出力をそれぞれの発信器20,21,22及び2
3を介してアナログ量をデイジタル量に変換する
A/D変換器24の入力へ接続し、さらにその変
換結果を水及び蒸気のエンタルピを各々求める第
2の計算機25の入力に接続して構成されてい
る。そして、上記第1及び第2の計算機15,2
5の各出力は以下のごとき演算処理をする第3の
計算機26の入力へ接続され、その出力に循環ガ
ス量表示器27が接続されて測定系の全体が構成
されている。
ボイラ3についての熱収支から次の(1)式が一般
に求められる。
に求められる。
(1)式 ボイラ入口、出口の循環ガスのエンタルピ支出
×循環ガス量 =(蒸気のエンタルピ−給水のエンタルピ)×給水量
+熱損失 (1)式において熱損失の量は非常に小さいので工
業的精度ではゼロと考えてよい。したがつて、次
の(2)式より循環ガス量を求めることができる。
×循環ガス量 =(蒸気のエンタルピ−給水のエンタルピ)×給水量
+熱損失 (1)式において熱損失の量は非常に小さいので工
業的精度ではゼロと考えてよい。したがつて、次
の(2)式より循環ガス量を求めることができる。
(2)式 循環ガス量=(蒸気のエンタルピ−給水のエン
タルピ)×給水量/ボイラの入口、出口の循環ガスのエ
ンタルピ支出 この(2)式が本発明の基本的原理として用いら
れ、この演算処理が上記第3の計算機26におい
て実行される。すなわち、第3の計算機26内に
上記(2)式で現わされる関数式を記憶させておく。
なお、(蒸気のエンタルピ−給水のエンタルピ)
はボイラ3の二次側で受ける水及び蒸気のエンタ
ルピ収入に外ならない。
タルピ)×給水量/ボイラの入口、出口の循環ガスのエ
ンタルピ支出 この(2)式が本発明の基本的原理として用いら
れ、この演算処理が上記第3の計算機26におい
て実行される。すなわち、第3の計算機26内に
上記(2)式で現わされる関数式を記憶させておく。
なお、(蒸気のエンタルピ−給水のエンタルピ)
はボイラ3の二次側で受ける水及び蒸気のエンタ
ルピ収入に外ならない。
上述のごとく構成されるコークス乾式消火設備
において本発明がどのように実施されているかを
説明する。
において本発明がどのように実施されているかを
説明する。
図に示されるコークス乾式消火設備の循環系を
流れる循環ガス量は第3の計算機26の出力に接
続された循環ガス量表示器27によつてリアルタ
イムで表示される。
流れる循環ガス量は第3の計算機26の出力に接
続された循環ガス量表示器27によつてリアルタ
イムで表示される。
この循環ガス量表示器27によつて表示される
循環ガス量は次に述べるように求められる。
循環ガス量は次に述べるように求められる。
一次側では、ボイラ3の入口、出口における循
環中の循環ガス温度が入口ガス温度センサ6、出
口ガス温度センサ7によつて検出され、また、循
環ガス圧力及びガス成分がガス圧力センサ8及び
ガス成分センサ9によつて検出され、各発信器1
0,11,12及び13を介してA/D変換器1
4に入力される。ここで、各検出値は、アナログ
量であるためデイジタル量に変換され、そのデイ
ジタル値が第1の計算機15へ入力される。この
第1の計算機15には循環ガスの状態量に基づき
エンタルピを算出する表又は関数が記憶されてお
り、上記検出値からボイラ3入口における循環ガ
スのエンタルピ及びボイラ3出口における循環ガ
スのエンタルピを先ず求め、次いで両者を差し引
くことによりボイラ3において循環ガスが失なつ
たエンタルピ支出(エンタルピ落差)が求められ
る。なお、温度、圧力が一定でもガス成分によ
り、エンタルピが変わるのでガス成分検出値によ
つて補正が行なわれている。
環中の循環ガス温度が入口ガス温度センサ6、出
口ガス温度センサ7によつて検出され、また、循
環ガス圧力及びガス成分がガス圧力センサ8及び
ガス成分センサ9によつて検出され、各発信器1
0,11,12及び13を介してA/D変換器1
4に入力される。ここで、各検出値は、アナログ
量であるためデイジタル量に変換され、そのデイ
ジタル値が第1の計算機15へ入力される。この
第1の計算機15には循環ガスの状態量に基づき
エンタルピを算出する表又は関数が記憶されてお
り、上記検出値からボイラ3入口における循環ガ
スのエンタルピ及びボイラ3出口における循環ガ
スのエンタルピを先ず求め、次いで両者を差し引
くことによりボイラ3において循環ガスが失なつ
たエンタルピ支出(エンタルピ落差)が求められ
る。なお、温度、圧力が一定でもガス成分によ
り、エンタルピが変わるのでガス成分検出値によ
つて補正が行なわれている。
二次側では、給水側で給水温度及び給水量が給
水温度センサ16及び給水量センサ17によつて
検出され、蒸気側で蒸気温度及び蒸気圧力が蒸気
温度センサ18及び蒸気圧力センサ19によつて
検出される。そして、これらの検出値は各発信器
20,21,22及び23を介してA/D変換器
24に入力される。ここで、各検出値は、一次側
と同様に、アナログ量であるためデイジタル量に
変換され、そのデイジタル値が第2の計算機25
へ入力される。この第1の計算機15には水又は
蒸気の状態量に基づきエンタルピを算出する表又
は関数が記憶されており、上記給水温度及び給水
量検出時に検出される給水圧から給水のエンタル
ピが、また上記蒸気温度及び蒸気圧力から蒸気の
エンタルピがそれぞれ求められる。
水温度センサ16及び給水量センサ17によつて
検出され、蒸気側で蒸気温度及び蒸気圧力が蒸気
温度センサ18及び蒸気圧力センサ19によつて
検出される。そして、これらの検出値は各発信器
20,21,22及び23を介してA/D変換器
24に入力される。ここで、各検出値は、一次側
と同様に、アナログ量であるためデイジタル量に
変換され、そのデイジタル値が第2の計算機25
へ入力される。この第1の計算機15には水又は
蒸気の状態量に基づきエンタルピを算出する表又
は関数が記憶されており、上記給水温度及び給水
量検出時に検出される給水圧から給水のエンタル
ピが、また上記蒸気温度及び蒸気圧力から蒸気の
エンタルピがそれぞれ求められる。
上述したようにして求められたボイラ入口、出
口の循環ガスのエンタルピ支出と、蒸気のエンタ
ルピと、給水のエンタルピ及び給水量とを用いて
の上記(2)式に基づく演算処理が第3の計算機26
で行なわれ、循環系を流れる循環ガス量が算出さ
れる。
口の循環ガスのエンタルピ支出と、蒸気のエンタ
ルピと、給水のエンタルピ及び給水量とを用いて
の上記(2)式に基づく演算処理が第3の計算機26
で行なわれ、循環系を流れる循環ガス量が算出さ
れる。
上述のように、循環系を流れる循環ガス量は循
環ガスの状態量を検出する各種センサと、給水及
び蒸気の状態量を検出する各種センサと、これら
センサの検出値について上述のような演算処理を
する3台の計算機15,25,26等の比較的簡
易なマイクロコンピユータを用いてその値を得る
ことが出来、循環ガス量を間接的に求めるため従
来のようにガス中に測定用機器を挿入する必要は
なくなる。このため循環ガス中の塵に起因する測
定上の支障がなくなり、中断されることなく時々
核々と変化する循環ガス量を完全に把握すること
ができる。しかも、この把握量はボイラ3の熱収
支に基づいて間接的に計測するのでマクロ量とな
り、流速分布に影響されないので、信頼性の非常
に高い測定系を構成し得る。また、循環ガス、給
水及び蒸気の状態量は従来よりもともと個別的に
検出されているので、その状態量センサをそのま
ま本発明の各種センサとして用いることが出来る
から、循環ガス量を測定するに際して設けねばな
らない機器は、僅かに3台の計算機のみで足り、
この計算機もマイクロコンピユータを使用すれば
小型且つ安価となるので、その導入は容易とな
る。更に、各種センサ及び計算機が有機的に接続
され、自動的に循環ガス量を算出するので作業性
が極めて良好となる。
環ガスの状態量を検出する各種センサと、給水及
び蒸気の状態量を検出する各種センサと、これら
センサの検出値について上述のような演算処理を
する3台の計算機15,25,26等の比較的簡
易なマイクロコンピユータを用いてその値を得る
ことが出来、循環ガス量を間接的に求めるため従
来のようにガス中に測定用機器を挿入する必要は
なくなる。このため循環ガス中の塵に起因する測
定上の支障がなくなり、中断されることなく時々
核々と変化する循環ガス量を完全に把握すること
ができる。しかも、この把握量はボイラ3の熱収
支に基づいて間接的に計測するのでマクロ量とな
り、流速分布に影響されないので、信頼性の非常
に高い測定系を構成し得る。また、循環ガス、給
水及び蒸気の状態量は従来よりもともと個別的に
検出されているので、その状態量センサをそのま
ま本発明の各種センサとして用いることが出来る
から、循環ガス量を測定するに際して設けねばな
らない機器は、僅かに3台の計算機のみで足り、
この計算機もマイクロコンピユータを使用すれば
小型且つ安価となるので、その導入は容易とな
る。更に、各種センサ及び計算機が有機的に接続
され、自動的に循環ガス量を算出するので作業性
が極めて良好となる。
上述のようにして求められた循環ガス量は循環
ガス量表示器に表示できるため、この表示値に基
づいて循環ガス量をコークス処理量と整合する値
に設定することができ操業の最適化が計れる。
ガス量表示器に表示できるため、この表示値に基
づいて循環ガス量をコークス処理量と整合する値
に設定することができ操業の最適化が計れる。
なお、上記実施例において3台の計算機15,
25,26にそれぞれの演算を分担させたが、こ
の分担内容に必ずしも拘泥するものではなく、計
算機の能力に応じて適宜その内容を変えることは
可能である。また、必ずしも3台に分ける必要は
なく、1台の計算機で循環ガス量を処理するよう
にしてもよい。
25,26にそれぞれの演算を分担させたが、こ
の分担内容に必ずしも拘泥するものではなく、計
算機の能力に応じて適宜その内容を変えることは
可能である。また、必ずしも3台に分ける必要は
なく、1台の計算機で循環ガス量を処理するよう
にしてもよい。
以上要するに本発明によれば次のような優れた
効果を発揮する。
効果を発揮する。
(1) 循環ガス量を間接的に求めるため、循環ガス
中に測定用機器を挿入する必要がなく、ガス中
の塵に起因する測定上の支障がない。したがつ
て、信頼性のある測定が可能となる。
中に測定用機器を挿入する必要がなく、ガス中
の塵に起因する測定上の支障がない。したがつ
て、信頼性のある測定が可能となる。
(2) ボイラの熱収支に基づいて循環ガス量を測定
するので、流速分布の影響を受けず、また本来
的に必要な循環ガス量のマクロチエツクが可能
となる。
するので、流速分布の影響を受けず、また本来
的に必要な循環ガス量のマクロチエツクが可能
となる。
(3) リアルタイムで循環ガス量を測定することが
できるので、循環ガス量をコークス処理量と整
合する値に常に設定することができ、操業の最
適化が計れる。
できるので、循環ガス量をコークス処理量と整
合する値に常に設定することができ、操業の最
適化が計れる。
図は本発明方法を実施するためのコークス乾式
消火設備の系統図である。 なお、図中3はボイラ、6は入口ガス温度セン
サ、7は出口ガス温度センサ、8はガス圧力セン
サ、9はガス成分センサ、15は第1の計算機、
16は給水温度センサ、17は給水量センサ、1
8は蒸気温度センサ、19は蒸気圧力センサ、2
5は第2の計算機、26は第3の計算機である。
消火設備の系統図である。 なお、図中3はボイラ、6は入口ガス温度セン
サ、7は出口ガス温度センサ、8はガス圧力セン
サ、9はガス成分センサ、15は第1の計算機、
16は給水温度センサ、17は給水量センサ、1
8は蒸気温度センサ、19は蒸気圧力センサ、2
5は第2の計算機、26は第3の計算機である。
Claims (1)
- 1 コークス乾式消火設備のボイラ入口の循環ガ
ス温度とボイラ出口の循環ガス温度、循環ガス圧
力及び循環ガス成分とを検出し、これら検出値か
らボイラで失なう循環ガスのエンタルピ支出を求
め、一方、ボイラの蒸気温度、蒸気圧力及び給水
温度とボイラの給水量とを検出し、該蒸気温度、
蒸気圧力及び給水温度からボイラから受ける水及
び蒸気のエンタルピ収入を求め、該エンタルピ収
入と上記エンタルピ支出と上記検出された給水量
とから循環ガス量を算出することを特徴とするコ
ークス乾式消火設備の循環ガス量測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5525183A JPS59182884A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | コ−クス乾式消火設備の循環ガス量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5525183A JPS59182884A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | コ−クス乾式消火設備の循環ガス量測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59182884A JPS59182884A (ja) | 1984-10-17 |
JPH036954B2 true JPH036954B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=12993373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5525183A Granted JPS59182884A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | コ−クス乾式消火設備の循環ガス量測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59182884A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0224391A (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-26 | Kawasaki Steel Corp | コークス乾式消火設備の循環ガス導入制御方法 |
DE4036305A1 (de) * | 1989-11-14 | 1991-05-16 | Sumitomo Metal Ind | Verfahren zum betreiben einer trockenloeschanlage fuer heissen koks |
CN113621390B (zh) * | 2021-08-05 | 2022-04-29 | 新兴铸管股份有限公司 | 一种干熄焦炉紧急充氮系统及控制方法 |
-
1983
- 1983-04-01 JP JP5525183A patent/JPS59182884A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59182884A (ja) | 1984-10-17 |
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