JPH0369330A - 射出成形機の色替制御方法および装置 - Google Patents

射出成形機の色替制御方法および装置

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JPH0369330A
JPH0369330A JP20480389A JP20480389A JPH0369330A JP H0369330 A JPH0369330 A JP H0369330A JP 20480389 A JP20480389 A JP 20480389A JP 20480389 A JP20480389 A JP 20480389A JP H0369330 A JPH0369330 A JP H0369330A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、射出成形機の色替制御方法および装置に関し
、特に溶融樹脂の表面反射光を用い、あらかじめ設定さ
れた評価値との比較によって色替完了か否かを判定する
ための新規な改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、用いられていたこの種の射出成形機の色替制御方
法としては種々あるが、一般的に社内等で用いられてい
た方法としては、次の二種がある。
(1)射出成形機のシリンダ内およびノズル内の溶融樹
脂を、色が異なる樹脂Aから樹脂Boに色替えを行う場
合、樹脂Bの成形に必要な所定温度にシリンダおよびノ
ズルの温度が到達していることを確認後、成形者が手動
操作にて適当量計量してエアパージし、さらに再び計量
およびエアパージを任意回数繰り返して行い、樹脂Bの
所定の色に変わったことを確認すると云う動作を試行錯
誤的に行うか、もしくは、自動パージ回路を利用して、
予め計量ストローク、背圧、パージ速度、パージ回数の
経験的数値を入力して自動で色替作業を樹脂Bの所定の
色に変わったことを確認するまで行うかの何れかの方法
であった。
(2〉また、金型内へ射出して色替えを行う場合、又は
、通常成形中の成形品の色のバラツキ管理を行う場合、
成形品を取り出した後、人間の目による判定、もしくは
、色相・色差判別機を利用して定量的な判定を行ってい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の射出成形機の色替制御方法は、以上のように構成
されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、従来方法(1)の場合、成形者が手動操作で
行うため、人手が必要となり、作業効率の向上および原
価低減を行うことが困難であった。
さらに、色判別は、成形者の経験と勘で行うために、定
性的であって誤差が大きくなり、製品品質に問題が発生
していた。
また、従来方法〈1)の後者の場合、自動化は可能であ
るが、パージ回数等の設定条件によって、必ずしも色替
えが完了しない場合でも、運転を停止してしまう可能性
があった。
また、従来方法(2)においては、成形品を取り出した
後に、色差判別を行うので、タイムラグが大きく、次の
ショット成形条件へのフィードバック制御に役立たない
ので、単に良否判別だけで不良品を排出すると云う処置
のみとなり、真のオンライン計測・制御とはならない等
の課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされた
もので、特に、溶融樹脂の表面反射光を用い、あらかじ
め設定された評価値との比較によって色替完了か否かを
判定するようにした射出成形機の色替制御方法および装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による射出成形機の色替制御方法は、射出成形機
のシリンダ内の溶融樹脂の色を新たに前記シリンダ内に
投入する新樹脂の色へ変えるようにした方法において、
前記ノズル又は金型内の溶融樹脂に対して透明窓を介し
て光を照射する第1工程と、前記溶融樹脂からの反射光
を色識別素子を介してデジタル信号として取り込み演算
部により色定量値に定量化する第2工程と、前記色定量
値を色替えする樹脂の色の評価値と比較する第3工程と
よりなり、前記色定量値が前記評価値と一致又は許容範
囲値内の場合には色替完了とし、不一致又は許容範囲値
外の場合には色香動作を継続するようにした方法である
また、本発明による他の発明である射出成形機の色替制
御装置は、シリンダに設けられたノズルに配設されて光
を透過すると共に耐圧、耐熱の透明窓と、光を溶融樹脂
に照射する光源と、溶融樹脂の表面反射光を取りこむ色
識別素子と、前記色識別素子の出力であるアナログ信号
をデジタル信号に変えるA/D変換器と、前記デジタル
信号を色定量値に演算するためコントローラに設けられ
た演算部と、前記コントローラに設けられ色の評価値を
設定器を介して取り込み記憶するためのメモリー部と、
メモリー部に記憶された評価値と演算部で演算された色
定量値とを比較して制御信号を発する制御部と、前記色
定量値を表示する表示部と、前記シリンダ内のスクリュ
の駆動源に指令電圧もしくは指令電流を出力するアンプ
と、前記コントローラに接続され、前記アンプに接続さ
れた出力コントローラとを備えた構成である。
〔作 用〕
本発明による射出成形機の色替制御方法および装置にお
いては、まず、透明窓を介して照射した外部光に対して
、溶融樹脂から反射する表面反射光を色識別素子に取り
込むことにより、この色識別素子から得られる色信号を
デジタル信号にA/D変換した後、演算部に色定量値に
定量化する。
また、この動作に先立って、メモリーには、色替えをす
る色に対応した色定量値対応表によって選定された評価
値が入力して記憶されており、この評価値と前記演算部
からの色定量値とが比較器で比較される。
この色定量値が評価値と一致又はある許容範囲値内に入
っていれば、色替完了とみなされ、不一致で許容範囲値
外の場合には、駆動源に駆動電源が供給されて、シリン
ダのスクリュが作動し、色替動作が継続される。
〔実施例〕
以下、図面と共に本発明による射出成形機の色替制御方
法および装置の好適な実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明による射出成形機の色替制御方法および
装置を示すブロック構成図であり、図において符号1で
示されるものは、円筒状をなすシリンダであり、このシ
リンダ1の外周にはヒータ2が設けられている。
前記シリンダ1内の案内路la内には、スクリュ3が回
転自在に設けられ、このスクリュ3は、カップリング4
を介して接続された駆動源5によって、回転および軸方
向移動できるように構成されている。
前記シリンダ1の先端1bには、吐出孔6aを有するノ
ズル6が取付けられており、このノズル6の周面には、
前記吐出孔6aに連通する取付孔7が形成され、この取
付孔7には、耐圧、耐熱、透光性に優れたサファイヤガ
ラス又は石英ガラス等の受光ガラスからなる外径が2〜
10ミリの透明窓8が形成されている。
前記透明窓8の外部における近傍位置には、光源9およ
び受光素子である色識別素子10を内蔵したセンサー1
1が配設されている。
前記色識別素子10からのアナログ信号10aは、アン
プ12、インターフェース13およびA/D変換器14
を介してデジタル信号14aとしてコントローラ15に
入力されている。
前記コントローラ15は、演算部16、制御部17、メ
モリー部18、設定器19、出力部20および表示部2
1とから構成され、前記デジタル信号14aは、演算部
16で色定量値16aに演算されてメモリー部18に記
憶されると共に、設定器1つに設定された色替用の樹脂
に相当する評価値19aと前記色定量値16aとは、制
御部17で比較され、その結果、制御信号17aが出力
部20および表示部21に入力される構成である。
前記コントローラ15の出力信号15aは、出力コント
ローラ22およびアンプ23を介して前記駆動源5に供
給されている。
本発明による射出成形機の色替制御方法および装置は、
前述したように構成されており、以下に、その動作につ
いて説明する。
まず、ヒータ2の加熱およびスクリュ3の回転によって
溶融された溶融樹脂IAは、スクリュ3の前方に蓄えら
れている。
前述の状態で、成形条件設定値に従って出力コントロー
ラ22からアンプ23を介して駆動源5が作動され、ス
クリュ3を回転して溶融樹脂1Aを所定量計量し、又は
、スクリュ3を前進して計量された溶融樹脂IAを金型
(図示せず)内に射出又は金型外にエアーパージし、こ
の動作を繰返して、シリンダ1内にある樹脂Aから新た
にシリンダ1内に投入される他の色の樹脂Bに色替えを
行うものである。
前述の場合、樹脂Bの評価値19aを、次の表1に示す
色定量値対応表によって選定して、コントローラ15の
設定器19に予め入力しておき、エアーパージされてい
るノズル6内の溶融樹脂IAに光源9から微少時間区間
断続的に光を照射し、この溶融樹脂IAからの表面反射
光(すなわち、色の波長)を色識別素子10に取り込み
、アンプ12、インターフェース13、A/D変換器1
4を介してデジタル信号14aに変換して、演算部16
にて色定量値16aに定量化してメモリー部18に入力
する。
表 (色定量値対応表) 次に、制御部17では、前述の色定量値16aと評価値
19aを比較し、両者が一致もしくはある許容範囲値内
であれば、樹脂Aの色が樹脂Bの色に色替されたと制御
部17がみなし、出力部20から出力コントローラ22
に色替え完了の信号を出すことにより、出力コントロー
ラ20はアンプ23にスクリュ3の回転およびエアーパ
ージを完了する旨の信号を出して色替えを完了する。
また、前述の色定量値16aと評価値19aが一致せず
、且つ、ある許容範囲値内にも入らない場合、出力コン
トローラ22を介して駆動源5が継続して駆動され、色
替え動作が繰返し行われる。
尚、前述のの透明窓8は、ノズル6に設けた場合につい
て述べたが、例えば、金型内の溶融樹脂色計測可能部位
に設けた場合も、同様の作用効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明による射出成形機の色替制御方法および装置は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。
すなわち、溶融樹脂の表面反射光を色識別素子によって
取り出し、所定の評価値と比較して、色替りが完了した
か否かを判別するように構成しているため、色識別の誤
差が極めて少なく、且つ、色差判定から次ショット成形
条件へのタイムラグを最少にすることができ、極めて高
効率且つ高精度の色替え動作を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による射出成形機の色替制御方法およ
び装置を示すブロック構成国である。 1はシリンダ、1Aは溶融樹脂、3はスクリュ、5は駆
動源、6はノズル、8は透明窓、9は光源、10は色識
別素子、10aはアナログ信号、14はA/D変換器、
14aはデジタル信号、15はコントローラ、16は演
算部、16aは色定量値、17は制御部、17aは制御
信号、18はメモリー部、19は設定器、19aは評価
値、2■は表示部、22は出力コントローラ、23はア
ンプである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出成形機のシリンダ(1)内の溶融樹脂の色を
    新たに前記シリンダ(1)内に投入する新樹脂の色へ変
    えるようにした射出成形機の色替制御方法において、 前記シリンダ(1)に設けられたノズル(6)又は金型
    内の溶融樹脂(1A)に対して透明窓(8)を介して光
    を照射する第1工程と、前記溶融樹脂(1A)からの反
    射光を色識別素子(10)を介してデジタル信号(14
    a)として取り込み演算部(16)により色定量値(1
    6a)に定量化する第2工程と、 前記色定量値(16a)を色替えする樹脂の色の評価値
    (19a)と比較する第3工程とよりなり、前記色定量
    値(16a)が前記評価値(19a)と一致又は許容範
    囲値内の場合には色替完了とし、不一致又は許容範囲値
    外の場合には色替動作を継続するようにしたことを特徴
    とする射出成形機の色替制御方法。
  2. (2)シリンダ(1)に設けられたノズル(6)に配設
    されて光を透過すると共に耐圧、耐熱の透明窓(8)と
    、光を溶融樹脂(1A)に照射する光源(9)と、溶融
    樹脂(1A)の表面反射光を取りこむ色識別素子(10
    )と、前記色識別素子(10)の出力であるアナログ信
    号(10a)をデジタル信号(14a)に変えるA/D
    変換器(14)と、 前記デジタル信号(14a)を色定量値(16a)に演
    算するためコントローラ(15)に設けられ、演算部(
    16)と、前記コントローラ(15)に設けられ色の評
    価値(19a)を設定器(19)を介して取り込み記憶
    するためのメモリー部(18)と、前記メモリー部(1
    8)に記憶された評価値(19a)と演算部(16)で
    演算された色定量値(16a)とを比較して制御信号(
    17a)を発する制御部(17)と、前記色定量値(1
    6a)を表示する表示部(21)と、前記シリンダ(1
    )内のスクリュ(3)の駆動源(5)に指令電圧もしく
    は指令電流を出力するアンプ(23)と、前記コントロ
    ーラ(15)に接続され、前記アンプ(23)に接続さ
    れた出力コントローラ(22)とを備えた構成よりなる
    射出成形機の色替制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04107116A (ja) * 1990-08-28 1992-04-08 Japan Steel Works Ltd:The 射出成形機の色替制御方法および装置
CN103660137A (zh) * 2012-09-25 2014-03-26 王静波 一种应用于多色机的塑胶产品生产工艺
DE102016006892A1 (de) 2015-06-11 2016-12-15 Fanuc Corporation Spritzgiesssystem

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