JPH0368583A - 新規微生物変換物質 - Google Patents

新規微生物変換物質

Info

Publication number
JPH0368583A
JPH0368583A JP11535490A JP11535490A JPH0368583A JP H0368583 A JPH0368583 A JP H0368583A JP 11535490 A JP11535490 A JP 11535490A JP 11535490 A JP11535490 A JP 11535490A JP H0368583 A JPH0368583 A JP H0368583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
culture
immunosupressant
immunosuppressant
agar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11535490A
Other languages
English (en)
Inventor
Shieh-Shung Tom Chen
シエー―シユング トム チエン
Byron H Arison
バイロン エツチ.アリソン
Linda S Wicker
リンダ エス.ウイツカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck and Co Inc filed Critical Merck and Co Inc
Publication of JPH0368583A publication Critical patent/JPH0368583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P17/00Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
    • C12P17/18Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms containing at least two hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system, e.g. rifamycin
    • C12P17/188Heterocyclic compound containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen atoms and oxygen atoms as the only ring heteroatoms

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規免疫抑制剤L−682,992およびその
製造を目的とした微生物アクチノプラナセードg p 
1(Actinoplanacete sp、)(MA
6559)ATCCNo、53771を利用した新規な
発酵工程に関するものである。この工程はL−679,
934のC−13位と31位のメトキシ基の脱メチル化
が起こり、その結果テトラヒドロピラン環のテトラヒド
ロフラン環への構造変化が起こるような条件下で微生物
とL−679,934を培養することを含む、また、ヒ
トにおける自己免疫疾患、感染性疾患の治療および/ま
たは組織移植に対する拒絶反応の防止を目的としたヒト
における使用法も開示する。
1983年、US  FDAはシクロスポリンを認可し
、この非常に強力な抗−拒絶反応薬は組織移植手術分野
を御所させた。その作用機作は、免疫系が移植片の外来
タンパク質を拒絶するために生来そなわる膨大な防御担
当細胞に動員をかけることを阻止することにある。
この薬剤が組織移植拒絶反応を抑える効果が強ければ強
いほど、多くのケースで重篤な腎障害、肝臓障害、潰瘍
をひきおこすという欠点がある。
引用することによりここにその内容を組み入れるフジサ
ワのEPO公開No、0184162において、シクロ
スポリンより100倍効力が強いといわれる新規マクロ
ライド免疫抑制剤FK−506が記載されている。この
マクロライドはストレプトミセス・ツクバエンシスの特
定の菌株が発酵生産するものである。
また、ストレプトミセス・ヒグロスコピクス亜種ヤクシ
マエンシスが生産する近縁のマクロライド免疫抑制剤F
K−520についても記載されている。
T、アライのUSP3,244,592にはストレプト
ミセス・ヒグロスコピクスの変種アスコミセチクスを培
養して抗真菌剤“アスコマイシン”を生産することが記
載されている。
しかしながら、シクロスポリン型の副作用が実質的にな
いといえる免疫抑制剤の生産については全く報告がない
、より新しく、副作用が少なくてより安全な薬剤がこの
分野において日夜探求されている。
微生物のアクチノプラナセートsp、ATCCNo、5
3771をマクロライド免疫抑制剤L−679,934
  とともに窒素栄養源を含む炭水化物培地中で好気的
に深部液体培養し、L−679,934のC−31位と
C−13位の選択的脱メチル化のためにpH7付近で操
作することにより、新しい免疫抑制剤L−682,99
2  が発酵生産されることが見出されている。
一般的に約27℃で24時間を超える長時間発酵を行な
わせると、L−683,992即ち、FK−506のC
−13とC−31位の2つの脱メチル化により環の再構
成が起こった所期の産物が得られるが、この産物は培養
液中では少量で、大部分はFK−506のC−31位が
脱メチルされたL−682,993である。この物質は
継続中の米国特許出願No、213,063 (案件番
号No、17754、登録1988年6月29日、S、
T、Chen、 E。
S 、Inamins、 B 、H,Ar15on、 
L 、 S 、 Wicker。
メルクに譲渡)に開示されており、ここに引用すること
によりその内容を組み入れた。
このL−682,992は免疫抑制作用を示す、即ち、
本文中で“T細胞増殖アッセイ”というカルシウムイオ
ンフォア(イオノマイシン)とホルボールミリステート
アセテート(PMA)を誘発剤とするT細胞刺激アッセ
イにより示されるT細胞活性化阻害が陽性である。
このアッセイの原理はイオノマイシンとPMAの組合わ
せでT細胞を刺激し、その増殖を測定するものである。
このアッセイで陽性なサンプルとはT細胞増殖を阻害す
るものであり、阻害はトリチウムラベルしたチミジンの
取込み減少で示される。
本発明によれば、アクチノプラナセート種の工菌株MA
6559をL−679,934とともに窒素栄養源を含
む炭水化物液体培地中で産物L−682,992  が
つくられるのに十分な時間好気的に深部培養するステッ
プを含む、L−682,992として同定される免疫抑
制剤の製造方法が提供される。
さらに上記工程で製造され、T細胞増殖試験においてT
細胞活性化阻害が陽性を示し、図1において同定される
とおりの陽子核磁気共鳴スペクトルを示す、新規な免疫
抑制剤L−682,992が提供される。
また治療上有効量のL−682,992を含み、薬学的
に許容し得る。実質的に毒性のないキャリヤーあるいは
賦形剤と組合わせた製薬配合物が提供される。
さらに、ヒトにおける組織移植拒絶反応や、自己免疫疾
患あるいは感染性疾患の治療のために、治療有効量のL
−682,992を投与することを含む使用法が提供さ
れる。
本発明はL−682,992を生産するためにアクチノ
プラナーセト種MA6559にL−679,934存在
下で発酵を行なわせることを含むものである。本微生物
は現在アメリカンタイプカルチャーコレクション(Am
erican Type Cu1ture Co11e
ction) (メリーランド州、Rockville
、 Parklavndrive12301)にATC
CNo、53771として、およびメルクカルチャーコ
レクション(Merk Cu1ture Co11ec
tion)にュージャージー州、 Rahway)にM
A6559として限定寄託しである。形態学的、培養、
生物学的および生理学的特徴を含む物理的特徴と分類学
について以下簡単に記載する。
これまでに行なわれた分類学的解析に基づき、本菌株は
仮りにアクチノミセス目、アクチノプラナセス科に属す
とされている最終的に本菌の属と種を決定するために更
に詳細な分類学的特徴を調査中である。
本菌はトリプチケースソイ寒天培地(28℃および37
℃)、酵母・麦芽エキス寒天培地、グリセリン・アスパ
ラギン寒天培地、無機塩・デンプン寒天培地、オートミ
ール寒天培地、ツアペックドックス寒天培地、ツアペッ
ク溶液寒天培地、ツアペック溶液・ペプトン寒天培地、
ベネット寒天培地(以上28℃)を含む通常の培地によ
く生育する。
星豊  本菌は直径0.2〜0.4μmの分校した糸状
菌糸形で発育する。コロニーは不透明で隆起し、不規則
形である。コロニーのテクスチュアは酵母麦芽エキス寒
天培地上ではゴム状であるが、菌糸の顕著な断片化がw
t察される他の培地上ではバター状になる傾向がある。
コロニーの表面外観は粉状となる傾向がある。拡散性の
色素産生は認められない。
m  胞子嚢は主として球形で大きさは直径4〜25μ
mの範囲である。胞子嚢はグリセリン・アスパラギン寒
天培地上では通常21日までには肉眼で認められるよう
になる。
胞子は両端が丸い桿状(0,76X 1.98μm)で
、運動性は無く、長さ150μmの、長い分枝しない鎖
状をなす。
栄養発育の色は無色から黄色であり、気菌糸は24〜7
2時間で形成され、色は鈍黄色からローズピンク、外観
は粉状である1発育の裏面は黄褐色から赤みの茶色であ
る。
オートミール寒天 地 ISP  地3)発育の色は無
色から黄色で1発育の裏面は無色から黄褐色である。気
菌糸の色は白色〜明るいローズ−ベージュであり、外観
は粉状である。
虹 塩・でんぷん寒天 地 ISP培地4)生育は薄く
、気菌糸形成は少ない、栄養菌糸は無色で、断片化がは
なはだしい、コロニーの周囲のでんぷんの透明化は培養
7日までに起こる。
グリセリン・アスパラギン 天培地(ISP星里5) 栄養発育は無色〜黄色を呈し1発育の裏側は無色〜肉桂
色である。気菌糸は粉状で白色〜ローズピンクを呈する
ペプチド−−母エキス寒天 地 ISP亙里旦) 栄養発育は黄褐色を呈する。気菌糸の形成は認められず
、メラニン様色素は生産されない。
チロシン 天培地 ISP  地7) 栄養発育は黄褐色から培養が古くなるにつれ濃い赤紫色
を呈する。気菌糸はビロード状で灰色がかったローズベ
ージュ色を呈する。
ツアペック・ドックス寒天 地 栄養菌糸の生育は黄褐色で、培養が古くなるにつれてピ
ンク色を帯びる。気菌糸は短くてもつれ、分泌物の多い
外観を呈する。
本発明の方法はアクチノプラナセートsp。
でL−682,992を生産する菌株すべてに用いるこ
とができるが、特に好ましいのはATCCNo、537
71株である。
一般に、資化性の炭素源と窒素源を含む液体培地中で、
できれば好気的深部培養条件下(例、振盪培養、深部培
養など)でL−682,992生産性の菌株をL− 679,934と共に培養する(発酵させる)ことによ
り、L−682,992を生産することができる。液体
培地は発酵開始時と終了時(取り入れ)においてPHが
約7に保たれていることが望ましい。pHが高くなると
産物が相当量および/または完全に失われることになる
。所望のPHはモルフォリノエタンスルフォン酸(ME
S)、モルフォリノプロパンスルフォン酸(MOPS)
、その他の緩衝剤を用いて保つか、あるいは以下に記す
ような生産用培地のように元来緩衝能のある栄養源を用
いることによって保つことができる。
栄養培地の炭素源として好ましいものは。
グルコース、キシロース、ガラクトース、グリセリン、
デンプン、デキストリンなどである。他にマルトース、
ラムノース、ラフィノース、アラビノース、マンノース
、サリシン、コハク酸ナトリウム等も炭素源とすること
ができる。
窒素源として好ましいものは、酵母エキス。
肉エキス、ペプトン、グルテンミール、コツトンシード
ミール、大豆ミール、その他の植物性ミール(部分的ま
たは完全に脱脂されたもの)、カゼイン加水分解物、大
豆加水分解物、酵母加水分解物、コーンステイープリカ
ー、乾燥酵母、麦芽、フェザ−ミール、粉末ビーナツツ
、ジスチラース・ソリューブルスである。アンモニア塩
(例えば硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸
アンモニウム等)、尿素、アミノ酸などの無機および有
機窒素化合物も同様に好ましい。
炭素源および窒素源は組合わせて使用するのが有利では
あるが、純品として用いる必要はない。微量の生長因子
や無機栄養素を相当量含んでいる純度の低いものも十分
使用することができるからである。必要がある場合は培
地に炭酸ナトリウムまたはカルシウム、リン酸ナトリウ
ムまたはカリウム、ヨウ素、マグネシウム塩、銅塩、コ
バルト塩、などの無機塩を添加することができる。
もし必要ならば、特に培養液が激しく発泡する場合には
、流動パラフィン、動物油、植物油、鉱物油、あるいは
シリコーンのような消泡剤を添加できる。
出発物質のL−679,934を得る方法としては、こ
こに引用することによりその内容を組み入れたフジサワ
のEPO公告N o。
0184162に記載されているようにS。
tsukubasnsisにFR−900506即ち“
FK−506”(これはL−679,934と同一物で
ある)の発酵生産を行なわせる、あるいはEPO公開N
o、018162に記載されたPR−900506生産
法と同一の条件下でアクチノプラナセートsp、(メル
クカルチャーコレクションMA6548)ATCCNo
、53770(アメリカンタイプカルチャーコレクショ
ン、メリーランド州、Rockvilleに制限寄託)
に発酵を行なわせる方法がある。
上に言及された培養菌MA6548の分類学的特徴の摘
要は以下のとおりである:この菌はトリプチケース・ソ
イ寒天培地(27℃および28℃培養)#母麦芽エキス
寒天培地、無機塩・でんぷん寒天培地、グリセリン・ア
スパラギン寒天培地、オートミール寒天培地、ツアペッ
クドックス寒天培地、ツアペック溶液・寒天培地、ペプ
トン・ツアペック溶液寒天培地、ベネット寒天培地(以
上は全て28℃培養)を含む通常の培地によく生育する
IL−この菌は直径0.2〜0.4μmの分枝した糸状
菌糸形で発育する。この菌のコロニーは不透明で隆起し
、不規則形でテストを行なった全培地においてテクスチ
ャーはゴム状である。コロニーの表面は粉状を呈す傾向
があり、特に気菌糸の発達が密な箇所ではその傾向は顕
著である。48−72時間以内に生育が肉眼で認められ
るようになる。テストした培地のすべてにおいて拡散性
色素の産生は認められなかった。
l嚢−胞子嚢は主に直径10〜40μmの球形である。
生育が密である箇所においては胞子嚢は合体して不定形
の塊りを形成する傾向がある。胞子は両端が丸い桿状(
0,8XO08μm)で、運動性はなく、長い分枝しな
い鎖状をなす。
エキス 天 地 接種後48時間 以内に黄色から黄みの緑色の栄養菌糸の生育が肉眼で認
められる。気菌糸の白い房は72−96時間後に形成さ
れる。裏側は黄色味を帯びた茶色である。
グツセリン・アスパラギン寒天 地 発育の色は黄色か
らオリーブグリーンで、ごく小さい点状の白から黄色の
気菌糸発育箇所がある。裏面は無色から黄褐色である。
学 塩・でんぷん 天 地 栄養菌糸・気菌糸の発育は
ともに黄色から黄みの緑色である。裏面は無色から黄褐
色である6 オートミール寒天培地 栄養菌糸の発育は黄色から緑色
である。表面はからみあっており、気菌糸の発育は限ら
れている。裏面は無色から明るい茶色である。
L−682,992を大量に生産するための条件として
は深部好気培養条件が好ましい、少量生産するためには
フラスコあるいはボトル中での振盪あるいは表面培養が
用いられる。さらに大型タンク中で発育を行なわせる場
合は、L−682,992生産工程での生育の遅滞を避
けるために生長状態にある菌を生産タンクに接種するこ
とが望ましい、従ってまずはじめに斜面培養管中の胞子
あるいは菌糸を比較的少量の培地に植菌し、“種培地”
とも言われるこの植菌した培地を培養することにより生
長状態にある接種用菌を調製した後、これを無菌的に大
型タンクに移すことが望ましい、接種用画調製用の発酵
培地は本質的にはL−682,992生産に用いる培地
と同じあるいは異なったものであり、通常培地は植苗前
にオートクレーブ滅菌を行なう。培地のpHは通常オー
トクレーブ前に酸またはアルカリによって7.0 付近
に調製するが、緩衝液の状態であることが望ましい。
培養混合物の撹拌および通気は多様な方法で行なうこと
ができる。撹拌は、プロペラあるいは同様な機械的撹拌
装置、発酵槽の回転または振盪、種々のポンプ装置、あ
るいは培地中に無菌空気を通すことで行なうことができ
る。通気は無菌空気を発酵混合物に通すことにより行な
うことができる。
発酵は通常約20℃と40℃の間で行なわせるが、望ま
しいのは25℃〜35℃である0発酵の期間は約20か
ら24時間であるが、発酵条件と規模によって変えるこ
とができる。このように発酵時間を長くするのはL−6
79,934の本質的な二重脱メチル化を確実にするた
めである。生産用培養はロータリーシェーカー上220
 rpmで27℃、約24時間行ない1発酵培地のpH
は集液時(終了時)まで7.0に保つことが望ましい。
発酵を行なわせるための望ましい培養/生産培地は以下
の培地を含むものとするニー里隻里Δ−」し勺ヒ グルコース          1.0デキストリン 
       10.0ビーフエキス        
 3.0アルダミン(Ardamine) pH5、O
NZアミンタイプE     5.O M g S O,・7H,OO,05 に、HPO40,37 PH7,1に調整 CaCO30,5g/Aを加える 一変1四υ色熱」−−LZ」ニ ゲルコース           10ハイケースSF
         2 ビーフエキス           1コーンステイー
プリカー     3 p87.0に調整 生産されたL−682,992は他の既知の生物活性物
質を回収するのに通常用いられる方法で培養液中から回
収することができる。
生産されたL−682,992は培養菌体と炉液中に存
在し、従って、培養液を濾過あるいは遠心分離すること
により得られる菌体と炉液から、減圧下濃縮、凍結乾燥
、メタノール等の通常用いられる溶媒による抽出、pH
調整1通常用いられる樹脂(例えば陽イオンあるいは陰
イオン交換樹脂、非イオン性吸着樹脂等)のどれかによ
る処理、通常用いられる吸着剤(例えば活性炭、ケイ酸
、シリカゲル、セルロース、アルミナ等)のどれかによ
る処理、結晶化、再結晶化などの従来法により分離精製
することができる。望ましい方法は溶媒抽出、特にメタ
ノールを用いた溶媒抽出である。
発酵生産物L−682,992は “T細胞増殖アッセ
イ”において免疫抑制活性陽性であり、これに基づく有
用性を有する。
生産物L−682,992は以下のような物理的性質を
有する: 1、白色不定形粉末 2、メタノール溶解性 3、FABマススペクトルにより決定された分子量は7
75であり、これは図3 で与えられた分子構造と一致する。
上述した発酵工程によって得られたL−682,992
は、従来法1例えば抽出、沈澱、分別結晶、再結晶、ク
ロマトグラフィその他により分離精製することができる
本物質の適当な調合物は、生分解性があり、かつ従来の
薬学的許容し得る L−683,756のエステル類を
含む。このエステル類は酢酸、トリクロル酢酸などの分
子の水酸基を介して形成されるものである。
前述の発酵反応および発酵混合物の後処理においてL−
682,992の非対称炭素原子あるいは二重結合によ
る構造異性体および/または立体異性体は、しばしば別
の構造および/または立体異性体に変換する可能性があ
り、そのような場合も本発明の範囲に含まれることを付
言しておく。
本発明のL−682,992は免疫抑制活性、抗微生物
活性等の薬理活性を有し、従って心臓、腎臓、肝臓、骨
髄、皮膚などの器官あるいは組織移植に対する拒絶反応
、骨髄移植による宿主−移植片(不適合)疾患、リュー
マチ様関節炎、全身性エリテマトーデス、橋本甲状腺炎
、多発性硬化症1重症筋無力症、I型糖尿病、ブドウ膜
炎等の自己免疫疾患の治療および予防に有用である。
本発明の製薬配合物は、外用、経腸管、非経口の投与形
態に適した無機あるいは有機のキャリヤーあるいは賦形
剤と混合した形で本発明のL−682,992を活性成
分として含有する固体、準固体あるいは液体の製剤形で
使用できる。活性成分は錠剤、顆粒、カプセル、生薬、
溶液、乳剤、懸濁液その他の使用に適した形態とするた
めに、毒性がなく薬学的に許容し得る通常用いられるキ
ャリヤーと配合することができる。使用できるキャリヤ
ーは水、グルコース、ラクトース、アカシアガム、ゼラ
チン、マニトール、でんぷんのり、マグネシウム三ケイ
酸塩、タルク、コーンスターチ、ケラチン、ケイ酸コロ
イド、バレイショでんぷん、尿素、その地固形、拳固形
、液状の製剤製造に用いられるキャリヤーであり、さら
に補助剤、安定剤、増粘剤、着色剤、芳香剤を用いるこ
とができる。本薬学的配合物中には疾患の状態や進行に
所期の幼果をもたらすに十分量の活性物質を含む。
本配合物をヒトに適用するには非経口あるいは腸管投与
が望ましい、治療上有効量のL−682,992の投与
量は治療を受ける患者により異なり、また患者の年齢や
状態によっても変るものであるが、一般に疾患治療のた
めには活性成分0.01−1000mg、好ましくは0
.1〜500wRg、さらに好ましいのは0.5〜10
0mgを日用量(体重70kgの男性を基に算出)とし
て投与する。工回当りの投与量としては約0.5,1,
5,10゜50.100,250および500mgが一
般に用いられる。
以下の実施例は本発明を解説する目的で記載されるもの
であり、本発明の範囲に対する限定と解釈してはならな
い。
失蓋妻二り 生物および培養条 凍結乾燥し、たATCCNo、53771の培養菌を2
50 m Q容の限流型振盪フラスコ中の種培地A50
mQに接種した。この種培地Aはデキストリン10.0
、グルコース王、O、ビーフエキス3.0、アルダミン
PH(YeastP roduct社)5.0.N−Z
アミンタイプE5.0.  Mg5O,・7H,OO,
05゜KH,PO40,37、CaC○、0.5(以上
単位はg / Q )から成る。種培地はオートクレー
ブする前にPHを7.1に調整し、植菌した種培地は2
7℃で24時間、ロータリーシェーカー上で220回転
/分で培養を行なった。
別の方法として凍結した栄養増殖菌体あるいは斜面培養
菌体を用いる場合は、菌を種培地中で27℃、24時間
220回転/分で培養した後、その2.5m12  を
用いて、250mg容の阻流壁でない振盪フラスコ中の
オートクレーブした(滅菌した)産生用培地B50mk
に植菌した。
L−679,934はジメチルスルホキシドに溶かし、
終濃度が0−1mg/mAとなるように添加した。振盪
フラスコの内容物はさらに24時間、27℃で220回
転/分のロータリーシェーカー上で培養を続けた後、以
下に述べる方法に従って抽出を行なった。
の       法 産生培地Bによる培養液全体(100mg)をメチレン
クロライドで3回抽出した(3×100mA)−メチレ
ンクロライド抽出物は合して無水硫酸ナトリウムで乾燥
した後真空下で濃縮し、油状の残渣を得た。残渣はアセ
トニトリルに溶解し、高速液体クロマトグラフィ (H
PLC)による精製を行なった。
HPLCは、ワットマンパーティシル (What+san Partisil 100 D 
S −3,9,4mmX25cmのカラムを用い、モニ
ターは60℃で2Q5nmと225nmにおいて行なっ
た。
カラムは流速3mn/分、0.1%H,PO4水溶液=
アセ水溶液リアセトニトリル4から20:80の直線濃
度勾配を用い40分かけて展開した。上記の抽出物をく
りかえし注入して目的物質を集めた。保持時間11.5
分の分画を合してpHを6.5に調整し、アセトニトリ
ルを蒸発により除いた。目的物質はさらにセップパック
C1,(C1,SeP  Pak)(Waters社)
とアセトニトリル−水の溶出溶媒を用いて精製し、1.
2mgが得られた0本化合物はL−682,992であ
るとされた。
もしL−682,993が存在するならば1重税メチル
化されたL−682,993は極性がL−682,99
2より小さいため保持時間がL−682,992より長
くなるはずである。
薯1迭 L−682,992はNMRスペクトル分析で図1の陽
子NMRスペクトルを与えると特定された。与えられた
分子構造を図3に示す。
トヱ25υu4艮 上述のHPLCでm製した精!li!L−682.99
2を無水エタノールに溶解して1 m g / m Q
とした。
2、アッセイ C57B  l/6 マウスの肺臓を無菌的に摘出し、
10%熱不活化牛脂児血清(G I BC○)を添加し
て氷冷したRPMI 1640培地(GIBCO,ニュ
ーヨーク、Grand l5land)中で分散させた
。細胞を150Orpm8分間遠心してペレットとした
。混入する赤血球はペレットを4℃で2分間溶解用塩化
アンモニウム緩衝液(GIBCO)で処理して除いた。
冷培地を加えて細胞を再度1500rpm8分間遠心し
た。細胞懸濁液は以下のようにナイロンウールカラムに
かけて分離し、T−細胞を単離した。ナイロンウールカ
ラムは洗浄した乾燥したナイロンウール約4gを20m
Qのプラスチックシリンジに詰めてli製した。カラム
は121’C30分間オートクレーブ滅菌した。ナイロ
ンウールカラムは温培地(37℃)で湿らせ、同じ培地
でゆすいだ、洗浄した肺臓細胞は温めた培地に再懸濁し
、ゆっくりとナイロンウールに注ぎこみ、カラムを立て
たまま37℃で1時間インキュベートした。接着性のな
いT細胞は温かい培地によってカラムから溶出される。
この細胞懸濁液は上記のように遠心分離にかけた。
精製したT細胞は、2.5 X 10’コ/m Qとな
るよう完全培地に再懸濁した。この完全培地はRPMI
 1640培地に10%熱不活化牛脂児血清−100m
Mグルタミン、1mMピルビン酸ナトリウム、2X10
−”M2−メルカプトエタノールを加えたもので50%
g/mQのゲンタミシン、250ng/mQのイオノマ
イシン、Long/m氾のPMAを含んでいた。Hi胞
懸濁液は直ちに平底の96孔のミクロ培養プレート(C
ostar)にウェル当り200μaを分注した。試験
薬剤抜きの培地を対照として、試験するサンプル(上記
のL−682,992)を下に述べるように様々に希釈
したものをウェル当り 20μQ3連分注した。L−6
79,934を標準物質として用いた。培養プレートは
37℃で、加湿した炭酸ガス5%−空気95%の環境下
で44時間培養した。T−細胞の増殖はトリチウムラベ
ルチミジンの取込みを測定することにより判定した。4
4時間の培養後、細胞を1ウェル当り2μCiのトリチ
ウムラベルチミジン(NEM、マサチューセッツ、Ca
m−bridge)でパルスラベルした。さらに4時間
培養後、マルチサンプルハーベスタ−を用いグラスファ
イバーフィルター上に培養細胞を集めた。各ウェルに相
当するフィルターディスクの放射能活性を標準的な緑体
シンチレーション計測法(ベータカンランター)で測定
した。1分当りのカウントを重複するウェル間で平均し
て算出し、結果はトリチウムチミジンのとりこみ(増殖
)の%阻害として下に表わした。
種々の濃度におけるL−682,992の%阻害の結果
を次の表に示す。
JL L−682 992によるT−細 増 L−682,992(ng/+on)    %阻害5
00             100133    
           9888          
    9559              924
0             91 26              7418     
         2812            
    08               0 注=1.培養マウスT−細胞は48時間目で細胞を集め
る4時間前からトリチウ ムチミジンでパルスラベルした。
2、標準物質L−679,934(10mg/ m Q
 )は99%阻害を与えた。
3、L−682,992のIC,。は18.8Hg/m
Q=24.5nMで、一般に 20〜60X10−’Mの範囲であっ た。
4、L−682,992によるT細胞増殖の阻害は培養
開始時に組換えヒト IL−2を50単位/ m Q加えることにより打ち消
された。
【図面の簡単な説明】
i11!lはCDCQ3中、400MHzで測定された
L−682,992の1H−核磁気共鳴(NMR)スペ
クトルである。 ヤ2:rgはCDCf1.中、400MHzで測定され
たL−679,934の”H−NMRスペクトルである
。 沼う、のはL−682,992の与えられた分子構造で
ある。 図面の浄書(内容に変更なし) 手続補正書C所人) (1)別紙の通り、 正式図面1通を提出致します。 平成2年8月21日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクチノプラナセートsp.をL− 679,934とともに、窒素栄養源を含む炭水化物培
    養液中でL−682,992の生産に十分な期間、好気
    的に深部培養することを特徴とする免疫抑制剤L−68
    2,992の製造方法。 2、前記微生物がATCC No.53771である請
    求項1記載の製造方法。 3、前記培地がグルコース、ハイケース HF、ビーフエキス、コンスティープリカーを含む『培
    地B』発酵用培地である請求項1記載の製造方法。 4、請求項1記載の製造法によって生産 されたL−682,992を含む培養液。 5、前記請求項1記載の製造方法によっ て製造された免疫抑制剤製品。 6、T細胞増殖アッセイにおいてT細胞 賦活化に対し阻害作用が陽性を示し(IC_5_0約2
    0〜60×10^−^9M)、図1に示す陽子核磁気共
    鳴スペクトルを有する免疫抑制剤L−682,992。 7、図3に示した分子構造を有する免疫 抑制剤L−682,992。 8、治療上有効な量のL−682,992 を薬学的に許容し得る、実質的に毒性がないキャリヤー
    または賦形剤と組合わせた薬学的配合物。 9、ヒトホストにおける組織移植拒絶反 応を防ぎ、あるいは自己免疫疾患または感染性疾患を治
    療するために前記ホストに治療上有効量のL−682,
    992を投与することを特徴とする使用法。
JP11535490A 1989-05-05 1990-05-02 新規微生物変換物質 Pending JPH0368583A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34832189A 1989-05-05 1989-05-05
US348,321 1989-05-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0368583A true JPH0368583A (ja) 1991-03-25

Family

ID=23367495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11535490A Pending JPH0368583A (ja) 1989-05-05 1990-05-02 新規微生物変換物質

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0396400A1 (ja)
JP (1) JPH0368583A (ja)
CA (1) CA2016084A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100752235B1 (ko) * 2006-08-07 2007-08-27 주식회사 베스텍 부스바의 적층식 절연구조를 갖는 수배전반

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5268370A (en) * 1989-01-13 1993-12-07 Merck & Co., Inc. Microbial transformation product of L-679,934
CA2091194A1 (en) * 1992-04-08 1993-10-09 Richard D. Connell 2-oxo-ethyl derivatives as immunosuppressants
US5352783A (en) * 1993-06-09 1994-10-04 Merck & Co., Inc. Microbial transformation product having immunosuppressive activity

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4894366A (en) * 1984-12-03 1990-01-16 Fujisawa Pharmaceutical Company, Ltd. Tricyclo compounds, a process for their production and a pharmaceutical composition containing the same
EP0349061B1 (en) * 1988-06-29 1995-03-29 Merck & Co. Inc. Immunosuppressant agent
US4981792A (en) * 1988-06-29 1991-01-01 Merck & Co., Inc. Immunosuppressant compound

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100752235B1 (ko) * 2006-08-07 2007-08-27 주식회사 베스텍 부스바의 적층식 절연구조를 갖는 수배전반

Also Published As

Publication number Publication date
EP0396400A1 (en) 1990-11-07
CA2016084A1 (en) 1990-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0349049B1 (en) Immunosuppressant compound
CA1334392C (en) Immunosuppressant agent
US4987139A (en) FK-520 microbial transformation product
JPH0320279A (ja) 新規免疫抑制剤
US4975372A (en) Microbial transformation product of L-683,590
US4594248A (en) CL-1577-B4 compound, its production and use
JPH0219320A (ja) 新規免疫抑制剤
JPS60259191A (ja) Cl−1724抗微生物/抗腫瘍化合物、その製造および用途
JPH0368583A (ja) 新規微生物変換物質
JP5283927B2 (ja) 新規化合物アミコラマイシン、その製造方法及びその用途
GB2263112A (en) New cyclic fr-900520 microbial biotransformation agent
WO2010122669A1 (ja) 新規化合物アミコラマイシン、その製造方法及びその用途
US5290772A (en) Immunosuppressant agent
JPH0374388A (ja) 新規なl―683,590の微生物変換生成物
US5252612A (en) Microbial immunosoppressant agent
US6004995A (en) Macrolide compound 0406
US5270187A (en) Microbial transformation product
US5268370A (en) Microbial transformation product of L-679,934
JPH03209384A (ja) 新規な微生物変換生成物
JPH02258786A (ja) L―679,934の微生物変換産物
Wilton et al. CL-1577-B 4 compound, its production and use
JPH06153974A (ja) 新規なc−21ヒドロキシル化fk−506拮抗剤
CA2041815A1 (en) Altromycin compounds
JPS5970697A (ja) アンスラサイクリン化合物、その製造法およびその用途