JPH0368021B2 - - Google Patents

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JPH0368021B2
JPH0368021B2 JP56175558A JP17555881A JPH0368021B2 JP H0368021 B2 JPH0368021 B2 JP H0368021B2 JP 56175558 A JP56175558 A JP 56175558A JP 17555881 A JP17555881 A JP 17555881A JP H0368021 B2 JPH0368021 B2 JP H0368021B2
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formula
amino
hydrogen
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alkyl
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JP56175558A
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Emu Goodon Eritsuku
Ei Ondetsutei Migeeru
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Bristol Myers Squibb Co
Original Assignee
Bristol Myers Squibb Co
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Publication date
Application filed by Bristol Myers Squibb Co filed Critical Bristol Myers Squibb Co
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Publication of JPH0368021B2 publication Critical patent/JPH0368021B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D205/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D205/02Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D205/06Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D205/08Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams
    • C07D205/085Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams with a nitrogen atom directly attached in position 3
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な族のβ−ラクタム抗生物質およ
びかかる化合物類の抗菌剤としての用途に関係す
る。β−ラクタム核は、該核の窒素原子に結合す
るスルフエート(−O−SO3 M )置換基によ
り生物学的に活性化される事実が見出された。 1位にスルフエート置換基および3位にアシル
アミノ置換基を有するβ−ラクタム類は、一定範
囲のグラム陰性菌やグラム陽性菌に対し活性を示
す。 本発明の新規β−ラクタム抗生物質の好ましい
化合物は、下式で包含されるものである: 1位にスルフエート置換基および3位にアシル
アミノ置換基を有する上記β−ラクタム類に加え
て、本発明はまた、1位にスルフエート置換基お
よび3位にアミノ(NH2)置換基(保護アミノ
を含む)を有するβ−ラクタム類をも包含する。 このタイプの好ましい化合物類は、下式を有す
る。 これらの化合物類は、対応する3−アシルアミ
ノ化合物類の製造に有用な中間体である。 式〔〕および〔a〕において、並びに本明
細書を通じて用いられる記号の定義は、以下の通
りである。 R1はアシル、R″1はアシルまたはアミノ保護
基、R′1は水素、アミノ保護基またはアシル、 R2は水素または炭素数1〜4のアルコキシ、 R3およびR4は同一もしくは異なつてそれぞれ
水素またはアルキル、および M は水素またはカチオンである。 本発明のβ−ラクタム類を説明するのに用いる
各種語句の定義を以下に挙げる。これらの定義
は、それらの語句が本明細書で使用されている限
り、個別的に用いられている場合であろうとより
大なる基の一部として用いられている場合であろ
うと等しく適用されるものである。但し、特に他
の定義を行つた場合を除く。 語句“アルキル”および“アルコキシ”とは、
直鎖および分枝鎖基の両方を指称する。それらの
基として、炭素原子1〜10を有するものが好まし
い。 語句“シクロアルキル”および”シクロアルケ
ニル”とは、3,4,5,6または7の炭素原子
を有するシクロアルキルおよびシクロアルケニル
基を指称する。 語句“アルケニル”とは、直鎖および分枝鎖基
の両方を指称する。それらの基として、炭素原子
2〜10を有するものが好ましい。 語句“ハロゲン”とは、弗素、塩素、臭素およ
びヨウ素を指称する。 語句“保護カルボキシル”とは、常套のエステ
ル保護基でエステル化されたカルボキシル基を指
称する。これらの基は、当該分野で周知である
(例えば1979年3月13日発行の米国特許第4144333
号参照)。好ましい保護カルボキシル基の例は、
ベンジル、ベンズヒドリル、t−ブチルエステル
である。 語句“アシル”としては、就中、有機酸(即
ち、カルボン酸)からヒドロキシル基を除去して
誘導される有機ラジカルの全てが包含される。勿
論、特定のアシル基が好ましいが、この選択が本
発明の技術的範囲を制限すると考えるべきではな
い。アシル基の具体例としては、β−ラクタム抗
生物質(6−アミノペニシラン酸およびその誘導
体並びに7−アミノセフアロスポラン酸およびそ
の誘導体を含む。)をアシル化するのに従来より
用いられているアシル基が挙げられる(例えば、
フライン編「Cephalosporins and Penicillins」
(アカデミツク・プレス、1972年)、1978年10月10
日発行の西独公開公報第2716677号、1978年12月
11日発行のベルギー特許第867994号、1979年5月
1日発行の米国特許第4152432号、1976年7月27
日発行の米国特許第3971778号、1979年10月23日
発行の米国特許第4172199号および1974年3月27
日発行の英国特許第1348894号参照)。かかる参照
文献の各種アシル基の記載部分をここに、参考ま
でに具体化する。語句“アシル”を更に詳しく例
示するため、下記アシル基のリストを列挙する
が、これは上記語句を制限するとみなすべきでな
い。アシル基の具体例としては、 (a) 式:
【式】(ここで、R5はアルキル、 シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、シ
クロアルケニル、シクロヘキサジエニル、また
はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、メルカ
プト、アルキルチオあるいはシアノメチルチオ
基の1つまたはそれ以上で置換されたアルキル
もしくはアルケニルである。)を有する脂肪族
基、 (b) 式:
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】または
【式】 (ここで、nは0、1、2または3、R6,R7
およびR8はそれぞれ独立して水素、ハロゲン、
ヒドロキシル、ニトロ、アミノ、シアノ、トリフ
ルオロメチル、炭素原子1〜4のアルキル、炭素
原子1〜4のアルコキシまたはアミノメチル、お
よびR9はアミノ、ヒドロキシル、カルボキシル
塩、保護カルボキシル、ホルミルオキシ、スルホ
塩、スルホアミノ塩、アジド、ハロゲン、ヒドラ
ジノ、アルキルヒドラジノ、フエニルヒドラジノ
または〔(アルキルチオ)チオキソメチル〕チオ
である。)を有する炭素環式芳香族基(好ましい
炭素環式芳香族アシル基として、式:
【式】
【式】
【式】(R9は好ましくはカ ルボキシル塩またはスルホ塩である。)、および
【式】(R9は好ましくはカルボ キシル塩またはスルホ塩である。)を有するもの
が包含される。)、 (c) 式、
【式】
【式】
【式】
【式】または
【式】 (ここで、nは0、1、2または3、R9は前
記と同意義、およびR10は1,2,3もしくは4
つ(好ましくは1もしくは2つ)の窒素、酸素お
よび硫黄原子を含有する置換もしくは非置換5,
6または7員複素環である。)を有する複素芳香
族基(上記複素環の具体例はチエニル、フリル、
ピロリル、ピリジニル、ピラジニル、チアゾリ
ル、モルホリニル、ピリミジニルおよびテトラゾ
リルである。上記置換基の具体例はハロゲン、ヒ
ドロキシル、ニトロ、アミノ、シアノ、トリフル
オロメチル、炭素原子1〜4のアルキルまたは炭
素原子1〜4のアルコキシである。好ましい複素
芳香族アシル基としては、R10が2−アミノ−4
−チアゾリル、2−アミノ−5−ハロ−4−チア
ゾリル、4−アミノピリミジン−2−イル、5−
アミノ−1,2,4−チアジアゾル−5−イル、
2−チエニルまたは2−フラニルである上記式の
基が包含される。)、 (d) 式: (ここで、R11は芳香族基(式:
【式】の基などの炭素環式芳香族炭化 水素およびR10の定義中に含まれるような複素芳
香族炭化水素を含む)、およびR12はアルキル、
置換アルキル(該アルキル基はハロゲン,シア
ノ,ニトロ,アミノあるいはメルカプト基の1つ
またはそれ以上で置換されている。)、アリールメ
チレンアミノ(即ち、−N=CH−R11(R11は前記
と同意義。))、アリールカルボニルアミノ(即ち、
【式】(R11は前記と同意義。))ま たはアルキルカルボニルアミノである。)を有す
る〔〔(4−置換−2,3−ジオキソ−1−ピペラ
ジニル)カルボニル〕アミノ〕アリールアセチル
基(好ましい〔〔(4−置換−2,3−ジオキソ−
1−ピペラジニル)カルボニル〕アミノ〕アリー
ルアセチル基としては、R12がエチル、フエニル
メチレンアミノまたは2−フリルメチレンアミノ
である基が包含される。)、 (e) 式: (ここで、R11は前記と同意義、およびR13
水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルアミ
ノカルボニル、アリールアミノカルボニル(即
ち、
【式】(R11は前記と同意義。)ま たは置換アルキル(該アルキル基はハロゲン,シ
アノ,ニトロ,アミノ,メルカプト,アルキルチ
オ,芳香族基(R11で定義付),カルボキシル
(その塩類を含む),アミド,アルコキシカルボニ
ル,フエニルメトキシカルボニル,ジフエニルメ
トキシカルボニル,ヒドロキシアルコキシホスフ
イニル,ジヒドロキシホスフイニル,ヒドロキシ
(フエニルメトキシ)ホスフイニルあるいはジア
ルコキシホスフイニル置換基の1つまたはそれ以
上で置換されている。)である。)を有する(置換
オキシイミノ)アリールアセチル基(好ましい
(置換オキシイミノ)アリールアセチル基として
は、R11が2−アミノ−4−チアゾリルである基
が包含され、またR13がメチル、エチル、カルボ
キシメチルまたは2−カルボキシイソプロピルで
ある基も好ましい。)、 (f) 式: (ここで、R11は前記と同意義、およびR14
【式】アミノ、アルキル アミノ(シアノアルキル)アミノ、アミド、アル
キルアミド、(シアノアルキル)アミド、
【式】
【式】
【式】
【式】また は
【式】である。) を有する(アシルアミノ)アリールアセチル基
(上記式の好ましい(アシルアミノ)アリールア
セチル基としては、R14がアミノまたはアミドで
ある基が包含され、またR11がフエニルまたは2
−チエニルである基も好ましい。)、並びに (g) 式: (ここで、R11は前記と同意義、およびR15
水素、アルキルスルホニル、アリールメチレンア
ミノ(即ち、−N=CH−R11(R11は前記と同意
義。))、
【式】(R16は水素、アルキルまた はハロゲン置換アルキルである。)、芳香族基(記
R11で定義付)、アルキルまたは置換アルキル
(該アルキル基はハロゲン,シアノ,ニトロ,ア
ミノあるいはメルカプト基の1つ以上で置換され
ている。)である。)を有する〔〔〔3−置換−2−
オキソ−1−イミダゾリジニル〕カルボニル〕ア
ミノ〕アリールアセチル基(上記式の好ましい
〔〔3−置換−2−オキソ−1−イミダゾーリジニ
ル〕カルボニル〕アミノ〕アリールアセチル基と
しては、R11がフエニルまたは2−チエニルであ
る基が包含され、またR15が水素、メチルスルホ
ニル、フエニルメチレンアミノまたは2−フリル
メチレンアミノである基も好ましい。)。 本明細書を通じて使用される語句“カチオン”
とは、正荷電原子または原子群を指称する。本発
明のβ−ラクタム類の窒素原子の“−O−SO3
M ”置換基は、全てのスルフエート塩類を包含
し、勿論医薬的に許容しうる塩類が好ましいが、
他の塩類も本発明目的物を精製する場合にまたは
医薬的に許容しうる塩類の製造の中間体として有
用である。本発明のスルホン酸塩類のカチオン性
部分は、有機もしくは無機塩基のいずれかから得
ることができる。かかるカチオン性部分として
は、以下に示すイオンが包含されるが、これに限
定されるものではない。かかるイオンとして、ア
ンモニウム、アルキルアンモニウム(例えばテト
ラ−n−ブチルアンモニウム、以下テトラブチル
アンモニウムと称す。)などの置換アンモニウム、
リチウム、ナトリウムおよびカリウムなどのアル
カリ金属、カルシウムおよびマグネシウムなどの
アルカリ土類金属、ピリジニウム、ジシクロヘキ
シルアンモニウム、ハイドラバミニウム
(hydraba−minium)、ベンザチニウム、N−メ
チル−D−グルカミニウムなどが挙げられる。 式〔〕に、および該式〔〕に続く定義にお
いて示される如く、特にR1基が塩基性機能を有
する場合 は水素であつてよい。かかる化合物類
は当該分野において、分子中の正電荷および負電
荷の故に“内部塩”と称されることもある。 本発明化合物類は、溶剤/水から晶出また再結
晶されてよい。この場合、水和の水を形成しても
よい。本発明は、化学量論的水和物並びに凍結乾
燥などのプロセスで生成しうる変動量の水を含む
化合物をも包含する。 1位にスルフエート置換基および3位にアミノ
またはアシルアミノ置換基を有するβ−ラクタム
類は、少くとも1個の偏光中心(Chifal
Center)、すなわち、アミノまたはアシルアミノ
置換基が結合する炭素原子(β−ラクタム核の3
位の)を含有する。本発明は上述したβ−ラクタ
ム類に向けられたものであり、ここでβ−ラクタ
ム核の3位の偏光中心の立体化学は、天然産出ペ
ニシリン類(例えばペニシリンG)の6位の炭素
原子の立体配置や天然産出セフアマイシン類(例
えばセフアマイシンC)の7位の炭素原子の立体
配置と同様である。 式〔〕および〔a〕の好ましいβ−ラクタ
ム類に関して、3位の偏光中心の立体化学を表わ
すような構成式を示したが、命名上の便宜によ
り、R2が水素である式〔〕および〔a〕の
化合物類はS−立体配置を有し、R2がアルコキ
シである式〔〕および〔a〕の化合物類はR
−立体配置を有するものとする。 また本発明の技術的範囲内に、上述のβ−ラク
タム類を有するラセミ混合物が包含される。 1位にスルフエート(−O−SO3 M )置換
基および3位にアシルアミノ置換基を有するβ−
ラクタム類は、一定範囲のグラム陰性菌およびグ
ラム陽性菌に対して活性を有する。かかるスルフ
エート置換基は本発明化合物類の活性に重要であ
る。 本発明化合物類は、家庭飼育動物類(例えば
犬、猫、牛、馬、その他)や人間などの哺乳動物
種における細菌感染(尿路感染および呼吸感染を
含む)に対抗する薬剤として用いることができ
る。 細菌感染に対抗するため、本発明化合物をそれ
を必要とする哺乳動物に、約1.4mg/Kg/日〜約
350mg/Kg/日、好ましくは約14mg/Kg/日〜約
100mg/Kg/日の量で投与することができる。ま
た、ペニシリン類やセフアロスポリン類を感染部
位に付与する(deliver)のに従来より用いられ
ているすべての投与型式も、本発明の新規β−ラ
クタム類との併用が企図されている。かかる投与
方法としては、経口法、静脈内法、筋肉内法が包
含され、また坐剤なども包含される。 本発明のβ−ラクタム類は、対応する式、 を有するヒドロキサム酸から製造することができ
る。 式〔〕の化合物は、ピリジンおよび三酸化硫
黄の錯体と反応させることにより、O−スルフエ
ート化することができる。かかる反応は、有機溶
媒、好ましくはピリジン中で行うことができる。
この反応は、M がピリジニウムイオンである式
〔〕の化合物を生成する。ピリジンおよび三酸
化硫黄の予め調製した錯体を用いる代わりに、例
えば試薬としてクロロスルホニルトリメチルシリ
ルエステルおよびピリジンを用い、反応系で錯体
を形成せしめてもよい。またこれに代えて、ジメ
チルホルムアミド−三酸化硫黄または2,6−ル
チジン−三酸化硫黄の錯体を使用することができ
る。上記手順により形成されるピリジニウム塩
は、慣用技術(例えばイオン交換樹脂、結晶化、
またはイオン対抽出)を用いて、他の塩類に変換
することができる。これらの技術は、式〔〕の
生成物またはここで述べた中間体を他の塩類に変
換する場合にも有用である。 式〔〕の化合物類は、式、 を有するアミノ酸から製造することができる。 上記アミノ基を先ず、通常の保護基(例えばt
−ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニ
ル、o−ニトロフエニルスルフエニル等)で保護
して、式、 を有する化合物を収得する。 式〔〕において、および本明細書を通じて記
号“A”とは、窒素保護基を指称する。 次に、式〔〕の保護アミノ酸のカルボキシル
基を、式:Y−O−NH3 Cl 〔〕を有する
アミン塩と反応させる。 式〔〕において、および本明細書を通じて記
号“Y”とは、ベンジルまたはピバロイルを指称
する。反応は、カツプリング剤、例えば1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボ
ジイミドまたはジシクロヘキシルカルボジイミド
の存在中で進行し、式、 を有する化合物を生成する。 式〔〕の化合物のヒドロキシル基は、例えば
メタンスルホニルクロリド(以下、メタンスルホ
ニルを“Ms”と称す。)などの通常の試薬を用い
て、除去しうる基(leaving group)に変換され
る。 式、 を有する完全保護化合物を、塩基(例えば炭酸カ
リウム)を処理して閉環する。かかる反応は有機
溶媒(例えばアセトン)中、還流条件下で実施す
ることが好ましく、これによつて式、 を有する化合物が収得される。 これに代え、式〔〕の化合物の閉環は、最初
にヒドロキシル基を除去しうる基に変換すること
なく遂行することができる。即ち、式〔〕の化
合物をトリフエニルホスフインおよびエチルアゾ
ジカルボキシレートで処理して、式〔〕の化合
物を収得する。 式〔〕の化合物の閉環のための上述した両方
法は、置換基R3およびR4の立体化学の逆転をも
たらす。 式〔〕の化合物の3−アミノ置換基の脱保護
は、当該分野の公認技術を用いて遂行することが
できる。例えば、保護基がt−ブトキシカルボニ
ルである場合、アミノ基を脱保護するのにトリフ
ルオロ酢酸が使用できる。保護基がベンジルオキ
シカルボニルの場合、接触水素添加(例えばパラ
ジウム/活性炭)を用いることができる。保護基
がo−ニトロフエニルスルフエニルの場合、p−
トルエンスルホン酸をp−チオクレゾールと組合
せて使用できる。脱保護化合物は次式を有する。 式、 式〔〕の化合物を、式、 を有する化合物に変換するのに、周知のアシル化
技術を用いることができる。具体的な技術として
は、カルボン酸(R1−OH)または対応するカル
ボン酸ハライドもしくは無水カルボン酸との反応
が包含される。カルボン酸との反応は、カルボジ
イミド(例えばジシクロヘキシルカルボジイミ
ド)および現場で反応性中間体を形成しうる物質
(例えばN−ヒドロキシベンゾトリアゾールまた
は4−ジメチルアミノピリジン)の存在中で、最
も容易に進行する。アシル基(R1)が反応性官
能価を有する場合、先ず、これらの官能基を保護
し、次いでアシル化反応を実施し、最後に得られ
る生成物を脱保護することが必要かもしれない。 式〔X〕の化合物の対応する3−アルコキシ置
換基を有する化合物への変換は、先ずアミド窒素
をハロゲン化して式、 を有する化合物を得ることにより遂行することが
できる。アミド類をN−クロル化する試薬および
手順は、当該分野で公知である。具体的な試薬
は、次亜塩素酸t−ブチル、次亜塩素酸ナトリウ
ムおよび塩素である。反応は有機溶媒(例えばメ
タノールなどの低級アルカノール)中または二相
溶媒システム(例えば水/塩化メチレン)中、塩
基(例えば硼酸ナトリウム・10水和物)の存在下
で行なうことができる。反応は低温で行なうこと
が好ましい。 式〔XI〕の化合物とアルコキシル化剤(例えば
アルカリ金属アルコキシド)の反応によつて、
式、 を有する化合物(その鏡像体と組合せて)が収得
される。反応は有機溶媒(例えばテトラヒドロフ
ランなどの極性有機溶媒)中、低温で行なうこと
ができる。R1がアミノ保護基として機能する場
合、それを慣用手順で除去してアミノ誘導体を得
ることができる。 これに代え、式〔〕の化合物を単一工程手順
を用いて式〔XII〕の化合物に変換することができ
る。先ずアルコキシル化剤を式〔〕の化合物と
混合し、次いで反応混合物にN−クロル化試薬を
添加する。 式〔〕の化合物を還元して対応する式〔〕
の化合物、即ち を収得するには、接触水素添加またはYがピパロ
イルの場合塩基(例えば硫化ナトリウムまたは水
酸化ナトリウム)による処理によつて遂行するこ
とができる。 これに代え、上記合成の式〔〕のアミン塩の
代わりにα−ベンジルオキシカルボニル−β−ア
ミノキシ−D−アラニン・メチルエステル・塩酸
塩または“NH−O−”基を有する他の化合物類
を使用することができる。 R2が水素である本発明化合物類の他の合成は、
式〔〕の化合物を製造後、その1−ヒドロキシ
基を脱保護して式、 を有する化合物を収得することを包含する。上記
脱保護は、当該分野で公認の手順(例えばYがピ
バロイルの場合は過酸化水素および塩基による処
理もしくは硫化ナトリウムによる処理、またYが
ベンジルの場合は水添分解)を用いて遂行するこ
とができる。 先に述べた手順(即ち、先駆体化合物と、ピリ
ジンおよび三酸化硫黄、ジメチルホルムアミドお
よび三酸化硫黄または2,6−ルチジンおよび三
酸化硫黄との反応)を用いて、式〔′〕または
〔XII〕の化合物をスルフエート化すれば、式、 を有する化合物が収得される。 式〔〕の化合物から保護基“A”を除去す
れば、式、 を有する基本中間体が収得される。保護基の除去
に用いられる技術は、特定の保護基に左右され
る。例えば、Aがベンジルオキシカルボニルの場
合接触水素添加が使用しうる。上記技術のいずれ
かを用いて式〔XI〕の中間体をアシル化すれ
ば、対応する式〔〕の生成物が収得される。 次に示す実施例は、本発明の特別な具体例であ
る。 実施例 1 (3S−トランス)−4−メチル−2−オキソ−3
−〔(フエニルアセチル)アミノ〕−1−アゼチジ
ニルスルフエート・ピリジン塩の製造: A N−(フエニルアセチル)−L−トレオニンの
製造: L−トレオニン(35.7g)を1N−水酸化ナト
リウム(1)に溶解し、−5゜〜−10℃に冷却す
る。機械的撹拌した冷溶液に、塩化フエニルアセ
チル(46.3g)を滴下する。温度を26℃に上昇さ
せ、反応混合物を約16時間撹拌する。混合物をエ
ーテルで洗い、塩酸でPH2に酸性化し、酢酸エチ
ルで抽出(2回)する。集めた抽出物を硫酸ナト
リウム上で乾燥し、結晶固体が形成するまで減圧
濃縮する。混合物にエーテルを加え、結晶を収集
する(34.8g)。融点161〜163℃。 B N2−(フエニルアセチル)−N−(フエニルメ
トキシ)−L−トレオニンアミドの製造: N−(フエニルアセチル)−L−トレオニン
(9.5g)を水(約50ml)に懸濁し、これに水(50
ml)中のO−ベンジルヒドロキシルアミン塩酸塩
(7.04g)の溶液を加える。撹拌混合物のPHを、
1N−水酸化カリウムで4.2に調整し、これに水
(50ml)中の8.43gの1−エチル−3−(3−ジメ
チルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩の溶
液を加える。1N−塩酸でPHを4.2に維持する。30
分後、油状沈殿物が反応容器に生成する。生成物
を酢酸エチルと塩水間に分配し、次いで有機層を
硫酸ナトリウム上で乾燥し、固体に濃縮する
(8.7g)。 C (3S−トランス)−4−メチル−3−[(フエ
ニルアセチル)アミノ]−1−(フエニルメトキ
シ)−2−アゼチジノンの製造: 乾燥テトラヒドロフラン(200ml)中のN2
(フエニルアセチル)−N−(フエニルメトキシ)−
L−トレオニンアミド(7.5g)の冷(0℃)溶
液に、ジエチルアゾジカルボキシレート(4.2g)
を加え、次いでトリフエニルホスフイン(6.34
g)を加える。反応混合物を窒素下、26℃で約16
時間撹拌する。次いで溶媒を除去し、残渣をシリ
カゲルにてクロマトグラフイー(エーテル/ヘキ
サン)し、白色固体の表記化合物(2.0g)を得
る。クロロホルム/ヘキサンより再結晶して、精
製試料(融点97〜99℃)を得る。 D (3S−トランス)−1−ヒドロキシ−4−メ
チル−3−〔(フエニルアセチル)アミノ〕−2
−アゼチジノンの製造: エタノール(15ml)中の(3S−トランス)−4
−メチル−3−[(フエニルアセチル)アミノ]−
1−(フエニルメトキシ)−2−アゼチジノン
(0.5g)の溶液(0.250gの10%パラジウム/活
性炭を含有)を、26℃で1時間水素添加する。反
応混合物を過し、触媒をエタノールで洗い、次
いで集めた液を蒸発させて油状残渣とする。エ
ーテル(約10ml)を加え、得られる固体を固化お
よび集め、0.34gの表記化合物を収得する。融点
118〜135℃(分解)。 元素分析(C12H14N2O3として) 計算値:C61.52、H6.02、N11.96。 実測値:C61.06、H6.03、N11.80。 E (3S−トランス)−4−メチル−2−オキソ
−3−〔(フエニルアセチル)アミノ〕−1−ア
ゼチジニルスルフエート・ピリジン塩の製造: 乾燥ピリジン(9ml)中の(3S−トランス)−
1−ヒドロキシ−4−メチル−3−〔(フエニルア
セチル)アミノ〕−2−アゼチジノン(0.225g)
の溶液に、分子篩4Å(1ml)を加え、次いでピ
リジン−三酸化硫黄(0.61g)を加える。反応混
合物を窒素下、26℃で5時間撹拌し、過し、減
圧濃縮する。HP−20樹脂にて精製(水/アセト
ン)し、0.13gの生成物を吸湿性固体で得る。 元素分析(C17H19N3O6S・H2Oとして) 計算値:C49.62、H5.14、N10.21、 S7.79。 実測値:C50.37、H5.07、N10.32、 S7.73。 実施例 2 〔3S−〔3α(R*),4β〕〕−3−〔〔〔〔(4−エ
チル
−2,3−ジオキソ−1−ピペラジニル)カルボ
ニル〕アミノ〕フエニルアセチル〕アミノ〕−4
−メチル−2−オキソ−1−アゼチジニルスルフ
エート・ピリジン塩(1:1)の製造: A 2−ニトロフエニルチオ−L−トレオニンの
製造: ジオキサン(125ml)および2N−水酸化ナトリ
ウム(50ml)に、L−トレオニン(11.9g)を加
える。溶液を激しく撹拌し、これに0−ニトロフ
エニルスルフエニルクロリド(20.9g)を10等分
で15分にわたつて加え、その間2N−水酸化ナト
リウム(60ml)をゆつくりと滴下する。更に5分
後、反応混合物を水(400ml)で希釈し、10%重
硫酸カリウムでPH2.5に酸性化する。有機層を直
ちに、酢酸エチルで抽出(200ml×3回)し、集
めた抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで
油状物に濃縮する。引掻くと(on scratching)
生成物が晶出する(20.0g)。その内17gをアセ
トン/ヘキサンより再結晶して、9.5gの結晶
(融点145〜148℃)を得、これを冷凍機に貯蔵し、
敏速に使用する。 B N2−〔(2−ニトロフエニル)チオ〕−N−
(フエニルメトキシ)−L−トレオニンアミドの
製造: 2−ニトロフエニルチオ−L−トレオニン
(39.0g)およびO−ベンジルヒドロキシルアミ
ン塩酸塩(22.92g)を、水(500ml)に懸濁し、
激しく撹拌しながらPHを1N−水酸化ナトリウム
で4.2に調整する。水(100ml)中の1−エチル−
3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド塩酸塩の溶液を少量づつ加え、その間10%重
硫酸カリウムを加えてPHを4.2に調節する。添加
を5分続け、撹拌およびPH調節を別途30分間継続
すると、大量の粒状沈殿物が生成する。反応混合
物を酢酸エチルで抽出(300ml×4回)し、集め
た抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、油状物に
濃縮する(約50g)。シリツク(Silic)AR CC
−7(2Kg、塩化メチレン→50%塩化メチレン/
酢酸エチル)にてクロマトグラフイーし、生成物
をフオームで得る(19.5g)。その一部をアセト
ン/ヘキサンより晶出および再結晶して、分析試
料を付与する(融点130〜133℃)。 C (3S−トランス)−4−メチル−3−〔〔(2
−ニトロフエニル)チオ〕アミノ〕−1−(フエ
ニルメトキシ)−2−アゼチジノンの製造: ピリジン(34ml)中のN2−〔(2−ニトロフエ
ニル)チオ〕−N−(フエニルメトキシ)−L−ト
レオニンアミド(9.4g)の冷溶液(0℃)に、
メタンスルホニルクロリド(8.58g)を加える。
0℃で2時間後、混合物を氷水(100ml)に注入
し、酢酸エチルで抽出(100ml×5回)する。抽
出物を氷冷10%重硫酸カリウムで洗い(100ml×
4回)、硫酸ナトリウム上で乾燥し、加熱せずに
減圧濃縮して9.6gの残渣を収得する。 無水炭酸カリウム(10g)およびアセトン(約
600ml)の還流混合物に、アセトン(125ml)中の
上記残渣の溶液を35分にわたつて添加する。2.5
時間後、混合物を26℃に冷却し、過し、フオー
ムに蒸発させる。シリツクAR CC−7(塩化メチ
レン/ヘキサン9:1→塩化メチレン)にてクロ
マトグラフイーし、生成物を透明油状物で得る
(2.15g)。クロロホルム/ヘキサンより晶出およ
び再結晶して、分析試料(融点97〜100℃)を生
成する。 D (3S−トランス)−3−アミノ−4−メチル
−1−(フエニルメトキシ)−2−アゼチジノ
ン・トルエンスルホネートの製造: 塩化メチレン(20ml)中の(3S−トランス)−
4−メチル−3−〔〔(2−ニトロフエニル)チオ〕
アミノ〕−1−(フエニルメトキシ)−2−アゼチ
ジノン(1.07g)の撹拌溶液に、p−トルエンス
ルホン酸(0.57g)およびp−チオクレゾール
(0.74g)を加える。反応混合物を窒素下で2時
間撹拌し、次いで溶媒を減圧除去し、残渣をエー
テル(25ml×4回)と共に粉砕して、0.9gの表
記化合物を得る。 E (3S−トランス)−3−〔〔〔〔(4−エチル−
2,3−ジオキソ−1−ピペラジニル)カルボ
ニル〕アミノ〕フエニルアセチル〕アミノ〕−
4−メチル−1−(フエニルメトキシ)−2−ア
ゼチジノンの製造: ジメチルホルムアミド(15ml)中の、α−
〔〔〔4−エチル−2,3−ジオキソ−1−ピペラ
ジニル)カルボニル〕アミノ〕ベンゼン酢酸
(0.879g)、ヒドロキシベンゾトリアゾール
(0.42g)およびジシクロヘキシルカルボジイミ
ド(0.56g)の懸濁液を26℃で1時間撹拌し、そ
の時点でジメチルホルムアミド(5ml)中の3S
−トランス)−3−アミノ−4−メチル−1−(フ
エニルメトキシ)−2−アゼチジノン・トルエン
スルホネート(0.95g)およびジイソプロピルエ
チルアミン(0.44ml)の溶液を加える。反応混合
物を室温で約16時間撹拌し、次いでこれを水
(100ml)に注入し、酢酸エチルで抽出(100ml×
3回)する。集めた有機抽出物を水(100ml×3
回)および重炭酸ナトリウム水溶液(100ml×1
回)で洗い、次いで硫酸ナトリウム上で乾燥し、
半固体残渣に減圧濃縮する。液体クロマトグラフ
イー(酢酸エチル)して、所望生成物をフオーム
(0.599g)で得る。クロロホルム/イソプロピル
エーテルより再結晶して、表記化合物(融点100
〜105℃)を収得する。 F (3S−トランス)−3−〔〔〔〔(4−エチル−
2,3−ジオキソ−1−ピペラジニル)カルボ
ニル〕アミノ〕フエニルアセチル〕アミノ〕−
1−ヒドロキシ−4−メチル−2−アゼチジノ
の製造: (3S−トランス)−3−〔〔〔〔(4−エチル−2,
3−ジオキソ−1−ピペラジニル)カルボニル〕
アミノ〕フエニルアセチル〕アミノ〕−4−メチ
ル−1−(フエニルメトキシ)−2−アゼチジノン
(0.270g)をエタノール(25ml)に溶解し、10%
パラジウム/活性炭触媒(130mg)上で2時間水
素添加する。反応混合物を過し、固体に濃縮す
る(0.220g)。 G 〔3S−〔3α(R*),4β〕〕−3−〔〔〔〔(4−
エチ
ル−2,3−ジオキソ−1−ピペラジニル)カ
ルボニル〕アミノ〕フエニルアセチル〕アミ
ノ〕−4−メチル−2−オキソ−1−アゼチジ
ニルスルフエート・ピリジン塩(1:1)の製
造: ピリジン(7ml)中の(3S−トランス)−3−
〔〔〔〔(4−エチル−2,3−ジオキソ−1−ピペ
ラジニル)カルボニル〕アミノ〕−1−ヒドロキ
シ−4−メチル−2−アゼチジノン(0.220g)
の溶液に、4Å分子篩(約1ml)およびピリジン
−三酸化硫黄錯体(0.33g)を加える。窒素下26
℃で4.5時間撹拌後、反応混合物を過し、油状
物に濃縮する。HP20AG樹脂にてクロマトグラ
フイー(水/アセトン)後、適当画分を凍結乾燥
して所望生成物を粉末で得る(0.080g)。 元素分析(C19H23N5O9S・C5H5N・2H2O) として 計算値:C47.05、H5.26、N13.72。 実測値:C46.36、H4.74、N13.42。 実施例 3 〔3S(Z)〕−3−〔〔(2−アミノ−4−チアゾ
リル)(メトキシイミノ)アセチル〕アミノ〕−2
−オキソ−1−アゼチジニルスルフエート・カリ
ウム塩の製造: A α−〔(フエニルメチル)オキシ〕−β−アミ
ノキシ−D−アラニンメチルエステル塩酸塩の
製造: 氷冷メタノール(200ml)に塩化水素ガスを20
分間吹込む。α−〔(フエニルメチル)オキシ〕−
D−シクロセリン(5.0g)を加え、濁溶液を26
℃で12時間撹拌する。反応混合物を過し、半固
体残渣に濃縮し、エーテルで滴定(200ml×2回)
して4.6gの固体(融点110〜112℃)を得る。 〔これに代わる他の定量的手順としては、100
mlの冷撹拌メタノールに塩化アセチル7.1mlを加
えて約0.1N−メタノール性塩化水素溶液を調製
し、30分後これにα−〔(フエニルメチル)オキ
シ〕シクロセリン(5.0g)を加え、混合物を12
時間後蒸発させ、残渣をエーテルと共に粉砕し、
得られる結晶性のかたまりを過して集め、次い
で減圧乾燥して5.7gの表記化合物を収得するこ
とから成る。〕 B N2−〔〔(フエニルメチル)オキシ〕カルボニ
ル〕−N−〔2−〔〔〔(フエニルメチル)オキシ〕
カルボニル〕アミノ〕−3−メトキシ−3−オ
キソプロポキシ〕−L−セリンアミドの製造: 水(15ml)中のN−〔〔(フエニルメチル)オキ
シ〕カルボニル〕−L−セリン(3.46g)の懸濁
液に、α−〔(フエニルメチル)オキシ〕−β−ア
ミノキシ−D−アラニンメチルエステル・塩酸塩
(4.49g)の水溶液(15ml)を加える。混合物を
激しく撹拌(空気撹拌)し、その間1N−水酸化
カリウムでPH4.2に調整する。水(10ml)中の1
−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−
カルボジイミドの溶液を、5分にわたつて少量づ
つ加え、その間1N−塩酸を加えてPHを4.2に維持
する。更に20分間撹拌後、反応混合物を塩化ナト
リウムで飽和し、酢酸エチルで抽出(5回)す
る。集めた酢酸エチル抽出物を硫酸ナトリウム上
で乾燥し、粘稠油状物に減圧濃縮する(5.8g)。 C (3S)−1−ヒドロキシ−3−〔〔〔(フエニル
メチル)オキシ〕カルボニル〕アミノ〕−2−
アゼチジノンの製造: 蒸留テトラヒドロフラン(100ml)中のN2
〔〔(フエニルメチル)オキシ〕カルボニル〕−N−
〔2−〔〔〔(フエニルメチル)オキシ〕カルボニル〕
アミノ〕−3−メトキシ−3−オキソプロポキシ〕
−L−セリンアミド(6.08g)の冷(0〜5℃)
溶液に、トリフエニルホスフイン(3.6g)を加
え、次いでジエチルアゾジカルボキシレート
(2.15ml、2.38g)を加える。反応混合物を窒素
下で12時間撹拌せしめ、次いで7.0mlの1,8−
ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカン−7−エン
を加える。30分後、テトラヒドロフランを蒸発除
去し、得られる残渣を酢酸エチルおよび飽和重炭
酸ナトリウム間に分配する。水性層を酢酸エチル
で1回洗い、次いで飽和重硫酸カリウムでPH2に
調整し、酢酸エチルで抽出(5回)する。集めた
抽出物を乾燥し、結晶固体に濃縮する(1.8g)。
その一部をアセトン/ヘキサンより再結晶(2
回)して、分析試料(融点128〜131℃)を得る。 D (3S)−3−〔〔〔(フエニルメチル)オキシ〕
カルボニル〕アミノ〕−2−オキソ−1−アゼ
チジニルスルフエート・テトラブチルアンモニ
ウム塩の製造: 乾燥ピリジン(45ml)中の(3S)−1−ヒドロ
キシ−3−〔〔〔(フエニルメチル)オキシ〕カルボ
ニル〕アミノ〕−2−アゼチジノン(1.1g)の溶
液(4Å分子篩約1ml含有)に、ピリジン−三酸
化硫黄錯体(1.48g)を加える。窒素下、26℃で
2時間撹拌後ピリジンを減圧除去し、残渣をPH
4.3の緩衝液(0.5M一塩基性リン酸カリウム、50
ml)および酢酸エチル(50ml)間に分配する。水
性層をもう1回酢酸エチル(50ml)で洗い、次い
で硫酸水素テトラブチルアンモニウム(1.57g)
で処理し、塩化メチレンで抽出(50ml×3回)す
る。集めた有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥
し、粘稠油状物に濃縮する(1.81g)。かかる物
質を、溶離剤として塩化メチレン/メタノール
(1%対8%)を用いシリツクAR CC−4にて精
製し、0.71gの油状物を得る。 E 〔3S(Z)〕−3−〔〔(2−アミノ−4−チア
ゾリル)(メトキシイミノ)アセチル〕アミノ〕
−2−オキソ−1−アゼチジニルスルフエー
ト・カリウム塩の製造: ジメチルホルムアミド中の(3S)−3−〔〔〔(フ
エニルメチル)オキシ〕カルボニル〕アミノ〕−
2−オキソ−1−アゼチジニルスルフエート・テ
トラブチルアンモニウム塩(0.70g)の溶液を、
10%パラジウム/活性炭触媒(0.35g)を用いて
6.5時間水素添加する。過して触媒を除去後、
混合物に(Z)−2−アミノ−α−(メトキシイミ
ノ)−4−チアゾール酢酸(0.251g)・ジシクロ
ヘキシルカルボジイミドを加え、次いでヒドロキ
シベンゾトリアゾール(0.191g)を加え、26℃
で約16時間撹拌する。反応混合物を高減圧下(40
℃)で濃縮し、アセトン(25ml)で希釈し、次い
で過する。固体を少量のアセトンで洗い、集め
た液をアセトン(2ml)中のパーフルオロブタ
ンスルホン酸カリウム(0.425g)の溶液で処理
する。直ちに沈殿が起こる。エーテル(20ml)を
加え、沈殿した固体を過で収集する(0.250
g)。溶離剤として水−アセトンを用いてHP−
20AGクロマトグラフイーで精製して、凍結乾燥
後生成物を粉末で得る(0.045g)。 元素分析(C9H10N5S2O7Kとして) 計算値:C26.79、H2.50、N17.36、 S15.89、K9.69。 実測値:C29.63、H3.16、N16.95、 S17.69、K1.78。 生成物はカリウム塩とツビツターイオンの混合
物であり、適切なIRおよびNMRスペクトルを示
している。 実施例 4 (S)−2−オキソ−3−〔(フエニルアセチル)
アミノ〕−1−アゼチジニルスルフエート・ピリ
ジン塩の製造: A N2−(フエニルアセチル)−N−〔(フエニル
メチル)オキシ〕−L−セリンアミドの製造: N−フエニルアセチル−L−セリン(8.8g)、
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(6.03
g)およびO−ベンジルヒドロキシルアミン
(4.84g)を、テトラヒドロフラン(450ml)に溶
解し、0℃に冷却する。テトラヒドロフラン(50
ml)中のジシクロヘキシルカルボジイミド(8.1
g)の溶液を0.5時間にわたつて添加する。反応
系を26℃に加温せしめ、約16時間撹拌する。混合
物を過し、液を減圧下で半固体残渣に濃縮す
る。酢酸エチル(50ml)の添加で晶出せしめる。
固体を収集し、これを乾燥する(6.9g、融点150
〜151℃)。 液を重炭酸ナトリウム、水、重硫酸カリウム
および水(2回)で洗い、次いで硫酸ナトリウム
上で乾燥し、濃縮して第2収得結晶を得る(2.6
g、融点131〜135℃)。 B (S)−3−〔(フエニルアセチル)アミノ〕−
1−〔(フエニルメチル)オキシ〕−2−アゼチ
ジノンの製造: 蒸留テトラヒドロフラン(300ml)中のN2
(フエニルアセチル)−N−〔(フエニルメチル)オ
キシ〕−L−セリンアミド(6.88g)の冷溶液
(0℃)に、窒素下でトリフエニルホスフイン
(11.20g)を加え、次いでジエチルアゾジカルボ
キシレート(6.60ml)を加える。溶液を26℃に加
温せしめ、12時間撹拌する。減圧下で溶媒を除去
後、得られる残渣をシリカゲルカラム(溶離剤:
エーテル/ヘキサン→エーテル)に適用する。画
分を組合せて2バツチ:1.0g(純粋)および2.5
g(約60%純粋)を得る(全収量約2.2g)。純物
質を酢酸エチル/ヘキサンより再結晶して固体
(融点130〜131℃)を得る。 C (S)−1−ヒドロキシ−3−〔(フエニルア
セチル)アミノ〕−2−アゼチジノンの製造: (S)−3−〔(フエニルアセチル)アミノ〕−1
−〔(フエニルメチル)オキシ〕−2−アゼチジノ
ン(0.8g、トリフエニルホスフイン混入)のエ
タノール(100ml)溶液に、10%パラジウム/活
性炭触媒(0.4g)を加え、混合物を約1気圧下
で1時間水素添加する。反応混合物を予備洗浄セ
ライトで過し、油状残渣に減圧濃縮する。生成
物を50%重炭酸ナトリウム溶液および酢酸エチル
間に分配する。水性層を重硫酸カリウムで酸性化
し、酢酸エチルで抽出(50ml×3回)する。集め
た抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、結晶固体
に濃縮する(約200mg)。メタノール/クロロホル
ムより再結晶して、分析試料(融点145〜146℃、
分解)を得る。 D (S)−2−オキソ−3−〔(フエニルアセチ
ル)アミノ〕−1−アゼチジニルスルフエー
ト・ピリジン塩の製造: (S)−1−ヒドロキシ−3−〔(フエニルアセ
チル)アミノ〕−2−アゼチジノン(0.150g)
を、乾燥ピリジン10ml(1A分子篩含有)に溶解
する。ピリジン−三酸化硫黄錯体(0.216g)を
加え、溶液を窒素下で2時間撹拌する。減圧下で
濃縮後、減圧乾燥し、生成物をHP−20AG(25
ml)にて精製する。水で溶出し、次いで5%アセ
トン/水で溶出後所定画分を凍結乾燥して。生成
物(0.110g)を吸湿性粉末で得る。〔α〕26 D=+
5.9(C=0.645、水)。 元素分析(C16H17N3O6S・0.5H2Oとして) 計算値:C49.15、H4.74、N10.71、 S8.34。 実測値:C49.47、H4.67、N10.81、 S8.25。 実施例 5 (S)−2−オキソ−3−〔(フエニルアセチル)
アミノ〕−1−アゼチジニルスルフエート・カリ
ウム塩の製造: (S)−2−オキソ−3−〔(フエニルアセチル)
アミノ〕−1−アゼチジニルスルフエート・ピリ
ジン塩(1.5g、実施例4参照)を水に溶解し、
これを「Dowex 50−X2K」樹脂150ml含有カラ
ムに適用する。蒸留水(1500ml×2回)で溶出し
て、300ml画分を5つ得、これらを凍結乾燥する。
画分1は1.33gの表記化合物を含有する。 元素分析(C11H11N2O6S・K・1.5H2Oとして) 計算値:C36.15、H3.86、N7.66、 S8.77、K10.70。 実測値:C36.14、H3.15、N7.20、 S9.81、K14.01。 実施例 6 (S)−2−オキソ−3−〔(フエニルアセチル)
アミノ〕−1−アゼチジニルスルフエート・テト
ラブチルアンモニウム塩の製造: (S)−2−オキソ−3−〔(フエニルアセチル)
アミノ〕−1−アゼチジニルスルフエート・カリ
ウム塩(93mg、実施例5参照)を水(5ml)に溶
解し、硫酸水素テトラブチルアンモニウム(102
mg)を加える。溶液を2〜3分間振とうし、塩化
ナトリウムで飽和し、塩化メチレンで抽出(4
回)する。集めた抽出物を硫酸ナトリウム上で乾
燥し、油状物に減圧濃縮する(112mg)。 元素分析(C11H11N2O6S・C16H36Nとして) 計算値:C59.85、H8.74、N7.75、 S5.91。 実測値:C60.25、H9.40、N7.13、 S5.51。 実施例 7 (S)−2−オキソ−3−〔(2−チエニルアセ
チル)アミノ〕−1−アゼチジニルスルフエー
ト・カリウム塩の製造: ジメチルホルムアミド(20ml)中の(3S)−3
−〔〔〔(フエニルメチル)オキシ〕カルボニル〕ア
ミノ〕−2−オキソ−1−アゼチジニルスルフエ
ート・テトラブチルアンモニウム塩(1.0g、実
施例3D参照)の溶液(10%パラジウム/活性炭
(0.5g)を含有)を、26℃で6時間水素添加す
る。混合物を過して触媒を除去する。ヒドロキ
シベンゾトリアゾール(0.261g)を加え、次い
でチオフエン酢酸(0.243g)、最後にジシクロヘ
キシルカルボジイミドDCC(0.352g)を加える。
反応混合物を26℃で約16時間撹拌し、次いで40℃
で高減圧下にて濃縮する。残渣をアセトン(10
ml)で希釈し、得られる沈殿物を取し、アセト
ン(2ml)で洗う。かかるアセトン液に、アセ
トン(2ml)中のパーフルオロブタンスルホン酸
カリウム(0.867g)を加える。溶液をエーテル
(約30ml)で処理し、沈殿物を過し、高減圧に
て乾燥する。HP−20樹脂にてクロマトグラフイ
ーし(水→5%アセトン/水)、凍結乾燥後生成
物を固体(51mg)で得る。この物質は約50%のパ
ーフルオロブタンスルホン酸カリウムを含有す
る。 元素分析(C9H9O6N2S2Kとして) 計算値:C31.38、H2.63、N8.14、 S18.62、K11.55。 実測値:C22.58、H1.30、N4.17、 S14.63、K8.62。 この物質を更に精製する試みにおいて、物質を
少量のアセトンに溶解し、エーテルを加える。沈
殿物を収集し、水に溶解し、凍結乾燥する。液
を蒸発させ、水に溶解し、凍結乾燥する。沈殿物
からは13mgの60%純度生成物が得られ、また液
からは16mgの44%純粋生成物が収得される。 実施例 8 (3S−トランス)−3−〔(2,6−ジメトキシ
ベンゾイル)アミノ〕−4−メチル−2−オキソ
−1−アゼチジニルスルフエート・ピリジン塩
(1:1)の製造: A (3S−トランス)−3−〔(2,6−ジメトキ
シベンゾイル)アミノ〕−4−メチル−1−
〔(フエニルメチル)オキシ〕−2−アゼチジノ
ンの製造: 塩化メチレン(50ml)中の(3S−トランス)−
3−アミノ−4−メチル−1−(フエニルメトキ
シ)−2−アゼチジノン・トルエンスルホネート
(0.95g、実施例2D参照)の冷(−10℃)溶液
に、2,6−ジメトキシベンゾイルクロリド
(0.60g)および4−ジメチルアミノピリジン
(0.61g)を加える。反応系を窒素下で撹拌し、
5時間にわたつて26℃に昇温せしめる。反応混合
物を油状物に濃縮し、酢酸エチルおよび硫酸水素
水溶液間に分配する。有機層を重炭酸ナトリウム
水溶液および塩水で洗い、硫酸ナトリウム上で乾
燥し、フオームに濃縮する(0.848g)。 B (3S−トランス)−3−〔(2,6−ジメトキ
シベンゾイル)アミノ〕−1−ヒドロキシ−4
−メチル−2−アゼチジノンの製造: 無水エタノール(20ml)中の(3S−トランス)
−3−〔(2,6−ジメトキシベンゾイル)アミ
ノ〕−4−メチル−1−〔(フエニルメチル)オキ
シ〕−2−アゼチジノン(0.848g)の撹拌溶液
に、窒素下1,4−シクロヘキサジエン(8ml)
および新たに調製したパラジウム黒(約0.85g)
を加える。1時間後、反応混合物を過し蒸発さ
せて固体とする(0.605g)。 C (3S−トランス)−3−〔(2,6−ジメトキ
シベンゾイル)アミノ〕−4−メチル−2−オ
キソ−1−アゼチジニルスルフエート・ピリジ
ン塩(1:1)の製造: 乾燥ピリジン(20ml)中の(3S−トランス)−
3−〔(2,6−ジメトキシベンゾイル)アミノ〕
−1−ヒドロキシ−4−メチル−2−アゼチジノ
ン(0.60g)の溶液に、窒素下4A分子篩(約3
ml)およびピリジン−三酸化硫黄錯体(1.35g)
を加える。3時間後、反応混合物を過し、液
を濃縮し、これをHP−20AG樹脂カラム(アセ
トン/水)に適用する。所定画分を凍結乾燥して
表記化合物を粉末で得る(0.192g)。 元素分析(C18H21N3SO8・0.5H2Oとして) 計算値:C48.21、H4.94、N9.37、 S7.15。 実測値:C48.23、H4.94、N9.37、 S7.10。 実施例9〜69 (Z)−2−アミノ−α−(メトキシイミノ)−
4−チアゾール酢酸の代わりに、下記欄に記載
のカルボン酸を用いる以外は実施例3の手順を追
行して、欄に記載の化合物のカリウム塩を収得
する。
【表】 〓アゼチジニル
スルフエート
【表】 ゼン酢酸
【表】
【表】 ン酢酸

【表】 実施例 70 2−オキソ−3−メトキシ−3−〔(フエニルア
セチル)アミノ〕−1−アゼチジニルスルフエー
ト・ピリジン塩の製造: A 3−メトキシ−3−〔(フエニルアセチル)ア
ミノ〕−1−〔(フエニルメチル)オキシ〕−2−
アゼチジノンの製造: 新たに蒸留したテトラヒドロフラン(10ml)中
の(S)−3−〔(フエニルアセチル)アミノ〕−1
−〔(フエニルメチル)オキシ〕−2−アゼチジノ
ン(1mM、実施例4B参照)の溶液に−78℃で
乾燥メタノール(5ml)中のリチウムメトキシド
(3mM)の溶液を注入器を介して加える。5分
後、t−ブチルヒポクロリド(130μ)を加え、
混合物を−78℃で30分間撹拌する。反応混合物を
0.5M−一塩基性リン酸カリウム緩衝液に注入し、
塩化メチレンで抽出(100ml×2回)する。集め
た有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、油状
残渣に濃縮する。カラムクロマトグラフイーで、
表記化合物をラセミ化合物として単離する。 B 2−オキソ−3−メトキシ−3−〔(フエニル
アセチル)アミノ〕−1−アゼチジニルスルフ
エート・ピリジン塩の製造: (S)−3−〔(フエニルアセチル)アミノ〕−1
−〔(フエニルメチル)オキシ〕−2−アゼチジノ
ンの代わりに、3−メトキシ−3−〔(フエニルア
セチル)アミノ〕−1−〔(フエニルメチル)オキ
シ〕−2−アゼチジノンを用いる以外は、実施例
4のCおよびDに記載の水添分解および硫酸化手
順を追行して、表記化合物を収得する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式、 [式中、R3およびR4は同一もしくは異なつて
    それぞれ水素またはアルキル、Mは水素または
    カチオン、R′1は水素またはアシルまたはアミノ
    保護基、およびR2は水素または炭素数1〜4の
    アルコキシである。] を有するβ−ラクタム。 2 R3とR4が水素である前記第1項記載のβ−
    ラクタム。 3 R3が水素で、R4がメチルである前記第1項
    記載のβ−ラクタム。 4 R3がメチルで、R4が水素である前記第1項
    記載のβ−ラクタム。 5 R2が水素である前記第1項記載のβ−ラク
    タム。 6 R2がメトキシである前記第1項記載のβ−
    ラクタム。 7 R′1が式【式】(ここで、R5はアルキ ル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、
    シクロアルケニル、シクロヘキサジエニル、また
    はハロゲン,シアノ,ニトロ,アミノ,メルカプ
    ト,アルキルチオあるいはシアノメチルチオ基の
    1つもしくはそれ以上で置換したアルキルもしく
    はアルケニルである。)を有するアシル基である
    前記第1項記載のβ−ラクタム。 8 R′1が式、【式】 【式】 【式】 【式】 【式】 【式】 (ここで、nは0、1、2または3、R6,R7
    およびR6はそれぞれ独立して水素、ハロゲン、
    ヒドロキシル、ニトロ、アミノ、シアノ、トリフ
    ルオロメチル、炭素原子1〜4のアルキル、炭素
    原子1〜4のアルコキシまたはアミノメチル、お
    よびR9はアミノ、ヒドロキシル、カルボキシル
    塩、保護カルボキシル、ホルミルオキシ、スルホ
    塩、スルホアミノ塩、アジド、ハロゲン、ヒドラ
    ジノ、アルキルヒドラジノ、フエニルヒドラジノ
    または[(アルキルチオ)チオキソメチル]チオ
    である。)を有するアシル基である前記第1項記
    載のβ−ラクタム。 9 R′1が式、【式】 【式】【式】 【式】または【式】 (ここで、nは0、1、2または3、R9はア
    ミノ、ヒドロキシル、カルボキシル塩、保護カル
    ボキシル、ホルミルオキシ、スルホ塩、スルホア
    ミノ塩、アジド、ハロゲン、ヒドラジノ、アルキ
    ルヒドラジノ、フエニルヒドラジノまたは[(ア
    ルキルチオ)チオキソメチル]チオ、およびR10
    は1,2,3もしくは4つの窒素、酸素および硫
    黄から選ばれた原子を含有する置換もしくは非置
    換5,6または7員複素環式芳香族環である。)
    を有するアシル基である前記第1項記載のβ−ラ
    クタム。 10 R′1が式、 (ここで、R11は(i)式、【式】(こ こで、R6,R7およびR8はそれぞれ独立して水素、
    ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、アミノ、シア
    ノ、トリフルオロメチル、炭素原子1〜4のアル
    キル、炭素原子1〜4のアルコキシ、またはアミ
    ノメチルである。)を有する基、または(ii)1,2,
    3もしくは4つの窒素、酸素および硫黄から選ば
    れた原子を含有する置換もしくは非置換5,6ま
    たは7員複素環式芳香族環、およびR12は−N=
    CH−R11、【式】アルキルカルボニ ルアミノ、アルキルまたはハロゲン,シアノ,ニ
    トロ,アミノあるいはメルカプト基の1つまたは
    それ以上で置換したアルキルである。)を有する
    アシル基である前記第1項記載のβ−ラクタム。 11 R′1が式、 (ここで、R11は(i)式、【式】(こ こで、R6,R7およびR8はそれぞれ独立して水素、
    ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、アミノ、シア
    ノ、トリフルオロメチル、炭素原子1〜4のアル
    キル、炭素原子1〜4のアルコキシまたはアミノ
    メチルである。)を有する基、または(ii)1,2,
    3もしくは4つの窒素、酸素および硫黄から選ば
    れた原子を含有する置換もしくは非置換5,6ま
    たは7員複素環式芳香族環、およびR13は水素、
    アルキル、シクロアルキル、アルキルアミノカル
    ボニル、【式】またはハロゲン,シ アノ,ニトロ,アミノ,メルカプト,アルキルチ
    オ,R11,カルボキシル,カルボキシル塩,アミ
    ド,アルコキシカルボニル,フエニルメトキシカ
    ルボニル,ジフエニルメトキシカルボニル,ヒド
    ロキシアルコキシホスフイニル,ジヒドロキシホ
    スフイニル,ヒドロキシ(フエニルメトキシ)ホ
    スフイニルあるいはジアルコキシホスフイニル置
    換基の1つまたはそれ以上で置換したアルキルで
    ある。)を有するアシル基である前記第1項記載
    のβ−ラクタム。 12 R′1が式、 (ここで、R11は(i)式、【式】(こ こで、R6,R7およびR8はそれぞれ独立して水素、
    ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、アミノ、シア
    ノ、トリフルオロメチル、炭素原子1〜4のアル
    キル、炭素原子1〜4のアルコキシ、またはアミ
    ノメチルである。)を有する基、または(ii)1,2,
    3もしくは4つの窒素、酸素および硫黄から選ば
    れた原子を含有する置換もしくは非置換5,6ま
    たは7員複素環式芳香族環、およびR14
    【式】(ここで、nは0、 1、2または3である。)、アミノ、アルキルアミ
    ノ、(シアノアルキル)アミノ、アミド、アルキ
    ルアミド、(シアノアルキル)アミド、
    【式】 【式】 【式】【式】また は【式】である。) を有するアシル基である前記第1項記載のβ−ラ
    クタム。 13 R′1が式、 (ここで、R11は(i)式、【式】(こ こで、R6,R7およびR8はそれぞれ独立して水素、
    ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、アミノ、シア
    ノ、トリフルオロメチル、炭素原子1〜4のアル
    キル、炭素原子1〜4のアルコキシまたはアミノ
    メチルである。)を有する基、または(ii)1,2,
    3もしくは4つの窒素、酸素および硫黄から選ば
    れた原子を含有する置換もしくは非置換5,6ま
    たは7員複素環式環、およびR15は水素、アルキ
    ルスルホニル、−N=CH−R11、 【式】(ここで、R16は水素、アルキルま たはハロゲン置換アルキルである。)、R11、アル
    キル、またはハロゲン,シアノ,ニトロ,アミノ
    あるいはメルカプト基の1つまたはそれ以上で置
    換されたアルキルである。)を有するアシル基で
    ある前記第1項記載のβ−ラクタム。 14 (3S−トランス)−4−メチル−2−オキ
    ソ−3−[(フエニルアセチル)アミノ]−1−ア
    ゼチジニルスルフエートの塩である前記第1項記
    載のβ−ラクタム。 15 [3S−[3α(R*),4β]]−3−[[[[(4
    −エ
    チル−2,3−ジオキソ−1−ピペラジニル)カ
    ルボニル]アミノ]フエニルアセチル]アミノ]
    −4−メチル−2−オキソ−1−アゼチジニルス
    ルフエートの塩である前記第1項記載のβ−ラク
    タム。 16 [3S(Z)]−3−[[(2−アミノ−4−チ
    アゾリル)(メトキシイミノ)アセチル] アミノ]−2−オキソ−1−アゼチジニルスルフ
    エートの塩である前記第1項記載のβ−ラクタ
    ム。 17 (S)−2−オキソ−3−[(フエニルアセ
    チル)アミノ]−1−アゼチジニルスルフエート
    の塩である前記第1項記載のβ−ラクタム。 18 (S)−2−オキソ−3−[(2−チエニル
    アセチル)アミノ]−1−アゼチジニルスルフエ
    ートの塩である前記第1項記載のβ−ラクタム。 19 (3S−トランス)−3−[(2,6−ジメト
    キシベンゾイル)アミノ]−4−メチル−2−オ
    キソ−1−アゼチジニルスルフエートの塩である
    前記第1項記載のβ−ラクタム。 20 式、 の化合物を三酸化硫黄の錯体でスルフエート化
    し、要すれば脱保護して、式、 のβ−ラクタムを得ることを特徴とするβ−ラク
    タムの製造法 [式中、R″1はアシルまたはアミノ保護基、R3
    およびR4は同一もしくは異なつてそれぞれ水素
    またはアルキル、R2は水素または炭素数1〜4
    のアルコキシ、M は水素またはカチオン、およ
    びR′1は水素またはアシルまたはアミノ保護基で
    ある。]。
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