JPH0367684A - 記録物 - Google Patents
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- JPH0367684A JPH0367684A JP1180562A JP18056289A JPH0367684A JP H0367684 A JPH0367684 A JP H0367684A JP 1180562 A JP1180562 A JP 1180562A JP 18056289 A JP18056289 A JP 18056289A JP H0367684 A JPH0367684 A JP H0367684A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は鮮明な画像と高い発色性を有する記録物に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
近年、各種学会、会議等のプレゼンテーション用として
、従来のスライドプロジェクタ−にかわり、オーバーヘ
ッドプロジェクタ−が用いられる機会が多くなっている
。また印刷の分野でも、各種の出版物や、包装等の用途
で、透明な印刷物が求められる様になっている。
、従来のスライドプロジェクタ−にかわり、オーバーヘ
ッドプロジェクタ−が用いられる機会が多くなっている
。また印刷の分野でも、各種の出版物や、包装等の用途
で、透明な印刷物が求められる様になっている。
これらの透明なシートの印字、印刷は基材であるシート
それ自体に吸収性が無いため、一般の紙面上に行う印刷
に比べ、印刷の速度や乾燥の面で特別な配慮が必要であ
る。
それ自体に吸収性が無いため、一般の紙面上に行う印刷
に比べ、印刷の速度や乾燥の面で特別な配慮が必要であ
る。
マタ、オーバーヘッドプロジェクタ−用シート等の、ご
く少量の印刷物を得るために、パーソナルコンピュータ
ーやワープロを用いて原稿を編集し、プリンターによっ
て印字する方法が広く行わりており、そのプリンターと
してフルカラー化が容易な事からインクジェット方式が
注目されている。
く少量の印刷物を得るために、パーソナルコンピュータ
ーやワープロを用いて原稿を編集し、プリンターによっ
て印字する方法が広く行わりており、そのプリンターと
してフルカラー化が容易な事からインクジェット方式が
注目されている。
インクジェット方式では、ノズルのつまり等を防止する
ために、用いられるインクは多量の溶媒(無着色)を含
んでおり、高色濃度を得るために、大量のインクを用い
ている。このため被記録材には高吸収性が要求され、多
くは基材上に微粉シリカを塗布した物が用いられている
。また、特開昭60−245588ではシリカのかわり
に半径40〜1000人の細孔を持つアルミナキセロゲ
ルを用いている。
ために、用いられるインクは多量の溶媒(無着色)を含
んでおり、高色濃度を得るために、大量のインクを用い
ている。このため被記録材には高吸収性が要求され、多
くは基材上に微粉シリカを塗布した物が用いられている
。また、特開昭60−245588ではシリカのかわり
に半径40〜1000人の細孔を持つアルミナキセロゲ
ルを用いている。
しかし、これらはいずれもインクの吸収性を得るために
大きな細孔容積を有したものを用いる必要があり、透明
基材上に塗布した場合でも塗布層が不透明となるため、
オーバーヘッドプロジェクタ−(OHP)用等には全く
用いる事ができなかった。そこで従来は、OHPシート
用として透明基材上に吸収性の高分子を、塗布したもの
(例えば特開昭6O−92849)が用いられていたが
、高分子層が無孔質であるため、インクの吸収性が充分
でなく、にじみが出たり、印字後乾燥に時間がかかった
りという問題があった。これを解決するために、熱可塑
性の多孔質層を設け、その細孔によりインクを吸収、・
その後加熱して非多孔質化する方法(特開昭62−19
6175等)が試みられているが、その効果や、後処理
の手間の面から実用性に乏しかった。
大きな細孔容積を有したものを用いる必要があり、透明
基材上に塗布した場合でも塗布層が不透明となるため、
オーバーヘッドプロジェクタ−(OHP)用等には全く
用いる事ができなかった。そこで従来は、OHPシート
用として透明基材上に吸収性の高分子を、塗布したもの
(例えば特開昭6O−92849)が用いられていたが
、高分子層が無孔質であるため、インクの吸収性が充分
でなく、にじみが出たり、印字後乾燥に時間がかかった
りという問題があった。これを解決するために、熱可塑
性の多孔質層を設け、その細孔によりインクを吸収、・
その後加熱して非多孔質化する方法(特開昭62−19
6175等)が試みられているが、その効果や、後処理
の手間の面から実用性に乏しかった。
【課題を解決するための手段]
本発明者は、かかる従来法が有する諸問題点を排除し、
容易に鮮明な画像及び高発色を有し、しかも鮮明な画像
をも有し得る記録物を得ることを目的として種々研究、
検討した結果、印刷時に印刷インク中に含まれる色素の
みを十分吸収し、これに含まれる溶剤等の非発色成分は
含まない様な記録物にすることにより前記目的を達成し
得ることを見出した。
容易に鮮明な画像及び高発色を有し、しかも鮮明な画像
をも有し得る記録物を得ることを目的として種々研究、
検討した結果、印刷時に印刷インク中に含まれる色素の
みを十分吸収し、これに含まれる溶剤等の非発色成分は
含まない様な記録物にすることにより前記目的を達成し
得ることを見出した。
かくして本発明は、透明基材上に、主としてアルミナ水
和物から成る多孔質層を設け、さらにその上に主として
微粉シリカから成る層を設けたシートに、水性又は油性
のインクで印刷し、その後に主として微粉シリカから成
る層を除去して得られる記録物を提供するにある。
和物から成る多孔質層を設け、さらにその上に主として
微粉シリカから成る層を設けたシートに、水性又は油性
のインクで印刷し、その後に主として微粉シリカから成
る層を除去して得られる記録物を提供するにある。
本発明においては、まず透明な基材上にアルミナ水和物
から成る染料を定着する層を設け、さらにの上にインク
中の溶媒のみを良く吸収するシリカ層を設ける。この際
染料を定着する層は透明でなくてはならず、溶媒のみを
吸収する層はその必要はない。このシートに水性又は油
性のインクにより印刷を行なうと、インク中の染料はア
ルミナ水和物層に定着し、インク中の多量の溶媒は、シ
リカ層に素速く吸収される。
から成る染料を定着する層を設け、さらにの上にインク
中の溶媒のみを良く吸収するシリカ層を設ける。この際
染料を定着する層は透明でなくてはならず、溶媒のみを
吸収する層はその必要はない。このシートに水性又は油
性のインクにより印刷を行なうと、インク中の染料はア
ルミナ水和物層に定着し、インク中の多量の溶媒は、シ
リカ層に素速く吸収される。
その後、このシリカ層を取り除く事により、透明で、高
色濃度、高解像度の記録物が得られる。
色濃度、高解像度の記録物が得られる。
本発明に用いられる透明基板としては特に限定はなく、
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ジ
アセテート等の有機フィルムやシート、各種ガラス等が
用いられる。
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ジ
アセテート等の有機フィルムやシート、各種ガラス等が
用いられる。
これら基材の厚さは目的により選ばれ、特に限定されな
い。これら基材は、後述する色素の担持媒体となるアル
ミナ水和物との接着性を改善する目的で必要に応じ、コ
ロナ放電処理等の表面処理やプレコート層を設けること
も出来る。このような透明基材の表面には先ず多孔質な
アルミナ水和物層が設けられる。
い。これら基材は、後述する色素の担持媒体となるアル
ミナ水和物との接着性を改善する目的で必要に応じ、コ
ロナ放電処理等の表面処理やプレコート層を設けること
も出来る。このような透明基材の表面には先ず多孔質な
アルミナ水和物層が設けられる。
アルミナ水和物としては、吸着能が20〜100mg/
gを有するものが好適である。なお、本発明に用いられ
る吸着能とは次の様に定義される。
gを有するものが好適である。なお、本発明に用いられ
る吸着能とは次の様に定義される。
常温下100ccの水中に平均粒子径15μの粉体tg
を投入し、撹拌下にFood Black 2を2重量
%含む水溶液を1 cc/分の割合で滴下していき、液
が着色しはじめる点をもってその粉体中に吸着された染
料固型分(mg/g)とする。
を投入し、撹拌下にFood Black 2を2重量
%含む水溶液を1 cc/分の割合で滴下していき、液
が着色しはじめる点をもってその粉体中に吸着された染
料固型分(mg/g)とする。
アルミナ水和物の吸着能が前記範囲を逸脱する場合には
、十分な発色と解像度が得られない虞れがあるので好ま
しくない。
、十分な発色と解像度が得られない虞れがあるので好ま
しくない。
かかる水和物層にあっては、半径40〜100人未満を
有する細孔の全容積が0. Ice/g以上0.4cc
/g未満であるのが好ましい。かかる物性が前記範囲に
満たない場合には色素の吸収性が不十分となり、逆に前
記範囲を超える場合には透明性が損なわれ白っぽい発色
となる恐れがあるのでいずれも好ましくない。そして上
記物性に加えてかかるアルミナ水和物層は、半径100
〜1000人を有する細孔の全容積が0.1cc/g以
下にするとより鮮明な画像が得られ、そして更に加つる
に半径10〜40人未満を有する細孔の全容積が0.2
〜1. Occ/gにすると更に一層鮮明な画像を得ら
れるので特に好ましい、尚、本発明における細孔径分布
の測定は、オミクロンテクノロジー社製のオムニソーブ
100を用いた窒素吸脱着法により行なった。又、かか
る多孔性アルミナ水和物の厚さは、印刷に用いられるイ
ンク量等によって厳密には決定されるが、一般には1〜
20μ程度を採用するのが適当である。厚さが前記範囲
に満たない場合には発色が不十分となり、逆に前記範囲
を超える場合には層の機械的強度が低下したり透明性が
阻害される恐れがあるので好ましくない。
有する細孔の全容積が0. Ice/g以上0.4cc
/g未満であるのが好ましい。かかる物性が前記範囲に
満たない場合には色素の吸収性が不十分となり、逆に前
記範囲を超える場合には透明性が損なわれ白っぽい発色
となる恐れがあるのでいずれも好ましくない。そして上
記物性に加えてかかるアルミナ水和物層は、半径100
〜1000人を有する細孔の全容積が0.1cc/g以
下にするとより鮮明な画像が得られ、そして更に加つる
に半径10〜40人未満を有する細孔の全容積が0.2
〜1. Occ/gにすると更に一層鮮明な画像を得ら
れるので特に好ましい、尚、本発明における細孔径分布
の測定は、オミクロンテクノロジー社製のオムニソーブ
100を用いた窒素吸脱着法により行なった。又、かか
る多孔性アルミナ水和物の厚さは、印刷に用いられるイ
ンク量等によって厳密には決定されるが、一般には1〜
20μ程度を採用するのが適当である。厚さが前記範囲
に満たない場合には発色が不十分となり、逆に前記範囲
を超える場合には層の機械的強度が低下したり透明性が
阻害される恐れがあるので好ましくない。
多孔性アルミナ水和物としては種々のものを採用し得る
が、とりわけ擬ベーマイトな採用する場合には特に発色
性が優れているので好ましい。かかる擬ベーマイトとし
ては、後述する実施例1に示した如き触媒化成゛工業■
から市販されている商品名「カタロイドAS−3Jの如
き、Alarm固型分に換算して7重量%を含有するア
ルミナゾルな純水により 100倍に希釈し、これを親
水化したコロジオン膜上に滴下して乾燥せしめた場合、
一定方向に配向した毛状束のアルミナ水和物の集合体を
形成する様なアルミナゾルが最適である。実際アルミナ
水和物を透明基材上に設ける手段としては、種々の方法
を採用し得るが、予めアルミナ水和物とバインダーの混
合スラリーを調製しておき、これをロールコータ−、エ
アナイフコーター、ブレードコーター、ロッドコーター
、バーコーター等の各種コータにより基材上に塗布乾燥
する方法が好適である。又、アルミナ水和物としては所
謂アルミナゾルを用いると発色層として好ましい形態を
得やすく好適であるが、所望により粉末状の原料を用い
ることも可能である。
が、とりわけ擬ベーマイトな採用する場合には特に発色
性が優れているので好ましい。かかる擬ベーマイトとし
ては、後述する実施例1に示した如き触媒化成゛工業■
から市販されている商品名「カタロイドAS−3Jの如
き、Alarm固型分に換算して7重量%を含有するア
ルミナゾルな純水により 100倍に希釈し、これを親
水化したコロジオン膜上に滴下して乾燥せしめた場合、
一定方向に配向した毛状束のアルミナ水和物の集合体を
形成する様なアルミナゾルが最適である。実際アルミナ
水和物を透明基材上に設ける手段としては、種々の方法
を採用し得るが、予めアルミナ水和物とバインダーの混
合スラリーを調製しておき、これをロールコータ−、エ
アナイフコーター、ブレードコーター、ロッドコーター
、バーコーター等の各種コータにより基材上に塗布乾燥
する方法が好適である。又、アルミナ水和物としては所
謂アルミナゾルを用いると発色層として好ましい形態を
得やすく好適であるが、所望により粉末状の原料を用い
ることも可能である。
バインダーとしては、一般にデンプンやその変性物、P
VAやその変性物、SBRラテックス、NBRラテック
ス、ヒドロキシセルロース、ポリビニルピロリドン等の
有機物を用いることができる。
VAやその変性物、SBRラテックス、NBRラテック
ス、ヒドロキシセルロース、ポリビニルピロリドン等の
有機物を用いることができる。
かくして設けられた多孔性アルミナ水和物層は乾燥され
、その表面に微粉シリカ層が設けられる。
、その表面に微粉シリカ層が設けられる。
用いられる微粉シリカとしては、その平均粒子直径が1
〜50μ、細孔容積が0.5〜3.0 cc/g程度を
採用するのが適当である。平均粒子径及び細孔容積が夫
々前記範囲に満たない場合には、色素の溶剤の吸収性が
不十分となり、逆にそれらが前記範囲を超える場合には
吸収性が高くなりすぎ、色素迄も吸収担持してしまう恐
れがあるのでいずれも好ましくない。
〜50μ、細孔容積が0.5〜3.0 cc/g程度を
採用するのが適当である。平均粒子径及び細孔容積が夫
々前記範囲に満たない場合には、色素の溶剤の吸収性が
不十分となり、逆にそれらが前記範囲を超える場合には
吸収性が高くなりすぎ、色素迄も吸収担持してしまう恐
れがあるのでいずれも好ましくない。
微粉シリカ層の厚さは、用いられるインクやその溶剤の
種類、インク量等により厳密には決定されるが、一般に
は5〜50μ程度を採用するのが適当である。厚さが前
記範囲に満たない場合には、吸収性が不足し像かにじみ
、逆に前記範囲を超える場合には、吸収性が高くなりす
ぎ色素迄も吸収担持してしまい像を形成しない恐れがあ
るのでいずれも好ましくない。
種類、インク量等により厳密には決定されるが、一般に
は5〜50μ程度を採用するのが適当である。厚さが前
記範囲に満たない場合には、吸収性が不足し像かにじみ
、逆に前記範囲を超える場合には、吸収性が高くなりす
ぎ色素迄も吸収担持してしまい像を形成しない恐れがあ
るのでいずれも好ましくない。
実際、微粉シリカを多孔性アルミナ水和物層上に設ける
手段としては、前述した多孔性アルミナ水和物層の形成
手段をほぼ採用することが出来る。
手段としては、前述した多孔性アルミナ水和物層の形成
手段をほぼ採用することが出来る。
かくして、本発明による記録用シートは、微粉シリカ層
側からインクを供給するとその溶剤だけがシリカ層に担
持され、色素はその下層であるアルミナ水和物層に担持
せしめることができる。
側からインクを供給するとその溶剤だけがシリカ層に担
持され、色素はその下層であるアルミナ水和物層に担持
せしめることができる。
そしてこのシリカ層を取り除く事によって、透明で、高
解像度、高色濃度の記録物を得る事が出来る。
解像度、高色濃度の記録物を得る事が出来る。
シリカを除去する方法としてはこすり落としたり、シー
ト状にパクリさせる方法や、水洗する方法を用いる事が
できる。本発明ではこの様に印字後上層を取り除く操作
を行うため、各層に含まれるバインダーの比率には若干
の配慮を行うのが望ましく、アルミナ水和物から成る層
はそのアルミナ水和物とバインダーの比がl:1〜10
:1である事が望ましい。これ以上では、シリカ層除去
の際にアルミナ層まで脱落しやすく、逆にこれ以下では
染料吸着能力が低下する虞れがある。また、シリカ層で
は、そのシリカとバインダーの比が5:1〜30:1で
ある事が望ましくこれ以上では微粉が脱落しやすく、ノ
ズルの目づまりの原因になったりし、方、これ以下では
強固な層となりすぎ除去が困難となったり、吸収性が阻
害されたりする虞れがある。
ト状にパクリさせる方法や、水洗する方法を用いる事が
できる。本発明ではこの様に印字後上層を取り除く操作
を行うため、各層に含まれるバインダーの比率には若干
の配慮を行うのが望ましく、アルミナ水和物から成る層
はそのアルミナ水和物とバインダーの比がl:1〜10
:1である事が望ましい。これ以上では、シリカ層除去
の際にアルミナ層まで脱落しやすく、逆にこれ以下では
染料吸着能力が低下する虞れがある。また、シリカ層で
は、そのシリカとバインダーの比が5:1〜30:1で
ある事が望ましくこれ以上では微粉が脱落しやすく、ノ
ズルの目づまりの原因になったりし、方、これ以下では
強固な層となりすぎ除去が困難となったり、吸収性が阻
害されたりする虞れがある。
本発明による記録シートは、水性、油性いずれのインク
をも使用可能であり、特にインクジェット記録用紙とし
て優れているが、これに限らず種々の記録用紙として有
用である。
をも使用可能であり、特にインクジェット記録用紙とし
て優れているが、これに限らず種々の記録用紙として有
用である。
[実施例〕
尚、実施例、比較例で得られた記録用シートの評価方法
は次に示す方法で行なった。
は次に示す方法で行なった。
■色濃度:印字したシートの記録面の裏側の反射色濃度
をサクラデンシトメー タPDA 45で測定した。
をサクラデンシトメー タPDA 45で測定した。
■にじみ:印字したシートのパターンのにじみ具合から
4段階で評価した。
4段階で評価した。
(0,○、Δ、×)
文中の部および%はそれぞれ重量部および重量%である
。
。
実施例1
吸着能80mg/gを有する擬ベーマイトシルカタロイ
ドAS−3(触媒化成社製)5部(固形分)、ポリビニ
ルアルコールPVA117 (クラレ社製)1部(固形
分)および水からなる固形公約10%のコート液を調製
し、ポリエチレンテレフタレートフィルム(東し社製1
00μm)に、バー・コーターにより乾燥時の膜厚が5
μmとなるよう塗布し乾燥した。更に、この上に、ホワ
イトカーボンカープレックス#80(塩野義製薬社製)
10部(固形分)、ポリビニルアルコールPVA11
7 (クラレ社製)1部(固形分)および水からなる固
形分約15%のコート液を調製し、乾燥時の塗布量7
g/m”となるよう塗布、乾燥して、記録用シートを作
成した。
ドAS−3(触媒化成社製)5部(固形分)、ポリビニ
ルアルコールPVA117 (クラレ社製)1部(固形
分)および水からなる固形公約10%のコート液を調製
し、ポリエチレンテレフタレートフィルム(東し社製1
00μm)に、バー・コーターにより乾燥時の膜厚が5
μmとなるよう塗布し乾燥した。更に、この上に、ホワ
イトカーボンカープレックス#80(塩野義製薬社製)
10部(固形分)、ポリビニルアルコールPVA11
7 (クラレ社製)1部(固形分)および水からなる固
形分約15%のコート液を調製し、乾燥時の塗布量7
g/m”となるよう塗布、乾燥して、記録用シートを作
成した。
これにキャノン社製フルカラープリンターFP−510
で印字後、水道水を流しつつ軟質スポンジで軽く1分間
こすってシリカ層を洗い流し、乾燥した。
で印字後、水道水を流しつつ軟質スポンジで軽く1分間
こすってシリカ層を洗い流し、乾燥した。
実施例2
実施例1におけるAS−3を吸着能70mg/gのアル
ミナゾルAL100 (8産化学社製)に代えた以外
は実施例1と同様の方法で記録物を得た。
ミナゾルAL100 (8産化学社製)に代えた以外
は実施例1と同様の方法で記録物を得た。
実施例3
実施例1におけるAS−3を擬ベーマイトゾル・カタロ
イドAS−1(吸着能70mg/g) (触媒化成社
製)に代えた以外は実施例1と同様の方法で記録物を得
た。
イドAS−1(吸着能70mg/g) (触媒化成社
製)に代えた以外は実施例1と同様の方法で記録物を得
た。
比較例1
実施例1におけるAS−3をシリカゾル・カナロイド5
I−40(触媒化成社製)に代えた以外は実施例1と同
様の方法で記録物を得た。
I−40(触媒化成社製)に代えた以外は実施例1と同
様の方法で記録物を得た。
比較例2
実施例1におけるカープレックス#80を炭酸カルシウ
ム(平均粒径0.6μ)に代えた以外は実施例1と同様
の方法で記録物を得た。
ム(平均粒径0.6μ)に代えた以外は実施例1と同様
の方法で記録物を得た。
実施例4
実施例1においてアルミナ層に用いるポリビニールアル
コールを10部とした以外は実施例1と同様の方法で記
録物を得た。
コールを10部とした以外は実施例1と同様の方法で記
録物を得た。
実施例5
実施例1においてシリカ層に用いるポリビニールアルコ
ールを3部とした以外は実施例1と同様の方法で記録物
を得た。
ールを3部とした以外は実施例1と同様の方法で記録物
を得た。
これらシートの評価結果を下表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、透明基材上に、主としてアルミナ水和物から成る多
孔質層を設け、さらにその上に主 として微粉シリカから成る層を設けたシートに、水性又
は油性のインクで印刷し、その後に主として微粉シリカ
から成る層を除去して得られる記録物。 2、主としてアルミナ水和物から成る多孔質層を構成す
るアルミナ水和物は、吸着能が20〜100mg/gで
ある請求項(1)の記録物。 3、主としてアルミナ水和物から成る層の、半径40〜
100Å未満を有する細孔の全容積が0.1〜0.4c
c/gである請求項(1)の記録物。 4、主としてアルミナ水和物から成る層の、半径40〜
100Å未満を有する細孔の全容積が0.1cc/g以
上0.4cc/g未満であり、かつ半径100〜100
0Åを有する細孔の全容積が0.1cc/g以下である
請求項(1)の記録物。 5、主としてアルミナ水和物から成る層の、半径10〜
40Å未満を有する細孔の全容積が0.2〜1.0cc
/g、半径40〜100Å未満を有する細孔の全容積が
0.1cc/g以上0.4cc/g未満であり、かつ半
径100〜1000Åを有する細孔の全容積が0.1c
c/g以下である請求項(1)の記録物。 6、アルミナ水和物が擬ベーマイトである請求項(1)
又は(2)又は(3)又は(4)又は(5)の記録物。 7、擬ベーマイトが、Al_2O_3固型分に換算して
7重量%を含有するアルミナゾルを純水により100倍
に希釈し、これを親水化したコロジオン膜上に滴下して
乾燥せしめた場合、一定方向に配向した毛状束のアルミ
ナ水和物の集合体を形成する様なアルミナゾルである請
求項(6)の記録物。 8、主としてアルミナ水和物から成る層が、高分子バイ
ンダーを含み、アルミナ水和物とバインダーの比が固形
分重量比で、1:1〜 10:1である請求項(1)又は(3)又は(4)又は
(5)の記録物。 9、微粉シリカが平均粒子直径1〜50μであり、粒子
の内部細孔容積が0.5〜3.0cc/gである請求項
(1)の記録物。 10、主として微粉シリカから成る層が高分子バインダ
ーを含み、微粉シリカと、バインダーの比が固形分重量
比で5:1〜30:1である請求項(1)の記録物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-323669 | 1988-12-23 | ||
JP32366988 | 1988-12-23 | ||
JP1-121412 | 1989-05-17 | ||
JP12141289 | 1989-05-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0367684A true JPH0367684A (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=26458781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1180562A Pending JPH0367684A (ja) | 1988-12-23 | 1989-07-14 | 記録物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0367684A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10324058A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-12-08 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録シート及びその製造方法 |
US6495242B1 (en) | 1998-06-11 | 2002-12-17 | Konica Corporation | Ink-jet recording sheet |
US6902781B2 (en) | 2002-04-08 | 2005-06-07 | Konica Corporation | Ink-jet recording medium, silica particles and silica dispersion |
US7883753B2 (en) | 2003-01-10 | 2011-02-08 | Ilford Imaging Switzerland Gmbh | Recording sheets for ink jet printing |
KR20150058422A (ko) * | 2012-09-19 | 2015-05-28 | 프레제니우스 메디칼 케어 도이칠란드 게엠베하 | 세라믹 장벽층을 갖는, 접착제가 없는 가스 장벽 필름을 제조하기 위한 장치 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1180562A patent/JPH0367684A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10324058A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-12-08 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録シート及びその製造方法 |
US6495242B1 (en) | 1998-06-11 | 2002-12-17 | Konica Corporation | Ink-jet recording sheet |
US6783818B2 (en) | 1998-06-11 | 2004-08-31 | Konica Corporation | Ink-jet recording sheet |
US6902781B2 (en) | 2002-04-08 | 2005-06-07 | Konica Corporation | Ink-jet recording medium, silica particles and silica dispersion |
US7883753B2 (en) | 2003-01-10 | 2011-02-08 | Ilford Imaging Switzerland Gmbh | Recording sheets for ink jet printing |
KR20150058422A (ko) * | 2012-09-19 | 2015-05-28 | 프레제니우스 메디칼 케어 도이칠란드 게엠베하 | 세라믹 장벽층을 갖는, 접착제가 없는 가스 장벽 필름을 제조하기 위한 장치 |
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