JPH0367589A - 28k igf 結合タンパク質に対して低結合性のヒトインシユリン様成長因子アナログ及びそれらの酵母内産生 - Google Patents

28k igf 結合タンパク質に対して低結合性のヒトインシユリン様成長因子アナログ及びそれらの酵母内産生

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JPH0367589A
JPH0367589A JP2006515A JP651590A JPH0367589A JP H0367589 A JPH0367589 A JP H0367589A JP 2006515 A JP2006515 A JP 2006515A JP 651590 A JP651590 A JP 651590A JP H0367589 A JPH0367589 A JP H0367589A
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synthetic
igf
animal
gene
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JP2006515A
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Marvin L Bayne
マーヴイン エル.ベイン
Margaret A Cascieri
マーガレツト エー.カスシエリ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 tcp−を中へのインシュリン分子断片の組込みは、2
本鎖ジスルフィド結合インシュリン様構造の形で以前試
みられた。これらの分子はIGF−1と比較して著しく
低い生物活性を有し、血清キャリアタンパク質結合性は
かかる化合物のインビトロ活性をなお有意にインビボで
はほとんど効用のないものにしている。ジョーク(Jo
shi)ら、Biochemistry第24巻、第4
208−42頁、1985年;デブローデ(Devro
ede)  ら、 Proc、 Nat、 Acad、
 Sci。
υ、S、A、第82巻、第3010−14頁、1985
年;及びジョークら、 Biochem、 and B
iophys。
Res、 CoaIll、第133巻、第423−42
9頁。
1985年参照。本発明で記載されたIGP−1アナロ
グは、I型ICFレセプターにおいてIGII−1と同
等の効力をもつ一本鎖[GF−1様分子として得られ、
しかも28K IGF結合タンパク質に対する結合性が
低いためかかるアナログを有意に効果的なインビボ効用
性にしている。
ヒトインシュリン様成長因子1 (hIGF−1;ソマ
トメジンCとも呼ばれる)は、ヒト血清から精製される
70ア≧ノ酸タンパク質である。多数の成長ホルモンの
効果を媒介すると考えられており、特にそれは下垂体切
除ラットにおいて成長を促進することが証明された。加
えて、IGF−1は様々なタイプの細胞の細胞増殖及び
分化を促進することが示された。
ヒトIGF−1は、インシュリンに対して著しいアミノ
酸配列相同性を示す。この相同性がhIGF−1に関す
るコンピューター形成三次元構造モデルの基礎である〔
ブランデル(Blundell) ら、 Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 lJ、s、A、第
75巻、第180−184頁、1978年及びブランデ
ルら、  Fed。
Proc、 Am、 Soc、 Exp、 Biol、
 、第42巻、第2592−2597頁、1983年〕
。このモデルはインシュリンレセプター結合領域の一部
がIGF−1分子内に保存されていることを予測し、イ
ンシュリンレセプターと結合しうるhIGF−1の能力
について説明している。本モデルは、血清キャリアタン
パク質との結合に関与しうるhIGF−1分子の領域に
ついても示唆している。
hIGF−I及びインシュリン間における大きな差異の
1つは、正常ヒト血液中において99%以上のICF−
1が毛細血管バリヤを容易に通過しえない血液キャリア
タンパク質と結合することである。このため血清中のほ
とんどのICFは不活性である。
加えて、インシュリンではなくてIGF−1は、血清及
び羊水中に存在しほとんどの細胞から分泌される28K
IGF結合タンパク質に対して高い親和性を有する。I
GF−1結合タンパク質複合体の生理学的重要性は明ら
かでない。しかしながら、結合タンパク質はICFの活
性を調節することで明らかに役割を果たしている。血清
結合タンパク質の存在は、外部から投与されたIGF−
1の生物活性及び生物学的利用能に対する障害である。
IGF−1の生物活性に関するこれら28に結合タンパ
ク質の役割についての研究で、重要な生物活性化合物に
到達しうる可能性がある。我々のアプローチは、I型レ
セプターに対して有効な結合性を留めているが但しこれ
らの28に結合タンパク質に対して低い結合性を有する
IGF−1アナログを作出することであった。これらア
ナログのデザインは、インシュリンがこれらのタンパク
質と結合しないという観察に基づいている。ヒトIGF
−Iに関する合成遺伝子は、hIGF−1の残基42〜
58がヒトインシュリンA鎖の最初の17アミノ酸で置
き換えられ及びhIGF−1の残基49−51がヒトイ
ンシュリンA鎖の残基8〜lOで置き換えられた2種の
IGF−1アナログについてコードするように修正、さ
れた。次いで合成遺伝子は酵母M換えDNA発現系中に
おかれ、修正酵母細胞で産生されたペプチドアナログは
そこから抽出され、精製される。
このように、IGF−1アナログについてコードする合
成遺伝子の製造について記載しかつ微生物中へのかかる
遺伝子の導入について記載することが本発明の目的であ
る。もう1つの目的は、遺伝的に修正された微生物を培
養することによるIGF−1アナログの製造について記
載することである。本発明の更にもう1つの目的は、こ
うして製造されるIGF−1アナログの性質及び用法に
ついて記載することである。更に他の目的は、以下の記
載を読めば明らかになるであろう。
我々は、ヒトIGF−1の2種の70アミノ酸アナログ
についてコードする合成遺伝子に関して示してきた。こ
れらのアナログIGPI50及びIGF125は各々、
hIGF−1の残基42〜58に代わりヒトインシュリ
ンAIMの最初の17アミノ酸及びhIGF−1の残基
49〜51に代わりインシュリンA鎖の残基8〜10を
含んでいる。これらのアナログは、正常ヒトICF−1
と比較しI型ICFレセプターに対してほぼ同等の親和
性を有している(第1表)。しかしながら、アナログI
GF150及びIGF125はヒト及びラット双方の2
8K IGF結合タンパク質に対し低い結合性を有して
いる(第2表)。このように、これらの新規タンパク質
はI型ICFレセプターにおいてほぼ完全な活性を留め
ているが、但し28K IGF結合タンパク質に対して
低い結合性を有している。これらのアナログは、正常I
CF−lよりもインビボにおいて更に有効であろうと予
測される。
rGF150は、3T3細胞中DNA合戒を刺激する点
で正常IGF−1よりも100倍強力である(第4図)
本発明の合成遺伝子は、ヒトインシュリン様戒長因子(
hlCP−1)のアナログであってかつ構成アミノ酸に
関する文字表記が下記定義の下記構造を有するペプチド
についてコードしている:IGF(1−40)−A、−
GIV−^、−At−C−C−^4−A5−At−C−
At−L;A5−At−LH−R 上記式中: A1はT又は!である; A8はD又はEである; A5はE又はQである; A4はTである; A、はSである; A&はIである: ;A7はD又はSである; A5はR又はYである; A9はR又はQである;及び Rは下記のような12アミノ酸からなるhIGF−Iペ
プチドの残部である: MYCAPLKPIKSA 但し野生型hIGP−1である下記遺伝子:IGF (
1−40)−TGVIDECCFRSCDLRRLE−
Rは前記定義から除外される。
アミノ酸の文字表記は当業者に通常周知であるが、明確
化の目的から本明細書で用いられる定義は下記のとおり
である: A−アラニン C−システィン D−アスパラギン酸 E−グルタミン酸 F−フェニルアラニン G−グリシン H−ヒスチジン ■−イソロイシン に−リジン L−ロイシン M−メチオニン N−アスパラギン P−プロリン Q−グルタ果ン R−アルギニン S−セリン T−トレオニン ■−バリン Y−チロシン 前記ペプチドアナログの好ましいバリエーションは下記
のとおりである: A、はT又は1である; A2はEである A3はQである A4はTである A、はSである A6は■である A、はSである ;A5はYである;及び A5はQである。
更に、このような化合物の具体例は下記のとおりである
: IGF(1−40)lGIVIiQCCTSICSIJ
QLE−R(化合物A又はIGF150) IGF(1−40)TGIVDECCTSICDLRR
LE−R(化合物B又はIGF125> ペプチドアナログは、天然h[GF−1ペプチドの製造
に関する方法と類似した操作及び当業者に周知のその修
正法によって得ることができる。具体的には、これらの
アナログは、ヒトICP−1に関して開発された操作を
用いて化学的に合成される。リ−(Li)  ら、 P
roc、 Natl、^cad、 Sci、 U、S、
A、第80巻、第2216−2220頁、1983年参
照。本発明によれば、IGF−1アナログは、IGF−
1アナログの発現を指示しうるDNA配列を含んだ組換
えプラスごドによる感受性細菌、酵母又は組織培養細胞
宿主の形質転換によっても得られる。
DNA配列は、合成的に、染色体的に、組換えDNA技
術で又はそれらの組合せによって製造してもよい。IC
F−1アナログの発現について指示しうるDNA配列は
、IGF−1アナログを内部産生する形質転換動物を産
生ずるため動物の生殖系中に又は外部染色体的に導入し
てもよい。
本発明の合成遺伝子は、当業者に周知の組換えDNAバ
イオテクノロジー技術を用いて製造される。第1図は、
プラスミドpα2及びp JY2〔ベイン(Bayne
)ら、 Gene+第66巻、第235−244頁、1
988年〕を組合せて本発明の合成遺伝子を導入する工
程について示している。
本合成遺伝子は、実質的活性を有するが、但し28K 
IGF結合タンパク質と結合しないためモル又は重量ベ
ースでみた場合に野生型hIGF−lよりも著しく活性
な活性レベルを有するhIGF−1のアナログを産生ず
る。このため、本化合物は動物、特に牛のような反すう
動物の乳産生の収量及び効率を高める物質として高度に
活性である。本化合物は、増加率、飼料効率及び肉質を
高めることにより食肉産生動物における成長促進剤とし
ても有用である。本化合物は、創傷治癒を促進しかつ血
球増生(赤血球の産生)を刺激する物質としても更に有
用である。
乳産生を高めるため又は動物成長促進剤として用いられ
る場合、本化合物は例えば皮下、筋肉内もしくは静脈内
注射により又は徐放性皮下植込みによって非経口的に投
与される。皮下、筋肉内及び静脈内注射の場合、活性成
分は液体担体ビヒクル中に溶解又は分散される。非経口
投与の場合、活性物質は好ましくはピーナツ油、綿実油
等のような様々な植物油の許容しうるビヒクルと適切に
混合される。ゾルケタール、グリセロール、ホルマール
を用いた有機製剤及び水性非経口処方剤のような他の非
経ロビしクルも用いられる。活性化合物は投与用の非経
口処方剤中に溶解又は懸濁され、このような処方剤は通
常o、oos〜5重量%の活性化合物を含有している。
本化合物は、0.1〜100./kg動物体重、好まし
くは1〜lO■/kgのレベルで投与された場合に乳産
生レベル、重量増加率又は飼料効率を有意に高めること
により有効である。本化合物が皮下植込み剤の形で投与
される場合、本化合物は当業者に公知の徐分散性物質中
に懸濁又は溶解されるか、又は浸透ポンプのような一定
駆動力の使用で活性物質を徐々に放出する装置から投与
される。
このような場合、20〜120日間にわたる一定の投与
が可能であり、活性成分は0.1〜10mg/kg/日
で放出される。
hIGF−1アナログは、血小板由来成長因子(PDG
F)又はヒト繊維芽細胞においてDNA合或台底細胞複
製を刺激する繊維芽細胞成長因子(FGF)のような他
のコンビテンス(cospe tence)因子と相乗
的に作用するため、このようなアナログは特に内在hI
GFレベルが低い場合に創傷治癒を促進する上で有用で
ある。このため、本IGF−1アナログはPDGF又は
FGFと組合せて投与してもよい。
本化合物は、前記のような薬学上許容される非経口処方
成分を用い皮下、筋肉内又は静脈内のいずれかで非経口
的に投与することができる。本化合物は、0.1−10
0■/kg、好ましくは1−10■/kgの用量で投与
される。しかしながら好ましくは、本化合物は創傷治癒
を促進する物質として用いられる場合局所的に投与され
る。局所適用のための代表的処方剤は、液体、ペースト
、軟膏及びスプレー処方剤である。本処方剤は、創傷部
位に適用されるドレッシング中に配合してもよい。
ドレッシングは、要治療部位に直接化合物を徐々に放出
する。
本化合物は0.003〜lO重量%の濃度で局所処方剤
中に配合されるが、はとんどの処方剤は0.3〜3%を
要する。濃度は、1日10.06〜2■の活性化合物を
与えていずれか特定の期間中に多数回の適用を可能にす
るように調整される。
本化合物は、後期赤芽球前駆体の分化を刺激しうるそれ
らの能力のおかげでおそらく血球増生剤として有用であ
ろう。このような場合、本化合物は前記のようにして非
経口的に投与される。化合物は、赤血球の産生を促進す
るため単独で又はエリトロポエチンと組合せて投与され
る。かかる用法の場合、化合物は0.1〜100■/k
g、好ましくは1−10■/kgの用量で投与される。
このような用量は1日ベースであるが、必要であれば用
量は1日量を複数回に分けてもよい。
実施例 IGF150アナログ遺伝子の組立て hIGF−1の70アミノ酸についてコードする合成遺
伝子を集め、pBR322に組込んでクローニングし、
プラスミドphIGFを得た。プラスごドphIGFを
修正し、プラスミドpJY2を形成した(ベインら。
Gene、第66巻、第235−244頁、1988年
)。プラスミドpJY2を第1図で記載されたように修
正した。2種のオリゴヌクレオチド、即ちIGF150
−5’ CTACACGT GCT CCG CAG 
ACT GGG ATCGTT GAG CAG TG
CTGCACA TCG ATCTGCTCT CTG
TACCAGC3’及び5’ −TCGA GCT G
GT ACA GAGAGCAGA TCG ATG 
TGCAGCACT GCT CAA CGA TCC
CAG TCT GGCGGA GCA CGT−3’
をアニーリングして、Xbal/XhoI置換断片を形
成した。この断片をエンドヌクレアーゼXhal及びX
holで切断されたpJY2中に挿入した。結合混合物
による大腸菌の形質転換で、プラス箋ドpJY150を
有する細菌を得る。DNA配列及びそれがコードするア
ナログ夏CFは第2A図で示されている。
アナログIGF150の プラスミドpJY150由来Ba−旧IGF150遺伝
子カセットを第1図で示されたようにBa+s Hlで
切断されたpα2中に結合した。pα2中適切な向きで
IGF150カセットを有するプラスミドはpα2IG
F150と命名された。このプラスごドを酵母株BJ1
995中に導入した。pα2 IGF150プラス5ド
を有する酵母株は、増殖培地中にタンパク質IGF15
0を分泌する。
hIGF−1ペプチドの   び 製 サツカロ5セス・セレビシアエ(Saccharoa+
ycescerevisiae)株BJ 1995 (
MAT a、 leu 2. trp 1゜ura 3
. prbl−1122,peP 4−3. ciro
)を適切な発現プラスミドで形質転換し、形質転換株を
ロイシン(−)プレート上で選択した。アミノ酸及び硫
酸アンモニウムのない0.85%酵母窒素塩基を含有し
4%グルコース、1%硫酸アンモニウム、0.6%水酸
化ナトリウム、0.03%L−イソロイシン、0.03
%L−フェニルアラニン、0.025%L−チロシン、
0.02%L−リジン、0.02%L−)リプトファン
、0.02%ウラシル、0.02%アデニン、0.O1
%L−アルギニン、o、oos%メチオニン、o、oo
s%L−ヒスチジン、20μH塩化第二鉄、25μH硫
酸亜鉛及び1%コハク酸で補充されたpH4,8の5X
leu(−)培地ll中で細胞を飽和するまで増殖させ
た。細胞を3000 xgで遠心除去した。清澄化され
た上澄をpH4,8の1%コハク酸で平衡化されたバイ
オレックス70(Bi。
Rex 70)  10 gと混合した。4℃で3時間
撹拌後、樹脂を2.5 craカラム中に注ぎ、pH4
,8の1%コハク酸Ifで洗浄した。ペプチドをpH8
の1M酢酸アンモニウムで溶離した。レセプター活性物
質をプールし、4mに濃縮し、しかる後IN酢酸で平衡
化された2、 5 X 90 cmバイオゲル(Bio
gel)Plo(200〜400メツシユ)に適用した
。ゲル濾過を30aN/時で行なった。12IIi分画
を集め、ラジオレセプターアッセイによりIGF様活性
に関して調べた。活性分画をプールし、凍結乾燥した。
活性成分を0.05%トリフルオロ酢酸、15%アセト
ニトリルの0.2 dで再調製し、CI8μボンダパッ
ク(C18μBondapak)  (0,46X25
c+++、10ミクロン、ウォーターズ(Waters
) )逆相HPLCカラム上においた。ペプチドを0.
05%トリフルオロ酢酸中15〜50%アセトニトリル
勾配でカラムからf?J離させた。流速は1I11/分
であって、1分間の分画を集め、レセプターアッセイに
より調べた。活性分画をプールし、凍結乾燥した。精製
ペプチドをアミノ酸分析により定量し、0. I N酢
酸中濃度0.1mMで一20℃にて貯蔵した。
ICFアナログの 定量アミノ酸分析が精製アナログの濃度を調べるために
用いられた。アミノ酸Mi或はアナログに関して予測さ
れた組成と一致する。
I型ICFレセプターに対するアナログの親和性は第1
表で示されている。アナログA (IGF150)及び
B (IGF125)は、野生型組換えhIGF−1の
場合の4.9 nMと比較して各々IC5o 3.2 
nM及び7.0nMでヒト胎盤膜に対する”’I−hI
GF−1の結合を阻害する。ヒト及びネズミ28K I
GF結合タンパク質に関するアナログA及びBの親和性
は第2表で示されている。組換え野生型hIGF−lは
、28にヒト及びネズミICF結合タンパク賞に対する
”’I−hlGP−Iの結合を各々rcsoo、 23
 nM及び11.2nMで阻害する。アナログIGF1
50は、この結合を各々ICs。〉1.5nM及び71
nMで阻害する。アナログIGF125は、この結合を
各々tCS。> 1.5 nM及び501nMで阻害す
る。
IGF−1はマウス3T3細胞においてDNA合或台底
激する。第4図で示されているように、IGF150は
これらの細胞において野生型IGF−lよりも約100
倍高い効力でDNA合或台底激する。
第1表は、ヒト胎盤I型ICFレセプターに関するIG
F−1、アナログA CIGF150)及びB (Ic
F125)の結合親和性について記載している。
第1表 ヒト胎盤由来I型rGFレセプターに関するIGF−1
、IGF150及びIGF125の親和性ペプチド IGF−I GF150 GF125 ■型IGFレセプター ICs。(nM) 4.9±2 3.2±1.1 7、0±0.2 第2表は、ヒト及びネズξ3T3細胞28K IGF結
合タンパク質に関するIGF−1、アナログA(IGF
150)及びB (IGF125)の結合親和性につい
て記載している。
第2表 ヒト羊水及びネズミ3T3細胞ならし培地由来28kD
 ICP結合タンパク質に関する[GF−1、IGF1
5Q及びIGF125の親和性ペプチド   ヒト28
 k[) ICsゆ(nM) ICP−10,23 1GI1150     > 1.5 IGF125     > 1.5 3T328 kn ICso(nM 11.2 1 01
【図面の簡単な説明】
本発明について更に記載かつ説明する図面で本明細書に
添付されている。 第1図は、選択的開裂及び組換えによるプラスミドpα
2及びプラスミドpJY150からの組換えプラスミド
pα2IGF150の製造について記載している。本プ
ラスミドはヒトIGF−1の70アミノ酸アナログにつ
いてコードしている。 第2A図は、プラスミドpα2IGF150中への結合
によって挿入されたDNA遺伝子配列及びそれがコード
するアナログについて記載している。 第2B図は、IGP125に関するDNA遺伝子配列及
びアナログについて同様に記載している。 第3図は、バイオゲルPIO及び高圧液体クロマトグラ
フィー精製後のIGF−1(A) 、[GF125(B
)及びIGF150 (C) ノ5DS−PAGE後ニ
オケル銀染色ゲルについて記載している。 第4図は、3T3細胞においてDNA合戒合成激しうる
能力に関するIGF−1の生物活性とアナログA (I
GF150)の場合との比較について記載している。ア
ナログAは野生型IGF−1よりも100倍強力である
ことが観察される。 r;3面の浄書(内容に変更なし) FIG、 7 :、=) j  ji  5 δ 3 し m  3  乙 よ と 8 :! し さ 菰 ) = 538: 、E  H)  3 i に ) ; 3 乙 蟇 3 し :!  LJ  3 □ ) = j  i:l 3 G  3  e 二 巳 さ 10”   10°810°6 ベプチト(M) FIG、4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記構造を有するhIGF−Iの合成ポリペプチド
    アナログ: IGF(1−40)−A_1−GIV−A_2−A_3
    −CC−A_4−A_5−A_6−C−A_7−L−A
    _8−A_9−LE−R 〔上記式中: A_1はT又はlである; A_2はD又はEである; A_3はE又はQである; A_4はTである; A_5はSである; A_6はIである; A_7はD又はSである; A_8はR又はYである; A_9はR又はQである;及び RはhIGF−Iペプチドの残部である; 但しA_1〜A_9基及び他のアミノ酸はIGF(1−
    40)−TGVIDECCFRSCDLRRLE−Rを
    構成しない〕。 2、A_1はT又はIである; A_2はEである; A_3はQである; A_4はTである; A_5はSである; A_6はIである; A_7はSである; A_6はYである; A_9はQである; 請求項1記載のペプチド。 3、IGF(1−40)−IGIVEQCCTSICS
    LYQLE−Rである、請求項1記載のペプチド。 4、IGF(1−40)−TGIVDECCTSICD
    LRRLE−Rである、請求項1記載のペプチド。 5、請求項1記載のポリペプチドについてコードする合
    成遺伝子。 6、請求項3記載のポリペプチドについてコードする合
    成遺伝子。 7、【遺伝子配列があります。】 である、請求項6記載の合成遺伝子。 8、請求項4記載のポリペプチドについてコードする合
    成遺伝子。 9、【遺伝子配列があります。】 である、請求項8記載の合成遺伝子。 10、請求項1記載の合成遺伝子の製造方法であって、 a)適切な構成オリゴヌクレオチドの合成;b)遺伝子
    断片への上記オリゴヌクレオチドのアニーリング及び結
    合;及び c)組換えDNAプラスミド中への合成遺伝子のクロー
    ニング; からなることを特徴とする方法。 11、細菌、酵母又は組織培養細胞宿主の組換えDNA
    発現系による請求項1記載のポリペプチドアナログの製
    造方法であって、 a)発現カセットを形成するため発現ベクター中への適
    切な合成遺伝子の挿入; b)細菌、酵母又は組織細胞培養宿主中への発現カセッ
    トの導入; c)形質転換された発現宿主の増殖;及び d)上記宿主から所望のポリペプチドアナログの精製; からなることを特徴とする方法。 12、動物における泌乳促進方法であって、泌乳動物に
    請求項1記載のhIGF−Iの合成ポリペプチドアナロ
    グを投与することを特徴とする方法。 13、動物において泌乳促進に有用な組成物であって、 不活性な担体及び請求項1記載のhIGF−Iの合成ポ
    リペプチドアナログを含むことを特徴とする組成物。 14、動物における成長及び飼料効率の促進方法であっ
    て、 かかる動物に請求項1記載のhIGF−Iの合成ポリペ
    プチドアナログを投与することを特徴とする方法。 15、動物において成長及び飼料効率の促進に有用な組
    成物であって、 不活性な担体及び請求項1記載のhIGF−Iの合成ポ
    リペプチドアナログを含むことを特徴とする組成物。 16、食肉産生動物の赤身を増加させかつ脂肪含有率を
    減少させるための方法であって、 かかる動物に請求項1記載のhIGF−Iの合成ポリペ
    プチドアナログを投与することを特徴とする方法。 17、食肉産生動物の赤身を増加させかつ脂肪含有率を
    減少させるために有用な組成物であって、 不活性な担体及び請求項1記載のhIGF−Iの合成ポ
    リペプチドアナログを含むことを特徴とする組成物。 18、動物における創傷治癒の促進方法であって、創傷
    動物に請求項1記載のhIGF−Iの合成ポリペプチド
    アナログを投与することを特徴とする方法。 19、動物において創傷治癒の促進に有用な組成物であ
    って、 不活性な担体及び請求項1記載のhIGF−Iの合成ポ
    リペプチドアナログを含むことを特徴とする組成物。 20、動物における血球増生の刺激方法であって、血球
    増生の必要な動物に請求項1記載のhIGF−Iの合成
    ポリペプチドアナログを投与することを特徴とする方法
    。 21、動物において血球増生の刺激に有用な組成物であ
    って、 不活性な担体及び請求項1記載のhIGF−Iの合成ポ
    リペプチドアナログを含むことを特徴とする組成物。
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