JPH0367580A - ストレプトミセスsp.Y―183及びヒダントイナーゼの製造方法 - Google Patents

ストレプトミセスsp.Y―183及びヒダントイナーゼの製造方法

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JPH0367580A
JPH0367580A JP2114927A JP11492790A JPH0367580A JP H0367580 A JPH0367580 A JP H0367580A JP 2114927 A JP2114927 A JP 2114927A JP 11492790 A JP11492790 A JP 11492790A JP H0367580 A JPH0367580 A JP H0367580A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は新菌株であるストレプトミセスsp。
Y−183及びこれを利用するヒダントイナーゼ(ll
ydantoinase)の製造方法に関するものであ
る。
本発明により提供されるヒダントイナーゼはヒダントイ
ン誘導体を立体特異的に加水分解させ、D−N−カルバ
逅ルアミノ酸を作る酵素である。
ヒダントイナーゼによって製造されたD−N−カルバミ
ルアミノ酸は化学的な方法あるいはカバミラーゼの酵素
作用により望むD−アミノ酸に導くことができる。一方
、このようなアミノ酸等はβラクタム系抗生物質である
アモキシシリン(amoxicillin)、アンピシ
リン(ampicillin)、セファレキシン(ce
phallexin)等を製造するのに必要な中間物質
であるD−P−ヒドロキシフェニルグリシンとD−フェ
ニルグリシン等の製造に使用される。
ヒダントイナーゼはジヒドロピリミジナーゼ(Dihy
droprimidinaae、 EC3,5,2,2
)に命名されることもあり、動物、植物、微生物等に広
く存在する。
〔従来技術〕
従来に知られているヒダントイナーゼ酵素の生産菌株と
してはストレプトミセス ミタ力エンシス(ATCC1
5295)やシェードモナス ストリアタ(IF012
996)等があり、これらの微生物を使用してD−N−
カルバミルアミノ酸を製造する方法(米国特許第4 、
237 、227号明細書〉も紹介されているが、工業
的な面でその生産性が不良であり、より優れた酵素活性
を有するヒダントイナーゼを生産する新菌株の確保が急
を要した。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はこのような従来の問題点を解決し、高い酵素活
性を有する優れた菌株を確保するためのものであり、各
種の土壌から引き続き菌株スクリーニングを試み、従来
に知られている菌株に比べて酵素活性がはるかに高い高
収率のヒダントイナーゼを分離同定し、これを利用して
D−N−カルバミルアミノ酸を工業的な規模で安価に生
産することができることを見出して完成されたものであ
〔課題を解決するための手段〕 本発明による新菌株であるストレプト主セスSp、Y 
−1B 3 (Streptmyces sp、Y−1
83)は韓国の京酸道平沢郡で採種した土壌から分離し
たものであって、1989年3月24日付にて韓国科学
技術院遺伝工学センターの遺伝子銀行に寄託(寄託番号
: KCTC8450P)され、また米国のATCCに
も1989年9月7日付にて寄託された(寄託番号?A
TCC53941)。
本発明者等が土壌から分離した菌株であるストレプトξ
セスsp、Y−183と公知のヒダントイナーゼ生産菌
株であるストレプト果セス くタカエンシス(寄託番号
:ATCC15295)に対してこれらの菌学的特性を
比較した結果、次のような差異点があった。
〔以下余白〕
以上で対比してみた通り、未発明によるストレプトミセ
スsp、Y−183は従来知られているヒダントイナー
ゼ生産菌株であるストレプトミセス ミタ力エンシス(
ATCC15295)と比較してみる場合、その菌学的
特性が互いに大きく異なるものであり、本発明者等はこ
れらを新菌株に分離同定した。
一方、本発明による新菌株であるストレプト逅セスsp
、Y−183から分離される酵素であるヒダントイナー
ゼは基質特性が特に高く、中性の天然型アミノ酸のヒダ
ントインには勿論、非天然型フェニルヒダントイン類に
も作用し、全てD型の基質のみが加水分解されて対応す
るD−N−カルバミルアミノ酸が生成される。
本発明によるヒダントイナーゼは次のような工程により
D−アミノ酸を製造することになる。即ち、アルデヒド
からブヒャラー(Bucherer)の方法によって5
位に置換基を有するヒダントイン誘導体を誘導し、ここ
にヒダントイナーゼを作用させ、D−N−カルバミルア
ミノ酸に加水分解させる。
この際、反応piを8〜9に維持すれば基質であるヒダ
ントインの化学的ラセミ化反応が共に進行するから、D
L−ヒダントインから定量的にD−N−カルバミルアミ
ノ酸の転換が可能である。これを酸性条件下で、亜硝酸
で処理すれば、定量的にD−アミノ酸が生成される。
以下、本発明による新菌株であるストレプトごセスsp
、Y−183を用いてヒダントイナーゼ。
を生産する方法を記述する。先ずグリセリンアスパラギ
ン寒天培地にストレプトミセスsp、Y−183を斜面
培地で成長させた後、種培養培地に1白金ル一プ接種さ
せて、30°Cで24時間の間、振盪培養してこれを0
.5〜IVVMの通気量、400〜600rpmの撹拌
速度下で5%の割合で接種して、30°C〜35°C,
pH7,0で60時間培養させる。
このように培養された溶液を遠心分離して菌体を回収し
、これを磨砕、超音波、自動分解等で処理して細胞抽出
液をつくる。
このようにして製造された粗酵素液に、3%プロタミン
サルフエイトを処理して核酸を除去させ、アンモニウム
サルフェイト分画を実施して酵素活性が高い40〜65
%分百を取って緩衝液に溶解させた後、48時間の間透
析させる。
次いで、この酵素溶液をイオン交換樹脂に吸着させた後
、塩化ナトリウムで溶出させ、酵素活性が最も高い部分
のヒダントイナーゼを得る。
本発明においてヒダントイン誘導体等の加水分解程度を
調べるためにジヒドロウラシルと比較測定した結果、次
の表4と同様にDL−5〜(p −ヒドロキシフェニル
)ヒダントインとDL−5−フェニルヒダントイン等の
基質で高い活性を表した。
〔以下余白〕
表4 ストレプトミセスsp。
Y−183の基質特異性 且つ、精製されたヒダントイナーゼの活性に対する最適
pHとpH安定性の範囲を調査した結果、添付の第1図
及び第2図で見るように、最適pHは8.8で、最も高
い酵素活性を表したし、PH7〜10の範囲で安定性を
表した。この際、最適piとpH安定性の範囲を測定す
る方法は各々公知の方法により実施した。
そして、第3図及び第4図で見るように、本発明による
ヒダントイナーゼは最適温度は45℃付近で最も高い酵
素活性を表したし、温度安定性の範囲は45℃までは安
定であったけれども50″C以上で酵素活性を失い始め
た。最適温度及び温度安定性の範囲の測定は、各々公知
の方法により実施した。
一方、本発明においてヒダントイナーゼの酵素作用を阻
害する物質としては、金属キレート化合物である8−ヒ
ドロキシキノリン、1.10−フェナントロリン等があ
るし、SH試薬であるpクロロ水銀安息香酸(p−ch
loro mercury benzoicacid)
も酵素活性を胆害するものとして表れた。
〔以下余白〕
表5 酵素活性を阻害する物質及びその阻害率酵素の活
性を測定するためにはDL−5−(2−メチルチオエチ
ル)ヒダントインを基質に使用して、PH8,0,30
℃で20分間反応させた後、パラジメチルアミノベンズ
アルデヒドで発色させて測定する。
この際、酵素lユニットは分当たり1マイクロモルのN
−カルバξルーD−メチオニンを生威する酵素の量で定
めた。
反応基質に使用するヒダントイン誘導体等の基質濃度は
0.1〜30%の間で選ばれ、反応pHは7〜10であ
り、DHが7以下である場合には反応率が非常に低くな
るが、これは反応PHが低いと基質であるDL−ヒダン
トイン誘導体のラセミ化反応が起こらないので、N−カ
ルバミル−D−アミノ酸の生成率が低くなるからである
従って、反応が進行するに応じて、反応液のpHが落ち
るので、適当な時間に反応液をアルカリ条件で維持させ
るためにアンモニア、炭酸ナトリウム等を加えるのが良
い。
反応温度は微生物の酵素種類により異なるが、20℃〜
60℃の温度で、振盪または撹拌条件下で遂行すること
が望ましい。
反応時間もまた、用いる微生物の種類により異なるが普
通5〜100時間が適当である。
反応液で精製されたD−N−カルバミルアミノ酸を分離
する際は、アミノ酸の等電点を利用するが、イオン交換
樹脂を用いて分離する。
即ち、生成物がN−カルバξルーD−メチオニン、N−
カルバ壽ルーD−フェニルアラニンと同じく疎水性であ
るアミノ酸である場合には、反応液をまずPH5に調節
した後、遠心分離して未反応基質や蛋白質のような不溶
性物質を除去させて、余液を更にpH2〜4に補正させ
れば、望むD−N−カルバξルアミノ酸が沈澱する。
しかしながら、N−カルバξルーD−セリン、N−カル
バ逅ルーD−アラニンのような親水性であるアミノ酸を
分離しようとする時にはイオン交換樹脂を用いるのが良
い。
次いで、不溶性物質を除去した反応液を陰イオン交換樹
脂に通過させ、所望の物質を吸着させた後、希塩酸で溶
出させ、この溶出液を中性につくった後、減圧下で濃縮
させると、所望のアミノ酸が結晶化する。
〔実施例〕
以下実施例を挙げて、本発明をもっと詳細に説明すれば
次の通りである。
実施例1 次のような培地組成にて出来上がった種培養培地を10
0dずつ各々5分画に分け、ここに成長したストレプト
壽セスsp、Y−183の1白金ループを接種させた後
、30℃で30時間の間振盪培養する。
次いで、14.5ffill酵槽の醗酵培地lOlに接
種させ、pH7,0及び30℃で0,5VVM17)通
気量と40Orpm撹拌速度下で60時間培養する。
培養中、pHは塩酸とアンモニアで維持する。
c種培地の!l1tc) 酵母エキス2.5 g 、ソイトン(Soyton) 
15 g−肉汁1g、硫酸アンモニウム5g、ジヒドロ
ウラシル3g、塩化カリウム6g、燐酸第2カリウム0
.2g、塩化マンガン0.2 g 、グリセロール1〇
−1蒸留水1j!、pH7,0 (醗酵培地の組成) 酵母エキス10g、ジヒドロウラシル3g1塩化カリウ
ム6g、燐酸第2カリウム0.2g、塩化マンガン0.
2g、グリセロール1(ld、魚肉汁5g、蒸留水11
.pH7,0 この際、培養時間による酵素活性度は次の表6で分かる
ように48時間培養した時最大酵素活性度を表した。
表6 培養時間による酵素活性度 実施例2 使用菌株及び培養培地は、上記実施例1の種培養培地で
ジヒドロウラシルを加えない培地を使用すること以外は
実施例1と同一な方法にして、10〇−三角フラスコに
20m培地を分株した後、ヒダントイン誘導体等を各々
60■ずつ加えてpH7,0で調節した後、121℃で
15分間加圧滅菌する。
ここにグリセリンアスパラギン寒天培地で生育したスト
レプトミセスsp、Y−183の1白金ループを接種し
、30℃で48時間振盪培養した後、菌体を回収して酵
素活性度を測定した結果、表7のとおりジヒドロウラシ
ルを加えた培地でもっと高い酵素活性度を表した。これ
はジヒドロウラシルがヒダントイナーゼ酵素を生成する
のに必要な誘導物質であることを確認したし、醗酵培地
にも添加して、酵素活性を増加させた。
表7 酵素生成に及ぼす誘導体等の影響実施例3 上記実施例1と同一な種培養培地を使用して、1001
d三角フラスコに20dずつ培地を9株した後、PH7
,0にmjIfft、て121℃で15分間加圧滅菌す
る。
次いでグリセリンアスパラギン寒天培地で生育したスト
レプト藁セスsp、Y−183の1白金ループを接種し
、30℃で48時間振盪培養する過程で燐酸第2カリウ
ムを各々1■、2■、4■ずつ24時間、36時間、4
8時間毎に加えて、ストレプトくセスSP、Y−183
の菌体増殖量を測定した結果、表8に示したように、2
■を12時間毎に加える場合、もっと多くの菌体を得た
し、この際の酵素活性度もまた高かった。
表8 燐酸第2カリウム濃度に及ぼす菌体増殖の影響 実施例4 ストレプト逅セスsp、Y−183と公知菌株の酵素活
性を比較するために、ストレプトミセス属sp、Y−1
83とストレプトミセス ξタカエンシスATCC15
295は実施例1と同一な種培養培地を使用し、シェー
ドモナス ストリアタIF012996に対しては肉汁
20g、グリセロール6g、ヒダントイン1g1燐酸第
2力リウム2g、硫酸マグネシウム1g、塩化カルシウ
ム40■、硫酸鉄20■、硫酸マンガン20■、硫酸銅
20■、蒸留水IIl、pH5,5である培地を使用し
て、100d三角フラスコに上記の培地を20−9株し
た後、pHを調節し121℃で15分間加圧滅菌した後
、生育した各々の種菌を1白金ループで接種した。
また、シュードモナス ストリアタIF012996で
ある場合は30℃で24時間振盪培養した後、菌体を回
収して酵素活性を測定し、ストレプトミセスsp、Y−
183とストレブトミセスミタカエンシスATCC15
295を30℃で48時間振盪培養した後、菌体を回収
して酵素活性を測定した結果、表9のとおり本発明の菌
株が最も高い酵素活性を表した。
表9 ストレプトミセスsp、Y−183と公知菌株の
酵素活性比較 ゛実施例5 実施例1の種培養培地及び醗酵培地と同一な培地を使用
して101の醗酵培地で48時間培養させたストレプト
ミセスsp、Y−183の菌体を30、0OOrp−で
20−分間遠心分離して回収し、回収した菌体(400
g)を20mM燐酸a燐酸緩衝溶液8.0)で洗浄した
後、更に燐酸緩衝溶液(2ffi%pH8,0)に懸濁
させ、超音波磨砕機を用いて4時間の間菌体を破砕させ
る。
この破砕された菌体液を遠心分離して、菌体箔を除去し
た後、上澄液(2,27りを粗酵素液に使用して、以下
全操作を4°Cで実施する。
この粗酵素液に3%プロタミンサルフエイト溶液を0.
1%加えて、30分間撹拌させた後、遠心分離して核酸
を除去し、限外濾過器を用いて0.51に濃縮させた。
濃縮された粗酵素液に、硫酸アンモニウムを加えて40
〜65%の分画を取った後、遠心分離して得た沈澱物を
20mM燐酸緩衝液に溶かし、同一な緩衝溶液で48時
間透析させた。
透析した酵素液を、予め20mM  TRl5−HCL
緩衝溶液(pH5,0)で平衡させたDEAE−3EP
HARO5I! CL −6Bカラム(16φX40C
11)に吸着させた後、50mM  TRl5−HCL
II衝液で洗浄し、同緩衝液を含有する100mM、′
1 200mM、300mM、400mM、500mMの塩
化ナトリウム濃度に溶出させた後、酵素活性が高い部分
(400mM)を集めて同一な1mm液液透析させ、精
製された酵素液を得た。
次の表1Oは精製結果を表したもので、粗酵素液から約
9倍の酵素活性を増加させた。
〔以下余白〕
表10 ヒダントイナーゼの精製度 〔作用・効果〕 本発明によるヒダントイナーゼ生産性の新菌株ストレプ
ト暑セスsp、Y−183は、従来のヒダントイナーゼ
生産菌株に比べて酵素活性がはるかに優れたヒダントイ
ナーゼを生産することができるので、本発明による新菌
株を利用すればβ−ラクタム系抗生物質の合成中間物質
の原料として使用するD−N−カルバミルアミノ酸を工
業的に安価で生産することが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第11!Iはヒダントイナーゼの活性に対する最適pH
を表した図面、第2図はヒダントイナーゼの活性に対す
るpH安定性の範囲を表した図面、第3図はヒダントイ
ナーゼの活性に対する最適温度を表した図面、第4図は
ヒダントイナーゼの活性に対する熱安定性の範囲を表し
た図面である。 第1図 第2図 0 0 0 0 0 0 00 (PI−1) 第3図 刃 40    50 (0C) 0 宙斗図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒダントイナーゼ生産能を有するストレプトミセ
    スsp.Y−183。
  2. (2)ヒダントイナーゼはDL−5−フェニルヒダント
    ンとDL−5−(P−ヒドロキシフェニル)ヒダントイ
    ンに対して特異的に90%以上の相対活性を表わすこと
    を特徴とする請求項1記載のストレプトミセスsp.Y
    −183。
  3. (3)ストレプトミセスsp.Y−183を培養するこ
    とを特徴とするヒダントイナーゼの製造方法。
  4. (4)培養における醗酵培地は0.3%のジヒドロウラ
    シルが含有されていることを特徴とする請求項3記載の
    ヒダントイナーゼの製造方法。
JP2114927A 1989-04-27 1990-04-27 ストレプトミセスsp.Y―183及びヒダントイナーゼの製造方法 Granted JPH0367580A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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KR1019890005565A KR910007849B1 (ko) 1989-04-27 1989-04-27 신균주 스트렙토마이세스 sp.Y-183 및 이로부터 생산되는 히단토인에이즈의 생산방법
KR5565 1989-04-27

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