JPH0367437B2 - - Google Patents

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JPH0367437B2
JPH0367437B2 JP61272265A JP27226586A JPH0367437B2 JP H0367437 B2 JPH0367437 B2 JP H0367437B2 JP 61272265 A JP61272265 A JP 61272265A JP 27226586 A JP27226586 A JP 27226586A JP H0367437 B2 JPH0367437 B2 JP H0367437B2
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JP
Japan
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cloth
output
sewing machine
horn
ultrasonic
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JP61272265A
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Yoshitake Ogawa
Akira Takeuchi
Hisataka Mizutani
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/02Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は超音波発生装置を備え、加工布を加熱
加工するようにしたミシンに関する。
(従来の技術) 従来、例えば縫い割りミシンで布を縫合すると
き、その縫合移動に伴つて縫い代部を相反方向に
順次折り返し、その折り返し部を加熱加工する
際、例えば特許出願公告昭60−28515号公報に開
示されているように電気ヒータから熱を発生さ
せ、この熱を前記折り返し部に供給する手段があ
つた。この手段に依れば、間欠送りされる布の移
動時及び停止時にかかわらず布の折り返し部に対
し前記電気ヒータから一定の熱量が供与されるも
のであつた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の縫い割りミシンにより、前記電
気ヒータから布の折り返し部に熱を供与し、その
折り返し部を加熱加工するとき、間欠送りされる
布が移動状態のときは適切な加熱状態となるが、
布が停止している場合は過熱状態となつて布を変
質させてしまうという問題があつた。
そこで本発明においては、前記布が移動状態の
ときのみに熱を供与し、布が停止しているときは
熱が供与されないようにすることによつて前記問
題を解決することを技術的課題とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、加工布を
間欠送りして縫合するミシンを、前記加工布を間
欠移送する送り手段と、前記送り手段の下流側に
おいて前記加工布を挟んで配置された超音波発生
装置の出力ホーン及びアンビルと、前記送り手段
により前記加工布が移送されている時のみ、前記
出力ホーンにより前記加工布が加熱されるように
前記送り手段と調時して超音波発生装置、前記出
力ホーン及びアンビルのいずれかを制御する手段
とを備えた構成にすることである。
(発明の作用) 上記構成のミシンに依れば、加工布を間欠送り
して縫合する過程で、間欠送り運動に調時した前
記加工府の移送期間のみ超音波発生装置の出力ホ
ーンによる熱の供与を行い、加工布の停止期間は
熱の供与を行わないという加熱タイミング制御作
用が行われる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面にしたがつて説
明する。なお、その説明は、縫い割りミシンの要
部を斜視図で示した第1図、同ミシンのベツド先
端部を一部破断しその要部を側面図で示した第2
図、及び、ベツドの針板周辺部を平面図で示した
第3図、及び、第3図の断面を示した第4図、更
には制御ブロツクを示した第8図などに基づいて
進める。
縫い割りミシンは、ミシン本体6と、ミシン本
体6の針板10及び押え足11の周辺に設けられ
る誘導案内手段7と、ミシン本体6のアーム12
の先端部に設けられる超音波発生装置8と、図示
しない主軸モータにより回転され、後述の縫針1
6を昇降させるためのプーリ50などから構成さ
れる。
ミシン本体6は、直線本縫ミシンからなり、上
布1と下布2は直線状に縫合される。なお、ミシ
ン本体6にはプーリ50の回転を検出してプーリ
50が所定の回転角度に対応したときに信号を出
力させる後述の回転検出器55が取付けられる。
押え棒14の下端部に取付けられる押え足11
は、後述する誘導案内手段7による両布1,2の
縫い代部1a,2aの誘導案内を補助する専用の
ものが採用される。すなわち、針板10は、縫針
16が昇降する針孔17と、同針孔17の左側に
おいてミシン本体6の送り機構(図示省略)によ
つて楕円形状に送り運動を行う送り台18A上の
送り歯18の左右一対の歯部18aが出没する溝
部19と、同溝部19から後方へ連続して開口さ
れた開口部20と、前記針孔17の右側に形成さ
れかつ後部が前記開口部20に連続する切欠き凹
部21とを有する。
また、押え足11は、押え棒14の下端部に押
え締ねじ22にて取付けられ、その下端に布押え
部23を有する。この布押え部23の右側後端部
には、押え舌片25が後方へ突出されている。
次に、誘導案内手段7について詳述する。誘導
案内手段7は、ミシン本体6による縫合の直後の
両布1,2の縫い代部1a,2aをその縫合移動
に伴つて相反方向へ順次折返し状に誘導案内する
もので、布割り部材7Aと下布折返し部材7Bと
上布折返し部材7Cとに大別される。
布割り部材7Aは、ほぼL字状に形成され、前
記針板10の右側後部における上面に取付ねじ2
7によつて取着されており、その左端部に前方へ
突出しかつ前記押え足11の布押え部23及び押
え舌片25の右側に隣接する布割り部28を有す
る。布割り部28の前端部は、その肉厚を先端に
向つて小さくする楔状に形成されている。この布
割り部材7Aの布割り部28は、ミシン本対6の
機構により前記縫合に連動して送り出される布の
移動(この移動を、布の縫合移動という。)に伴
つて、前記縫合された両布1,2の縫い代部1
a,2aの間に相対的に介入し、その縫い代部1
a,2aを相反方向、すなわち、上布1の縫い代
部1aは上方へ、また、下布2の縫い代部1bは
下方へ誘導する(第5図及び第6図参照)。
また、下布折返し部材7Bは、前記布割り部材
7Aの布割り部28の下面に一体状に形成されて
いる。下布折返し部材7Bは、ほぼ四角形板状を
なし、その左端部の支承部7B1が左方へ突出さ
れ、かつ、その左側前端部に面取りした案内斜面
31を有する。下布折返し部材7Bの案内斜面3
1は、前記布割り部材7Aにより誘導された下布
2の縫い代部2aを折返し案内する(第6図参
照)。すなわち、上布1に縫着された下布2の縫
い代部2aは、案内斜面31の作用により、まず
下方へ折曲げられ、次いで、折返されつつ支承部
7B1の上面に案内される。
また、上布折返し部材7Cは、ワイヤ材を折曲
してなるもので、そのほぼ逆U字状に折曲した上
端部が、前記押え足11の上部左側面に、前記押
え締ねじ22と共に取付ねじ32によつて取着さ
れている。上布折返し部材7Cの下部は、前記押
え足11の切欠面26の後方を迂回しつつ、右下
方へかつ前方へ傾斜状に伸び、かつその先端部が
前記布割り部材7Aの上面にそれ自体の弾性を利
用して当接された案内部33になつている。上布
折返し部材7Cの案内部33は、前記布割り部材
7Aにより誘導された上布1の縫い代部1aを折
返し案内する(第5図参照)。
次に、超音波発生装置8について述べる。超音
波発生装置8は、前記両折返し部材7B,7Cに
より折返された縫い代部1a,2aをその折返し
線に沿つて折目3を付すためのもので、同装置8
の器体34ほミシン本体6のアーム12の先端部
に後述する支持装置9を介して支持される。超音
波発生装置8は、周知の様に、超音波出力用の高
周波電力を発生させる後述の高周波発振器8C
と、その振動を超音波振動に変換する共振型磁歪
振動子8Bと、その超音波振動を伝達しかつその
振幅を増大する出力ホーン8Aとにより構成され
ている。なお、高周波発振器8C及び振動子8B
等は器体34内に内蔵され、出力ホーン8Aは器
体34下方から突出されている。また、超音波発
生装置8の内部構成については第8図により後述
する。
次いで、超音波発生装置8の支持装置9につい
て第7図を参照して述べる。
ミシン本体6のアーム12の先端部背面に取付
ブラケツト36を介して取付けられたほぼコ字状
をした支持体37と、前記支持体37の上片上面
に垂立状に設置されたエアシリンダからなる昇降
用シリンダ38と、支持体37の下方に下端部の
つまみ部40のねじ部41を螺合することにより
同支持体37に垂立状に設けられたガイド軸42
と、ガイド軸42に昇降可能に設けられかつ昇降
用シリンダ38の下方へ突出する伸縮ロツド39
が結合された昇降台43と、昇降台43の側面に
軸44を介して回動可能に支持されかつ超音波発
生装置8の器体34が把持されたホルダ45と、
ホルダ45の軸44を中心とする円弧状の開口孔
46を通じて同ホルダ45を昇降台43に締着す
る固定ねじ47と、前記ガイド軸42に巻装され
かつ前記つまみ部40のねじ部41の端面と昇降
台43の下面との間に介装されたスプリング48
とで構成される。従つて、超音波発生装置8の器
体34は、昇降用シリンダ38の伸縮作動によつ
て、昇降台43と共に昇降され、また、その器体
34の取付角度は、固定ねじ47を一旦弛緩させ
て、軸44を介してホルダ45を回動させ、再び
固定ねじ47を締着することによつて適宜調整さ
れる。
しかして、超音波発生装置8の出力ホーン8A
の下端部(先端部)は、前記送り歯18の後方に
隣接した位置におかれ、かつ、前記縫合移動する
布1,2の折返し部1a,2aを押下する。ま
た、前記送り歯18A上には、前記出力ホーン8
Aに対応するアンビル49が送り歯18の後方に
隣接して設置されている。なお、出力ホーン8A
の先端は逆L字状に形成されており、アンビル4
9上の布1,2における折返し部1a,2aに沿
つて当接される。また、ホーン8Aによるアンビ
ル49に対する押圧力は、シリンダ38による付
勢力からスプリング48による弾性力を減じたも
のとして決定されており、つまみ部40を調節す
ることにより所望に調節される。
上記した縫い割りミシンのミシン本体6を運転
(作動)して、上布1と下布2との脇縫い部を重
ね合わせつつ縫製を進めると、まず、縫針16の
昇降運動によつて、周知のとおり、上布1と下布
2とが縫合される。これと同時に、昇降用シリン
ダ38が超音波発生装置8を降下させると共に、
その振動子は振動を開始する。
その両布1,2の縫合の前後に亘つて、布割り
部材7Aの布割り部28によつて、上布1と下布
2の縫い代部1a,2aが誘導されて上下方向
(相反方向)へ次第に分けられる(第4,5,6
図参照)。
その後、両布1,2の縫い線上が、押え足11
の押え舌片25によつて押えられながら、両布
1,2が縫合移動していくに伴つて、上布1の縫
い代部1aは、上布折返し部材7Cの案内部33
によつて起立された後、押え舌片25に沿つて折
返される。それと同時に、下布2の縫い代部2a
は、下布折返し部材7Bの案内斜面31によつ
て、一旦、下方に折曲げられた後、引続く下布折
返し部材7Bの案内斜面31の作用により、支承
部7B1と布割り部材7Aの布割り部28の側面
との間に、180℃折返されて配置される。この折
返しは、押え舌片25の下方に配置された縫い目
線に沿つて行われる(第6図参照)。このように
折返された両布1,2の縫い代部1a,2aの折
返し部は、押え舌片25に沿つて出力ホーン8A
の先端部に案内される。出力ホーン8Aの先端部
は、第2図に示されているように、右上に傾斜し
ているので、縫い代部1a,2aの折返し部は、
容易に出力ホーン8Aの先端部とアンビル49と
の間に侵入可能である。
その直後、両布1,2の折返し線上に、超音波
発生装置8の出力ホーン8Aの先端部が当接し、
かつ、送り台18Aの楕円形状の送り運動によつ
て同台18aが上昇し、アンビル49が出力ホー
ン8Aの先端部に両布1,2を介在した状態で押
付けられた時に、その布1,2の折返し線に沿つ
て超音波発生装置8による超音波振動が付与さ
れ、その結果、その出力ホーン8Aの当接部分の
布自体が発熱し、その熱によるアイロン効果によ
つて布1,2に折目3が付与される。
この超音波発生装置8の超音波振動の付与によ
る布1,2の発熱は、出力ホーン8Aとアンビル
49との間に布1,2が挟持されたときにおいて
のみ、その布1,2自体に起こる。
次に、第8図の制御ブロツクの構成を説明す
る。
前記の高周波発振器8Cは、前記出力ホーン8
Aから出力される超音波の振動数に対応した例え
ば矩形パルス状の高周波信号を発振させる高周波
発振回路51と、この高周波発振回路51で発振
された矩形パルス状の高周波信号を所定の周波数
に分周し、さらに例えば正弦波信号に変換したう
え所定の電圧レベルに電圧増幅したあと、この正
弦波信号を出力する出力制御回路52と、この出
力制御回路52から出力された所定電圧レベルの
正弦波信号を入力して、この正弦波信号を電力増
幅する出力増幅回路53と、この出力増幅回路5
3で電力増幅された電力を超音波出力用電力に変
換したうえ前記振動子8Bに供給する超音波出力
回路54と、のそれぞれで構成されている。
前記出力増幅回路53から出力された電力増幅
後の正弦波の振動数(周波数)は常時監視され、
それが高周波信号発振回路51にフィードバツク
されてそのフィードバツク振動数が設定値と比較
され、偏差が生じた場合は設定値に収束するよう
に制御される。また、出力増幅回路53から出力
された電力増幅後の正弦波の増幅度が常時監視さ
れ、それが前記出力制御回路52にフィードバツ
クされ、所定の増幅度と比較して偏差が生じた場
合には所定の増幅度に収束制御される。
以上のような構成の超音波発生装置8から両布
1,2の縫い代部1a,2aに対して超音波が発
振されるが、両布1,2の折返し線上に超音波発
生装置8の出力ホーン8Aの先端部が当接し、か
つ、送り台18Aの楕円形状の送り運動によつて
同台18aが上昇し、アンビル49が出力ホーン
8Aの先端部に両布1,2を介在した状態で押付
けられたときにのみ、その布1,2の折り返し線
に沿つて超音波振動による熱が発生する。そのた
め結果的に両布1,2を前記送り装置により移動
させるときに縫い代部1a,2aが加熱される。
一方、縫針16が縫合動作中で両布1,2が移動
しないときはアンビル49が出力ホーン8Aに押
付けられないため、縫い代部1a,2aが加熱さ
れることがない。
しかしながら、前記のように両布1,2の縫い
代部1a,2aは両布1,2が移動しているとき
にのみ加熱され、両布1,2が停止状態に在する
ときは加熱される必要がないため、超音波発生装
置8の超音波の出力を、両布1,2の移動時には
オン、両布1,2の停止時にはオフに制御するこ
とによつて電力の消費を減少させる必要がある。
そのため、第8図の制御ブロツクに示すように、
前記プーリ50の回転軸に取付けられて縫針16
の昇降位置、すなわちプーリ50の回転位相角度
に対応したパルス信号を出力させる回転検出器5
5を設け、さらに回転検出器55からパルス信号
が出力される毎に縫針16の昇降位置を演算し、
演算された縫針16の昇降位置が超音波を発振す
る位置(加工布の移送が開始される時)であれば
オン信号を出力させる一方、超音波を発信する位
置でなければ(即ち、加工布の移送が停止される
時)、オフ信号を出力させる回転位相角演算回路
56を設け、回転位相角演算回路56のオンもし
くはオフ信号を出力制御回路52に出力させる。
出力制御回路52は、回転位相角演算回路56か
らのオン信号を入力したとき超音波を発振させる
一方、オフ信号を入力したときは超音波の発振を
停止させる。
次に、第9図のフローチャートに従つて回転位
相角演算回路56の作用を説明する。
縫い割りミシンに電源が投入されると、ステツ
プS1に示すように回転位相角演算回路56がイ
ニシヤライズされる。次に、同ミシンが両布1,
2の縫合を開始するとともに、ステツプS2に示
すように回転検出器55から出力されるパルス信
号を入力する。次のステツプS3において、前記
入力されたパルス信号に基づき、縫針16の昇降
位置を演算する。ステツプS4において、前ステ
ツプで演算された縫針16の昇降位置が両布1,
2を移動させているタイミングに相当するかどう
かを判断する。
ステツプS4の判断結果がYESの場合は、ステ
ツプS5において超音波を発振させるためのオン
信号を出力制御回路52に出力したあと、ステツ
プS5に戻つてステツプS2〜ステツプS5をくり返
す。一方、ステツプS4の判断結果がNOの場合
は、両布1,2が停止状態に有るため、ステツプ
S6に示すように超音波の発振を停止させるため
のオフ信号を出力制御回路52に出力したあと、
ステツプS2に戻つてステツプS2〜ステツプS6を
くり返す。
このように、加工布が移送されているか否かの
判別が常に行なわれているので、送り台18Aの
四運動送りにともなつてアンビル49が針板10
の上面(布載置面)から下方へ配置されている期
間(即ち、ホーン8Aが振動しても加工布が加熱
されない期間)のホーン8Aのムダな発振が停止
され、その消費電力は節約される。
尚、本発明は前述の実施例にのみ限定されるも
のではなく、例えばアンビル49の代りに超音波
発生装置8を加工布の間欠送り運動に調時して上
下動させることが可能である。
また、アンビルを針板10上に固定し(この時
は針板自体がアンビルとして作用するので、針板
とは別体のアンビルを設ける必要がない)、その
アンビルに出力ホーン8Aを指向させて、加工布
の間欠送り運動の前期間にわたつて加工布を挟持
する構成とした時は、第8図に示された構成によ
り本発明の目的が達成される。
(発明の効果) 以上のように本発明に依れば、ミシンが加工布
を縫合する過程で加工布が移動状態のときに超音
波発生装置からの超音波により加工府を加熱する
一方、加工布が停止状態のときは前記超音波によ
る熱の供与をしないため、加工布が過熱状態にな
ることを防止し、加工布の変質を防止するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は縫い割りミシンの要部の斜視図、第2図は同ミ
シンにおけるベツド先端部の一部破断側面図、第
3図はベツドの針板周辺部の平面図、第4図は第
3図の−線断面図、第5図は縫い割りミシン
による布の縫製状態を示す略体斜視図、第6図は
下布の折返し状態を示す略体斜視図、第7図は超
音波発生装置の支持部を示す一部破断側面図、第
8図は制御ブロツク図、第9図は制御フローチヤ
ート図である。 1……上布、1a……縫い代部、2……下布、
2a……縫い代部、6……ミシン本体、7……誘
導案内手段、8……超音波発生装置、8A……出
力ホーン、8B……振動子、8C……高周波発振
器、50……プーリ、51……高周波信号発振回
路、52……出力制御回路、53……出力増幅回
路、54……超音波出力回路、55……回転検出
器、56……回転位相角演算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工布を間欠送りして縫合するミシンにおい
    て、 前記加工布を間欠移送する送り手段と、 前記送り手段の下流側において前記加工布を挟
    んで配置された超音波発生装置の出力ホーン及び
    アンビルと、 前記送り手段により前記加工布が移送されてい
    る時のみ、前記出力ホーンにより前記加工布が加
    熱されるように、前記送り手段と調時して超音波
    発生装置、前記出力ホーン及びアンビルのいずれ
    かを制御する手段と を備えたことを特徴とするミシン。
JP27226586A 1986-11-14 1986-11-14 ミシン Granted JPS63125291A (ja)

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