JPH0367100A - 複数のディフューザ部を有する多重エゼクタの製造方法 - Google Patents

複数のディフューザ部を有する多重エゼクタの製造方法

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JPH0367100A
JPH0367100A JP10568790A JP10568790A JPH0367100A JP H0367100 A JPH0367100 A JP H0367100A JP 10568790 A JP10568790 A JP 10568790A JP 10568790 A JP10568790 A JP 10568790A JP H0367100 A JPH0367100 A JP H0367100A
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vacuum
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nozzle
ejector
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Shigekazu Nagai
茂和 永井
Tetsuo Kukuminato
久々湊 哲夫
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SMC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多重エゼクタ装置に関する。
所定の真空度を得るために従来からエゼクタが普及して
いる。エゼクタを介して発生する真空が、例えば、ロボ
ット技術において、サクションによってワークを他の場
所へ移動する際に動力源として用いられることはその好
例と謂えよう。
エゼクタは多段に構成すれば所望の真空度を得ることが
出来、しかも、複数個のノズルとデイフユーザとを夫々
多段に、さらに、並列的に配列すれば吸引力もそれに応
じて急激に上昇する。従って、比較的重量のあるワーク
を移送する等の場合に好適に用いることが出来る。
本発明は前記の多重エゼクタに鑑みてなされたものであ
って、その目的はノズル、テ゛イフユーザの位置合わせ
も必要とすることなく、しかもノズノペディフユーザを
エゼクタ本体に挿入する作業も要することなく、さらに
また、シール部材も施すことなく一挙に正確且つ迅速に
エゼクタ機構を得ることが可能な多重エゼクタ装置を提
供するにある。
前記の目的を達成するために、本発明は圧縮空気供給用
室と、真空室と、排気用室とを画成したエゼクタ本体に
、前記圧縮空気供給用室に連通ずる空気導入ポートと、
前記真空室に連通ずる真空ポートと、前記排気用室に連
通ずる排気ポートとを画成したブロック体を装着し、真
空室は多段に形成され、前記真空室の数に対応させてブ
ロック体に真空ポートを設け、さらに前記空気導入ポー
トと、真空ポートと、排気ポートとを他の装置の流体通
路に連通ずることを特徴とする。
次に、本発明に係る多重エゼクタ装置について好適な実
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第1図において、参照符号10は多重エゼクタ装置を示
し、この多重エゼクタ装置10はエゼクタ本体12を有
する。エゼクタ本体121マ基本的には直方体状であり
、その長手方向に沿って隅角部がやや丸みを帯びた圧縮
空気供給用の室14と前記圧縮空気供給用室14にその
形状を全く同一にする第1の真空室16と、さらに、第
2の真空室18とを連設し、最終段には排気用ポートに
連通ずる排気用室20とが画成される。圧縮空気供給用
室14と第1真空室16との間には隔壁22が形成され
、この隔壁22には第1のノズル24が形成される。
一方、前記第1真空室16と第2真空室18との間には
隔壁26が形成され、この隔壁26に第2のノズル28
が画成される。さらに、第2真空室18と排気用室20
との間には隔壁30が形成され、この隔壁30には第3
のノズル32が画成される。
第2図から容易に諒解されるように、圧縮空気供給用室
14と第1真空室16と第2真空室18と排気用室20
は両側部を大きく開口し、しかも、エゼクタ本体12を
横断的に貫通してなるものである。
隔壁22に画成される第1のノズル24と隔壁26に形
成される第2ノズル28と隔壁30に形成される第3ノ
ズル32とは互いにその隔壁の中央部分に位置し、従っ
て、同一軸線上に位置するように形成されるものである
。この場合、エゼクタ本体12の両端部壁部には盲栓3
3a、33bによって閉塞される孔部34 a 、 、
34 bが夫々形成される。
これは、前記多重エゼクタ装置10を金型によって一体
的に構成するために必然的に生じる孔部である。
以上のようにして構成されるエゼクタ本体12の一方の
側部に前記室14.16.18および20を閉塞するた
めの平板36が、例えば、ボルト等を介して、また、場
合によっては強力な接着剤を介して係着される。これに
対して、前記エゼクタ本体12の他方の側部には第2の
平板38が同様にして係着される。この平板38には前
記圧縮空気供給用室14に連通ずる圧縮空気供給ポート
40、第1真空室工6に連通する第1の真空ポート42
、第2真空室18に連通ずる第2真空ポート44および
排気用室20に連通ずる排気ポート46が夫々穿設され
る。
以上のようにして構成される多重エゼクタ装置IOは、
特に、エゼクタ本体12と第1の平板36と第2の平板
38とは別個のプロセスで形成されるが、特に、エゼク
タ本体12については、金型によって成形することが出
来る。
例えば、第3図に示すようにエゼクタ本体12を形成す
るためには、成形の際、少なくとも四つの金型部材を結
合すれば良い。すなわち、断面コ字状の第1の金型48
と第2の金型50とは隔壁22、隔壁26、隔壁30と
夫々の隔壁の間に形成されるノズル24.28.32を
形成するのに役立つ。
一方、第3の金型52と第4の金型54とはエゼクタ本
体12を画成する両端壁部を形成するのに役立つ。
そこで、以上のような金型によって形成されたエゼクタ
本体12には前記の通り第1平板36と第2の平板38
とが接合して開口部を閉塞し、エゼクタ装置10が出来
上がることになる。
このエゼクタ装置10を利用するに際しては、圧縮空気
供給ポート40と第1の真空ポート42、第2真空ポー
ト44および排気ポート46に夫々空圧機器等から延在
する管体またはこれに密着する他の装置の流体連通路を
接続し、特に、他の装置等を介して圧縮空気供給ポート
40から所定圧力の圧縮空気を室14内に導入し、ノズ
ル24の先端部から勢いよくノズル28に向けて噴射す
る。
これによって、室16内の空気はこの圧縮空気の噴流に
巻き込まれてノズル28から次の室18へと導出される
。この間、真空となる室16に連通ずる第1の真空ポー
ト42では所定圧の真空度が得られることになる。
さらに、室18に至った圧縮空気は第3のノズル32か
ら勢いよく排気用室20に噴射され、これによって第2
の真空ポート42に所定の真空度が得られることになる
。排気用室20に至った空気は排気ポート46から外部
へ導出される。
本発明によれば、以上のように金型によって一体的にエ
ゼクタ本体を形成し、これに閉塞用の平板と各ポートを
有する平板とを単に接合するように構成しているために
、ノズルとデイフユーザとの位置出しをする必要もなく
、しかも、一体的にエゼクタ本体と構成されるために剛
性も極めて高く、従って、堅牢なエゼクタ装置を得るこ
とが出来る。
さらにまた、組立工程としては平板36、平板38を接
合するだけで済むためにその製造工程の簡略化が遠戚さ
れ、しかも金型で造るために極めて廉価に大量に製造出
来るという利点もある。
なお、第4図に本発明の別の実施例を示す。
この実施例において、前記実施例と同一の参照符号は同
一の構成要素を示すものとする。
この場合、特に、第1のノズルが精密である必要上、こ
のノズル60は別体構成し、精密仕上げした後に隔壁2
2に形成された孔部にこのノズル60を嵌着することが
可能である。嵌着の際、ノズル60は平板38を接合す
る前に孔34aから挿入するだけで良い。
また、本発明の別の実施例によれば、エゼクタ本体12
を予め概略的に形成しておき、これにリーマ等を利用し
て、特に、ノズルの仕上げ加工を行えば精度を要する第
1のノズル24を好適に形成することが可能となる。こ
の場合、IJ−マは、例えば、エゼクタ本体12の側壁
部に形成された孔部34a、34bから挿入することが
出来る。さらにまた、必要に応じてエゼクタ本体12に
はメツキあるいは塗装、コーティング等の表面処理を行
うことも可能であり、これによって圧縮空気の流れを円
滑により一層効果的に行うことが出来る。−また、金型
の形状によっては単に多段にノズル、デイフユーザを配
置するだけでなく、これらのノズノペディフユーザのブ
ロックを並列的に形成して多重エゼクタ装置とすること
も可能であることは勿論である。しかも、本発明によれ
ば、前記のように、圧縮空気供給ポート等を画成する平
板を他の装置に連結し、または他の空圧機器に接続する
ことが出来る。
そのために、用途が一層拡大し、また、装置全体として
小型化出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はエゼクタ本体とこれを閉塞する平板と各種ポー
トが形成された平板の組み合わせ状態を示す斜視説明図
、 第2図は第1図に示すエゼクタ装置の横断説明図、 第3図は第1図並びに第2図に示すエゼクタ装置のエゼ
クタ本体を形成する金型の一部省略平面図、 第4図は本発明の別の実施態様によって形成されるエゼ
クタ装置の縦断説明図である。 10・・・多重エゼクタ装置  12・・・エゼクタ本
体14・・・圧縮空気供給用室  16・・・第1真空
室18・・・第2真空室     20・・・排気用室
22・・・隔壁       24・・・第1/ズル2
6・・・隔壁        28・・・第2ノズル3
0・・・隔壁        32・・・第3ノズル3
3a、33 b −・・盲栓    34a、34 b
 −・・孔部36.38・・・平板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮空気供給用室と、真空室と、排気用室とを画
    成したエゼクタ本体に、前記圧縮空気供給用室に連通す
    る空気導入ポートと、前記真空室に連通する真空ポート
    と、前記排気用室に連通する排気ポートとを画成したブ
    ロック体を装着し、真空室は多段に形成され、前記真空
    室の数に対応させてブロック体に真空ポートを設け、さ
    らに前記空気導入ポートと、真空ポートと、排気ポート
    とを他の装置の流体通路に連通することを特徴とする多
    重エゼクタ装置。
JP2105687A 1990-04-20 1990-04-20 複数のディフューザ部を有する多重エゼクタの製造方法 Expired - Lifetime JP2713634B2 (ja)

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