JPH0366923B2 - - Google Patents
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- JPH0366923B2 JPH0366923B2 JP59087614A JP8761484A JPH0366923B2 JP H0366923 B2 JPH0366923 B2 JP H0366923B2 JP 59087614 A JP59087614 A JP 59087614A JP 8761484 A JP8761484 A JP 8761484A JP H0366923 B2 JPH0366923 B2 JP H0366923B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/003—Sedimentation tanks provided with a plurality of compartments separated by a partition wall
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/0039—Settling tanks provided with contact surfaces, e.g. baffles, particles
- B01D21/0051—Plurality of tube like channels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/10—Settling tanks with multiple outlets for the separated liquids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2221/00—Applications of separation devices
- B01D2221/08—Mobile separation devices
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、広義には、移動する液体の中の密度
の異なる成分を凝集させて分離するための装置と
方法に係るものである。より詳しくは、本発明は
従来の貫流型の分離槽の中で使用できる方法と装
置に関するものである。
の異なる成分を凝集させて分離するための装置と
方法に係るものである。より詳しくは、本発明は
従来の貫流型の分離槽の中で使用できる方法と装
置に関するものである。
液体を機械的な分離方法で、即ちその液体の密
度と除去すべき成分の密度との差を利用して精製
するための装置が各種公知されている。この機械
的な精製工程は除去しようとする成分の粒子を凝
集させると共に分離するものである。この凝集作
用は除去しようとする成分の粒子を合体させて綿
毛状の塊とし、こお成分の粒子をこの粒子の担体
である液体から、ストークスの法則を利用して沈
降あるいは浮上させることにより分離できる大き
さにするものである。
度と除去すべき成分の密度との差を利用して精製
するための装置が各種公知されている。この機械
的な精製工程は除去しようとする成分の粒子を凝
集させると共に分離するものである。この凝集作
用は除去しようとする成分の粒子を合体させて綿
毛状の塊とし、こお成分の粒子をこの粒子の担体
である液体から、ストークスの法則を利用して沈
降あるいは浮上させることにより分離できる大き
さにするものである。
凝集と分離を別々に行なう装置は公知である。
従来の凝集装置には、水かき形の部材をモータで
動かすもの、液体を回転翼で撹拌するもの、或い
は固定されたバツフルと管の中を除去しようとす
る成分の担体である液体を通すもの等がある。こ
れらの装置は、処理すべき液体を流す距離に応じ
て流速を変え、それによつてこの液体に加える剪
断力を増加させ、この液体の中に懸濁している成
分の粒子を、その流れる速度の差を利用して凝集
させて綿毛状の塊にするものである。
従来の凝集装置には、水かき形の部材をモータで
動かすもの、液体を回転翼で撹拌するもの、或い
は固定されたバツフルと管の中を除去しようとす
る成分の担体である液体を通すもの等がある。こ
れらの装置は、処理すべき液体を流す距離に応じ
て流速を変え、それによつてこの液体に加える剪
断力を増加させ、この液体の中に懸濁している成
分の粒子を、その流れる速度の差を利用して凝集
させて綿毛状の塊にするものである。
公知の分離装置としては例えば清澄装置や平行
板型の装置がある。これらの装置は除去すべき成
分粒子を沈降又は浮上させるための有効面積を大
きくし、適当な速さでオーバーフローさせること
により、上記成分の粒子を重力のベクトルに平行
な速度で沈降又は浮上させて除去するものであ
る。
板型の装置がある。これらの装置は除去すべき成
分粒子を沈降又は浮上させるための有効面積を大
きくし、適当な速さでオーバーフローさせること
により、上記成分の粒子を重力のベクトルに平行
な速度で沈降又は浮上させて除去するものであ
る。
平行板を用いる装置の初期のものは一揃いのほ
ぼ平行な板状部材を有し、この板状部材の間に通
路を形成し、この通路に精製処理すべき液体を流
す。上記一揃いの板状部材は傾斜しており、上記
処理をしようとする液体を上記板状部材の上部又
は下部から導入する。このようにすると重質の固
体成分は上記板状部材に沿つて下降し、他方、軽
質で透明な液体が浮き上がる。
ぼ平行な板状部材を有し、この板状部材の間に通
路を形成し、この通路に精製処理すべき液体を流
す。上記一揃いの板状部材は傾斜しており、上記
処理をしようとする液体を上記板状部材の上部又
は下部から導入する。このようにすると重質の固
体成分は上記板状部材に沿つて下降し、他方、軽
質で透明な液体が浮き上がる。
上記平行な板状部材を用いる基本的な考え方
は、その後種々の改良がなされた。例えば、滑ら
かな板状部材の代りにしわを形成した板状部材を
用いることが開示された。また、上記液体を上記
板状部材に沿つて流さず、上記板状部材を横断す
るように流す方法も提案されている。これら全て
の構造において、平行な板状部材を傾斜させるの
は分離した成分を上記板状部材の境目に集めて取
り出し易くするためである。
は、その後種々の改良がなされた。例えば、滑ら
かな板状部材の代りにしわを形成した板状部材を
用いることが開示された。また、上記液体を上記
板状部材に沿つて流さず、上記板状部材を横断す
るように流す方法も提案されている。これら全て
の構造において、平行な板状部材を傾斜させるの
は分離した成分を上記板状部材の境目に集めて取
り出し易くするためである。
液体から除去すべき成分を分離させるための公
知の装置は全て、この分離しようとする成分の沈
降速度の差を利用する構造である。この沈降速度
は上記成分の粒子の密度とこの粒子を含む液体の
密度との差、この液体の速度、及び上記粒子の直
径によつて決まる。この要素を検討して分離装置
を設計するが、この装置は平行な板状部材を用い
て上記成分粒子の担体である液体の速度分布を均
一にしてこの液体に加える剪断力を最小ならしめ
るように設計される。
知の装置は全て、この分離しようとする成分の沈
降速度の差を利用する構造である。この沈降速度
は上記成分の粒子の密度とこの粒子を含む液体の
密度との差、この液体の速度、及び上記粒子の直
径によつて決まる。この要素を検討して分離装置
を設計するが、この装置は平行な板状部材を用い
て上記成分粒子の担体である液体の速度分布を均
一にしてこの液体に加える剪断力を最小ならしめ
るように設計される。
分離しようとする成分の粒子の大きさと密度は
或る平均値に対して正規分布を示す。従来の平行
板を使用する装置は除去すべき成分の粒子を互い
に関連させることなく1個ずつ分離する。そのた
めに上記平行板を使用する分離装置の分離能力が
不均一になる。その原因は分離すべき成分の粒子
の密度と大きさが一定でないからである。
或る平均値に対して正規分布を示す。従来の平行
板を使用する装置は除去すべき成分の粒子を互い
に関連させることなく1個ずつ分離する。そのた
めに上記平行板を使用する分離装置の分離能力が
不均一になる。その原因は分離すべき成分の粒子
の密度と大きさが一定でないからである。
従来の平行板分離装置の欠点は上述のように分
離能力が不均一であることの他、分離すべき成分
の粒子をその担体である液体から沈降又は浮上さ
せて分離し易くするように凝集させ難いことであ
る。そのために除去すべき成分の粒子の大きさを
所望の大きさにするために凝集装置又は化学的な
処理が必要である。
離能力が不均一であることの他、分離すべき成分
の粒子をその担体である液体から沈降又は浮上さ
せて分離し易くするように凝集させ難いことであ
る。そのために除去すべき成分の粒子の大きさを
所望の大きさにするために凝集装置又は化学的な
処理が必要である。
本発明によれば、除去すべき成分の粒子をその
担体である液体から分離するのに、この粒子の凝
集と分離とを一回の操作で行ない、それによつて
上記担体である液体から上記粒子をより均一に分
離することのできる装置と方法を提供することが
できる。
担体である液体から分離するのに、この粒子の凝
集と分離とを一回の操作で行ない、それによつて
上記担体である液体から上記粒子をより均一に分
離することのできる装置と方法を提供することが
できる。
第1の実施例では、本発明に基づく装置は三次
元構造の格子を有し、この格子は分離すべき成分
の粒子をその担体である液体から分離するための
分離装置に装着できるものである。この格子は表
面を構成する複数の部材を有し、この部材は対を
なすように連結され、この連結された各対の表面
構成部材は第1表面部材と第2表面部材とを有
し、この両表面部材は互いに平行にならないよう
に設定される。この両表面部材の間には小空洞が
形成され、この小空洞に上記担体である液体を通
す。
元構造の格子を有し、この格子は分離すべき成分
の粒子をその担体である液体から分離するための
分離装置に装着できるものである。この格子は表
面を構成する複数の部材を有し、この部材は対を
なすように連結され、この連結された各対の表面
構成部材は第1表面部材と第2表面部材とを有
し、この両表面部材は互いに平行にならないよう
に設定される。この両表面部材の間には小空洞が
形成され、この小空洞に上記担体である液体を通
す。
第2の実施例では、本発明に基づく装置は三次
元構造の格子を有し、この格子はX軸、Y軸、及
びZ軸に沿う立体的な大きさを有し、この格子は
分離すべき成分をその担体である液体から分離す
るための分離槽に装着可能である。この格子は表
面を構成する複数の部材を有し、この部材は連結
されて対をなし、この各対の表面構成部材は第1
表面部材と第2表面部材とを有し、この両表面部
材は互いに平行にならないように設定される。上
記第1表面部材及び第2表面部材はそれぞれの外
周の1点で接し、この両表面部材の間にセルを形
成する。この各セルは狭いセル通路開口部から広
いセル通路開口部まで広がる。上記各対をなす表
面部材はX軸、Y軸及びZ軸の方向に連結されて
三次元の格子を形成し、このようにしてX軸及び
Y軸の方向に隣接する小空洞を結合することによ
つて上記格子を貫いて上記液体を通すジグザグ形
の通路を形成する。この液体通路はX軸及びY軸
方向には通じているがZ軸方向には互いに隔離さ
れている。
元構造の格子を有し、この格子はX軸、Y軸、及
びZ軸に沿う立体的な大きさを有し、この格子は
分離すべき成分をその担体である液体から分離す
るための分離槽に装着可能である。この格子は表
面を構成する複数の部材を有し、この部材は連結
されて対をなし、この各対の表面構成部材は第1
表面部材と第2表面部材とを有し、この両表面部
材は互いに平行にならないように設定される。上
記第1表面部材及び第2表面部材はそれぞれの外
周の1点で接し、この両表面部材の間にセルを形
成する。この各セルは狭いセル通路開口部から広
いセル通路開口部まで広がる。上記各対をなす表
面部材はX軸、Y軸及びZ軸の方向に連結されて
三次元の格子を形成し、このようにしてX軸及び
Y軸の方向に隣接する小空洞を結合することによ
つて上記格子を貫いて上記液体を通すジグザグ形
の通路を形成する。この液体通路はX軸及びY軸
方向には通じているがZ軸方向には互いに隔離さ
れている。
第3の実施例では、本発明に基づく三次元格子
は複数の三角形部分を有し、この三角形部分が対
をなすように連結され、この対をなす三角形部分
の間にセルを形成する。この三角形部分の各対は
第1三角形部分と第2三角形部分とを有し、この
各三角形部分は第1側部(第1辺)と第2側部
(第2辺)とを有し、この第1側部は上記各三角
形部分の頂点から底縁(底辺)の第1頂点まで延
び、上記第2側部は上記三角形部分の頂点から底
縁の第2頂点まで延び、また上記各三角形部分の
面は内側を向いている。上記第2三角形部分は上
記第1三角形部分の上に取り付けられてこの第2
三角形部の底縁の第1頂点が上記第1三角形部の
頂点を接し、上記第1三角形部の底縁の第1頂点
は上記第2三角形部の底縁の第2頂点から距離X
だけ離れるように設定され、上記第1三角形部の
底縁の第2頂点は上記第2三角形部の頂点から距
雄2Xだけ離れるように設定される。隣接する三
角形部分の対は上記X軸及びY軸の方向につなげ
られ、このつなぎ方は隣接する第1三角形部及び
第2三角形部の第1側部、第2側部及び底縁をそ
れぞれ結合させる。上記対をなす三角形部分はま
た、Z軸方向にもつなげられ、そのつなぎ方は下
側の対をなす三角形部分の第2三角形部分が、上
側に隣接して対をなす三角形部分の第1三角形部
分であるようにする。
は複数の三角形部分を有し、この三角形部分が対
をなすように連結され、この対をなす三角形部分
の間にセルを形成する。この三角形部分の各対は
第1三角形部分と第2三角形部分とを有し、この
各三角形部分は第1側部(第1辺)と第2側部
(第2辺)とを有し、この第1側部は上記各三角
形部分の頂点から底縁(底辺)の第1頂点まで延
び、上記第2側部は上記三角形部分の頂点から底
縁の第2頂点まで延び、また上記各三角形部分の
面は内側を向いている。上記第2三角形部分は上
記第1三角形部分の上に取り付けられてこの第2
三角形部の底縁の第1頂点が上記第1三角形部の
頂点を接し、上記第1三角形部の底縁の第1頂点
は上記第2三角形部の底縁の第2頂点から距離X
だけ離れるように設定され、上記第1三角形部の
底縁の第2頂点は上記第2三角形部の頂点から距
雄2Xだけ離れるように設定される。隣接する三
角形部分の対は上記X軸及びY軸の方向につなげ
られ、このつなぎ方は隣接する第1三角形部及び
第2三角形部の第1側部、第2側部及び底縁をそ
れぞれ結合させる。上記対をなす三角形部分はま
た、Z軸方向にもつなげられ、そのつなぎ方は下
側の対をなす三角形部分の第2三角形部分が、上
側に隣接して対をなす三角形部分の第1三角形部
分であるようにする。
この好ましい実施例では、本発明に基づく三次
元格子を構成する上記第1三角形部分及び第2三
角形部分は二等辺三角形であつて、且つ等しい。
上記第1三角形部分の底縁の第1頂点から上記第
2三角形部分の底縁の第2頂点までの距離Xは次
式 X=Ytanθ°/sin(90−φ/2)° で求められる。
元格子を構成する上記第1三角形部分及び第2三
角形部分は二等辺三角形であつて、且つ等しい。
上記第1三角形部分の底縁の第1頂点から上記第
2三角形部分の底縁の第2頂点までの距離Xは次
式 X=Ytanθ°/sin(90−φ/2)° で求められる。
ここにYは上記第1二等辺三角形部分又は第2
二等辺三角形部分の底縁から頂点まで直角に延び
る線の長さとし; φは上記第1二等辺三角形部分又は第2二等辺
三角形部分の頂角とし; θは上記第2二等辺三角形部分の底縁と上記第
1二等辺三角形部分の第1側部とがなす角度とす
る。
二等辺三角形部分の底縁から頂点まで直角に延び
る線の長さとし; φは上記第1二等辺三角形部分又は第2二等辺
三角形部分の頂角とし; θは上記第2二等辺三角形部分の底縁と上記第
1二等辺三角形部分の第1側部とがなす角度とす
る。
第4の実施例では、上記三次元格子は上記液体
の流入端部、その反対側に設けられた吐出端部、
上部及び下部を有する。連結されて対をなす上記
二等辺三角形部分は複数の分離用通路を形成し、
この分離用通路は上記格子の流入端部から吐出端
部までX軸方向に延びる。ジグザグ形に連結され
た複数の上記液中の成分粒子捕集用の溝はY軸方
向に上記格子の下部まで延び、この成分粒子捕集
用溝は隣接する第1二等辺三角形部分の共通の底
部と内側を向く面とによつて形成される。隣接す
る第2の二等辺三角形部分の共通の第2側部と内
側を向く面とは連結されて複数のジグザグ形の溝
部を形成し、この溝部はY軸方向に上記格子の上
部まで延びる。上記格子は傾斜しており、その傾
斜角度はこの格子の軸が垂直軸に対してなす角度
であり、この角度は上記格子が水平なX軸を中心
として回転することによつて形成されるものであ
り、上記傾斜角ωは次式 θ゜<ω<90゜ で表わされる。
の流入端部、その反対側に設けられた吐出端部、
上部及び下部を有する。連結されて対をなす上記
二等辺三角形部分は複数の分離用通路を形成し、
この分離用通路は上記格子の流入端部から吐出端
部までX軸方向に延びる。ジグザグ形に連結され
た複数の上記液中の成分粒子捕集用の溝はY軸方
向に上記格子の下部まで延び、この成分粒子捕集
用溝は隣接する第1二等辺三角形部分の共通の底
部と内側を向く面とによつて形成される。隣接す
る第2の二等辺三角形部分の共通の第2側部と内
側を向く面とは連結されて複数のジグザグ形の溝
部を形成し、この溝部はY軸方向に上記格子の上
部まで延びる。上記格子は傾斜しており、その傾
斜角度はこの格子の軸が垂直軸に対してなす角度
であり、この角度は上記格子が水平なX軸を中心
として回転することによつて形成されるものであ
り、上記傾斜角ωは次式 θ゜<ω<90゜ で表わされる。
本発明の第5の実施例では、上記格子の流入端
部に隣接して対をなす二等辺三角形部分は比較的
小さく、この格子の吐出端部に近づくに従つて寸
法が大きくなる。
部に隣接して対をなす二等辺三角形部分は比較的
小さく、この格子の吐出端部に近づくに従つて寸
法が大きくなる。
本発明の第6の実施例では、複数の分離用通路
がY軸方向に上記格子の上側部から下側部まで延
びる。
がY軸方向に上記格子の上側部から下側部まで延
びる。
本発明に基づく三次元格子の第7の実施例で
は、この格子の上部又は下部に隣接して対をなす
二等辺三角形は、比較的小さいが上記格子の上部
又は下部に近づくにつれて大きくなる。
は、この格子の上部又は下部に隣接して対をなす
二等辺三角形は、比較的小さいが上記格子の上部
又は下部に近づくにつれて大きくなる。
本発明の第8の実施例では上記格子を構成する
材料を上記担体である液体から分離しようとする
成分に対して比較的強い親和力を有する材料とす
る。
材料を上記担体である液体から分離しようとする
成分に対して比較的強い親和力を有する材料とす
る。
本発明の第9の実施例では、分離しようとする
成分をその担体である液体から分離するための装
置は槽を有し、この槽は精製処理すべき液体の流
入部、分離すべき成分の担体である液体の吐出部
及びこの液体から分離された成分を受容するため
の少なくとも1つの捕集部を有する。上述の三次
元格子は上記槽の中に設けられ、上記流入部、吐
出部、及び少なくとも1つの捕集部につながれて
いる。
成分をその担体である液体から分離するための装
置は槽を有し、この槽は精製処理すべき液体の流
入部、分離すべき成分の担体である液体の吐出部
及びこの液体から分離された成分を受容するため
の少なくとも1つの捕集部を有する。上述の三次
元格子は上記槽の中に設けられ、上記流入部、吐
出部、及び少なくとも1つの捕集部につながれて
いる。
本発明に基づく方法は凝集させることにより、
相対的に軽質な成分と重質な成分とを、その担体
である液体から分離させるものであり、この分離
は上記成分の担体である液体を三次元格子の中を
層流にして流すことにより行ない、この三次元格
子は小空洞を連結して成るものであり;この分離
法は上記担体である液体に与える剪断力を増大さ
せて上記成分粒子の凝集速度を大きくする段階を
有し、上記液体に対する剪断力を大きくする方法
は上記担体である液体を小空洞の狭い通路を通す
ことによつて行ない、この小空洞の狭い通路は上
記第2の二等辺三角形部分の底部と上記第1の二
等辺三角形部分の第1側部によつて形成される。
次いで上記剪断速度を減少させれば上記凝集した
成分粒子が沈降又は浮上し、この剪断速度を減少
させるには上記担体である液体を上記小空洞の中
をその広い開口部の方に流し、この広い開口部は
上記第1の二等辺三角形部分の第2側部と上記第
2の二等辺三角形部分の第1側部とによつて形成
される。次いで、上記担体である液体は下流側に
隣接する小空洞をその広い開口部から狭い開口部
まで貫流し、それによつて上記液体の剪断速度と
上記成分粒子の凝集速度が増大する。この工程は
下流側に後続隣接するセルによつて繰り返えさ
れ、上記成分の粒子は凝集作用と分離作用を交互
に受け、この凝集作用と分離作用は上記全ての粒
子が、上記連結された小空洞によつて形成される
格子の中で沈降又は浮上し得る大きさに育つまで
くり返えされる。
相対的に軽質な成分と重質な成分とを、その担体
である液体から分離させるものであり、この分離
は上記成分の担体である液体を三次元格子の中を
層流にして流すことにより行ない、この三次元格
子は小空洞を連結して成るものであり;この分離
法は上記担体である液体に与える剪断力を増大さ
せて上記成分粒子の凝集速度を大きくする段階を
有し、上記液体に対する剪断力を大きくする方法
は上記担体である液体を小空洞の狭い通路を通す
ことによつて行ない、この小空洞の狭い通路は上
記第2の二等辺三角形部分の底部と上記第1の二
等辺三角形部分の第1側部によつて形成される。
次いで上記剪断速度を減少させれば上記凝集した
成分粒子が沈降又は浮上し、この剪断速度を減少
させるには上記担体である液体を上記小空洞の中
をその広い開口部の方に流し、この広い開口部は
上記第1の二等辺三角形部分の第2側部と上記第
2の二等辺三角形部分の第1側部とによつて形成
される。次いで、上記担体である液体は下流側に
隣接する小空洞をその広い開口部から狭い開口部
まで貫流し、それによつて上記液体の剪断速度と
上記成分粒子の凝集速度が増大する。この工程は
下流側に後続隣接するセルによつて繰り返えさ
れ、上記成分の粒子は凝集作用と分離作用を交互
に受け、この凝集作用と分離作用は上記全ての粒
子が、上記連結された小空洞によつて形成される
格子の中で沈降又は浮上し得る大きさに育つまで
くり返えされる。
本発明に基づく方法の第2の実施例では、上記
精製処理すべき液体を先づ比較的小さいセルの中
を通して上記分離しようとする成分の粒子を急速
に凝集させる。次いで上記液体を徐々に大きくな
るセルの中を通して上記凝集した粒子の分離を促
進させる。
精製処理すべき液体を先づ比較的小さいセルの中
を通して上記分離しようとする成分の粒子を急速
に凝集させる。次いで上記液体を徐々に大きくな
るセルの中を通して上記凝集した粒子の分離を促
進させる。
本発明に基づく方法の第3の実施例では精製処
理すべき液体を、ほぼ水平に上記格子の中をその
流入端部から吐出端部までジグザグ形に延びる分
離用通路の中に流す。分離された重質成分の粒子
は上記格子の下部にY軸方向に導かれ、上記Z軸
は垂直線から角度ωだけ傾き、このωの値はθ゜<
ω<90゜である。上記分離された重質成分はジグ
ザグ形に連結された複数の収集路を流れ、この収
集路は上記Y軸に沿つて上記格子の下部まで延
び、この収集路は隣接する第1の二等辺三角形の
共通の底部と内側を向く面とによつて形成され
る。上記分離された軽質成分は上記Y軸の方向に
上記格子の上部まで導かれ、この時にこの軽質成
分は上記Y軸の方向に上記格子の上部まで延びる
ようにジグザグ形に連結された集収路を流れる。
この集収路は隣接する第2の二等辺三角形部分の
共通の底部と内側を向く面とによつて形成され
る。
理すべき液体を、ほぼ水平に上記格子の中をその
流入端部から吐出端部までジグザグ形に延びる分
離用通路の中に流す。分離された重質成分の粒子
は上記格子の下部にY軸方向に導かれ、上記Z軸
は垂直線から角度ωだけ傾き、このωの値はθ゜<
ω<90゜である。上記分離された重質成分はジグ
ザグ形に連結された複数の収集路を流れ、この収
集路は上記Y軸に沿つて上記格子の下部まで延
び、この収集路は隣接する第1の二等辺三角形の
共通の底部と内側を向く面とによつて形成され
る。上記分離された軽質成分は上記Y軸の方向に
上記格子の上部まで導かれ、この時にこの軽質成
分は上記Y軸の方向に上記格子の上部まで延びる
ようにジグザグ形に連結された集収路を流れる。
この集収路は隣接する第2の二等辺三角形部分の
共通の底部と内側を向く面とによつて形成され
る。
本発明に基づく方法の第4の実施例では、精製
処理すべき液体はジグザグ形にほぼY軸方向に上
記格子の中をこの格子の上部から下部まで延びる
分離用通路を流れる。
処理すべき液体はジグザグ形にほぼY軸方向に上
記格子の中をこの格子の上部から下部まで延びる
分離用通路を流れる。
本発明に基づく方法の第5の実施例では、精製
処理すべき液体はジグザグ形の分離用通路を流
れ、この分離用通路はほぼY軸方向に上記格子を
貫いてその下部から上部まで延びる。
処理すべき液体はジグザグ形の分離用通路を流
れ、この分離用通路はほぼY軸方向に上記格子を
貫いてその下部から上部まで延びる。
従つて、本発明の長所は分離すべき成分粒子の
凝集と分離を単一の三次元格子で行なうことがで
きる点にある。
凝集と分離を単一の三次元格子で行なうことがで
きる点にある。
本発明の第2の長所は上記分離用通路、捕集用
通路、及び捕集用凹路が上記格子の中をジグザグ
形に貫いているので、狭い空間で適当な分離を充
分に行ない得る点にある。
通路、及び捕集用凹路が上記格子の中をジグザグ
形に貫いているので、狭い空間で適当な分離を充
分に行ない得る点にある。
本発明の第3の長所は除去すべき成分の粒子を
上記格子の全ての部分で均一に分離できる点にあ
り、それが可能な理由は上記分離された成分の粒
子が上記格子の境界の方に流れる時に混ぜ合わさ
れるためである。
上記格子の全ての部分で均一に分離できる点にあ
り、それが可能な理由は上記分離された成分の粒
子が上記格子の境界の方に流れる時に混ぜ合わさ
れるためである。
以下、本発明の実施例を図によつて説明する。
第1図乃至第5図に本発明に基づく三次元格子
の実施例を詳細に示す。この三次元格子は図に示
すとおり水平なX軸を有すると共にY軸、及びZ
軸を有する。上記三次元格子10は二等辺三角形
部分12を連結させた網状構造である。第3図に
示すように、各二等辺三角形部分12は第1二等
辺三角形14と第2二等辺三角形16より成る。
第1二等辺三角形14は底辺18、第1辺20、
第2辺22、頂点24、底辺の第1頂点26、底
辺の第2頂点28、及び内側に傾く面29を有す
る。これと同様に、第2二等辺三角形部分16は
底辺30、第1辺32、第2辺34、頂点36、
底辺の第1頂点38、底辺の第2頂点39、及び
内側に傾く面40を有する。第1二等辺三角形1
4及び第2二等辺三角形部分16はその間に小空
洞41を形成する。小空洞は狭い開口部42と広
い開口部43とを有する。
の実施例を詳細に示す。この三次元格子は図に示
すとおり水平なX軸を有すると共にY軸、及びZ
軸を有する。上記三次元格子10は二等辺三角形
部分12を連結させた網状構造である。第3図に
示すように、各二等辺三角形部分12は第1二等
辺三角形14と第2二等辺三角形16より成る。
第1二等辺三角形14は底辺18、第1辺20、
第2辺22、頂点24、底辺の第1頂点26、底
辺の第2頂点28、及び内側に傾く面29を有す
る。これと同様に、第2二等辺三角形部分16は
底辺30、第1辺32、第2辺34、頂点36、
底辺の第1頂点38、底辺の第2頂点39、及び
内側に傾く面40を有する。第1二等辺三角形1
4及び第2二等辺三角形部分16はその間に小空
洞41を形成する。小空洞は狭い開口部42と広
い開口部43とを有する。
第3図において、各対をなす二等辺三角形12
は図に示すように仮想の正三角プリズム44を形
成するように方向づけられ、第1二等辺三角形1
4の第1辺20及び第2二等辺三角形16の底辺
30は上記仮想三角プリズム44の1つの側面4
6内にあり;第1の二等辺三角形14の第2辺2
2及び第2の二等辺三角形16の第1辺32は仮
想三角プリズム44の第2の側面48の面内にあ
り;第1の二等辺三角形14底辺の底辺18及び
第2の二等辺三角形部分16の第2辺34は仮想
三角プリズム44の第3の面50の面内にある。
は図に示すように仮想の正三角プリズム44を形
成するように方向づけられ、第1二等辺三角形1
4の第1辺20及び第2二等辺三角形16の底辺
30は上記仮想三角プリズム44の1つの側面4
6内にあり;第1の二等辺三角形14の第2辺2
2及び第2の二等辺三角形16の第1辺32は仮
想三角プリズム44の第2の側面48の面内にあ
り;第1の二等辺三角形14底辺の底辺18及び
第2の二等辺三角形部分16の第2辺34は仮想
三角プリズム44の第3の面50の面内にある。
第1の二等辺三角形14はその頂点が第2の二
等辺三角形部分16の第1底角の頂点38に接す
る位置にある。第1の二等辺三角形14の第1の
二等辺三角形部分の第1底角の頂点26は第2の
二等辺三角形部分16の底辺の第2頂点39から
距離Xだけ離れた位置にあり、第1の二等辺三角
形14の底辺の第2頂点28は第2の二等辺三角
形部分16の頂点36から距離Xだけ離れた位置
にある。各二等辺三角形部分14,16の底辺か
ら頂点までの高さをYとし、頂点24,36の角
度即ち頂角をφとし、第2の二等辺三角形部分1
6の底辺30と第1の二等辺三角形14の第1辺
とがなす角をθとすれば、Xは次式で求められ
る。
等辺三角形部分16の第1底角の頂点38に接す
る位置にある。第1の二等辺三角形14の第1の
二等辺三角形部分の第1底角の頂点26は第2の
二等辺三角形部分16の底辺の第2頂点39から
距離Xだけ離れた位置にあり、第1の二等辺三角
形14の底辺の第2頂点28は第2の二等辺三角
形部分16の頂点36から距離Xだけ離れた位置
にある。各二等辺三角形部分14,16の底辺か
ら頂点までの高さをYとし、頂点24,36の角
度即ち頂角をφとし、第2の二等辺三角形部分1
6の底辺30と第1の二等辺三角形14の第1辺
とがなす角をθとすれば、Xは次式で求められ
る。
X=Ytanθ°/sin(90−φ/2)°
第1図、第2図、第4図及び第5図に示すよう
に、対をなす二等辺三角形12は結合されて三次
元の格子の網状構造を形成する。隣接する三角形
対12はX軸及びY軸の方向に結合され、その結
合する部分は隣接する第1の二等辺三角形14の
底辺18、第1辺20、及び第2辺22であり、
隣接する第2の二等辺三角形部分16の底辺3
0、第1辺32、及び第2辺34である。
に、対をなす二等辺三角形12は結合されて三次
元の格子の網状構造を形成する。隣接する三角形
対12はX軸及びY軸の方向に結合され、その結
合する部分は隣接する第1の二等辺三角形14の
底辺18、第1辺20、及び第2辺22であり、
隣接する第2の二等辺三角形部分16の底辺3
0、第1辺32、及び第2辺34である。
二等辺三角形12は上記Z軸方向にも結合され
る。従つて、第1図及び第2図に示すように、下
側で対をなす三角形の第2の二等辺三角形部分1
6は上側で対をなす三角形の第1の二等辺三角形
になる。
る。従つて、第1図及び第2図に示すように、下
側で対をなす三角形の第2の二等辺三角形部分1
6は上側で対をなす三角形の第1の二等辺三角形
になる。
このパターンで隣接して対をなす三角形12を
結合し延長することによつて、任意の形状及び寸
法の三次元の格子10を構成することができる。
結合し延長することによつて、任意の形状及び寸
法の三次元の格子10を構成することができる。
第6図に三次元格子10を示し、この三次元格
子10は従来の矩形プリズムである。格子10は
枠52の中に装着され、この枠52には上記格子
を容易に移動させ、作動させ得る装置が設けてあ
る。格子10には、精製処理すべき液体をこの格
子の中に流入させる流入端部54と、この液体を
この格子から流出させる吐出端部56とを設け、
この吐出端部56を流入端部54の反対側とする
のが好ましい。分離された軽質成分は格子10の
上部58から出し、重質成分は格子10の下部6
0から出す。図に示すように、格子10のX軸は
水平に延び、Z軸は垂直方向から角度ωだけ傾斜
する。この傾斜角ωはθ゜<ω<90゜の範囲とし、
効率よく作動させるためには当業者間で公知のよ
うに約45゜にするのが好ましい。この傾斜角ωは
軽質成分を枠子10上部58に流し得る角度より
大きくしなければならない。
子10は従来の矩形プリズムである。格子10は
枠52の中に装着され、この枠52には上記格子
を容易に移動させ、作動させ得る装置が設けてあ
る。格子10には、精製処理すべき液体をこの格
子の中に流入させる流入端部54と、この液体を
この格子から流出させる吐出端部56とを設け、
この吐出端部56を流入端部54の反対側とする
のが好ましい。分離された軽質成分は格子10の
上部58から出し、重質成分は格子10の下部6
0から出す。図に示すように、格子10のX軸は
水平に延び、Z軸は垂直方向から角度ωだけ傾斜
する。この傾斜角ωはθ゜<ω<90゜の範囲とし、
効率よく作動させるためには当業者間で公知のよ
うに約45゜にするのが好ましい。この傾斜角ωは
軽質成分を枠子10上部58に流し得る角度より
大きくしなければならない。
代替的な構造としては、好ましいことではない
が、上記液体流入端部54及び液体流出端部56
を閉じて取扱対象の液体を上部58から下部60
まで、又は下部60から上部58まで、上記格子
の中を流すこともできる。上記好ましい構造の格
子におけると同様に、分離された軽質成分は格子
の上部58から流出し、重質成分は格子の下部6
0から出る。
が、上記液体流入端部54及び液体流出端部56
を閉じて取扱対象の液体を上部58から下部60
まで、又は下部60から上部58まで、上記格子
の中を流すこともできる。上記好ましい構造の格
子におけると同様に、分離された軽質成分は格子
の上部58から流出し、重質成分は格子の下部6
0から出る。
次に、第7図及び第8図に、三次元の格子10
を従来の分離装置62に装着した状態で示す。こ
の分離装置62は分離槽64を含み、この分離槽
64は全体として流入部66、流出部68、残渣
収集部70及び軽質成分収集部72に分割され
る。図に示すように、分離装置62は処理する液
体を格子10の流入端部54から反対側の吐出端
部56まで流し得る形状である。バイパス防止用
バツフル74は精製処理すべき液体を格子10の
中に導いて貫流させると共に未処理液が処理済み
の液即ち軽質成分と重質成分を分離した液体に混
ざるのを防止する。
を従来の分離装置62に装着した状態で示す。こ
の分離装置62は分離槽64を含み、この分離槽
64は全体として流入部66、流出部68、残渣
収集部70及び軽質成分収集部72に分割され
る。図に示すように、分離装置62は処理する液
体を格子10の流入端部54から反対側の吐出端
部56まで流し得る形状である。バイパス防止用
バツフル74は精製処理すべき液体を格子10の
中に導いて貫流させると共に未処理液が処理済み
の液即ち軽質成分と重質成分を分離した液体に混
ざるのを防止する。
従来は、分離装置62に入口の1次分流器76
と二重の穴を設けた第2次分流器78とを装着し
て、流入する処理すべき液体を格子10の流入端
部54に分配する。それと同様に吐出端部分流器
80、残渣分配器82、及び軽質成分分配器84
を設ける。
と二重の穴を設けた第2次分流器78とを装着し
て、流入する処理すべき液体を格子10の流入端
部54に分配する。それと同様に吐出端部分流器
80、残渣分配器82、及び軽質成分分配器84
を設ける。
第9図に分離用通路86(影を付した部分)を
平面図で示す。この通路86は連鎖状に結合され
た小空洞41より成り、この通路86の中を処理
すべき液体が流入端部54から反対側の吐出端部
56まで蛇行する流線に沿つて流れる。このよう
にする代りに、好ましいことではないが、精製処
理すべき液体を上部58から下部60まで、若し
くは下部60から上部58まで流すこともできる
(図示せず)。
平面図で示す。この通路86は連鎖状に結合され
た小空洞41より成り、この通路86の中を処理
すべき液体が流入端部54から反対側の吐出端部
56まで蛇行する流線に沿つて流れる。このよう
にする代りに、好ましいことではないが、精製処
理すべき液体を上部58から下部60まで、若し
くは下部60から上部58まで流すこともできる
(図示せず)。
次に、第10図に、二等辺三角形部分16の内
側を向く面40を下から見た平面図によつて、分
離された軽質成分の粒子の流線90を示す。この
軽質成分は凹路92(影を付した部分)を流れ、
この凹路92は隣接する第2の二等辺三角形部分
16がその第2辺34及び内側に傾斜する面40
に沿つて交差することにより形成され、この交差
は格子10の上部58まで続いている。
側を向く面40を下から見た平面図によつて、分
離された軽質成分の粒子の流線90を示す。この
軽質成分は凹路92(影を付した部分)を流れ、
この凹路92は隣接する第2の二等辺三角形部分
16がその第2辺34及び内側に傾斜する面40
に沿つて交差することにより形成され、この交差
は格子10の上部58まで続いている。
第11図には分離された重質成分の粒子の流線
94を平面図で示す。この重質成分は溝95(影
を付した部分)を流れ、この溝95は隣接する第
1の二等辺三角形14がその底辺18と内側に向
いた面29に沿つて交差することにより形成さ
れ、この交差は格子10の下部60まで続いてい
る。
94を平面図で示す。この重質成分は溝95(影
を付した部分)を流れ、この溝95は隣接する第
1の二等辺三角形14がその底辺18と内側に向
いた面29に沿つて交差することにより形成さ
れ、この交差は格子10の下部60まで続いてい
る。
上記三次元格子10を作動させる場合の作用は
次のとおりである。処理しようとする液体を流入
端部54で分離用通路86に導く。この液体が小
空洞の狭い口部42を通り過ぎる時に、この液体
に加えられる剪断力が増大し、この剪断力を増大
させるのは液中の成分の粒子が凝集する速さを速
めるためである。この液中の成分の粒子の大きさ
は上記液体が小空洞41を通つて広い開口部43
の方に流れる時に大きくなる。小空洞41の断面
積が広い開口部43に向かつて増大するので、上
記液体の剪断速度が減少し、この液体は凝集して
大きくなつた粒子を含み、この大粒の粒子は上記
第1の二等辺三角形14の方に沈降するか、又は
上記第2の二等辺三角形16の上に浮上する。次
いで上記処理対象の液体は下流側に隣接する小空
洞41を、その広い開口部42から狭い開口部4
3まで貫流し、そのために、上記液体の受ける剪
断力とこの液体中の成分の粒子の凝集速度が再び
増加する。この液体の受ける剪断力の増大と減少
を交互に繰り返す工程は、上記液体が分離用通路
86の中を格子10を流入端部54から反対側の
吐出端部56まで流れて上記成分の全ての粒子が
その担体である液体からほぼ完全に分離するまで
繰り返し行なわれる。
次のとおりである。処理しようとする液体を流入
端部54で分離用通路86に導く。この液体が小
空洞の狭い口部42を通り過ぎる時に、この液体
に加えられる剪断力が増大し、この剪断力を増大
させるのは液中の成分の粒子が凝集する速さを速
めるためである。この液中の成分の粒子の大きさ
は上記液体が小空洞41を通つて広い開口部43
の方に流れる時に大きくなる。小空洞41の断面
積が広い開口部43に向かつて増大するので、上
記液体の剪断速度が減少し、この液体は凝集して
大きくなつた粒子を含み、この大粒の粒子は上記
第1の二等辺三角形14の方に沈降するか、又は
上記第2の二等辺三角形16の上に浮上する。次
いで上記処理対象の液体は下流側に隣接する小空
洞41を、その広い開口部42から狭い開口部4
3まで貫流し、そのために、上記液体の受ける剪
断力とこの液体中の成分の粒子の凝集速度が再び
増加する。この液体の受ける剪断力の増大と減少
を交互に繰り返す工程は、上記液体が分離用通路
86の中を格子10を流入端部54から反対側の
吐出端部56まで流れて上記成分の全ての粒子が
その担体である液体からほぼ完全に分離するまで
繰り返し行なわれる。
上記軽質成分の粒子の流線90及び重質成分の
粒子の流線94は格子10全体として見ても均一
に分れる。第10図及び第11図に示すように、
流線90、94は上記格子の境界に向つて流れる
時に集つては分かれ、分かれては集まるという流
れ方を交互に繰り返す。そのために分離された粒
子は絶えず混ぜ合わされ、このことは見方を変え
るならば、上記格子の表面が分離された粒子でよ
り均一に被覆されることになる。上記液から分離
された成分の粒子が液中に未だ懸濁している成分
の粒子をひきつけるので、本発明に基づく格子1
0の中の成分の粒子は、従来の平行板型の分離装
置で分離するよりもより均一に分離される。
粒子の流線94は格子10全体として見ても均一
に分れる。第10図及び第11図に示すように、
流線90、94は上記格子の境界に向つて流れる
時に集つては分かれ、分かれては集まるという流
れ方を交互に繰り返す。そのために分離された粒
子は絶えず混ぜ合わされ、このことは見方を変え
るならば、上記格子の表面が分離された粒子でよ
り均一に被覆されることになる。上記液から分離
された成分の粒子が液中に未だ懸濁している成分
の粒子をひきつけるので、本発明に基づく格子1
0の中の成分の粒子は、従来の平行板型の分離装
置で分離するよりもより均一に分離される。
次に、第12図及び第13図に本発明に基づく
三次元格子の改良型を示す。この格子は液中の成
分の粒子の結合と分離を更に有効に行なうことが
でき、この作用は処理しようとする液体の流れを
先づ比較的小さい小空洞に導き、引続いてこの小
空洞の上記格子を横断する大きさを大きくするこ
とによるものである。このような構造によつて効
率が更に良くなる。その理由はセルを小さくする
ことによつて上記液体により大きい剪断力を与
え、それによつてこの液中の成分粒子の凝集を促
進し、分離し易いように大粒にするからである。
上記液体が上記格子の中を流れ、この液中の粒子
が大きくなつた時には、この液体に与える剪断力
を小さくする必要がある。その理由は大きくなつ
た成分粒子をこわさないようにするためである。
三次元格子の改良型を示す。この格子は液中の成
分の粒子の結合と分離を更に有効に行なうことが
でき、この作用は処理しようとする液体の流れを
先づ比較的小さい小空洞に導き、引続いてこの小
空洞の上記格子を横断する大きさを大きくするこ
とによるものである。このような構造によつて効
率が更に良くなる。その理由はセルを小さくする
ことによつて上記液体により大きい剪断力を与
え、それによつてこの液中の成分粒子の凝集を促
進し、分離し易いように大粒にするからである。
上記液体が上記格子の中を流れ、この液中の粒子
が大きくなつた時には、この液体に与える剪断力
を小さくする必要がある。その理由は大きくなつ
た成分粒子をこわさないようにするためである。
第12図及び第13図に示すように、改良型格
子110の小さい小空洞を構成する三角形112
は流入端部154に隣接している。この三角形1
12は上記流入端部154から離れるにつれて
徐々に大きくなつてより大きい三角形114にな
る。この大きさが漸増する三角形の間には平らな
移行面116を設ける。
子110の小さい小空洞を構成する三角形112
は流入端部154に隣接している。この三角形1
12は上記流入端部154から離れるにつれて
徐々に大きくなつてより大きい三角形114にな
る。この大きさが漸増する三角形の間には平らな
移行面116を設ける。
できれば、格子10,110は上記軽質成分の
粒子を引きつけてその担体である液体から分離さ
せる材料で作るのが好ましい。その材料として
は、例えば、上記軽質成分粒子が油の場合には、
ポリプロピレンのような親油性材料が適当であ
る。
粒子を引きつけてその担体である液体から分離さ
せる材料で作るのが好ましい。その材料として
は、例えば、上記軽質成分粒子が油の場合には、
ポリプロピレンのような親油性材料が適当であ
る。
第1図は本発明に基づく三次元格子の部分図、
第2図は本発明に基づく格子の部分分解図、第3
図は本発明の対をなす二等辺三角形部を三次元的
に分解した状態及び分解しない状態で示す図面、
第4図は本発明に基づく格子のX軸及びY軸の方
向に沿う部分平面図、第5図は第4図の線5−5
に沿う図面であつて判り易くするために三角形部
A,Bを取り除いた図面、第6図は本発明に基づ
く格子をX軸、Y軸及びZ軸と共に三次元的に示
す斜視図、第7図は従来の分離装置の中に装着し
た本発明に基づく三次元格子の第8図の線7−7
に沿う断面図、第8図は第7図の線8−8に沿う
縦断面図、第9図は本発明に基づく格子を流れる
成分担体たる液体の流線のパターンを示す概念
図、第10図は分離された軽質成分の粒子の本発
明に基づく格子の中における流れのパターンを示
す概念図、第11図は分離された重質成分の粒子
の本発明に基づく格子の中における流れのパター
ンを示す概念図、第12図は大きさが各種のセル
を有する本発明に基づく格子の部分平面図、第1
3図は大きさが各種のセルを有する本発明に基づ
く格子を三次元的に表わす斜視図である。 10…三次元格子、12…二等辺三角形部分、
14…第1二等辺三角形、16…第2二等辺三角
形部分、18,30…底辺、20,32…第1
辺、22,34…第2辺、24,36…頂点、2
6,38…底辺の第1頂点、28,39…底辺の
第2頂点、29,40…内側を向く面、41…小
空洞、42…狭い開口部、43…広い開口部、4
4…仮想三角プリズム、46…第1側面、48…
第2側面、50…第3側面、52…枠、54…流
入端部、56…吐出端部、58…格子上部、60
…格子下部、62…分離装置、64…分離槽、6
6…流入部、68…吐出部、70…残渣収集部、
72…軽質成分捕収部、74…バツフル、76…
第1次分流器、78…第2次分流器、80…吐出
端部分流器、82…残渣分配器、84…軽質成分
分配器、86…分離用通路、90…軽質成分粒子
の流線、92…軽質成分粒子の通路、94…重質
成分粒子の流線、95…重質成分粒子の流路、1
10…小さい小空洞、112…小さい小空洞を形
成する三角形部分、114…中間の大きさの小空
洞を形成する三角形部分、154…流入端部。
第2図は本発明に基づく格子の部分分解図、第3
図は本発明の対をなす二等辺三角形部を三次元的
に分解した状態及び分解しない状態で示す図面、
第4図は本発明に基づく格子のX軸及びY軸の方
向に沿う部分平面図、第5図は第4図の線5−5
に沿う図面であつて判り易くするために三角形部
A,Bを取り除いた図面、第6図は本発明に基づ
く格子をX軸、Y軸及びZ軸と共に三次元的に示
す斜視図、第7図は従来の分離装置の中に装着し
た本発明に基づく三次元格子の第8図の線7−7
に沿う断面図、第8図は第7図の線8−8に沿う
縦断面図、第9図は本発明に基づく格子を流れる
成分担体たる液体の流線のパターンを示す概念
図、第10図は分離された軽質成分の粒子の本発
明に基づく格子の中における流れのパターンを示
す概念図、第11図は分離された重質成分の粒子
の本発明に基づく格子の中における流れのパター
ンを示す概念図、第12図は大きさが各種のセル
を有する本発明に基づく格子の部分平面図、第1
3図は大きさが各種のセルを有する本発明に基づ
く格子を三次元的に表わす斜視図である。 10…三次元格子、12…二等辺三角形部分、
14…第1二等辺三角形、16…第2二等辺三角
形部分、18,30…底辺、20,32…第1
辺、22,34…第2辺、24,36…頂点、2
6,38…底辺の第1頂点、28,39…底辺の
第2頂点、29,40…内側を向く面、41…小
空洞、42…狭い開口部、43…広い開口部、4
4…仮想三角プリズム、46…第1側面、48…
第2側面、50…第3側面、52…枠、54…流
入端部、56…吐出端部、58…格子上部、60
…格子下部、62…分離装置、64…分離槽、6
6…流入部、68…吐出部、70…残渣収集部、
72…軽質成分捕収部、74…バツフル、76…
第1次分流器、78…第2次分流器、80…吐出
端部分流器、82…残渣分配器、84…軽質成分
分配器、86…分離用通路、90…軽質成分粒子
の流線、92…軽質成分粒子の通路、94…重質
成分粒子の流線、95…重質成分粒子の流路、1
10…小さい小空洞、112…小さい小空洞を形
成する三角形部分、114…中間の大きさの小空
洞を形成する三角形部分、154…流入端部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 分離器に装着可能であつて、分離すべき成分
をその担体である液体から分離するための三次元
格子からなる分離装置において;この三次元格子
は複数の連結された表面構成要素対を有し;各表
面構成要素対は第1表面構成要素及び第2表面構
成要素を有し、この第1表面構成要素及び第2表
面構成要素は相互に平行でなく;この第1表面構
成要素と第2表面構成要素との間に小空洞が形成
され、この小空洞を上記担体である液体が流れる
ことを特徴とする分離用三次元格子からなる分離
装置。 2 三次元格子は水平なX軸の方向の大きさを有
すると共にY軸及びZ軸方向の大きさを有し、こ
の三次元格子は分離槽の中に装着可能であつて、
分離すべき成分をその担体である液体から分離す
るためのものである場合において;この三次元格
子は複数の結合された表面構成要素対を有し;上
記表面構成要素対は第1表面構成要素及び第2表
面構成要素を有し、この第1表面構成要素及び第
2表面構成要素は相互に平行でなく;上記第1表
面構成要素と第2表面構成要素とはそれぞれの外
周の1点で接し;上記第1表面構成要素と第2表
面構成要素との間には小空洞が形成され;この小
空洞はそれぞれこの小空洞の通路の狭い開口部か
ら広い開口部まで広がり;上記表面構成要素対は
X軸、Y軸及びZ軸方向に結合されて三次元格子
を形成し、それによつて隣接する上記小空洞をX
軸及びY軸方向に結合して上記格子を貫くジグザ
グ形の流路を形成し、この流路はX軸及びY軸方
向には通じているが、Z軸方向には互いに隔絶さ
れていることを特徴とする分離装置。 3 三次元格子は水平なX軸方向に大きさを有す
ると共にY軸及びZ軸方向に大きさを有し、この
三次元格子は分離器の中に装着可能であつて、分
離すべき成分をその担体である液体から分離する
ためのものである場合において;本三次元格子は
複数対の三角形部分を有し、この複数対の三角形
部分は連結され、各対の三角形部分はその間に小
空洞を形成し;上記各対の三角形部分は第1三角
形部分及び第2三角形部分を有し、この第1三角
形部分及び第2三角形部分はそれぞれその頂点か
ら底辺の第1頂点まで延びる第1辺と、その頂点
から底辺の第2頂点まで延びる第2辺と底辺とを
有し、上記第1三角形部分及び第2三角形部分の
面は内側を向き、上記第1三角形部分及び第2三
角形部分の設定は上記第1三角形部分の上記第1
辺と上記第2三角形部分の底辺とが仮想の三角プ
リズムの第1側面上にあり、上記第1三角部分の
第2辺と上記第2三角形部分の第2辺とが上記仮
想三角プリズムの第2側面上にあり、上記第1三
角形部分の底辺と上記第2三角形部分の第2辺と
が上記仮想三角プリズムの第3側面上にあり、上
記第1三角形部分の頂点が上記第2三角形部分の
底辺の第1頂点に接し、上記第1三角形部分の底
辺の第1頂点が上記第2三角形部分の底辺の第2
頂点から距離Xだけ離れた位置を占め、上記第1
三角形部分の底辺の第2頂点が上記第2三角形部
分の頂点から距離2Xだけ離れた位置を占めるよ
うに行ない;上記対をなす三角形部分は上記仮想
三角プリズムの長手方向の軸であるZ軸をX軸及
びY軸方向に横断するように結合され、この結合
によつて対をなす三角形部分の第1三角形部分の
第1辺が隣接する第1対の三角形部分の第1三角
形部分の第1辺に相対し;上記対をなす三角形部
分の第2三角形部分の底辺が上記隣接する第1対
の三角形部分の第2三角形部分の底辺に相対し;
上記対をなす三角形部分の第1三角形部分の第2
辺が隣接する第2対の三角形部分の第1三角形部
分の第2辺に相対し;上記対をなす三角形部分の
第2三角形部分の第1辺が上記隣接する第2対の
三角形部分の第2三角形部分の第1辺に相対し、
上記対をなす三角形部分の第1三角形部分の底辺
が隣接する第3対の三角形部分の第1三角形の底
辺に相対し;上記対をなす三角形部分の第2三角
形部分の第2辺が上記隣接する第3対の三角形部
分の第2三角形部分の第2辺に相対し;また上記
対をなす三角形部分及びこれに隣接する各対の三
角形部分は上記仮想プリズムの長軸に沿つて上記
Z軸方向に結合され、この結合は下側の対の三角
形部分の第2三角形部分が上側の対の三角形部分
の第1三角形部分の第1三角形部分になるように
することを特徴とする分離装置。 4 上記第1三角形部分及び第2三角形部分が等
しい二等辺三角形であり;上記仮想プリズムが側
面の等しい三角プリズムであり;上記距離Xは次
式 X=Ytanθ′/sin(90−φ/2)゜ によつて定まり、ここにYは上記第1三角形部分
又は第2三角形部分の底辺から頂点まで直角に延
びる線の長さとし;φは上記二等辺三角形である
第1三角形部分又は第2三角形部分の頂角とし;
θは上記二等辺の第2三角形部分の底辺と、上記
二等辺の第1三角形部分の第1辺とのなす角度と
することを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
載の分離装置。 5 上記三次元格子は流入端部、その反対側に吐
出端部、上部及び下部を有し;上記対をなす二等
辺三角形部分は連結されて複数の分離用通路を形
成し、この分離用通路は上記X軸方向に上記格子
の流入端部から吐出端部まで延び、上記分離用通
路は上記対をなす二等辺三角形部分によつて形成
される小空洞を有し;隣接する第1対の二等辺三
角形部分の共通の底辺と内側を向く面とが連結さ
れてジグザグ形の複数の捕集路を形成し、この捕
集路は上記Y軸方向に上記格子の下部まで延び;
隣接する第2対の二等辺三角形部分の共通する第
2辺と内側を向く面とは連結されてジグザグ形の
捕集用凹路を形成し、この捕集用凹路は上記Y軸
方向に上記格子の上部まで延び;上記格子は傾斜
し、その傾斜角度は上記Z軸が垂直線に対してな
す角度であり、この角度は上記格子を上記水平な
X軸を中心に回転させた角度であつてその値は次
式θ゜<ω<90゜によつて求められることを特徴と
する特許請求の範囲第4項に記載の分離装置。 6 上記三次元格子は上部、下部及び閉じられて
対向する端部を有し;上記対をなす二等辺三角形
部分は連結されて複数の分離用通路を形成し、こ
の分離用通路は上記格子の上部から下部まで延
び、この分離用通路は上記対をなす二等辺三角形
によつて形成された連結された小空洞を有し;隣
接する第1対の二等辺三角形部分の共通の底辺及
び内側を向く面は連結されて複数のジグザグ形の
捕集路を形成し、この捕集路は上記Y軸方向に上
記格子の下側まで延び;隣接する第2対の二等辺
三角形部分の共通の第2辺と内側を向く面とは連
結されてジグザグ形の複数の捕集用凹路を形成
し、この捕集用凹路は上記Y軸方向に上記格子の
上部まで延び;上記格子は傾斜しており、その傾
斜角度ωは上記Z軸が垂直線に対してなす角度で
あり、この角度ωは上記格子が上記水平なX軸を
中心として回転された角度であつてその数値をθ゜
<ω<90゜とすることを特徴とする特許請求の範
囲第4項に記載の分離装置。 7 上記格子の流入端部に隣接する上記対をなす
二等辺三角形部分が比較的小さく、こ対をなす二
等辺三角形部分の大きさは上記子の吐出端部に近
づくにつれて大きくなり、この二等辺三角形部分
の大きさの変わる面の部分は大きさが異なり対を
なしている三角形部材を隣接させて結合すること
を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の分離
装置。 8 上記対をなす二等辺三角形部分の上部又は下
部に隣接する対をなす二等辺三角形部分は比較的
小さく、この隣接する対の二等辺三角形部分はそ
れぞれ上記上部又は下部の方向に近づくにつれて
大きくなり、この大きさの変る面は大きさの異な
る対をなす三角形部材を隣接させて結合すること
を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の分離
装置。 9 分離すべき成分をその担体である液体から分
離するための装置において、本装置は槽を有し、
この槽は上記精製処理すべき液体の流入部、吐出
部、及び上記液体から分離された成分を受け入れ
るための捕集部とを含み;また本装置は三次元の
格子を有し、この格子は上記槽の中に装着される
と共に上記流入部、吐出部及び少なくとも1つの
捕集部につなげられ、上記三次元格子は複数の連
結された対をなす二等辺三角形部分を有し、この
各対の二等辺三角形部分の間には小空洞が形成さ
れ;上記二等辺三角形部分が対をなしている各部
分は第1の二等辺三角形部分と第2の二等辺三角
形部分とを有し、この第1の二等辺三角形部分と
第2の二等辺三角形部分とは相等しく、上記第1
の二等辺三角形部分及び第2の二等辺三角形部分
はそれぞれの頂点から底辺の第1頂点まで延びる
第1辺と、上記頂点から上記底辺の第2頂点まで
延びる第2辺と、上記底辺とによつて特定される
と共にその面は内側を向き、上記第1の二等辺三
角形部分及び第2の二等辺三角形部分の設定は上
記第1の二等辺三角形部分の第1辺及び上記第2
の二等辺三角形部分の底辺が側面の等しい仮想三
角プリズムの第1側面上にあり、上記第1の二等
辺三角形部分の第2辺及び上記第2の二等辺三角
形部分の第1辺が上記仮想三角プリズムの第2側
面上にあり、上記第1の二等辺三角形部分底辺及
び上記第2の二等辺三角形部分の第2辺が上記仮
想三角プリズムの第3側面上にあり、上記第1の
二等辺三角形部分の頂点が上記第2の二等辺三角
形部分の底辺の第1頂点に接し、上記第1の二等
辺三角形部分の第1頂点が上記第2の二等辺三角
形部分の第2頂点から距離Xだけ離れた位置にあ
り、上記第1の二等辺三角形部分底辺の第2頂点
が上記第2の二等辺三角形部分の頂点から距離
2Xだけ離れた位置にあるように行ない、上記距
離Xは次式 X=Ytanθ゜/sin(90−φ/2)゜ によつて決まり、ここに Yは上記第1二等辺三角形部分又は第2の二等
辺三角形部分の底辺から直角に頂点まで延びる線
の長さとし、 φは上記第1の二等辺三角形部分又は第2の二
等辺三角形部分の頂角とし、 θは上記第2の二等辺三角形部分の底辺と上記
第1の二等辺三角形部分の第1辺とがなす角と
し;上記二等辺三角形が対をなす部分は上記側面
の等しい仮想三角プリズムの長軸であるZ軸に対
して上記X軸およびY軸を横断するように結合さ
れ、この結合によつて、上記二等辺三角形が対を
なす部分の第1の二等辺三角形部分の第1辺が隣
接する第1対の二等辺三角形部分の第1の二等辺
三角形部分の第1辺に相対し;上記二等辺三角形
が対をなす部分の第2の二等辺三角形部分の底辺
が隣接する第1対の二等辺三角形部分の第2の二
等辺三角形部分の底辺に相対し;上記二等辺三角
形が対をなす部分の上記第1の二等辺三角形部分
の第2辺が隣接する第2対の二等辺三角形部分の
第1の二等辺三角形部分の第2辺に相対し;上記
二等辺三角形部分が対をなす部分の第2の二等辺
三角形部分の第1辺が上記隣接する第2対の二等
辺三角形部分の第2の二等辺三角形部分の第1辺
に相対し;上記二等辺三角形部分が対をなす部分
の上記第1の二等辺三角形部分の底辺が隣接する
第3対の二等辺三角形部分の第1の二等辺三角形
部分の底辺に相対し;上記二等辺三角形部分が対
をなす部分の上記第2の二等辺三角形部分の第2
辺が上記隣接する第3対の二等辺三角形部分の第
2の二等辺三角形部分の第2辺に相対し;上記対
の三角形部分は上記Z軸方向に上記仮想の等側面
三角プリズムの長軸に沿つて結合され、この結合
によつて下側で対をなす三角形部分の第2の二等
辺三角形部分が上側に隣接して対をなす二等辺三
角形部分の第1の二等辺三角形部分となり;上記
格子は角度ωだけ傾斜しており、この角度ωは上
記Z軸が垂直線に対してなす角度であり、この角
度ωは上記格子が上記水平なX軸を中心として回
転した角度であつてθ゜<ω<90゜の範囲内にある
ことを特徴とする分離装置。 10 上記分離用装置は上記格子を有し、この格
子は上記流入部に通ずる流入端部及び、この流入
端部の反対側にあつて上記吐出部に通ずる吐出端
部を有し、この格子の上部は軽質成分捕集用空間
に通じ、またこの格子の下部は残渣捕集用空間に
通じ;上記連結されている対をなす二等辺三角形
部分はジグザグ形の複数の分離用通路を形成し、
この分離用通路は上記X軸の方向に上記格子の流
入端部から吐出端部まで延び、この分離用通路は
上記対をなす二等辺三角形部分によつて形成され
た連結された小空洞を有し;隣接する第1対の二
等辺三角形部分の共通の底辺と内側を向く面とが
ジグザグ形の複数の連結された集収路を形成し、
この集収路はY軸方向に上記格子の下側に鳥達す
るまで延び;隣接する二等辺三角形部分の共通の
第2辺と内側を向く面とがジグザグ形の複数の連
結された集収用凹路を形成し、この捕集用凹路は
上記Y軸方向に上記格子の上側に達するまで延び
ることを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載
の分離装置。 11 上記格子の流入端部に隣接した対をなす二
等辺三角形部分は比較的小さく、この対をなす小
さい二等辺三角形部分は上記格子の吐出端部に近
づくにつれて大きくなり、この大きさが変わる部
分は大きさの異なる対をなす三角形部分を隣接さ
せて結合されることを特徴とする特許請求の範囲
第10項に記載の分離装置。 12 上記格子が上記担体である液体から分離す
べき成分に対して強い親和力を有する材料により
構成されることを特徴とする特許請求の範囲第9
項乃至第11項の何れかの項に記載の分離装置。 13 相対的に軽質な成分と重質な成分とを、そ
の担体である液体から凝集分離させるための方法
であり、この凝集及び分離は上記担体である液体
を三次元構造の格子の中を層流として流すことに
より行ない、この三次元構造の格子は水平なX軸
の方向に大きさを有すると共にY軸及びZ軸の方
向にも大きさを有する連結された小空洞を有する
構造である分離方法において;本方法は上記担体
である液体の剪断力を大きくする段階を有し、こ
の剪断力増大は凝集分離すべき成分の粒子の凝集
速度を高めるために行なうものであり、上記剪断
力増大は上記担体である液体を小空洞の通路の狭
い開口部を通すことによつて行ない、この狭い開
口部は上記小空洞を構成する対をなす二等辺三角
形部分の第2の二等辺三角形部分の底辺と、上記
対をなす二等辺三角形部分の第1の二等辺三角形
部分の第1辺とによつて形成され、この第1辺は
上記第1の二等辺三角形部分の頂点と底辺の第1
頂点とを結ぶ線であり;また本方法は上記凝集さ
せた成分の粒子を沈降又は浮上させるために上記
液体の剪断速度を減少させる段階を有し、この剪
断速度の減少は上記液体を上記小空洞の広い開口
部に向けて流すことにより行ない、この広い開口
部は上記第1の二等辺三角形部分の第2辺と上記
第2の二等辺三角形部分の第1辺とを結合するこ
とによつて形成し、上記第1の二等辺三角形部分
の第2辺とは上記第1の二等辺三角形部分の頂点
と底辺の第2頂点とを結ぶ線を指し、また上記第
2の二等辺三角形部分の第1辺とは上記第2の二
等辺三角形部分の頂点と底辺の第1頂点とを結ぶ
線であり、上記小空洞は対をなす二等辺三角形部
分によつて形成され、この各対をなす二等辺三角
形部分はその第1の二等辺三角形部分と第2の二
等辺三角形部分とが相等しく、上記第1の二等辺
三角形部分及び第2の二等辺三角形部分はそれぞ
れその頂点からその底辺の第1頂点まで延びる第
1辺と、上記頂点から底辺の第2頂点まで延びる
第2辺と、底辺とによつて形成され、その面は内
側を向き、上記第1の二等辺三角形部分及び第2
の二等辺三角形部分の設定は、上記第1の二等辺
三角形の第1辺及び上記第2の二等辺三角形の底
辺が側面の等しい仮想三角プリズムの第1面上に
あり、上記第1の二等辺三角形部分の第2辺及び
上記第2の二等辺三角形部分の第1辺が上記仮想
三角プリズムの第2側面上にあり、上記第2の二
等辺三角形部分の第2辺及び上記第1の二等辺三
角形部分の底辺が上記仮想三角プリズムの第3側
面上にあり、上記第1の二等辺三角形部分の頂点
が上記第2の二等辺三角形部分の底辺の第1頂点
に接し、上記第1の二等辺三角形部分の底辺の第
1項頂点が上記第2の二等辺三角形部分の底辺の
第2頂点から距離Xだけ離れた位置にあり、上記
第1の二等辺三角形部分の底辺の第2頂点が上記
第2の二等辺三角形部分頂点から距離2Xだけ離
れた位置にあるように行ない、上記距離Xは次式 X=Ytanθ°/sin(90−φ/2)° により求め、ここにYは上記第1の二等辺三角形
部分又は第2の二等辺三角形部分の底辺から直角
に頂点まで延びる線の長さとし;φは上記第1の
二等辺三角形部分又は第2の二等辺三角形部分の
頂角とし、θは上記第2の二等辺三角形部分の底
辺と上記第1の二等辺三角形部分の第1辺とがな
す角とし;本方法は下流側に隣接する小空洞の中
をその広い開口部から狭い開口部まで、上記担体
である液体を流して上記液体に対する剪断力及び
上記成分の粒子の凝集速度を高める段階を有し、
上記小空洞に二等辺三角形部分を対にして隣接結
合させることによつて隣接する空洞を形成し、こ
の隣接結合させる対をなす二等辺三角形部分は上
記側面の等しい仮想三角プリズムの長軸であるZ
軸に対するX軸及びY軸を横断するように結合さ
せ、この結合によつて、対をなす二等辺三角形部
分の第1の二等辺三角形部分の第1辺が、隣接す
る第1対の二等辺三角形部分の第1の二等辺三角
形部分の第1辺に相対し;上記対をなす二等辺三
角形部分の第2の二等辺三角形部分の底辺が、隣
接する第1対の二等辺三角形部分の第2の二等辺
三角形部分の底辺に相対し;上記対をなす二等辺
三角形部分の第1の二等辺三角形部分の第2辺
が、隣接する第2対の二等辺三角形部分の第1の
二等辺三角形部分の第2辺に相対し;上記対をな
す二等辺三角形部分の第2の二等辺三角形の第1
辺が、隣接する第2対の二等辺三角形部分の第2
の二等辺三角形部分の第1辺に相対し;上記対を
なす二等辺三角形部分の第1の二等辺三角形部分
の底辺が、隣接する第3対の二等辺三角形部分の
第1の二等辺三角形部分の底辺に相対し;上記対
をなす二等辺三角形部分の第2の二等辺三角形部
分の辺が、隣接する第3対の二等辺三角形部分の
第2の二等辺三角形部分の第2辺に相対するよう
にし;上記各対の三角形部分を上記Z軸方向に上
記側面の等しい仮想三角プリズムの長軸に沿つて
結合させることにより下側の対をなす二等辺三角
形部分の第2の二等辺三角形部分が上側に隣接す
る対の二等辺三角形部分の第1の二等辺三角形部
分になるようにし;また本方法は上記小空洞を
次々に下流側に隣接させてジグザグ形の分離用通
路を形成し、この分離用通路を用いて上記成分の
粒子を凝集させて分離する段階を有し、この凝集
及び分離は上記小空洞を連結させて成る格子の中
で、上記成分の粒子が悉く沈降又は浮上し得る大
きさに成長するまで継続することを特徴とする分
離方法。 14 上記精製処理すべき液体を、先ず分離すべ
き成分の粒子を凝集させるために比較的小さい小
空洞の中を通し、続いて上記液体を順次大きい小
空洞の中に通して上記凝集した成分の粒子の分離
を促進させることを特徴とする特許請求の範囲第
13項に記載の分離装置。 15 上記分離方法は更に上記精製処理すべき液
体をジグザグ形の分離用通路に流す段階を有しこ
のジグザグ形の分離用通路は上記X軸の方向に上
記格子を貫いてその流入端部から吐出端部まで延
び、上記分離方法は分離用通路に上記分離された
重質成分を上記Y軸に沿つて上記格子の下部まで
通す段階を有し、上記Z軸は上記垂直線から角度
ωだけ傾斜させ、この角度ωはθ゜<ω<90゜の範
囲内とし、上記分離された重質成分をジグザグ形
に連結された複数の捕集路の中に通し、この捕集
用凹路は上記Y軸方向に上記格子の下部まで延
み、この捕集路は隣接する第1の二等辺三角形部
分の共通の底辺と内側を向く面とによつて形成さ
れ;また上記分離方法は上記分離された軽質成分
を上記Y軸方向に上記格子の上側まで流す段階を
有し、この分離された軽質成分はジグザグ形に連
結された複数の捕集用凹路を坪り、この捕集用凹
路は上記Y軸方向に上記格子の上側まで延び、こ
の集収凹路は隣接する第2対の二等辺三角形部分
の底辺と内側を向く面とによつて形成されること
を特徴とする特許請求の範囲第13項又は第14
項に記載の分離方法。 16 上記分離方法は更に、上記精製処理すべき
液体をジグザグ形の分離用通路に流す段階を有
し、この分離用通路は上記Y軸方向に上記格子の
中をこの格子の上側から下側まで延び、上記Z軸
を角度ωだけ傾斜させ、この角度ωはθ゜<ω<
90゜の範囲内とし;また上記分離方法は上記分離
された重質成分を上記Y軸方向に上記格子の下側
まで流す段階を有し、この分離された重質成分は
ジグザグ形に連結された複数の捕集路を通り、こ
の捕集路は上記Y軸方向に上記格子の下側まで延
び、この捕集路は隣接する第1対の二等辺三角形
部分の共通の底辺と内側を向く面とによつて形成
され;また上記分離方法は上記分離された軽質成
分を上記Y軸方向に上記格子の上側まで流す段階
を有し、この分離された軽質成分は、ジグザグ形
に連結された複数の集収凹路を通り、この捕集用
凹路は上記Y軸方向に上記格子の上側まで延び、
この捕集用凹路は隣接する第2対の二等辺三角形
の共通の第2辺と内側を向く面とによつて形成さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第13項又
は第14項に記載の分離方法。 17 上記分離方法は更に上記精製処理すべき液
体をジグザグ形の分離用通路に流す段階を有し、
この分離用通路は上記Y軸方向に上記格子を貫い
て上記格子の下側から上側まで延び、上記Z軸は
上記垂直線から角度ωまで傾斜し、この角度ωは
θ゜<ω<90゜の範囲内とし、また上記分離方法は
上記分離された重質成分を上記Y軸方向に上記格
子の下側まで流す段階を有し、上記分離された重
質成分はジグザグ形に連続された複数の捕集路を
流れ、この捕集路は上記Y軸方向に上記格子の下
側まで延び、この捕集路は隣接する第1対の二等
辺三角形部分の共通の底辺と内側を向く面とによ
つて形成され;また上記分離方法は上記分離され
た軽質成分を上記Y軸方向に上記格子の上部まで
流す段階を有し、この分離された軽質成分はジグ
ザグ形に連結された上記複数の捕集用凹路の中を
流れ、この捕集用凹路は上記Y軸方向に上記格子
の上側まで延び、上記捕集用凹路は隣接する第2
対の二等辺三角形部分の共通する第2辺と内側を
向く面とによつて形成されることを特徴とする特
許請求の範囲第13項又は第14項に記載の分離
方法。
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