JPH0366874B2 - - Google Patents

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JPH0366874B2
JPH0366874B2 JP61231091A JP23109186A JPH0366874B2 JP H0366874 B2 JPH0366874 B2 JP H0366874B2 JP 61231091 A JP61231091 A JP 61231091A JP 23109186 A JP23109186 A JP 23109186A JP H0366874 B2 JPH0366874 B2 JP H0366874B2
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JP
Japan
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television camera
shaft
support device
light source
plate
Prior art date
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JP61231091A
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English (en)
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JPS6387870A (ja
Inventor
Katsuhiro Nagatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Original Assignee
Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ikegami Tsushinki Co Ltd filed Critical Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority to JP61231091A priority Critical patent/JPS6387870A/ja
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は頭部に装着して使用するテレビカメラ
を支持する装置、特に医学生、研修医、病棟医、
看護婦などに教育および研究のために、手術の状
況を観察させる目的で術者の頭部に装着される小
形、軽量なテレビカメラを支持する装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、各種の手術を行なうに際し、医学生、研
修医などの教育のために手術の状況を観察させて
いるが、手術には執刀医の他に補助の医師や看護
婦な多数の人員が必要であり、これら直接的に手
術にたずさわる人が手術台を取囲むように位置し
ているため医学生、研修医、看護婦などは手術台
の囲りにいても手術の内容を良く観察することは
できない。そこで手術台の上方の照明装置にテレ
ビカメラをセツトし、これで手術の様子を撮像
し、離れたところに設置した共覧用モニタで観察
するようにしている。この際テレビカメラで撮像
したビデオ信号はビデオテープレコーダで収録し
ておき、後で再度観察できるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来の撮像装置ではテレビカメラは固
定的に設置されているので手術台の周囲にいる者
の体、特に頭や手が陰となり、手術の部位が良く
観察できない欠点がある。このために、従来の撮
像装置では全撮像時間の70%の時間は頭や手で視
野がさえぎられ、わずか30%位しか手術部位を見
ることができない欠点がある。
また、従来の撮像装置ではテレビカメラは固定
的に配置されているため、例えば横から撮像しな
ければ手術の部位を明瞭に観察することができな
いような場合には全く対処できない欠点がある。
本発明者等はこのような欠点を解消するために
固体撮像素子を用いた小型、軽量のテレビカメラ
を医師の頭部に載置して撮像するようにした撮像
装置を開発した。このような撮像装置では、テレ
ビカメラを、医師の頭部に装着したキヤツプに着
脱自在に取付けているが、その支持装置としては
構造が簡単で、軽量である必要がある。一方、所
望の手術部位を撮像するためにはテレビカメラの
光軸を頭部に対して調整自在とする必要がある
が、この調整も容易に行なうことができるととも
に使用中にテレビカメラの向きがずれるようなこ
とがないことが要求される。しかしながら、従
来、このような要求を満足する支持装置は開発さ
れていない。
そこで、本発明のの目的は、上述した要求を満
足し、小型、軽量でありながら、頭部に対するテ
レビカメラの位置を容易に調整することができ、
しかも使用中に調整した位置がずれるようなこと
がない頭載用テレビカメラの支持装置を提供しよ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明の支持装置は、オペレータの頭部に装着
したキヤツプに着脱自在に連結し得る第1の部材
と、テレビカメラを保持し得る第2の部材と、こ
れら第1および第2の部材の一方に固着された軸
およびこの軸を弾性的に挟持するように他方の部
材に連結されたプレートを有し、第2部材を第1
部材に対して回動自在に連結する連結部材とを具
えることを特徴とするものである。
第1図AおよびBは本発明による頭載用テレビ
カメラの支持装置の基本的構成を示す正面図およ
びこれにテレビカメラを装着してキヤツプに取付
けた状態を一部分をB−B線に沿つて切つて示す
側面図である。テレビカメラ1はCCPを用いた
小型、軽量のもので、その重量は例えば90グラム
である。支持装置は使用者の頭部に装着されるキ
ヤツプ2(図面ではベルトとして示してある)に
着脱自在に装着される第1の部材3と、軸4を介
してこの第1の部材に回動自在に連結される第2
の部材5とを具えている。この第2部材5には円
形の孔6があけてあり、この孔にテレビカメラ1
を装着する。すなわち、テレビカメラ本体1Aと
レンズ部1Bとの間に第2部材5を挟んで固着す
る。第1部材3の上側には二岐の突片7および8
を形成し、これら突片の先端を軸4の両端に形成
したスリツト内に嵌合して固定する。また、第1
部材3の下方には、キヤツプ2のプレート9およ
び10間の隙間に挿入される突片11を形成す
る。この突片11を前記の隙間に挿入した後ねじ
12を締めることにより第1部材3をキヤツプ2
に着脱自在に固着することができる。また、第2
部材5の下端にねじ13および14によつてプレ
ート15および16を固着する。これらプレート
15および16の下半分は、断面が「く」の字状
の溝を形成するように折り曲げられ、この部分で
軸4を両側から弾性的に挟持するようにする。こ
のように軸4を弾性的に挟持する力はねじ13,
14の緊締力を加減することによつて調整するこ
とができ、テレビカメラ1を軸4を中心として容
易に回動することができ、しかも使用中にはテレ
ビカメラが回動しないようなものとするように調
整することは容易である。また、第1および第2
の部材3および5、プレート15および16は、
例えば厚さ0.8mmのステンレス板で造ることがで
き、支持装置全体の重量も非常に軽くなる。
(実施例) 第2図は本発明の支持装置によつて支持したテ
レビカメラを具える撮像装置全体の構成を示す図
である。テレビカメラ21は、本発明の支持装置
22によつて、術者の頭部に装着したキヤツプ2
3に取付けられている。また、支持装置22に
は、テレビカメラ21による撮像部位を指示する
光ビームを投射する光源24も取付けてある。
この光源24は赤色光ビームを放射する発光ダ
イオードを具えるものであり、この赤色光ビーム
はテレビカメラ21の光軸と、その焦点位置で交
差するように調整する。テレビカメラ21に接続
されているケーブル25はカメラ制御ユニツト2
6に接続し、このカメラ制御ユニツトはさらにビ
デオテープレコーダ27および共覧用モニタ28
に接続する。
第3図AおよびBは本例の支持装置22の構成
を詳細に示すものであり、この支持装置にはテレ
ビカメラ21と光源24とを相互の角度を調整で
きるように取付けてあり、この支持装置を、例え
ば執刀医の頭部に装着されるキヤツプ23の前部
に着脱自在に取付けるようになつている。
第3図Aは本例の支持装置の正面図であり、第
3図Bはテレビカメラおよび光源を装着した支持
装置をキヤツプに取付けた状態を第3図AのB−
B線に沿つて一部分を断面で示す側面図である。
支持装置22はキヤツプ23の前部に設けたプレ
ート31および32の隙間に挿入され、ねじ33
を緊締することによつてキヤツプに着脱自在に装
着される第1の部材34と、軸35を介してこの
第1部材に対して回動自在に連結された第2の部
材36とを有している。この第2部材36には円
形の孔37をあけ、ここにテレビカメラ21を挿
入して支持する。すなわち、テレビカメラ本体2
1Aとレンズ部21Bとの間に第2部材36を挾
んで支持するようにする。軸35の両端の径をや
や大きくし、そこにスリツトを形成し、これらの
スリツトに第1部材34の上端の突片38および
39を挿入してこれらを固定する。また、軸35
に第2部材36を回動自在に連結するために、本
例では第2部材の下端に二岐の突片40および4
1を形成し、これら突片の先端を「く」の字状に
折り曲げる。また、この第2部材36の下端部と
ほぼ同一の形状を有するプレート42を形成し、
このプレートの下端の二岐となつた突片に形成し
た断面が「く」の字状の溝と、第2部材36の下
端の同様の溝との間で軸35を挾み、ねじ43お
よび44によりこれらを締め付ける。このように
して第2部材36を軸35を中心として第1部材
34に対して回動自在に連結する。
本例では軸35には、テレビカメラ21の撮像
視野を指示するための赤色光ビームを投射する光
源24も回動自在に装着する。このために、上方
に光源24が嵌合保持される円形の孔45を形成
したプレート46のほぼ中央位置に、断面が
「く」の字状の溝を形成し、同様に上部に断面
「く」の字状の溝を形成したプレート47を形成
し、これらプレートの溝の間で軸35を弾性的に
挟持するようにねじ48により緊締する。
上述した実施例では、第1の部材34に固着し
た軸35に、テレビカメラ21を支持する第2の
部材36と、光源24を支持するプレート46と
を互いに独立に回動できるように取り付けたた
め、テレビカメラおよび光源の光軸を互いに独立
して調整することができる。
第4図は本発明による支持装置の他の実施例を
示す正面図である。本例においても、第1の部材
51の二岐とした上側突片を軸52の両端の拡大
部53,54に形成したスリツトに嵌合して固定
する。この軸にはテレビカメラ(図示せず)を支
持する円形の孔55を形成した第2の部材56を
回動自在に取り付ける。このために、第2部材5
6の下端に形成した断面が「く」の字状の溝と、
この下端部と同一の形状のプレート57に形成し
た同じく断面が「く」の字状の溝との間に軸52
を挾み、第2部材とプレートとをねじ58,59
により緊締する。第2部材56の上端には二岐の
突片60,61を形成し、これらの突片を第2の
軸62の両端に形成したスリツト中に嵌合して固
定する。この軸62を、上方に光源(図示せず)
を固定保持するための円形の孔63を形成し、ほ
ぼ中央部に断面が「く」の字状の溝を形成したプ
レート64と、このプレートのほぼ下半分の形状
を同じ形状を有し、「く」の字状の溝を形成した
プレート65とで挟持し、これらプレートをねじ
66で緊締する。このようにして光源を保持する
プレート63を第2の軸62に対して回動自在に
装着する。本例では、テレビカメラの光軸に対し
て光源の光軸を調整した後は、テレビカメラの光
軸を第1部材51に対して調整する際にも光源の
光軸とテレビカメラの光軸との位置関係は変動し
ないので調整がなお一層容易となる。
第5図は本実施例における光源からの光ビーム
の動作を説明するための線図である。CCD等の
小型の固体撮像素子を含む小型軽量のテレビカメ
ラ71と、光ビームを投射する光源72とを支持
装置73に取付ける。この光源72は、例えば赤
色光ビームを放射する発光ダイオードまたはレー
ザーダイオードを具え、テレビカメラ71の対物
レンズ74の光軸75上のあらかじめ決めた焦点
位置P上で交差する光ビーム76を放射させる。
この焦点位置Pは、対物レンズ74によるピント
の合つた像が撮像素子上に結像される点に設定さ
れている。
上記の構成の撮像装置によれば、光源72から
放射される光ビーム76が被写体77上で投射さ
れて赤色のスポツトSが形成されるので、使用者
はこのスポツトから撮像部位を知ることができ
る。この場合、被写体77が焦点位置Pから多少
ずれても光軸75が被写体77と交わる点、すな
わち撮像視野の中心とビームスポツトSとの間の
距離は大幅にはずれないので、おおよその撮像部
位を知ることができる。
本発明は上述した実施例に限定されるものでは
なく、幾多の変更を加えることができる。例えば
上述した実施例では頭部キヤツプに装着される第
1の部材に軸を固定し、この軸にテレビカメラを
支持する第2の部材を回動自在に取り付けたが、
この関係を逆とし、第2の部材に軸を固定し、こ
の軸に第1の部材を回動自在に取り付けることも
できる。このことは第4図に示す実施例における
第2部材56と光源を支持するプレート64との
間の関係についても同様であり、プレート64に
固定した軸62に第2部材56を回動自在に装着
することもできる。また、第3図および第4図に
示す実施例では1つの光源を設けたが2つ以上の
光源を設けることもできる。
(発明の効果) 上述した本発明の支持装置によれば、使用者の
頭部キヤツプに装着される第1の部材と、テレビ
カメラを支持する第2の部材とを連結する連結部
材を、軸と、この軸を弾性的に挟持するプレート
とを以つて構成したため、構成はきわめて簡単と
なり、重量も軽くなるとともに安価となる利点が
ある。また、テレビカメラの光軸調整は、単にテ
レビカメラを所望の方向に向けるだけでよく、し
かもこの調整した位置は使用中にずれる恐れもな
い。
さらに、テレビカメラを支持する支持装置によ
つてテレビカメラの撮像方向を指示するための光
ビームを投射する光源をも回動自在に支持するよ
うにした実施例では、上述した利点に加えて、光
源の光軸を容易に調整することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図AおよびBは本発明の支持装置の基本的
構成を示す正面図および側面図、第2図は本発明
の支持装置によつて支持したテレビカメラを具え
る撮像装置全体の構成を示す図、第3図Aおよび
Bは本発明の支持装置の一実施例の構成を示す正
面図および側面図、第4図は本発明の支持装置の
他の実施例の構成を示す正面図、第5図は第4図
に示す支持装置によつて支持したテレビカメラを
有する撮像装置の動作を説明する線図である。 1……テレビカメラ、2……キヤツプ、3……
第1の部材、4……軸、5……第2の部材、6…
…テレビカメラ支持用の孔、13,14……ね
じ、15,16……プレート、21……テレビカ
メラ、22……支持装置、23……キヤツプ、2
4……光源、34……第1の部材、35……軸、
36……第2の部材、37……テレビカメラ支持
用の孔、42……プレート、43,44……ね
じ、46……光源支持用のプレート、51……第
1の部材、52……軸、55……テレビカメラ支
持用の孔、56……第2の部材、57……プレー
ト、58,59……ねじ、62……軸、64……
光源支持用のプレート、65……プレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オペレータの頭部に装着したキヤツプに着脱
    自在に連結し得る第1の部材と、テレビカメラを
    保持し得る第2の部材と、これら第1および第2
    の部材の一方に固着された軸およびこの軸を弾性
    的に挟持するように他方の部材に連結されたプレ
    ートを有し、第2部材を第1部材に対して回動自
    在に連結する連結部材とを具えることを特徴とす
    る頭載用テレビカメラの支持装置。
JP61231091A 1986-10-01 1986-10-01 頭載用テレビカメラの支持装置 Granted JPS6387870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61231091A JPS6387870A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 頭載用テレビカメラの支持装置

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JP61231091A JPS6387870A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 頭載用テレビカメラの支持装置

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JPS6387870A JPS6387870A (ja) 1988-04-19
JPH0366874B2 true JPH0366874B2 (ja) 1991-10-18

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JP61231091A Granted JPS6387870A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 頭載用テレビカメラの支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012016365A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Orion Giken Co Ltd 手術撮影用電動雲台装置
CN113374998B (zh) * 2021-06-17 2022-05-13 南宁市第一人民医院 一种智能终端查看手术安排及手术进展的医疗系统

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JPS6387870A (ja) 1988-04-19

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