JP2012016365A - 手術撮影用電動雲台装置 - Google Patents

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貴伸 日永
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Abstract

【課題】様々な方向から手術の様子を撮影可能な小型の手術撮影用電動雲台装置を提供する。
【解決手段】手術撮影用のカメラCが取着される取付部材50を有すると共に取着されたカメラCの光軸Lcと略同軸心状となる第1軸心L1廻りにカメラCを第1電動モータM1にて回動させる第1駆動部1と、第1駆動部1を第1軸心L1に直交状の第2軸心L2廻りに第2電動モータM2にて回動させる第2駆動部2と、第1軸心L1及び第2軸心L2と直交状の第3軸心L3廻りに第3電動モータM3にて第1駆動部1及び第2駆動部2を回動させる第3駆動部3と、を備え、第1駆動部1は、取付部材50が内周面11aに取着され第1軸心L1廻りに回動自在な円筒部材11を有し、カメラCを円筒部材11に挿通状に配設した。
【選択図】図1

Description

本発明は、手術撮影用電動雲台装置に関する。
従来、手術の撮影を行う際は、カメラの光軸に直交する軸心廻りにカメラを回動させる2次元走査(2軸)の雲台装置を用いていた(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3128871号公報
しかし、手術室に於て、被写体の周囲には様々な器具や人が存在するため、その器具や人を避けて撮影する場合や、研修医や看護師、医学生等の教育や勉強のため、術者(執刀医)の目線の方向、或いは、助手の目線の方向から被写体を撮影する場合に、容易に所望の画像を撮影できないという問題があった。また、手術室内では、設置場所が限定されるため、装置の小型化が望まれていた。
そこで、本発明は、様々な方向から手術の様子を撮影可能な小型の手術撮影用電動雲台装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の手術撮影用電動雲台装置は、手術撮影用のカメラが取着される取付部材を有すると共に取着された該カメラの光軸と略同軸心状となる第1軸心廻りに上記カメラを第1電動モータにて回動させる第1駆動部と、該第1駆動部を上記第1軸心に直交状の第2軸心廻りに第2電動モータにて回動させる第2駆動部と、上記第1軸心及び上記第2軸心と直交状の第3軸心廻りに第3電動モータにて上記第1駆動部及び上記第2駆動部を回動させる第3駆動部と、を備え、上記第1駆動部は、上記取付部材が内周面に取着され上記第1軸心廻りに回動自在な円筒部材を有し、上記カメラを上記円筒部材に挿通状に配設したものである。
また、上記円筒部材に、上記第1軸心廻りの偏心荷重に対する釣り合いをとるための第1軸心用バランスウエイトを設けたものである。
また、上記第1駆動部に、上記第3軸心廻りの偏心荷重に対する釣り合いをとるための第3軸心用バランスウエイトを設けたものである。
本発明によれば、カメラの光軸に直交する軸廻りの方向及び、カメラの光軸廻り方向に、カメラを回動でき、様々な方向からの映像を撮影できる。カメラをスムーズに小型の電動モータで回動でき、装置全体を小型化できる。
本発明の実施の一形態を示す正面図である。 実施の一形態を示す側面図である。 実施の一形態を示す背面図である。 ケーシングの一部を省略した斜視図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明の手術撮影用電動雲台装置は、図1乃至図4に示すように、手術撮影用のカメラCが取着されカメラCの光軸Lcと同軸心状となる第1軸心L1廻りにカメラCを回動させる円筒状の第1駆動部1を備えている。また。第1駆動部1を、第1軸心L1と直交状の第2軸心L2廻りに回動させる直方体(ブロック)状の第2駆動部2と、第1軸心L1及び第2軸心L2と直交状の第3軸心L3廻りに、第1駆動部1及び第2駆動部2を回動させる直方体状の第3駆動部3と、制御基盤等が内蔵されると共に被取付部材Kに取着される直方体状の取付固定部4と、を備えている。
第1駆動部1は、ビデオ(動画)撮影用のカメラCが取着される取付部材50と、取付部材50が内周面11aに取着されると共に第1軸心廻L1廻りに回動する円筒部材11と、円筒部材11を回動させるための第1電動モータM1と、円筒部材11を包囲すると共に電動モータM1を内蔵するケーシング10と、を有している。ケーシング10は、円筒部材11の外周側を包囲すると共に一端側(前方側)に内鍔部を有する円筒状ケーシング部10Aと、第1電動モータM1等を内有すると共に第2軸心L2の一方向(第2駆動部2側)へ突出する箱状ケーシング部10Bと、円筒状ケーシング部10Aを他方(後方)から施蓋する円環状の蓋体部10Cと、を有している。なお、本発明に於て、前方とは、図1乃至図3に示す基準姿勢において、カメラCのレンズが向いている(カメラCによって撮影される)被写体側である。
取付部材50は、円筒部材11の内周面11aに固着され蟻溝51aを有する固定部材51と、第1軸心L1に沿って蟻溝51aに差し込まれる突出部52aを有すると共に第1軸心L1に沿ってスライド移動自在なスライド部材52と、固定部材51に螺着されると共にスライド部材52の他端面(後面)を押さえて抜けを防止するボルト部材53と、を備えている。スライド部材52は、カメラCの下面に設けている取付ネジ孔に螺着するボルト部材が差し込まれる取付用孔を有している。また、取付部材50は、固定部材51の一端面(前面)に固着されスライド部材52の前方への抜けを防止する板状の押さえ部材54を有している。
取付部材50にカメラCを取着することで、駆動部1(円筒部材11及び円筒状ケーシング部10A)に挿通状(串差し状)にカメラCを配設している。取付部材50は、カメラCの光軸Lcと、第1軸心L1(円筒部材11の回動中心軸)が同心状に配設されるように設けている。また、カメラCの重心の前後位置が、第2軸心L2と略一致するように設けている。カメラCを第1軸心L1に沿って抜き差し状に容易かつ迅速に着脱可能としている。
図4に於て、第1駆動部1は、第1電動モータM1の駆動軸に取着されたウォーム部材14と、ウォーム部材14に噛合するウォームホイール13と、ウォームホイール13に連結され同回転する小平歯車12と、小平歯車12と噛合する大平歯車部11cを外周面11bに有する円筒部材11と、円筒部材11の外周面11bに摺接して円筒部材11を回動自在に支持するベアリング等の複数の円筒状の受け部材15,15と、を有している。受け部材15は、円筒部材11の一端(前端)寄りに4つ、他端(後端)寄りに4つ、ケーシング10に回転自在に枢着され第1軸心L1廻りに等間隔に配設されている。
第1駆動部1は、ウォーム部材14とウォームホイール13による第1減速機構と、小平歯車12と大平歯車部11cによる第2減速機構により、高回転低(小)トルクの小型の第1電動モータM1から大きいトルクを得て円筒部材11を回動するように構成している。また、図示省略するが、円筒部材11を回動又は所望の回動角度位置で停止制御するためのリミットスイッチや回動角度位置検出センサ(又はポテンショメータ)等を有している。例えば、円筒部材11を、第1軸心L1の一方向廻りに略180度、他方向廻りに略180度、回動制御可能に設けている。
図1乃至図3に於て、円筒部材11には、取付部材50及びカメラCに重量によって第1軸心L1廻りの偏心荷重(第1軸心L1から離れた位置が重心となるような荷重)が発生するが、(図1に示す第1軸心点L1´を支点として)この偏心荷重に対する釣り合いをとるための第1軸心用バランスウエイトW1を、第1軸心L1(第1軸心点L1´)を挟んだ取付部材50の対向位置、かつ、円筒部材11の外周面11bに設けている。
第2駆動部2は、直方体状のケーシング20と、ケーシング20から突出状の回動台29と、を有している。ケーシング20は、一方面が開口する浅い箱状ケーシング部20Aと、箱状ケーシング部20Aを施蓋する蓋体部20Bと、を有している。
図1及び図4に於て、第2駆動部2は、第2電動モータM2の駆動軸に設けられた駆動ベベルギヤ22と、駆動ベベルギヤ22と噛合する従動ベベルギヤ23と、従動ベベルギヤ23に連結されかつ同回転するウォーム部材24と、ウォーム部材24と噛合して第2軸心L2廻りに回動するウォームホイール25と、ウォームホイール25と同軸心状に配設されかつ軸部材を介して同じ回動をする回動台29と、ウォームホイール25と同軸心状に配設されかつ軸部材を介して同じ回動をする平歯車26と、平歯車26と噛合する回動位置検出用歯車27と、回動位置検出用歯車27の回動から回動角度位置を検出するポテンショメータ28と、回動台29が所定の回動角度(例えは、基準姿勢から軸心廻りの一方向又は他方向に45度)を越えて回動するのを防止する2つの回動台用リミットスイッチSc,Sdと、第2駆動部2の回動台29とウォームホイール25と平歯車26の中心を貫通してケーシング20の内外を連通させると共に第2軸心L2と同心状の配線孔21と、を有している。
第3駆動部3は、第2駆動部2と同一構造であって、箱状ケーシング部30Aと、蓋体部30Bと、を有するケーシング30を備え、さらに、駆動ベベルギヤ32と、従動ベベルギヤ33と、ウォーム部材34と、第3軸心L3廻りに回転自在なウォームホイール35と、回動台39と、平歯車36と、回動位置検出用歯車37と、ポテンショメータ38と、2つの回動台用リミットスイッチと、ケーシング30の内外を連通させると共に第3軸心L3と同心状の配線孔31と、を有している。
第2・3駆動部2,3は、ウォーム部材24,34とウォームホイール25,35による減速機構を有している。減速機構により高回転低(小)トルクの小型の第2・3電動モータM2,M3から大きいトルクを得て回動台29,39を回動するように構成している。
また、駆動ベベルギヤ22,32と従動ベベルギヤ23,33によって、駆動力を伝達する軸心を直角状に方向変換する駆動軸心変換機構と、を有している。
図1乃至図3に於て、円筒部材11の回動中心軸である第1軸心L1と、第2駆動部2の回動台29の回動中心軸である第2軸心L2と、が直交状となるように、第1駆動部1のケーシング10と、第2駆動部2の回動台29とが取着されている。
また、第2軸心L2と、第3駆動部3の回動台39の回動中心軸である第3軸心L3と、が直交状となるように、かつ、第1軸心L1及び第2軸心L2に第3軸心L3が直交状となるように、第2駆動部2のケーシング20と、第3駆動部3のケーシング30とが、連結部材5を介して取着されている。
また、第1駆動部1において、第1駆動部1の減速機構を構成する部材やそれらの支持部材、及び、第2駆動部2、によって、第3軸心L3廻りの偏心荷重(第3軸心L3から離れた位置が重心となるような荷重)が発生するが、(図2に示す第3軸心点L3´を支点として)この偏心荷重に対する釣り合いをとるための第3軸心用バランスウエイトW3を、第3軸心L3(第3軸心点L3´)を挟んで第2駆動部2の対向位置かつ第1駆動部1のケーシング10内(の円筒状ケーシング部10Aの内壁)に設けている。
第3駆動部3の回動台39は、取付固定部4の直方体状のケーシング40の一面に取着されている。取付固定部4のケーシング40の他面は被取付部材Kに取着されている。
取付固定部4は、ケーシング40の後面に、コントローラ(図示省略)からの指示電気信号用電線や電力供給ケーブル等の電気配線が挿通する貫孔41を有している。
そして、取付固定部4のケーシング40内と、第3駆動部3のケーシング30内とは、第3駆動部3の配線孔31を介して連通している。また、第3駆動部3のケーシング30内と、第2駆動部2のケーシング20内とは、連結部材5を長手方向に貫通する配線路5aを介して連通している。また、第2駆動部2のケーシング内20と、第1駆動部1のケーシング内10とは、第2駆動部2の配線孔21を介して連通している。つまり、各駆動部1,2,3と取付固定部4の間を行き交う電気配線を露出させずに配線している。
また、取付固定部4は、被取付部材Kに取着するための4つの取付孔42を有している。取付孔42は、矩形状配置である。相互間隔寸法(ピッチ寸法)は、被取付部材KをVESA規格の液晶モニタ取付アダプタとした場合、VESA規格に対応するように75X75mm又は100×100mmとするのが望ましい。
次に、本発明の手術撮影用電動雲台装置の使用方法(作用)について説明する。
固定部材51から取り外されたスライド部材52に、カメラCの光軸Lc方向とスライド方向を一致させて取着する。円筒部材11に取着されている固定部材51にスライド部材52を差し込むことで、カメラCを円筒部材11に挿通状に配設する。ボルト部材53により抜け止めをおこなって第1駆動部1にカメラCを取着させる。固定部材51とスライド部材52(蟻溝51aと突出部52a)の嵌合により、容易かつ正確にカメラCの光軸Lcと第1軸心L1とが同心状となる。
図1乃至図3に示す基準姿勢から、コントローラにて第2駆動部2の回動台29を回動させた場合、第2軸心L2廻り(パン方向)にカメラC及び第1駆動部1が回動する。また、基準姿勢から、第3駆動部3の回動台39を回動させた場合は、第3軸心L3廻り(チルト方向)にカメラCと第1駆動部1及び第2駆動部2が回動する。さらに、基準姿勢から、第1駆動部1の円筒部材11を回動させると、カメラCが光軸Lc廻りに回動する。これらの回動の組み合わせで、所望の位置(視線)から被写体を撮影する。
例えば、基準状態で、カメラCによって撮影された画像が、モニターに映し出された際に、基準状態から第3軸心L3廻りの回動(首振)が行われると、モニターに映しだされる画像が上下方向(チルト方向)に移動し、第2軸心L2廻りの回動が行われると、画像が左右方向(パン方向)に移動する。また、第1軸心L1廻りの回動が行われると、画像がモニターの中央(中心点)廻りに回動する。様々な撮影位置からの画像が得られる。
また、カメラCを円筒部材11に挿通状に配設することで、カメラCの重心を第2軸心L2や第3軸心L3に接近乃至略一致させることができ、装置全体の重量バランスが良くなって、スムーズに回動(揺動)する。例えば、カメラCの重心の前後位置が第2軸心L2と接近乃至略一致し、カメラC及び第1駆動部1が第2軸心L2廻りに回動する際に、ガタつきや拗れ、不均一や急激な負荷の発生が軽減され、回動台29を駆動させる第2電動モータM2を低トルクの小型モータとすることができる。また、カメラCの映像出力ケーブルや電源ケーブル等のカメラ側の配線Caを、駆動箇所(円筒部材11や回動台29,39)よりも後方側へ突出状に配設でき、配線Caのとりまわしや作業や、駆動箇所への巻き付き等の不具合が防止される。
また、第1軸心L1廻りの回動の際に、第1軸心用バランスウエイトW1によって、円筒部材11の回動にガタつきや拗れ、不規則(不均一)や急激な負荷の発生が軽減され、第1電動モータM1に必要とされるトルクが小さくてもよくなり、第1電動モータM1が小トルクの小型なものにでき、装置全体の小型化に貢献する。また、駆動部1を、ほぼ円筒形状とすることで、第1駆動部1の重心が、第2軸心L2と第3軸心L3の交点に接近乃至略一致して配設され、重量バランスが向上する。
また、第3軸心L3廻りの回動の際に、第3軸心用バランスウエイトW3によって、第1駆動部1及び第2駆動部2のガタつきや拗れ、不均一や急激な負荷が軽減され、第3電動モータM3に必要とされるトルクが小さくてもよくなるため、第3電動モータM3が小トルクの小型のもので良く、装置全体の小型化に貢献する。
また、第2・3駆動部2,3に於て、駆動ベベルギヤ22,32と従動ベベルギヤ23,33を用いることで、第2・3電動モータM2,M3の駆動力伝達軸心を直角状に方向変換(変更)させ、平面視矩形状のケーシング20,30の内側壁及び隅部に接近させて第2・3電動モータM2,M3やウォーム部材24,34を配設でき、ケーシング20,30内の空間を有効に使用している。言い換えると、ケーシング20,30及び装置全体の小型化に貢献している。
また、第2駆動部2と第3駆動部3を同一構造としているため、各部品の共用化、組立工程を簡素化でき、容易かつ迅速に製造できる。
なお、本発明は、設計変更可能であって、固定部材51やスライド部材52を、様々なカメラCの光軸Lcに対応するように、第1軸心点L1´からラジアル方向の長さ寸法が異なるものを複数種類設けて、交換自在とするも良い。また、固定部材51を1種類(共用)とし、様々な上記長さ寸法のスライド部材52を複数種類設けて交換自在とするも望ましい。また、被取付部材Kは、無影燈(灯)や手術室の天井や壁、手術室内の機器等でも良い。カメラCは静止画を撮影可能なものでも良い。
以上のように、本発明の手術撮影用電動雲台装置は、手術撮影用のカメラCが取着される取付部材50を有すると共に取着されたカメラCの光軸Lcと略同軸心状となる第1軸心L1廻りにカメラCを第1電動モータM1にて回動させる第1駆動部1と、第1駆動部1を第1軸心L1に直交状の第2軸心L2廻りに第2電動モータM2にて回動させる第2駆動部2と、第1軸心L1及び第2軸心L2と直交状の第3軸心L3廻りに第3電動モータM3にて第1駆動部1及び第2駆動部2を回動させる第3駆動部3と、を備え、第1駆動部1は、取付部材50が内周面11aに取着され第1軸心L1廻りに回動自在な円筒部材11を有し、カメラCを円筒部材11に挿通状に配設したので、装置全体の重心バランスの偏りを防止し、カメラCをバランス良くスムーズに回動できる。第2電動モータM2及び装置全体を小型化できる。第1軸心L1(光軸Lc)廻り操作と、第2軸心廻りL2の操作と、第3軸心L3廻りの操作を組み合わせることで、障害物をかわして様々な方向から手術の様子を撮影することができる。所望の位置(視線)から被写体を撮影できる。カメラCの配線Caを、駆動箇所よりも後方に側へ突出状に配設でき、配線Caのとりまわしや作業や、巻き付き等の不具合を防止できる。第1駆動部1の重心を第2軸心L2や第3軸心L3に接近乃至略一致させて配設でき、駆動の際のガタつき等の震動が軽減できる。様々な被取付部材Kに容易に取着可能な重量バランスの優れた装置が得られる。
また、円筒部材11に、第1軸心L1廻りの偏心荷重に対する釣り合いをとるための第1軸心用バランスウエイトW1を設けたので、第1軸心L1廻りの円筒部材11の回動にガタつきや拗れ、不均一や急激な負荷が発生するのを軽減できる。第1電動モータM1を小トルクの小型なものにでき、ケーシング等装置全体を小型化できる。
また、第1駆動部1に、第3軸心L3廻りの偏心荷重に対する釣り合いをとるための第3軸心用バランスウエイトW3を設けたので、第3軸心L3廻りの第1駆動部1及び第2駆動部2の回動にガタつきや拗れ、不均一や急激な負荷が発生するのを軽減できる。第3電動モータM3を小トルクの小型なものにでき、ケーシング等装置全体を小型化できる。
1 第1駆動部
2 第2駆動部
3 第3駆動部
11 円筒部材
11a 内周面
50 取付部材
C カメラ
L1 第1軸心
L2 第2軸心
L3 第3軸心
Lc 光軸
M1 第1電動モータ
M2 第2電動モータ
M3 第3電動モータ
W1 第1軸心用バランスウエイト
W3 第3軸心用バランスウエイト

Claims (3)

  1. 手術撮影用のカメラ(C)が取着される取付部材(50)を有すると共に取着された該カメラ(C)の光軸(Lc)と略同軸心状となる第1軸心(L1)廻りに上記カメラ(C)を第1電動モータ(M1)にて回動させる第1駆動部(1)と、該第1駆動部(1)を上記第1軸心(L1)に直交状の第2軸心(L2)廻りに第2電動モータ(M2)にて回動させる第2駆動部(2)と、上記第1軸心(L1)及び上記第2軸心(L2)と直交状の第3軸心(L3)廻りに第3電動モータ(M3)にて上記第1駆動部(1)及び上記第2駆動部(2)を回動させる第3駆動部(3)と、を備え、
    上記第1駆動部(1)は、上記取付部材(50)が内周面(11a)に取着され上記第1軸心(L1)廻りに回動自在な円筒部材(11)を有し、
    上記カメラ(C)を上記円筒部材(11)に挿通状に配設したことを特徴とする手術撮影用電動雲台装置。
  2. 上記円筒部材(11)に、上記第1軸心(L1)廻りの偏心荷重に対する釣り合いをとるための第1軸心用バランスウエイト(W1)を設けた請求項1記載の手術撮影用電動雲台装置。
  3. 上記第1駆動部(1)に、上記第3軸心(L3)廻りの偏心荷重に対する釣り合いをとるための第3軸心用バランスウエイト(W3)を設けた請求項1又は2記載の手術撮影用電動雲台装置。
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