JPH0366629A - 食品、薬品の着色コーテイング方法 - Google Patents

食品、薬品の着色コーテイング方法

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JPH0366629A
JPH0366629A JP1202569A JP20256989A JPH0366629A JP H0366629 A JPH0366629 A JP H0366629A JP 1202569 A JP1202569 A JP 1202569A JP 20256989 A JP20256989 A JP 20256989A JP H0366629 A JPH0366629 A JP H0366629A
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JP
Japan
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coating
coloring
color
animal
foods
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JP1202569A
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Saburo Suzuki
三郎 鈴木
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1」を41国A且 本発明は、食品、薬品等の表面を着色コーティング組成
物を使用してコーティングする食品、薬品の着色コーテ
ィング方法に関する。
災圭立扶亘 till、来、食品や薬品等の表面を着色する方法とし
ては、例えば非水溶性色素が担持された可食性粉末を食
品等の表面に被着させる方法(特開昭63−30494
6号参照)や、食品等の表面を着色コーティングする方
法、即ち食用色素と天然P4脂をアルコールや水等の溶
媒に溶解して溶解液を作り、この溶解液を被コーティン
グ物にllk布又は噴霧したのら、溶媒を乾燥除去して
食用色素と天然樹脂とからなる着色コーティング組成物
によるコーティングを行うものがある。
ぶ」が解ン菖しようとする課 しかし、前者の従来方法は可食性粉末を食品等の表面に
均一に被着させることに限界があり、また後者の着色コ
ーティング方法による場合においては、コーティング被
膜に色むらやピンホールが生じることがあり、美麗なコ
ーティングを行うことは困難であった。またコーティン
グ被膜におけるピンホールは、被コーティング物を直接
、外部条件に曝すことになるために、とりわけ水分のあ
る外部条件の場合には色素が被コーティング物とともに
外部に溶解流出して、コーティング被膜の色素が接触し
ている物に移るといういわゆる色移りの問題があった。
従って、例えば砂糖の球形顆粒を着色コーティングした
ものをいわゆるトッピング材料として使用する場合を考
えると、従来方法により着色コーティングしたものはア
イスクリーム、ゼリー、プリン、ヨーグルトなど水分を
多量に含んでいる食品には使用できないし、またチョコ
レートのまわりを着色する方法としては色素が手や衣服
に付いてしまうので適当でなかった。さらに、薬品の錠
剤等を着色コーティングする場合を想定すると、従来方
法はコーティング被膜にピンホールのできる心配がある
ために薬品の防湿性、保存仕等の観点から全く不適当な
ものであった。
そこで、本発明は以上述べた従来方法の欠点をすべて解
消した食品、薬品の着色コーティング方法を提供するこ
とを目的とする。
1 を”°するための− 本発明は、上記目的を達成するために、食用色素、セラ
ック及び動植物油脂を主成分とする着色コーティング組
成物を使用して食品、薬品をコーティングするものであ
る。
ここで、食用色素とは例えば食用タール色素、天然色素
、酸化チタンなどである。本発明においては、非水溶性
のもの、水溶性のものいずれでも使用可能である。
次に、セラックとはラックカイガラムシの分泌物を原料
とする非水溶性の天然樹脂をいう。
また、動植物油脂とは植物の果実、種子又は動物の脂肉
などから採取される油脂であり、例えばオリーブ油、ゴ
マ油、小麦胚芽油、鯨油、魚油なとである。一般に動植
物油脂は常温で液体のものと、固体のものとがあるが、
本発明で用いる動植物油脂は常温で液体のもの、好まし
くは融点が摂氏5度〜40度の範囲内のものである。常
温で固体のものを使用すると、色むらやピンホールの発
生原因となるし、またコーティング工程において加熱力
を必要であり、しかも塩化メチレン等の毒性を有する溶
媒を必要とするなど、組成成分としては不適切である。
次いで本発明の着色コーティングm酸物の各配合量につ
いて説明する。セラックと動植物油脂の各配合量は両者
の総重量に対してそれぞれの割合が67〜95重景%、
5〜23重量%の範囲であり、食用色素の配合量はこれ
ら七ランク及び動植物油脂の総重量に対して重量比で0
〜20%以内である。
即ち、セラックの配合割合が前記範囲を逸脱するときは
、色むらやピンホールが発生し適正なコーティング被膜
を形成できない、またコーティングの作業性も著しく低
下する。この七ラックには粘度があるためであると推定
される。
動植物油脂の配合割合が前記下限未満であるときは色む
らやピンホールが発生し、前記上限を超えるときはコー
ティング被膜の表面に油が滲み出る。
食用色素の配合量が前記セラックと動植物油脂の総重量
に対して重量比で20%を超えると、視覚的にみて適正
な色合いが得られない、のみならず、色素がコーティン
グ被膜の表面に現れ色移りの原因になる。また、この食
用色素の配合量はゼロであっても良い、もっとも、この
場合は厳密に言えば色素がないのだから着色できないと
も言えるのであるが、白色又は透明という一種の色を出
したいときにはこの食用色素の配合量をゼロにすれば良
く、かように配合量をゼロにしても適正なコーティング
被膜は形成される。
次に、以上述べた着色コーティング組成物を使用して食
品、薬品をコーティングする方法を述べる0例えば、ま
ず前記3種の組戒威分をアルコール又はアルコールと水
の混合液等の溶媒に同時又は順次に溶解して溶解液を作
る0次いで、この溶解凍を被コーティング物に所望の手
段により塗布又は噴霧する。コーティング被膜の厚さは
この塗布又は噴霧する前記溶解液の量を調整することに
より任意に決めることができる。そののち、自然乾燥又
は強制乾燥により溶媒を除去すれば、被コーティング物
たる食品や薬品の表面に着色コーティング組成物がコー
ティング被膜となって形成され、着色コーティングを行
うことができる。
次に、コーティング被膜の厚さは、被コーティング物と
前記着色コーティング組成物(コーティング被l1l)
の重量比が1対0.01〜0.15の範囲内にあるとき
のものが好ましい。着色コーティング組成物の被コーテ
ィング物に対する重量比が前記下限を下回ると、十分な
被膜強度が得られず、色むらも生しやすい。また前記上
限を上回るときは、適正な味覚又は食感が得られない。
最後に、本発明における着色コーティング組成物の組成
酸分は、本発明の作用効果を減殺しないものである限り
、上記3種の組成酸分にのみ限定されるべきものではな
いが、食品や薬品に用いられる関係から本発明で使用さ
れるその組成成分はいずれも毒性のないのでなければな
らない。
同様な趣旨において、コーティング工程で使用される溶
媒はエタノール又は水に限定する必要がある。
立−一一貝 以上述べたように、食用色素、天然樹脂及び動植物油脂
の3種の主成分をアルコール等の溶kに溶解させ、その
溶解液を被コーティング物に塗布又は噴霧したのち溶媒
を乾燥除去すれば、適正に混合された着色”コーティン
グ組成物が被コーティング物の表面にコーティング被膜
となって被着される0着色コーティング組放物に動植物
油脂が含有されることにより、表面張力の小さい展延性
を有する溶解液が得られるためであると推定されるが、
本発明によれば着色コーティング組成物が被コーティン
グ物の表面にむらなくかつ均一に被着される。
叉−益一班 以下、本発明の好適な実施例について比較例を用いて説
明する。
実施例■ 8〜IOメツシユの球形顆粒(フロイント産業社製「ノ
ンバレル−101J)looOgに、転勤型流動造粒コ
ーティング装置(フロイント産業社製「スパイラフロー
SFC−Mini型」)を用いて表−1に掲げる3つの
溶解液A−Cをそれぞれ500gづつ次のコーティング
条件に従ってコーティングを行った。
ここで、比較例B及びCの場合に限り、溶解液を35度
Cに加熱しながらコーティングを行った。加熱しないと
、硬化油又は蜜ロウが析出してしまうからである。
コーティング条件 スプレー空気圧   1.0〜2.0 Kg/ cnl
ローター回転数   50Orpm アジテータ−回転数 60Orpm 給気風i1      0.5〜0.8 n?/ mi
n給気温度      50度C 液速度       20〜30 ml / min〔
表−1〕 単位:重量部 以上のコーティングにより得られた3種類の球形顆粒2
0gをそれぞれ水道水100m1に入れて、経時的に色
素の溶出を測定した結果を表−2に示す。
〔表−2〕 8〜lOメツシユの球形顆粒(フロイント産業社製「ノ
ンバレル−101J)300gに、流動層造粒コーティ
ング装置(フロイント産業社製「フローコーターFL−
Mint型」)を用いて表−3に掲げる3つの熔解液D
−Fをそれぞれ200gづつ次のコーティング条件に従
ってコーティングを行った。
コーチイ スプレー空気圧 給気風量 給気温度 液速度 ング条件 0.5〜1.0 Kg/ cA 0.2〜0.3 rd/ +win 45度C 3〜6  +ml / win (以下、余白) ×:色素の溶出がない ○:色素の溶出がある 以上の結果から明らかなように、実施例への場合には9
6時間経過しても色素の溶出は全く観られなかった。
実施例■ 〔表−3〕 単位二重置部 まず比較例Eの場合は、100gコーティングした段階
において流動しなくなってしまった。コーティング作業
を中止してコーティング被膜を調べたところ、表面に油
が浮き出し、ベトベトとなり、流動性を失ったことが判
った0次に比較例Fの場合は、コーティング開始後5分
ころより球形顆粒同志の付着がはじまり、溶解液を10
0g噴霧した段階においてすべて団子状になってしまい
、コーティング不能となった。団子状になったものを無
理にほぐすと、コーティング被膜が剥離し全く使いもの
にならなかった。これは動植物油脂を全く含有していな
いためであると推定される。
これらの比較例に対して、本発明の実施例りの場合は、
コーティングの流動状態は終始良く、コーティング被膜
は光沢のある美麗な青色の球形顆粒が得られた。この顆
粒を市販のアイスクリームの表面に数グラム程混入させ
てl夕月間色素の色移りを観察したが、アイスクリーム
への色移りは全く観られなかった。
実施例■ 8〜10メツシユの球形顆粒(フロイント産業社製「ノ
ンバレル−101J)250gに、通気型パンコーティ
ング装置(フロイント産業社製「ハイコーターHC−M
ini型」)を用いて表−4に掲げる熔解液Gを次のコ
ーティング条件に従ってコーティングを行った。但し、
ここでは球形顆粒対する着色コーティング組成物の重量
比が1%増す毎にサンプリングを行い、それが20%に
達するまでコーティングを行った。
コーティング条件 0rpm 0.5 Kg/ ci 0.3〜0.5 rd/ m1n 40度C 3〜6  ml / m1n (以下、余白) パン回転数 スプレー空気圧 給気風量 給気温度 液速度 〔表−4〕 単位二重置部 実施例Gの場合、コーティング被膜の厚みにかかわらず
コーティング状態はいずれも良好であり、美麗な黄色の
球形顆粒が得られた。また、得られた球形顆粒を水道水
の中に入れて色素の溶出状況と球形顆粒の形状の変化状
況を観察してみたところ、球形顆粒に対する着色コーテ
ィングMi放物のffl量比が1%以上であればいずれ
も色素の溶出はなく、また球形顆粒の形状も変化しない
ことが判った0反面、球形顆粒に対する着色コーティン
グ組成物の重量比が16%以上になると、球形顆粒を喫
食したときの味覚又は食感は劣ることが判明した。
墓−一一来 以上説明したように、本発明によれば、食用色素、天然
樹脂及び動植物油脂を主成分とする着色コーティング&
[l放物を使用してコーティングを行うものであるので
、色むらやピンホールがなくしかも色移りのしない着色
コーティングを行える。
また食品、薬品の防湿性、保存性を高めるためのコーテ
ィング方法としても適用できる、など種々の1量れた効
果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)食用色素とセラックと動植物油脂を主成分とする
    着色コーティング組成物を使用して食品、薬品をコーテ
    ィングすることを特徴とする食品、薬品の着色コーティ
    ング方法。(2)前記着色コーティング組成物における
    前記食用色素の含有割合がゼロであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載食品、薬品の着色コーティン
    グ方法 (3)前記着色コーティング組成物における前記動植物
    油脂が常温で液体のものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の食品、薬品の着色コーティング方
    法 (4)被コーティング物と前記着色コーティング組成物
    の重量比が1対0.01〜0.15の範囲内であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の食
    品、薬品の着色コーティング方法
JP1202569A 1989-08-04 1989-08-04 食品、薬品の着色コーテイング方法 Pending JPH0366629A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0652270A3 (de) * 1993-11-08 1997-12-03 Auro Pflanzenchemie GmbH Wasserverdünnbares, lasierendes oder deckendes Anstrichmittel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0652270A3 (de) * 1993-11-08 1997-12-03 Auro Pflanzenchemie GmbH Wasserverdünnbares, lasierendes oder deckendes Anstrichmittel

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