JPH0366073B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0366073B2 JPH0366073B2 JP20864084A JP20864084A JPH0366073B2 JP H0366073 B2 JPH0366073 B2 JP H0366073B2 JP 20864084 A JP20864084 A JP 20864084A JP 20864084 A JP20864084 A JP 20864084A JP H0366073 B2 JPH0366073 B2 JP H0366073B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonded
- container
- stainless steel
- objects
- foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/02—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating by means of a press ; Diffusion bonding
- B23K20/021—Isostatic pressure welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、融接不可能な少なくとも２個の接
合物を拡散接合する拡散接合方法に関する。
合物を拡散接合する拡散接合方法に関する。
一般に、溶接などの融接が不可能な少なくとも
２個の接合物を接合する場合、たとえば工具鋼と
超硬合金とからなるカツターバイトを作成する場
合、ろう付けにより工具鋼と超硬合金とを接合し
てカツターバイトを作成している。
２個の接合物を接合する場合、たとえば工具鋼と
超硬合金とからなるカツターバイトを作成する場
合、ろう付けにより工具鋼と超硬合金とを接合し
てカツターバイトを作成している。
しかし、ろう付けによる接合では接合強度が弱
く、カツターバイトの使用中に、工具鋼と超硬合
金とがはく離するという問題がある。
く、カツターバイトの使用中に、工具鋼と超硬合
金とがはく離するという問題がある。
この発明は、包装用箔に少なくとも２個の接合
物をそれぞれの接合面を接触させた状態で真空包
装し、圧力容器内に液体または揮発性固体等の熱
により膨張する媒体および前記包装用箔を収納し
て前記容器を密閉し、前記容器を加熱し、前記媒
体の体積膨張の圧力により前記包装用箔を介して
前記両接合物を加圧し、前記両接合物を拡散接合
することを特徴とする拡散接合方法である。
物をそれぞれの接合面を接触させた状態で真空包
装し、圧力容器内に液体または揮発性固体等の熱
により膨張する媒体および前記包装用箔を収納し
て前記容器を密閉し、前記容器を加熱し、前記媒
体の体積膨張の圧力により前記包装用箔を介して
前記両接合物を加圧し、前記両接合物を拡散接合
することを特徴とする拡散接合方法である。
つぎに、この発明の作用について説明すると、
包装用箔に両接合物を真空包装し、圧力容器内に
おいて圧力容器ごと包装用箔を介して両接合物を
加熱するとともに、媒体の体積膨張の圧力により
包装用箔を介して両接合物を加圧するため、融接
合不可能な両接合物が拡散接合される。
包装用箔に両接合物を真空包装し、圧力容器内に
おいて圧力容器ごと包装用箔を介して両接合物を
加熱するとともに、媒体の体積膨張の圧力により
包装用箔を介して両接合物を加圧するため、融接
合不可能な両接合物が拡散接合される。
つぎに、この発明の１実施例を示した図面とと
もに詳細に説明する。
もに詳細に説明する。
まず、第２図に示す２個の接合物１，２の同図
中に斜線を施した接合面を鏡面研磨するととも
に、脱脂洗浄し、洗浄した両接合物１，２の接合
面をそれぞれ接触させ、第３図に示すように、内
面に無機質材を塗布した２枚の包装用ステンレス
箔３間に両接合物１，２を挿入したのち、両ステ
ンレス箔３の周縁部Ｆを複数個のクリツプ、接着
材により仮接着し、あるいは周縁部Ｆを電気抵抗
スポツト溶接、パーカツシヨン溶接により仮接着
し、その後電気抵抗シーム溶接あるいは超音波溶
接により両ステンレス箔３の周縁部Ｆを右後端部
のみを残して隙間なく接着する。
中に斜線を施した接合面を鏡面研磨するととも
に、脱脂洗浄し、洗浄した両接合物１，２の接合
面をそれぞれ接触させ、第３図に示すように、内
面に無機質材を塗布した２枚の包装用ステンレス
箔３間に両接合物１，２を挿入したのち、両ステ
ンレス箔３の周縁部Ｆを複数個のクリツプ、接着
材により仮接着し、あるいは周縁部Ｆを電気抵抗
スポツト溶接、パーカツシヨン溶接により仮接着
し、その後電気抵抗シーム溶接あるいは超音波溶
接により両ステンレス箔３の周縁部Ｆを右後端部
のみを残して隙間なく接着する。
さらに、周縁部Ｆの右後端部の未接着部分に排
気用チユーブ４を挿入したのち、チユーブ４とス
テンレス箔３との間にシール材等を注入してチユ
ーブ４とステンレス箔３との間を気密にし、第４
図に示すように、チユーブ４に真空ポンプ５を接
続し、真空ポンプ５により両ステンレス箔３内を
真空排気し、両ステンレス箔３内の真空度が
10-4Torr以下になれば、両ステンレス箔３の周
縁部Ｆを仕上げ溶接するとともに、両ステンレス
箔３のチユーブ４の挿入部分を密閉して両ステン
レス箔３に両接合物１，２を接合面をそれぞれ接
触した状態で真空包装する。
気用チユーブ４を挿入したのち、チユーブ４とス
テンレス箔３との間にシール材等を注入してチユ
ーブ４とステンレス箔３との間を気密にし、第４
図に示すように、チユーブ４に真空ポンプ５を接
続し、真空ポンプ５により両ステンレス箔３内を
真空排気し、両ステンレス箔３内の真空度が
10-4Torr以下になれば、両ステンレス箔３の周
縁部Ｆを仕上げ溶接するとともに、両ステンレス
箔３のチユーブ４の挿入部分を密閉して両ステン
レス箔３に両接合物１，２を接合面をそれぞれ接
触した状態で真空包装する。
つぎに、両接合物１，２を真空包装した両ステ
ンレス箔３を、第５図に示すように、右側面が開
口し、耐熱耐圧性のインコロイ800からなる圧力
容器６内に複数個収納するとともに、熱により膨
張する媒体である水の入つた受皿７をステンレス
箔３と一緒に容器６内に収納し、蓋体８を容器６
の右端部に螺合して容器６の右側の開口を閉塞
し、容器６を密閉したのち、第１図に示すよう
に、コイル状のヒータ９により容器６全体を約
800℃の温度で所定時間加熱する。
ンレス箔３を、第５図に示すように、右側面が開
口し、耐熱耐圧性のインコロイ800からなる圧力
容器６内に複数個収納するとともに、熱により膨
張する媒体である水の入つた受皿７をステンレス
箔３と一緒に容器６内に収納し、蓋体８を容器６
の右端部に螺合して容器６の右側の開口を閉塞
し、容器６を密閉したのち、第１図に示すよう
に、コイル状のヒータ９により容器６全体を約
800℃の温度で所定時間加熱する。
このとき、容器６全体を加熱することにより、
容器６内の両接合物１，２を真空包装した両ステ
ンレス箔３とともに受皿７の水が加熱されるた
め、水が気化して容器６内に水蒸気が充満し、水
の体積膨張すなわち水蒸気による圧力により、両
ステンレス箔３を介して両接合物１，２が加圧さ
れ、両接合物１，２が拡散接合されることにな
り、所定時間後にヒータ９による加熱を停止し、
容器６を冷却し、蓋体８を取り外して容器６内の
ステンレス箔３をそれぞれ取り出し、ステンレス
箔３を開き、拡散接合された両接合物１，２を取
り出して最終仕上げを施すことにより、第６図に
示すように、拡散接合された両接合物１，２から
なるカツターバイト１０が得られることになる。
容器６内の両接合物１，２を真空包装した両ステ
ンレス箔３とともに受皿７の水が加熱されるた
め、水が気化して容器６内に水蒸気が充満し、水
の体積膨張すなわち水蒸気による圧力により、両
ステンレス箔３を介して両接合物１，２が加圧さ
れ、両接合物１，２が拡散接合されることにな
り、所定時間後にヒータ９による加熱を停止し、
容器６を冷却し、蓋体８を取り外して容器６内の
ステンレス箔３をそれぞれ取り出し、ステンレス
箔３を開き、拡散接合された両接合物１，２を取
り出して最終仕上げを施すことにより、第６図に
示すように、拡散接合された両接合物１，２から
なるカツターバイト１０が得られることになる。
なお、容器６と蓋体８との螺合部分は予め酸化
させているため、容器６と蓋体８とが接合されて
しまうことはなく、蓋体８の取り外しは容易に行
なえるようになつている。
させているため、容器６と蓋体８とが接合されて
しまうことはなく、蓋体８の取り外しは容易に行
なえるようになつている。
また、両ステンレス箔３の周縁部Ｆは電子ビー
ム溶接により接着してもよい。
ム溶接により接着してもよい。
さらに、接合物は３個以上であつても、この発
明を同様に実施することができる。
明を同様に実施することができる。
したがつて、この発明によると、融接不可能な
両接合物１，２を容易に拡散接合することがで
き、しかも拡散接合によりろう付けによる接合強
度の約２倍の接合強度を得ることができ、両接合
物１，２が使用中にはく離することもなく顕著な
効果を得ることができるものである。
両接合物１，２を容易に拡散接合することがで
き、しかも拡散接合によりろう付けによる接合強
度の約２倍の接合強度を得ることができ、両接合
物１，２が使用中にはく離することもなく顕著な
効果を得ることができるものである。
図面は、この発明の拡散接合方法の１実施例を
示し、第１図は全体の切断正面図、第２図は分離
状態の両接合物の斜視図、第３図ａ，ｂは包装用
箔により両接合物を包被した状態の平面図および
正面図、第４図ａ，ｂは包装用箔に両接合物を真
空包装した状態の平面図および正面図、第５図は
圧力容器内に包装用箔等を収納した状態の切断正
面図、第６図は拡散接合した両接合物の斜視図で
ある。 １，２……接合物、３……ステンレス箔、６…
…圧力容器、９……ヒータ、１０……カツターバ
イト。
示し、第１図は全体の切断正面図、第２図は分離
状態の両接合物の斜視図、第３図ａ，ｂは包装用
箔により両接合物を包被した状態の平面図および
正面図、第４図ａ，ｂは包装用箔に両接合物を真
空包装した状態の平面図および正面図、第５図は
圧力容器内に包装用箔等を収納した状態の切断正
面図、第６図は拡散接合した両接合物の斜視図で
ある。 １，２……接合物、３……ステンレス箔、６…
…圧力容器、９……ヒータ、１０……カツターバ
イト。
Claims (1)
- １ 包装用箔に少なくとも２個の接合物をそれぞ
れの接合面を接触させた状態で真空包装し、圧力
容器内に液体または揮発性固体等の熱により膨張
する媒体および前記包装用箔を収納して前記容器
を密閉し、前記容器を加熱し、前記媒体の体積膨
張の圧力により前記包装用箔を介して前記両接合
物を加圧し、前記両接合物を拡散接合することを
特徴とする拡散接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20864084A JPS6186085A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 拡散接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20864084A JPS6186085A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 拡散接合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6186085A JPS6186085A (ja) | 1986-05-01 |
| JPH0366073B2 true JPH0366073B2 (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=16559584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20864084A Granted JPS6186085A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 拡散接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6186085A (ja) |
-
1984
- 1984-10-04 JP JP20864084A patent/JPS6186085A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6186085A (ja) | 1986-05-01 |
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