JPH0366068B2 - - Google Patents
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- JPH0366068B2 JPH0366068B2 JP62092615A JP9261587A JPH0366068B2 JP H0366068 B2 JPH0366068 B2 JP H0366068B2 JP 62092615 A JP62092615 A JP 62092615A JP 9261587 A JP9261587 A JP 9261587A JP H0366068 B2 JPH0366068 B2 JP H0366068B2
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- plasma arc
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- torches
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はプラズマ・アークまたはプラズマ・ジ
エツトを発生しうる複数のプラズマ・アーク・ト
ーチを有するプラズマ加工装置に関する。
エツトを発生しうる複数のプラズマ・アーク・ト
ーチを有するプラズマ加工装置に関する。
プラズマ・アーク・トーチは切断・溶接・加熱
等に適用されており、これを起動運転させるため
の電気制御部を含めて、従来は第2図に示すよう
な構成のプラズマ・アーク発生装置が使用されて
いる。以下、第2図について説明すると装置は大
別してプラズマ・アーク・トーチ・ヘツド1とプ
ラズマ・アーク電気制御部2に分けられ、この間
を接続線群20で接続されていて、プラズマ・ア
ーク・トーチ・ヘツド1の作業に応じて自由に動
けるように構成されている。プラズマ・アーク・
トーチ・ヘツド1は主にプラズマ・アーク・トー
チ(以下トーチと略す)11で構成される。プラ
ズマ・アーク電気制御部2は以下のように構成さ
れている。商用交流電源4を受けて変圧器5、お
よび整流器6により直流60V乃至80V、電流10V
を得、この電力が抵抗器R1、トランジスタQ、
さらに接続線群20を介してトーチ11のカソー
ドとプラズマ・スリーブの間に供給されるような
構成になつている。また、抵抗器Rと、直流
150V1A程度の出力をもつパイロツト電源7と高
周波減衰振動約3kVPPの出力をもつトリガ電源
8、マグネツトスイツチSWとが直列接続され、
接続線群20を介してトーチ11のカソードとカ
ソードスリーブの間に接続される。トランジスタ
Qは定電流制御回路3により駆動される。また、
パイロツト電源7、トリガ電源8、およびマグネ
ツトスイツチSWは制御信号発生器9によつて制
御される。
等に適用されており、これを起動運転させるため
の電気制御部を含めて、従来は第2図に示すよう
な構成のプラズマ・アーク発生装置が使用されて
いる。以下、第2図について説明すると装置は大
別してプラズマ・アーク・トーチ・ヘツド1とプ
ラズマ・アーク電気制御部2に分けられ、この間
を接続線群20で接続されていて、プラズマ・ア
ーク・トーチ・ヘツド1の作業に応じて自由に動
けるように構成されている。プラズマ・アーク・
トーチ・ヘツド1は主にプラズマ・アーク・トー
チ(以下トーチと略す)11で構成される。プラ
ズマ・アーク電気制御部2は以下のように構成さ
れている。商用交流電源4を受けて変圧器5、お
よび整流器6により直流60V乃至80V、電流10V
を得、この電力が抵抗器R1、トランジスタQ、
さらに接続線群20を介してトーチ11のカソー
ドとプラズマ・スリーブの間に供給されるような
構成になつている。また、抵抗器Rと、直流
150V1A程度の出力をもつパイロツト電源7と高
周波減衰振動約3kVPPの出力をもつトリガ電源
8、マグネツトスイツチSWとが直列接続され、
接続線群20を介してトーチ11のカソードとカ
ソードスリーブの間に接続される。トランジスタ
Qは定電流制御回路3により駆動される。また、
パイロツト電源7、トリガ電源8、およびマグネ
ツトスイツチSWは制御信号発生器9によつて制
御される。
トーチ11を起動するには、定電流制御回路3
を停止させた状態でマグネツトスイツチSWを閉
じ、パイロツト電源7と単一発生の高周波トリガ
電源8を発生させ、トーチ11のカソード、カソ
ードスリーブ間にアーク放電を発生させる。そし
てパイロツト電源7が約1Aの小電流をカソード
スリーブとカソードの経路に流している間に定電
流制御回路3を起動させ、プラズマ・スリープと
カソードとの経路に所定電流を流し、カソードス
リーブとプラズマ・スリーブ間を流れるプラズ
マ・ガスと協動してプラズマ・ジエツトを発生さ
せる。この後、パイロツト電源7を停止させ、マ
グネツトスイツチSWを開く。
を停止させた状態でマグネツトスイツチSWを閉
じ、パイロツト電源7と単一発生の高周波トリガ
電源8を発生させ、トーチ11のカソード、カソ
ードスリーブ間にアーク放電を発生させる。そし
てパイロツト電源7が約1Aの小電流をカソード
スリーブとカソードの経路に流している間に定電
流制御回路3を起動させ、プラズマ・スリープと
カソードとの経路に所定電流を流し、カソードス
リーブとプラズマ・スリーブ間を流れるプラズ
マ・ガスと協動してプラズマ・ジエツトを発生さ
せる。この後、パイロツト電源7を停止させ、マ
グネツトスイツチSWを開く。
ところがトーチを複数使用する場合は各々のト
ーチの電極間電圧−電流特性は均一でなく、また
各トーチのプラズマ・アークまたはプラズマジエ
ツト(以下プラズマ・アークという)の状態は非
常に不安定であるので単一共通のプラズマ・アー
ク電気制御部では駆動できない。したがつて、第
2図に示す装置をトーチの数に対応した複数組、
設けなければならない。この場合、接続線群20
の中に各電圧電流が平行して隣接することにな
り、トーチの起動時の高電圧、定常時の大電流が
相互干渉して誤動作をひきおこすことがある。
ーチの電極間電圧−電流特性は均一でなく、また
各トーチのプラズマ・アークまたはプラズマジエ
ツト(以下プラズマ・アークという)の状態は非
常に不安定であるので単一共通のプラズマ・アー
ク電気制御部では駆動できない。したがつて、第
2図に示す装置をトーチの数に対応した複数組、
設けなければならない。この場合、接続線群20
の中に各電圧電流が平行して隣接することにな
り、トーチの起動時の高電圧、定常時の大電流が
相互干渉して誤動作をひきおこすことがある。
また、接続線群20の縁の数が多くなり、プラ
ズマ・アーク・トーチ・ヘツドの作業移動の支障
となる欠点があつた。
ズマ・アーク・トーチ・ヘツドの作業移動の支障
となる欠点があつた。
本発明は以上の問題点を解決するために、複数
のプラズマ・アーク・トーチと、これらプラズ
マ・アーク・トーチの複数にプラズマ・アーク或
いはプラズマ・ジエツトを発生させ、維持するた
めの電気的エネルギを供給し得る電源を少なくと
も含むプラズマ・アーク電気制御部とを備えたプ
ラズマ発生装置において、前記プラズマ・アーク
電気制御部と前記プラズマ・アーク・トーチの
夫々のプラズマ・スリーブ又はカソード間の電流
路に電流検出手段と電流制御素子とを夫々接続す
ると共に、前記プラズマ・アーク・トーチの夫々
から発生されるプラズマ・アーク或いはプラズ
マ・ジエツトが夫々ほぼ等しく或いは所定の割合
になるように電流制御素子夫々のインピーダンス
を制御する制御回路を備えたことを特徴とするマ
ルチ・プラズマ・アーク発生装置を提案するもの
である。
のプラズマ・アーク・トーチと、これらプラズ
マ・アーク・トーチの複数にプラズマ・アーク或
いはプラズマ・ジエツトを発生させ、維持するた
めの電気的エネルギを供給し得る電源を少なくと
も含むプラズマ・アーク電気制御部とを備えたプ
ラズマ発生装置において、前記プラズマ・アーク
電気制御部と前記プラズマ・アーク・トーチの
夫々のプラズマ・スリーブ又はカソード間の電流
路に電流検出手段と電流制御素子とを夫々接続す
ると共に、前記プラズマ・アーク・トーチの夫々
から発生されるプラズマ・アーク或いはプラズ
マ・ジエツトが夫々ほぼ等しく或いは所定の割合
になるように電流制御素子夫々のインピーダンス
を制御する制御回路を備えたことを特徴とするマ
ルチ・プラズマ・アーク発生装置を提案するもの
である。
本発明は上記のように、各トーチ用に備えたそ
れぞれの電流検出手段により検出した値によつて
電流制御素子のインピーダンスを制御して各トー
チから生ずるプラズマ・アークのエネルギをほぼ
等しく、あるいは所定の割合にしているので通常
極めて不安定な各トーチのプラズマ・アークを安
定な状態に保持でき、どのトーチによつても所望
の加工品質が得られる。また、プラズマ・アー
ク・トーチ・ヘツド内の各電流制御素子と各電流
検出手段と各トーチは互に近接配置されるもの
で、他のトーチの電流経路との相互干渉が少なく
なり、プラズマ・アーク電気制御部とプラズマ・
アーク・トーチ・ヘツドとの間の接続線群の総電
線数は最小でアーク電流用直流電源の2本とトリ
ガ用電源の2本と低電圧、小電流用で制御信号用
の数本のみで済む。
れぞれの電流検出手段により検出した値によつて
電流制御素子のインピーダンスを制御して各トー
チから生ずるプラズマ・アークのエネルギをほぼ
等しく、あるいは所定の割合にしているので通常
極めて不安定な各トーチのプラズマ・アークを安
定な状態に保持でき、どのトーチによつても所望
の加工品質が得られる。また、プラズマ・アー
ク・トーチ・ヘツド内の各電流制御素子と各電流
検出手段と各トーチは互に近接配置されるもの
で、他のトーチの電流経路との相互干渉が少なく
なり、プラズマ・アーク電気制御部とプラズマ・
アーク・トーチ・ヘツドとの間の接続線群の総電
線数は最小でアーク電流用直流電源の2本とトリ
ガ用電源の2本と低電圧、小電流用で制御信号用
の数本のみで済む。
第1図は本発明の一実施例を示す図であつて以
下第1図について説明する。第1図において1は
プラズマ・アーク・トーチ・ヘツドであり、2は
プラズマ・アーク電気制御部であり、この間を接
続線群20で接続されていて、プラズマ・アー
ク・トーチ・ヘツド1の作業に応じて自由に動け
るよう構成されている。プラズマ・アーク・トー
チ・ヘツド1は6個のトーチ11,12,……,
16と、これらの各カソードに電流制御素子とし
て作用するトランジスタQ1,Q2,……Q6の各コ
レクタが接続される。そして前記トランジスタ
Q1,Q2,……,Q6の各エミツタはそれぞれ電流
検出手段たる抵抗器R1,R2,……,R6を介して
定電流制御回路3に接続される。前記トランジス
タQ1,Q2,……,Q6の各ベースと各エミツタか
らの直接接続線も定電流制御回路3に接続されて
いる。また、トーチ11,12,……,16の各
カソードスリーブと各カトードはマグネツトスイ
ツチSW1,SW2,……,SW6を介し、さらに接続
線群20を介して抵抗器R、パイロツト電源7、
トリガ電源8へ接続されている。
下第1図について説明する。第1図において1は
プラズマ・アーク・トーチ・ヘツドであり、2は
プラズマ・アーク電気制御部であり、この間を接
続線群20で接続されていて、プラズマ・アー
ク・トーチ・ヘツド1の作業に応じて自由に動け
るよう構成されている。プラズマ・アーク・トー
チ・ヘツド1は6個のトーチ11,12,……,
16と、これらの各カソードに電流制御素子とし
て作用するトランジスタQ1,Q2,……Q6の各コ
レクタが接続される。そして前記トランジスタ
Q1,Q2,……,Q6の各エミツタはそれぞれ電流
検出手段たる抵抗器R1,R2,……,R6を介して
定電流制御回路3に接続される。前記トランジス
タQ1,Q2,……,Q6の各ベースと各エミツタか
らの直接接続線も定電流制御回路3に接続されて
いる。また、トーチ11,12,……,16の各
カソードスリーブと各カトードはマグネツトスイ
ツチSW1,SW2,……,SW6を介し、さらに接続
線群20を介して抵抗器R、パイロツト電源7、
トリガ電源8へ接続されている。
一方、プラズマ・アーク電気制御部2は以下の
ように構成されている。商用交流電源4を受けて
変圧器5および整流器6により直流60V乃至
80V電流60Aを得て、この電力は接続線群20を
介してプラズマ・アーク・トーチ・ヘツドへ供給
される。そして制御信号発生部9よりの制御信号
はパイロツト電源7とトリガ電源8と、接続線群
20を介して定電流制御回路3とマグネツトスイ
ツチSW1,SW2,……,SW6の励磁コイルにそれ
ぞれ供給される。
ように構成されている。商用交流電源4を受けて
変圧器5および整流器6により直流60V乃至
80V電流60Aを得て、この電力は接続線群20を
介してプラズマ・アーク・トーチ・ヘツドへ供給
される。そして制御信号発生部9よりの制御信号
はパイロツト電源7とトリガ電源8と、接続線群
20を介して定電流制御回路3とマグネツトスイ
ツチSW1,SW2,……,SW6の励磁コイルにそれ
ぞれ供給される。
本装置の起動は、まず制御信号発生器9より、
定電流制御回路3に停止信号を送出しておき、マ
グネツトスイツチSW1,SW2,……,SW6を閉じ
る信号と、パイロツト電源7とトリガ電源8の動
作を開始させる信号とを与える。するとトーチ1
1のカソードとカソードスリーブ間にはその励起
電圧を越える電圧が印加される。このとき、抵抗
器Rはカソードスリーブよりカソードへの電流の
制限を行なう。そしてパイロツト電源7が約1A
の小電流をカソードスリーブとカソードと経路に
流している間に定電流制御回路3を起動させ、ト
ランジスタQ1,Q2,……,Q6を定電流駆動させ、
プラズマ・スリーブとカソードの経路に所定電流
を流す。これで各トーチはプラズマ・ガスの作用
と相まつて定常プラズマ・アーク発生状態とな
る。
定電流制御回路3に停止信号を送出しておき、マ
グネツトスイツチSW1,SW2,……,SW6を閉じ
る信号と、パイロツト電源7とトリガ電源8の動
作を開始させる信号とを与える。するとトーチ1
1のカソードとカソードスリーブ間にはその励起
電圧を越える電圧が印加される。このとき、抵抗
器Rはカソードスリーブよりカソードへの電流の
制限を行なう。そしてパイロツト電源7が約1A
の小電流をカソードスリーブとカソードと経路に
流している間に定電流制御回路3を起動させ、ト
ランジスタQ1,Q2,……,Q6を定電流駆動させ、
プラズマ・スリーブとカソードの経路に所定電流
を流す。これで各トーチはプラズマ・ガスの作用
と相まつて定常プラズマ・アーク発生状態とな
る。
さてここで各トーチにより発生するプラズマ・
アークは一般に極めて不安定であつて常時かなり
変動しているので、各トーチのプラズマ・アーク
に対応する電流路のインピーダンスもかなり変動
する。
アークは一般に極めて不安定であつて常時かなり
変動しているので、各トーチのプラズマ・アーク
に対応する電流路のインピーダンスもかなり変動
する。
従つてこの実施例では、各トランジスタQ1〜
Q6を介して流れる電流を電流検出手段たる抵抗
器R1〜R6によつて検出し、それら夫々の電流検
出信号の大きさに応じて、制御回路3が各トラン
ジスタQ1〜Q6のインピーダンスの大きさを制御
することにより、各トーチのプラズマ・アークに
対応する電流路のインピーダンスをほぼ等しく、
或いは所定の割合にしているので、各トーチから
発生するプラズマ・アークを安定に保持でき、し
かもそのエネルギをほぼ等しく或いは所定の割合
にすることが出来、どのトーチによつても均一な
加工品質、或いは所定の加工品質を得ることが出
来る。ここでトランジスタQ1〜Q6の制御につい
てもう少し詳しく述べると、どのトーチによる加
工品質をも均一にしたい場合には、制御回路3は
各トーチのプラズマ・アークに対応する電流路の
インピーダンスが常に一定になるよう、トランジ
スタQ1〜Q6のインピーダンスを制御する。
Q6を介して流れる電流を電流検出手段たる抵抗
器R1〜R6によつて検出し、それら夫々の電流検
出信号の大きさに応じて、制御回路3が各トラン
ジスタQ1〜Q6のインピーダンスの大きさを制御
することにより、各トーチのプラズマ・アークに
対応する電流路のインピーダンスをほぼ等しく、
或いは所定の割合にしているので、各トーチから
発生するプラズマ・アークを安定に保持でき、し
かもそのエネルギをほぼ等しく或いは所定の割合
にすることが出来、どのトーチによつても均一な
加工品質、或いは所定の加工品質を得ることが出
来る。ここでトランジスタQ1〜Q6の制御につい
てもう少し詳しく述べると、どのトーチによる加
工品質をも均一にしたい場合には、制御回路3は
各トーチのプラズマ・アークに対応する電流路の
インピーダンスが常に一定になるよう、トランジ
スタQ1〜Q6のインピーダンスを制御する。
また、各トーチによるプラズマ・アークのエネ
ルギ量を別々にしたい場合、例えばトーチ11〜
16を2群に分け、トーチ11〜13とトーチ1
4〜16の電流路を夫々流れる電流を2対1に制
御する場合には、トーチ11〜13の前記夫々の
電流路とトーチ14〜16の前記夫々の電流路の
インピーダンスの比率が1対2になるよう、トラ
ジスタQ1〜Q3とQ4〜Q6のインピーダンスを制御
すればよい。尚、抵抗器R1,R2,……,R6はそ
れぞれトランジスタQ1,Q2,……,Q6のエミツ
タに直列接続されており、各トランジスタのエミ
ツタ電流の定電流制御のための電流検出の作用を
すると共に、各トランジスタのエミツタ電流の瞬
時過大値を制御する作用をもする。
ルギ量を別々にしたい場合、例えばトーチ11〜
16を2群に分け、トーチ11〜13とトーチ1
4〜16の電流路を夫々流れる電流を2対1に制
御する場合には、トーチ11〜13の前記夫々の
電流路とトーチ14〜16の前記夫々の電流路の
インピーダンスの比率が1対2になるよう、トラ
ジスタQ1〜Q3とQ4〜Q6のインピーダンスを制御
すればよい。尚、抵抗器R1,R2,……,R6はそ
れぞれトランジスタQ1,Q2,……,Q6のエミツ
タに直列接続されており、各トランジスタのエミ
ツタ電流の定電流制御のための電流検出の作用を
すると共に、各トランジスタのエミツタ電流の瞬
時過大値を制御する作用をもする。
尚、トーチの個数が更に多い場合などには、ト
ーチを複数の群に分け、夫々の群毎にプラズマ・
アーク電気制御部を設けてもよく、また変圧器5
及び整流器6などからなる主電源部を単一として
各トーチで共用し、電源7,8及び制御信号発生
器9などからなる起動用電源部を群毎に設ける構
成としてもよい。また、トランジスタにスイツチ
作用を行わせることにより、運転すべきトーチを
選択的に切り換えることが出来る。
ーチを複数の群に分け、夫々の群毎にプラズマ・
アーク電気制御部を設けてもよく、また変圧器5
及び整流器6などからなる主電源部を単一として
各トーチで共用し、電源7,8及び制御信号発生
器9などからなる起動用電源部を群毎に設ける構
成としてもよい。また、トランジスタにスイツチ
作用を行わせることにより、運転すべきトーチを
選択的に切り換えることが出来る。
以上述べたように本発明によれば、複数のトー
チで1台以上の電源を共用しても、各トーチのプ
ラズマ・アークに対応する各電流路のインピーダ
ンスをほぼ等しくあるいは所定の割合になるよう
に制御しているので、アーク電圧の大幅な変動に
も拘らず各トーチのプラズマ・アークを個別に良
好な状態に保持でき、従つてどのトーチによつて
も均一な加工品質、あるいは所定の加工品質を得
ることができる。
チで1台以上の電源を共用しても、各トーチのプ
ラズマ・アークに対応する各電流路のインピーダ
ンスをほぼ等しくあるいは所定の割合になるよう
に制御しているので、アーク電圧の大幅な変動に
も拘らず各トーチのプラズマ・アークを個別に良
好な状態に保持でき、従つてどのトーチによつて
も均一な加工品質、あるいは所定の加工品質を得
ることができる。
また、プラズマ・アーク・トーチ・ヘツド内の
各電流制御素子と各トーチは、互に近接配置でき
るので、他のトーチの電流経路との相互干渉が少
なくなり、制御安定度や応答速度が向上し装置の
調整が容易になる効果がある。
各電流制御素子と各トーチは、互に近接配置でき
るので、他のトーチの電流経路との相互干渉が少
なくなり、制御安定度や応答速度が向上し装置の
調整が容易になる効果がある。
また、設けた複数のトーチのうち、選択使用し
て同時使用トーチが限定される場合は変圧器、整
流器の電流定格を減少でき、経済的である。ま
た、これに用いる接続線群の構成電線数が減少
し、プラズマ・アーク・トーチ・ヘツドの移動性
が改善される効果がある。
て同時使用トーチが限定される場合は変圧器、整
流器の電流定格を減少でき、経済的である。ま
た、これに用いる接続線群の構成電線数が減少
し、プラズマ・アーク・トーチ・ヘツドの移動性
が改善される効果がある。
第1図は本発明の実施例を示す図であり、第2
図は従来装置を示す図である。 1……プラズマ・アーク・トーチ・ヘツド、2
……プラズマ・アーク電気制御部、3……定電流
制御回路、4……商用交流電源、5……変圧器、
6……整流器、7……直流パイロツト、8……高
周波トリガ電源、9……制御信号発生器、20…
…接続線群、Q1,Q2……,Q6……トランジスタ、
R,R1,R2,……,R12……抵抗器、SW1,
SW2,……,SW6……マグネツトスイツチ、1
1,12,……,16……プラズマ・アーク・ト
ーチ、K……プラズマ・アーク・トーチのカソー
ド、CS……プラズマ・アーク・トーチのカソー
ド・スリーブ、PS……プラズマ・アーク・トー
チのプラズマ・スリーブ。
図は従来装置を示す図である。 1……プラズマ・アーク・トーチ・ヘツド、2
……プラズマ・アーク電気制御部、3……定電流
制御回路、4……商用交流電源、5……変圧器、
6……整流器、7……直流パイロツト、8……高
周波トリガ電源、9……制御信号発生器、20…
…接続線群、Q1,Q2……,Q6……トランジスタ、
R,R1,R2,……,R12……抵抗器、SW1,
SW2,……,SW6……マグネツトスイツチ、1
1,12,……,16……プラズマ・アーク・ト
ーチ、K……プラズマ・アーク・トーチのカソー
ド、CS……プラズマ・アーク・トーチのカソー
ド・スリーブ、PS……プラズマ・アーク・トー
チのプラズマ・スリーブ。
Claims (1)
- 1 カソードとカソード・スリーブとプラズマ・
スリーブとを備える複数のプラズマ・アーク・ト
ーチと、これらプラズマ・アーク・トーチの複数
にプラズマ・アーク或いはプラズマ・ジエツトを
発生させ、維持するための電気的エネルギを供給
し得る電源を少なくとも含むプラズマ・アーク電
気制御部とを備えたプラズマ発生装置において、
前記プラズマ・アーク電気制御部と前記夫々のプ
ラズマ・スリーブ又はカソード間の電流路に電流
検出手段と電流制御素子とを夫々接続すると共
に、これら夫々の電流電流検出手段と電流制御素
子とを流れる電流がほぼ等しく或いは所定の割合
となるように、前記電流制御素子夫々のインピー
ダンスを制御する制御回路を備えることにより、
前記プラズマ・アーク・トーチの夫々から発生さ
れるプラズマ・アーク或いはプラズマ・ジエツト
を夫々ほぼ等しく或いは所定の割合にすることを
特徴とするマルチ・プラズマ・アーク発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9261587A JPS63256276A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | マルチ・プラズマ・ア−ク発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9261587A JPS63256276A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | マルチ・プラズマ・ア−ク発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63256276A JPS63256276A (ja) | 1988-10-24 |
JPH0366068B2 true JPH0366068B2 (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=14059342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9261587A Granted JPS63256276A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | マルチ・プラズマ・ア−ク発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63256276A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58103965A (ja) * | 1981-12-14 | 1983-06-21 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | 多電極式パルスア−ク溶接機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60181262U (ja) * | 1984-05-07 | 1985-12-02 | 株式会社 三社電機製作所 | 多電極式tig溶接装置 |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP9261587A patent/JPS63256276A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58103965A (ja) * | 1981-12-14 | 1983-06-21 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | 多電極式パルスア−ク溶接機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63256276A (ja) | 1988-10-24 |
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