JPH03658Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03658Y2 JPH03658Y2 JP17379782U JP17379782U JPH03658Y2 JP H03658 Y2 JPH03658 Y2 JP H03658Y2 JP 17379782 U JP17379782 U JP 17379782U JP 17379782 U JP17379782 U JP 17379782U JP H03658 Y2 JPH03658 Y2 JP H03658Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- keyboard device
- longitudinal direction
- receiving groove
- reinforcing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は多数のキーが配列されるキーボード装
置用フレームに関する。
置用フレームに関する。
従来技術
従来、上記種類のキーボード装置用フレームに
あつては金属材料により一体に構成されるが、フ
レーム自体が重量化並びに高コスト化する欠点を
有していた。上記欠点はフレームの樹脂化により
解決し得るが、該フレームにあつては長手方向に
対し充分な強度を得ることが困難であつた。その
ため樹脂成形されたフレームにおける長手方向の
両側に金属材料からなる補強板をネジ等により固
着し、長手方向に対するフレームの撓み発生を防
止する構成が一般的であるが、フレームを構成す
る樹脂と補強板との熱膨張係数が大きく異なるた
め、キーボード装置に一般に要求される約−40℃
〜+66℃に至る保証温度内の温度変化に伴い、補
強板に対しフレームが大きく伸縮され、該フレー
ムに反り、若しくは亀裂が発生する虞れを有して
いた。
あつては金属材料により一体に構成されるが、フ
レーム自体が重量化並びに高コスト化する欠点を
有していた。上記欠点はフレームの樹脂化により
解決し得るが、該フレームにあつては長手方向に
対し充分な強度を得ることが困難であつた。その
ため樹脂成形されたフレームにおける長手方向の
両側に金属材料からなる補強板をネジ等により固
着し、長手方向に対するフレームの撓み発生を防
止する構成が一般的であるが、フレームを構成す
る樹脂と補強板との熱膨張係数が大きく異なるた
め、キーボード装置に一般に要求される約−40℃
〜+66℃に至る保証温度内の温度変化に伴い、補
強板に対しフレームが大きく伸縮され、該フレー
ムに反り、若しくは亀裂が発生する虞れを有して
いた。
考案の目的
本考案の目的は上記した従来の欠点に鑑み、簡
易な構成によりフレームと補強板との熱膨張係数
の差に起因するフレームの反り、若しくは亀裂の
発生を防止し得るキーボード装置用フレームを堤
供することにある。
易な構成によりフレームと補強板との熱膨張係数
の差に起因するフレームの反り、若しくは亀裂の
発生を防止し得るキーボード装置用フレームを堤
供することにある。
考案の構成
以下、一実施例に従つて本考案を説明する。
第1図は静電容量型のキーボード装置を示す正
面図、第2図は第1図の右側面図、第3図はキー
ボード装置用フレームの略体斜視図である。
面図、第2図は第1図の右側面図、第3図はキー
ボード装置用フレームの略体斜視図である。
図中フレーム1は配列される多数のキー部材2
におけるキーステム2aが挿嵌される多数の孔1
aが形成された略長方形状からなり、その長辺と
しての側壁3,4における上下部にはその長手方
向に亘つて入れ違い状に対向する係止部5a,6
aからなる受溝5,6が合成樹脂により一体成形
されている。尚、前記フレーム1の下面には電子
部品(図示せず)が装着された基板7が取付けら
れ、前記フレーム1と基板7との間にはその形状
の変化により前記キーステム2aを上方へ弾発付
勢するシリコンゴム、コイルスプリング等の弾発
部材8が取付けられている。
におけるキーステム2aが挿嵌される多数の孔1
aが形成された略長方形状からなり、その長辺と
しての側壁3,4における上下部にはその長手方
向に亘つて入れ違い状に対向する係止部5a,6
aからなる受溝5,6が合成樹脂により一体成形
されている。尚、前記フレーム1の下面には電子
部品(図示せず)が装着された基板7が取付けら
れ、前記フレーム1と基板7との間にはその形状
の変化により前記キーステム2aを上方へ弾発付
勢するシリコンゴム、コイルスプリング等の弾発
部材8が取付けられている。
補強板9,10は前記側壁3,4の長手方向に
略対応する長さで、前記フレーム1を構成する樹
脂より小さい熱膨張係数の金属材料からなり、前
記受溝5,6に対しフレーム1の長手方向へ移動
可能で、かつ長手方向と直交する方向への移動が
規制される様に挿嵌され、前記フレーム1を補強
する。
略対応する長さで、前記フレーム1を構成する樹
脂より小さい熱膨張係数の金属材料からなり、前
記受溝5,6に対しフレーム1の長手方向へ移動
可能で、かつ長手方向と直交する方向への移動が
規制される様に挿嵌され、前記フレーム1を補強
する。
次に本実施例の作用を説明する。
キーボード装置に対する雰囲気の温度変化に伴
なつてフレーム1、並びに補強板9,10は夫々
の熱膨張係数に従つて伸縮する。その伸縮に際
し、フレーム1はその長手方向に対し補強板9,
10と較べ熱膨張係数の差分、大きく伸縮する
が、前記受溝5,6により保持された補強板9,
10と独立して長手方向へ伸縮し得るため、上記
熱膨張係数の差に対応する長手方向への伸縮が許
容される。尚、フレーム1の伸縮時において補強
板9,10は受溝5,6により長手方向と直交す
る方向に対する挿嵌状態が保持されるため、フレ
ーム1の補強を可能とする。
なつてフレーム1、並びに補強板9,10は夫々
の熱膨張係数に従つて伸縮する。その伸縮に際
し、フレーム1はその長手方向に対し補強板9,
10と較べ熱膨張係数の差分、大きく伸縮する
が、前記受溝5,6により保持された補強板9,
10と独立して長手方向へ伸縮し得るため、上記
熱膨張係数の差に対応する長手方向への伸縮が許
容される。尚、フレーム1の伸縮時において補強
板9,10は受溝5,6により長手方向と直交す
る方向に対する挿嵌状態が保持されるため、フレ
ーム1の補強を可能とする。
従つて本実施例は受溝5,6に対し補強板9,
10がフレーム1の長手方向へ移動可能に保持さ
れる構成により、フレーム1の補強状態を保持し
ながらフレーム1と補強板9,10との熱膨張係
数の差に起因するフレーム1の反り、若しくは亀
裂の発生を防止し得る。
10がフレーム1の長手方向へ移動可能に保持さ
れる構成により、フレーム1の補強状態を保持し
ながらフレーム1と補強板9,10との熱膨張係
数の差に起因するフレーム1の反り、若しくは亀
裂の発生を防止し得る。
尚、本考案は第4図に示す様にフレーム1の両
側に位置する長手方向の平面に受溝5,6を形成
すると共に、該受溝5,6に対し金属材料からな
る補強板9,10を長手方向へ移動可能に挿嵌す
る構成であつても実施し得る。
側に位置する長手方向の平面に受溝5,6を形成
すると共に、該受溝5,6に対し金属材料からな
る補強板9,10を長手方向へ移動可能に挿嵌す
る構成であつても実施し得る。
考案の効果
以上説明した様に本考案は合成樹脂により略長
方形状に一体成形され、複数個のデータ入力用キ
ー部材が配置されるキーボード装置用フレームに
おいて、前記フレームの長辺の両側部にその長辺
に沿つて形成された受溝と、前記受溝に保持され
た金属製補強板とを備えてなる簡易な構成によ
り、フレームと補強板との熱膨張係数の差に起因
するフレームの反り、若しくは亀裂を防止し得る
キーボード装置用フレームである。
方形状に一体成形され、複数個のデータ入力用キ
ー部材が配置されるキーボード装置用フレームに
おいて、前記フレームの長辺の両側部にその長辺
に沿つて形成された受溝と、前記受溝に保持され
た金属製補強板とを備えてなる簡易な構成によ
り、フレームと補強板との熱膨張係数の差に起因
するフレームの反り、若しくは亀裂を防止し得る
キーボード装置用フレームである。
第1図は静電容量型のキーボード装置を示す正
面図、第2図は第1図の右側面図、第3図はキー
ボード装置用フレームの略体斜視図、第4図は本
考案の変更実施例を示す斜視図である。 図中1はフレーム、2はキー部材、3,4は長
辺としての側壁、5,6は受溝、9,10は補強
板である。
面図、第2図は第1図の右側面図、第3図はキー
ボード装置用フレームの略体斜視図、第4図は本
考案の変更実施例を示す斜視図である。 図中1はフレーム、2はキー部材、3,4は長
辺としての側壁、5,6は受溝、9,10は補強
板である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂により略長方形状に一体成形され、複
数個のデータ入力用キー部材が配置されたキーボ
ード装置用フレームにおいて、 前記フレームの長辺の両側部にその長辺に沿つ
て形成された受溝と、 前記受溝に保持された金属製補強板とを備えた
ことを特徴とするキーボード装置用フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17379782U JPS5980835U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | キ−ボ−ド装置用フレ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17379782U JPS5980835U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | キ−ボ−ド装置用フレ−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980835U JPS5980835U (ja) | 1984-05-31 |
JPH03658Y2 true JPH03658Y2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=30378516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17379782U Granted JPS5980835U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | キ−ボ−ド装置用フレ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5980835U (ja) |
-
1982
- 1982-11-16 JP JP17379782U patent/JPS5980835U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5980835U (ja) | 1984-05-31 |
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