JPH0365760A - 文字パターンの作成方法及び該方法を用いた情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［４ａ　　要］ 文書作成機能を有する情報処理装置での、文字パターン
の作成方法及び該方法を用いた情報処理装置に関し、 従来、文字パターンの原画なる字母を光学式文字読取り
装置で読み取り、デイスプレィ画面上に表示し手動操作
により修正を行い文字パターンを作成しており、字母の
品質が良くない場合には高品質の文字パターンを得るこ
とが困難であった問題の解決を目的とし、 文字パターン辞書中の各文字の字面率及び線幅に関する
情報を予め保持すると共に、読み取った文字パターンを
文字パターン辞書と照合し、一致するか又は類似する文
字を指定する手段と、該指定された文字の字面率及び線
幅の情報に基づき、読み取った文字パターンを補正する
手段とを設けて構成する。

［産業上の利用分野］ 本発明は、ワードプロセッサから大規模な印刷システム
までの、文書作成機能を有する各種の情報処理装置で用
いられる文字パターンの作成方法及び該方法を用いた情
報処理装置に関し、特に文字パターンの原画なる字母を
光学式文字読取り装置により読み取り、該読取りデータ
を修正して、文字パターンを作成し登録する文字パター
ンの作成方法及び該方法を用いた情報処理装置に関する
。

［従来の技術］ 近年、文書、印刷物等で使用される文字については、通
常の標準的な書体の文字に止まらず、より高品質な文字
、及び多種多様な文字が要求されることが多くなった。

そこで、文書作成機能を有する各システム（ワードプロ
セッサ等）においても、希望する文字パターンを作成す
る機能がより重要になってきた。

従来の文字パターンの作成方法については、第６図の文
字パターンの作成について説明する図に示すごとく、イ
メージスキャナ５１上に、予め用意した文字パターンの
原画なる字母５２をセットしく本例では、「文」、「字
」、「作」、「戊」の各文字）、該字母５２を光学式走
査により読み取り、デイスプレィ画面５３上に文字パタ
ーン５４を表示させ、該デイスプレィ画面５３上で、手
動操作により修正を行い文字パターンを得るものがあっ
た。

なお、上記イメージスキャナ５１の代りに、テレビカメ
ラを用いるものもある。

［発明が解決しようとする課題］ 以上説明した従来の文字パターンの作成方法においては
、人力した文字パターンに修正を行うことにより、一つ
の文字としてはある程度品質のよいものを得ることがで
きるが、原稿となる字母が素晴しくよいものでないかぎ
り、文字をいくつか並べてみると、第４図に示す例のご
とく、すなわち、文字パターン「口」２０ｂが、他の文
字パターン「木」、「森」２０ａに比べて不釣り合いに
大きく、また文字パターン「森」２０ａの線幅が太すぎ
るなど、文字によって、全体的に大きすぎたり、大すぎ
たりしてしまう。

従って、文字のデザイナ−などといった専門家以外では
品質の良い文字パターンを作成することはなかなか困難
であった。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、原稿
の字母の品質に影響されずに、文字相互間の形を意識し
たバランスのよい文字パターンの作成を可能とする文字
パターンの作成方法及び該方法を用いた情報処理装置を
提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、上述の目的は前記特許請求の範囲に記
載した手段により達成される。

すなわち、本発明は、請求項１記載の発明については、 文書作成機能を有する情報処理装置であって、標準の文
字パターン辞書を有すると共に、光学式文字読取り装置
により文字パターンの原画を読み取り、新たな文字パタ
ーンを作成し追加する機能を有する情報処理装置におい
て、上記標準の文字パターン辞書中の各文字に対応して
、該文字の字面率及び線幅に関する情報を予め保持する
と共に、上記光学式文字読取り装置により読み取った文
字パターンを、上記標準の文字パターンと照合し、一致
する文字がある場合には該文字を、一致する文字が無い
場合には類似する文字を指定する第一の手段と、上記光
学式文字読取り装置により読み取った文字パターンを、
上記指定した文字の字面率及び線幅に関する情報に基づ
き補正する第二の手段と、上記補正された文字パターン
を正規の文字パターンとして登録する第三の手段とを用
いた文字パターンの作成方法であり、 請求項２記載の発明については、標準パターン辞書中の
各文字に対応する、字面率及び線幅に関する情報を外部
より変更する手段を用いた請求項１記載の文字パターン
の作成方法であり、請求項３記載の発明については、請
求項１又は２記載の文字パターンの作成方法を用いた情
報処理装置である。

［作　用］ 以下、図を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の詳細な説明するための図を示しており
、本発明の作用をより具体的に説明するための例を示し
たものであり、請求項１．２及び３記載の発明に共通す
る原理を説明するものである。

すなわち、本発明の作用をより具体的に説明するための
例を示したものである。

イメージスキャナ読み込みデータ１は、イメージスキャ
ナ等で読み込んだイメージ情報としての文字パターンを
示す。

文字パターン（“ａ”）２は、イメージスキャナ読み込
みデータｌのイメージデータを文字パターン（アウトラ
インデータ）として−文字切り出したものである。

文字パターン補正部３は文字パターン（“ａ”）２を補
正するための回路である。

文字パターン補正部３中には、文字パターン辞書３−１
１字字面率−ブル３−２、線幅テーブル３−３が設けら
れ、文字パターン辞書３−１中には標準的な文字パター
ンが登録され、該各標準的な文字パターンの字面率、線
幅が字面率テーブル３−２、線幅テーブル３−３中に設
定されている。

以上のようなシステムの構成で、文字パターン（“ａ”
）２が、文字パターン辞書３−１内にある文字と一致す
る時、字面率テーブル３−２と線幅テーブル３−３を値
を参照し、必要な場合には、文字パターン（“ａ”）２
に補正をかけて、最終的な文字パターン（“ｂ”）４を
作成する。

文字パターン（“ａ”）２が文字パターン辞書３−１内
にナエいときは、文字パターン辞書３−１中の類似した
文字パターンを参照し、最終的な文字パターン〈“ｂ”
）４を作成する。

以上の方法で作成された文字パターン（“ｂ”）４は標
準的な文字パターン辞書３−１に登録することも可能で
ある。

また、請求項２記載の発明のごとく、文字パターン辞書
中の各文字に対する字面率テーブル３−２、線幅テーブ
ル３−３中のテーブル値を外部から変更可能なようにし
、線幅を変えるなどして異なった書体の文字パターンの
作成が可能となる。

請求項３記載の発明は、上述の文字パターンの作成方法
をワードプロセッサ等の文書作成機能を有する情報処理
装置に適用したものである。

［実施例］ 第２図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
あり、ワードプロセッサ等の文書作成装置中での、本発
明に直接関係する部分についてのみ示したものであり、
請求項１．２及び３記載の発明に共通する実施例である
。

同図において、５はキーボード、６は文字パターン辞書
検索回路、７はＣＲＴデイスプレィ等の表示回路、８は
文字データ補正回路、９は字面率、線幅算出回路、ｌＯ
は字面率、線幅テーブルからなるテーブル、１１はテー
ブル１０内のテ−プル値を変更するためのテーブル値変
更回路、１２は文字パターンが格納されるディスクファ
イル、１３はイメージスキャナ、１４はイメージデータ
入力回路を表わしている。

以下、本発明の実施例の動作を説明する。

（１）　　イメージスキャナ１３より、字母を読み取り
、文字データを人力した後に、文字パターンとして一文
字分の切り出しを行う。この際同時にアウトライン化を
行なう。

ｅ）次に作成する文字のバランスを整えるために、キー
ボード５より作成文字を「かな漢字変換」で指定する。

この場合、文字パターン辞書検索回路６が、文字パター
ン辞書を検索して一致する文字を指定する。

但し、作成文字が文字パターン辞書中にない時は、文字
として類似のものを、キーボード５により指定する。

（３）字面率、線幅算出回路９は、イメージスキャナで
読み取った字母の字面率、線幅の算出を行うと共に、指
定された文字のテーブル１０内のテーブル値と比較する
。

該テーブル１０は、’１３図の字面率、線幅テーブルの
構成例を示す図のごとく、字面率テーブル３−２は字面
率をパーセント（％）で表わし、線幅テーブル３−３は
、縦、横の線の線幅をドツト数で表示している。このテ
ーブル内の値はテーブル値変更回路１１により外部から
変更できるように構成されている。

（４）文字データ補正回路８では、字面率、線幅算出回
路９での結果を用いて、イメージスキャナ■３より読み
込んだ文字データに補正をかける。

すなわち、指定文字に対応した文字の形及び画数等を考
慮したテーブル値が参照され、文字データが補正される
ことになる。

（５）以上の（１）〜（４）の手順により、文字パター
ンのバランスが整った後、表示回路７上の文字パターン
を見て、必要な場合には手動操作により、細かな修正を
行う。

以上説明した（１）から（５）までの処理の流れが、第
５図の本発明の実施例の処理フローを示す図により、よ
り分り易く示される。

第４図は文字パターンの補正の具体例を示す図であり、
２０は補正前の文字パターンの全体、２０ａは補正前の
文字パターン中の文字パターン「森」、２０ｂは補正前
の文字パターン中の文字パターン「口」、２１は補正後
の文字パターンの全体、２１ａは補正後の文字パターン
「森」、２１ｂは補正後の文字パターン「口」を表わし
ている。

すなわち、補正前の文字パターン「森」２０ａのごとく
画数の多い文字については“つぶれ”が生じてしまった
り、補正前の文字パターン「口」２０ｂのごとく画数の
少ない文字についてはボディサイズＬに対して文字パタ
ーンの占める割合が大きく間が抜けてしまっているよう
な場合に、本発明を用いて補正を行なうと、補正後の文
字パターン「森Ｊ　２１ａ、補正後の文字パターン「口
」２１ｂに示すごとく、バランスの良い高品質の文字パ
ターンを得ることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、文字相互の形を意
識したバランスのよい高品質な文字パターンを作成する
ことが可能となり、従来のごとく、原稿の字母の品質に
大きく左右されるということがなくなる。

また、線幅テーブルの値を任意倍に変更することにより
、異なった書体（例えば、“大ゴシック体″　　“中太
ゴシック体”細ゴシック体”）の文字パターンの作成も
可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の動作原理を説明するための図、第２図
は本発明の一実施例を示す図、第３図は字面率、線幅テ
ーブルの構成例を示す図、第４図は文字パターンの補正
の具体例を示す図、第５図は本発明の実施例の処理フロ
ーを示す図、第６図は文字パターンの作成について説明
する図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、文書作成機能を有する情報処理装置であっって、標
   準の文字パターン辞書を有すると共に、光学式文字読み
   取り装置により文字パターンの原画を読み取り、新たな
   パターンを作成し追加する機能を有する情報処理装置に
   おいて、 上記標準の文字パターン辞書中の各文字に対応して、該
   文字の字面率及び線幅に関する情報を予め保持すると共
   に、 上記光学式文字読取り装置により読み取った文字パター
   ンを、上記標準の文字パターンと照合し、一致する文字
   がある場合には該文字を、一致する文字が無い場合には
   類似する文字を指定する第一の手段と、 上記光学式文字読取り装置により読み取った文字パター
   ンを、上記指定した文字の字面率及び線幅に関する情報
   に基づき補正する第二の手段と、 上記補正された文字パターンを正規の文字パターンとし
   て登録する第三の手段とを、 用いたことを特徴とする文字パターンの作成方法。 ２、標準パターン辞書中の各文字に対応する、字面率及
   び線幅に関する情報を外部より変更する手段を用いたこ
   とを特徴とする請求項１記載の文字パターンの作成方法
   。 ３、請求項１又は２記載の文字パターンの作成方法を用
   いたことを特徴とする情報処理装置。