JPH0365664B2 - - Google Patents

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JPH0365664B2
JPH0365664B2 JP59007958A JP795884A JPH0365664B2 JP H0365664 B2 JPH0365664 B2 JP H0365664B2 JP 59007958 A JP59007958 A JP 59007958A JP 795884 A JP795884 A JP 795884A JP H0365664 B2 JPH0365664 B2 JP H0365664B2
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    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/37DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、半導体記憶装置に関し、特に記憶部
としての溝型キヤパシタの構造を改良した半導体
記憶装置に係わる。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 ダイナミツクメモリをはじめとする半導体記憶
装置は、その記憶容量が微細加工技術の進歩に伴
つて約3年で4倍の速度で増大している。記憶容
量の大容量化に伴つてメモリアル面積は急速に縮
小されつづけているが、メモリセルの記憶キヤパ
スタ値はソフトエラーの防止上及びセンスアンプ
のセンスのためのS/N比の確保のために数十
fFの大きな値に維持する必要がある。 ところで、従来より単位面積当りのキヤパシタ
値を大きくするために、記憶キヤパシタを構成す
るMOS構造の絶縁膜を薄膜化したり、絶縁膜材
料を酸化シリコン膜から窒化シリコン膜に変えた
りしている。しかしながら、これらの記憶キヤパ
シタは半導体基板の表面を利用してMOS構造を
形成するので、セル面積の微細化に伴つて、大き
なキヤパシタ値を得ることは自ずと限界があつ
た。 このようなことから、最近、H.Sunamiらは、
“A Corrugated Capacitor Cell (CCC)for
Megabit Dynamic MOS Memories”、
Internatinal Electric Devices Meting
Technical Digest、講演番号26.9、pp、806〜808
Dec、1982で第1図に示す構造の溝型キヤパシタ
を有するMOSメモリを発表した。即ち、第1図
中の1は例えばp型シリコン基板であり、この基
板1の表面から内部に亙つて深い(例えば3〜
5μm程度)溝部2が設けられている。この溝部
2内から開口部周辺に亙つて第1層多結晶シリコ
ンからなるキヤパシタ電極3がキヤパシタ絶縁膜
4を介して設けられている。このキヤパシタ絶縁
膜4はSiO2/Si3N4/SiO2の3層膜からなる。こ
うした基板1、溝部2、キヤパシタ絶縁膜4及び
キヤパシタ電極3によつて溝型キヤパシタ5が構
成されている。また、前記溝型キヤパシタ5に隣
接するシリコン基板1の表面には互いに電気的に
分離されたn+型のソース、ドレイン領域6,7
が設けられている。これらソース、ドレイン領域
6,7間を少なくとも含む基板1部分上には、ゲ
ート酸化膜8を介して第2層多結晶シリコンから
なるゲート電極9が設けられている。こうしたソ
ース、ドレイン領域6,7、ゲート酸化膜8及び
ゲート電極9によつて転送トランジスタ10が構
成されている。更に、前記ソース領域6は前記溝
型キヤパシタ5の絶縁膜4に接しており、かつ前
記ドレイン領域7は図示しないビツト線と接続さ
れている。なお、図中の9′は隣接するメモリセ
ルのゲート電極である。 しかしながら、前述した第1図図示のMOSメ
モリは文献中にも一部記載してあるように一つの
溝型キヤパシタと他の溝型キヤパシタとの間で生
じるパンチスルー現象による情報の干渉により、
メモリセル間の溝型キヤパシタの距離を短くでき
ず、高密度のメモリセルを実現できないという欠
点があつた。即ち、一般にメモリセルを構成する
転送トランジスタとドレインの接合容量は、ビツ
ト線容量を減らすために減少させることが要求さ
れている。このため、p型シリコン基板の濃度を
下げる必要があるが、これによつてMOS構造の
キヤパシタ付近の基板に空乏層が広がり、パンチ
スルー現象が生じ易くなる。こうしたパンチスル
ー現象は、一般にシリコン基板表面近傍からの不
純物イオン注入で防止できる。しかしながら、第
1図図示のようなシリコン基板1に深い溝部2を
形成して作られる溝型キヤパシタ5では、シリコ
ン基板1の深い部分にまで不純物のイオン注入を
行なうことが困難であるため、隣接する溝型キヤ
パシタの底部付近同志でパンチスルー現象が生
じ、それを防止できないという重大な欠点があつ
た。従つて、従来の構造ではメモリセル間の溝型
キヤパシタ間に長い距離をあける必要が生じ高密
度のメモリセルを実現するのは極めて困難であつ
た。 また、第1図の構造では、シリコン基板1の深
い所で溝型キヤパシタ5により空乏層が伸び、α
線の入射により生じた電荷をフアネリング現象で
集め易い為、ソフトエラーに対して弱いという欠
点があつた。〔発明の目的〕 本発明は、単位面積当りのキヤパシタ値が大き
い溝型キヤパシタを備え、かつ該溝型キヤパシタ
間の距離を著しく短縮でき、更に耐ソフトエラー
性に優れた半導体記憶装置を提供しようとするも
のである。 〔発明の概要〕 本発明は、第1導電型の半導体層と、この半導
体層の表面層に選択的に埋設された第2導電型の
ウエル領域と、このウエル領域表面から前記半導
体層中に達して設けられた溝部と、この溝部内面
のウエル領域及び半導体層に設けられた第2導電
型の不純物拡散領域と、前記溝部内面の不純物拡
散領域に設けられた該拡散領域より接合深さが浅
い第1導電型の不純物拡散領域と、前記溝部内か
ら少なくとも開口部周辺に亙つてキヤパシタ用絶
縁膜を介して設けられた電極とからなり、前記電
極を第1のキヤパシタ電極とし、前記第1導電型
の不純物拡散領域を第2のキヤパシタ電極とした
構造の溝型キヤパシタを具備したことを特徴とす
るものである。こうして構造において、第1導電
型の不純物拡散領域により、隣接する溝型キヤパ
シタ間のパンチスルー現象を防止して高密度のメ
モリセルを可能とし、かつ第2導電型の不純物拡
散領域と第1導電型の不純物拡散領域との間の接
合容量により単位面積当りのキヤパシタ値の増大
し、更にウエル領域と第2導電型の不純物拡散領
域により耐ソフトエラー性を向上した構造の半導
体記憶装置を得ることができる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を第2図乃至第4図を参
照して詳細に説明する。 第2図はダイナミツクMOSメモリの一部を示
す断面図、第3図は第2図の要部を示す平面図、
第4図は第3図の−に沿う断面図である。図
中の21は第1導電型の半導体層としての例えば
8×1014/cm3のリンなどのドナー不純物を含むn
型シリコン基板である。このシリコン基板21の
表面層には、例えば1×1016/cm3のアクセプタ不
純物(ボロン等)を含み、深さ2μmのp型ウエ
ル領域22が選択的に埋設されている。このウエ
ル領域22には例えば厚さ約0.6μmのフイールド
酸化膜23が設けられており、かつウエル領域2
2には第3図に示す如く該フイールド酸化膜23
で分離された複数の島状の活性領域(メモリセル
領域)24a〜24cが形成されている。これら
活性領域24a,24bの一部及び活性領域24
cの両端部には夫々溝型キヤパシタ25a25
dが設けられており、かつ溝型キヤパシタ25
a,25bは互いに隣接して配置されている。溝
型キヤパシタ25aは第4図に示す如くウエル領
域22の表面からシリコン基板21中に達して設
けられた例えば深さ3〜5μmの溝部26aを備
えている。この溝部26aの内面のウエル領域2
2及びシリコン基板21には第2導電型の不純物
拡散領域としてのp型拡散領域27aが形成され
ている。このp型拡散領域27aは例えば深さが
0.5μmで、前記ウエル領域22の濃度より高い、
例えば2×1017/cm3の濃度を有する。また、前記
溝部26a内面のp型拡散領域27aには、該p
型拡散領域27aより浅い第1導電型の不純物拡
散領域としてのn型拡散領域28aが形成されて
いる。このn型拡散領域28aは深さが0.2μm
で、濃度が例えば1×1018/cm3のものである。こ
のn型拡散領域28aの前記溝型キヤパシタ25
bと反対側の側部表面には延出部29aが形成さ
れている。前記溝部26a内から少なくとも該溝
部26aの開口部周辺に亙つて第1層に多結晶シ
リコンからなる電極30がキヤパシタ用絶縁膜と
しての例えば厚さ200Åの酸化シリコン膜31a
を介して設けられている。こうした溝型キヤパシ
25aにおいて、前記電極30は第1のキヤパ
シタ電極として、前記n型拡散領域28aは第2
のキヤパシタ電極として機能する。なお、電極3
0は各溝型キヤパシタ25a25dの共通電極
となつている。一方、前記溝型キヤパシタ25b
は溝部26b、p型拡散領域27b、n型拡散領
域28b、電極30及び酸化シリコン膜31bと
から構成されている。また、前記溝型キヤパシタ
25c,25dは詳細に示していないが、前記溝
型キヤパシタ25a25bと同様な構造になつ
ている。なお、p型ウエル領域22の端部にも同
様な構造の溝型キヤパシタ25eが設けられてい
る。 ここで溝型キヤパシタの製造方法について第5
図a〜cを参照して簡単に説明する。まず、n型
シリコン基板21の表面層に選択的にp型ウエル
領域22を形成した後、該ウエル領域22の表面
にフイールド酸化膜23を形成すると共に、島状
の活性領域24a,24b(24cは図示せず)
を形成した後、活性領域24a,24bの表面に
厚さ約1000Åの酸化膜31を形成する。つづい
て、フオトレジストを塗布し、写真蝕刻法により
酸化膜32の溝部形成予定部上にレジストパター
ン(図示せず)を形成した後、該レジストパター
ンとマスクとして反応性イオンエツチングにより
ウエル領域22表面からシリコン基板21中に達
して選択的にエツチングして例えば深さ3〜5μ
mの溝部26a,26bを形成する(第5図a図
示)。この後レジストパターンを剥離した。 次いで、写真蝕刻法により転送トランジスタの
ソース領域の一部に対応する前記酸化膜32を選
択的に除去した後、全面にp型不純物、例えばボ
ロンをドープした酸化シリコン膜(又は多結晶シ
リコン膜)33をCVD法により堆積し、更に該
ボロンドープ酸化シリコン膜33を拡散源にして
ボロンを溝部26a,26b内面のp型ウエル領
域22及びn型シリコン基板21に熱拡散してp
型拡散領域27a,27bを形成する(第5図b
図示)。つづいて、ボロンドープ酸化シリコン膜
33を除去し、全面にリンドープ酸化シリコン膜
(又は砒素ドープ酸化シリコン膜、リンや砒素を
ドープした多結晶シリコン膜)34をCVD法に
より堆積した後、該リンドープ酸化シリコン膜3
4を拡散源にしてリンをp型拡散領域に27a,
27bに熱拡散して同拡散領域27a,27bに
夫々n型拡散領域28a,28b及び延出部29
a,29bを形成する(第5図c図示)。この後、
図示しないが、リンドープ酸化シリコン膜を除去
し、酸化膜を除去し、更に、再度熱酸化処理を施
して溝部内面を含む露出したウエル領域及び基板
表面に酸化シリコン膜を形成し、ひきつづき全面
に第1層多結晶シリコン膜を堆積し、これをパタ
ーニングして溝部内から少なくともその開口部周
辺に亙つて電極を形成し、この電極をマスクとし
て前記酸化シリコン膜を選択的にエツチングしキ
ヤパシタ用の酸化シリコン膜を形成する。 また、前記各溝型キヤパシタ25a25d
隣接した各活性領域24a〜24cには転送トラ
ンジスタ35a35dが形成されている。転送
トランジスタ35aは、前記溝型キヤパシタ25
aに隣接する活性領域24aの表面に互いに電気
的に分離して設けられた例えば1020/cm3のアクセ
プタ不純物を含むn+型のソース、ドレイン領域
36a,37aと、これらソース、ドレイン領域
36a,37a間を少なくとも含む活性領域24
a部分上にゲート酸化膜38aを介して設けられ
た第2層多結晶シリコンからなるゲート電極39
aとにより構成されている。前記n+型ソース領
域36aは前記溝型キヤパシタ25aを構成する
n型拡散領域28aの延出部29aと接続されて
いる。一方、前記転送トランジスタ35bは、
n+型のソース、ドレイン領域36b,37b、
ゲート酸化膜38b及びゲート電極39bとから
構成されており、かつソース領域36bは前記溝
型キヤパシタ25bを構成するn型拡散領域28
bの延出部29bに接続されている。また、前記
転送トランジスタ35c35dは、前記各転送
トランジスタ35a35dと同様、ソース、ド
レイン領域、ゲート酸化膜(いずれも図示せず)
及びゲート電極39c,39dから構成されてい
る。なお、前記ウエル領域22の端部には転送ト
ランジスタ35eが形成されており、該転送トラ
ンジスタ35eは、n+型のソース領域36eと、
n型のドレイン領域(前記転送トランジスタ35
bのドレイン領域37bと共通)と、これらソー
ス、ドレイン領域36e,37b間を少なくとも
含むウエル領域22部分上にゲート酸化膜38e
を介して設けられたゲート電極39eとから構成
されている。前記転送トランジスタ35a35
bのゲート電極39a,39bは前記溝型キヤパ
シタ25c25dの電極30上に酸化膜(図示
せず)を介して横切り、かつ前記転送トランジス
35c35dのゲート電極39c,39dは
前記溝型キヤパシタ25a25bの電極30上
を酸化膜40a,40bを介して横切つている。 更に、前記各溝型キヤパシタ25a25e
び前記各転送トランジスタ35a35eを含む
ウエル領域22及びシリコン基板21上には層間
絶縁膜41が被覆されており、かつ該層間絶縁膜
41上にはAlからなるビツト千42,42′が前
記各ゲート電極39a〜39eと直交する方向に
設けられている。一方のビツト線42は、前記転
送トランジスタ35aのドレイン領域37a、転
送トランジスタ35b35eの共通のドレイン
領域37bにコンタクトホール43a,43bを
介して夫々接続されている。他方のビツト線4
2′は、前記転送トランジスタ35c35d
共通のドレイン領域(図示せず)にコンタクトホ
ール43cを介して接続されている。これらビツ
ト線42,42′を含む層間絶縁膜41上には保
護絶縁膜44が被覆されている。 しかして、本発明の半導体記憶装置によれば、
溝型キヤパシタ(例えば25a25b)の夫々
の記憶ノードを構成するn型拡散領域28a,2
8bの外部には約2×1017/cm3の不純物濃度をも
つp型拡散領域27a,27bが形成されている
ため、溝型キヤパシタ25a25b上部周囲の
p型ウエル領域22への空乏層の伸びを前記p型
拡散領域27a,27bの存在により著しく抑制
できる。事実、記憶ノードの電位がp型ウエル領
域22に対して5Vの電位差の時、p型拡散領域
27a,27bとn型拡散領域28a,28bの
間に伸びる空乏層幅は約0.2μmであつた。その結
果、溝型キヤパシタ25a25b間の距離Aを
p型拡散領域27a,27bが重なる0.6μmまで
近付けても両者間のパンチスルー現象を防止でき
る。なお、第1図図示の溝型キヤパシタ5の構造
では、溝型キヤパシタ間の距離を約2μmで既に
パンチスルー現象が生じた。これは距離にして3
倍以上の改善である。しかも、本発明ではビツト
線の接合容量は全く増加しない。従つて、溝型キ
ヤパシタ間のパンチスルー現象を防止することに
より、高密度のメモリセルを実現できる。 また、溝型キヤパシタ25a25eを構成す
る溝部26a〜26eは、ウエル領域22表面か
ら該ウエル領域22の深さよりも制限なしに深く
できる。しかも、例えば溝型キヤパシタ25a
おいて、p型拡散領域27aとn型拡散領域28
aとの間のpn接合容量が酸化シリコン膜31a
を介在したn型拡散領域28aと電極30との間
の静電容量に重畳されるため、単位面積当りのキ
ヤパシタ値が高い溝型キヤパシタ25aを実現で
き、ひいてはメモリセルを高密度化できる。事
実、前記pn接合容量はキヤパシタ絶縁膜として
の200Aの酸化シリコン膜31aを用いた静電容
量値の約3割に達することがわかつた。 更に、n型シリコン基板21の表面にp型ウエ
ル領域22を設け、かつ溝型キヤパシタ25a
最外量にp型拡散領域27aを設けた構造になつ
ているため、それらp型ウエル領域22、p型拡
散領域27aがα粒子の軌跡に沿つて生成したキ
ヤリアに対して記憶ノード周囲にポテンシヤルバ
リアを形成するので、耐ソフトエラー性に優れた
半導体記憶装置を実現できる。 なお、上記実施例ではキヤパシタ用絶縁膜とし
て、酸化シリコン膜を用いたが、これに限定され
ない。例えば、酸化シリコン膜で窒化シリコン膜
をサンドイツチ状に挟んだ複合膜、窒化シリコン
膜、あるいは酸化シリコンと酸化タンタルの二層
膜等を用いてもよい。 上記実施例では、半導体層としてn型シリコン
基板を用いたが、p型シリコン基板を用いてもよ
い。この場合、第2導電型の不純物拡散領域はn
型に、第1導電型の不純物拡散領域はp型に、転
送トランジスタはpチヤンネルMOSトランジス
タよりなる。 上記実施例では、ダイナミツクMOSメモリを
例にして説明したが、スタテイツクMOSメモリ
にも同様に適用できる。この場合、例えばフリツ
プフロツプ型のセルの双安定ノードに前述した溝
型キヤパシタを設ければよい。 〔発明の効果〕 以上詳述した如く、本発明によれば単位面積当
りのキヤパシタ値が大きい溝型キヤパシタを備
え、かつ該溝型キヤパシタ間の距離を、パンチス
ルー現象を生じることなく著しく短縮してメモリ
セルの高密度化を可能とし、更に耐ソフトエラー
性を向上でき、ひいては高密度、高信頼性の半導
体記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のダイナミツクMOSメモリを
示す断面図、第2図は、本発明の一実施例を示す
ダイナミツクMOSメモリの断面図、第3図は、
第2図の要部平面図、第4図は、第3図の−
線に沿う断面図、第5図a〜cは本実施例の溝型
キヤパシタを形成するための工程を示す断面図で
ある。 21……n型シリコン基板、22……p型ウエ
ル領域、23……フイールド酸化膜、24a〜2
4c……活性領域(メモリセル)、25a25
e……溝型キヤパシタ、26a〜26e……溝
部、27a〜27e……p型拡散領域(第2導電
型の不純物拡散領域)、28a〜28e……n型
拡散領域(第1導電型の不純物拡散領域)、29
a〜29e……延出部、30……第1層多結晶シ
リコンからなる電極、31a〜31e……酸化シ
リコン膜(キヤパシタ用絶縁膜)、33……ボロ
ンドープ酸化シリコン膜、34……リンドープ酸
化シリコン膜、35a35e……転送トランジ
スタ、36a〜36c……n+型ソース領域、3
7a,37b……n+型ドレイン領域、39a〜
39e……第2層多結晶シリコンからなるゲート
電極、42,42′……ビツト線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の半導体層と、この半導体層の表
    面層に選択的に埋設された第2導電型のウエル領
    域と、このウエル領域表面から前記半導体層中に
    達して設けられた溝部と、この溝部内面のウエル
    領域及び半導体層に設けられた第2導電型の不純
    物拡散領域と、前記溝部内面の不純物拡散領域に
    設けられた該拡散領域より接合深さが浅い第1導
    電型の不純物拡散領域と、前記溝部内から少なく
    とも開口部周辺に亙つてキヤパシタ用絶縁膜を介
    して設けられた電極とからなり、前記電極を第1
    のキヤパシタ電極とし、前記第1導電型の不純物
    拡散領域を第2のキヤパシタ電極とした構造の溝
    型キヤパシタを具備したことを特徴とする半導体
    記憶装置。 2 半導体層、ウエル領域、第2導電型の不純物
    拡散領域及び第1導電型の不純物拡散領域の濃度
    を、夫々n1、n2、n3、n4とした場合それらの濃度
    関係をn1<n2≦n3<n4とすることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。 3 溝型キヤパシタの第2導電型、第1導電型の
    不純物拡散領域が二重拡散法により形成されたも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の半導体記憶装置。 4 第2導電型のウエル領域の表面に互いに電気
    的に分離して設けられた第1導電型のソース、ド
    レイン領域と、これらソース、ドレイン領域間を
    少なくとも含むウエル領域部分上にゲート絶縁膜
    を介して設けられたゲート電極とからなる転送ト
    ランジスタを備え、かつ前記ソース、ドレイン領
    域の一方が溝型キヤパシタの第1導電型の不純物
    拡散領域に接続し、他方がビツト線と接続してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半導体記憶装置。
JP59007958A 1983-12-15 1984-01-20 半導体記憶装置 Granted JPS60152059A (ja)

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