JPH0365098B2 - - Google Patents

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JPH0365098B2
JPH0365098B2 JP20374685A JP20374685A JPH0365098B2 JP H0365098 B2 JPH0365098 B2 JP H0365098B2 JP 20374685 A JP20374685 A JP 20374685A JP 20374685 A JP20374685 A JP 20374685A JP H0365098 B2 JPH0365098 B2 JP H0365098B2
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circuit
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、通信端末その他の停電補償用電源な
どに用いられる2次電池電源の監視回路に関する
ものである。
従来の技術 近年、各種の2次電池が停電補償用電源などに
用いられており、電池回路機器の信頼性の向上に
伴ない、2次電池電源に含まれる電池の劣化、あ
るいは、充電器など電池周辺回路の故障に関する
情報が要求されるようになつてきた。2次電池の
劣化モードを大別すると、通電不能劣化、短絡劣
化、容量減劣化に分類されるが、このうち通電不
能劣化は、充電および放電が不能になつた状態を
指すが、これは2次電池電源の周辺回路、例えば
充電回路や放電回路の故障によつても充・放電不
能となる場合がある。
発明が解決しようとする問題点 2次電池電源の保守管理の観点から、電池電源
の異常が電池の劣化に起因するものか、周辺回路
の故障に起因するものかを識別することが必要で
あるが、従来、このような識別に適する監視回路
は提供されていなかつた。
本発明は、このような観点から、2次電池の劣
化と周辺回路の故障とをそれぞれ別の故障信号と
して出力することができる2次電池電源の監視回
路を提供するものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の2次電池
電源の監視回路は、充電制御信号によつて充電を
断続できる充電回路と、充電々流の有無を検出す
る充電々流検出回路と、放電制御信号によつて放
電を断続できる放電回路と、放電々流の有無を検
出する放電々流検出回路と、前記2つの制御信号
を発生し、かつ前記2つの検出回路の出力を判別
するマイクロコンピユータと、前記マイクロコン
ピユータの動作のチエツク手段とから構成されて
いる。
作 用 この構成において、電池および周辺回路がとも
に正常である場合は、充・放電制御信号のそれぞ
れに対応して充・放電々流検出回路の出力が検出
され、マイクロコンピユータはどのような故障信
号も出力しない。
一方、電池が通電不能劣化を起こした状態で
は、充・放電々流検出回路はともに出力を発生せ
ず、この場合はマイクロコンピユータは電池故障
信号を出力する。マイクロコンピユータが上記以
外の異常信号を検知した場合あるいは、別に設け
たマイクロコンピユータ自身の故障を検知する動
作チエツク手段により異常を検知した場合は回路
故障信号を発生する。これにより電池の劣化と周
辺の電子回路の故障とを別の故障信号として出力
することになる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。第1図は本発明の一実施例にお
ける2次電池電源の監視回路の構成を示すもので
ある。第1図において、1は直流電源、2は充電
回路であり、マイクロコンピユータ6から供給さ
れる充電制御信号により、2次電池10の充電を
断続的に行なう。3は充電々流検出回路であり、
充電々流の有無を検出する。4は放電回路であ
り、マイクロコンピユータ6から供給される放電
制御信号により、2次電池10の放電を断続的に
行なう。5は放電々流検出回路であり、放電々流
の有無を検出する。6はマイクロコンピユータで
あり、前記の充電および放電の制御信号を発生す
るとともに、充電および放電々流検出回路の出力
を取り込んで、それぞれの制御信号との対応を判
断する。7はマイクロコンピユータの動作チエツ
ク手段であり、マイクロコンピユータの動作を監
視する。8はOR回路であり、マイクロコンピユ
ータ6による故障信号と、動作チエツク手段7の
故障信号との論理和出力を発生する。
以上のように構成された2次電池電源の監視回
路について、以下その動作について説明する。
まず、2次電池および周辺回路がともに正常な
場合は、充電制御信号と充電々流検出回路3の出
力は一致する。また放電制御信号と放電々流検出
回路5の出力も一致する。マイクロコンピユータ
6が上記の信号を確認する時、マイクロコンピユ
ータ6は、いずれの故障信号も出力しない。
一方、2次電池が通電不能劣化に至つた状態に
おいては、充電および放電制御信号に対して、充
電および放電の電流が流れず、マイクロコンピユ
ータ6は、充電および放電々流検出回路のいずれ
からも出力信号を入力されない。マイクロコンピ
ユータ6がこのような信号状態を確認すると、電
池故障信号を出力する。
次に、2次電池が正常であり、充電回路2、放
電回路4、充電々流検出回路3および放電々流検
出回路5のうちのいずれかが故障した状態につい
て説明する。この場合、マイクロコンピユータ6
は、充電制御信号と充電々流検出回路3の出力と
の関係、あるいは放電制御信号と放電々流検出回
路5の出力との関係のいずれかにおいて不一致を
確認することにより、この時マイクロコンピユー
タ6は、故障信号をOR回路8を通して出力す
る。
また、マイクロコンピユータ6自体が故障した
場合に対しては、チエツク手段7がこれを監視し
ており、チエツク手段7から故障信号が、OR回
路8を通して出力される。
充電回路2と充電々流検出回路3のうちいずれ
か一方と、放電回路4と放電々流検出回路のうち
いずれか一方とが同時に故障した場合は、電池の
通電不能劣化と同じ出力モードになる場合が有り
得るけれども、一般に2箇所の回路が同時に故障
する確率は極めて小さく、実質的に、電池の故障
と回路の故障はそれぞれ分離して検出されること
になる。
また、同様にマイクロコンピユータ6とチエツ
ク手段7が同時に故障する場合についても、回路
故障信号が出力されないケースが想定できるけれ
ども、前述のように同時に2箇所が故障する確率
は低く、無視できるものである。
第2図はマイクロコンピユータ6の動作チエツ
ク手段7の一実施例の構成を示すものである。
この場合マイクロコンピユータ6は少なくとも
P0、P1…P6の7箇の入出力ポートを備えている。
このうちP0〜P3の4つのポートは、第1図にお
ける充電制御信号および放電制御信号の出力ポー
ト、充電々流検出回路および放電々流検出回路の
出力を入力する入力ポートである。P4は電池故
障信号の出力ポート、P5は故障信号の出力ポー
トである。P6はマイクロコンピユータ6の動作
をチエツクするために特別に設けられたもので、
13に示すように一定周期でパルスを出力する。
9は積分回路であり、P6ポートの出力パルスを
積分し極性を反転する。11および12はともに
ローパスフイルタであり、それぞれP4ポート出
力およびOR回路出力の高周波成分を阻止する。
13はP6ポートの出力波形であり、マイクロコ
ンピユータ6が動作している間は、常に一定周期
のパルスを出力する。
以上のように構成されたチエツク手段7につい
て、以下その動作を説明する。チエツク手段7は
主として、マイクロコンピユータの動作を確認す
る機能および入出力ポートの故障を検出する機能
を担つている。まず、動作を確認する機能の動作
について説明する。マイクロコンピユータ6が、
正常に動作している間は、P6ポートにパルス電
圧が発生し、これが積分回路9のコンデンサを充
電する。積分回路9の積分の時定数をパルス波形
13の周期に比べて充分大きくすると、積分回路
9の出力は、常に“LOW”であり、すなわち、
OR回路8へ故障信号を入力しない。マイクロコ
ンピユータ6の動作が停止すると、積分回路9の
出力は“High”となり、この信号はOR回路8を
通して回路故障信号として出力される。
次に、マイクロコンピユータ6の入出力ポート
の故障の検出機能の動作について説明する。
P0〜P3の故障については、充・放電制御信号
が正常に出力されない状態、あるいは、充・放
電々流検出回路の出力が正常にマイクロコンピユ
ータに入力されない状態になり、前述したように
P5より故障信号が出力され、OR回路8を通して
回路故障信号となる。P4およびP5ポートの故障
については、マイクロコンピユータ自体のポート
チエツクのプログラムで自己診断を行なつて検出
する。すなわち、P4およびP5のポートの構造が
入出力兼用ポートである場合は、出力ポートとし
て使用して出力し、次に入力ポートとして使用し
て確認すればポートの故障が検出できる。
またP4およびP5の構造が出力専用ポートであ
る場合は、第2図において破線で示したように、
他の入力ポートP7およびP8を用いてP4およびP5
の出力をチエツクすればよい。
なお、第1図において、充電々流検出回路およ
び放電々流検出回路は、ともに抵抗を流れる電流
による電圧降下を検出したが、この方法に限定さ
れることはなく、例えば、充・放電々流によつて
生ずる2次電池の端子電圧変化によつても検出で
きる。また、電池故障信号および回路故障信号の
出力回路に挿入されたローパスフイルターは、マ
イクロコンピユータの自己診断を高速で行ない、
テストのために出力される信号のパルス巾を極め
て小さくすることにより、省略できる場合が多
い。
発明の効果 以上のように本発明は、充電回路、放電回路、
充電々流検出回路、放電々流検出回路をマイクロ
コンピユータで制御ならびに監視し、かつ別に設
けたチエツク手段でマイクロコンピユータの動作
を監視することにより電池の劣化による故障と、
電子回路の故障とをそれぞれ別の故障信号として
出力することができ、2次電池電源の保守管理の
点からその実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す図、第
2図は、マイクロコンピユータの動作チエツク手
段の構成を示す図である。 1……直流電源、2……充電回路、3……充電
電流検出回路、4……放電回路、5……放電々流
検出回路、6……マイクロコンピユータ、7……
チエツク手段、8……OR回路、9……積分回
路、10……2次電池、11……ローパスフイル
タ、12……ローパスフイルタ、13……P6
ート出力波形。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 充電制御信号によつて充電を断続できる充電
    回路と、充電電流の有無を検出する充電々流検出
    回路と、放電制御信号によつて放電を断続できる
    放電回路と、放電々流の有無を検出する放電々流
    検出回路と、前記2つの制御信号を発生し、かつ
    前記2つの検出回路の出力を判別するマイクロコ
    ンピユータと、前記マイクロコンピユータの動作
    チエツク手段とを具備し、電池の劣化と電子回路
    の故障とをそれぞれ別の故障信号として出力する
    ことを特徴とする2次電池電源の監視回路。
JP20374685A 1985-09-13 1985-09-13 2次電池電源の監視回路 Granted JPS6264227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20374685A JPS6264227A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 2次電池電源の監視回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20374685A JPS6264227A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 2次電池電源の監視回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6264227A JPS6264227A (ja) 1987-03-23
JPH0365098B2 true JPH0365098B2 (ja) 1991-10-09

Family

ID=16479159

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20374685A Granted JPS6264227A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 2次電池電源の監視回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019152551A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 株式会社デンソー 電池劣化判定装置

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JPS6264227A (ja) 1987-03-23

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